JP3364656B2 - 横目地パネル取付構造 - Google Patents

横目地パネル取付構造

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JP3364656B2 JP08717299A JP8717299A JP3364656B2 JP 3364656 B2 JP3364656 B2 JP 3364656B2 JP 08717299 A JP08717299 A JP 08717299A JP 8717299 A JP8717299 A JP 8717299A JP 3364656 B2 JP3364656 B2 JP 3364656B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間仕切壁として使
用する横目地パネルをその膨らみを防止し、所定の目地
幅を確保しながら裏面側で取り付ける横目地パネル取付
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、横方向に長尺な横目地パネルを取
り付ける構造は、その横目地パネルの長手方向中央部等
で、該横目地パネルに膨らみが生じるおそれがあった。
そこでその膨らみを防止するために図9、10に示すよ
うに、横目地パネルAの裏面側に配設した裏打ち材Bを
その略中央部で2分割に切断して裏当て材切除部Cを設
け、その裏当て材切除部Cに、断面ハット型の取付金具
Dを固定し、該取付金具Dに形成した有孔部Eに取付ピ
ンや爪金具等の固定手段を介して支柱F等に横目地パネ
ルAを取り付けていた。
【0003】従って、工場等に於いて予め横目地パネル
Aの裏面側略中央部の裏当て材貼着予定部の一部を切除
し、その箇所に取付金具Dを取り付ける必要があった。
この取付金具Dの固定は、施工現場に於いて背面側に立
設した支柱F等の所定位置に横目地パネルを固定するた
めの手段であり、取付金具Dそのものの部材精度及び支
柱への取り付けのための横目地パネルへの正確な取り付
け精度が極めて重要と成っていた。また、上記のよう
に、取付金具Dは横目地パネルAの裏面側長手方向略中
央部に配設するので石膏ボード等の裏当て材Bを切断し
て2分割し、その各々の裏当て材Bを別個に取り付ける
必要があった。それらにより、横目地パネルAの製造工
程に於いて、部材そのものの精度上の問題並びに部材を
取り付ける精度及び作業工程の増加の問題が生じてい
た。
【0004】また、施工現場に於いても、取付金具Dが
横目地パネルAの裏面側に固定され、支柱F等への取り
付け位置が表面側より可視できない内側位置に形成され
ているので、施工時の取付ピンや爪金具等の取付作業に
手間を要するものであった。更に、間仕切壁を撤去する
ときもその解体作業に手間のかかるものであった。ま
た、横目地パネルAの支柱F等は床面から立設する必要
があるが、横目地パネルAをガラス等の透明や半透明部
材のガラスパネルとして使用すると、該支柱F等が表面
側より可視されるため、これを防止する手段としてガラ
ス等の位置する支柱F等部分を切断し、上下の胴縁間で
該支柱F等を保持するようにしていた。これも施工上手
間のかかるものであった。
【0005】更に、横目地パネルAの裏当て材Bを切除
して取付金具Dを固定するので、その部分の裏当て材B
が無く、断熱・防音・防火のための効果に欠ける欠点が
あった。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の欠点を解決するために考えたもので、横目地パネル
の上端部に形成した取付部と、別体の断面コ字型連結金
具とにより横目地パネルを取り付けることを可能とし、
横目地パネルの長手方向中央部等での膨らみを防止出来
るようにしたことを目的とする。また、横目地パネルの
製造工程に於いて、横目地パネルの裏面側への分割され
た裏当て材の取り付け、該横目地パネル裏面への取付金
具の固定等の作業行程を省くことを可能とし、更に、施
工現場に於ける横目地パネルの取り付け作業の簡便さを
提供することを目的とする。
【0006】また、裏当て材が横目地パネルの裏面に於
いて連続するため断熱・防音・防火上有効な横目地パネ
ル取付構造を得ることを目的とする。更に、横目地パネ
ルの膨らむおそれの無い、目地幅を自由に変えられ、且
つ所定厚の間仕切壁を得ることの出来る横目地パネル取
付構造を提供することを目的とする。また、横目地パネ
ル取付構造に採用する連結金具は、製造工程が簡便であ
り、施工現場に於いても取扱いが容易で、標準化でき安
価に提供できるものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、横目地パネルの上端部の表面部材を裏当
て材より延出させ、その先端を裏当て材側に折曲させ断
面コ字型と成る取付部を形成し、連結金具を平板部、立
ち上がり部、短尺ウエッブとより成る断面コ字型の横架
材として形成し、該取付部の折り返し部の長孔に連結金
具の短尺ウエッブを取り付け、対向する横目地パネルに
取り付けた上記と同様の断面コ字型連結金具とその両平
板部の重合部分をビス等の固定部材で固定して成る横目
地パネル取付構造を採用した。更により具体的な構成と
して、横目地パネルの上端部の表面部材を裏当て材より
延出させ、その先端を裏当て材側に折曲させ断面コ字型
と成る取付部を形成し、連結金具を平板部、立ち上がり
部、短尺ウエッブとより成る断面コ字型の横架材として
形成し、該取付部の折り返し部の長孔に連結金具の短尺
ウエッブを取り付け、対向する横目地パネルに取り付け
た上記と同様の断面コ字型連結金具とその両平板部の重
合部分をビス等の固定部材で固定し、横目地パネルの下
端部を、下方に位置する横目地パネルの上端部に挿入す
ることにより該横目地パネルの膨らみを防止して成る横
目地パネル取付構造を採用した。また、上記横目地パネ
ルの下端部に、裏当て材側に折曲させて折り曲げ延出部
を形成し、該折り曲げ延出部を下方に位置する横目地パ
ネルの上端部に形成した取付部の折り返し部の内側に接
触するようにして挿入配設して成る横目地パネル取付構
造を特徴とする。更に、上記折り曲げ延出部の先端を外
方へ付勢して成る横目地パネル取付構造を特徴とする。
また、横目地パネルの下端部及び対向する横目地パネル
の下端部間に、断面コ字型胴縁を挟入固定して成る横目
地パネル取付構造を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の横目地パネル取付構造の
実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。 実施形態1 図1は、横目地パネル1を使用し、床と天井間の空間を
仕切る間仕切壁の正面全体図を示している。上記間仕切
壁は、横目地パネル1を横・縦方向に組み立てることに
より、横方向に目地の連続した間仕切壁を完成するもの
である。図2は、間仕切壁の平面断面図を示し、横目地
パネル1の表面側は鋼板、アルミニウム板等の材料から
なり、その仕上げとしてアクリル焼付塗装、プライマー
塗装の上にクロス貼り、プライマー塗装の上に突き板貼
り等の各種の表面処理を施して表面部材2としている。
横目地パネル1の裏面側は、断熱、防音、防火等の目的
で石膏ボード等の裏当て材3を形成している。横方向の
両端部は表面部材2を延出させて先端を裏面側に折曲さ
せて断面コ字型の取付部4を形成している。従って、取
付部4では、裏面側の裏当て材3を切除している。上記
断面コ字型取付部4は、横目地パネル1の背面側に立設
した支柱5等に取付ピン、爪金具6等によって固定して
いる。従って、横目地パネル1の支持は、支柱5等によ
って行われている。上記横方向の横目地パネル1の取り
付けに於いて、横目地パネル1間に目地を形成しても、
目地を形成しないで突きつけて取り付けても良い。
【0009】他方、図3で示すように、横目地パネル1
の上端部は、表面部材2を延出し、先端を裏面側に折曲
し、断面コ字型の取付部7を形成している。該断面コ字
型取付部7は、延出部8、折り曲げ平坦部9及び延出部
8と略平行と成るように折り返した折り返し部10とよ
り構成している。また、取付部7では、横方向の両端部
同様に背面側の裏当て材3を一部切除している。横目地
パネル1の下端部は、表面部材2を延出させて先端を裏
面側に折り曲げた折曲部11を形成している。該折曲部
11は延出部12、折り曲げ平坦部13及び折り曲げ延
出部14とより構成している。
【0010】横目地パネル1の上下方向の組立時には、
上記横目地パネル1の下端部の折曲部11の折り曲げ延
出部14を、下部に位置する横目地パネル1の上端部の
取付部7の折り返し部10の内側に接触するように挿入
して施工する。従って、上部に位置する横目地パネル1
の挿入度合いを調節することにより、その上下横目地パ
ネル1、1間に生じる目地幅を適宜変えることが可能と
成る。上記横目地パネル1の長手方向ほぼ中央部或いは
/又は端部に位置する取付部7の折り返し部10には、
長手方向に貫通した長孔15を形成している。
【0011】図4(イ)は、断面コ字型連結金具16
で、該断面コ字型連結金具16は、平板部17、立ち上
がり部18、折り返し部(以下短尺ウエッブ19と言
う)及び取付孔20、20’とより構成している。従っ
て、平板部17と短尺ウエッブ19とは略平行と成り、
対設配置構造と成っている。上記短尺ウエッブ19は、
その長手方向が平板部17の1/3程度の長さでも良
い。また、幅方向は平板部17の1/5程度の長さでも
良い。上記コ字型連結金具16の長手・幅の両方向の長
さは必要に応じて適宜選定する。平板部17には、直径
3〜5mm程度のピンやビスを挿入する取付孔20、2
0’を適数個形成している。図4にあっては、大径孔2
個、小径孔2個の計4個の取付孔20、20’を形成し
ている。
【0012】上記大径孔20は、ピンやビス等の案内孔
としての役割をし、小径孔20’は締め付け孔としての
役割をする。上記大径孔20及び小径孔20’は、交互
に配置形成され、且つ平板部17の両側縁部側の大径孔
20と小径孔20’の側縁部から中心位置までの寸法W
1は同一とし、同じく内側の大径孔20と小径孔20’
の側縁部から中心位置までの寸法W2は同一としてい
る。従って、上記同一の2枚の連結金具16、16’を
各々の立ち上がり部18、18を対設して平板部17、
17の両側縁部を揃えて重ねると、上部に位置する大径
孔20の下部には小径孔20’がその各中心部が一致し
た状態で重なることに成る。2部材のどちら側の連結金
具16、16’を上部としても同様の構成を得ることが
出来る。上記重ねた状態で、大径孔20、小径孔20’
にピンやビスを挿入し固定することにより両連結金具1
6、16’は、強固に連結されることに成る。
【0013】図4(ロ)は、断面コ字型連結金具16の
平板部17に、2個の大径孔20、2個の小径孔20’
を側縁部と平行にその略中央部に形成したもので、この
構成のものは前記同様に2枚の断面コ字型連結金具16
を上下に重ね、大径孔20と小径孔20’にピンやビス
を挿入固定することにより間地切壁の壁厚を変えること
が可能となる。必要に応じて孔の配列を2列とすること
も出来る。
【0014】図5は、上記コ字型連結金具16を取り付
ける実施例を示している。コ字型連結金具16の取り付
けは横目地パネル1の取付部7の折り返し部10に形成
した長孔15に、コ字型連結金具16の短尺ウエッブ1
9を挿入して行う。図5の実施例では、施工場所に於い
て、横目地パネル1の立設後、取付部7の折り返し部1
0の下方にコ字型連結金具16の短尺ウエッブ19を上
にして回し込み、その短尺ウエッブ19の先端部を折り
返し部10に形成した長孔15に差し込み、回転させ
る。所定角度回転させることにより、折り返し部10の
裏面側と立ち上がり部18の内側とが接触し、平板部1
7を略水平状態とすることが出来る。一度差し込んだコ
字型連結金具16は、長孔15に差し込まれた短尺ウエ
ッブ19より平板部17の方が重量があるため、手等で
保持しなくとも落下することは無い。
【0015】また、図6、7に示すように、前記横目地
パネル1を間仕切壁として使用する場合は、該横目地パ
ネル1と他の横目地パネル1’の裏打ち材3、3’相互
を対向して配設するので、上記と同様のコ字型連結金具
16’を前記と同様な方法によって対向する表面部材
2’の取付部7’に取付ける。上記コ字型連結金具1
6、16’の平板部17、17’相互を上下に重ね、該
コ字型連結金具16、16’の取付孔20、20’を利
用してビス又はピン21等によりビス止或いはピン止し
て両コ字型連結金具16、16’を取り付ける。
【0016】横目地パネル1の上部に位置する横目地パ
ネル1は、前記の通りその折曲部11の折り曲げ延出部
14を、下部に位置する取付部7の折り返し部10の内
側に接触するようにして施工するので、上部に位置する
横目地パネル1は、下部に位置する横目地パネル1のコ
字型の取付部7の折り返し部10によって内側に押圧さ
れると同時に、対向する折り返し部10間を横目地パネ
ル連結金具16、16’によって強固に固定されるの
で、上部の横目地パネル1の下方部は下部の横目地パネ
ル1によって矯正され膨らみを防止することが出来る。
特に上記折曲部11をZ曲げとし、折り曲げ延出部14
の先端部を外方へ付勢させておくことにより、その弾撥
力でより強固な押圧固定状態を得ることが可能と成る。
【0017】実施形態2 上記実施形態1ではコ字型連結金具16を2個重ねて使
用しているが、図4で示す立ち上がり部18と短尺ウエ
ッブ19とを対向する位置に1部材で形成し、全体とし
て側面リップ溝型鋼形状とし、この連結金具を横目地パ
ネル1の長孔等に取り付けることにより対向する横目地
パネル1、1’相互を連結することも可能である。この
場合、少なくとも片側の短尺ウエッブ19の突出長を短
くすると取り付けに便利である。また、短尺ウエッブ1
9の突出方向を同一方向とし、且つ少なくとも片側の短
尺ウエッブ19の突出長を短くすることにより、長孔等
への取り付けを容易とすることが出来る。
【0018】実施形態3 また、図8で示すように、上記上・下の横目地パネル1
の取付部分に於ける該横目地パネル1の内側への凹みを
防止し強度を増すために、対向する横目地パネル1、
1’間に断面コ字型胴縁22を折り曲げ延出部14の内
側に位置するように水平方向に配設する。上記胴縁22
は、その両端縁部で支柱5等に取付金具23を介して適
宜取り付ける。連結金具16を横目地パネル1の裏面側
に端部を含め3個所で取り付けることにより、上記胴縁
22は、連結金具16により安定状態で支持され、支柱
5等に取り付け固定する必要は無い。上記下部に位置す
る横目地パネル1の折り曲げ平坦部9と上部に位置する
横目地パネル1の折り曲げ平坦部13間が可変可能な目
地幅と成り、横方向に連続する目地を形成することに成
る。従って、上下に位置する横目地パネル1、1の裏面
側間に、目地幅に応じて両側部に断面エ字型状構造を形
成した様々な角パイプ状の横目地補強つなぎ材等を設け
ることなく、目地幅間隔を自由に変化させることが可能
となった。
【0019】上記横目地パネル取付構造では、図3、
6、7で示すように横目地パネル1の表面部材2を鋼
板、アルミニウム板等としたが、図5で示すように、表
面がクロス貼り24仕上げのものであっても本発明の横
目地パネル取付構造を使用することができる。図5で示
したように、表面のクロス貼り24仕上げを折り返し部
10の表面まで貼り付け、その上部に位置する横目地パ
ネル1の折り曲げ延出部14を巻き込んだクロス貼り2
4仕上げ部分を折り返し部10の内側に位置させて上下
の横目地パネル1、1を取り付けることに成る。この場
合、クロス24の厚みを考慮して、横目地パネル1の取
付部7の折り曲げ平坦部9の鋼板等の幅を狭くしたり、
また、同様に横目地パネル1の下端部の折曲部11の鋼
板等の折り曲げ平坦部13の幅を狭く形成しておくこと
も出来る。
【0020】従って、横目地パネル1の表面部材2が鋼
板やアルミニウム板等のままであっても、クロス、突板
等を貼り付けた仕上げ構造であっても、本発明の横目地
パネル取付構造が採用出来るものである。また、間仕切
壁の片面側が鋼板等のまま、他面側がクロス貼り等の異
なる仕上げの構造であっても、連結金具16により間隔
の調整が容易であり、その対応が可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明の横目地パネル取付構造によれ
ば、間仕切壁の横目地パネルは、その長手方向の上端部
適宜箇所で横目地パネル連結金具により対向する横目地
パネル相互を簡単に取り付けることが出来、横目地パネ
ルの長手方向での膨らみを防止することが出来る。ま
た、上部に位置する横目地パネルは、下部に位置する横
目地パネルのコ字型取付部の折り返し部によって内側へ
押圧されると同時に、対向する折り返し部間を横目地パ
ネル連結金具によって強固に固定するので、上部横目地
パネルの下方部は下部の横目地パネルに矯正され特にそ
のための部材を要すること無く膨らみを防止することが
出来る。更に、断面コ字型連結金具の平板部に形成した
取付孔の位置は、予め所定位置に形成しているので、対
向する両連結金具の取付孔を利用してビス又はピン等で
固定することにより正しい厚さ寸法の間仕切壁厚を得る
ことが可能と成った。これは、横目地パネル1の表面部
材2が鋼板やアルミニウム板等のままであっても、クロ
ス、突板等を貼り付けた仕上げ構造であっても、それら
パネルを取り付けることを可能とした。
【0022】また、横目地パネルの長手方向背面側中間
部分に支柱等を立設する必要が無いので、一部横目地パ
ネルに換えて透明或いは半透明のガラスパネルが配設さ
れても背面の支柱等が外部より可視されず、美観上も優
れている。更に、従来の横目地パネル取付構造にあって
は、構造材としての支柱、強度のあるパネル幅の取付金
具、支柱へ取り付けるための取付ピン等の各種部品を必
要とし、また、工場等に於いて上記取付金具をパネル裏
面の正確な位置に取り付ける必要があり、その際、裏当
て材を切断し且つパネル裏面に取り付けなければならな
い工程増の問題等があったが、本発明はそれらを解決す
ることが出来き、部材点数を減少でき、製造が容易とな
り、コスト削減を可能とした。施工現場における施工作
業は、横目地パネルの上端部での連結金具の取り付けと
ビスやピン等の固定手段の取り付けで済み、施工が容易
で、施工時間の短縮に大きく貢献することが可能と成っ
た。また、必要に応じて上下の横目地パネル間の目地幅
を変えることが可能となった。更に、横目地パネルの裏
面の裏当て材の一部を切除する必要が無いので、断熱・
防音・防火に優れた間仕切壁を得ることが可能と成っ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】間仕切壁の正面図。
【図2】間仕切壁の平面断面図。
【図3】間仕切壁の内側からの斜視図。
【図4】(イ)、(ロ)横目地パネル連結金具の斜視
図。
【図5】横目地パネル連結金具を取り付ける状態の側断
面図。
【図6】間仕切壁の内側からの斜視図。
【図7】横目地パネル連結金具を取り付けた状態の側断
面図。
【図8】胴縁を取り付けた状態の側断面図。
【図9】横目地パネルの裏面側を示した従来例の斜視
図。
【図10】横目地パネルを間仕切壁とした従来例の平面
断面図。
【符号の説明】
A、横目地パネル B、裏当て材 C、裏当て材切除部 D、取付金具 E、有孔部 F、支柱 1、横目地パネル 2、表面部材 3、裏当て材 4、断面コ字型取付部 5、支柱 6、取付ピン、爪金具 7、断面コ字型取付部 8、延出部 9、折り曲げ平坦部 10、折り返し部 11、折曲部 12、延出部 13、折り曲げ平坦部 14、折り曲げ延出部 15、長孔 16、断面コ字型連結金具 17、平板部 18、立ち上がり部 19、短尺ウエッブ 20、取付孔 21、ビス又はピン 22、断面コ字型胴縁 23、取付金具 24、クロス貼り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 2/74 - 2/82 E04C 2/30

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横目地パネルの上端部の表面部材を裏当て
    材より延出させ、その先端を裏当て材側に折曲させ断面
    コ字型と成る取付部を形成し、連結金具を平板部、立ち
    上がり部、短尺ウエッブとより成る断面コ字型の横架材
    として形成し、該取付部の折り返し部の長孔に連結金具
    の短尺ウエッブを取り付け、対向する横目地パネルに取
    り付けた上記と同様の断面コ字型連結金具とその両平板
    部の重合部分をビス等の固定部材で固定して成ることを
    特徴とする横目地パネル取付構造。
  2. 【請求項2】横目地パネルの上端部の表面部材を裏当て
    材より延出させ、その先端を裏当て材側に折曲させ断面
    コ字型と成る取付部を形成し、連結金具を平板部、立ち
    上がり部、短尺ウエッブとより成る断面コ字型の横架材
    として形成し、該取付部の折り返し部の長孔に連結金具
    の短尺ウエッブを取り付け、対向する横目地パネルに取
    り付けた上記と同様の断面コ字型連結金具とその両平板
    部の重合部分をビス等の固定部材で固定し、横目地パネ
    ルの下端部を、下方に位置する横目地パネルの上端部に
    挿入することにより該横目地パネルの膨らみを防止して
    成ることを特徴とする横目地パネル取付構造。
  3. 【請求項3】横目地パネルの下端部に、裏当て材側に折
    曲させて折り曲げ延出部を形成し、該折り曲げ延出部を
    下方に位置する横目地パネルの上端部に形成した取付部
    の折り返し部の内側に接触するようにして挿入配設して
    成ることを特徴とする請求項2に記載の横目地パネル取
    付構造。
  4. 【請求項4】横目地パネルの下端部に、裏当て材側に折
    曲させて折り曲げ延出部を形成し、該折り曲げ延出部の
    先端を外方へ付勢して成ることを特徴とする請求項2又
    は3に記載の横目地パネル取付構造。
  5. 【請求項5】横目地パネルの下端部及び対向する横目地
    パネルの下端部間に、断面コ字型胴縁を挟入固定して成
    ることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1に記
    載の横目地パネル取付構造。
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