JP3369702B2 - エレベータの乗場戸 - Google Patents

エレベータの乗場戸

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JP3369702B2
JP3369702B2 JP03356594A JP3356594A JP3369702B2 JP 3369702 B2 JP3369702 B2 JP 3369702B2 JP 03356594 A JP03356594 A JP 03356594A JP 3356594 A JP3356594 A JP 3356594A JP 3369702 B2 JP3369702 B2 JP 3369702B2
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武志 長谷川
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、特に、展望用エレベー
タなどに使われるエレベータの乗場戸に関する。 【0002】 【従来の技術】図4は、従来の一般のエレベータに組み
込まれたエレベータの乗場戸の一例を示す図で、開動作
または閉動作中をかご側から見た図を示す。 【0003】図4において、ドアパネル23A,23Bは、
このドアパネル23A,23Bの上端に下端が固定されたハ
ンガ4に取り付けられた一対の案内車5を介して、ハン
ガケース1に横設されたレール2に懸架されている。 【0004】これらのドアパネル23A,23Bは、これら
のドアパネル23A,23Bの図4において手前側に位置す
る図示しないかごドアに設けられた通称カミソリと称す
る帯状の板が、ドアパネル23Bの上部のハンガ4に設け
られた図示しないドア鎖錠部に係合して開閉動作するこ
とで、このかごドアに連動して開閉される。 【0005】このとき、かごドアのカミソリに係合して
直接駆動されるのは、ドアパネル23Bで、ドアパネル23
Aは、ドアパネル23Bの開閉動作に伴って移動するベル
ト1aによって従属的に駆動される。 【0006】一方、これらのドアパネル23A、23Bの下
端には、これらのドアパネルを敷居6の溝6aに沿って
案内する一対の案内片17が図4の破線で示すように垂設
されている。図4の下端に示すように、ドアパネル23
A,23bの下端面と敷居6の上面との間には、一般のエ
レベータでは所定の隙間が形成されている。 【0007】ところが、展望用のエレベータでは、エレ
ベータの昇降路の内部に外部から光が入るので、前述し
たドアパネル23A,23Bの下端と敷居6との間に形成さ
れた隙間から、光が乗場側に漏れて、乗場側から見た意
匠性が低下する。 【0008】そのため、展望用のエレベータにおいて
は、図5のパネル23Cの下端と、この図5のA−A断面
拡大詳細図を示す図6に示すように、案内片17の間と、
この案内片7の外側に亘って、遮光板8を以下述べるよ
うに設けている。 【0009】すなわち、図5及び図6において、ドアパ
ネル23の下端の内面には、やや厚板の軟鋼板から断面
L字形に形成された下部補強9が、ドアパネル23の内
面に溶植された図示しない複数の溶植スタッドとナット
を介して横に固定されている。この下部補強9の下部内
面側には、図5において小ねじ11に対応する位置にウエ
ルドナット10があらかじめそれぞれ設けられ、このウエ
ルドナット10の図6において左側には、遮光板8の左側
に重ねられた一対の案内片17の上端とともに、遮光板8
が小ねじ11で固定されている。遮光板8の両側8aの端
部は、ドアパネル23Cの幅の誤差に対応するために、ド
アパネル23Cの折り返し部23aと僅かに重なる。また
案内片17と共締め部分には、この案内片17の下端を避け
るために、コ字状の切欠き部8bが形成されている。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成されたエレベータの乗場戸においては、左右の折返
し部23aの外側端部と遮光板8との間に形成された僅か
な隙間と、案内片17の両側に形成された僅かな隙間から
乗場側に漏れる光のために、乗場側から見た意匠が低
下するおそれがある。 【0011】そのため、左右の折返し部23aの外側内面
と遮光板8との間に形成される隙間を更に減らすことも
考えられるが、ドアパネル23Cは、折返し部23aを形成
するために、幅の製作誤差によって、幅が許容値の最小
に製作されたときには、遮光板8が入らなくなるおそれ
もある。 【0012】また、案内片17の両側と遮光板8の切欠き
部8との間の隙間を減らすと、遮光板8の取付精度を
上げなければならないので、組立に時間がかかるだけで
なく、もし、僅かでも左右いずれかに偏ると、乗場戸が
閉じたときに互いに干渉して衝突音が発生し、利用客に
不快感や不安感をいだかせるおそれもある。 【0013】そこで、本発明の目的は、昇降路から乗場
側への光の漏れを防ぐことのできるエレベータの乗場戸
を得ることである。 【0014】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、戸当り面にクッションが設けられ、下端に垂設され
た案内片で敷居に案内されて開閉されるエレベータの乗
場戸において、案内片の長さをドアの幅とほぼ同一と
し、前記案内片の中央部にくびれ部を形成し、前記案内
片の戸当り側にクッションを設けたことを特徴とする。 【0015】 【0016】 【0017】 【作用】請求項1に記載の発明においては、乗場戸の下
端に垂設され乗場戸とほぼ同一長さで中央部にくびれ部
が形成された案内片と、この案内片の戸当り側に設けら
れたクッションによって、昇降路と乗場間の光の漏れは
阻止される。 【0018】 【0019】 【0020】 【実施例】以下、本発明のエレベータの乗場戸の一実施
例を図面を参照して説明する。図1は、本発明のエレベ
ータの乗場戸を示す図で、かご側から閉状態のときを見
た図を示す。また、図2は、図1の底面拡大詳細図を示
す。 【0021】図1及び図2ににおいて、ドアパネル3
,3の下端には、従来の技術で示した図5及び図6
と同様に、L字形に屈曲形成された下部補強9が取り付
けられている。この下部補強9には、詳細を図3の斜視
図で示す案内片7が、この案内片7の上部に設けられた
取付板7aを介して、ウェルドナット10と小ねじ11で取
り付けられている。 【0022】この案内片7は、図3で示すように、ゴム
材で成形され側面外周にテフロン塗膜が施された案内部
7bと、この案内部7bの上面中央に形成された図2の
破線で示す溝に下部が挿入され、接着剤で案内部7
接合された軟鋼板製の取付板7aと、案内部7bの片側
(注;図3においては右端、すなわち戸当り側)に接着
された発泡ゴム材のクッション13で構成されている。 【0023】このクッション13は、ドアパネル3A側で
は、外側中央部に上下方向に形成された断面半円状の凸
部を備え、ドアパネル3B側では、断面半円状の凹部を
備えている。一方、案内部7bには、中央部の両面に船
底状の凹部71が形成されている。 【0024】左右のドアパネル3A,3Bの戸当り面に
は、横断面が凸字状のクッションゴム12が、凸部を各ド
アパネル3A,3Bの戸当り側に形成された溝から図2
に示すように外側に突き出して設けられている。このク
ッションゴム12は、取付部がドアパネル3A,3Bの戸
当り側の内面に当接し、戸当り側の側に取り付けられた
断面U字形の樋状の押え金物14によって、戸当り面の裏
側に固定されている。このように構成されたエレベータ
の乗場においては、ドアパネル3Aの戸当り側は、敷
居6の溝6aの内部もクッション13で突き合わせられる
ので、この部分からの光の透過を防ぐことができる。 【0025】また、ドアパネル3A,3Bの下端面に
は、案内片7の案内部7bが垂設され、この案内部7b
は、図1に示すように敷居6の溝6aに遊嵌しているの
で、これまた、昇降路から乗場側への光の透過を防ぐこ
とができる。 【0026】また、夏季の強い日光の照射によって、ド
アパネル3A,3Bが横断面において、万一、弓状に反
っても、案内部7bの中央部には凹部7b1が形成され
ているので、溝6aの両側面との干渉を防ぐことができ
る。 【0027】なお、図1及び図2において、取付板7a
の両端とドアパネル3A,3Bの左側の折り返し部3
a,3bの内側端の間には、僅かな隙間が設けられてい
るので、保守・点検時の交換は容易である。 【0028】 【発明の効果】以上、請求項1に記載の発明によれば、
ドアパネルの戸当り面にクッションが設けられ、下端に
垂設された案内片で敷居に案内されて開閉されるエレベ
ータの乗場戸において、案内片の長さをドアパネルの幅
とほぼ同一とし、前記案内片の中央部にくびれ部を形成
し、前記案内片の戸当り側にクッションを設けたこと
で、乗場戸の下端に垂設され乗場戸とほぼ同一長さで
央部にくびれ部が形成された案内片と、この案内片の戸
当り側に設けられたクッションによって、昇降路と乗場
間の光の漏れを阻止したので、昇降路から乗場間への光
の漏れを防ぐことのできるエレベータの乗場戸を得るこ
とができる。 【0029】 【0030】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のエレベータの乗場戸の一実施例を示す
部分背面図。 【図2】図1の底面図。 【図3】本発明のエレベータの乗場戸の一実施例の要部
を示す部分斜視図。 【図4】従来のエレベータの乗場戸の一例を示す背面
図。 【図5】従来のエレベータの乗場戸の要部を示す図。 【図6】図5のA−A断面拡大図。 【符号の説明】 1…ハンガーケース、2…レール、3A,3B…ドアパ
ネル、4…ハンガ、5…案内車、6…敷居、7…案内
片、9…下部補強、10…ウェルドナット、11…小ねじ、
12…クッションゴム、13…クッション、14…押え金具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 13/00 - 13/30

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ドアパネルの戸当り面にクッションが設
    けられ、下端に垂設された案内片で敷居に案内されて開
    閉されるエレベータの乗場戸において、前記案内片の長
    さを前記ドアパネルの幅とほぼ同一とし、前記案内片の
    中央部にくびれ部を形成し、前記案内片の戸当り側にク
    ッションを設けたことを特徴とするエレベータの乗場
    戸。
JP03356594A 1994-03-03 1994-03-03 エレベータの乗場戸 Expired - Fee Related JP3369702B2 (ja)

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KR101016261B1 (ko) * 2008-09-19 2011-02-25 오티스 엘리베이터 컴파니 엘리베이터 도어의 이탈 방지용 도어 가이드 장치
WO2021117144A1 (ja) * 2019-12-10 2021-06-17 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベーターのドアシュー

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