JP6151622B2 - 像安定化装置 - Google Patents

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Description

この発明は、単眼鏡や双眼鏡が手振れ等の振動によって、単眼鏡や双眼鏡の光軸に対する観察物体から射出される光束の射出角度が変動することで生じる観察像の劣化を補償する像安定化装置に関する。
観察対象を観察するために単眼鏡及び双眼鏡を手で保持しつつ操作する場合、特に単眼鏡や双眼鏡を航空機及び車両等に持ち込んでこれを使用する場合に、航空機及び車両等による振動等が筐体に加わり、それが原因で手振れとなるが、手振れにより光軸に対する観察対象からの光束の出射角度が変動し、その結果として観察対象の観察像(光学像)がぶれたり、解像度が悪くなる等、観察像が劣化してしまうことがある。単眼鏡や双眼鏡に加わる振動は、その振幅がたとえ小さくても、単眼鏡及び双眼鏡においては、視界が狭く、接眼レンズによって対物レンズの像が拡大されて観察されるので、観察される像の劣化を無視することができなくなる。
これまでに、双眼鏡で観察される観察像の手振れによる劣化を補償する像安定化装置が種々提案されている。
従来の手振れ補償機能付き双眼鏡として、例えば特許文献1に開示された像安定光学装
置は、左右一対の対物レンズと、左右一対の接眼レンズと、左右一対の対物レンズ及び左右一対の接眼レンズの間に配置された左右一対の正立プリズムからなる光学系を持ち、この左右一対の正立プリズムを保持する一つのプリズム保持枠と、対物レンズと接眼レンズとの中間において、光軸に対して垂直な平面内で互いに直交する2個の回動軸を中心として回動可能にプリズム保持枠を支持するジンバル懸架手段と、ジンバル懸架手段に取り付けられているジャイロモータとを備えている。
特許文献1に開示された像安定光学装置は、左右一対の正立プリズムを一つのプリズム保持枠で保持し、このプリズム保持枠を持つジンバル懸架装置を一つのジャイロモータで駆動しているので、駆動機構を簡略化することができる。
しかしながら、この像安定光学装置が光学装置の横方向の振動に対応するときには、左右の正立プリズムの中心、つまり特許文献1における第1図及び第4図に示される交点Oで垂直方向の軸回りにプリズム保持枠を回転させると、例えば左光学系の正立プリズムが対物レンズ側に移動し、右光学系の正立プリズムが接眼レンズ側に移動するので、左光学系の対物レンズと正立プリズムとの間の距離と、右光学系の対物レンズと正立プリズムとの間の距離とが相違することになり、結果として右光学系を通じての見え方と左光学系を通じての見え方とが異なることになる。言い換えると、この特許文献1に記載された像安定光学装置は、左右方向の振動を処理するときには、右光学系を構成する複数の光学部品相互の位置関係と左光学系を構成する複数の光学部品相互の位置関係との同一性がなくなり、右光学系での見え方と左光学系での見え方とが相違するという問題点を有している。
特許文献2に開示される像安定化装置は、光学系については前記特許文献1に記載された像安定光学装置と同じであり、左右一対の対物レンズと、左右一対の接眼レンズと、左右一対の対物レンズ及び左右一対の接眼レンズの間に配置された左右一対の正立プリズムと、この左右一対の正立プリズムを保持するプリズム保持枠と、対物レンズと接眼レンズとの中間において、光軸に対して垂直な平面内で互いに直交する2個の回動軸を中心として回転可能にプリズム保持枠を支持するジンバル懸架手段とを備え、このプリズム保持枠に配置された角速度情報検出手段により双眼鏡に加わる振動によって発生するところの、このジンバル懸架手段の回転角度情報を検出し、この検出値に基づき、振動による像ブレを補正するように前記ジンバル懸架手段を所定の位置にまで戻すように回動させるサーボ制御を行なっている。
この特許文献2に記載された像安定化装置では、ジンバル懸架装置の駆動機構として、ジャイロモータの代わりにジンバル軸を回転する回転型モータとポテンションメーター等の位置検出手段を用いた駆動機構を採用しているので、特許文献1に記載された像安定化装置に比べ、軽量化、小型化を達成し、また消費電力も小さくて済むとしている。
しかし、特許文献2に記載された像安定化装置は2個の正立プリズムを持った双眼鏡光学系に対しては小型化に効果があるが、正立プリズムを1個持った単眼鏡光学系に対しては、ジンバル軸を回転する回転型モータとポテンションメーター等の位置検出手段が相対的に大きなスペースを必要とするので装置の小型化には適していない。
特許文献3に記載された観察用光学機器(双眼鏡)は、左右一対の対物レンズと、左右一対の接眼レンズと、左右一対の対物レンズ及び左右一対の接眼レンズの間に配置された左右一対の可変頂角プリズムと、機器本体の振れを検出するセンサーと、左右一対の可変頂角プリズムをそれぞれ駆動する複数の駆動機構と、センサーで検出された振れに応じて各駆動機構の駆動量を定める制御回路とを備えている。
特許文献4に記載された手振れ補正機構付き双眼鏡は、左右一対の対物レンズと、左右一対の接眼レンズと、左右一対の対物レンズ及び左右一対の接眼レンズの間に配置された左右一対の補正レンズと、機器本体の振れを検出するセンサーと、左右一対の補正レンズを同時に駆動する駆動機構と、センサーで検出された振れに応じて駆動機構の駆動量を定める制御回路とを備えている。
前記特許文献3及び特許文献4に記載された像安定化の手段は機構が小型になるとの利点があるものの、特許文献1,2の例に比べて補正可能なブレ量は小さく、特許文献1,2の方式は実用的に利用される範囲が広い。
特公昭57−37852号公報 特開平6−250100号公報 特開平7−43645号公報 特開平10−20213号公報
この発明の課題は、正立プリズムを対物レンズと接眼レンズとの間に配置した単眼鏡又は双眼鏡光学系の光軸に直交し、且つ互いに直交する2個の回動軸の回りに回動させることで手振れ等の振動によって生じる観察像の劣化を補償する像安定化装置に於いて、像安定化装置を構成する主要要素のジンバル懸架装置の駆動を、小型、軽量化、低コストで構成する手段を提供することにある。
前記課題を解決するための手段は、
正立プリズムを対物レンズと接眼レンズの間に配置した単眼鏡光学系または双眼鏡光学系の前記正立プリズムを、前記対物レンズと接眼レンズとを通る光軸に直交し、且つ互いに直交する第1の回動軸と第2の回動軸との回りに回動させることで、手振れ等の振動によって生じる観察像の劣化を補償する像安定化装置であって、
対物レンズと接眼レンズを固定的に保持する筺体と、
該筐体に対して固定された略方形の外枠と、
該外枠に対して回動自在に装着した第1の回動軸を持つ略方形の中枠及び、
該中枠に対して回動自在に装着した第2の回動軸を持つ略方形の内枠を有するジンバル懸架装置を有し、
前記ジンバル懸架装置の内枠は前記正立プリズムを備え、
前記ジンバル懸架装置は、中枠を駆動する第1のボイスコイルモータと、内枠を駆動する第2のボイスコイルモータとを備え、
前記第1のボイスコイルモータと第2のボイスコイルモータは、
コイルの中空部に位置検出素子を配置したコイル部材とヨーク板を備えた第1のヨーク部と、
永久磁石とヨーク板を備えた第2のヨーク部とを有し、
前記中枠の、第1の回動軸に平行な側壁には前記2基のボイスコイルモータを駆動する駆動回路基板を設け、
前記駆動回路基板の外枠側の面には、中枠を駆動する第1のボイスコイルモータの第1のヨーク部を構成するコイル部材を配置し、前記コイル部材の背面には前記回路基板を介して第1のヨーク部を構成するヨーク板を配置し、第2のヨーク部の永久磁石をこの第1のヨーク部のコイル部材と所定間隔のギャップを以って相対向するように、第2のヨーク部を外枠に装着し、
前記駆動回路基板の内枠側の面には、内枠を駆動する第2のボイスコイルモータの第1のヨーク部を構成するコイル部材を配置し、前記コイル部材の背面には前記回路基板を介して第1のヨーク部を構成するヨーク板を配置し、第2のヨーク部の永久磁石をこの第1のヨーク部のコイル部材と所定間隔のギャップを以って相対向するように、第2のヨーク部を内枠に装着し、
前記第1のボイスコイルモータの第1のヨーク部を構成するヨーク板は、
前記第1の回動軸とヨーク板の間隔を半径とする回動方向に沿った曲面であることを特徴とする像安定化装置であり、
更に前記ジンバル懸架装置の内枠に角速度検出手段を設けることを特徴とした像安定化装置である。
この発明による像安定化装置は、単眼鏡や双眼鏡等に加わる手振れ等の振動によって生じる観察像の劣化を補償することが出来、しかも像安定化装置の設計自由度の制約が少なく、ジンバル懸架装置の駆動機構が簡単でコストの削減及び小型化を図ることが出来るので単眼鏡や双眼鏡等のほかにレーザー測距装置などの広い分野での利用が可能で、特に単眼鏡に適用した場合に、小型化とコスト低減に大きな効果がある。
図1(a)は、この発明に係る像安定化装置が単眼鏡である場合の像安定化装置を示す概略説明図であり、図1(b)は像安定化装置の基本的な原理を説明する概略説明図である。 図2は、この発明に係る像安定化装置が双眼鏡である場合の像安定化装置を示す概略説明図である。 図3は、ボイスコイルモータの基本構造を示す概略説明図で、図3(a)はボイスコイルモータを示す正面図である。図3(b)は図3(a)のA−A’断面図で、図3(c)は前記ボイスコイルモータに組み込まれる永久磁石の正面図で、図3(d)は永久磁石の断面図である。 図4は、本発明に係る像安定化装置に組み込むのに好適なヨーク分離型のボイスコイルモータの構造を示す概略説明図であり、図4(a)は図3(b)に対応したヨーク分離型のボイスコイルモータを示す断面図であり、図4(b)は図4(a)に示すボイスコイルモータにおけるコイル部材が永久磁石に対して相対的に移動した状態を示す断面図である。 図5は、この発明に係る像安定化装置の一例である図1のジンバル懸架装置10の構造を示す説明図で、図5(a)は概略斜視図であり、図5(b)は図5(a)の断面図である。 図6は、駆動回路基板の周辺部を中心とした斜視図である。 図7(a)、(b)は、ジンバル懸架装置の中枠の駆動状態を示す説明図で、特に中枠を駆動するボイスコイルモータの第1のヨーク部を構成するヨーク板が平面の場合である。 図8(a)、(b)は、ジンバル懸架装置の中枠の駆動状態を示す説明図で、特に中枠を駆動するボイスコイルモータの第1のヨーク部を構成するヨーク板が曲面の場合である。 図9は、ジンバル懸架装置の内枠の駆動状態を示す説明図である。 図10はボイスコイルモータを駆動する駆動回路の一例を示すブロック図である。 図11(a)、図11(b)はボイスコイルモータを駆動する駆動回路の他の例を示すブロック図である。
図1は、この発明に係る単眼鏡としての像安定化装置の例を示し、図2は、この発明に係る双眼鏡としての像安定化装置の例を示す。
この発明に係る像安定化装置は、例えば図1(a)に示されるように、光軸6に対して互いに直交する2個の回動軸に対して回動自在に装着したジンバル懸架装置10に装着した正立プリズム1を、筐体8に固設した光軸6を持った対物レンズ2と接眼レンズ3との間に配置した単眼鏡光学系4で構成されているので、図1(b)に示すように筐体に8に手振れが加わった場合でも、正立プリズム1は手振れが加わる前の初期位置を維持するような構造を持っている。
この発明に係る像安定化装置が双眼鏡に適用される場合には、例えば図2に示されるように、図1で示した一対の単眼鏡の像安定化装置4、4’ をそれぞれの光軸6、6’が平行になるよう連結部材Rで連結して双眼鏡5を構成する。
なお、この発明に係る像安定化装置は、単眼鏡及び双眼鏡等に適用されるが、図1で示されるように、単眼鏡に適用された像安定化装置における光学系と、図2で示されるように、双眼鏡に適用された像安定化装置における光学系とは同一であるから、以下における像安定化装置の詳細な説明は、単眼鏡を例として行う。
この発明に係る像安定化装置は、筐体に与えられた振動又は搖動により生じる観察像の劣化を補償すべく、正立プリズムを装着した前記ジンバル懸架装置を回動させ、サーボ制御を行う駆動手段としての2基のボイスコイルモータを備え、前記ボイスコイルモータは後述のように、分離して対向配置される第1のヨーク部と第2のヨーク部を持ち、第1のヨーク部にはコイルの中空部に位置検出用の位置検出素子、例えばホール素子のような磁気感応素子を配置したコイルを装着し、第2のヨーク部には図3で示した構造の永久磁石を装着し、第1のヨーク部と第2のヨーク部を所定間隔のギャップを持つよう対向配置し、第1のヨーク部と第2のヨーク部とが相対的に可動可能な構造を特徴としている。
前記正立プリズム1としては、シュミット(Schmidt)の正立プリズム、アッベ(Abbe)の正立プリズム等を挙げることができる。図1においてはシュミットの正立プリズムが示されている。シュミットの正立プリズム1は、プリズム1aとプリズム1bとを有し、プリズム1bにダハ面が形成されており、入射光軸と出射光軸とが同一直線上にとることが出来る。以下の説明は、シュミットの正立プリズムを用いた場合に関する。
図1(a)に示すジンバル懸架手段10は、図5で示すように光軸6に直交する左右方向に延びる第1の回動軸54と上下方向に延びる第2の回動軸55とを持つが、前記2つの回動軸と光軸6との交点pは、対物レンズ2と正立プリズム1の入射面までの光学距離Lと、正立プリズム1の入射面と出射面との機械的距離Mと、前記正立プリズム1の出射面から接眼レンズ3までの光学距離Nの和S(S=L+M+N)のほぼ中点に位置するように設定されている。実際には、対物レンズ系及び接眼レンズ系のいずれも肉厚を有する複数枚のレンズによって構成されているので、前記ジンバル懸架手段の回動軸55,54の位置は厳密には、対物レンズ系の後側主点と前記正立プリズムの入射面までの光学距離と、前記正立プリズムの入射面から出射面までの間の機械的距離と、前記正立プリズムの射出面から接眼レンズ系の前側主点までの光学距離の和の中点にあることになる。以下は、対物レンズと接眼レンズは薄肉レンズ系として説明する。
図1(b)に本発明による像安定化装置の基本的な原理を示す。図1(a)に示す単眼鏡4に手振れ等による振動が加わって、図1(b)に示すように筐体8が角度θ傾いた状態8’ では、対物レンズ2と接眼レンズ3は筐体に固定して取り付けられているので、対物レンズは2’ の位置に接眼レンズは3’の位置に移動し光軸6も光軸7に移動する。この時ジンバル懸架手段10に装着した正立プリズム1が図1(a)における初期状態と同じ向きにあるように制御すると、傾いた対物レンズ2’ の中心q’を通り、角度θ傾く前の光軸6に平行な光線mは対物レンズ2の光軸6よりhだけずれて正立プリズム1に入射する。前記光線mは、入射光軸と出射光軸を同一線上にとることの出来る正立プリズムの性質によって光軸6よりh’ =hだけずれて光線m’として正立プリズム1より射出し、移動後の接眼レンズ3’ の中心r’ より射出する。従って移動後の接眼レンズの中心r’より射出する光線m’ は振動が加わる前の光軸6と平行になるので、単眼鏡に振動が加わった場合でも安定した先鋭な像を観察できる。
図1(b)では、ジンバル懸架手段の回動軸を正立プリズムの中心に設定した場合で説明したが、ジンバル懸架装置の回動軸の光軸との交点Pの位置が前記条件を満足すれば、正立プリズムの位置はジンバル懸架装置の回動軸よりずれた位置に配置されても上記条件は満足する。
従来の技術では、ジンバル懸架装置を駆動する手段としては、引用文献2で示されているようにジンバル懸架装置を懸架する回動軸を駆動する回転型のモータと、ポテンショメータのような位置検出手段を用いているが、回動軸を駆動する回転型モータとしてはジンバルを構成する枠に比べて比較的大きな形状のものが必要であり、取付位置やモータの直径、厚み等の形状の制約もあり、像安定化装置の小型軽量化には限界があった。この発明では、ジンバル懸架装置を駆動する手段として、図4に示すような比較的薄い一対の板状のヨーク部で構成され、位置検出手段も位置検出素子をコイルの中空部に組み込んだ構造を持つボイスコイルモータを用いることで、ボイスコイルモータの装着位置を自由に選べるので設計上の自由度が増え、小型軽量化を可能で、単眼鏡にも最適条件で適用可能である。
図3は一般的なボイスコイルモータの一例を示すもので、図3(a)はボイスコイルモータの正面図、図3(b)は図3(a)のA−A’面での断面図、図3(c)はボイスコイルモータに使用される永久磁石の構成を示す正面図、図3(d)はその断面図を示す。
図3に示されるように、一般的なボイスコイルモータは、U字型の鉄心からなる固定ヨーク31と、固定ヨークの内側の対向する1面に装着された永久磁石32と固定ヨークの内側の他の1面で構成されるギャップ34内で移動可能なコイル33と、コイル33の中空部に設置した位置検出素子36で構成される。なお図中35はコイル33を支持するプリント基板等の支持板を示す。
永久磁石32は図3(c),(d)に示されるように板状の強力な永久磁石で構成される。永久磁石は、厚み方向に着磁され、着磁の方向は板状領域の中央部を境としてN、Sで示すように逆方向に着磁されている。
図面の理解を容易にするため、図中S極側は斜線を付けて示す。また以降に出てくる永久磁石は図3(c)、図3(d)で説明する構造を持ったものとする。
このような永久磁石32を固定ヨークの内側の一面に図3(a)に示されるように配置することにより固定ヨーク内の磁界は、コイル33の移動工程の中央部分を境として互いに逆方向に、かつ固定ヨークのギャップを持った対向面に垂直な方向に生成される。
したがって、このような磁界を有する固定ヨーク31内に、コイル33を図3に示す如く配置し、このコイル33に電流を流すと、コイル33は電流の方向に応じて図3(b)の矢印38で示す方向に移動する。
したがって、前記コイル33の支持板35に、図示されていない被移動部材を連結することで被移動部材をリニア駆動することが出来る。
また、前記コイル33の中空部37に位置検出素子36としてホール素子や磁気抵抗素子のような磁気感応素子を配置することで、可動するコイルの位置を検出する位置信号を出力する位置検出手段が出来る。特にボイスコイルモータの初期基準状態では、位置検出素子36を永久磁石S、N、の境界部に位置するよう配置すると、ホール素子の出力が0になるのでボイスコイルモータの初期基準位置を決めるのに好都合である。
本発明に適用する好適なボイスコイルモータは、図4(a)で示されるように、前記U字型の固定ヨーク31に代わって、板状の形状を持つ2つに分離して対向配置される分離型の第1のヨーク部41と第2のヨーク部42を持ち、第1のヨーク部41は、コイル33の中空部に位置検出用の位置検出素子36、例えばホール素子のような磁気感応素子を配置したコイル33と支持板43およびヨーク板46で構成し、第2のヨーク部42は前述の磁石32とヨーク板47で構成し、第1のヨーク部と第2のヨーク部を所定間隔のギャップ44を持つよう対向配置し、第1のヨーク部41と第2のヨーク部42とが相対的に可動可能な構造を特徴としている。
コイル33は、支持板43を介して第1のヨーク部41に固着しており、支持板43には位置検出用素子36も装着しており、コイル33に電流を流すと電流の方向によって、第2のヨーク部42を固定子とすれば、第1のヨーク部41はコイル33と一体となって移動子となり、例えば図4(b)の矢印45方向に移動する。
また、前述の第1のヨーク部41を固定子とすれば、相対的に第2のヨーク部42が移動子として永久磁石と共に移動する。
図5に本発明の主要要素となるジンバル懸架装置10の構成を示す。図5(a)はジンバル懸架装置の斜視図、図5(b)は図5(a)に示された回動軸54,55を含む平面で見た断面図である。
ジンバル懸架装置は、略方形の内枠53と略方形の中枠52及び略方形の外枠51で構成されており、図1で示した対物レンズと接眼レンズを固定的に保持する筐体8にジンバル懸架装置10の外枠51が固定的に取付けられる。
前述の略方形状の外枠、中枠、内枠は、いずれも図5で示されるように上下、左右の4辺の側面で構成されている。以下、この側面を側壁と呼ぶことにする。
図5(a)、図5(b)に示されているように、ジンバル懸架装置10は、中枠52の左右の側壁に設けられた軸62a、62bが左右方向に延びた第1の回動軸54を形成し、外枠に設けられた軸受け63a、63bで支持され、中枠52は外枠51に対して回動自在に装着されている。
また、内枠53は上下の側壁に設けられた軸64a、64bが上下に延びた第2の回動軸55を形成し、中枠52に設けられた軸受け65a、65bで支持され、内枠53は中枠52に対し回動自在に装着されており、内枠53には正立プリズム1を装着する。
また、ジンバル懸架装置のサーボ制御に角速度検出手段からの信号を使用する場合には、角速度検出手段94はジンバル懸架装置の内枠53に装着する。
前記ジンバル懸架装置は、中枠52を回動する第1のボイスコイルモータ56bと内枠53を回動する第2のボイスコイルモータ56aの2基のボイスコイルモータと、前記2基のボイスコイルモータを駆動しサーボ制御をする駆動回路基板66を備えている。
また駆動回路基板66は、前記左右方向に延びた第1の回動軸54に平行な中枠の側壁52aに配置される。
内枠53を駆動する第2のボイスコイルモータ56aは、第1のヨーク部を構成するコイル部材58aを駆動回路基板66の内枠側の面に、ヨーク板59aをコイル部材58aの背面に当たる駆動回路基板66の外枠側の面に配置固定し、第2のボイスコイルモータ56aを構成する第2のヨーク部は永久磁石60aとヨーク板61aで構成されており、コイル部材58aに対面して内枠53に配置固定されている。
中枠52を駆動する第1のボイスコイルモータ56bは、第1のヨーク部を構成するコイル部材58bを駆動回路基板66の外枠側の面に、ヨーク板59bをコイル部材58bの背面に当たる駆動回路基板66の内枠側の面に配置固定し、第1のボイスコイルモータ56bを構成する第2のヨーク部は永久磁石60bとヨーク板61bで構成されており、コイル部材58bに対面して外枠51に配置固定されている。
このようにボイスコイル駆動回路基板66上に、2基のボイスコイルモータの第1のヨーク部を装着することで、位置検出素子(ホール素子)を含めたコイル部材も駆動回路基板作成時に、他の回路部品例えばマイクロコンピュータ92、ボイスコイルモータ駆動ドライバー93と一体として装着可能となり、コストも下がり組立が容易になる。
本発明では、前記第1のボイスコイルモータ56bを構成するヨーク板59bの形状を前記第1の回動軸54とヨーク板59bの間隔を半径Rとする中枠52の回動方向に沿った曲面とすることを特徴としている。なお、半径Rは厳密な値である必要はなく、回動軸54とヨーク板59bの間隔の概略値で良い。
なお、図5においては一例としてジンバル懸架装置の第1の回動軸を左右方向に延びる軸として示し、第2の回動軸を上下方向に延びる軸としているが、前記第1の回動軸を上下方向に延びる軸、第2の回動軸を左右方向に延びる軸としても良い。すなわち図5のジンバル懸架装置は90度回転させた状態でも同様な像安定化装置の効果が得られる。
図6はボイスコイルモータの駆動回路基板66を容易にするため第1のヨーク部に対向する第2のヨーク部の間隙を広げて示している。
本発明は、図6で示すように中枠52を駆動する前記第1のボイスコイルモータ56bの第1のヨーク板59bの形状を前記第1の回動軸54とヨーク板59bの間隔を半径Rとする中枠52の回動方向に沿った曲面とすることを特徴としており、図7、図8でその効果を説明する。
図7は本発明の主要要素となる第1のボイスコイルモータの動作を説明する説明図で、図6で示すA−B断面を示し、特にヨーク板59b’が平面板の場合を示している。なお構成品の符号等は極力図5と同じ表記で表している。
図7(a)はジンバル懸架装置にサーボ制御がかかり安定化した状態を示している。この状態で急激に大きな振動が加わると図7(b)に示すように駆動回路基板66が角度θ傾いた状態となり、駆動回路基板66に固定された中枠52も角度θ傾く方向に動くが、角度が小さいのでリニア駆動のボイスコイルモータでサーボ制御をすることが出来る。
本発明による像安定化装置は手振れ等による振動を補償する範囲が角度(θ)で±5°程度としているので、コイル部材58bに位置検出手段からの位置信号を用いた位置サーボ等の制御信号を加えることで図7(a)の初期位置に戻すことが可能である。
しかし磁石によるヨーク板の吸引力は磁石とヨーク板の距離の2乗に反比例するので図7(b)の左端のヨーク板と磁石の距離bは初期位置aより小さくなるので大きな吸引力が働き、反対に右端のヨーク板と磁石の距離cは初期位置より大きくなるので磁石の吸引力は小さくなり傾いた状態が顕著になる。このために内枠の可動範囲の端位置が安定位置となってしまい、サーボ制御を掛けようとコイルに電流を流しても磁石の吸引力に逆らって動かすので安定位置に至る時間が長くかかり、同時に電力の消耗も大きくなる。
図8は図7と同様に、本発明の主要要素となる第1のボイスコイルモータの動作を説明する説明図で、図6で示すA−B断面を示し、特にヨーク板59bの形状が本発明の特徴である曲面を持った場合を示している。
図8(a)はジンバル懸架装置にサーボ制御がかかり安定化した状態を示している。この状態で急激に大きな振動が加わると図8(b)に示すように駆動回路基板66が角度θ傾いた状態となり、駆動回路基板66に固定された中枠52も角度θ傾く方向に動くが、磁石60bの両端部とヨーク板59bまでの距離dは変わらないので駆動回路基板66が傾いても、磁石のヨーク板59bに及ぼす吸引力は一定で変わらず、図7の現象を回避出来る。従ってサーボ制御を掛ける場合は、図8(a)の安定位置に至る時間が短くコイルに加わる電力の消耗も小さくて済む。
この場合、手振れ等による左右方向の振動を補償する範囲を角度で±5°程度としているので、コイル部材58bに位置サーボ等の制御信号を加えることで短時間で容易に図8(a)に示す初期位置に戻すことが可能である。
図9(a)は図5の駆動回路基板66を上方から見た平面説明図で、内枠53は駆動回路基板66に対して上下方向に延びた回動軸55を中心に回動する。図9(a)単眼鏡に手振れ等による振動が加わる前の内枠53の初期基準位置を示している。図8(b)は単眼鏡に手振れ等による左右方向の振動が加わって中枠が左右方向に角θ傾いた状態を示しており、内枠53は駆動回路基板66及び駆動回路基板66が固定されている中枠に対して角度θ傾いた状態を示している。中枠に固定された駆動回路基板66に対して内枠53は角度θ傾く方向に動くが、角度が小さいのでリニア駆動のボイスコイルモータの動作には問題を生じない。
内枠53を駆動するボイスコイルモータ56aは、コイル部材を装着した第1のヨーク部が固定子、永久磁石を装着した第2のヨーク部が移動子となるので、第2のヨーク部が固定された内枠53は手振れ等による振動が加わった場合には、上下方向に延びた回動軸55を中心に図9(a)、(b)に示すように左右方向に回動する。
この場合、手振れ等による左右方向の振動を補償する範囲を角度で±5°程度としているので、コイル部材58aに位置サーボ等の制御信号を加えることで容易に図9(a)に示す初期位置に戻すことが可能である。
位置検出素子としてのホール素子等から得られる位置情報から、動きを打ち消す目標位置をマイクロコンピュータで演算し、演算結果を制御信号としてボイスコイルモータのコイル駆動電流にフィードバックすれば、簡単にジンバル懸架手段の内枠、中枠を必要量移動させる位置サーボ系を構成できる。
図10に位置サーボ系を構成するボイスモーター駆動回路のブロック図を示す。前述の第1のボイスコイルモータ56bと、第2のボイスコイルモータ56aは基本的には同じものなので以下の説明ではボイスコイルモータ56bの場合で説明する。
ボイスコイルモータ56bに取り付けられた位置検出素子57bからの位置出力は位置信号増幅回路91を介してマイクロコンピュータ92に取り込まれ、位相補償フィルター演算や増幅率を調整し、動きを打ち消す目標位置を設定した後、位置サーボを掛けるためのフィードバック駆動するボイスコイルモータ制御信号を演算し、この演算に基づき制御信号を増幅しボイスコイルモータ56bを駆動するボイスコイルモータ駆動ドライバー93を備えている。
図11(a)は角速度検出手段94をジンバル懸架装置の内枠53に設けることで、正立プリズム1を装着するジンバル懸架装置10の動きを正確に検出し、動きを打ち消す目標位置を与えることにより、位置サーボと、角速度サーボの2重帰還ループを構成している。図中95は角速度センサーからの信号を増幅する増幅回路で、マイクロコンピュータ92に加えられ、ボイスコイルモータの制御信号を演算し、この演算に基づく制御信号を増幅しボイスコイルモータ56bを駆動するボイスコイルモータ駆動ドライバー93を備えている。
図11(b)は前記角速度センサーの代わりにボイスコイルモータ56bに取り付けられた位置検出素子57bからの信号を微分回路96で微分し、位置信号と同時に角速度信号を取り出し、マイクロコンピュータ92でボイスコイルモータの制御信号を演算するようにしたボイスコイルモータ駆動回路のブロック図を示している。この場合、微分回路96はマイクロコンピュータ内部で処理することも可能で、高価な角速度センサーを必要としないのでコスト削減の効果が大きい。
1 正立プリズム
1a、1b プリズム
2、2’ 対物レンズ
3、3’ 接眼レンズ
4、4’ 単眼鏡
5 双眼鏡
6、6’、7 光軸
8、8’ 筐体
R 連結部材
10 ジンバル懸架手段
31 固定ヨーク
32、60a、60b 永久磁石
33、58a、58b コイル
36、57a、57b 位置検出素子
35、43 支持板
59a、59b 第1のヨーク板
61a、61b 第2のヨーク板
51 外枠
52 中枠
53 内枠
54 第1の回動軸
55 第2の回動軸
56a、56b ボイスコイルモータ
66 駆動回路基板
92 マイクロコンピュータ
93 ボイスコイルモータ駆動ドライバー
94 角速度検出手段

Claims (2)

  1. 正立プリズムを対物レンズと接眼レンズの間に配置した単眼鏡光学系または双眼鏡光学系の前記正立プリズムを、前記対物レンズと接眼レンズとを通る光軸に直交し、且つ互いに直交する第1の回動軸と第2の回動軸との回りに回動させることで、手振れ等の振動によって生じる観察像の劣化を補償する像安定化装置であって、
    対物レンズと接眼レンズを固定的に保持する筺体と、
    該筐体に対して固定された略方形の外枠と、
    該外枠に対して回動自在に装着した第1の回動軸を持つ略方形の中枠及び、
    該中枠に対して回動自在に装着した第2の回動軸を持つ略方形の内枠を有するジンバル懸架装置を有し、
    前記ジンバル懸架装置の内枠は前記正立プリズムを備え、
    前記ジンバル懸架装置は、中枠を駆動する第1のボイスコイルモータと、内枠を駆動する第2のボイスコイルモータとを備え、
    前記第1のボイスコイルモータと第2のボイスコイルモータは、
    コイルの中空部に位置検出素子を配置したコイル部材とヨーク板を備えた第1のヨーク部と、
    永久磁石とヨーク板を備えた第2のヨーク部とを有し、
    前記中枠の、第1の回動軸に平行な側壁には前記2基のボイスコイルモータを駆動する駆動回路基板を設け、
    前記駆動回路基板の外枠側の面には、中枠を駆動する第1のボイスコイルモータの第1のヨーク部を構成するコイル部材を配置し、前記コイル部材の背面には前記回路基板を介して第1のヨーク部を構成するヨーク板を配置し、第2のヨーク部の永久磁石をこの第1のヨーク部のコイル部材と所定間隔のギャップを以って相対向するように、第2のヨーク部を外枠に装着し、
    前記駆動回路基板の内枠側の面には、内枠を駆動する第2のボイスコイルモータの第1のヨーク部を構成するコイル部材を配置し、前記コイル部材の背面には前記回路基板を介して第1のヨーク部を構成するヨーク板を配置し、第2のヨーク部の永久磁石をこの第1のヨーク部のコイル部材と所定間隔のギャップを以って相対向するように、第2のヨーク部を内枠に装着し、
    第1のボイスコイルモータの第1のヨーク部を構成するヨーク板は、
    前記第1の回動軸とヨーク板の間隔を半径とする回動方向に沿った曲面であることを特徴とする像安定化装置。
  2. 前記ジンバル懸架装置の内枠に角速度検出手段を設けることを特徴とした請求項1記載の像安定化装置。
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