JPH08318886A - 自動二輪車のリヤフェンダ - Google Patents

自動二輪車のリヤフェンダ

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Publication number
JPH08318886A
JPH08318886A JP7125160A JP12516095A JPH08318886A JP H08318886 A JPH08318886 A JP H08318886A JP 7125160 A JP7125160 A JP 7125160A JP 12516095 A JP12516095 A JP 12516095A JP H08318886 A JPH08318886 A JP H08318886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear fender
hand
fender
hand grip
motorcycle
Prior art date
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Pending
Application number
JP7125160A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Kami
由久 加美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP7125160A priority Critical patent/JPH08318886A/ja
Publication of JPH08318886A publication Critical patent/JPH08318886A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車体後部を持ち上げ易くするとともに、これに
伴う部品点数の増加や乗員の体等への干渉を防止する。 【構成】後輪の上部を覆うリヤフェンダ17が着座シート
の後端部よりも後方に延出している自動二輪車におい
て、リヤフェンダ17の延出部の側部25に手を掛けるため
の手掛け部26A,26B,26Cを穴状にして設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体後部を持ち上げ易
くするために改良を加えた自動二輪車のリヤフェンダに
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は自動二輪車の車体後部を示す斜視
図である。この自動二輪車100 は、例えばオフロード走
行用であり、車体後部に荷物積載用のキャリア等が設け
られていない。そして、後輪の上部を覆うリヤフェンダ
101 が着座シート102 の後方に延びている。また、排気
マフラの消音器103 は、走行路面上の障害物等との干渉
を避けるために上方に持ち上げられており、リヤフェン
ダ101 の近傍に位置している。
【0003】このようなオフロード走行用の自動二輪車
の車体後部を手で持ち上げる場合には、リヤフェンダ10
1 の下縁部Aに手を掛けて車体後部を持ち上げる必要が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、消音器
103 がリヤフェンダ101 の近傍に設けられているため、
リヤフェンダ101 の下縁部Aに手を掛けにくく、掴み所
が少なかった。そこで、車体フレームの後部に手を掛け
るためのハンドグリップを取り付けた車種もある。とこ
ろが、このようなハンドグリップを別途設けると部品点
数が増加してしまう上、このハンドグリップが側方に突
出する形態となるため、走行時に乗員の体等に干渉する
懸念があり、好ましくない。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、車体後部を持ち上げ易くするとと
もに、これに伴う部品点数の増加や乗員の体等への干渉
を防止することのできる自動二輪車のリヤフェンダを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る自動二輪車のリヤフェンダは、請求項
1に記載したように、後輪の上部を覆うリヤフェンダが
着座シートの後端部よりも後方に延出している自動二輪
車において、上記リヤフェンダ延出部の側部に手を掛け
るための手掛け部を一体に設けた。
【0007】また、請求項2に記載したように、上記手
掛け部をリヤフェンダ延出部の側部に穿設された穴とし
た。
【0008】
【作用】自動二輪車のリヤフェンダを請求項1のように
構成すれば、リヤフェンダ延出部の側部に設けられた手
掛け部に手を掛けることにより車体後部を容易に持ち上
げることができる。この手掛け部はリヤフェンダに一体
であるため、部品点数が増加することはない。
【0009】また、自動二輪車のリヤフェンダを請求項
2のように構成すれば、手掛け部がリヤフェンダの側部
に突出しないため、手掛け部が乗員の体等へ干渉する懸
念がなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明に係るリヤフェンダ
が適用された自動二輪車の左側面図である。
【0011】この自動二輪車1は、その車体フレーム2
の前頭部に、前輪3を支持するフロントフォーク4が、
ハンドルバー5やフロントフェンダ6、前照灯7等の部
品と共に左右回動自在に設けられている。一方、車体フ
レーム2の中央下部で車幅方向に架設されたピボット軸
9には後方に延びるスイングアーム10が上下回動自在に
軸支されており、このスイングアーム10の後端部に後輪
11が支持されている。なお、スイングアーム10の基端部
はサスペンション機構12により緩衝懸架される。
【0012】一方、車体フレーム2の前部にはエンジン
13が搭載され、その動力がチェーン14で後輪10に伝達さ
れる。エンジン13の上部には燃料タンク15が設けられ、
その後部に着座シート16が載置されている。
【0013】後輪9の上部を覆うリヤフェンダ17は、着
座シート16の後端部よりも後方に延出しており、その後
部に尾灯18が設けられている。図2および図3(A) にも
示すように、車体フレーム2の後部にはリヤフェンダ17
を補強するためのサブフレーム19が一体的に設けられて
いて、その上からリヤフェンダ17が覆い被さる形で固定
されている。
【0014】ところで、エンジン13の排気マフラ21は、
エンジン13の前部から延びてエンジン13の右方を回り後
方に延びるエキゾーストパイプ22と、このエキゾースト
パイプ22の後部に連結される消音器23とを備えて構成さ
れており、消音器23はブラケット24を介して車体フレー
ム2の後上部に固定され、走行路面上の障害物等との干
渉が防止されている。このため、消音器23はリヤフェン
ダ17の右側直下に位置している。
【0015】リヤフェンダ17が着座シート16の後部から
後方へ延出している部分の縦断面形状は、図3(A) に示
すように例えば略台形であり、その側部の面25には手掛
け部26Aが一体に形成されている。この手掛け部26A
は、側部の面25に前後方向に延びる長円状の穴を穿設す
ることにより設けられており、この手掛け部26Aはリヤ
フェンダ17を補強するサブフレーム19よりも下方に穿設
されている。
【0016】このような手掛け部26Aをリヤフェンダ17
に形成することにより、図4に示すように手掛け部26A
に手を掛けて容易に自動二輪車1の車体後部を持ち上げ
ることができる。その際、手掛け部26Aに掛けた手でサ
ブフレーム19を掴めるので、リヤフェンダ17に無理な荷
重を加えることなく車体後部を持ち上げられる。また、
手掛け部26Aに手を掛けた際、リヤフェンダ17の右側直
下に位置する消音器23に手が触れるといった心配もな
い。
【0017】この手掛け部26Aはリヤフェンダ17に一体
であるため、部品点数が増加することはない。また、こ
の手掛け部26Aは穴状に形成されていてリヤフェンダ17
の側部に突出する形状ではないため、走行時に手掛け部
26Aが乗員の体等に干渉する懸念もない。
【0018】ところで、図3(B) に示すように、リヤフ
ェンダ17の中にサブフレーム19を持たない自動二輪車に
おいては、リヤフェンダ17自体に充分な剛性を持たせた
上で手掛け部26Bを設ければよい。さらに、この図3
(B) に示す手掛け部26Bには開口上縁部の内側に補強リ
ブ27が形成されており、この補強リブ27が手掛け部26B
の形成によるリヤフェンダ17の剛性低下を補うと同時
に、手掛け部26Bの上縁部が手に食い込むことを防止し
ている。
【0019】なお、図3(C) に示す手掛け部26Cには、
その開口部の全周に亘って筒状に補強リブ28が設けられ
ている。こうすれば、リヤフェンダ17の剛性低下を一段
と効果的に補うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車のリヤフェンダは、後輪の上部を覆うリヤフェン
ダが着座シートの後端部よりも後方に延出している自動
二輪車において、上記リヤフェンダ延出部の側部に手を
掛けるための手掛け部を一体に設けたことを特徴とする
ものである。
【0021】このようにすれば、この手掛け部に手を掛
けることによって車体後部を容易に持ち上げることがで
きる。この手掛け部はリヤフェンダに一体であるため、
部品点数の増加を招くことはない。
【0022】また、本発明に係る自動二輪車のリヤフェ
ンダは、手掛け部をリヤフェンダ延出部の側部に穿設さ
れた穴としたため、手掛け部がリヤフェンダの側部に突
出することがなく、したがって手掛け部が乗員の体等へ
干渉するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る排気マフラが適用された自動二輪
車の左側面図。
【図2】車体後部の斜視図。
【図3】図1のIII-III 線に沿う縦断面図で、(A) は本
発明の第一実施例を示す図、(B) は本発明の第二実施例
を示す図、(C) は本発明の第三実施例を示す図。
【図4】車体後部を持ち上げている状態を示す斜視図。
【図5】従来の技術を示す車体後部の斜視図。
【符号の説明】
1 自動二輪車 2 車体フレーム 16 着座シート 17 リヤフェンダ 23 消音器 25 リヤフェンダ延出部の側部の面 26A,26B,26C 手掛け部 27,28 補強リブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後輪の上部を覆うリヤフェンダが着座シ
    ートの後端部よりも後方に延出している自動二輪車にお
    いて、上記リヤフェンダ延出部の側部に手を掛けるため
    の手掛け部を一体に設けたことを特徴とする自動二輪車
    のリヤフェンダ。
  2. 【請求項2】 上記手掛け部をリヤフェンダ延出部の側
    部に穿設された穴とした請求項1に記載の自動二輪車の
    リヤフェンダ。
JP7125160A 1995-05-24 1995-05-24 自動二輪車のリヤフェンダ Pending JPH08318886A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7125160A JPH08318886A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 自動二輪車のリヤフェンダ

Applications Claiming Priority (1)

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JP7125160A JPH08318886A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 自動二輪車のリヤフェンダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08318886A true JPH08318886A (ja) 1996-12-03

Family

ID=14903367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7125160A Pending JPH08318886A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 自動二輪車のリヤフェンダ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001032488A1 (fr) * 1999-10-29 2001-05-10 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Accelerateur a depression
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CN105501335A (zh) * 2014-10-10 2016-04-20 本田技研工业株式会社 车身后部构造

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