JP3367135B2 - 多層射出成形方法 - Google Patents
多層射出成形方法Info
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- JP3367135B2 JP3367135B2 JP7672493A JP7672493A JP3367135B2 JP 3367135 B2 JP3367135 B2 JP 3367135B2 JP 7672493 A JP7672493 A JP 7672493A JP 7672493 A JP7672493 A JP 7672493A JP 3367135 B2 JP3367135 B2 JP 3367135B2
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- resin
- flow
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C45/1603—Multi-way nozzles specially adapted therefor
- B29C45/1607—Multi-way nozzles specially adapted therefor having at least three different ways
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックの成形方
法に関するもので、詳しくは複数の内容物を入れるプラ
スチックの多層容器を製造する多層射出成形方法に関す
るものである。
法に関するもので、詳しくは複数の内容物を入れるプラ
スチックの多層容器を製造する多層射出成形方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】複数の異なる内容物を入れるプラスチッ
クの一体型容器では、主にプラスチックシートを真空成
形等の加工をして製作されている。プラスチックシート
は内容物の種類、保存方法、搬送方法等により様々な種
類のプラスチックが用いられ、場合によっては複数の材
料を積層して各種の機能、たとえば落下強度、座屈強
度、酸素等のガスバリア性、遮光性などを満足する容器
とする。これら単層または多層の積層シートからの加工
された容器では、複数の内容物を収納する保存室は全て
同じ性能であり、その能力は肉厚に依存し、深絞りの場
合にはその性能は低下することになる。そのため深絞り
の収容室に最も大きな能力を必要とする時には、もとの
積層シートの厚さまたは厚さの比率を他の部分では必要
以上になる厚さに設定しなければならない。このような
容器では一つの収容室の機能を満たすために他の部分で
は過剰な能力となる。例えば酸素ガスバリア性を必要と
する場合には、酸素ガスバリア性樹脂は高価であるため
コストが高くなる。さらに、複数の収容室は、その形状
によりその機能の能力は一義的に決定されてしまう。
クの一体型容器では、主にプラスチックシートを真空成
形等の加工をして製作されている。プラスチックシート
は内容物の種類、保存方法、搬送方法等により様々な種
類のプラスチックが用いられ、場合によっては複数の材
料を積層して各種の機能、たとえば落下強度、座屈強
度、酸素等のガスバリア性、遮光性などを満足する容器
とする。これら単層または多層の積層シートからの加工
された容器では、複数の内容物を収納する保存室は全て
同じ性能であり、その能力は肉厚に依存し、深絞りの場
合にはその性能は低下することになる。そのため深絞り
の収容室に最も大きな能力を必要とする時には、もとの
積層シートの厚さまたは厚さの比率を他の部分では必要
以上になる厚さに設定しなければならない。このような
容器では一つの収容室の機能を満たすために他の部分で
は過剰な能力となる。例えば酸素ガスバリア性を必要と
する場合には、酸素ガスバリア性樹脂は高価であるため
コストが高くなる。さらに、複数の収容室は、その形状
によりその機能の能力は一義的に決定されてしまう。
【0003】また各々の収容室が異なる機能を必要とす
る場合は、それぞれの機能を満たすプラスチックを全て
積層してシートを作成しなければならない。つまり全て
の収容室で機能が同一としなければならない。場合によ
っては複数の機能を満たす材料を積層すると一方の機能
の低下を誘引させたり、深絞り出来なくなる等容器形状
に制限が出来ることもありえる。また複数のプラスチッ
クを積層する事でコストも高くなる。
る場合は、それぞれの機能を満たすプラスチックを全て
積層してシートを作成しなければならない。つまり全て
の収容室で機能が同一としなければならない。場合によ
っては複数の機能を満たす材料を積層すると一方の機能
の低下を誘引させたり、深絞り出来なくなる等容器形状
に制限が出来ることもありえる。また複数のプラスチッ
クを積層する事でコストも高くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
欠点、すなわち要求されるレベルの異なる内容物、また
は異なる機能性を容器に要求される内容物を複数収納す
る、一体の容器の多層射出成形方法を提供することを課
題とする。
欠点、すなわち要求されるレベルの異なる内容物、また
は異なる機能性を容器に要求される内容物を複数収納す
る、一体の容器の多層射出成形方法を提供することを課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するものであって、2つ以上の内容物を区分して保
存可能なための2つ以上の室をもつ、一体のプラスチッ
クからなる容器で各々の室が各々多層構造を有する多層
射出成形容器の製造方法であり、射出装置が2機以上あ
る成形機、および多層構造を形成するためのノズルを2
つ以上具備したホットランナーブロックを用意し、容器
表面を形成する樹脂を一方の射出装置より射出し、該樹
脂をノズルの数の2倍の数に分流させ、そのうち2つづ
つを各ノズルへ誘導し、ノズル内で待機させ、容器中間
層を形成する樹脂を他方の射出装置より射出し該樹脂を
ノズルの数に分流させ、各々を各ノズルへ誘導し、一つ
のノズル内部のバルブを摺動させ、金型内製品形成部
(キャビティ)内へ表面形成用樹脂を流入させ、一定の
時間の経過の後中間層用樹脂を同時にキャビティ内へ流
入させ、所定量の中間層用樹脂を流入後バルブで該樹脂
の流路を閉鎖し、キャビティを満たすまで表層用樹脂を
流入させ、同時に他のノズル内部のバルブを摺動させ、
主ノズル内部の樹脂の流動と同一の流動をさせ、成形品
の2つ以上の部分を多層構造とする多層射出成形方法で
ある。
解決するものであって、2つ以上の内容物を区分して保
存可能なための2つ以上の室をもつ、一体のプラスチッ
クからなる容器で各々の室が各々多層構造を有する多層
射出成形容器の製造方法であり、射出装置が2機以上あ
る成形機、および多層構造を形成するためのノズルを2
つ以上具備したホットランナーブロックを用意し、容器
表面を形成する樹脂を一方の射出装置より射出し、該樹
脂をノズルの数の2倍の数に分流させ、そのうち2つづ
つを各ノズルへ誘導し、ノズル内で待機させ、容器中間
層を形成する樹脂を他方の射出装置より射出し該樹脂を
ノズルの数に分流させ、各々を各ノズルへ誘導し、一つ
のノズル内部のバルブを摺動させ、金型内製品形成部
(キャビティ)内へ表面形成用樹脂を流入させ、一定の
時間の経過の後中間層用樹脂を同時にキャビティ内へ流
入させ、所定量の中間層用樹脂を流入後バルブで該樹脂
の流路を閉鎖し、キャビティを満たすまで表層用樹脂を
流入させ、同時に他のノズル内部のバルブを摺動させ、
主ノズル内部の樹脂の流動と同一の流動をさせ、成形品
の2つ以上の部分を多層構造とする多層射出成形方法で
ある。
【0006】本発明の実施態様としては、(イ)前記樹
脂流路の分岐後の各流路に流量を調整するための流量調
整弁を設けた上記の多層射出成形方法(ロ)前記2つ以
上の室を形成する中間層が異なる樹脂からなる上記の多
層射出成形方法(ハ)前記2つの射出装置の制御が独立
しているか、または一方の射出装置の特定の動作、状態
によって他方の射出装置を制御できる成形機を用いる上
記の多層射出成形方法(ニ)前記各々のノズルにあるバ
ルブが独立して動作する上記の多層射出成形方法が挙げ
られる。
脂流路の分岐後の各流路に流量を調整するための流量調
整弁を設けた上記の多層射出成形方法(ロ)前記2つ以
上の室を形成する中間層が異なる樹脂からなる上記の多
層射出成形方法(ハ)前記2つの射出装置の制御が独立
しているか、または一方の射出装置の特定の動作、状態
によって他方の射出装置を制御できる成形機を用いる上
記の多層射出成形方法(ニ)前記各々のノズルにあるバ
ルブが独立して動作する上記の多層射出成形方法が挙げ
られる。
【0007】
【作用】本発明の多層射出成形方法により製造された容
器は、各々の収納室が独立して任意の層構成を形成する
ことができ、かつ形状、寸法も独立して自由に形成する
ことが出来る。このため収納室は独立して異なる機能を
付与し、かつ形状を任意に設定でき肉厚も同様に任意に
設定できる。また容器本体の形状も射出成形法で成形す
るためプラスチックの積層シートから加工する場合より
も形状、寸法の自由度が高い。
器は、各々の収納室が独立して任意の層構成を形成する
ことができ、かつ形状、寸法も独立して自由に形成する
ことが出来る。このため収納室は独立して異なる機能を
付与し、かつ形状を任意に設定でき肉厚も同様に任意に
設定できる。また容器本体の形状も射出成形法で成形す
るためプラスチックの積層シートから加工する場合より
も形状、寸法の自由度が高い。
【0008】
【実施例】以下、本発明の多層射出成形方法を図面にし
たがって、説明する。実施例では収納室2つの場合につ
いて説明するが、3つ以上の収容室を製造する方法も同
様な方法で可能である。3つの収容室の場合であれば、
以下に説明するノズルを3つ用意し、射出装置からの樹
脂流路の分岐数を増やせばよい。第1図は、本発明の多
層射出成形方法で用いるホットランナー及び金型製品形
成部の概略断面図である。可動側金型1と固定側金型2
で製品形成部(以下キャビティと記す)3を形成してい
る。キャビティ3は、内容物の収納のための室が2つ形
成されている。収容室を形成するキャビティ4、5の底
部中央には樹脂を流入させるためのゲート6、7が設け
られ、2つの収容室は連接部8を介して一体となってい
る。
たがって、説明する。実施例では収納室2つの場合につ
いて説明するが、3つ以上の収容室を製造する方法も同
様な方法で可能である。3つの収容室の場合であれば、
以下に説明するノズルを3つ用意し、射出装置からの樹
脂流路の分岐数を増やせばよい。第1図は、本発明の多
層射出成形方法で用いるホットランナー及び金型製品形
成部の概略断面図である。可動側金型1と固定側金型2
で製品形成部(以下キャビティと記す)3を形成してい
る。キャビティ3は、内容物の収納のための室が2つ形
成されている。収容室を形成するキャビティ4、5の底
部中央には樹脂を流入させるためのゲート6、7が設け
られ、2つの収容室は連接部8を介して一体となってい
る。
【0009】主ノズル10は中央に中央流路15があ
る。中央流路15は先端部がゲート6に連通する金型内
スプル16に接続している。中央流路15の周囲には表
層用樹脂の流路12が環状に形成され、流路12の外側
には中間層用樹脂流路13が環状に形成されている。流
路13の外側には表層用樹脂流路14が形成されてい
る。各流路12、13、14は図上左側にいくに従い流
路径が小さくなりスプル側から流路14、流路13、流
路12の順に中央流路15に接続している。中央流路1
5内には、樹脂流路の開閉を行うための棒状のバルブ1
1が設けられ図示しない駆動装置により図上左右に摺動
可能である。バルブ11は先端部に軸方向に穴が穿孔さ
れ、穴の端部は横方向からの穴に連通している。該穴
は、バルブ11の位置により流路12と中央流路15を
連通させキャビティ3への樹脂の供給を可能にし、また
他の位置では流路12と中央流路15の連通を閉塞させ
る。図中バルブ11の位置は、全ての流路12、13、
14が閉塞された状態であり、成形開始時のバルブ11
の位置である。成形が開始されると、バルブ11は、図
上左側へ摺動し、バルブ11の穴が流路12に到達し流
路12と中央流路15とは連通する。バルブ11が更に
摺動すると、流路14が開き中央流路15と連通し、続
いて流路13が開き中央流路15と連通する。副ノズル
20も主ノズル10と同様な構造を形成している。
る。中央流路15は先端部がゲート6に連通する金型内
スプル16に接続している。中央流路15の周囲には表
層用樹脂の流路12が環状に形成され、流路12の外側
には中間層用樹脂流路13が環状に形成されている。流
路13の外側には表層用樹脂流路14が形成されてい
る。各流路12、13、14は図上左側にいくに従い流
路径が小さくなりスプル側から流路14、流路13、流
路12の順に中央流路15に接続している。中央流路1
5内には、樹脂流路の開閉を行うための棒状のバルブ1
1が設けられ図示しない駆動装置により図上左右に摺動
可能である。バルブ11は先端部に軸方向に穴が穿孔さ
れ、穴の端部は横方向からの穴に連通している。該穴
は、バルブ11の位置により流路12と中央流路15を
連通させキャビティ3への樹脂の供給を可能にし、また
他の位置では流路12と中央流路15の連通を閉塞させ
る。図中バルブ11の位置は、全ての流路12、13、
14が閉塞された状態であり、成形開始時のバルブ11
の位置である。成形が開始されると、バルブ11は、図
上左側へ摺動し、バルブ11の穴が流路12に到達し流
路12と中央流路15とは連通する。バルブ11が更に
摺動すると、流路14が開き中央流路15と連通し、続
いて流路13が開き中央流路15と連通する。副ノズル
20も主ノズル10と同様な構造を形成している。
【0010】表層用樹脂は、図示しない主射出装置より
供給され、ホットランナ30を通り2つに分流し主ノズ
ル10へ通じるランナ31と副ノズル20へ通じるラン
ナ32へと流れる。ランナ32上には、2つの流量を調
整するための流量調整弁33を設け、成形品の形状や寸
法、樹脂の流動性により主ノズル10と副ノズル20へ
の樹脂の流量比率を調節する。ランナ31はさらに2つ
に分岐し、ランナ34とランナ35となる。ランナ34
は環状の流路14に連接し、ランナ35は、環状の流路
12に連接している。ランナ34、35には樹脂流量を
調整するための流量調整弁36、37を設け、流路1
2、14への樹脂流量比率を調整する。流量調整弁37
は省略しても良い。ランナ32は副ノズル20へ通じて
いるが、主ノズル側と同様に、2つに分岐し、分岐後流
量調整弁を設け、環状流路へ連通している。
供給され、ホットランナ30を通り2つに分流し主ノズ
ル10へ通じるランナ31と副ノズル20へ通じるラン
ナ32へと流れる。ランナ32上には、2つの流量を調
整するための流量調整弁33を設け、成形品の形状や寸
法、樹脂の流動性により主ノズル10と副ノズル20へ
の樹脂の流量比率を調節する。ランナ31はさらに2つ
に分岐し、ランナ34とランナ35となる。ランナ34
は環状の流路14に連接し、ランナ35は、環状の流路
12に連接している。ランナ34、35には樹脂流量を
調整するための流量調整弁36、37を設け、流路1
2、14への樹脂流量比率を調整する。流量調整弁37
は省略しても良い。ランナ32は副ノズル20へ通じて
いるが、主ノズル側と同様に、2つに分岐し、分岐後流
量調整弁を設け、環状流路へ連通している。
【0011】中間層形成用樹脂は、図示しない副射出装
置より供給され、ホットランナ40を通り2つに分流
し、主ノズル10へ通じるランナ41と副ノズル20へ
通じるランナ42へと流れる。ランナ42上には、2つ
の流量を調整するための流量調整弁43が設けられ、成
形品の形状や寸法、中間層の厚さの設定、樹脂の流動性
等により主ノズル10と副ノズル20への樹脂の流量比
率を調節する。ランナ41は主ノズル10内の環状の流
路13に連接する。ランナ42は副ノズル20内の環状
流路へ連通している。
置より供給され、ホットランナ40を通り2つに分流
し、主ノズル10へ通じるランナ41と副ノズル20へ
通じるランナ42へと流れる。ランナ42上には、2つ
の流量を調整するための流量調整弁43が設けられ、成
形品の形状や寸法、中間層の厚さの設定、樹脂の流動性
等により主ノズル10と副ノズル20への樹脂の流量比
率を調節する。ランナ41は主ノズル10内の環状の流
路13に連接する。ランナ42は副ノズル20内の環状
流路へ連通している。
【0012】環状の流路12、13、14にはランナか
ら流入する樹脂を均等な環状流とするために圧力緩和溝
を設けてある。圧力緩和溝は、ランナからの樹脂の流入
側の樹脂流路幅を狭くし、その対向側の樹脂流路幅を広
くし、環状周方向で段階的に流路幅を変化させたもので
ある。流路幅の変化により、環状の樹脂の流れは、周方
向で均一となり、樹脂の流量、圧力に偏りがなくなる。
またノズル、ランナは樹脂の溶融温度以上の高温にし、
一定の温度を保つようにする。一方製品部を形成する金
型1、2は樹脂を固化させる温度に保つ必要があるため
ノズル10、20と金型2の接触部分には断熱層を設け
る必要がある。
ら流入する樹脂を均等な環状流とするために圧力緩和溝
を設けてある。圧力緩和溝は、ランナからの樹脂の流入
側の樹脂流路幅を狭くし、その対向側の樹脂流路幅を広
くし、環状周方向で段階的に流路幅を変化させたもので
ある。流路幅の変化により、環状の樹脂の流れは、周方
向で均一となり、樹脂の流量、圧力に偏りがなくなる。
またノズル、ランナは樹脂の溶融温度以上の高温にし、
一定の温度を保つようにする。一方製品部を形成する金
型1、2は樹脂を固化させる温度に保つ必要があるため
ノズル10、20と金型2の接触部分には断熱層を設け
る必要がある。
【0013】成形の手順は、初めに主射出装置より、表
層用樹脂を供給する。射出成形装置は、公知の射出成形
装置を用いることができ、供給される樹脂の流量、圧力
を調整できることが必要である。続いて主ノズル10の
バルブ11を後退させる(図上右向き)。バルブ11の
駆動装置は、バルブ11の摺動速度をバルブの位置によ
り変化できるものが好ましいが、単純に一定速度の往復
運動が可能であるものでも良い。バルブ11が後退する
と、流路12が中央流路15と連通し、表層用樹脂がス
プル16、ゲート6を通りキャビティ4へ流入する。さ
らにバルブ11が後退すると、流路14と中央流路15
が連通し、表層用樹脂がキャビティ4へ流入する。さら
にバルブ11が後退すると、流路13と中央流路15が
連通し、中間層用樹脂が中央流路15へ流入する。中間
層用樹脂は副射出装置より供給するが、供給開始は、流
路13が中央流路と連通する前に行われることが好まし
い。中間層用樹脂は、流路12から流入した表層用樹脂
と流路14から流入した表層用樹脂の間を流れる。この
とき中央流路15では、中心に流路12から流入した表
層用樹脂の棒状の樹脂流、その周りに流路13から流入
した中間層用樹脂のパイプ状の樹脂流、その外側に流路
14から流入した表層用樹脂のパイプ状の樹脂流を形成
する。この同心円上の流れはゲート6まで到達し、キャ
ビティ4に流入すると3層の層流状態となる。
層用樹脂を供給する。射出成形装置は、公知の射出成形
装置を用いることができ、供給される樹脂の流量、圧力
を調整できることが必要である。続いて主ノズル10の
バルブ11を後退させる(図上右向き)。バルブ11の
駆動装置は、バルブ11の摺動速度をバルブの位置によ
り変化できるものが好ましいが、単純に一定速度の往復
運動が可能であるものでも良い。バルブ11が後退する
と、流路12が中央流路15と連通し、表層用樹脂がス
プル16、ゲート6を通りキャビティ4へ流入する。さ
らにバルブ11が後退すると、流路14と中央流路15
が連通し、表層用樹脂がキャビティ4へ流入する。さら
にバルブ11が後退すると、流路13と中央流路15が
連通し、中間層用樹脂が中央流路15へ流入する。中間
層用樹脂は副射出装置より供給するが、供給開始は、流
路13が中央流路と連通する前に行われることが好まし
い。中間層用樹脂は、流路12から流入した表層用樹脂
と流路14から流入した表層用樹脂の間を流れる。この
とき中央流路15では、中心に流路12から流入した表
層用樹脂の棒状の樹脂流、その周りに流路13から流入
した中間層用樹脂のパイプ状の樹脂流、その外側に流路
14から流入した表層用樹脂のパイプ状の樹脂流を形成
する。この同心円上の流れはゲート6まで到達し、キャ
ビティ4に流入すると3層の層流状態となる。
【0014】バルブ11は、流路14が開いた位置で停
止し、所定量の中間層用樹脂をキャビティに流入させた
後、バルブ11を前進させる(図上左向き)。バルブ1
1が前進すると、初めに流路13が閉じられ、中間層用
樹脂の流路が閉鎖される。この後の樹脂の流れは表層用
樹脂だけになるので中間層用樹脂は中央流路15、スプ
ル16には残ることがない。このとき射出装置からの中
間層用の樹脂の供給を停止する。さらにバルブ11が前
進すると、流路14が閉じられ、続いて流路13が閉じ
られ、キャビティへの樹脂の流入は停止する。その後、
射出装置からの表層用樹脂の供給を停止する。
止し、所定量の中間層用樹脂をキャビティに流入させた
後、バルブ11を前進させる(図上左向き)。バルブ1
1が前進すると、初めに流路13が閉じられ、中間層用
樹脂の流路が閉鎖される。この後の樹脂の流れは表層用
樹脂だけになるので中間層用樹脂は中央流路15、スプ
ル16には残ることがない。このとき射出装置からの中
間層用の樹脂の供給を停止する。さらにバルブ11が前
進すると、流路14が閉じられ、続いて流路13が閉じ
られ、キャビティへの樹脂の流入は停止する。その後、
射出装置からの表層用樹脂の供給を停止する。
【0015】副ノズル20は、主ノズル10と同様な形
状を有し、主ノズル10と同様な動作を行う。しかしな
がらバルブの摺動開始時間、摺動後退速度、後退時の停
止時間、摺動前進速度等は、成形品の形状(主にキャビ
ティ4、5の大きさ、肉厚)等により主ノズル10と副
ノズル20では異なる設定となる。また射出装置からの
表層用樹脂の供給は、2つのバルブのうち初めに摺動す
るバルブが始動する前に開始し、両方のバルブが停止す
るまで供給を続ける。同様に、中間層用樹脂の供給は、
2つの中間層用流路のうち初めに中間流路と連通する時
より前に開始し、両方の中間層用流路が閉鎖するまで供
給を続ける。ランナ上の流量調整弁33、36、37、
43等は、成形品の形状、樹脂の流動特性、中間層の厚
さ、キャビティ内でノズル10から流入した樹脂とノズ
ル20から流入した樹脂との接するウェルドの位置等を
考慮し調整を行う。これら2つの射出装置と2つのバル
ブの動作を制御する装置が必要であり、射出の供給開始
とバルブの摺動開始のタイミングを制御しなければなら
ない。
状を有し、主ノズル10と同様な動作を行う。しかしな
がらバルブの摺動開始時間、摺動後退速度、後退時の停
止時間、摺動前進速度等は、成形品の形状(主にキャビ
ティ4、5の大きさ、肉厚)等により主ノズル10と副
ノズル20では異なる設定となる。また射出装置からの
表層用樹脂の供給は、2つのバルブのうち初めに摺動す
るバルブが始動する前に開始し、両方のバルブが停止す
るまで供給を続ける。同様に、中間層用樹脂の供給は、
2つの中間層用流路のうち初めに中間流路と連通する時
より前に開始し、両方の中間層用流路が閉鎖するまで供
給を続ける。ランナ上の流量調整弁33、36、37、
43等は、成形品の形状、樹脂の流動特性、中間層の厚
さ、キャビティ内でノズル10から流入した樹脂とノズ
ル20から流入した樹脂との接するウェルドの位置等を
考慮し調整を行う。これら2つの射出装置と2つのバル
ブの動作を制御する装置が必要であり、射出の供給開始
とバルブの摺動開始のタイミングを制御しなければなら
ない。
【0016】以上の方法で成形された容器は、第2図に
示す層構造を形成する。第2図は、本発明の成形方法で
製造された容器の断面図である。容器50は2つの収容
室51、52をもち、収容室の底面、壁面は3層構造と
なり、表面層、中間層54、表面層の構成となる。一
方、容器天面53(2つの収容室の連結部)は単層の構
成となる。また2つの収容室は、射出成形法を用いるた
め、プラスチックシートから真空成形で作製した容器の
ように深絞りの方が肉厚が薄くなることはなく、自由に
厚さを設定でき、大きい収容室の方を肉厚にすることも
可能である。さらに、2つの収容室はそれぞれ独立した
ノズルを用いて成形しているため、中間層の厚さは任意
に設定できる。
示す層構造を形成する。第2図は、本発明の成形方法で
製造された容器の断面図である。容器50は2つの収容
室51、52をもち、収容室の底面、壁面は3層構造と
なり、表面層、中間層54、表面層の構成となる。一
方、容器天面53(2つの収容室の連結部)は単層の構
成となる。また2つの収容室は、射出成形法を用いるた
め、プラスチックシートから真空成形で作製した容器の
ように深絞りの方が肉厚が薄くなることはなく、自由に
厚さを設定でき、大きい収容室の方を肉厚にすることも
可能である。さらに、2つの収容室はそれぞれ独立した
ノズルを用いて成形しているため、中間層の厚さは任意
に設定できる。
【0017】また、2つの収容室で中間層を異なる材料
で成形するときは、2つめの副射出装置を用意し、ラン
ナ41と42を合流させないで、各々別の射出装置と連
接することにより可能となる。逆に副ノズル10を単層
用のノズルに変えることにより、一方の収容室を単層に
することも可能である。さらに、副ノズル20を主ノズ
ル10に対して移動可能とする事により、異なる寸法の
成形品にも対応が可能である。
で成形するときは、2つめの副射出装置を用意し、ラン
ナ41と42を合流させないで、各々別の射出装置と連
接することにより可能となる。逆に副ノズル10を単層
用のノズルに変えることにより、一方の収容室を単層に
することも可能である。さらに、副ノズル20を主ノズ
ル10に対して移動可能とする事により、異なる寸法の
成形品にも対応が可能である。
【0018】成形に用いる材料は、熱可塑性樹脂であれ
ばよく、表面層用樹脂と中間層用樹脂の組み合わせで様
々な機能を有する容器を製造することができる。表層用
樹脂に、容器の機械的強度、耐内容物性、印刷適性のあ
る材料を用い、中間層用樹脂には、各種ガスバリア性の
ある材料や、遮光性のある材料を用いることも可能であ
る。また中間層用材料として、各種フィラーを添加した
材料を用い、機械的強度の向上や焼却時の燃焼カロリー
の低減が可能であり、リサイクル材料、リグラインド材
料、発泡材料を用いることも可能である。また表層用樹
脂を透明材料とし、中間層用樹脂を着色材料を用いるこ
とによりデザイン的に優れた容器を提供することも可能
である。各種材料を用いることに様々な容器を提供する
ことが可能であるが、ホットランナーブロックは均一の
温度設定となるため、表層用樹脂と中間層用樹脂の流動
特性を成形品の形状、中間層の厚さ等を考慮し調整する
必要がある。
ばよく、表面層用樹脂と中間層用樹脂の組み合わせで様
々な機能を有する容器を製造することができる。表層用
樹脂に、容器の機械的強度、耐内容物性、印刷適性のあ
る材料を用い、中間層用樹脂には、各種ガスバリア性の
ある材料や、遮光性のある材料を用いることも可能であ
る。また中間層用材料として、各種フィラーを添加した
材料を用い、機械的強度の向上や焼却時の燃焼カロリー
の低減が可能であり、リサイクル材料、リグラインド材
料、発泡材料を用いることも可能である。また表層用樹
脂を透明材料とし、中間層用樹脂を着色材料を用いるこ
とによりデザイン的に優れた容器を提供することも可能
である。各種材料を用いることに様々な容器を提供する
ことが可能であるが、ホットランナーブロックは均一の
温度設定となるため、表層用樹脂と中間層用樹脂の流動
特性を成形品の形状、中間層の厚さ等を考慮し調整する
必要がある。
【0019】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成したもの
であり、本発明の成形方法を用いることにより、複数の
内容物を収納する一体のプラスチック成形物の製造が可
能である。各々の収容室を別のノズルを用いて成形する
ため、各収容室は形状、寸法等を自由に設定できる。ま
た中間層用材料を収容室毎に設定することにより、機能
の異なる収容室を成形することが可能である。このため
異なる複数の内容物を収容することも可能である。また
容器端部に中間層が露呈する事がなく、これまでの積層
シートを真空成形等により加工した容器よりも用途範囲
は非常に広がる。
であり、本発明の成形方法を用いることにより、複数の
内容物を収納する一体のプラスチック成形物の製造が可
能である。各々の収容室を別のノズルを用いて成形する
ため、各収容室は形状、寸法等を自由に設定できる。ま
た中間層用材料を収容室毎に設定することにより、機能
の異なる収容室を成形することが可能である。このため
異なる複数の内容物を収容することも可能である。また
容器端部に中間層が露呈する事がなく、これまでの積層
シートを真空成形等により加工した容器よりも用途範囲
は非常に広がる。
【0020】
【図1】本発明の1実施例に用いるホットランナーブロ
ック及び金型製品形成部の概略の断面説明図である。
ック及び金型製品形成部の概略の断面説明図である。
【図2】本発明の成形方法で製造された容器の一実施例
を示す断面説明図である。
を示す断面説明図である。
1…可動側金型 2…固定側金型 3、4、5…キャビ
ティ 6、7…ゲート 8…連接部 10…主ノズル 11…バルブ 12、1
3、14…流路 15…中央流路 16…スプル 20
…副ノズル 30、31、32、34、35、41、4
2…ランナ 33、36、37、43…流量調整弁 4
0…ホットランナ 50…容器 51、52…収容室 53…容器天面 5
4…中間層
ティ 6、7…ゲート 8…連接部 10…主ノズル 11…バルブ 12、1
3、14…流路 15…中央流路 16…スプル 20
…副ノズル 30、31、32、34、35、41、4
2…ランナ 33、36、37、43…流量調整弁 4
0…ホットランナ 50…容器 51、52…収容室 53…容器天面 5
4…中間層
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B29C 45/00 - 45/84
Claims (5)
- 【請求項1】2つ以上の内容物を区分して保存可能なた
めの2つ以上の室をもつ一体のプラスチックからなる容
器で、2つ以上の室が各々多層構造を有する多層射出成
形物を成形する方法であって、射出装置が2機以上ある
成形機、および多層構造を形成するためのノズルを2つ
以上具備したホットランナーブロックを用意し、容器表
面を形成する樹脂を一方の射出装置より射出し、該樹脂
をノズルの数の2倍の数に分流させ、そのうち2つづつ
を各ノズルへ誘導し、ノズル内で待機させ、容器中間層
を形成する樹脂を他方の射出装置より射出し、該樹脂を
ノズルの数に分流させ、各々を各ノズルへ誘導し、一つ
のノズル内部のバルブを摺動させ、金型内製品形成部
(キャビティ)内へ表面形成用樹脂を流入させ、一定の
時間の経過の後中間層用樹脂を同時にキャビティ内へ流
入させ、所定量の中間層用樹脂を流入後バルブで該樹脂
の流路を閉鎖し、キャビティを満たすまで表層用樹脂を
流入させ、同時に他のノズル内部のバルブを摺動させ、
主ノズル内部の樹脂の流動と同一の流動をさせ、成形品
の2つ以上の部分を多層構造とすることを特徴とする多
層射出成形方法。 - 【請求項2】前記樹脂流路の分岐後の各流路に流量を調
整するための流量調整弁を設けた事を特徴とする請求項
1記載の多層射出成形方法。 - 【請求項3】前記2つ以上の室を形成する中間層が異な
る樹脂からなる請求項1記載の多層射出成形方法。 - 【請求項4】前記2つの射出装置の制御が独立している
か、または一方の射出装置の特定の動作、状態によって
他方の射出装置を制御できる成形機を用いる請求項1記
載の多層射出成形方法。 - 【請求項5】前記各々のノズルにあるバルブが独立して
動作することを特徴とする請求項1記載の多層射出成形
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7672493A JP3367135B2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 多層射出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7672493A JP3367135B2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 多層射出成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06285907A JPH06285907A (ja) | 1994-10-11 |
JP3367135B2 true JP3367135B2 (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=13613521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7672493A Expired - Fee Related JP3367135B2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 多層射出成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3367135B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100969087B1 (ko) | 2007-12-15 | 2010-07-09 | 기아자동차주식회사 | 차량용 도어트림의 제조장치 및 제조방법 |
PT2593285T (pt) * | 2010-07-16 | 2019-04-18 | Milacron Llc | Melhoria da impermeabilidade ao gás em recipientes moldados por injeção |
US20140232044A1 (en) * | 2011-10-11 | 2014-08-21 | Borealis Ag | Distribution system for injection moulding |
JP2015016661A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | 日精樹脂工業株式会社 | ホットランナーノズルとこのホットランナーノズルを用いた多層成形品成形用の金型、このホットランナーノズルを用いた金型への溶融樹脂送り込み方法、このホットランナーノズルを用いた多層成形方法 |
-
1993
- 1993-04-02 JP JP7672493A patent/JP3367135B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06285907A (ja) | 1994-10-11 |
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