JP3362163B2 - 無人ヘリコプタの降着装置 - Google Patents
無人ヘリコプタの降着装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
- B64C25/00—Alighting gear
- B64C25/32—Alighting gear characterised by elements which contact the ground or similar surface
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
- B64C39/00—Aircraft not otherwise provided for
- B64C39/02—Aircraft not otherwise provided for characterised by special use
- B64C39/024—Aircraft not otherwise provided for characterised by special use of the remote controlled vehicle type, i.e. RPV
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Toys (AREA)
Description
降着装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば薬剤散布等に使用される無人ヘリ
コプタの降着装置としては、機体の前方下部に固定され
た脚部材の下端に機体の前後方向に延びる左右一対の接
地部材を固定して成るものが使用されている。 【0003】ところで、斯かる無人ヘリコプタは比較的
高重量(例えば、総重量60kg)であるため、これを
車両に対して積み降ろしする際には、通常は2人の作業
者が降着装置の脚部材や接地部材をつかんで作業を行う
必要がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、無人ヘリコ
プタの車両への積み降ろしに際して作業者は降着装置の
脚部材や接地部材を確実につかむことができず、積み降
ろしの作業性が悪いという問題があった。 【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、部品の付加や重量増加及びコ
ストアップを招くことなく、既存の部品を用いて把手を
構成し、その把手を確実につかんで無人ヘリコプタの車
両への積み降ろしを作業性良く楽に行うことができる無
人ヘリコプタの降着装置を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、機体の下部に固定された脚部材の下端に
機体の前後方向に延びる左右一対の接地部材を固定して
成る無人ヘリコプタの降着装置において、前記各接地部
材の前後端をそれぞれ上方へ屈曲させて折り返し、その
折り返された端部を前記脚部材に固定して接地部材の屈
曲部と脚部材とで閉空間を形成したことを特徴とする。 【0007】従って、本発明によれば、各接地部材の前
後端に形成された屈曲部の折り返し部が把手を構成する
ため、部品の付加や重量増加及びコストアップを招くこ
となく、既存の部品を用いて把手を構成することがで
き、無人ヘリコプタの車両への積み降ろしに際して作業
者はその把手を確実につかんで作業を行うことができ、
無人ヘリコプタの積み降ろしを作業性良く楽に行うこと
ができる。そして、本来、接地部材は機体の重心位置の
下方に配置されているため、作業者は無人ヘリコプタを
安定した姿勢で車両に対して積み降ろしすることができ
る。 【0008】又、本発明によれば、各接地部材はその前
後端の折り返し部の端部が脚部材に固定されるため、該
接地部材が脚部材に強固に固定される。そして、接地部
材の前後端部には閉空間が形成されるため、該接地部材
が接地しているときでも作業者は把手を容易につかむこ
とができるとともに、この閉空間を形成する屈曲部を荷
造り用フックとして兼用することができる。 【0009】更に、本発明によれば、各接地部材の前後
端部には上方へ屈曲した屈曲部が形成されるため、無人
ヘリコプタを車両に対して積み降ろしする際、無人ヘリ
コプタを車両の荷台上でスライドさせれば、荷台上の多
少の凹凸は接地部材の屈曲部が乗り越え、従って、無人
ヘリコプタのスムーズな積み降ろしが可能となる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。 【0011】図1は本発明に係る降着装置を備える無人
ヘリコプタの側面図、図2は同無人ヘリコプタの部分正
面図、図3は同無人ヘリコプタの降着装置部分の斜視
図、図4は無人ヘリコプタの車両への積み降ろし作業を
示す平面図である。 【0012】図1及び図2に示す無人ヘリコブタ1は薬
剤散布に用いられる無線操縦式の産業用ヘリコプタであ
って、これは前後方向(図1の左右方向)に延びる細長
い機体2を有し、該機体2内には駆動源であるエンジン
3、ラジエータ4、燃料タンク5等が収納されている。
そして、機体2の前方上部に垂直に立設されたメインシ
ャフト6にはメインロータ7と不図示のスタビライザが
取り付けられており、これらは前記エンジン3の回転動
力を受けて略水平面内を回転駆動される。 【0013】又、機体2の後端部にはテイルロータ8が
図1の紙面垂直方向に延びる軸9に取り付けられてお
り、該テイルロータ8は前記エンジン3の回転動力を不
図示のベルト伝動機構によって伝達されて略垂直面内を
回転駆動される。 【0014】尚、図1及び図2において、10は排気
管、11はマフラー、12は消音器、13は薬剤タン
ク、14は薬剤を噴射するための噴射ノズルである。 【0015】而して、機体2の前方下部には樹脂にてア
ーチ状に一体成形された2つの脚部材(以後、スキッド
と称す)15が前後に適当な間隔で取り付けられてお
り、これらのスキッド15は下方に向かって広がってお
り、その左右の各下端部には、機体2の前後方向に延び
る金属パイプ製の左右一対の接地部材(以後、ランナー
と称す)16がそれぞれ取り付けられている。 【0016】而して、上記スキッド15と左右一対のラ
ンナー16によって本発明に係る降着装置20が構成さ
れるが、各ランナー16は、図3に詳細に示すように、
前後2つの前記スキッド15の左右の各側の下端に固定
金具17によって取り付けられており、その前後端部は
上方へ円弧状に屈曲されて折り返されており、その折り
返し部16aの端部は固定金具18によって各スキッド
15に固定されている。従って、各ランナー16の前後
端部には横U字状に屈曲する屈曲部16Aがそれぞれ形
成されることとなり、各屈曲部16Aと各スキッド15
とで囲まれる閉空間Sが各ランナー16の前後端部にそ
れぞれ形成される。尚、後述のように、各ランナー16
の前後端部に形成された屈曲部16Aの折り返し部16
aは作業者が把持すべき把手(グリップ)を構成する部
分であって、前後の折り返し部16aは作業者の肩幅に
略等しい間隔で配置されている。 【0017】又、図3に示すように、各ランナー16の
前端側の屈曲部16Aの先端部には車輪支持ブラケット
19が取り付けられており、この車輪支持ブラケット1
9には搬送用の車輪21が回転自在に軸支されるととも
に、車輪21よりも大径な別の車輪(不図示)を着脱自
在に取り付けるためのフック部19aが一体に形成され
ている。 【0018】以上の構成を有する無人ヘリコプタ1を不
図示の車両に対して積み降ろしする場合には、図4に示
すように、2人の作業者が無人ヘリコプタ1の左右にそ
れぞれ立って無人ヘリコプタ1を持ち上げる。即ち、各
作業者は、無人ヘリコプタ1の降着装置20の各ランナ
ー16の前後端部に形成された閉空間Sに両手を差し込
み、把手としてのランナー16の折り返し部16aを両
手で確実につかんで無人ヘリコプタ1を支持する。この
とき、前述のように把手としてのランナー16の前後の
折り返し部16aは作業者の肩幅に略等しい間隔で配置
されているため、作業者は折り返し部16aを無理なく
確実につかむことができる。 【0019】以上のように、本実施の形態においては、
無人ヘリコプタ1の降着装置20を構成する各ランナー
16の前後端に形成された屈曲部16Aの折り返し部1
6aが把手を構成するため、部品の付加や重量増加及び
コストアップを招くことなく、既存の部品であるランナ
ー16を用いて把手を構成することができ、無人ヘリコ
プタ1の車両への積み降ろしに際して作業者は把手とし
ての折り返し部16aを確実につかんで作業を行うこと
ができ、無人ヘリコプタ1の積み降ろしを作業性良く楽
に行うことができる。そして、本来、ランナー16は機
体2の重心位置の下方に配置されているため、各作業者
は無人ヘリコプタ1を安定した姿勢で車両に対して積み
降ろしすることができる。 【0020】又、本実施の形態によれば、各ランナー1
6はその前後端の折り返し部16aの端部が固定金具1
8によって各スキッド15に固定されるため、該ランナ
ー16はスキッド15に強固に固定される。そして、各
ランナー16の前後端部には閉空間Sが形成されるた
め、該ランナー16が接地しているときでも作業者は把
手である折り返し部16aを容易につかむことができる
とともに、この閉空間Sを形成する屈曲部16Aを荷造
り用フックとして兼用することができる。 【0021】更に、本実施の形態によれば、各ランナー
16の前後端部には上方へ屈曲した屈曲部16Aが形成
されるため、無人ヘリコプタ1を車両に対して積み降ろ
しする際、無人ヘリコプタ1を車両の荷台上でスライド
させれば、荷台上の多少の凹凸はランナー16の屈曲部
16Aが乗り越え、従って、無人ヘリコプタ1のスムー
ズな積み降ろしが可能となる。 【0022】ところで、無人ヘリコプタ1を地上で搬送
する場合には、作業者は無人ヘリコプタ1の後端部を持
ち上げて該無人ヘリコプタ1を押し或は引けば良い。す
ると、無人ヘリコプタ1の左右のランナー16に車輪支
持ブラケット19を介して回転自在に軸支された車輪2
1が接地して地面上を転動するため、作業者は無人ヘリ
コプタ1を容易に搬送することができる。尚、各車輪支
持ブラケット19に一体に形成されたフック部19aに
不図示の大径の車輪を取り付ければ、凹凸の激しい地面
上或は軟弱な地面上であっても、無人ヘリコプター1を
容易に搬送することができる。 【0023】 【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、機体の下部に固定された脚部材の下端に機体の
前後方向に延びる左右一対の接地部材を固定して成る無
人ヘリコプタの降着装置において、前記各接地部材の前
後端をそれぞれ上方へ屈曲させて折り返し、その折り返
された端部を前記脚部材に固定して接地部材の屈曲部と
脚部材とで閉空間を形成したため、部品の付加や重量増
加及びコストアップを招くことなく、既存の部品を用い
て把手を構成することができ、その把手を確実につかん
で無人ヘリコプタの車両への積み降ろしを作業性良く楽
に行うことができるという効果が得られる。
の側面図である。 【図2】本発明に係る降着装置を備える無人ヘリコプタ
の部分正面図である。 【図3】本発明に係る降着装置を備える無人ヘリコプタ
の降着装置部分の斜視図である。 【図4】無人ヘリコプタの車両への積み降ろし作業を示
す平面図である。 【符号の説明】 1 無人ヘリコプタ 2 機体 15 スキッド(脚部材) 16 ランナー(接地部材) 16A 屈曲部 16a 折り返し部(把手) S 閉空間
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 機体の下部に固定された脚部材の下端に
機体の前後方向に延びる左右一対の接地部材を固定して
成る無人ヘリコプタの降着装置において、 前記各接地部材の前後端をそれぞれ上方へ屈曲させて折
り返し、その折り返された端部を前記脚部材に固定して
接地部材の屈曲部と脚部材とで閉空間を形成したことを
特徴とする無人ヘリコプタの降着装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21997996A JP3362163B2 (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 無人ヘリコプタの降着装置 |
FR9710420A FR2752558B1 (fr) | 1996-08-21 | 1997-08-18 | Helicoptere sans pilote a manipulation facilitee |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21997996A JP3362163B2 (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 無人ヘリコプタの降着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1057636A JPH1057636A (ja) | 1998-03-03 |
JP3362163B2 true JP3362163B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=16744030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21997996A Expired - Lifetime JP3362163B2 (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 無人ヘリコプタの降着装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3362163B2 (ja) |
FR (1) | FR2752558B1 (ja) |
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CN102743884B (zh) * | 2012-07-13 | 2015-03-25 | 罗之洪 | 一种航模直升机 |
CN103520934B (zh) * | 2013-10-21 | 2017-05-03 | 蔡强 | 一种多功能遥控直升机的制备方法及多功能遥控直升机 |
CN110001988B (zh) * | 2019-04-03 | 2024-08-27 | 南京航天国器智能装备有限公司 | 一种车载多旋翼无人机起降平台 |
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---|---|---|---|---|
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- 1996-08-21 JP JP21997996A patent/JP3362163B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-08-18 FR FR9710420A patent/FR2752558B1/fr not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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JPH1057636A (ja) | 1998-03-03 |
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