JP3365279B2 - 送電線の自動点検方法 - Google Patents
送電線の自動点検方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は送電線の自動点検方
法に係り、特に2端子間で2系列の保護リレー装置を備
えた送電線の自動点検方法に関する。
法に係り、特に2端子間で2系列の保護リレー装置を備
えた送電線の自動点検方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の2端子間の送電線に2系列の保護
リレー装置を備えた自動点検方法においては、自端子の
第1系列の保護リレー装置に異常が発生した場合、自端
内の第2系列の保護リレー装置の自動点検動作をロック
していた。
リレー装置を備えた自動点検方法においては、自端子の
第1系列の保護リレー装置に異常が発生した場合、自端
内の第2系列の保護リレー装置の自動点検動作をロック
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、自端子内の2系列間の保護リレー装置間で、一方の
保護リレー装置に異常が発生した場合に、他方の保護リ
レー装置が自動点検をロックしていたが、他端子の保護
リレー装置の自動点検の動作制御は行っていなかった。
このため、他端子の保護リレー装置の自動点検中に送電
線事故が発生した場合は、この故障を高速に遮断するこ
とは困難であった。
は、自端子内の2系列間の保護リレー装置間で、一方の
保護リレー装置に異常が発生した場合に、他方の保護リ
レー装置が自動点検をロックしていたが、他端子の保護
リレー装置の自動点検の動作制御は行っていなかった。
このため、他端子の保護リレー装置の自動点検中に送電
線事故が発生した場合は、この故障を高速に遮断するこ
とは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明では保護リレー装置を2系列備えた2端子間
の送電線の自動点検方法において、2端子の自端子の第
1系列の保護リレー装置に異常が発生した場合、自端子
の第2系列の保護リレー装置は自動点検動作をロックす
るとともに他端子の第2系列の保護リレー装置に異常信
号を伝送し、他端子の第2系列の保護リレー装置は自己
の自動点検動作をロックするようにしたものである。
に、本発明では保護リレー装置を2系列備えた2端子間
の送電線の自動点検方法において、2端子の自端子の第
1系列の保護リレー装置に異常が発生した場合、自端子
の第2系列の保護リレー装置は自動点検動作をロックす
るとともに他端子の第2系列の保護リレー装置に異常信
号を伝送し、他端子の第2系列の保護リレー装置は自己
の自動点検動作をロックするようにしたものである。
【0005】また、上記目的を解決するために、本発明
では2端子間の保護リレー装置がPCM伝送の保護リレ
ー装置であり、PCM伝送を行うようにしたものであ
る。
では2端子間の保護リレー装置がPCM伝送の保護リレ
ー装置であり、PCM伝送を行うようにしたものであ
る。
【0006】また、上記目的を解決するために、本発明
では他端子の第2系列の保護リレー装置は他端子の遮断
器が「切」の場合は、自動点検動作ロックを行わないよ
うにしたものである。
では他端子の第2系列の保護リレー装置は他端子の遮断
器が「切」の場合は、自動点検動作ロックを行わないよ
うにしたものである。
【0007】本発明によれば、2系列ある送電線保護リ
レーの片系列が異常時に他系列の送電線保護リレーの自
動点検をロックすることにより、当該送電線の系統故障
を高速に遮断することにより系統の安定度を向上できる
ようにしたものである。
レーの片系列が異常時に他系列の送電線保護リレーの自
動点検をロックすることにより、当該送電線の系統故障
を高速に遮断することにより系統の安定度を向上できる
ようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を以下図を用い
て説明する。
て説明する。
【0009】図1は、本発明の適用される送電線の保護
が2系列ある三相交流送電線を単線図で表したものであ
り、図の例では2端子系統を示す。同図において、三相
交流電源11,12に接続された端子A,Bが電源端で
ある。従って送電線20によって端子Aと端子Bは接続
されている。この送電線には送電線の保護装置(PCMリ
レー)21,22,23,24が設けられ保護装置2
1,23は光ケーブル,マイクロ波等の伝送路41を用
いて、電圧電流情報や装置に関する情報を伝送し、保護
装置22,24は伝送路により情報伝送可能である。
が2系列ある三相交流送電線を単線図で表したものであ
り、図の例では2端子系統を示す。同図において、三相
交流電源11,12に接続された端子A,Bが電源端で
ある。従って送電線20によって端子Aと端子Bは接続
されている。この送電線には送電線の保護装置(PCMリ
レー)21,22,23,24が設けられ保護装置2
1,23は光ケーブル,マイクロ波等の伝送路41を用
いて、電圧電流情報や装置に関する情報を伝送し、保護
装置22,24は伝送路により情報伝送可能である。
【0010】本発明装置は送電線の両端に接続されてい
る変流器31,32により送電線の電流を取り込み差電
流方式などにより当該送電線保護する装置において、例
えばA端子の保護装置22が故障時、保護装置21に故
障条件を受渡し、保護装置21は自動点検動作をロック
し、更に、伝送路41を介して保護装置23に故障条件
に対応した信号を伝送し保護装置23における自動点検
動作をロックし、更に保護装置24の自動点検動作をロ
ックする。
る変流器31,32により送電線の電流を取り込み差電
流方式などにより当該送電線保護する装置において、例
えばA端子の保護装置22が故障時、保護装置21に故
障条件を受渡し、保護装置21は自動点検動作をロック
し、更に、伝送路41を介して保護装置23に故障条件
に対応した信号を伝送し保護装置23における自動点検
動作をロックし、更に保護装置24の自動点検動作をロ
ックする。
【0011】本発明では、図2に示すように対向する端
子の電気所の他系列装置まで自動点検のロックのインタ
ーロックが可能であり、当該送電線の片系列の片端の保
護装置に異常があった場合に、他の系列の自端、および
他端の保護装置の自動点検動作をロックし、かつ異常が
起きた保護装置の対向端にある保護装置の自動点検動作
のロックが可能であり、このため自動点検中の系統事故
遮断の遅れがなくなることにより系統の安定度が向上す
る。
子の電気所の他系列装置まで自動点検のロックのインタ
ーロックが可能であり、当該送電線の片系列の片端の保
護装置に異常があった場合に、他の系列の自端、および
他端の保護装置の自動点検動作をロックし、かつ異常が
起きた保護装置の対向端にある保護装置の自動点検動作
のロックが可能であり、このため自動点検中の系統事故
遮断の遅れがなくなることにより系統の安定度が向上す
る。
【0012】また、3端子系以上の場合は、CB「切」
時は自動点検可能であることからCB・LS「切」の条
件を伝送し、これにより各端子の各系統の保護装置は自
動点検をロックするか否かの判定を実施する。
時は自動点検可能であることからCB・LS「切」の条
件を伝送し、これにより各端子の各系統の保護装置は自
動点検をロックするか否かの判定を実施する。
【0013】また、図2に示すように後備保護装置があ
る場合、点線部で示すルートで自動点検をロックするこ
とも可能である。
る場合、点線部で示すルートで自動点検をロックするこ
とも可能である。
【0014】
【発明の効果】以上、本発明によれば対向する端子の電
気所の他系列装置異常時に自系列の自動点検ロックが可
能であり、系統故障時の高速遮断が可能なことにより系
統の安定度が向上可能である。
気所の他系列装置異常時に自系列の自動点検ロックが可
能であり、系統故障時の高速遮断が可能なことにより系
統の安定度が向上可能である。
【図1】本発明の全体構成図を示す。
【図2】自動点検のインターロック図を示す。
11,12…電源端、20…送電線、21,22,2
3,24…送電線保護装置、31,32,33,34…
変流器、35,36…遮断器(CB)、41,42…伝
送路(光,マイクロなど)。
3,24…送電線保護装置、31,32,33,34…
変流器、35,36…遮断器(CB)、41,42…伝
送路(光,マイクロなど)。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H02H 3/00 - 3/07
H02H 3/26 - 3/30
Claims (3)
- 【請求項1】保護リレー装置を2系列備えた2端子間の
送電線の自動点検方法において、 前記2端子の自端子の第1系列の保護リレー装置に異常
が発生した場合、自端子の第2系列の保護リレー装置は
自動点検動作をロックするとともに他端子の第2系列の
保護リレー装置に異常信号を伝送し、該他端子の第2系
列の保護リレー装置は自己の自動点検動作をロックする
ことを特徴とする送電線の自動点検方法。 - 【請求項2】請求項第1項の送電線の自動点検方法にお
いて、 前記2端子間の保護リレー装置がPCM伝送の保護リレ
ー装置であることを特徴とする送電線の自動点検方法。 - 【請求項3】請求項第1項の送電線の自動点検方法にお
いて、 前記他端子の第2系列の保護リレー装置は他端子の遮断
器が「切」の場合は、自動点検動作ロックを行わないこと
を特徴とする送電線の自動点検方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29816797A JP3365279B2 (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 送電線の自動点検方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29816797A JP3365279B2 (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 送電線の自動点検方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11136844A JPH11136844A (ja) | 1999-05-21 |
JP3365279B2 true JP3365279B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=17856073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29816797A Expired - Fee Related JP3365279B2 (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 送電線の自動点検方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3365279B2 (ja) |
-
1997
- 1997-10-30 JP JP29816797A patent/JP3365279B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11136844A (ja) | 1999-05-21 |
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Legal Events
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