JP3365024B2 - 選択制御方法 - Google Patents

選択制御方法

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    • G11B2220/25—Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2525—Magneto-optical [MO] discs

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】本発明は記録媒体再生装置の選択
制御方法に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】近年、記録媒体の再生制御方法として記
録媒体自身にその再生手順等の再生制御情報が記録さ
れ、その制御情報を用いるより使い勝手のよい操作環境
が求められている。 【０００３】以下に、従来の選択制御方法として、ディ
スク再生装置を例に説明する。図３は従来の選択制御方
法を用いるディスク再生装置の構成図、図７は第１の従
来例の選択制御方法のフローチャート、図１０は第２の
従来例の選択制御方法のフローチャート、図６は第１の
従来例で用いるメニュー画面の例、図９は第２の従来例
で用いるメニュー画面の例である。 【０００４】以下第１の従来例の動作について図３、図
６、図７を用いながら説明する。まず、ステップ１で制
御手段３１がディスク再生手段３２を用いてディスク３
３に予め記録されている再生制御情報を取り出し記憶す
る。再生制御情報は選択肢を表示する為のメニュー画面
が格納されているディスク上のアドレス情報と、各選択
肢の識別番号と対応するディスク上のトラック番号情報
の分岐テーブルとで構成される。この再生制御情報の構
造の一例を図５に示す。 【０００５】ステップ２で制御手段３１は記憶している
再生制御情報のメニュー画面が格納されているアドレス
情報をディスク再生手段３２に与え、ディスク３３に予
め記録してあるメニュー画面（図６）を再生し表示手段
３５に表示する。 【０００６】ステップ３で制御手段３１はキー入力手段
３４からのキーの入力ｎを受け取る。 【０００７】ステップ４で制御手段３１は記憶している
再生制御情報を参照し、識別番号ｎが定義されているか
検査し、定義されていなければステップ２に戻る。 【０００８】ステップ５で制御手段３１は記憶している
再生制御情報を参照し、識別番号ｎに対応するトラック
番号ｐを取得する。 【０００９】ステップ６で制御手段３１はディスク再生
手段３２を用いてディスク３３のトラックｐを再生し、
トラックｐの再生が終了するとステップ２に戻る。 【００１０】このように、第１の従来例では入力された
番号キーに対応したトラックが再生される選択制御方法
である。 【００１１】続いて第２の従来例の動作について図３、
図９、図１０を用いながら説明する。 【００１２】まず、ステップ１で制御手段３１がディス
ク再生手段３２を用いてディスク３３に予め記録されて
いる再生制御情報を取り出し記憶する。再生制御情報は
選択肢を表示する為のメニュー画面が格納されているデ
ィスク上のアドレス情報と、メニュー画面で提示されて
いる選択肢に対応するディスク上のトラック番号情報と
からなる分岐テーブルに、他の分岐テーブルとの連結の
為のオフセット情報が付加された複数組からなる分岐テ
ーブルである。この再生制御情報の構造の一例を図８に
示す。 【００１３】ステップ２で制御手段３１は記憶している
再生制御情報から、最初の分岐テーブルのメニュー画面
が格納されているアドレス情報をディスク再生手段３２
に与え、ディスク３３に記録してあるメニュー画面１
（図９のm1）を再生し表示手段３５に表示する。 【００１４】ステップ３で制御手段３１はキー入力手段
３４からのキーの入力ｎを受け取る。 【００１５】ステップ４で制御手段３１はｎは承認を意
図するＰＬＡＹキーか、不承認を意図するＮＥＸＴキー
かを判断し、ＮＥＸＴキーであればステップ７に進む。 【００１６】選択肢が承認されていればステップ５で制
御手段３１は記憶している再生制御情報を参照し、対応
するトラック番号ｐを取得する。 【００１７】ステップ６で制御手段３１はディスク再生
手段３２を用いてディスク３３のトラックｐを再生し、
トラックｐの再生が終了するとステップ２に戻る。 【００１８】ステップ７では他の選択肢を提示する為
に、制御手段３１は記憶している再生制御情報中の次の
選択テーブルの情報を使用することとし、ステップ２へ
戻る。 【００１９】このように、第２の従来例ではメニュー画
面で提示した選択肢を承認すると対応したトラックが再
生され、不承認だと次の候補を図１０のm1,m2,m3に示す
ように提示することを繰り返す選択制御方法である。 【００２０】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記２つ
の従来の選択制御方法では、再生制御情報に互換性が無
く、どちらの選択制御方法を用いてディスクを制作する
かを決定した時点で、再生制御情報の構造が確定してし
まう。言い換えると、ディスク制作過程での仕様変更等
の選択制御方法の変更や、２つの選択制御方法の混在し
たディスクを制作できないという問題点を有していた。 【００２１】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、２つの選択制御方法間で互換性のある再生制御情報
構造を有した選択制御方法を提供することを目的とす
る。 【００２２】 【課題を解決する為の手段】この目的を達成するために
本発明の選択制御方法は、記録媒体に記録された画像情
報や楽曲情報を、記録媒体上に記録された固有の番号を
持ったｎ個の分岐情報テーブルを用いて選択する選択制
御方法であって、分岐情報情報テーブルは、画像情報の
記録位置情報と１つまたは複数の選択肢の番号と選択肢
と対応する分岐先の分岐情報テーブルの番号とで構成さ
れ、番号による識別子を付加された複数の選択肢を同一
画面上に表示し、使用者が選択肢に対応する番号を指示
することで、選択肢毎に対応した分岐情報の集合した分
岐情報テーブルで動作を規定する第１の制御方法と、複
数の選択肢を同一画面上に表示する際に、所定の選択肢
と他の選択肢とで視覚的な差異を施し、使用者へ所定の
選択肢の選択を確認することを意図して提示し、その提
示を承認する指示によって分岐情報テーブルの承認選択
の分岐情報で動作を規定する第２の制御方法とを有し、
分岐情報テーブルを用いて第１の制御方法および第２の
制御方法のいずれかを使用して或いは併用して選択制御
することを可能にしたものである。 【００２３】 【作用】本発明は上記した分岐情報の構成により、第１
の制御方法と第２の制御方法が必要とする分岐情報を全
て含む。 【００２４】 【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。 【００２５】図１は本発明の実施例における再生制御情
報の構成図、図２はメニュー画面の例、図４選択制御方
法のフローチャートを示すものである。 【００２６】従来例同様、本実施例の選択制御方法とし
て、ディスク再生装置を例に説明するが、構成は従来例
と同一であり、構成を図３に示すが説明は省略する。以
下本実施例の動作について図１、図２、図３、図４を用
いながら説明する。 【００２７】まず、ステップ１で制御手段３１がディス
ク再生手段３２を用いてディスク３３に予め記録されて
いる再生制御情報を取り出し記憶する。 【００２８】再生制御情報は、選択肢を表示する為のメ
ニュー画面が格納されているディスク上のアドレス情報
と、第１の選択制御方法で使用する各選択肢の識別番号
と対応するディスク上のトラック番号情報の対応表と、
第２の選択制御方法で用いるメニュー画面で提示されて
いる唯一の選択肢に対応するディスク上のトラック番号
情報とで構成さる分岐テーブルに、他の分岐テーブルと
の連結の為のオフセット情報が付加された複数組からな
る分岐テーブルである。この分岐テーブルの構造を図１
に示す。 【００２９】ステップ２で制御手段３１は記憶している
再生制御情報のメニュー画面が格納されているアドレス
情報をディスク再生手段３２に与え、ディスク３３に予
め記録してあるメニュー画面（図２のm1）を再生し表示
手段２５に表示する。 【００３０】ステップ３で制御手段３１はキー入力手段
３４からのキーの入力ｎを受け取る。 【００３１】ステップ４で制御手段３１はｎは承認を意
図するＰＬＡＹキーか、不承認を意図するＮＥＸＴキー
か、番号キーかを判断し、ＮＥＸＴキーであればステッ
プ８に進む。 【００３２】選択肢が承認されていればステップ６で制
御手段３１は記憶している再生制御情報を参照し、対応
するトラック番号ｐを取得する。 【００３３】ｎが番号キーであればステップ５に進み、
制御手段３１は記憶している再生制御情報を参照し、識
別番号ｎが定義されているか検査し、定義されていなけ
ればステップ２に戻る。 【００３４】定義されていればステップ６で制御手段３
１は記憶している再生制御情報を参照し、識別番号ｎに
対応するトラック番号ｐを取得する。 【００３５】ステップ７で制御手段３１はディスク再生
手段３２を用いてディスク３３のトラックｐを再生し、
トラックｐの再生が終了するとステップ２に戻る。 【００３６】ステップ８では他の選択肢を提示する為
に、制御手段３１は記憶している再生制御情報中の次の
選択テーブルの情報を使用することとし、ステップ２へ
戻る。 【００３７】このように、メニュー画面で提示した選択
肢を承認すると対応したトラックが再生され、不承認だ
と次の候補を図２のm1,m2,m3に示すように提示すること
を繰り返し、直接番号キー指定の場合は入力された番号
キーに対応したトラックが再生される選択制御方法であ
る。 【００３８】以上のように本実施例によれば、第１の制
御方法が必要とする再生制御情報に第２の制御方法が必
要とする再生制御情報を合わせ持たせることで、第１の
制御方法と第２の制御方法とで共用と制御方法の混在が
できる再生制御情報とすることができる。 【００３９】 【発明の効果】以上のように本発明は、記録媒体に記録
された画像情報や楽曲情報を、記録媒体上に記録された
固有の番号を持ったｎ個の分岐情報テーブルを用いて選
択する選択制御方法であって、分岐情報テーブルは、画
像情報の記録位置情報と１つまたは複数の選択肢の番号
と選択肢と対応する分岐先の分岐情報テーブルの番号と
で構成され、番号による識別子を付加された複数の選択
肢を同一画面上に表示し、使用者が選択肢に対応する番
号を指示することで、選択肢毎に対応した分岐情報の集
合した分岐情報テーブルで動作を規定する第１の制御方
法と、複数の選択肢を同一画面上に表示する際に、所定
の選択肢と他の選択肢とで視覚的な差異を施し、使用者
へ所定の選択肢の選択を確認することを意図して提示
し、その提示を承認する指示によって分岐情報テーブル
の承認選択の分岐情報で動作を規定する第２の制御方法
とを有し、分岐情報テーブルを用いて第１の制御方法お
よび第２の制御方法のいずれかを使用して或いは併用し
て選択制御することを可能にしたことで、ディスク制作
過程での仕様変更等の選択制御方法や、２つの選択制御
方法の混在したディスクを容易に制作できる。
【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の実施例における再生制御情報の構成例
を表わした図 【図２】本発明の実施例におけるメニュー画面の例を表
わした図 【図３】本発明の実施例及従来例のディスク再生装置の
ブロック図 【図４】本発明の実施例の選択制御方法のフローチャー
ト 【図５】第１の従来例の再生制御情報の構成例を表わし
た図 【図６】第１の従来例のメニュー画面の例を表わした図 【図７】第１の従来例の選択制御方法のフローチャート 【図８】第２の従来例の再生制御情報の構成例を表わし
た図 【図９】第２の従来例のメニュー画面の例を表わした図 【図１０】第２の従来例の選択制御方法のフローチャー
ト 【符号の説明】 ３１ 制御手段 ３２ ディスク再生手段 ３３ ディスク ３４ キー入力手段 ３５ 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 達也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 小川 秀明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 西村 達也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 亀田 啓一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平６−28137（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−210654（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G11B 27/10 G11B 19/00 - 19/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 記録媒体に記録された画像情報や楽曲情
    報を、前記記録媒体上に記録された固有の番号を持った
    ｎ個の分岐情報テーブルを用いて選択する選択制御方法
    であって、 前記分岐情報テーブルは、前記画像情報の記録位置情報
    と１つまたは複数の選択肢の番号と前記選択肢と対応す
    る分岐先の前記分岐情報テーブルの番号とで構成され、 番号による識別子を付加された複数の選択肢を同一画面
    上に表示し、使用者が選択肢に対応する番号を指示する
    ことで、選択肢毎に対応した分岐情報の集合した前記分
    岐情報テーブルで動作を規定する第１の制御方法と、 複数の選択肢を同一画面上に表示する際に、所定の選択
    肢と他の選択肢とで視覚的な差異を施し、使用者へ所定
    の選択肢の選択を確認することを意図して提示し、その
    提示を承認する指示によって前記分岐情報テーブルの承
    認選択の分岐情報で動作を規定する第２の制御方法とを
    有し、 前記分岐情報テーブルを用いて前記第１の制御方法およ
    び第２の制御方法のいずれかを使用して或いは併用して
    選択制御することを可能にしたことを特徴とする選択制
    御方法。
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