JP3366519B2 - 画像処理装置の画像出力方法 - Google Patents

画像処理装置の画像出力方法

Info

Publication number
JP3366519B2
JP3366519B2 JP35019295A JP35019295A JP3366519B2 JP 3366519 B2 JP3366519 B2 JP 3366519B2 JP 35019295 A JP35019295 A JP 35019295A JP 35019295 A JP35019295 A JP 35019295A JP 3366519 B2 JP3366519 B2 JP 3366519B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
image
color separation
data
resolution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35019295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09181907A (ja
Inventor
威志 深見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd, Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP35019295A priority Critical patent/JP3366519B2/ja
Publication of JPH09181907A publication Critical patent/JPH09181907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3366519B2 publication Critical patent/JP3366519B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるDTP
(デスクトップパブリッシング)に利用される画像処理
装置の画像出力方法に係り、特に画像のレイアウトを確
認するための簡易校正用の印刷を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の方法として、例えば、画
像データを含むファイルを変換し、この変換によって、
表示用画像データおよび印刷用画像データを含む参照フ
ァイルと、製版用色分解データからなる4色の色分解フ
ァイル、例えば、Y,M,C,Kの各製版用色分解デー
タの各々に対応する4つの色分解ファイルとを含む変換
ファイルを生成し、この変換ファイルのうち、参照ファ
イルに含まれている印刷用画像データに基づいて画像出
力を行うものがある。このようにして行われる画像出力
は、簡易的な校正印刷であってカンプ出力とも呼ばれる
ものであるが、以下の説明においては簡易校正印刷と称
することにする。
【0003】具体的には、まず、文字列データを含む文
書ファイルをレイアウトソフトウェアに読み込んでモニ
ター上のページ内に文字列を表示させ、次いで変換ファ
イルを読み込んで、文字列が表示されているページ内の
所望する位置に画像を表示させる。このとき表示される
画像は、参照ファイルに含まれる表示用画像データによ
る画像であり、例えば、72dpiという低解像度のも
のである。そして、このレイアウトソフトウェア上にお
いて、ページ内における画像の配置位置を所望するよう
に調整し、その調整が完了した時点において、カラープ
リンターなどの簡易出力装置に参照ファイルに含まれる
印刷用画像データを出力して、そのレイアウト等の確認
を行うための簡易校正印刷を行うようになっている。そ
して、印刷された画像を見て、レイアウトや色調が所望
するとおりになっていない場合には、上記レイアウトや
レタッチを再び行なって更に簡易校正印刷を行ない、希
望どおりに仕上がった時点において、4色の色分解ファ
イルに含まれる各製版用色分解データを、イメージセッ
ターなどの高品質出力装置に出力して、刷版やフィルム
に色分解版を形成する。なお、4色の色分解ファイルの
各々に含まれる製版用色分解データは、画像を忠実に再
現する必要があるので、例えば、印刷用画像データ(7
2dpi)に比較して高解像度である350dpi程度
のものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近では、簡易出力装
置といえども、600dpiや1500dpiなどの高
解像度で高品質な印刷を行うことができるものが存在し
ているため、簡易校正印刷時に多少出力時間が増加した
としても、場合によってはそれに応じた高品質なものを
期待する場合がある一方、簡易校正印刷では、画像の配
置位置さえわかればよく、画像の細かい形状などがわか
るような出力を必要としない場合もある。すなわち、参
照ファイルの印刷用画像データによる簡易校正印刷にお
いても過剰な品質であり、さらに解像度を低くして出力
時間を短縮したいという要望である。換言すると、簡易
校正印刷に期待する品質はユーザーや出力する画像の種
類ごとに異なっており、所望する解像度およびその出力
時間が異なるが、簡易校正印刷は、参照ファイルに含ま
れる低解像度(72dpi)の印刷用画像データを簡易
出力装置に出力することにより行われるので、ユーザー
が所望する品質に調整することができないという問題点
がある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、簡易校正印刷に用いるデータの解像度
を変更することにより、所望する品質の簡易校正印刷を
行うことができる画像処理装置の画像出力方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の画像処理装置の画像出力方法は、
画像データを含むファイルを変換することによって、印
刷用画像データを含む参照ファイルと、製版用色分解デ
ータからなる2色以上の色分解ファイルとを含む変換フ
ァイルを生成し、この変換ファイルに基づいて画像出力
を行う画像処理装置の画像出力方法であって、(a)出
力時の解像度を指定(指定解像度)する工程と、(b)
前記指定解像度に従って前記各色分解ファイルに含まれ
る製版用色分解データを各々間引き処理して、間引き画
像データを生成する工程と、(c)前記工程(b)にお
いて生成された間引き画像データを印刷用画像データと
して含む新たな参照ファイルを生成する工程と、(d)
前記新たな参照ファイルに格納された印刷用画像データ
に基づいて画像出力を行う印刷工程と、を含むことを特
徴とするものである。
【0007】また、請求項2に記載の画像処理装置の画
像出力方法は、請求項1に記載の発明において、前記工
程(c)は、前記生成された間引き画像データを前記参
照ファイルの印刷用画像データとして置換格納する工程
(e)であり、前記工程(d)は、前記参照ファイルに
格納された印刷用画像データに基づいて画像出力を行う
印刷工程(f)であることを特徴とするものである。
【0008】また、請求項3に記載の画像処理装置の画
像出力方法は、画像データを含むファイルを変換するこ
とによって、印刷用画像データを含む参照ファイルと、
製版用色分解データからなる2色以上の色分解ファイル
とを含む変換ファイルを生成し、この変換ファイルに基
づいて画像出力を行う画像処理装置の画像出力方法であ
って、(a)出力時の解像度を指定(指定解像度)する
工程と、(b)前記指定解像度に従って前記各色分解フ
ァイルに含まれる製版用色分解データを各々間引き処理
して、複数個の間引き色分解データを生成する工程と、
(c)前記工程(b)で生成された各間引き色分解デー
タをマージして画像出力を行う印刷工程と、を含むこと
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の作用は次のとおりである。すなわち、
請求項1に記載の発明によれば、出力時の解像度(指定
解像度)を指定し(工程(a))、この指定解像度に従
って、変換ファイルの各色分解ファイルに含まれる製版
用色分解データを各々間引き処理して間引き画像データ
を生成し(工程(b))、新たな参照ファイルを作成し
てこの印刷用画像データとして間引き画像データを格納
し(工程(c))、新たな参照ファイルに格納されてい
る印刷用画像データに基づいて画像出力を行って印刷す
る(工程(d))。
【0010】これにより、元の参照ファイルに格納され
ている印刷用画像データは何ら変更がなく低解像度のま
まであるが、その一方、新たな参照ファイルに格納され
ている印刷用画像データは、所望する品質を示す(指
定)解像度となるように、各色分解ファイルに含まれる
高解像度の製版用色分解データを各々間引き処理して得
られたものとすることができる。例えば、製版用色分解
データが350dpiの高解像度であり、元の参照ファ
イルに含まれる印刷用画像データが72dpiの低解像
度であり、指定解像度が200dpiである場合には、
元の参照ファイルの印刷用画像データは72dpiとい
う低解像度のままであるが、新たな参照ファイルの印刷
用画像データは、間引き処理により350dpiから指
定解像度である200dpiにされた間引き画像データ
となるので、この新たな参照ファイルの印刷用画像デー
タに基づいて画像出力を行うことにより、所望する
(中)解像度の簡易校正出力を得ることができる。ま
た、例えば、指定解像度を極低解像度の20dpiとし
た場合にも、同様にして新たな参照ファイルの印刷用画
像データ(すなわち、指定解像度の間引き画像データ)
を指定解像度のものとすることができるので、新たな参
照ファイルの印刷用画像データに基づいて画像出力を行
うことにより、所望する(極低)解像度の簡易校正出力
を得ることができる。
【0011】また、請求項2に記載の発明によれば、指
定解像度に従って各色分解ファイルに含まれる製版用色
分解データを各々間引き処理して生成した間引き画像デ
ータを、参照ファイルの印刷用画像データと置換して格
納し(工程(e))、参照ファイルに格納された印刷用
画像データ(すなわち、指定解像度の間引き画像デー
タ)に基づいて画像出力を行う(工程(f))。したが
って、所望する解像度の簡易校正出力を得ることができ
るとともに、新たな参照ファイルを生成しないので、参
照ファイルの数が増加して記憶容量を圧迫することを防
止することができる。
【0012】また、請求項3に記載の発明によれば、出
力時の解像度(指定解像度)を指定し(工程(a))、
この指定解像度に従って、変換ファイルの各色分解ファ
イルに含まれる製版用色分解データを各々間引き処理し
て、複数個の間引き色分解データを生成し(工程
(b))、これらの各間引き色分解データをマージして
画像出力を行って印刷する(工程(c))。
【0013】これにより、参照ファイルに格納されてい
る印刷用画像データは何ら変更がなく低解像度のままで
あるが、その一方、簡易出力装置などに出力されるデー
タは、所望する品質を示す(指定)解像度となるよう
に、各色分解ファイルに含まれる高解像度の製版用色分
解データを各々間引き処理して得られた複数個の間引き
色分解データをマージしたものとすることができる。こ
れらの各間引き色分解データをマージして出力すること
により、データを格納する工程を行う必要がないので、
記憶容量少なくかつ迅速に所望する(指定)解像度の簡
易校正印刷を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を説明する。 <第1実施例>図1は、本発明に係る画像出力方法を使
用する画像処理装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0015】図中、符号1は、文字列データなどを含む
文書ファイルを読み込むための文書ファイル入力部であ
る。この文書ファイル入力部1を介して入力された文書
ファイルは、ファイル格納部2に格納される。文書ファ
イルに画像を貼り付ける場合には、その画像を入力スキ
ャナー3により取り込んでファイル格納部2に格納す
る。この画像データを含むファイルは、以下に説明する
ように、自動的にそのファイル形態が変換されて変換フ
ァイルとされる。この変換ファイルの形態は、図2の模
式図に示すように、1つの参照ファイルRFと、Y版,
M版,C版,K版のそれぞれに対応する4つの色分解フ
ァイルCFY ,CFM ,CFC ,CFK である。なお、
以下の説明においては、4つの色分解ファイルCFY
CFM ,CFC ,CFK を総称する場合には、色分解フ
ァイルCFと称することにする。また、変換ファイルが
生成された際に、この実施例では、参照ファイルRFの
ファイル名として『ABC.DCS』が、各色分解ファ
イルCFY ,CFM ,CFC,CFK のファイル名とし
て『ABC.Y』,『ABC.M』,『ABC.C』,
『ABC.K』が付されたとして説明する。
【0016】参照ファイルRFは、上記の色分解ファイ
ルCFとの関連を示すリンク情報Li と、ページ記述言
語(PDLと略称され、例えば、PostScript(Adobe社)
などがある)のための辞書データDj と、表示用画像デ
ータDd および印刷用画像データDp のそれぞれの構成
画素数(例えば、縦横のピクセル数)と解像度などの画
像パラメータPa と、モニター4に画像を表示するため
のデータであって、コンポジットデータにより表された
低解像度(例えば、72dpi)の表示用画像データD
d と、表示用画像データDd と同一解像度の、簡易校正
印刷のための印刷用画像データDp とを含んでいる。
【0017】色分解ファイルCFは、Y版の製版用色分
解データDy を含む色分解ファイルCFY と、M版の製
版用色分解データDm を含む色分解ファイルCFM と、
C版の製版用色分解データDc を含む色分解ファイルC
C と、K版の製版用色分解データDk を含む色分解フ
ァイルCFK とから構成されている。これらの色分解フ
ァイルCFは、72dpiで表現された低解像度の表示
用画像データDd および印刷用画像データDp よりも高
解像度であり、例えば、350dpiで表現されてい
る。なお、色分解ファイルCFとして4色分の色分解フ
ァイルCFY ,CFM ,CFC ,CFK は必須ではな
く、印刷時に用いるインク色の数に相当する分の色分解
ファイルを格納するようにしてもよい。例えば、赤色と
緑色の2色印刷を行う場合は、G版の色分解ファイルC
G とR版の色分解ファイルCFR の2つのファイルを
準備しておけばよい。
【0018】なお、上述したような変換ファイルの形式
は、DTPの分野で頻繁に利用されるものである。これ
は、1988年にQuark 社が商品名QuarkXPress というレイ
アウト編集ソフトウエアの一部として発表した規約であ
り、DCS(Desktop Color Separation)規約と呼ばれて
いるものである。このDCS規約では、4つの色分解フ
ァイルとのリンク情報と、低解像度のレイアウト用画像
と、校正刷りを出力するための情報とを含むマスターフ
ァイルと、各版の色分解ファイル等を生成するようにな
っており、上記の参照ファイルRFがマスターファイル
に相当し、4色分の色分解ファイルCFY ,CFM ,C
C ,CFK が各版の色分解ファイルに相当するもので
ある。
【0019】ファイル指示部5aは、ファイル格納部2
に格納されている複数個の文書ファイルや変換ファイル
のうち、所望するファイル名(文書ファイル名や参照フ
ァイル名)を入力指示する機能を有する。指定解像度入
力部5bは、ファイル指示部5aを介して指示された参
照ファイルRFに含まれている印刷用画像データDp
解像度を変換する際に、所望する解像度(指定解像度)
を入力指示するものである。品質設定部5cは、印刷用
画像データを指定解像度にする際に、品質に影響するダ
ウンサンプリング(間引き処理)方法を設定するための
ものである。このダウンサンプリング方法としては、例
えば、最近隣内挿法、供1次内挿法、3次たたみ込み内
挿法などが例示され、これらの種々のダウンサンプリン
グ方法の中から所望する品質に応じた方法を適宜選択す
るようになっている。なお、これらのファイル指示部5
a、指定解像度入力部5b、品質設定部5cは、この画
像処理装置のオペレータによって操作されるものであ
り、例えば、モニター4に表示されるメニューウインド
ウ内の設定ボタン、入力ボックス、ラジオボタン、チェ
ックボックス、選択ボックスなどによって構成されてい
る。また、これらはグラフィカルユーザーインターフェ
イス(以下、GUIと称する)5を構成している。GU
I5を介して入力された情報は、設定情報記憶部10に
設定情報(参照ファイル名,指定解像度,ダウンサンプ
リング方法)として記憶され、この設定情報は後述する
処理の際に適宜に参照される。なお、この設定情報は、
Preference File とも呼ばれる。
【0020】参照ファイル複写部15aは、ファイル指
示部5aを介して指示された参照ファイルRFをファイ
ル格納部2の中から検索し、その参照ファイルRFの、
リンク情報Li 、辞書データDj 、表示用画像データD
d を複写するための機能を有する。参照ファイル解析部
15bは、上記の参照ファイル複写部15aによって参
照ファイルRFの複写が行われる際に参照ファイルRF
の内容を解析して複写したり、製版用色分解データ取込
部15cが、指示された参照ファイルRFにリンクして
いる色分解ファイルCFの製版用色分解データを取り込
む際に、リンク情報Li を解析して取り込むべきファイ
ルを決定するものである。ダウンサンプリング部15d
は、設定情報記憶部10に記憶されている設定情報のダ
ウンサンプリング方法に基づいて、製版用色分解データ
取込部15cにより取り込まれた色分解データの解像度
を変換する処理を施すものである。これらの参照ファイ
ル複写部15aと、参照ファイル解析部15bと、製版
用色分解データ取込部15cと、ダウンサンプリング部
15dとは、変換モジュール15を構成している。
【0021】制御部20は、図示しないCPUおよびR
AM,ROMなどにより構成されているものであり、上
記のGUI5と、上記の変換モジュール15と、内部バ
スIBに接続された各部の動作を統括制御するものであ
る。レタッチ処理部30は、入力スキャナー3を介して
取り込まれた画像データをモニター4に表示させ、種々
のツールを利用して修正を施す機能を有するものであ
る。レイアウト編集部40は、文書ファイル入力部1を
介して入力した文書ファイルの文字列からなる文書をモ
ニター4に表示させるとともに、参照ファイルRFの表
示用画像データDd による画像を表示させて、文書中に
おけるその配置位置を調整する機能を有する。なお、上
記のGUI5、変換モジュール15、レタッチ処理部3
0、レイアウト編集部40は、ファイル格納部2にプロ
グラムファイルとして記憶されており、制御部20の制
御の下に適宜に図示しないRAMにロードされて実行さ
れるようになっている。しかし、ここでは説明の便宜
上、各プログラムを機能的にブロック図で示している。
【0022】カラープリンタ50は、インクジェットプ
リンタや熱転写プリンタ等の簡易出力装置であり、コン
ポジットデータを受け取って、そのデータの解像度に応
じて文字列および画像を簡易的に印刷するものである。
カラープリンタ50の解像度は、例えば、600dpi
である。この簡易校正印刷は、主として文字列中の画像
の配置位置(レイアウト)を確認するために利用され
る。イメージセッター60は、高品質出力装置であり、
色分解ファイルCFの各製版用色分解データCFY ,C
M ,CFC ,CFK を受け取って、刷版やフィルムな
どに色分解を生成する装置である。このイメージセッタ
ー60の解像度は、簡易校正印刷に利用されるカラープ
リンタ50に比べて高解像度であり、例えば2400d
piである。
【0023】次に、図3および図4を参照して、本発明
の画像出力方法に係る処理の流れについて説明する。な
お、図3はメインフローを示し、図4は変換処理を示す
フローである。
【0024】ステップS1(スキャナーから画像を入
力、変換ファイルを格納):入力スキャナー3を介して
画像を取り込み、その画像データを含むファイルをファ
イル格納部2に格納するとともに、そのファイルを上述
した変換ファイルに変換してファイル格納部2に格納す
る。なお、この変換ファイルを構成する各ファイルは、
図2に示すような形態で格納され、さらにこれらのファ
イル名は、参照ファイルRFがファイル名『ABC.D
CS』、Y版の色分解ファイルCFYがファイル名『A
BC.Y』、M版の色分解ファイルCFM がファイル名
『ABC.M』、C版の色分解ファイルCFC がファイ
ル名『ABC.C』、K版の色分解ファイルCFK がフ
ァイル名『ABC.K』として付されたものとして説明
する。
【0025】ステップS2(レタッチする?):ファイ
ル格納部2に格納された変換ファイルの、表示用画像デ
ータDd による画像をモニター4に表示させ、修正が必
要か否かによって処理を分岐する。修正処理が必要なら
ばステップS3に分岐し、修正処理が不要ならばステッ
プS4に処理を分岐する。
【0026】ステップS3(レタッチ処理):モニター
4に表示されている画像を見つつ、レタッチ処理部30
が有する種々のツールを利用して画像に修正を施す。処
理を施されたデータは、オペレータの指示に基づいて元
の画像データ(表示用画像データDd ,印刷用画像デー
タDp,各色分解データ製版用色分解データDy ,……
…)と置換されたり、あるいは破棄されたりする。
【0027】ステップS4(変換処理):この変換処理
について、図4に示すフローチャートを参照する。
【0028】ステップT1(参照ファイルを指定):フ
ァイル格納部2に格納されている変換ファイルのうち、
所望する画像データを含む参照ファイルRFのファイル
名を、ファイル指示部5aを介して指定する。ここで
は、ファイル名として『ABC.DCS』が指定された
とする。
【0029】ステップT2(指定解像度を入力):指定
した参照ファイルRF(ファイル名『ABC.DC
S』)に含まれる印刷用画像データDp に関する、所望
する解像度(指定解像度)を、指定解像度入力部5bを
介して入力する。ここでは、指定解像度として、例え
ば、参照ファイルRFの印刷用画像データDp の解像度
72dpiよりも高い解像度である、150dpiが入
力されたとする。なお、ステップT2において入力する
指定解像度は、上限が製版用色分解データの解像度であ
り、この例では、1dpi〜350dpiの範囲で入力
可能である。また、このステップT2は、本発明におけ
る工程(a)に相当するものである。
【0030】ステップT3(品質を指定):指定解像度
に解像度を変換する際に、品質に影響するダウンサンプ
リング方法を、品質設定部5cを介して指定する。この
ダウンサンプリング方法としては、上述したように、最
近隣内挿法、共1次内挿法、3次たたみ込み内挿法など
があり、所望する品質に応じて選択する。
【0031】ステップT4(データの保存方法を指
定):指定解像度に変換されたデータを、既に存在して
いる参照ファイルRF中に書き込むか(上書き)、ある
いは新たに参照ファイルを生成してその中に書き込むか
(新規)を指定する。ここでは新規が指定されたものと
する。
【0032】ステップT5(設定情報への書込み):ス
テップT1〜ステップT4において指定あるいは入力さ
れた各情報、すなわち、参照ファイル名、指定解像度、
品質、データの保存方法を設定情報に書き込んで設定情
報記憶部10に格納する。この設定情報は、適宜に参照
される。
【0033】ステップT6(指定解像度/品質に従って
変換する):図5の模式図を参照する。まず、指定され
た参照ファイルRFのファイル名『ABC.DCS』の
ファイルをオープンし、そのリンク情報Li を参照ファ
イル解析部15bにより解析して、この参照ファイルR
Fに関連している色分解ファイルCFの各ファイル名を
取得する。この例では『ABC.Y』,『ABC.
M』,『ABC.C』,『ABC.K』を取得する。こ
れらのファイル名の色分解ファイルCFを全てオープン
して、製版用色分解データ取込部15cが各色分解デー
タDy ,Dm ,Dc ,Dk を取り込む。これらの取り込
まれた各色分解データDy ,Dm ,Dc ,Dk を、指定
された品質を示すダウンサンプリング方法により各々間
引き処理して、指定解像度150dpiとなるコンポジ
ットの間引き画像データDa を生成する。なお、このス
テップT6は、本発明における工程(b)に相当するも
のである。
【0034】ステップT7(データを保存):まず、参
照ファイル解析部15bの解析結果に基づき、参照ファ
イル複写部15aが指定されたファイル名『ABC.D
CS』の参照ファイルRFをオープンし、リンク情報L
i 、辞書データDj および表示用画像データDd を複写
して、ファイル格納部2内に新たな参照ファイルRF’
を作成する。このとき元の参照ファイルRFのファイル
名『ABC.DCS』のうち、ドット以下の拡張子を指
定解像度(150dpi)に併せて変更したファイル名
『ABC.150』を付す。さらに、作成した新たな参
照ファイルRF’の画像パラメータPa としては、指定
解像度に相当する印刷用画像データDp の構成画素数を
登録する。次に、ステップT6で生成した間引き画像デ
ータDa (150dpi)を、新たな参照ファイルR
F’の印刷用画像データDp として格納する。つまり、
元の参照ファイルRFの印刷用画像データDp は72d
piの低解像度のままであるが、新たな参照ファイルC
F’の印刷用画像データDp (=間引き画像データ
a )は、中解像度である150dpi(指定解像度)
となっている。なお、このステップT7は、本発明にお
ける工程(c)に相当する。
【0035】ステップS5(画像のレイアウト処理):
図3のフローチャートに戻る。レイアウト編集部40が
有するレイアウト編集機能を用いて、文書ファイル入力
部1を介して入力された文字列からなる文書中の所望す
る位置に、新たな参照ファイルRF’の表示用画像デー
タDp (72dpiの解像度)による画像を表示させ、
その配置位置を所望するように調整する。
【0036】ステップS6(簡易校正印刷する?):モ
ニター4上で配置位置を調整した画像を含む文書を、簡
易校正のために印刷するか否かを指示する。簡易校正印
刷は、カラープリンタ50に、印刷用画像データDp
出力することによって行われる。ここでは簡易校正印刷
を行うと指示されたとして以下に説明する。
【0037】ステップS7(印刷用画像データによる簡
易校正印刷):制御部20の制御の下に、新たな参照フ
ァイルRF’の印刷用画像データDpが内部バスIBを
介してカラープリンタ50に送られ、簡易校正印刷が行
われる。このときカラープリンタ50に送られているデ
ータは、指定解像度150dpiに変換された間引き画
像データDa であるので、カラープリンタ50によって
印刷される文書中の画像は、所望する(中)解像度のも
のとすることができる。このようにして、印刷用画像デ
ータDp として新たな参照ファイルRF’に格納されて
いる、指定解像度に間引き処理された間引き画像データ
a をカラープリンタ50に送って印刷することによ
り、元の参照ファイルRFの印刷用画像データDp (7
2dpi)よりも高解像度の簡易校正印刷を行うことが
できる。なお、このステップS7は、本発明における工
程(d)に相当する。
【0038】また、参照ファイルRFの印刷用画像デー
タDp による画像でも過剰品質であり、画像の細かい形
状などは不要であって、単に文書中に画像が位置するこ
とが分かればよいというような場合には、上記のステッ
プT2において、参照ファイルRFの印刷用画像データ
p の解像度72dpiよりも低い指定解像度、例え
ば、10dpiのような極低解像度を入力すればよい。
したがって、指定解像度として所望する値を指示するこ
とにより、これに応じて印刷用画像データDp の解像度
が変更され、所望する品質の簡易校正印刷を行うことが
できる。
【0039】ステップS8(OK?):ステップS7で
印刷された文書中における画像の配置位置を確認し、そ
の位置が所望する位置にあるか否かによって処理を分岐
する。所望する位置にない場合には、ステップS5(画
像のレイアウト調整)に戻って再び文書中における画像
の配置位置を調整する。画像が所望する位置にある場合
には、ステップS9に分岐する。
【0040】ステップS9(校正印刷):簡易校正印刷
によって文書中における画像の配置位置が所望するよう
になっている場合には、イメージセッター60により色
分解版を作成する。この場合に用いられるデータは、新
たな参照ファイルRF’のリンク情報Li に基づいて、
4色分の色分解ファイルRFの各々に格納されている製
版用色分解データDy ,Dm ,Dc ,Dk である。これ
らの350dpiという高解像度のデータによって、最
終の製品と同等の解像度の印刷物を出力し、最終的な校
正に利用する。
【0041】なお、ファイル格納部2には、新たな参照
ファイルRF’と、何ら変更されていない元の参照ファ
イルRFとが併存しているので、簡易校正印刷を行った
結果、印刷出力時間が予想以上にかかり、元の解像度に
よる簡易校正印刷の方が好ましいと判断した場合には、
ステップS5のレイアウト調整において、元の参照ファ
イルRFを指定すればよく、このようにすることにより
再び解像度の変換処理(ステップS4)を行うことな
く、迅速に元の(低)解像度での簡易校正印刷(ステッ
プS7)を行うことができる。
【0042】また、上記のステップT4において、デー
タの保存方法として、指定解像度に変換された間引き画
像データDa を、既にある参照ファイルRF中に書き込
む(上書き)と指定した場合には、図6の模式図に示す
ように参照ファイルRFの印刷用画像データDp が、指
定解像度に間引き処理された間引き画像データDa によ
って上書きされる。これによるとファイル格納部2内
に、新たな参照ファイルRF’が作成されることがない
ので、このような解像度変換処理を多く行うことにより
新たな参照ファイルRF’の数が増大して、記憶容量が
圧迫されることを防止することができる。
【0043】なお、上記の第1実施例では、新たな参照
ファイルRF’または参照ファイルRFの印刷用画像デ
ータDp のみを、指定解像度に間引き変換処理した間引
き画像データDa とし、表示用画像データDd について
は何らの変更も行わなかったが、表示用画像データDd
も印刷用画像データDp と同様に指定解像度のものに変
更するようにしてもよい。例えば、中解像度(150d
pi)に変更することにより、簡易校正印刷と同様によ
り精細な表示を行うことができ、極低解像度(10dp
i)に変更することにより、モニター4上での表示を高
速に行うことができる。この場合、モニター4の表示解
像度と所望する解像度とを勘案してどの程度の解像度に
変更するかを決定すればよい。
【0044】<第2実施例>上記の第1実施例において
は、指定解像度に間引き処理された間引き画像データを
生成して格納し、これを印刷用画像データとして出力す
ることにより、簡易校正印刷を行ったが、第2実施例と
して、間引き画像データを生成して、これを格納するこ
となく上記第1実施例と同様の簡易校正印刷を行うこと
ができる方法について説明する。なお、図1中、上記の
第1実施例と共通する部分については説明を省略する。
【0045】図1を参照する。レイアウト編集部40
は、例えば、一連の動作を自動実行するなど、ユーザー
が所望する機能を、内蔵する独自の言語によりプログラ
ミングを行って付加(アドオン(add on)と称される) す
ることができるレイアウト編集ソフトウエアにより構成
されている。このような機能拡張を施すことができるレ
イアウト編集ソフトウエアとしては、例えば、XTension
という機能を内蔵した商品名QuarkXPress(Quark 社製)
がある。このレイアウト編集部40には、上述した製版
用色分解データ取込部15cと同様の機能を有する製版
用色分解データ取込部40aと、製版用色分解データ取
込部40aにより取り込まれた各製版用色分解データD
y ,Dm ,Dc ,Dk の各々を指定解像度に従って間引
き処理して、間引き色分解データDy ’,Dm ’,
c ’,Dk ’を生成するダウンサンプリング部40
と、生成された各間引き色分解データDy ’,Dm ’,
c ’,Dk ’をマージしてコンポジットデータにして
カラープリンタ50に出力するマージ出力部40cと
を、上記のXTensionにより付加してある。なお、上記の
製版用色分解データ取込部40aは、レイアウト編集部
40による画像の配置位置の調整が終了した時点での簡
易校正印刷の指示を検知して割込み、その処理を開始す
るようになっている。なお、レイアウト編集部40を校
正するソフトウエアとしては、上記のものに限られず、
所望する機能を付加することができるものであれば種々
のもので代用することができる。
【0046】図7のフローチャートを参照する。ステッ
プU1により画像を入力するとともに、図8に示すよう
な参照ファイルRFと、4色分の色分解ファイルC
Y ,CFM ,CFC ,CFK とから構成される変換フ
ァイルをファイル格納部2に格納する。なお、上記の第
1実施例と同様に、色分解ファイルCFとしては、所要
色分の色分解ファイルだけを格納するようにしてもよ
い。この参照ファイルRFに含まれる表示用画像データ
d をモニター4上に表示し、修正が必要ならば(ステ
ップU2)、レタッチ処理部30により修正を施す(ス
テップU3)。文書ファイル入力部1を介して文書ファ
イルを入力し、モニター4上に文字列を表示させるとと
もに、参照ファイルRFの表示用画像データDp による
画像を表示させる。モニター4上において、文書の文字
列中における画像の配置位置をレイアウト編集部40に
より調整する(ステップU4)。モニター4上で調整し
た文書中の画像レイアウトを見て、簡易校正印刷を行う
のであれば(ステップU5)、ステップU6に移行し、
簡易校正印刷を行わないのであればステップU10に移
行して色分解版を生成する。
【0047】簡易校正印刷を行う場合には、ステップU
6において指定解像度を入力し、ステップU7に移行し
て参照ファイルRFの印刷用画像データDp をカラープ
リンタ50に出力して印刷を行うが、ここでは製版用色
分解データ取込部40aがその印刷処理を検知して割込
み、印刷用画像データDp がカラープリンタ50に送ら
れることを中止する。そして、上記ステップU7に代え
て以下に説明するようなステップU8の処理を実行す
る。なお、ステップU6は、本発明における工程(a)
に相当する。
【0048】まず、製版用色分解データ取込部40a
が、参照ファイルRFのリンク情報L i を参照して、そ
のファイルRFに関連する色分解ファイルCFの各印刷
用色分解データDy ,Dm ,Dc ,Dk を取り込む。こ
の取り込まれたデータ群は、ダウンサンプリング部40
bによって指定解像度に応じて間引き処理されて、4つ
の間引き色分解データDy ’,Dm ’,Dc ’,Dk
を生成する(図8の模式図を参照)。これらの処理は、
制御部20の図示しないRAM上で実行されるので、生
成された各データを書き込む処理がファイル格納部2に
書き込まれるのに比較して迅速に完了する。生成された
4つの間引き色分解データDy ’,Dm ’,Dc ’,D
k ’は、マージ出力部40cによりコンポジットデータ
にマージされつつ、内部バスIBを介してカラープリン
タ50に出力される。なお、このステップU8は、本発
明における工程(b)および工程(c)に相当する。
【0049】このようにして指定解像度に従って4つの
間引き色分解データDy ’,Dm ’,Dc ’,Dk ’を
生成し、これらをマージして出力することにより、所望
する品質の簡易校正印刷を行うことができる。
【0050】この簡易校正印刷の結果を見て、ステップ
U9において適宜に処理を分岐する。すなわち、画像の
レイアウトが所望する状態である場合には、ステップU
10に移行して校正印刷を行ない、レイアウトが不適切
である場合には、再度ステップU4に戻ってレイアウト
を調整し直す。
【0051】このように色分解ファイルCFの各製版用
色分解データDy ,Dm ,Dc ,Dk をダウンサンプリ
ング部40bにより間引き処理して、4つの間引き色分
解データDy ’,Dm ’,Dc ’,Dk ’を生成し、こ
れらを直接的にコンポジットデータにマージして出力す
ることにより、生成したデータを参照ファイルRFに書
き込む必要がなく、その分処理を迅速に行うことができ
るとともに、ファイル格納部2の記憶容量を節約するこ
とができる。
【0052】なお、上記の第2実施例では、レイアウト
編集部40を、XTensionという機能を内蔵したQuarkXPr
ess(Quark 社製) としたが、例えば、Additionという機
能により同様に機能拡張を施すことができるPageMaker
(Adobe 社製) としてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、新たな参照ファイルに格納さ
れる印刷用画像データを、所望する品質を示す(指定)
解像度となるように、各色分解ファイルに含まれる高解
像度の製版用色分解データを各々間引き処理して得られ
たものとすることができるので、この新たな参照ファイ
ルの印刷用画像データに基づいて画像出力を行うことに
より、所望する(指定)解像度の簡易校正出力を得るこ
とができる。したがって、解像度と出力時間とを勘案し
て指定解像度を変更することにより、所望する品質の簡
易校正出力を行うことができる。
【0054】また、請求項2に記載の発明によれば、間
引き処理して生成した間引き画像データを、参照ファイ
ルの印刷用画像データと置換して格納し、参照ファイル
に格納された印刷用画像データに基づいて画像出力を行
うので、所望する解像度の簡易校正出力を得ることがで
きるとともに、新たな参照ファイルを生成しないので、
参照ファイルの数が増加して記憶容量を圧迫することを
防止することができる。
【0055】また、請求項3に記載の発明によれば、出
力されるデータを、所望する品質を示す(指定)解像度
となるように、各色分解ファイルに含まれる高解像度の
製版用色分解データを各々間引き処理して得られた複数
個の間引き色分解データをマージしたものとすることが
できるので、データを格納する工程を行う必要がなく、
記憶容量少なくかつ迅速に所望する(指定)解像度の簡
易校正出力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例および第2実施例に係る画像処理装
置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】変換ファイルを示す模式図である。
【図3】処理の全体の流れを示すフローチャートであ
る。
【図4】変換処理を示すフローチャートである。
【図5】簡易校正印刷におけるデータの生成過程を示す
模式図である。
【図6】簡易校正印刷におけるデータの生成過程を示す
模式図である。
【図7】第2実施例に係る処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図8】簡易校正印刷におけるデータの生成過程を示す
模式図である。
【符号の説明】
2 … ファイル格納部 3 … 入力スキャナー 5 … GUI 10 … 設定情報記憶部 15 … 変換モジュール 20 … 制御部 30 … レタッチ処理部 40 … レイアウト編集部 RF … 参照ファイル Li … リンク情報 Dj … 辞書データ Pa … 画像パラメータ Dd … 表示用画像データ Dp … 印刷用画像データ RF’ … 新たな参照ファイル Da … 間引き画像データ CF … 色分解ファイル CFY ,CFM ,CFC ,CFK … 各版の色分解フ
ァイル Dy ,Dm ,Dc ,Dk … 各版の製版用色分解デー
タ Dy ’,Dm ’,Dc ’,Dk ’ … 各版の間引き色
分解データ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−111779(JP,A) 特開 平6−118610(JP,A) 特開 平3−108073(JP,A) 特開 平5−204124(JP,A) 特開 平7−85024(JP,A) 特開 平5−324790(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/38 - 1/393

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを含むファイルを変換するこ
    とによって、印刷用画像データを含む参照ファイルと、
    製版用色分解データからなる2色以上の色分解ファイル
    とを含む変換ファイルを生成し、この変換ファイルに基
    づいて画像出力を行う画像処理装置の画像出力方法であ
    って、 (a)出力時の解像度を指定(指定解像度)する工程
    と、 (b)前記指定解像度に従って前記各色分解ファイルに
    含まれる製版用色分解データを各々間引き処理して、間
    引き画像データを生成する工程と、 (c)前記工程(b)において生成された間引き画像デ
    ータを印刷用画像データとして含む新たな参照ファイル
    を生成する工程と、 (d)前記新たな参照ファイルに格納された印刷用画像
    データに基づいて画像出力を行う印刷工程と、 を含むことを特徴とする画像処理装置の画像出力方法。
  2. 【請求項2】 前記工程(c)は、前記生成された間引
    き画像データを前記参照ファイルの印刷用画像データと
    して置換格納する工程(e)であり、前記工程(d)
    は、前記参照ファイルに格納された印刷用画像データに
    基づいて画像出力を行う印刷工程(f)であることを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置の画像出力方
    法。
  3. 【請求項3】 画像データを含むファイルを変換するこ
    とによって、印刷用画像データを含む参照ファイルと、
    製版用色分解データからなる2色以上の色分解ファイル
    とを含む変換ファイルを生成し、この変換ファイルに基
    づいて画像出力を行う画像処理装置の画像出力方法であ
    って、 (a)出力時の解像度を指定(指定解像度)する工程
    と、 (b)前記指定解像度に従って前記各色分解ファイルに
    含まれる製版用色分解データを各々間引き処理して、複
    数個の間引き色分解データを生成する工程と、 (c)前記工程(b)で生成された各間引き色分解デー
    タをマージして画像出力を行う印刷工程と、 を含むことを特徴とする画像処理装置の画像出力方法。
JP35019295A 1995-12-21 1995-12-21 画像処理装置の画像出力方法 Expired - Fee Related JP3366519B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35019295A JP3366519B2 (ja) 1995-12-21 1995-12-21 画像処理装置の画像出力方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35019295A JP3366519B2 (ja) 1995-12-21 1995-12-21 画像処理装置の画像出力方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09181907A JPH09181907A (ja) 1997-07-11
JP3366519B2 true JP3366519B2 (ja) 2003-01-14

Family

ID=18408844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35019295A Expired - Fee Related JP3366519B2 (ja) 1995-12-21 1995-12-21 画像処理装置の画像出力方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3366519B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100853349B1 (ko) * 2000-08-17 2008-08-21 가부시키가이샤 이 미디어 출판물 작성방법, 그 방법에 의한 전자화 출판물 및 그표시방법 및 네트워크 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09181907A (ja) 1997-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8861022B2 (en) Image processing apparatus with preview display function, image processing method, and image processing program
JP3246313B2 (ja) カラー印刷装置
JP2006197457A (ja) カラーチャート作成方法、カラーチャート作成装置、およびカラーチャート作成プログラム、ならびに色変換定義修正方法
JP2003348366A (ja) 画像処理方法及び画像処理装置
US6029576A (en) Method for controlling image formation on a printing form carrier for a printing press
EP1569438A2 (en) Color conversion system,color conversion apparatus and color conversion program storage medium
JP3366519B2 (ja) 画像処理装置の画像出力方法
JP2002269550A (ja) 2色印刷データ生成装置、2色印刷データ生成方法および情報記録媒体
JP4124078B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
US20040017476A1 (en) Printing system, layout data generation device, print data processing device and program
JP3090155B2 (ja) 画像処理装置
JPS6243993A (ja) テレビ画像用印刷製版レイアウト装置
JP2003078778A (ja) 画像変換装置および画像変換プログラム
JP4732957B2 (ja) 色変換システム
JP2001243038A (ja) プルーファおよびプルーフプログラム記憶媒体
JP2006148746A (ja) 画像処理方法及び画像処理システム
JP2000059642A (ja) 文書データの色変換装置及び色変換方法、並びにそのためのプログラムを記録した記録媒体
JP2003348332A (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
JP3417232B2 (ja) スケール変換対象画像データベース及び印刷システム
JPH0581397A (ja) ページスクロール方法及び画像処理装置
JP4324460B2 (ja) 刷版画像作成装置、網ゲイン分補正データ関連付け装置、関連付けパターン指定装置、ゲイン分補正処理装置、刷版作成システム、印刷システム、刷版画像作成方法、およびプログラム
JP3878513B2 (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
JP3236053B2 (ja) 画像処理システム及び画像処理方法
JP4307678B2 (ja) 画像データ出力装置および画像データ出力プログラム記憶媒体
JP2004058438A (ja) 印刷データ処理装置、印刷データ処理システム、印刷データ処理方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071101

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081101

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees