JP3365222B2 - 外装材 - Google Patents

外装材

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JP3365222B2
JP3365222B2 JP27967496A JP27967496A JP3365222B2 JP 3365222 B2 JP3365222 B2 JP 3365222B2 JP 27967496 A JP27967496 A JP 27967496A JP 27967496 A JP27967496 A JP 27967496A JP 3365222 B2 JP3365222 B2 JP 3365222B2
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西 和 昭 川
井 俊 吾 谷
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三協アルミニウム工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の屋根材や
外壁材などに用いられる外装材に関し、とくに、外面に
シート材を設けた外装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の外装材としては、金属製のプレ
ート状の本体部材の外面に、合成樹脂製の保護用のシー
ト材を接着剤で貼り付けた屋根材がある。この屋根材
は、屋根上面において瓦のように多数枚が並設され、屋
根上面を形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うな従来の屋根材にあっては、本体部材にシート材を貼
り付けただけであったため、長期間にわたって風雨や紫
外線にさらされることにより、シート材の端部に剥離が
生じることがあるという問題があり、このような問題を
解決することが課題であった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記従来の課題に着目して成
されたもので、外面にシート材を設けた外装材におい
て、シート材の剥離を防止することができる外装材を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】本発明に係わる外装材
は、請求項1として、本体部材と、本体部材の外面に設
けるシート材を備え、本体部材が、一端部に、シート材
の押え手段を有すると共に、他端部に、隣接する外装材
の端部に外面側から重合状態となる覆い部を有してお
り、本体部材の押え手段でシート材の一端部を押え付け
ると共に、本体部材の覆い部と隣接する外装材との重合
部分でシート材の他端部を挟持した構成とし、請求項2
として、本体部材と、本体部材の外面に設けるシート材
を備え、本体部材は、目板の取付け部を有し、目板は、
取付け部に対応する係止部と本体部材の外面に対向する
押え部を有しており、目板の係止部を本体部材の取付け
部に取付けて目板の押え部で本体部材の外面に設けたシ
ート材を押え付けた構成としており、上記の構成を課題
を解決するための手段としている。
【0006】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わる外装材では、
外装材の一端部において、本体部材の一端部に設けた押
え手段で本体部材の外面に設けたシート材の一端部を押
え付けることにより、シート材の一端部の剥離を防止
し、外装材の他端部においては、本体部材の他端部に設
けた覆い部と隣接する外装材との重合部分でシート材の
他端部を挟持することにより、シート材の他端部の剥離
を防止する。
【0008】本発明の請求項に係わる外装材では、本
体部材の取付け部に取付けた目板の押え部で、本体部材
の外面に設けたシート材を押え付けることにより、シー
ト材が剥離するような事態を防止する。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明に係わる外装
材の一実施例を説明する。
【0011】図1および図2に示す外装材1は、屋根材
として建築物の屋根上面に瓦の如く多数枚を並設するこ
とにより、屋根上面を形成するものであって、金属製の
プレート状の本体部材2と、その外面となる上面全体に
接着剤で貼り付ける合成樹脂製の保護用のシート材3を
備えている。
【0012】本体部材2は、矩形状を成す部材であっ
て、屋根上位側となる上端部の辺に沿って後記する目板
4の取付け部5が一体的に設けてある。取付け部5は、
本体部材2の上面側に横向きに開口する溝状を成してい
る。また、本体部材2は、取付け部5の上部に、屋根上
位側に向けて突出した受け部6が連設してある。受け部
6は、取付け部5の長手方向にわたって形成してあり、
本体部材2の上面側に横向きに開口する略U字形を成し
ている。
【0013】さらに、本体部材2は、屋根下位側となる
下端部の辺に沿って、下位側の屋根板の上端部に対して
上側から重合状態となる覆い部7を有している。この覆
い部7は、本体部材2の下端部から下方へ連続する垂下
片7aと、垂下片7aの下端部から屋根上方へ連続する
横片7bと、横片7bの先端から斜め上方に連続する張
出し片7cを有している。このような本体部材2は押し
出し成形により得られる。
【0014】目板4は、図2にも示すように、取付け部
5の長手方向全体にわたって取り付けられる長尺部材で
あって、図2にも示すように取付け部5に対応する係止
部8と、本体部材2の上面に対向する押え部9を有して
いる。係止部8は、溝状を成す取付け部5の内側に嵌着
係止される爪部8aを有する2つの突片8b,8bによ
り構成してある。押え部9は、本体部材2に対向する下
面に、シート材3との接触性を高めるための細かい凹凸
9aが形成してある。
【0015】シート材3は、各図中に仮想線で示すよう
に、本体部材2と取付け部5との境目から、覆い部7に
おける横片7bの下面までの範囲にわたって接着剤で貼
り付けてある。このシート材3は、本体部材2の外面の
保護に用いるほか、太陽電池パネルの固定などにも用い
ることがある。この場合には、本体部材2とシート材3
とで太陽電池パネルを挟む状態にすることから、当然シ
ート材3には透光性を有するものが用いられる。
【0016】上記構成を備えた外装材1では、目板4お
よび取付け部5により、シート材3を本体部材2の外面
に押え付ける押え手段を構成しており、シート材3を設
けた本体部材2の取付け部5に目板4の係止部8を嵌着
係止することにより、図4に示すように、目板4の押え
部9でシート材3の上端部を押え付ける。このとき、目
板4は、取付け部5に対して押圧する要領で簡単に取付
けることができる。これにより、シート材3は、その上
端部に雨や紫外線が当たるのが防止され、剥離が防止さ
れることとなる。
【0017】また、外装材1は、屋根上面において同一
構成のものが多数枚並設されることとなる。このとき、
外装材1は、図2に示すように、覆い部7を下位側に隣
接する外装材1の受け部6に対してその上側から組込
み、覆い部7の横片7bを横向きのU字形を成す受け部
6の下片に重合すると共に、覆い部7の張出し片7cの
先端を受け部6の奥に当接させた状態にする。これによ
り、覆い部7の横片7bと下位側に隣接する外装材1の
受け部6との重合部分でシート材3の下端部を挟持し、
シート材3の下端部の剥離を防止している。このような
シート材3の挟持は、各外装材1が同一構成を有するた
め、上位側に隣接する外装材のシート材に対しても同様
である。
【0018】なお、上記実施例では、受け部6を取付け
部5の上側に連設しているので、外装材1を上下に組合
わせた後に目板4を取付けることも可能である。また、
外装材は、屋根材以外に外壁材に用いられるものもある
と共に、横方向に重ねた状態で並設されることがある。
さらに、外装材は、屋根または壁の最上位や最下位ある
いは最側部に設けるものにあっては、図示のものと異な
る構成を有する場合があり、例えば、側辺に沿って目板
を取付けてシート材の側端部を押えるようにすることも
可能である。
【0019】図5は、本発明に係わる外装材の他の実施
例を説明する図である。
【0020】図5(a)に示す外装材11は、本体部材
12に、図中仮想線で示すシート材13を本体部材12
の外面(図では上面)に押え付ける押え手段として、押
え用突片14が一体的に設けてある。押え用突片14
は、図示の端面を本体部材12の側面とした場合に、本
体部材12の横方向にわたって設けてあり、本体部材1
2においてシート材13が位置する側の面に、シート材
13への接触性を高めるための凹凸14aが形成してあ
る。このような本体部材12は押し出し成形により得ら
れる。
【0021】上記の外装材11では、本体部材12の上
面にシート材13を接着剤で貼り付け、この際、シート
材13の端部を押え用突片14に近接させた状態にし、
あるいはシート材13の端部を押え用突片14に当接さ
せた状態にしたのち、図5(b)に示すように、押え用
突片14を基端部分からシート材13側へ折り曲げるこ
とにより、その押え用突片14でシート材13の端部を
本体部材12の外面に押え付ける。
【0022】このような外装材11においても、先の実
施例と同様にシート材13の剥離が確実に防止される。
また、シート材13の他端部を押え付けるには、先の実
施例のように隣接する外装材との重合部分で挟持するこ
とが可能であり、このほか、先の実施例の目板および取
付け部を採用したり、別の押え用突片を形成してこれを
用いたりすることも可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明の請求項1に係わる外装材によれ
ば、外装材の一端部において、押え手段によりシート材
の一端部が剥離するような事態を確実に防止することが
でき、外装材の他端部においては、本体部材の覆い部と
隣接する外装材とによるシート材の挟持により、シート
材の他端部の剥離を確実に防止することができる。
た、シート材の剥離防止により長期間にわたって良好な
外観体裁を維持することができる。
【0025】本発明の請求項に係わる外装材によれ
ば、本体部材に取付けた目板により、シート材が剥離す
るような事態を確実に防ぐことができ、また、シート材
の剥離防止により長期間にわたって良好な外観体裁を維
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる外装材の一実施例を説明する側
面図である。
【図2】図1に示す外装材を屋根上下方向に組合わせた
状態を示す斜視図である。
【図3】目板と本体部材の取付け部付近を拡大した目板
取付け前の側面図である。
【図4】図3の状態から取付け部に目板を取付けた状態
を示す側面図である。
【図5】本発明に係わる外装材の他の実施例において、
押え用突片の折り曲げ前の状態(a)折り曲げ後の状態
(b)を説明する各々要部の側面図である。
【符号の説明】
1 11 外装材 2 12 本体部材 3 13 シート材 4 目板 5 取付け部 7 覆い部 8 係止部 9 押え部 14 押え用突片(押え手段) (4,5…押え手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体部材と、本体部材の外面に設けるシー
    ト材を備え、本体部材が、一端部に、シート材の押え手
    段を有すると共に、他端部に、隣接する外装材の端部に
    外面側から重合状態となる覆い部を有しており、本体部
    材の押え手段でシート材の一端部を押え付けると共に、
    本体部材の覆い部と隣接する外装材との重合部分でシー
    ト材の他端部を挟持したことを特徴とする外装材。
  2. 【請求項2】本体部材と、本体部材の外面に設けるシー
    ト材を備え、本体部材は、目板の取付け部を有し、目板
    は、取付け部に対応する係止部と本体部材の外面に対向
    する押え部を有しており、目板の係止部を本体部材の取
    付け部に取付けて目板の押え部で本体部材の外面に設け
    たシート材を押え付けたことを特徴とする外装材。
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