JP3365925B2 - レンズ駆動装置 - Google Patents

レンズ駆動装置

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JP3365925B2
JP3365925B2 JP13779397A JP13779397A JP3365925B2 JP 3365925 B2 JP3365925 B2 JP 3365925B2 JP 13779397 A JP13779397 A JP 13779397A JP 13779397 A JP13779397 A JP 13779397A JP 3365925 B2 JP3365925 B2 JP 3365925B2
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driving
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茂男 榎本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学機器のレンズ
駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スチルカメラ、双眼鏡等の光学機
器において手振れによる光学的な像振れを補正する機構
を搭載した製品が実用化されている。これらの像振れ補
正機構は、補正レンズをその光軸と垂直な面内において
像振れを打ち消す方向に駆動することにより像振れを補
正している。このような補正機構として、補正レンズを
保持するレンズ枠の所定の位置にコイル、永久磁石、ヨ
ークを配設し、コイルに電流を流すことにより発生する
電磁力を利用してレンズ枠を駆動する構成が知られてい
る。
【0003】ところが、像振れを補正するにはレンズ枠
を補正レンズの光軸と直交する2方向に2次元的に移動
させなければならないため、像振れ補正機構は補正レン
ズ周辺に広いスペースを必要とし、光学機器全体が大型
化するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
を解決するものであり、像振れ補正機構の小型化を図る
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るレンズ駆動
装置は、レンズを保持するレンズ収納部をレンズの光軸
に垂直な平面内の第1の方向に駆動する第1の駆動手段
と、平面内の第1の方向と直交する第2の方向に駆動す
る第2の駆動手段とを備えたレンズ駆動装置であって、
第1の駆動手段は、第1のコイルと、第1および第2の
永久磁石と、第1のヨークと、第2のヨークとを有し、
第2の駆動手段は、第2のコイルと、第3および第4の
永久磁石と、第1のヨークと、第3のヨークとを有し、
第1のヨークは、レンズの光軸に垂直な一対の平面部を
有する、レンズ収納部に設けられる中空のコイル保持枠
の内部に配設され、第1のコイルは、コイル保持枠の一
対の平面部の一方に配設され、第2のコイルは、一対の
平面部の他方に配設され、第2のヨークは、第1および
第2の永久磁石を介して第1のコイルに対向するよう配
設され、第3のヨークは、第3および第4の永久磁石を
介して第2のコイルに対向するよう配設されることを特
徴とする。
【0006】好ましくは、第1のコイルと第2のコイル
は、レンズの光軸と平行方向において、第1のヨークを
中心として対称に配設されている。
【0007】
【0008】好ましくは、第1および第2のコイルが、
レンズの光軸と平行な軸の回りに巻回される導線の軸方
向の厚みが軸方向に直交する面方向の寸法より小さい扁
平状コイルであ
【0009】第1および第2の永久磁石は、例えばそれ
ぞれの長手方向が第1の方向と直交する方向に延びる板
状であり、第3および第4の永久磁石は、例えばそれぞ
れの長手方向が第2の方向と直交する方向に延びる板状
である。
【0010】また、本発明に係るレンズ駆動装置は、レ
ンズを保持し、レンズの光軸と略直交する平面部を有す
るレンズ支持枠と、平面部に沿ってレンズ支持枠から延
出形成された台座と、レンズ支持枠をレンズの光軸と直
交する第1の方向へ駆動するための第1の駆動手段と、
レンズ支持枠を第1の方向と直交する第2の方向へ駆動
するための第2の駆動手段とを備え、第1および第2の
駆動手段は、台座を挿通する第1のヨークと台座とをレ
ンズの光軸と平行方向において挟むように対称に載置さ
れ、導線がレンズの光軸と平行な軸回りに巻回された2
つのコイルと、2つのコイルに対向するようそれぞれ設
けられた第1および第2の永久磁石と、第1および第2
の永久磁石を支持する第2および第3のヨークとを有す
ことを特徴とする。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。尚、本明細書において「縦」とは
本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置を備えた光学機
器の通常の使用状態における鉛直方向を指し、「横」と
は「縦」に直交する方向を指す。図1は、本発明の第1
実施形態に係るレンズ駆動装置が適用された像振れ補正
機構の一部分解斜視図である。
【0013】レンズ収納部1は、レンズ支持枠25とコ
イル保持枠26から成る。補正レンズ28はレンズ支持
枠25に保持されている。レンズ支持枠25は補正レン
ズ28の光軸OPに対して垂直な面25Xを有する平板
である。レンズ支持枠25の図1における上端面25A
は、面25Xに対して垂直であり、かつ光軸OPを含む
横方向に延びる面と平行である。また、レンズ支持枠2
5の図1における左端面25Bは、面25Xに対して垂
直であり、かつ光軸OPを含む縦方向に延びる面と平行
である。左端面25Bには、レンズ支持枠25の内部に
向かって上端面25Aに平行に延び、所定の深さを有す
る穴29a、29bが上端部および下端部近傍に穿設さ
れている。コの字型のガイドバー61は、それぞれの軸
方向が平行である横方向ガイド部61a、61bと、横
方向ガイド部61aと61bを連結する縦方向ガイド部
61cとからなる。縦方向ガイド部61cの軸方向の長
さは、左端面25Bの穴29a、29bの間の距離に略
等しい。穴29a、29bにはガイドバー61の横方向
ガイド部61a、横方向ガイド部61bがそれぞれ摺動
可能に挿入されている。
【0014】ガイドバー61の縦方向ガイド部61cは
光学機器(単眼鏡等)の外枠の内壁面(図示せず)に形
成された突起部11を挿通し、縦方向に往復動可能に突
起部11に支持されている。
【0015】本実施形態の像振れ補正機構を備えた単眼
鏡等の光学機器において、対物レンズを通過した光束は
上述の補正レンズ28を通過し、例えばポロプリズムや
ダハプリズム等で構成される像反転光学系を介して接眼
レンズに導かれるものとする。すなわち、補正レンズ2
8が対物レンズと像反転光学系の間に位置決めされるよ
う、レンズ支持枠25は光学機器内に配設される。尚、
本明細書において「基準位置」とは、補正レンズ28の
光軸が他の光学系の光軸と一致する位置を指す。
【0016】レンズ支持枠25の右端面25Cには、コ
イル保持枠26がレンズ支持枠25と一体化して設けら
れている。コイル保持枠26は中空の略直方体を有して
おり、内部には光学機器の外枠の内壁面(図示せず)に
固定された第1のヨーク180が配設されている。コイ
ル保持枠26において補正レンズ28の光軸OPと垂直
な外側面26Aには第1のコイル161が配設されてい
る。第1のコイル161は、補正レンズ28の光軸OP
と平行な軸方向の厚みが小さい略正方形の扁平状コイル
である。すなわち、補正レンズ28の光軸OPと平行な
軸の回りに巻回される導線の軸方向の厚みがその軸方向
に直交する面方向の寸法より小さいコイルである。ま
た、外側面26Aの裏側の外側面26Bにも、後述する
ように第1のコイル161と同様の第2のコイル162
が配設されている。
【0017】第2のヨーク181はコイル保持枠26の
外側面26A、26Bと略同じ大きさ、形状を有する平
板である。第2のヨーク181の平面には第1の永久磁
石171a、第2の永久磁石171bが磁力により吸着
している。第2のヨーク181は、第1の永久磁石17
1a、第2の永久磁石171bの長手方向がガイドバー
61の縦方向ガイド部61cと直交する方向に沿って延
びかつ、第1の永久磁石171a、第2の永久磁石17
1bが第1のコイル161と対向するよう、光学機器の
外枠の内壁面に固定される。
【0018】第3のヨーク182は第2のヨーク181
と同様、コイル保持枠26の外側面26A、26Bと略
同じ大きさ、形状を有する平板であり、平面には第3の
永久磁石172a、第4の永久磁石172bが磁力によ
り吸着している。第3のヨーク182は、第3の永久磁
石172a、第4の永久磁石172bの長手方向がガイ
ドバー61の横方向ガイド部61a、61bと直交する
方向に沿って延びかつ、第3の永久磁石172a、第4
の永久磁石172bが第2のコイル162と対向するよ
う、光学機器の外枠の内壁面(図示せず)に固定され
る。
【0019】図2は、図1のコイル保持枠26の中央部
分をレンズ支持枠25の端面25Bに平行な面で切断
し、コイル保持枠26の近傍をレンズ支持枠25の側か
ら示す断面図である。第1の永久磁石171aは第2の
ヨーク181に吸着している側がN極、第1のコイル1
61に対向している側がS極である。第2の永久磁石1
71bは第2のヨーク181に吸着している側がS極、
第1のコイル161に対向している側がN極である。す
なわち、図2に示すように第1のコイル161は、第1
の永久磁石171a、第2の永久磁石171b、第1の
ヨーク180、第2のヨーク181の間の磁束密度の影
響を受ける位置に位置決めされている。
【0020】従って、第1のコイル161にi1方向
(図1参照)に電流を流すと第1のコイル161には電
磁力が作用し、コイル保持枠26はy1方向に駆動さ
れ、コイル保持枠26と一体化されたレンズ支持枠25
も同方向に駆動される。また、第1のコイル161にi
2方向(図1参照)に電流を流すと第1のコイル161
には電磁力が作用し、コイル保持枠26はy2方向に駆
動され、レンズ支持枠25も同方向に駆動される。
【0021】図3は、図1のコイル保持枠26の中央部
分をレンズ支持枠25の端面25Aに平行な面で切断
し、コイル保持枠26の近傍を上方向から示す断面図で
ある。第3の永久磁石172aは第3のヨーク182に
吸着している側がN極、第2のコイル162に対向して
いる側がS極である。第4の永久磁石172bは第3の
ヨーク182に吸着している側がS極、第2のコイル1
62に対向している側がN極である。すなわち、図3に
示すように第2のコイル162は、第3の永久磁石17
2a、第4の永久磁石172b、第1のヨーク180、
第3のヨーク182の間の磁束密度の影響を受ける位置
に位置決めされている。
【0022】従って、第2のコイル162にi1方向
(図3参照)に電流を流すと第2のコイル162には電
磁力が作用し、コイル保持枠26はx1方向に駆動さ
れ、コイル保持枠26と一体化されたレンズ支持枠25
も同方向に駆動される。また、第2のコイル162にi
2方向(図3参照)に電流を流すと第2のコイル162
には電磁力が作用し、コイル保持枠26はx2方向に駆
動され、レンズ支持枠25も同方向に駆動される。
【0023】レンズ支持枠25の左端部の下端部近傍に
は補正レンズ28の光軸OPに沿って貫通する第1の孔
203が穿設されている。第1の孔203は光軸OPに
垂直な面で切断した断面形状の長手方向がガイドバー6
1の横方向ガイド部61a、61bの軸方向と平行に延
びる長孔である。レンズ支持枠25の左端部の上端部近
傍には補正レンズ28の光軸OPに沿って貫通する第2
の孔213が穿設されている。第2の孔213は光軸O
Pに垂直な面で切断した断面形状の長手方向がガイドバ
ー61の縦方向ガイド部61cの軸方向と平行に延びる
長孔である。
【0024】第1のLED201は、レンズ支持枠25
から所定の間隔だけ離れかつ第1の孔203に対応する
位置に配設されている。レンズ支持枠25を挟んで第1
のLED201の反対側には受光素子である第1のPS
D(Position Sensitive Devi
ce)202が配設されている。第1のPSD202に
は一対の電極が設けられており、入射光の位置に応じて
各電極を流れる電流値の比から入射光の位置を検出し位
置信号として出力する。同様に、第2のLED211は
レンズ支持枠25から所定の間隔離れかつ第2の孔21
3に対応する位置に配設され、レンズ支持枠25を挟ん
で第2のLED211の反対側には第2のPSD212
が配設されている。第1のLED201、第2のLED
211、第1のPSD202、および第2のPSD21
2はそれぞれ光学機器の外枠の内壁面(図示せず)に固
定されている。
【0025】第1のLED201から出射された光束は
第1の孔203を通過し第1のPSD202に到達する
よう、第1のLED201、第1のPSD202は配設
されている。従って、レンズ支持枠25がガイドバー6
1の縦方向ガイド部61cに案内されて縦方向に移動す
ると、第1のLED201および第1のPSD202に
対する第1の孔203の相対的な位置が変化し、それに
応じて第1のPSD202から基準位置に対する補正レ
ンズ28の縦方向の位置信号が出力される。
【0026】同様に、第2のLED211から出射され
た光束は第2の孔213を通過し第2のPSD212に
到達するよう、第2のLED211、第2のPSD21
2は配設されている。従って、レンズ支持枠25がガイ
ドバー61の横方向ガイド部61a、61bに案内され
て横縦方向に移動すると、第2のLED211および第
2のPSD212に対する第2の孔213の相対的な位
置が変化し、それに応じて第2のPSD212から基準
位置に対する補正レンズ28の横方向の位置信号が出力
される。
【0027】図4は、第1実施形態における縦方向の光
軸の移動を補正する補正レンズ駆動回路のブロック図で
ある。尚、横方向の光軸の移動を補正する補正レンズ駆
動回路も同様の構成を有している。縦方向積分器344
には動作スイッチ350が接続されている。動作スイッ
チ350は、通常A位置にあり、手振れ補正駆動を行う
とき手動によりB位置に切り替えられる。動作スイッチ
350がAの位置にあるとき、第1のコイル161は、
第1のPSD202の出力に基づいて補正レンズ28が
基準位置に位置決めされるよう通電される。すなわち、
動作スイッチ350をA位置にすることにより、補正レ
ンズ28が基準位置に常時位置決めされるようレンズ支
持枠25は制御される。
【0028】ジャイロセンサ340は、手振れ等に起因
する光学機器の移動の方向及びその角速度を検出し、そ
れらに対応した電圧信号を出力する。ジャイロセンサ3
40には縦方向積分器344が接続されており、ジャイ
ロセンサ340が出力した角速度の電圧信号を積分して
出力するとともに、移動の方向の電圧信号を出力する。
使用者が手振れ補正動作を行うべく動作スイッチ350
をB位置に切り替えると、縦方向積分器344の出力信
号が縦方向誤差増幅器345に入力される。一方、補正
レンズ28の縦方向の位置は、第1のPSD202によ
り検出され位置信号として出力される。
【0029】縦方向積分器344から出力される光学機
器の移動に関する電圧信号と、第1のPSD202から
出力される位置信号は縦方向誤差増幅器345で比較増
幅され、縦方向電力増幅器346で電力増幅され、所定
の電流が出力される。縦方向電力増幅器346には第1
のコイル161が接続されており、縦方向電力増幅器3
46から出力される電流が第1のコイル161に流れ、
レンズ支持枠25が縦方向において光学機器の移動に伴
う光軸の移動を打ち消す方向に駆動される。また、第1
のPSDには縦方向微分器349が接続されており、レ
ンズ支持枠25の駆動の安定化が行われる。
【0030】同様に、横方向の光軸の移動を補正する補
正レンズ駆動回路においては、第2のコイル162に横
方向誤差増幅器、横方向電力増幅器、第2のPSD21
2、横方向微分器が接続され、横方向において光軸の移
動を打ち消す方向にレンズ支持枠25が駆動される。
【0031】図5は、本発明の第2実施形態に係るレン
ズ駆動装置が適用された像振れ補正機構の一部分解斜視
図である。図5において第1実施形態と同様の部材には
同一符号を付してある。レンズ収納部2は、レンズ支持
枠20とコイル保持枠26から成る。左右の補正レンズ
21、22はレンズ支持枠20に一体的に保持されてい
る。レンズ支持枠20の左側面20Bに設けられたガイ
ドバー61、右側面20Cに一体的に設けられているコ
イル保持枠26、第2のヨーク181、第1の永久磁石
171a、第2の永久磁石171b、第3のヨーク18
2、第3の永久磁石172a、第4の永久磁石172b
の構成は第1実施形態と同様である。また、レンズ支持
枠20の縦位置検出のための第1のLED201、第1
のPSD202、第1の孔203、およびレンズ支持枠
20の横位置検出のための第2のLED211、第2の
PSD212、第2の孔213の構成も第1実施形態と
同様である。
【0032】すなわち、第1のコイル161に所定の向
きに所定の電流を流せば、レンズ支持枠20は縦方向に
駆動され、第2のコイルに所定の向きに所定の電流を流
せば、レンズ支持枠20は横方向に駆動される。
【0033】また、第1のコイル161、第2のコイル
にはそれぞれ、ジャイロセンサ、積分器、誤差増幅器、
電力増幅器、切り替えスイッチが第1実施形態と同様の
構成で接続されている。
【0034】従って、第1のPSD202および第2の
PSD212により検出されるレンズ支持枠20の位置
信号とジャイロセンサにより検出される光学機器の移動
との差分を打ち消す方向にレンズ支持枠20が駆動され
るよう、第1のコイル161および第2のコイルに電流
が流される。
【0035】第1および第2実施形態によれば、補正レ
ンズの駆動手段を補正レンズのレンズ支持枠近傍に光軸
に沿って配設しているため、補正レンズ回りのスペース
を節約することができる。
【0036】また、レンズ支持枠を駆動する部材におい
て一部のヨークを縦方向の駆動と横方向の駆動で共有し
ているため部材の数が少なくてすみ、小型化が図られ
る。
【0037】また、直交する2方向の駆動機構におい
て、それぞれ同一の形状のコイル、すなわち略正方形の
扁平状コイルを使用しているため、それぞれの駆動機構
におけるヨークおよび磁石も同一形状のものを使用でき
る。さらにそれぞれの駆動におけるコイル、永久磁石、
ヨークの相対的な配置が同一であるため、2つの駆動機
構をそれぞれ縦方向駆動用にも横方向駆動用にも用いる
ことができ経済的であり、また、取り付け作業も容易で
ある。
【0038】第2実施形態によれば、左右2つの光学系
を有する光学機器において、左右の補正レンズを一体的
に駆動しているため制御が容易である。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば像のぶれ
を補正するための補正レンズを駆動するレンズ駆動装置
の小型化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の一部分解斜視図であ
る。
【図2】第1実施形態の駆動機構の断面図である。
【図3】第1実施形態の駆動機構の断面図である。
【図4】第1実施形態のブロック図である。
【図5】本発明の第2実施形態の一部分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
20、25 レンズ支持枠 21、22、28 補正レンズ 161 第1のコイル 162 第2のコイル 171a 第1の永久磁石 171b 第2の永久磁石 172a 第3の永久磁石 172b 第4の永久磁石 180 第1のヨーク 181 第2のヨーク 182 第3のヨーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−66449(JP,A) 特開 平9−33972(JP,A) 特開 平6−18970(JP,A) 特開 平8−149777(JP,A) 特開 平10−186437(JP,A) 特開 平10−83007(JP,A) 特開 平10−20213(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 5/00 G02B 27/64

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズを保持するレンズ収納部を前記レ
    ンズの光軸に垂直な平面内の第1の方向に駆動する第1
    の駆動手段と、 前記平面内の前記第1の方向と直交する第2の方向に駆
    動する第2の駆動手段とを備えたレンズ駆動装置であっ
    て、前記第1の駆動手段は、第1のコイルと、第1および第
    2の永久磁石と、第1のヨークと、第2のヨークとを有
    し、 前記第2の駆動手段は、第2のコイルと、第3および第
    4の永久磁石と、前記第1のヨークと、第3のヨークと
    を有し、 前記第1のヨークは、前記レンズの光軸に垂直な一対の
    平面部を有する、前記レンズ収納部に設けられる中空の
    コイル保持枠の内部に配設され、 前記第1のコイルは、前記コイル保持枠の前記一対の平
    面部の一方に配設され、前記第2のコイルは、前記一対
    の平面部の他方に配設され、 前記第2のヨークは、前記第1および第2の永久磁石を
    介して前記第1のコイルに対向するよう配設され、 前記第3のヨークは、前記第3および第4の永久磁石を
    介して前記第2のコイルに対向するよう配設される こと
    を特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のコイルと前記第2のコイル
    は、前記レンズの光軸と平行方向において、前記第1の
    ヨークを中心として対称に配設されていることを特徴と
    する請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2のコイルが、前記レ
    ンズの光軸と平行な軸の回りに巻回される導線の軸方向
    の厚みが前記軸方向に直交する面方向の寸法より小さい
    扁平状コイルであることを特徴とする請求項に記載の
    レンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の永久磁石はそれぞ
    れの長手方向が前記第1の方向と直交する方向に延びる
    板状であり、前記第3および第4の永久磁石はそれぞれ
    の長手方向が前記第2の方向と直交する方向に延びる板
    状であることを特徴とする請求項に記載のレンズ駆動
    装置。
  5. 【請求項5】 レンズを保持し、前記レンズの光軸と略
    直交する平面部を有するレンズ支持枠と、前記平面部に沿って前記レンズ支持枠から延出形成され
    た台座と、 前記レンズ支持枠を前記レンズの光軸と直交する第1の
    方向へ駆動するための第1の駆動手段と、 前記レンズ支持枠を前記第1の方向と直交する第2の方
    向へ駆動するための第2の駆動手段とを備え 前記第1および第2の駆動手段は、前記台座を挿通する
    第1のヨークと前記台座とを、前記光軸と平行方向にお
    いて挟むように対称に載置され、導線が前記レンズの光
    軸と平行な軸回りに巻回された2つのコイルと、前記2
    つのコイルに対向するようそれぞれ設けられた第1およ
    び第2の永久磁石と、前記第1および第2の永久磁石を
    支持する第2および第3のヨークとを有する ことを特徴
    とするレンズ駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記レンズが光学機器の像のぶれを補正
    するための補正レンズであることを特徴とする請求項1
    またはに記載のレンズ駆動装置。
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