JP3369032B2 - 自発光式道路鋲 - Google Patents

自発光式道路鋲

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    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/20Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
    • G09F13/22Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、主として降雪地方
における道路の中央分離帯、歩車道分離帯、交差点、そ
の他路面に設置され、除雪作業時におけるグレーダー
(雪かき専用車両)による発光面の破損を防止した自発
光式道路鋲に関するものである。 【0002】 【従来の技術】道路の中央分離帯、歩車道分離帯、交差
点等における夜間の交通安全を図るために自発光式道路
鋲が設置されることがある。この自発光式道路鋲は、一
般には発光ダイオード等の発光体が内設された鋲本体が
路面より突設され、該鋲本体の上面に太陽電池が配設さ
れると共に車両の進行方向と対峙する側面に傾斜状の発
光面が形成されたものであって、昼間に発生した太陽電
池の起電力を蓄電池に充電し、夜間にその蓄電池の電力
で発光ダイオードを発光させ、その光を発光面から放出
させるようになされている。そして前記発光面は発光ダ
イオードの光を放出させることから、透光性を有する必
要があり、通常はポリカーボネート等の透光性合成樹脂
から形成されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
き従来の自発光式道路鋲が降雪地方に設置された場合、
鋲本体が路面より突設され、しかも発光面は透光性合成
樹脂から形成されているため、除雪作業時におけるグレ
ーダー(雪かき専用車両)の羽根が発光面に当たって該
発光面が破損する恐れがあった。また道路鋲の上を車両
等が乗り上げると、その荷重により沈下する恐れもあっ
た。 【0004】そこで本出願人は特開平6−207406
号公報に記載される如き自発光式道路鋲を提案した。こ
の自発光式道路鋲は、除雪作業の際には路面上に突設さ
れた鋲本体を上下反転させると、その裏面が路面とほぼ
面一となるような構造にすることにより、グレーダーの
羽根が引っ掛からないようにしたものである。しかしこ
の自発光式道路鋲では、構造が複雑であり、またグレー
ダーによる除雪作業を行う度毎に鋲本体を反転させる必
要があることから、手間であるばかりでなく、メンテナ
ンスに要する費用も大きいものであった。 【0005】そこで本発明は上記の如き問題を解決し、
簡単な構造で除雪作業時のグレーダーによる発光面の破
損を防止し、且つ沈下防止を備えた自発光式道路鋲を提
供せんとするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成としている。すなわちこの
発明に係る自発光式道路鋲は、路面より鋲本体の上部が
突設され、該鋲本体に発光体が内設されると共に車両の
進行方向と対峙して鋲本体の隅角部間に傾斜状の発光面
が形成され、電源装置により発光された発光体の光が発
光面より放出されるようになされた自発光式道路鋲にお
いて、発光面の両側に位置する鋲本体の隅角部をそれぞ
れ外方に鍔状に張り出させ、その張り出し部の裏面は路
面と当接され、且つ隅角部の表面は前記張り出し部の端
部から内方に向かって上昇する傾斜面となされ、該傾斜
面は発光面より突出されていることを特徴とするもので
ある。 【0007】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照し、具体的に説明する。すなわち図1は本
発明の実施の一形態を示す平面図、図2はその底面図、
図3はその側面図、図4はその断面図、図5は本発明の
実施の他の形態を示す断面図である。 【0008】図1〜4に示した本発明の実施の一形態
は、路面Gより鋲本体1の上部が突設され、その鋲本体
1に発光ダイオードからなる発光体2が複数個内設され
ると共に車両の進行方向と対峙して鋲本体1の各隅角部
11間に、すなわち相対向する四側面にそれぞれ傾斜状
の発光面3が形成され、電源装置4により発光された発
光体2の光が前記発光面3より四方にそれぞれ放出され
るようになされている。そして前記発光面3の両側に位
置する鋲本体1の各隅角部11がそれぞれ外方に鍔状に
張り出され、その張り出し部12の裏面13は路面Gと
当接され、且つ隅角部11の表面は前記張り出し部12
の端部から内方に向かって上昇する傾斜面14となさ
れ、該傾斜面14は発光面3より突出されている。 【0009】かように、発光面3の両側に位置する鋲本
体1の隅角部11の表面を内方に向かって上昇する傾斜
面14とし、しかもその傾斜面14を発光面3より突出
させることにより、除雪作業時において、グレーダーの
羽根が、鋲本体1の隅角部11表面の傾斜面14に沿っ
て滑らかに接触移動して発光面3に直接接触せず、グレ
ーダーの羽根による発光面3の破損が防止され、またそ
の構造も簡単でメンテナンスも容易になる。 【0010】また発光面3の両側に位置する隅角部11
をそれぞれ外方に鍔状に張り出させることにより、その
張り出し部12が加わって前記傾斜面14が長く緩やか
になり、グレーダーの羽根を滑らかに接触移動させるこ
とができる。またその張り出し部12の裏面13を路面
Gと当接させることにより、その裏面13が施工の際に
高さの位置決めになり、また本道路鋲の上を車両等が乗
り上げても沈下防止がなされる。 【0011】前記形態において、鋲本体1の材質は特に
限定されるものではないが、強度に優れ且つ成形に容易
なアルミニウム合金やダグタイル鋳鉄等の金属から好適
に作成される。 【0012】発光面3は、本形態では鋲本体1の上部に
取付けられた透光体5から形成されている。すなわち鋲
本体1の上部が開口されて収納部15が形成され、該収
納部15内に箱状の受皿16が挿着され、該受皿16に
透光体5が取付けられている。この透光体5の相対向す
る四側面の上縁部がそれぞれ傾斜状に切り欠かれ、その
傾斜状の切り欠き面が発光面3となされ、そして該発光
面3が鋲本体1の各隅角部11間に位置するようになさ
れている。この発光面3を形成する透光体5は、その上
を車両等が乗り上げても破損しないように、一般には耐
衝撃性、耐擦傷性、耐候性等に優れた硬質の透明ガラス
やポリカーボネートの如き透光性合成樹脂から作成され
る。なお発光面3の傾斜角度は一般に上面に対して約4
5度程度に設定される。また本形態は交差点の如く、鋲
本体1の四側面が車両の進行方向と対峙する所に一般に
設置されるものであり、従ってこの四側面にそれぞれ発
光面3が形成され、四方向に光が放射されるようになさ
れているが、中央分離帯の如く二側面が車両の進行方向
と対峙する場合には、この対峙する二側面に発光面3が
形成され、二方向に光が放射されるようになされればよ
い。 【0013】そしてこの透光体5には、その発光面3の
背面下方に各発光面3に対向して入射面51がそれぞれ
形成され、その入射面51に向けてそれぞれ発光体2が
取付けられている。すなわち発光体2の光が入射面51
より入射され、透光体5を透過してその入射面51に対
向した発光面3及び屈折して透光体5の上面からも放出
されるようになされている。 【0014】なお上記形態では発光体2を透光体5の下
方に取付け、入射面51から入射させた光が透光体5を
透過して発光面3から放出されるようになされている
が、透光体5を用いずに、図5の如く鋲本体1の上部を
略四角錐台形状に形成し、該鋲本体1の側面に、発光体
2及び樹脂レンズ21を内蔵したリフレクター22を取
付けて発光面3を形成し、その発光体2の光が樹脂レン
ズ21及びリフレクター22から放出されるようになさ
れていてもよい。この形態では、太陽電池41を鋲本体
1の上面に取付け、太陽電池41に太陽光線を直接入射
させるのが好ましい。 【0015】次に発光体2は、一般には指向性が強く且
つ高輝度の発光ダイオードが好適に使用されているが、
エレクトロルミネセンスの如き他の発光体2でもよい。
なお発光ダイオードが好適に使用される理由は、上記理
由の他に発光ダイオードを発光させるに必要な電源電圧
は一般に直流で30ボルト以下の低圧であり、かかる低
圧では人体への影響は少なく、また電気設備技術基準に
より専門家なしで電源埋設工事が可能且つ容易であるた
めである。従って直流低圧の使用から、商用電源を整流
する等して使用してもよいが、本形態では電源装置4と
して太陽電池41が使用されている。すなわち図4の如
く地中に埋設された鋲本体1の収納部15内に透光体5
の下面と対向して太陽電池41が納められ、該太陽電池
41の下方に蓄電池42やコントローラー43がそれぞ
れ納められている。そして透光体5の上面より透過して
入射される昼間の太陽光線により太陽電池41に電力を
発生させると共に、その太陽電池41の発生電力を蓄電
池42に蓄え、その蓄えた電力で夜間等に発光体2を発
光させ、またコントローラー43により過充電防止、逆
流防止、発光体の点消灯や点滅等の制御が行われるよう
になされている。 【0016】さらに発光面3の両側に位置する鋲本体1
の隅角部11はそれぞれ外方に鍔状に張り出されて張り
出し部12が形成され、その鍔状の張り出し部12の裏
面13は路面Gと当接され、且つ隅角部11の表面は前
記張り出し部12の端部から内方に向かって上昇する傾
斜面14となされ、該傾斜面14は発光面3より突出さ
れている。 【0017】なおグレーダーの羽根は、通常路面Gより
5mm以上の高さで動作するため、グレーダーの羽根を
うまく鋲本体1の隅角部11の傾斜面14に乗り上げさ
せ、そしてこの傾斜面14に沿って接触移動させるため
に、隅角部11の張り出し部12の端部の高さを路面G
から5mm以内にするのが好ましい。すなわち5mm以
上にすると、隅角部11の傾斜面14に乗り上げる前
に、グレーダーの羽根が張り出し部12の端部に引っ掛
かることが懸念されるためである。 【0018】また鋲本体1の隅角部11の傾斜面14
は、グレーダーの羽根が発光面3に直接接触しない限度
で発光面3より突出されていれば特にその傾斜角度は限
定されるものではないが、さらにグレーダーの羽根を滑
らかにその傾斜面14に沿って接触移動させるため、ま
た沈下防止を効果的におこなうために、隅角部11の張
り出し部12をできるだけ長く外方に張り出させるのが
好ましく、このようにすれば、路面Gとの当接面積が広
くなって効果的に沈下防止がおこない得ると共に、緩や
かな傾斜面14となってグレーダーの羽根を滑らかに接
触移動させることができる。 【0019】 【発明の効果】本発明によれば、発光面の両側に位置す
る鋲本体の隅角部表面の傾斜面により、除雪作業におけ
るグレーダーの羽根が、発光面に直接接触しないので、
発光面の破損が防止され、またその構造も簡単でメンテ
ナンスも容易である。また隅角部に形成された鍔状の張
り出し部により、前記傾斜面が長く緩やかになり、グレ
ーダーの羽根を滑らかに接触移動させることができる。
またその張り出し部の裏面により、施工の際に高さの位
置決めができ、また道路鋲の上を車両等が乗り上げても
沈下防止がなされる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明自発光式道路鋲の実施の一形態を示す平
面図である。 【図2】図1の底面図である。 【図3】図1の側面図である。 【図4】図1の断面図である。 【図5】本発明自発光式道路鋲の実施の他の形態を示す
断面図である。 【符号の説明】 G 路面 1 鋲本体 11 隅角部 12 張り出し部 13 裏面 14 傾斜面 15 収納部 16 受皿 2 発光体 3 発光面 4 電源装置 41 太陽電池 42 蓄電池 43 コントローラー 5 透光体 51 入射面

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 路面より鋲本体の上部が突設され、該鋲
    本体に発光体が内設されると共に車両の進行方向と対峙
    して鋲本体の隅角部間に傾斜状の発光面が形成され、電
    源装置により発光された発光体の光が発光面より放出さ
    れるようになされた自発光式道路鋲において、発光面の
    両側に位置する鋲本体の隅角部をそれぞれ外方に鍔状に
    張り出させ、その張り出し部の裏面は路面と当接され、
    且つ隅角部の表面は前記張り出し部の端部から内方に向
    かって上昇する傾斜面となされ、該傾斜面は発光面より
    突出されていることを特徴とする自発光式道路鋲。
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