JP3363562B2 - 画像通信装置及びその制御方法 - Google Patents
画像通信装置及びその制御方法Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線を介して画像
データを伝送する画像通信装置及びその制御方法に関す
るものである。
データを伝送する画像通信装置及びその制御方法に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の画像通信システムは、例えば、図
７に示すように、画像通信機１００及び画像通信機２０
０が、通信回線であるネットワーク３００を介して、相
互に画像データの送受信を行なう。これらの画像通信機
１００，２００は、画像を不図示のスキャナー部で読み
取り、それを相手通信機に送信すると、相手通信機は、
受信データをプリンタ部でプリントアウトする、という
構成をとる。
７に示すように、画像通信機１００及び画像通信機２０
０が、通信回線であるネットワーク３００を介して、相
互に画像データの送受信を行なう。これらの画像通信機
１００，２００は、画像を不図示のスキャナー部で読み
取り、それを相手通信機に送信すると、相手通信機は、
受信データをプリンタ部でプリントアウトする、という
構成をとる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像通信機のように、画像をスキャナーで読み取
り、それを通信ネットワークを介してプリントアウトす
るシステムでは、ネットワークを介してコピー動作が行
なわれることになり、通常の複写機（コピー機）の場合
と同様に、例えば、紙幣や有価証券等の印刷物の偽造を
行なうことが可能となるという不都合がある。
来の画像通信機のように、画像をスキャナーで読み取
り、それを通信ネットワークを介してプリントアウトす
るシステムでは、ネットワークを介してコピー動作が行
なわれることになり、通常の複写機（コピー機）の場合
と同様に、例えば、紙幣や有価証券等の印刷物の偽造を
行なうことが可能となるという不都合がある。
【０００４】そして、このようなネットワークを介して
の複写は、コピー機での複写の場合に比べて、画像通信
機を使用しての複写操作という性質上、複写物をどこか
ら送り、また、どの機械を使って送ったかという送り側
の機械を特定できず、偽造物に対する調査や追跡が容易
でないという問題がある。
の複写は、コピー機での複写の場合に比べて、画像通信
機を使用しての複写操作という性質上、複写物をどこか
ら送り、また、どの機械を使って送ったかという送り側
の機械を特定できず、偽造物に対する調査や追跡が容易
でないという問題がある。
【０００５】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、通信回線を介して画像
通信機相互で画像データの送受信を行なう際、画像デー
タの出所や伝送経路を容易に追跡できる画像通信装置及
びその制御方法を提供することである。
ので、その目的とするところは、通信回線を介して画像
通信機相互で画像データの送受信を行なう際、画像デー
タの出所や伝送経路を容易に追跡できる画像通信装置及
びその制御方法を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、通信回線を介して画像データを送信する
外部装置から前記画像データを受信する画像通信装置で
あって、前記外部装置の識別番号と前記通信回線の識別
番号とを受信する受信手段と、前記外部装置の識別番号
と前記通信回線の識別番号とを前記画像データに人間の
目には識別し難いように付加する付加手段と、前記付加
が行われた画像データを可視出力する出力手段とを備え
る。
め、本発明は、通信回線を介して画像データを送信する
外部装置から前記画像データを受信する画像通信装置で
あって、前記外部装置の識別番号と前記通信回線の識別
番号とを受信する受信手段と、前記外部装置の識別番号
と前記通信回線の識別番号とを前記画像データに人間の
目には識別し難いように付加する付加手段と、前記付加
が行われた画像データを可視出力する出力手段とを備え
る。
【０００７】上記の目的を達成するため、本発明はさら
に、通信回線を介して受信した画像データを可視出力可
能な外部装置に対して前記画像データを送信する画像通
信装置であって、前記画像通信装置の識別番号と前記通
信回線の識別番号とを取得する取得手段と、前記画像通
信装置の識別番号と前記通信回線の識別番号とを前記画
像データに人間の目には識別し難いように付加する付加
手段と、前記付加が行われた画像データを前記外部装置
に送信する送信手段とを備える。
に、通信回線を介して受信した画像データを可視出力可
能な外部装置に対して前記画像データを送信する画像通
信装置であって、前記画像通信装置の識別番号と前記通
信回線の識別番号とを取得する取得手段と、前記画像通
信装置の識別番号と前記通信回線の識別番号とを前記画
像データに人間の目には識別し難いように付加する付加
手段と、前記付加が行われた画像データを前記外部装置
に送信する送信手段とを備える。
【０００８】
【０００９】
【作用】以上の構成において、通信機器の特定や回線番
号の特定ができ、画像データの調査や追跡を容易にする
よう機能する。
号の特定ができ、画像データの調査や追跡を容易にする
よう機能する。
【００１０】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。
適な実施例を詳細に説明する。
【００１１】図１は、本発明の実施例に係る画像通信機
の詳細構成を示すブロック図である。以下、図１を参照
して、本実施例に係る画像通信機の構成及びその動作を
説明する。
の詳細構成を示すブロック図である。以下、図１を参照
して、本実施例に係る画像通信機の構成及びその動作を
説明する。
【００１２】図１に示す画像通信機１では、対象とする
画像がスキャナ−画像の場合、スキャナー部６が不図示
の原稿の画像を読み取り、それを電気信号に変換してデ
ータ処理部７に伝送する。また、ファイル画像を送信す
る場合には、画像ファイル１０からの画像データをデー
タ処理部７へ送り、そこで、通信回線３に伝送するため
の信号処理（例えば、画像圧縮等）を行なう。そして、
通信回線Ｉ／Ｆ部８で、ネットワーク２の種類に応じた
プロトコル管理を行なって、画像通信機１をネットワー
ク２に接続する。
画像がスキャナ−画像の場合、スキャナー部６が不図示
の原稿の画像を読み取り、それを電気信号に変換してデ
ータ処理部７に伝送する。また、ファイル画像を送信す
る場合には、画像ファイル１０からの画像データをデー
タ処理部７へ送り、そこで、通信回線３に伝送するため
の信号処理（例えば、画像圧縮等）を行なう。そして、
通信回線Ｉ／Ｆ部８で、ネットワーク２の種類に応じた
プロトコル管理を行なって、画像通信機１をネットワー
ク２に接続する。
【００１３】一方、画像通信機１は、ネットワーク２か
ら、通信回線３及び通信回線Ｉ／Ｆ８を介して画像デー
タを受信し、それをプリントアウトする場合、データ処
理部７は、このプリントアウトを行なうための画像処理
（例えば、画像圧縮の復号等）を行ない、プリンター部
９で受信画像をプリントアウトする。
ら、通信回線３及び通信回線Ｉ／Ｆ８を介して画像デー
タを受信し、それをプリントアウトする場合、データ処
理部７は、このプリントアウトを行なうための画像処理
（例えば、画像圧縮の復号等）を行ない、プリンター部
９で受信画像をプリントアウトする。
【００１４】さらに、画像データをファイルする場合、
データ処理部７で、ファイルするための画像処理を行な
い、画像ファイル１０で受信画像データをファイルす
る。また、画像ファイル１０からプリントアウトする場
合には、画像ファイル１０にファイルされた受信画像デ
ータについて、データ処理部７で、ファイル用に処理さ
れたデータのプリント用データへの処理が行なわれ、そ
れがプリンター部９でプリントアウトされる。
データ処理部７で、ファイルするための画像処理を行な
い、画像ファイル１０で受信画像データをファイルす
る。また、画像ファイル１０からプリントアウトする場
合には、画像ファイル１０にファイルされた受信画像デ
ータについて、データ処理部７で、ファイル用に処理さ
れたデータのプリント用データへの処理が行なわれ、そ
れがプリンター部９でプリントアウトされる。
【００１５】なお、システムコントローラ部５は、画像
通信機１全体を制御する制御部であり、操作／表示部４
は、画像通信機１に対する各種指示の入力や、使用者に
対するメッセージ等の表示を行なう。
通信機１全体を制御する制御部であり、操作／表示部４
は、画像通信機１に対する各種指示の入力や、使用者に
対するメッセージ等の表示を行なう。
【００１６】次に、本実施例に係る画像通信機における
受信プリントアウト処理について説明する。
受信プリントアウト処理について説明する。
【００１７】図２は、本実施例に係る画像通信機におけ
る受信プリントアウト処理手順を示すフローチャートで
ある。詳しくは、図２は、本実施例に係る画像通信機の
送信側が、スキャナー部６、または画像ファイル１０か
らの画像データを送信し、受信側は、その画像データを
プリンター部９でプリントアウトする場合の、受信側で
の処理手順を示すフローチャートである。
る受信プリントアウト処理手順を示すフローチャートで
ある。詳しくは、図２は、本実施例に係る画像通信機の
送信側が、スキャナー部６、または画像ファイル１０か
らの画像データを送信し、受信側は、その画像データを
プリンター部９でプリントアウトする場合の、受信側で
の処理手順を示すフローチャートである。
【００１８】図２において、画像通信機にて受信プリン
ト準備が開始されると（ステップＳ３０１）、当該通信
機は、受信を待機する状態となる（Ｓ３０２）。そし
て、通信機が受信状態となると（Ｓ３０２での判断がＹ
ＥＳ）、受信側通信機のシステムコントローラ部５か
ら、通信回線Ｉ／Ｆ８を介して送信側の通信機に対し
て、送信側通信機のＩＤＮo.（登録Ｎo.）と回線Ｎo.を
送るように要求する。その結果、受信側通信機は、これ
らの情報を得る（Ｓ３０３）。
ト準備が開始されると（ステップＳ３０１）、当該通信
機は、受信を待機する状態となる（Ｓ３０２）。そし
て、通信機が受信状態となると（Ｓ３０２での判断がＹ
ＥＳ）、受信側通信機のシステムコントローラ部５か
ら、通信回線Ｉ／Ｆ８を介して送信側の通信機に対し
て、送信側通信機のＩＤＮo.（登録Ｎo.）と回線Ｎo.を
送るように要求する。その結果、受信側通信機は、これ
らの情報を得る（Ｓ３０３）。
【００１９】システムコントローラ部５は、さらに、プ
リンター部９にプリント画像変調用のデータとして、受
信側通信機のＩＤＮo.，回線Ｎo.，及び送信側通信機の
ＩＤＮo.，回線Ｎo.を送り（Ｓ３０４）、受信プリント
準備終了（Ｓ３０５）となる。
リンター部９にプリント画像変調用のデータとして、受
信側通信機のＩＤＮo.，回線Ｎo.，及び送信側通信機の
ＩＤＮo.，回線Ｎo.を送り（Ｓ３０４）、受信プリント
準備終了（Ｓ３０５）となる。
【００２０】上記の処理にて、受信側の通信機のプリン
ト画には、プリント画像を変調することで、送信側通信
機のＩＤＮo.，ネットワークの回線Ｎo.，及び受信側通
信機のＩＤＮo.，回線Ｎo.を付加情報としてプリントア
ウトされる。その結果、相手側通信機から送られてきた
画像データが不正複写による偽造物である場合、その変
調データの判読により、複写を行なったり画像情報の通
信に関わった機械の特定や回線番号の特定が可能とな
る。
ト画には、プリント画像を変調することで、送信側通信
機のＩＤＮo.，ネットワークの回線Ｎo.，及び受信側通
信機のＩＤＮo.，回線Ｎo.を付加情報としてプリントア
ウトされる。その結果、相手側通信機から送られてきた
画像データが不正複写による偽造物である場合、その変
調データの判読により、複写を行なったり画像情報の通
信に関わった機械の特定や回線番号の特定が可能とな
る。
【００２１】以上説明したように、本実施例によれば、
送信側通信機及び受信側通信機のＩＤＮo.やネットワー
クのユーザー回線番号を、受信側でプリント画像を変調
してプリント画に付加情報としてプリントアウトするこ
とで、画像情報が原稿の偽造物である場合に、偽造に係
る機械やユーザー回線番号の特定が可能となり、偽造の
調査、追跡が容易になる。
送信側通信機及び受信側通信機のＩＤＮo.やネットワー
クのユーザー回線番号を、受信側でプリント画像を変調
してプリント画に付加情報としてプリントアウトするこ
とで、画像情報が原稿の偽造物である場合に、偽造に係
る機械やユーザー回線番号の特定が可能となり、偽造の
調査、追跡が容易になる。
【００２２】以下、上記実施例の変形例について説明す
る。
る。
【００２３】なお、以下の変形例に係る画像通信機は、
図１に示す上記実施例に係る画像通信機の構成と同一で
あるため、ここでは、その図示及び説明を省略する。 ＜変形例１＞図３は、変形例１に係る通信機における受
信プリントアウト処理手順を示すフローチャートであ
る。
図１に示す上記実施例に係る画像通信機の構成と同一で
あるため、ここでは、その図示及び説明を省略する。 ＜変形例１＞図３は、変形例１に係る通信機における受
信プリントアウト処理手順を示すフローチャートであ
る。
【００２４】本変形例では、送信側通信機が、スキャナ
ー部６または画像ファイル１０からの画像データを送信
し、受信側では、その画像データを画像ファイル１０に
てファイルする。
ー部６または画像ファイル１０からの画像データを送信
し、受信側では、その画像データを画像ファイル１０に
てファイルする。
【００２５】そこで、図３において、上記実施例と同
様、ステップＳ４０１でファイル受信準備を開始し、受
信の待機状態となる（Ｓ４０２）。そして、受信状態に
なると（Ｓ４０２でＹＥＳ）、システムコントローラ部
５から、通信回線Ｉ／Ｆ８を介して送信機に対し、送信
側通信機のＩＤＮo.と回線Ｎo.を送るように要求し、そ
れらを得る（Ｓ４０３）。
様、ステップＳ４０１でファイル受信準備を開始し、受
信の待機状態となる（Ｓ４０２）。そして、受信状態に
なると（Ｓ４０２でＹＥＳ）、システムコントローラ部
５から、通信回線Ｉ／Ｆ８を介して送信機に対し、送信
側通信機のＩＤＮo.と回線Ｎo.を送るように要求し、そ
れらを得る（Ｓ４０３）。
【００２６】システムコントローラ部５は、データ処理
部７に、画像データ変調用のデータとして、受信側通信
機のＩＤＮo.，回線Ｎo.，及び送信側通信機のＩＤＮ
o.，回線Ｎo.を送り（Ｓ４０４）、ファイル受信準備終
了（Ｓ４０５）となる。
部７に、画像データ変調用のデータとして、受信側通信
機のＩＤＮo.，回線Ｎo.，及び送信側通信機のＩＤＮ
o.，回線Ｎo.を送り（Ｓ４０４）、ファイル受信準備終
了（Ｓ４０５）となる。
【００２７】このように、受信機側のファイルには、送
信機側及び受信機側のＩＤＮo.，ネットワークの回線Ｎ
o.を画像データを変調して、付加情報としてファイルさ
れる。そして、このファイル画像データをプリントアウ
トすることにより、上記の情報が付加情報としてプリン
トアウトされる。 ＜変形例２＞図４は、変形例２に係る画像通信機におけ
る受信プリントアウト処理手順を示すフローチャートで
ある。ここでは、送信側の通信機が、スキャナー部６ま
たは画像ファイル１０からの画像データを送信し、受信
側は、その画像データを画像ファイル１０でファイルす
る。
信機側及び受信機側のＩＤＮo.，ネットワークの回線Ｎ
o.を画像データを変調して、付加情報としてファイルさ
れる。そして、このファイル画像データをプリントアウ
トすることにより、上記の情報が付加情報としてプリン
トアウトされる。 ＜変形例２＞図４は、変形例２に係る画像通信機におけ
る受信プリントアウト処理手順を示すフローチャートで
ある。ここでは、送信側の通信機が、スキャナー部６ま
たは画像ファイル１０からの画像データを送信し、受信
側は、その画像データを画像ファイル１０でファイルす
る。
【００２８】すなわち、図４において、ステップＳ５０
１でファイル受信準備が開始すると、受信の待機状態と
なる（Ｓ５０２）。受信状態になると（Ｓ５０２でＹＥ
Ｓ）、システムコントローラ部５から、通信Ｉ／Ｆ８を
介して送信機に対し、送信機のＩＤＮo.と回線Ｎo.を送
るように要求し、それらを得る（Ｓ５０３）。
１でファイル受信準備が開始すると、受信の待機状態と
なる（Ｓ５０２）。受信状態になると（Ｓ５０２でＹＥ
Ｓ）、システムコントローラ部５から、通信Ｉ／Ｆ８を
介して送信機に対し、送信機のＩＤＮo.と回線Ｎo.を送
るように要求し、それらを得る（Ｓ５０３）。
【００２９】システムコントローラ部５は、画像ファイ
ル１０に送信機のＩＤＮo.，回線Ｎo.を送り、それらを
ファイルすることで（Ｓ５０４）、ファイル受信準備が
終了する（Ｓ５０５）。 ＜変形例３＞次に、変形例３として、ファイルから受信
画像データをプリントアウトする例について説明する。
ル１０に送信機のＩＤＮo.，回線Ｎo.を送り、それらを
ファイルすることで（Ｓ５０４）、ファイル受信準備が
終了する（Ｓ５０５）。 ＜変形例３＞次に、変形例３として、ファイルから受信
画像データをプリントアウトする例について説明する。
【００３０】図５は、本変形例に係る画像通信機での受
信プリントアウト処理手順を示すフローチャートであ
り、ステップＳ６０１で、受信ファイルのプリント準備
が開始されると、図１に示す操作／表示部４からのプリ
ント操作の待機状態となる（Ｓ６０２）。この操作／表
示部４からプリント操作が行なわれると（Ｓ６０２でＹ
ＥＳ）、画像ファイル１０から送信側通信機のＩＤＮ
o.，回線Ｎo.を得る（Ｓ６０３）。
信プリントアウト処理手順を示すフローチャートであ
り、ステップＳ６０１で、受信ファイルのプリント準備
が開始されると、図１に示す操作／表示部４からのプリ
ント操作の待機状態となる（Ｓ６０２）。この操作／表
示部４からプリント操作が行なわれると（Ｓ６０２でＹ
ＥＳ）、画像ファイル１０から送信側通信機のＩＤＮ
o.，回線Ｎo.を得る（Ｓ６０３）。
【００３１】次に、プリンター部９に対して、プリント
画像変調用のデータとして、受信機及び送信機のＩＤＮ
o.，回線Ｎo.を送り（Ｓ６０４）、受信ファイルのプリ
ント準備が終了となる（Ｓ６０５）。
画像変調用のデータとして、受信機及び送信機のＩＤＮ
o.，回線Ｎo.を送り（Ｓ６０４）、受信ファイルのプリ
ント準備が終了となる（Ｓ６０５）。
【００３２】このように、受信しファイルされた画像デ
ータに関しても、送信側、受信側のＩＤＮo.，回線Ｎo.
を付加情報としてプリントアウトできる。 ＜変形例４＞図６は、変形例４に係る画像通信機におけ
る画像データ送信処理手順を示すフローチャートであ
る。すなわち、図６は、送信側の通信機が、スキャナー
６または画像ファイル１０からの画像データを送信し、
受信側では、その画像データをプリンター部９または画
像ファイル１０でファイルする場合の、送信側での処理
手順を示すフローチャートである。
ータに関しても、送信側、受信側のＩＤＮo.，回線Ｎo.
を付加情報としてプリントアウトできる。 ＜変形例４＞図６は、変形例４に係る画像通信機におけ
る画像データ送信処理手順を示すフローチャートであ
る。すなわち、図６は、送信側の通信機が、スキャナー
６または画像ファイル１０からの画像データを送信し、
受信側では、その画像データをプリンター部９または画
像ファイル１０でファイルする場合の、送信側での処理
手順を示すフローチャートである。
【００３３】図６において、送信側通信機は、送信準備
が開始すると（Ｓ７０１）、操作／表示部４からの送信
操作の待機状態となる（Ｓ７０２）。操作／表示部４か
ら送信の操作が行なわれると（Ｓ７０２でＹＥＳ）、シ
ステムコントローラ部５からデータ処理部７に、画像デ
ータ変調用として送信機のＩＤＮo.，回線Ｎo.を送り
（Ｓ７０３）、送信準備が終了する（Ｓ７０４）。
が開始すると（Ｓ７０１）、操作／表示部４からの送信
操作の待機状態となる（Ｓ７０２）。操作／表示部４か
ら送信の操作が行なわれると（Ｓ７０２でＹＥＳ）、シ
ステムコントローラ部５からデータ処理部７に、画像デ
ータ変調用として送信機のＩＤＮo.，回線Ｎo.を送り
（Ｓ７０３）、送信準備が終了する（Ｓ７０４）。
【００３４】このように、送信側からの送信画像データ
が、すでに、送信側のＩＤＮo.，回線Ｎo.を付加情報と
して変調されているため、受信側では、プリントアウ
ト、またはファイル後のプリントアウトにて、即、付加
情報を得ることが可能となる。
が、すでに、送信側のＩＤＮo.，回線Ｎo.を付加情報と
して変調されているため、受信側では、プリントアウ
ト、またはファイル後のプリントアウトにて、即、付加
情報を得ることが可能となる。
【００３５】なお、上記実施例及びその変形例における
画像データの変調は、例えば、画像の縁の部分に目立た
ないように変調してもよく、また、暗号パターンとして
複数ドットにデータを分散させることにより、人間の目
には番号が直接分からないようにしてもよい。さらに、
カラー記録の場合には、例えば、イエロー成分の画像デ
ータを変調してもよい。
画像データの変調は、例えば、画像の縁の部分に目立た
ないように変調してもよく、また、暗号パターンとして
複数ドットにデータを分散させることにより、人間の目
には番号が直接分からないようにしてもよい。さらに、
カラー記録の場合には、例えば、イエロー成分の画像デ
ータを変調してもよい。
【００３６】本発明は、複数の機器から構成されるシス
テムに適用しても１つの機器から成る装置に適用しても
良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
テムに適用しても１つの機器から成る装置に適用しても
良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像データが原稿の偽造物である場合に通信機器の特定
や回線番号の特定ができ、当該画像データの調査や追跡
が容易になるという効果がある。
画像データが原稿の偽造物である場合に通信機器の特定
や回線番号の特定ができ、当該画像データの調査や追跡
が容易になるという効果がある。
【図１】本発明の実施例に係る画像通信機の詳細構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図２】実施例に係る画像通信機における受信プリント
アウト処理を示すフローチャートである。
アウト処理を示すフローチャートである。
【図３】変形例１に係る通信機における受信プリントア
ウト処理手順を示すフローチャートである。
ウト処理手順を示すフローチャートである。
【図４】変形例２に係る画像通信機における受信プリン
トアウト処理手順を示すフローチャートである。
トアウト処理手順を示すフローチャートである。
【図５】変形例３に係る画像通信機での受信プリントア
ウト処理手順を示すフローチャートである。
ウト処理手順を示すフローチャートである。
【図６】変形例４に係る画像通信機における画像データ
送信処理手順を示すフローチャートである。
送信処理手順を示すフローチャートである。
【図７】従来の画像通信システムの構成を示す図であ
る。
る。
１ 画像通信機
２ ネットワーク
３ 通信回線
４ 操作／表示部
５ システムコントローラ部
６ スキャナー部
７ データ処理部
８ 通信回線Ｉ／Ｆ部
９ プリンター部
１０ 画像ファイル
Claims (4)
- 【請求項１】 通信回線を介して画像データを送信する
外部装置から前記画像データを受信する画像通信装置で
あって、前記外部装置の識別番号 と前記通信回線の識別番号とを
受信する受信手段と、前記外部装置の識別番号と前記通信回線の 識別番号とを
前記画像データに人間の目には識別し難いように付加す
る付加手段と、 前記付加が行われた画像データを可視出力する出力手段
とを備えることを特徴とする画像通信装置。 - 【請求項２】 通信回線を介して受信した画像データを
可視出力可能な外部装置に対して前記画像データを送信
する画像通信装置であって、 前記画像通信装置の識別番号と前記通信回線の識別番号
とを取得する取得手段と、 前記画像通信装置の識別番号と前記通信回線の識別番号
とを前記画像データに人間の目には識別し難いように付
加する付加手段と、 前記付加が行われた画像データを前記外部装置に送信す
る送信手段とを備えることを特徴とする画像通信装置 。 - 【請求項３】 通信回線を介して画像データを送信する
外部装置から前記画像データを受信する画像通信装置の
制御方法であって、 前記外部装置の識別番号と前記通信回線の識別番号とを
受信する受信工程と、 前記外部装置の識別番号と前記通信回線の識別番号とを
前記画像データに人間の目には識別し難いように付加す
る付加工程と、 前記付加が行われた画像データを可視出力する出力工程
とを備えることを特徴とする画像通信装置の制御方法 。 - 【請求項４】 通信回線を介して受信した画像データを
可視出力可能な外部装置に対して前記画像データを送信
する画像通信装置の制御方法であって、 前記画像通信装置の識別番号と前記通信回線の識別番号
とを取得する取得工程と、 前記画像通信装置の識別番号と前記通信回線の識別番号
とを前記画像データに人間の目には識別し難いように付
加する付加工程と、 前記付加が行われた画像データを前記外部装置に送信す
る送信工程とを備えることを特徴とする画像通信装置の
制御方法 。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00743394A JP3363562B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 画像通信装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00743394A JP3363562B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 画像通信装置及びその制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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