JP3366581B2 - 音声合成集積回路 - Google Patents

音声合成集積回路

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JP3366581B2 JP35475698A JP35475698A JP3366581B2 JP 3366581 B2 JP3366581 B2 JP 3366581B2 JP 35475698 A JP35475698 A JP 35475698A JP 35475698 A JP35475698 A JP 35475698A JP 3366581 B2 JP3366581 B2 JP 3366581B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、メモリに格納され
た音声データに基づいて音声信号を合成して出力する機
能に加えて、特定のメロディを出力する機能を有する音
声合成集積回路(以下、「音声合成LSI」という)に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2は、従来の音声合成LSIの一例を
示す概略の構成図である。この音声合成LSIは、例え
ば電話機等に組み込まれるもので、音声合成によって発
信元の電話番号を通知するとともに、特定のメロディを
出力する機能を有している。この音声合成LSIは、予
め定められた数字等の単語の音声信号波形を、ADPC
M(適応型パルス符号変調)符号にディジタル化した音
声データと、特定のメロディのテンポや音階等を符号化
したメロディデータとを、単語及びメロディ単位に格納
した読み出し専用メモリ(以下、「ROM」という)1
0を有している。ROM10のデータ端子DTには、デ
ータバス11を介して、ADPCM符号を解読してアナ
ログの音声信号ADを合成する音声合成ブロック20、
メロディデータに基づいてメロディを再生するメロディ
再生ブロック30、及び制御部41が接続されている。
また、ROM10のアドレス端子ADRには、アドレス
バス12を介して、制御部41からアドレス信号ADR
が与えられるようになっている。 【0003】音声合成ブロック20は、ROM10から
読み出されたADPCM符号を解読して音声信号波形に
対応するディジタル値に変換するデコーダ21と、この
デコーダ21から出力されたディジタル値をアナログの
電圧に変換して音声信号ADとして出力するディジタル
・アナログ変換器(以下、「DAC」という)22とで
構成されている。メロディ再生ブロック30は、ROM
10から読み出されたメロディデータを構成する音符及
び休符のテンポ、音長、及び音階の各情報を保持するテ
ンポレジスタ31、音長レジスタ32、及び音階レジス
タ33と、メロディの終了を示す終了フラグを検出する
終了検出部34と、これらの各レジスタ31〜33に保
持されたデータに従ってメロディを合成してメロディ信
号MDを出力するメロディ合成部35とで構成されてい
る。 【0004】制御部41は、外部の図示しないプロセッ
サ等から与えられる各種の制御信号に従って単語やメロ
ディの合成を制御するものであり、音声合成またはメロ
ディ再生の動作モードを指定するモード信号MOD、合
成する単語やメロディを選択するための選択信号SE
L、及び起動のタイミングを示す開始信号ST等の制御
信号が与えられるようになっている。制御部41は、選
択信号SELで指定された単語やメロディのデータを読
み出すために、ROM10に対してアドレス信号ADR
を順次出力する機能を有している。また、制御部41
は、音声合成ブロック20に対して音声合成の開始のタ
イミングを示す開始信号STDと、音声合成の終了のタ
イミングを示す終了信号DENDを出力する機能を有し
ている。更に、制御部41からメロディ合成部35に対
して、メロディ再生の開始のタイミングを示す開始信号
STMが出力されるとともに、このメロディ合成部35
から制御部41に対して、次のメロディデータを要求す
る要求信号RQとメロディ再生の終了を示す終了信号M
ENDが出力されるようになっている。 【0005】制御部41から出力される終了信号DEN
Dと、メロディ合成部35から出力される終了信号ME
NDは、2入力の論理和ゲート(以下、「OR」とい
う)42の入力側に与えられるようになっている。OR
42の出力側は、フリップフロップ(以下、「FF」と
いう)43のリセット端子Rに接続されている。FF4
3のセット端子Sには開始信号STが与えられ、このF
F43の出力端子Qから音声合成またはメロディ再生の
動作中であることを示すビジー信号BSYが出力される
ようになっている。このような音声合成LSIにおい
て、図示しないプロセッサからモード信号MODによっ
て音声合成モードが指定され、特定の単語を選択する選
択信号SELと音声出力の開始を指定する開始信号ST
が与えられると、FF43からビジー信号BSYが出力
される。また、制御部41によって該当する単語の音声
データを読み出すためのアドレス信号ADRが生成され
てROM10に与えられる。これにより、ROM10か
ら、単語を構成するADPCM符号が実際に格納されて
いる開始アドレスと終了アドレスが読み出され、それぞ
れ制御部41内の図示しないアドレスカウンタと、終了
アドレスレジスタに格納される。 【0006】次に、制御部41のアドレスカウンタの値
は、ROM10に対するアドレス信号ADRとして出力
され、更に、音声合成ブロック20に対して開始信号S
TDが出力される。これにより、ROM10から読み出
された音声データは音声合成ブロック20に出力され
る。アドレスカウンタの値は、図示しないクロック信号
に従って逐次カウントアップされ、これによってROM
10から逐次読み出された音声データは、音声合成ブロ
ック20のデコーダ21で解読され、DAC22でアナ
ログの音声信号ADに変換されて出力される。アドレス
カウンタの値が、終了アドレスレジスタに格納された終
了アドレスに一致すると、制御部41から終了信号DE
NDが出力され、デコーダ21がリセットされて音声信
号ADの出力が停止されるとともに、FF43がリセッ
トされてビジー信号BSYが解除される。 【0007】また、この音声合成LSIにおいて、モー
ド信号MODによってメロディ再生モードが指定され、
特定のメロディを選択する選択信号SELとメロディ再
生の開始を指定する開始信号STが与えられると、音声
合成モードのときと同様に、FF43からビジー信号B
SYが出力される。また、制御部41によって該当する
メロディデータを読み出すためのアドレス信号ADRが
生成されて、ROM10に与えられる。これにより、R
OM10から該当するメロディデータが実際に格納され
ている開始アドレスが読み出され、制御部41内のアド
レスカウンタに格納される。 【0008】次に、制御部41のアドレスカウンタの値
は、ROM10に対するアドレス信号ADRとして出力
され、更に、メロディ再生ブロック30に対して開始信
号STMが出力される。これにより、ROM10から読
み出されたメロディデータはメロディ再生ブロック30
に出力され、テンポレジスタ31、音長レジスタ32、
及び音階レジスタ33によって、テンポ、音長、及び音
階の各情報が保持される。各レジスタ31〜33の内容
は、メロディ合成部35に与えられ、このメロディ合成
部35によってメロディの波形信号が合成され、メロデ
ィ信号MDとして出力される。 【0009】テンポレジスタ31、音長レジスタ32、
及び音階レジスタ33で指定された波形信号の合成が完
了すると、メロディ合成部35から次のメロディデータ
を読み出すための要求信号RQが出力される。要求信号
RQにより、制御部41のアドレスカウンタがカウント
アップされて、ROM10から次のアドレスのデータが
読み出される。このようにして、逐次メロディが再生さ
れ、最後のメロディデータが読み出されると、この最後
のメロディデータに付加された終了フラグが、終了検出
部34によって検出される。これにより、メロディ合成
部35からのメロディ信号MDの出力が停止されるとと
もに、終了信号MENDが出力され、FF43がリセッ
トされてビジー信号BSYが解除される。ビジー信号B
SYが解除されると、プロセッサから次の単語やメロデ
ィを順次指定することにより、一連の言葉や音楽を合成
して出力することができるようになっている。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
音声合成LSIでは、次のような課題があった。例え
ば、発信元の電話番号を音声合成によって出力する場
合、数字と数字の間に一定の無音の状態を挿入する必要
がある。無音状態を挿入する方法として、従来、次の
(1)、(2)のような方法が用いられていた。 (1) ビジー信号BSYが解除された後、次の単語の
音声を合成するための制御信号の出力のタイミングを、
プロセッサ側で制御する。 (2) 音声合成LSIに、1つの単語として一定時間
の無音状態を登録しておき、その単語を選択することに
よって無音状態を出力する。 【0011】しかし、(1)の方法では、プロセッサ側
に待ち時間を設定するプログラムが必要になり、ソフト
ウエアが複雑になる。また、(2)の方法では、一定時
間の無音のADPCM符号を格納するために、音声合成
LSIのROM10の容量が増加するという課題があっ
た。本発明は、前記従来技術が持っていた課題を解決
し、音声合成LSIのメロディ再生機能を利用すること
により、回路規模を増加することなく、単語と単語の間
に所定の無音時間を挿入することができる音声合成LS
Iを提供するものである。 【0012】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、音声合成モード時に、選択信号によって
選択された単語の音声信号波形をディジタル符号化した
音声データを逐次読み出して該単語に対応する音声信号
を合成して出力する音声合成手段と、メロディ再生モー
ド時に、選択信号によって選択されたメロディを構成す
る音符及び休符のテンポ、音長、及び音階のメロディデ
ータを逐次読み出して該メロディに対応する波形信号を
合成して出力するメロディ再生手段とを備えた音声合成
LSIにおいて、次のような休符データ出力手段と、無
音挿入手段とを設けている。即ち、休符データ出力手段
は、音声合成モード時に、前記メロディ再生手段に一定
時間の無音状態を再生するために休符のメロディデータ
を与えるものであり、無音挿入手段は、前記音声合成手
段が音声信号の出力を終了した時に、前記メロディ再生
手段を起動して前記休符のメロディデータを再生させる
ことによって所定の無音時間を挿入するものである。 【0013】本発明によれば、以上のように音声合成L
SIを構成したので、音声合成モード時に、次のような
作用が行われる。音声合成モードが指定されると、休符
データ出力手段からメロディ再生手段に対して、一定時
間の無音状態を再生するための休符のメロディデータが
与えられる。一方、選択信号によって特定の単語が指定
されると、その指定された単語の音声データがROM等
から読み出され、音声合成手段によって音声信号が合成
されて出力される。指定された単語の音声データの合成
が終了すると、無音挿入手段によってメロディ再生手段
が起動される。メロディ再生手段に予め与えられていた
休符のメロディデータが再生され、これによって、所定
の無音時間が挿入される。 【0014】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
音声合成LSIの構成図であり、図2中の要素と共通の
要素には共通の符号が付されている。この音声合成LS
Iは、図2の音声合成LSIと同様に、例えば電話機等
に組み込まれ、音声合成によって発信元の電話番号を通
知するとともに、特定のメロディを出力する機能を有し
ている。この音声合成LSIは、予め定められた数字等
の単語の音声波形をディジタル化した音声データと、特
定のメロディを符号化したメロディデータが、単語やメ
ロディ単位に格納されたROM10を有している。RO
M10に格納された音声データは、単語の音声信号波形
を、一定周期でサンプリング及び量子化してディジタル
化し、更に連続するサンプリング値の差分を求めること
により、情報量を圧縮したADPCM符号に変換したも
のである。また、メロディデータは、メロディを構成す
る音符及び休符単位に分解し、そのメロディのテンポ
(即ち、例えば1分間の拍数)、音符や休符の音長(即
ち、4分音符、8分音符、4分休符等)、及び音符の音
階(即ち、「ド」、「レ」、「ミ」等、休符の場合は無
音)の種別を符号化したものである。 【0015】ROM10のデータ端子DTには、音声合
成手段(例えば、音声合成ブロック)20、制御部4
1、及びセレクタ44が、データバス11を介して接続
されている。また、ROM10のアドレス端子ADRに
は、制御部41から読み出しアドレスを示すアドレス信
号ADRが、アドレスバス12を介して与えられるよう
になっている。音声合成ブロック20は、単語単位にA
DPCM符号を解読してアナログの音声信号ADを合成
するもので、ROM10から読み出されたADPCM符
号を解読して音声信号波形に対応するディジタル値に変
換するデコーダ21と、このデコーダ21から出力され
たディジタル値をアナログの電圧に変換して音声信号A
Dとして出力するDAC22とで構成されている。制御
部41は、外部の図示しないプロセッサ等から与えられ
る各種の制御信号に従って単語やメロディの合成を制御
するものであり、音声合成モードとメロディ再生モード
の動作モードを指定するモード信号MOD、合成する単
語やメロディを選択するための選択信号SEL、及び起
動のタイミングを示す開始信号ST等の制御信号が与え
られるようになっている。 【0016】セレクタ44は、2つの入力端子A,Bを
有し、選択端子Sに与えられるモード信号MODで音声
合成モードが指定されたときは入力端子Aを選択し、メ
ロディ再生モードが指定されたときには入力端子Bを選
択して、出力端子Cに出力するものである。セレクタ4
4の入力端子A,Bには、それぞれ休符データ出力手段
(例えば、レジスタ)45とデータバス11が接続され
ている。レジスタ45は、一定時間の無音状態を再生す
るために休符のメロディデータを設定するものである。
セレクタ44の出力端子Cには、メロディデータに基づ
いてメロディに対応する波形信号を発生するメロディ再
生手段(例えば、メロディ再生ブロック)30が接続さ
れている。メロディ再生ブロック30は、ROM10か
ら読み出されたメロディデータの音符及び休符毎に、そ
れぞれテンポ、音長、及び音階の各情報を保持するテン
ポレジスタ31、音長レジスタ32、及び音階レジスタ
33と、メロディの終了を示す終了フラグを検出する終
了検出部34と、これらの各レジスタ31〜33に保持
されたデータに従ってメロディを合成してメロディ信号
MDを出力するメロディ合成部35とで構成されてい
る。 【0017】制御部41は、選択信号SELで指定され
た単語等のデータを読み出すために、一定周期のクロッ
ク信号に従ってROM10に対するアドレス信号ADR
を順次カウントアップして出力する機能を有している。
また、制御部41は、音声合成の開始のタイミングを示
す開始信号STD、音声合成の終了のタイミングを示す
終了信号DEND、及びメロディ再生の開始のタイミン
グを示す開始信号STMを出力する機能を有している。
開始信号STD及び終了信号DENDは、音声合成ブロ
ック20のデコーダ21に与えられるようになってい
る。また、終了信号DENDは、無音挿入手段(例え
ば、2入力の論理積ゲート、以下、「AND」という)
46の一方の入力側にも与えられ、このAND46の他
方の入力側にはモード信号MODが与えられるようにな
っている。AND46の出力側は2入力のOR47の一
方の入力側に接続され、このOR47の他方の入力側に
は制御部41からスタート信号STMが与えられるよう
になっている。そして、OR47からメロディ合成部3
5に対して、メロディ再生の開始のタイミングを示す開
始信号STAが出力されるようになっている。 【0018】また、メロディ再生ブロック30から制御
部41に対して、次の音符や休符のメロディデータを要
求する要求信号RQが出力されるとともに、メロディの
終了フラグを検出したときには、メロディ再生の終了を
示す終了信号MENDが出力されるようになっている。
終了信号MENDは、FF48のリセット端子Rにも与
えられ、このFF48のセット端子Sには開始信号ST
が与えられるようになっている。そして、FF48の出
力端子Qから音声合成またはメロディ再生の作中である
ことを示すビジー信号BSYが出力されるようになって
いる。 【0019】次に、この図1の音声合成LSIの動作
を、音声合成モード(i)と、メロディ再生モード(i
i)に分けて説明する。 (i) 音声合成モード 図3は、図1の音声合成モード時の動作を示すタイムチ
ャートである。図示しないプロセッサからレベル“H”
のモード信号MODが与えられて音声合成モードが指定
されると、セレクタ44によって入力端子A側が選択さ
れ、レジスタ45に設定された休符のメロディデータが
メロディ再生ブロック30に与えられる。これにより、
メロディ再生ブロック30のテンポレジスタ31、音長
レジスタ32、及び音階レジスタ33には、一定時間の
無音を生成するためのデータが格納される。また終了検
出部34には、休符のメロディデータの再生後、メロデ
ィ合成部35の動作を終了させるための終了フラグが格
納される。 【0020】図3の時刻t1において、プロセッサか
ら、特定の単語を選択する選択信号SELと音声合成の
開始を指定する開始信号STが与えられると、FF48
からビジー信号BSYが出力される。また、制御部41
によって該当する単語の音声データを読み出すためのア
ドレス信号ADRが生成されてROM10に与えられ
る。これにより、ROM10から、単語を構成するAD
PCM符号が実際に格納されている開始アドレスと終了
アドレスが読み出され、それぞれ制御部41内のアドレ
スカウンタと、終了アドレスレジスタに格納される。時
刻t2において、制御部41のアドレスカウンタの値
は、ROM10に対するアドレス信号ADRとして出力
され、更に、音声合成ブロック20に対して開始信号S
TDが出力される。これにより、ROM10のデータ端
子DTから出力された音声データは、音声合成ブロック
20に読み込まれる。アドレスカウンタの値は、クロッ
ク信号に従ってカウントアップされ、これによってRO
M10から逐次出力された音声データは、音声合成ブロ
ック20のデコーダ21で解読され、DAC22でアナ
ログの音声信号ADに変換されて出力される。 【0021】時刻t3において、制御部41のアドレス
カウンタの値が終了アドレスレジスタに格納された終了
アドレスに一致すると、この制御部41から終了信号D
ENDが出力され、デコーダ21がリセットされて音声
信号ADの出力が停止される。また、終了信号DEND
の出力により、AND46の出力信号が“H”となり、
OR47を介してメロディ再生ブロック30のメロディ
合成部35に対して、スタート信号STAが与えられ、
メロディ合成部35が起動される。テンポレジスタ3
1、音長レジスタ32、及び音階レジスタ33には、前
述のように、休符のメロディデータが格納されているの
で、このメロディデータに基づいて一定の無音時間が挿
入される。休符のメロディデータによる無音時間が経過
した時刻t4において、メロディ再生の終了を示す終了
信号MENDが出力され、FF48がリセットされてビ
ジー信号BSYが解除される。 【0022】(ii) メロディ再生モード レベル“L”のモード信号MODによってメロディ再生
モードが指定されると、セレクタ44によって入力端子
B側が選択され、データバス11を介してROM10の
データがメロディ再生ブロック30に与えられるように
なる。ここで、特定のメロディを選択する選択信号SE
Lとメロディ再生の開始を指示する開始信号STが与え
られると、音声合成モードのときと同様に、FF48か
らビジー信号BSYが出力される。また、制御部41に
よって該当するメロディデータを読み出すためのアドレ
ス信号ADRが生成されてROM10に与えられる。こ
れにより、ROM10から、メロディデータが実際に格
納されている開始アドレスが読み出され、制御部41内
のアドレスカウンタに格納される。 【0023】次に、制御部41のアドレスカウンタの値
は、ROM10に対するアドレス信号ADRとして出力
され、更に、メロディ再生ブロック30に対する開始信
号STMが出力される。これにより、ROM10から読
み出されたメロディデータはメロディ再生ブロック30
に与えられ、テンポレジスタ31、音長レジスタ32、
及び音階レジスタ33によって、テンポ、音長、及び音
階の各情報が保持される。各レジスタ31〜33の内容
は、メロディ合成部35に与えられ、このメロディ合成
部35によってメロディの波形信号が合成され、メロデ
ィ信号MDとして出力される。 【0024】テンポレジスタ31、音長レジスタ32、
及び音階レジスタ33で指定された波形信号の合成が完
了すると、メロディ合成部35から次の音符または休符
のメロディデータを読み出すための要求信号RQが出力
される。要求信号RQにより、制御部41のアドレスカ
ウンタがカウントアップされて、ROM10の次のアド
レスが読み出される。このようにして、メロディの最後
のメロディデータが読み出されると、終了検出部34に
よって、この最後のメロディデータに付加された終了フ
ラグが検出される。これにより、メロディ合成部35か
らのメロディ信号MDの出力が停止されるとともに、終
了信号MENDが出力され、FF48がリセットされて
ビジー信号BSYが解除される。このように、本実施形
態の音声合成LSIは、音声合成モード時に、メロディ
再生ブロック30に対して休符のメロディデータを与え
るためのセレクタ44及びレジスタ45を有するととも
に、音声合成の終了時にこのメロディ再生ブロック30
を起動して休符を再生するように構成しているので、回
路規模をほとんど増加することなく、単語と単語の間に
所定の無音時間を挿入することができるという利点があ
る。 【0025】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次の(a)〜(d)のようなものがある。 (a) 図1の音声合成LSIは、ROM10を内蔵し
た構成になっているが、ROMを外付けにすることも可
能である。 (b) ROM10に格納された音声データは、ADP
CM符号に限定されず、どのようなディジタル符号でも
同様に適用可能である。 (c) 休符のメロディデータを設定するためのレジス
タ45とセレクタ44は、メロディ再生ブロック30の
外側に設けられているが、このメロディ再生ブロック3
0の各レジスタ31〜33とメロディ合成部35との間
に設けても良い。 (d) 休符のメロディデータを設定するためのレジス
タ45とセレクタ44を設けずに、音声合成モード時の
動作開始直後に、ROM10から休符のメロディデータ
を読み出して、メロディ再生ブロック30のレジスタ3
1〜33に格納するようにしても良い。これにより、制
御部41の制御は若干複雑になるが、レジスタ45とセ
レクタ44を削除して回路構成が簡素化できるととも
に、自由に休符のメロディデータを設定できるので、任
意時間の無音状態を生成することができるという利点が
ある。 【0026】 【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、メロディ再生手段に対して、一定時間の無音状態
を再生するための休符のメロディデータを与える休符デ
ータ出力手段と、音声合成手段による音声データの合成
が終了したときに、メロディ再生手段を起動する無音挿
入手段を有している。これにより、回路規模をほとんど
増加することなく、単語の音声合成出力の後に所定の無
音時間を挿入することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態を示す音声合成LSIの構成
図である。 【図2】従来の音声合成LSIの一例を示す概略の構成
図である。 【図3】図1の音声合成モード時の動作を示すタイムチ
ャートである。 【符号の説明】 10 ROM(読み出し専用メモリ) 20 音声合成ブロック 21 デコーダ 22 DAC(ディジタル・アナログ変換器) 30 メロディ再生ブロック 31 テンポレジスタ 32 音長レジスタ 33 音階レジスタ 34 終了検出部 35 メロディ合成部 41 制御部 44 セレクタ 45 レジスタ 46 AND(論理積ゲート) 47 OR(論理和ゲート) 48 FF(フリップフロップ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−254096(JP,A) 特開 昭58−102298(JP,A) 特開 平8−278798(JP,A) 実開 平6−493(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C10L 13/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 音声合成モード時に、選択信号によって
    選択された単語の音声信号波形をディジタル符号化した
    音声データを逐次読み出して該単語に対応する音声信号
    を合成して出力する音声合成手段と、 メロディ再生モード時に、選択信号によって選択された
    メロディを構成する音符及び休符のテンポ、音長、及び
    音階のメロディデータを逐次読み出して該メロディに対
    応する波形信号を合成して出力するメロディ再生手段と
    を備えた音声合成集積回路において、 前記音声合成モード時に、前記メロディ再生手段に一定
    時間の無音状態を再生するために休符のメロディデータ
    を与える休符データ出力手段と、 前記音声合成手段が音声信号の出力を終了した時に、前
    記メロディ再生手段を起動して前記休符のメロディデー
    タを再生させることによって所定の無音時間を挿入する
    無音挿入手段とを、 設けたことを特徴とする音声合成集積回路。
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