JP2539608B2 - 自動二輪車のリヤフェンダ装置 - Google Patents
自動二輪車のリヤフェンダ装置Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J15/00—Mud-guards for wheels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J11/00—Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps
- B62J11/10—Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps for mechanical cables, hoses, pipes or electric wires, e.g. cable guides
- B62J11/19—Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps for mechanical cables, hoses, pipes or electric wires, e.g. cable guides specially adapted for electric wires
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動二輪車の車体後部を持ち上げる際に
把持する把持部を、リヤフェンダに形成したリヤフェン
ダ装置に関する。
把持する把持部を、リヤフェンダに形成したリヤフェン
ダ装置に関する。
(従来の技術) 自動二輪車には、従来、その車体の後部にスタンド
と、把持部とを備えたものがある。そして、車体を自立
させようとする場合には、前輪を路面に接地させた状態
で、上記把持部を把持して車体の後部を一旦持ち上げ、
そこで、上記スタンドを起立させて、上記前輪と共にこ
のスタンドを路面に接地させ、これにより、上記したよ
うに車体を路面上に自立させるようにしている。
と、把持部とを備えたものがある。そして、車体を自立
させようとする場合には、前輪を路面に接地させた状態
で、上記把持部を把持して車体の後部を一旦持ち上げ、
そこで、上記スタンドを起立させて、上記前輪と共にこ
のスタンドを路面に接地させ、これにより、上記したよ
うに車体を路面上に自立させるようにしている。
上記構成において、上記把持部を、実開昭56-163085
号公報で示されるように、リヤフェンダに形成したもの
がある。
号公報で示されるように、リヤフェンダに形成したもの
がある。
これによれば、後輪の上部外周面をその上方から覆う
リヤフェンダが設けられ、このリヤフェンダの上部側壁
が外側方に膨出させられて、この膨出部がその下方から
把持可能な把持部とされている。
リヤフェンダが設けられ、このリヤフェンダの上部側壁
が外側方に膨出させられて、この膨出部がその下方から
把持可能な把持部とされている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記従来の技術によれば、次の問題点があ
る。
る。
第1に、前記したように、車体を自立させようとする
ときには、前輪を路面に接地させた状態に保つ上で、作
業者の一方の手は車体の前部を把持し、他方の手で上記
把持部を把持して車体の後部を持ち上げることが一般的
に行われるが、この態勢では、上記他方の手には前方に
向う力が生じ、この際、この手が把持部に対し前方に滑
り易くなって、円滑な持ち上げ作業が阻害されるおそれ
を生じる。
ときには、前輪を路面に接地させた状態に保つ上で、作
業者の一方の手は車体の前部を把持し、他方の手で上記
把持部を把持して車体の後部を持ち上げることが一般的
に行われるが、この態勢では、上記他方の手には前方に
向う力が生じ、この際、この手が把持部に対し前方に滑
り易くなって、円滑な持ち上げ作業が阻害されるおそれ
を生じる。
第2に、上記従来の技術では、把持部の把持をし易く
するため等の理由で、その下端縁が折り返されている
が、この折り返しは、リヤフェンダの外側に向ってなさ
れているため、その折り返し片が、外観上容易に見え
て、リヤフェンダの見栄えが低下するおそれがある。
するため等の理由で、その下端縁が折り返されている
が、この折り返しは、リヤフェンダの外側に向ってなさ
れているため、その折り返し片が、外観上容易に見え
て、リヤフェンダの見栄えが低下するおそれがある。
(発明の目的) この発明は、上記のような事情に注目してなされたも
ので、把持部に対しこれを把持した手が前方に滑らない
ようにして、車体の後部の持ち上げ作業が円滑にできる
ようにし、また、このようにした場合でも、リヤフェン
ダの見栄えが良好に保たれるようにすることを主目的と
する。
ので、把持部に対しこれを把持した手が前方に滑らない
ようにして、車体の後部の持ち上げ作業が円滑にできる
ようにし、また、このようにした場合でも、リヤフェン
ダの見栄えが良好に保たれるようにすることを主目的と
する。
(発明の構成) 上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするとこ
ろは、次の如くである。
ろは、次の如くである。
なお、この「発明の構成」の項において、下記した
( )内の用語は、特許請求の範囲の用語に対応するも
のである。
( )内の用語は、特許請求の範囲の用語に対応するも
のである。
後輪12の上部外周面をその上方から覆うと共にこの外
周面に沿って延び、かつ、横断面がほぼ倒立U字形状の
リヤフェンダ21を設け、このリヤフェンダ21の上部を車
体フレーム2にボルト(締結具)24により締結させ、上
記リヤフェンダ21の上部側壁を外側方に膨出させこの膨
出部をその下方から把持可能な把持部28とした自動二輪
車のリヤフェンダ装置において、上記リヤフェンダ21の
上部側壁の一部21aをこの一部より前側の他部21bよりも
外側方に膨出させて上記把持部28を形成し、前後方向
で、上記ボルト(締結具)24の近傍に把持部28を配設
し、上記把持部28の下縁を上記リヤフェンダ21の内側に
向う側に折り返し、上記リヤフェンダ21の上部側壁に沿
って配線されるワイヤハーネス33を設け、このワイヤハ
ーネス33の中途部を、上記リヤフェンダ21の上記他部21
b側から外側方に延びる上記把持部28の前部壁28aを前後
方向に貫通させ、上記把持部28の内側面に取り付けられ
て、同上ワイヤハーネス33のうち上記把持部28の内部に
位置する部分を支持するブラケット34を設けた点にあ
る。
周面に沿って延び、かつ、横断面がほぼ倒立U字形状の
リヤフェンダ21を設け、このリヤフェンダ21の上部を車
体フレーム2にボルト(締結具)24により締結させ、上
記リヤフェンダ21の上部側壁を外側方に膨出させこの膨
出部をその下方から把持可能な把持部28とした自動二輪
車のリヤフェンダ装置において、上記リヤフェンダ21の
上部側壁の一部21aをこの一部より前側の他部21bよりも
外側方に膨出させて上記把持部28を形成し、前後方向
で、上記ボルト(締結具)24の近傍に把持部28を配設
し、上記把持部28の下縁を上記リヤフェンダ21の内側に
向う側に折り返し、上記リヤフェンダ21の上部側壁に沿
って配線されるワイヤハーネス33を設け、このワイヤハ
ーネス33の中途部を、上記リヤフェンダ21の上記他部21
b側から外側方に延びる上記把持部28の前部壁28aを前後
方向に貫通させ、上記把持部28の内側面に取り付けられ
て、同上ワイヤハーネス33のうち上記把持部28の内部に
位置する部分を支持するブラケット34を設けた点にあ
る。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第2図において、符号1は自動二輪車で、この自動二
輪車1の車体フレーム2の前部にはフロントフォーク4
が回動自在に支承されている。このフロントフォーク4
の下端には前輪6が支承され、同上フロントフォーク4
の上端にはハンドル7が取り付けられている。
輪車1の車体フレーム2の前部にはフロントフォーク4
が回動自在に支承されている。このフロントフォーク4
の下端には前輪6が支承され、同上フロントフォーク4
の上端にはハンドル7が取り付けられている。
上記車体フレーム2の後下部にはリヤアーム9が枢支
軸10により上下揺動自在に枢支されており、このリヤア
ーム9の揺動端に後輪12が支承されている。このリヤア
ーム9の揺動端と車体フレーム2の後上部との間には緩
衝装置13が架設されており、この緩衝装置13は、自動二
輪車1の走行中において後輪12が走行面から受ける振動
を緩衝する。
軸10により上下揺動自在に枢支されており、このリヤア
ーム9の揺動端に後輪12が支承されている。このリヤア
ーム9の揺動端と車体フレーム2の後上部との間には緩
衝装置13が架設されており、この緩衝装置13は、自動二
輪車1の走行中において後輪12が走行面から受ける振動
を緩衝する。
14はエンジンで、このエンジン14は上記後輪12を駆動
可能とさせる。また、このエンジン14と後輪12との間で
車体フレーム2上にシート15が支持されている。
可能とさせる。また、このエンジン14と後輪12との間で
車体フレーム2上にシート15が支持されている。
第1図、および第3図から第6図において、上記車体
フレーム2の後部はパイプで形成された左右一対のシー
トレール17,17を有し、このシートレール17,17上に上記
シート15が支持されている。また、上記各シートレール
17にはパイプで形成された側面視U字状のリヤフレーム
18がそれぞれ連結されている。
フレーム2の後部はパイプで形成された左右一対のシー
トレール17,17を有し、このシートレール17,17上に上記
シート15が支持されている。また、上記各シートレール
17にはパイプで形成された側面視U字状のリヤフレーム
18がそれぞれ連結されている。
上記エンジン14に供給される燃料を貯留する燃料タン
ク19が設けられている。この燃料タンク19は上記シート
レール17,17やリヤフレーム18,18で囲まれた空間内に位
置しており、即ち、この燃料タンク19はシート15の近傍
に位置しており、これによって、マスの集中が図られて
いる。
ク19が設けられている。この燃料タンク19は上記シート
レール17,17やリヤフレーム18,18で囲まれた空間内に位
置しており、即ち、この燃料タンク19はシート15の近傍
に位置しており、これによって、マスの集中が図られて
いる。
上記後輪12の上部外周面をその上方から覆うと共にこ
の外周面に沿って延びる側面視が円弧状のリヤフェンダ
21が設けられている。このリヤフェンダ21の横断面は後
輪12に向って開く倒立ほぼU字形状をなしている。
の外周面に沿って延びる側面視が円弧状のリヤフェンダ
21が設けられている。このリヤフェンダ21の横断面は後
輪12に向って開く倒立ほぼU字形状をなしている。
上記リヤフェンダ21は板金製のフェンダ本体22と、こ
のフェンダ本体22の前端に連結される樹脂製のマッドガ
ード23とで構成されている。上記フェンダ本体22の上部
は締結具である左右一対のボルト24,24でシートレール1
7,17の後端側にねじ止めされ、一方、上記マッドガード
23は左右一対のボルト25,25でリヤフレーム18,18の後部
にねじ止めされ、これによって、上記リヤフェンダ21は
車体フレーム2の後部に支持されている。
のフェンダ本体22の前端に連結される樹脂製のマッドガ
ード23とで構成されている。上記フェンダ本体22の上部
は締結具である左右一対のボルト24,24でシートレール1
7,17の後端側にねじ止めされ、一方、上記マッドガード
23は左右一対のボルト25,25でリヤフレーム18,18の後部
にねじ止めされ、これによって、上記リヤフェンダ21は
車体フレーム2の後部に支持されている。
上記フェンダ本体22の上部において、その両側壁の各
一部21aはそれぞれこの一部21aより前側の他部21bより
も外側方に向って膨出しており、この膨出部が、その下
方から作業者27によって把持可能な把持部28とされてい
る。この把持部28は、前後方向で、上記両ボルト24,24
の近傍に位置させられている。上記把持部28の下縁はフ
ェンダ本体22の内側へ向う側に比較的大きい曲率半径で
折り返されており、このようにして形成された折曲片29
は把持部28に対する作業者27の手の接触面積を大きくさ
せて、把持をし易くさせており、かつ、この把持部28の
強度を向上させている。
一部21aはそれぞれこの一部21aより前側の他部21bより
も外側方に向って膨出しており、この膨出部が、その下
方から作業者27によって把持可能な把持部28とされてい
る。この把持部28は、前後方向で、上記両ボルト24,24
の近傍に位置させられている。上記把持部28の下縁はフ
ェンダ本体22の内側へ向う側に比較的大きい曲率半径で
折り返されており、このようにして形成された折曲片29
は把持部28に対する作業者27の手の接触面積を大きくさ
せて、把持をし易くさせており、かつ、この把持部28の
強度を向上させている。
自動二輪車1の車体の後部を持ち上げようとするとき
には、作業者27は上記把持部28を把持し、第1図中矢印
Fで示すようにこれを前上方に向って持ち上げればよ
い。
には、作業者27は上記把持部28を把持し、第1図中矢印
Fで示すようにこれを前上方に向って持ち上げればよ
い。
上記の場合、リヤフェンダ21の上部側壁の一部21a
は、この一部21aより前側の他部21bよりも外側方に膨出
して上記把持部28が形成されている。
は、この一部21aより前側の他部21bよりも外側方に膨出
して上記把持部28が形成されている。
このため、作業者27が上記把持部28を把持して車体の
後部を持ち上げる際に、上記把持部28に対し作業者27の
手が前方に滑ろうとするとき、この手は、上記リヤフェ
ンダ21の他部21b側から外側方に延びる上記把持部28の
前部壁28aに当接して、上記した手の滑りが防止され
る。
後部を持ち上げる際に、上記把持部28に対し作業者27の
手が前方に滑ろうとするとき、この手は、上記リヤフェ
ンダ21の他部21b側から外側方に延びる上記把持部28の
前部壁28aに当接して、上記した手の滑りが防止され
る。
上記リヤフェンダ21の後端には尾灯31が取り付けられ
ている。また、このリヤフェンダ21の前後方向の中途部
の側面には左右一対の方向指示灯32,3が突設されてい
る。
ている。また、このリヤフェンダ21の前後方向の中途部
の側面には左右一対の方向指示灯32,3が突設されてい
る。
上記尾灯31や方向指示灯32と電源とを結ぶワイヤハー
ネス33が設けられている。このワイヤハーネス33は上記
リヤフェンダ21の上部側壁に沿って延び、このリヤフェ
ンダ21の中途部は、上記把持部28の前部壁28aを前後方
向に貫通している。より具体的には、上記電源側からリ
ヤフェンダ21前部の外側面に沿って延びてきた上記ワイ
ヤハーネス33は上記把持部28の前部壁28aを前後方向に
貫通して、上記把持部28の内部を含むフェンダ本体22の
内部に達し、更に、このフェンダ本体22の内側面に沿っ
て後方に延び、上記尾灯31や方向指示灯32に結線されて
いる。
ネス33が設けられている。このワイヤハーネス33は上記
リヤフェンダ21の上部側壁に沿って延び、このリヤフェ
ンダ21の中途部は、上記把持部28の前部壁28aを前後方
向に貫通している。より具体的には、上記電源側からリ
ヤフェンダ21前部の外側面に沿って延びてきた上記ワイ
ヤハーネス33は上記把持部28の前部壁28aを前後方向に
貫通して、上記把持部28の内部を含むフェンダ本体22の
内部に達し、更に、このフェンダ本体22の内側面に沿っ
て後方に延び、上記尾灯31や方向指示灯32に結線されて
いる。
上記把持部28を含むフェンダ本体22の内側面には前後
方向に複数の板金製ブラケット34が溶接により取り付け
られており、このブラケット34が上記把持部28の内部に
位置するワイヤハーネス33の部分を支持し、かつ、保護
している。また、上記ブラケット34は上記把持部28の補
強材ともなっている。
方向に複数の板金製ブラケット34が溶接により取り付け
られており、このブラケット34が上記把持部28の内部に
位置するワイヤハーネス33の部分を支持し、かつ、保護
している。また、上記ブラケット34は上記把持部28の補
強材ともなっている。
なお、上記各ブラケット34はそれぞれ互いに同形同大
で短片であり、これらブラケット34は上記リヤフェンダ
21の形状に合致するよう形成されたものではなく、形状
の異なるいずれのリヤフェンダ21にも適用できるものと
されている。
で短片であり、これらブラケット34は上記リヤフェンダ
21の形状に合致するよう形成されたものではなく、形状
の異なるいずれのリヤフェンダ21にも適用できるものと
されている。
(発明の効果) この発明によれば、後輪の上部外周面をその上方から
覆うと共にこの外周面に沿って延び、かつ、横断面がほ
ぼ倒立U字形状のリヤフェンダを設け、このリヤフェン
ダの上部を車体フレームに締結具により締結させ、上記
リヤフェンダの上部側壁を外側方に膨出させこの膨出部
をその下方から把持可能な把持部とした自動二輪車のリ
ヤフェンダ装置において、上記リヤフェンダの上部側壁
の一部をこの一部より前側の他部よりも外側方に膨出さ
せて上記把持部を形成してある。
覆うと共にこの外周面に沿って延び、かつ、横断面がほ
ぼ倒立U字形状のリヤフェンダを設け、このリヤフェン
ダの上部を車体フレームに締結具により締結させ、上記
リヤフェンダの上部側壁を外側方に膨出させこの膨出部
をその下方から把持可能な把持部とした自動二輪車のリ
ヤフェンダ装置において、上記リヤフェンダの上部側壁
の一部をこの一部より前側の他部よりも外側方に膨出さ
せて上記把持部を形成してある。
このため、作業者が上記把持部を把持して車体の後部
を持ち上げる際に、上記把持部に対し作業者の手が前方
に滑ろうとするとき、この手は、上記リヤフェンダの他
部側から外側方に延びる上記把持部の前部壁に当接し
て、上記した手の滑りが防止される。
を持ち上げる際に、上記把持部に対し作業者の手が前方
に滑ろうとするとき、この手は、上記リヤフェンダの他
部側から外側方に延びる上記把持部の前部壁に当接し
て、上記した手の滑りが防止される。
よって、上記把持部の把持が確実になされて、上記持
ち上げ作業が円滑になされることとなる。
ち上げ作業が円滑になされることとなる。
また、前後方向で、上記車体フレームに対するリヤフ
ェンダの支持点である締結具の近傍に把持部が配設され
ているため、上記把持部を把持して車体の後部を持ち上
げるときの外力は、上記車体フレームに対し、より直接
的に負荷されることとなる。よって、上記持ち上げの際
に、上記リヤフェンダに無用な応力の応じることが防止
される。
ェンダの支持点である締結具の近傍に把持部が配設され
ているため、上記把持部を把持して車体の後部を持ち上
げるときの外力は、上記車体フレームに対し、より直接
的に負荷されることとなる。よって、上記持ち上げの際
に、上記リヤフェンダに無用な応力の応じることが防止
される。
また、前記したように、把持部の下縁を上記リヤフェ
ンダの内側に向う側に折り返してある。
ンダの内側に向う側に折り返してある。
このため、上記把持部を把持したとき、この把持部に
対する手の接触面積が大きくなって、把持による持ち上
げ作業が容易にできる。
対する手の接触面積が大きくなって、把持による持ち上
げ作業が容易にできる。
そして、この場合、上記したように、把持部の下縁は
リヤフェンダの内側に向う側に折り返されているため、
その折曲片が、外観上容易に見えることは防止される。
リヤフェンダの内側に向う側に折り返されているため、
その折曲片が、外観上容易に見えることは防止される。
よって、上記したように、リヤフェンダに形成した把
持部の把持による持ち上げ作業が容易にできるものであ
りながら、上記リヤフェンダの見栄えは良好に保たれ
る。
持部の把持による持ち上げ作業が容易にできるものであ
りながら、上記リヤフェンダの見栄えは良好に保たれ
る。
更に、上記リヤフェンダの上部側壁に沿って配線され
るワイヤハーネスを設け、このワイヤハーネスの中途部
を、上記リヤフェンダの上記他部側から外側方に延びる
上記把持部の前部壁を前後方向に貫通させてある。
るワイヤハーネスを設け、このワイヤハーネスの中途部
を、上記リヤフェンダの上記他部側から外側方に延びる
上記把持部の前部壁を前後方向に貫通させてある。
このため、リヤフェンダの外部側壁に沿って延びるワ
イヤハーネスのうち、リヤフェンダの外部に位置するワ
イヤハーネスの部分を、上記把持部の最外側面から外側
方への突出を抑制しながら配線させることができる。
イヤハーネスのうち、リヤフェンダの外部に位置するワ
イヤハーネスの部分を、上記把持部の最外側面から外側
方への突出を抑制しながら配線させることができる。
よって、上記ワイヤハーネスの部分が、他の車両構成
部品の邪魔になることが抑制される。
部品の邪魔になることが抑制される。
しかも、同上ワイヤハーネスのうち上記把持部の内部
に位置する部分を支持するブラケットを上記把持部の内
側面に取り付けてある。
に位置する部分を支持するブラケットを上記把持部の内
側面に取り付けてある。
このため、上記把持部は、上記ブラケットにより補強
されて、これを把持して車体の後部を持ち上げる際の外
力に確実に対抗できる。
されて、これを把持して車体の後部を持ち上げる際の外
力に確実に対抗できる。
即ち、ワイヤハーネスを支持するためのブラケットを
利用したことにより、簡単な構成で、上記把持部が補強
されることとなる。
利用したことにより、簡単な構成で、上記把持部が補強
されることとなる。
図はこの発明の実施例を示し、第1図はリヤフェンダ回
りの側面図、第2図は自動二輪車の全体側面部分簡略
図、第3図は第1図のIII-III線矢視断面図、第4図は
同上第1図のIV-IV線矢視図、第5図は同上第1図のV-V
線矢視断面図、第6図はブラケットの斜視図である。 1……自動二輪車、2……車体フレーム、21……リヤフ
ェンダ、21a……一部、21b……他部、24……ボルト(締
結具)、28……把持部、33……ワイヤハーネス、34……
ブラケット。
りの側面図、第2図は自動二輪車の全体側面部分簡略
図、第3図は第1図のIII-III線矢視断面図、第4図は
同上第1図のIV-IV線矢視図、第5図は同上第1図のV-V
線矢視断面図、第6図はブラケットの斜視図である。 1……自動二輪車、2……車体フレーム、21……リヤフ
ェンダ、21a……一部、21b……他部、24……ボルト(締
結具)、28……把持部、33……ワイヤハーネス、34……
ブラケット。
Claims (1)
- 【請求項1】後輪の上部外周面をその上方から覆うと共
にこの外周面に沿って延び、かつ、横断面がほぼ倒立U
字形状のリヤフェンダを設け、このリヤフェンダの上部
を車体フレームに締結具により締結させ、上記リヤフェ
ンダの上部側壁を外側方に膨出させこの膨出部をその下
方から把持可能な把持部とした自動二輪車のリヤフェン
ダ装置において、 上記リヤフェンダの上部側壁の一部をこの一部より前側
の他部よりも外側方に膨出させて上記把持部を形成し、
前後方向で、上記締結具の近傍に把持部を配設し、 上記把持部の下縁を上記リヤフェンダの内側に向う側に
折り返し、 上記リヤフェンダの上部側壁に沿って配線されるワイヤ
ハーネスを設け、このワイヤハーネスの中途部を、上記
リヤフェンダの上記他部側から外側方に延びる上記把持
部の前部壁を前後方向に貫通させ、 上記把持部の内側面に取り付けられて、同上ワイヤハー
ネスのうち上記把持部の内部に位置する部分を支持する
ブラケットを設けたことを特徴とする自動二輪車のリヤ
フェンダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61187169A JP2539608B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 自動二輪車のリヤフェンダ装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP61187169A JP2539608B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 自動二輪車のリヤフェンダ装置 |
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1986
- 1986-08-08 JP JP61187169A patent/JP2539608B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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