JP3362059B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP3362059B2
JP3362059B2 JP27628792A JP27628792A JP3362059B2 JP 3362059 B2 JP3362059 B2 JP 3362059B2 JP 27628792 A JP27628792 A JP 27628792A JP 27628792 A JP27628792 A JP 27628792A JP 3362059 B2 JP3362059 B2 JP 3362059B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被検体内に送信され該被
検体内で反射された超音波を受信して受信信号を得、該
受信信号に基づいて被検体の断層像を表示出力するとと
もにそのハードコピーを記録出力する超音波診断装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】被検体、特に人体内に超音波を送信し、
人体内の組織で反射して戻ってきた超音波を受信して受
信信号を得、この受信信号に基づく人体内の超音波画像
を表示することにより人体の内臓の疾患の診断を容易な
らしめる超音波診断装置が従来より用いられている。
【0003】この超音波診断装置を使用して行う診断に
は、CRTディスプレイ等の表示手段で表示された画像
を見ながら診察中に診断する方法と、記録手段にこの画
像のハードコピーを出力させておき、診察後に記録手段
で記録した画像を見て診断をする方法とがある。従来、
記録手段に診察画像を記録するときは、記録手段が記録
中でないことを確認し、記録中でなければ診察画像を記
録手段に記録させるか、記録手段が記録中のときは記録
が終わるまで診察を中断し、記録終了後、診断を再開し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えばカラ
ーで記録を行なう場合記録開始から終了まで1分程度か
かり、その間診察を中断しているのでは診察の効率が非
常に悪いという問題がある。本発明は、この問題を解決
し、診察の効率を向上させた超音波診断装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の超音波診断装置は、 (1)被検体内に送信され被検体内で反射された超音波
を受信し必要に応じ所定の処理を施すことにより得られ
た受信信号を格納するシネメモリ (2)シネメモリから読出された受信信号を入力して座
標変換することにより出力用信号を生成する座標変換回
路 (3)座標変換回路から出力された出力用信号を表示用
に格納する表示用テレビメモリ (4)表示用テレビメモリから読出された出力用信号に
基づいて被検体内の超音波画像を表示出力する表示手段 (5)座標変換回路から出力された出力用信号を記録用
に格納する複数の記録用テレビメモリ (6)記録用テレビメモリから読出された出力用信号に
基づいて被検体内の超音波静止画像を記録出力する記録
手段 (7)記録手段における出力用信号に基づく画像記録を
制御する記録手段制御回路 (8)記録出力を所望する画像を指示入力する指示入力
手段 (9)指示入力手段から入力された指示に基づいて所望
する画像を担持する出力用信号を記録用テレビメモリに
格納するとともに記録手段制御回路からの指示に基づい
て記録用テレビメモリから出力用信号を読出す書込み読
出し制御回路を備え (10)記録手段制御回路は、記録手段における1つの
画像出力が完了すると、記録手段が空いた旨、書込み読
出し制御回路に通知するものであり、 (11)書込み読出し制御回路は、指示入力手段から所
望の画像の記録出力が指示されるたびに、所望の画像を
担持する出力用信号を、複数の記録用テレビメモリのう
ちの1つの空いている記録用テレビメモリに格納し、記
録手段制御回路から記録手段が空いた旨通知を受ける
と、次に記録出力すべき画像を担持する出力用信号を、
複数の記録用テレビメモリのうちの次に記録出力すべき
画像を担持 する出力用信号が格納された記録用テレビメ
モリから読み出して記録手段に送るものである ことを特
徴とする。
【0006】また上記目的を達成する本発明の第2の超
音波診断装置は、 (12)被検体内に送信され被検体内で反射された超音
波を受信し必要に応じ所定の処理を施すことにより得ら
れた受信信号を表示用に格納する表示用シネメモリ (13)表示用シネメモリから読出された受信信号を入
力して座標変換することにより表示用信号を生成する表
示用座標変換回路 (14)表示用座標変換回路から出力された表示用信号
を格納する表示用テレビメモリ (15)表示用テレビメモリから読出された表示用信号
に基づいて被検体内の超音波画像を表示出力する表示手
段 (16)受信信号を記録用に格納する複数の記録用シネ
メモリ (17)記録用シネメモリから読出された受信信号を入
力して座標変換することにより記録用信号を生成する記
録用座標変換回路 (18)記録用座標変換回路から出力された記録用信号
を格納する記録用テレビメモリ (19)記録用テレビメモリから読出された記録用信号
に基づいて被検体内の超音波静止画像を記録出力する記
録手段 (20)記録手段における記録用信号に基づく画像記録
を制御する記録手段制御回路 (21)記録出力を所望する画像を指示入力する指示入
力手段 (22)該指示入力手段から入力された指示に基づいて
所望する画像を担持する受信信号を記録用シネメモリに
格納するとともに記録手段制御回路からの指示に基づい
て記録用シネメモリから受信信号を読出して記録用座標
変換回路に送る書込み読出し制御回路を備え (23)記録手段制御回路は、記録手段における1つの
画像出力が完了すると、記録手段が空いた旨、書込み読
出し制御回路に通知するものであり、 (24)書込み読出し制御回路は、指示入力手段から所
望の画像の記録出力が 指示されるたびに、所望の画像を
担持する受信信号を、複数の記録用シネメモリのうちの
1つの空いている記録用シネメモリに格納し、記録手段
制御回路から記録手段が空いた旨通知を受けると、次に
記録出力すべき画像を担持する受信信号を、複数の記録
用シネメモリのうちの次に記録出力すべき画像を担持す
る受信信号が格納された記録用シネメモリから読み出し
て記録用座標変換回路に送るものである ことを特徴とす
る。
【0007】さらに、上記目的を達成する本発明の第3
の超音波診断装置は、 (25)被検体に送信され被検体内で反射された超音波
を受信し必要に応じ所定の処理を施すことにより得られ
た受信信号を格納する複数のシネメモリ (26)シネメモリから読出された受信信号を入力して
座標変換することより出力用信号を生成する座標変換回
路 (27)座標変換回路から出力された出力用信号を表示
用に格納する表示用テレビメモリ (28)表示用テレビメモリから読出された出力用信号
に基づいて被検体内の超音波画像を表示出力する表示手
段 (29)座標変換回路から出力された出力用信号を記録
用に格納する記録用テレビメモリ (30)記録用テレビメモリから読出された出力用信号
に基づいて被検体内の超音波静止画像を記録出力する記
録手段 (31)記録手段における出力用信号に基づく画像記録
を制御する記録手段制御回路 (32)記録出力を所望する画像を指示入力する指示入
力手段 (33)指示入力手段から入力された指示に基づいてシ
ネメモリに格納された所望する画像を担持する受信信号
を座標変換回路を経由して記録用テレビメモリへ送るま
での間保存するとともに、記録手段制御回路からの指示
に基づいて上記シネメモリから所望する画像を担持する
受信信号を座標変換回路に送り出力用信号に変換して記
録用テレビメモリへ格納する書込み読出し制御回路を備
(34)記録手段制御回路は、記録手段における1つの
画像出力が完了すると、記録手段が空いた旨、書込み読
出し制御回路に通知するものであり、 (35)書込み読出し制御回路は、指示入力手段から所
望の画像の記録出力が指示されるたびに、所望の画像を
担持する受信信号を、座標変換回路を経由して記録用テ
レビメモリへ送るまでの間保存するとともに、記録手段
制御回路から記録手段が空いた旨通知を受けると、次に
記録出力すべき画像を担持する受信信号 を、複数のシネ
メモリのうちの次に記録出力すべき画像を担持する受信
信号が格納されたシネメモリから読み出して記録用座標
変換回路に送り出力用信号に変換して記録用テレビメモ
リへ格納するものである ことを特徴とする。
【0008】さらに、上記目的を達成する本発明の第4
の超音波診断装置は、 (36)被検体に送信され該被検体内で反射された超音
波を受信し必要に応じ所定の処理を施すことにより得ら
れた受信信号を格納する複数のシネメモリ (37)シネメモリから読出された受信信号を入力して
座標変換することにより出力用信号を生成する座標変換
回路 (38)座標変換回路から出力された出力用信号を格納
するテレビメモリ (39)テレビメモリから読出された出力用信号に基づ
いて被検体内の超音波画像を表示出力する表示手段 (40)テレビメモリから読出された出力用信号に基づ
いて被検体内の超音波静止画像を記録,出力する記録手
段 (41)記録手段における、出力用信号に基づく画像記
録を制御する記録手段制御回路 (42)記録出力を所望する画像を指示入力する指示入
力手段 (43)指示入力手段から入力された指示に基づいてシ
ネメモリに格納された所望する画像を担持する受信信号
を座標変換回路を経由してテレビメモリへ送るまでの間
保存するとともに、記録手段制御回路からの指示に基づ
いてシネメモリから所望する画像を担持する受信信号を
座標変換回路に送り出力用信号に変換してテレビメモリ
へ格納する書込み読出し制御回路とを備え、(44) 書込み読出し制御回路が、所望する画像を担持
する受信信号がシネメモリから座標変換回路により出力
用信号に変換されてテレビメモリに格納された際に、該
出力用信号に基づく所望する画像が表示手段に所定時間
表示されるようにテレビメモリの書込み及び読出しを制
御するものであって、さらに、 (45)記録手段制御回路は、記録手段における1つの
画像出力が完了すると、記録手段が空いた旨、書込み読
出し制御回路に通知するものであり、 (46)書込み読出し制御回路は、指示入力手段から所
望の画像の記録出力が指示されるたびに、所望の画像を
担持する受信信号を、座標変換回路を経由して記録用テ
レビメモリへ送るまでの間保存するとともに、記録手段
制御回路から記録手段が空いた旨通知を受けると、次に
記録出力すべき画像を担持する受信信号 を、複数のシネ
メモリのうちの次に記録出力すべき画像を担持する受信
信号が格納されたシネメモリから読み出して記録用座標
変換回路に送り出力用信号に変換して記録用テレビメモ
リへ格納するものである ことを特徴とする。
【0009】また、上記第1〜第の超音波診断装置に
おいて、上記指示入力手段から指示入力された記録出力
を所望する画像のうち上記記録手段により未だ記録出力
されていない画像の枚数を上記表示手段に表示する待機
枚数表示回路を備えた構成としてもよい。
【0010】
【作用】本発明の第1の超音波診断装置は、表示用テレ
ビメモリ(上記(3))のほかに複数の記録用テレビメ
モリ(上記(5))を備えたため、記録手段(上記
(7))が記録出力中であっても指示入力手段(上記
(8))から次の所望の画像を指示入力して記録用テレ
ビメモリに格納しておくことができ、記録手段が空くの
を待たずに診察を行なうことができ、したがって効率的
な診察を行なうことができることとなる。記録用テレビ
メモリに複数画像分の出力用信号が格納されていても、
記録手段制御回路(上記(7))及び書込み読出し制御
回路(上記(9))により所望の画像が順次記録出力さ
れる。
【0011】また、本発明の第2の超音波診断装置は、
表示用シネメモリ(上記(10))のほかに複数の記録
用シネメモリ(上記(14))を備え、また座標変換回
路、テレビメモリも表示用とは別に記録用に備えたため
(上記(11),(12),(15),(16))、上
記第1の超音波診断装置の場合と同様、記録手段(上記
(17))が記録出力中であっても、指示入力手段(上
記(19))から次の所望の画像を指示入力して記録用
シネメモリに格納しておくことができ、したがって記録
手段が空くのを待つ必要がなく、効率的な診察を行なう
ことができることとなる。
【0012】さらに本発明の第3の超音波診断装置は、
表示用、記録用双方に兼用される複数のシネメモリを備
え(上記(21))、座標変換回路(上記(22))も
表示用、記録用双方に兼用する構成とし、テレビメモリ
は表示用と記録用とに別に備えた(上記(23)、(2
5))ものである。座標変換回路は、通常は表示用画像
の座標変換に用いられるが、空き時間が発生するため、
この空き時間を利用して記録用画像の座標変換を行なう
ことができ、したがって表示用、記録用双方に兼用する
ことができる。この構成により、上記第1および第2の
超音波診断装置と同様に記録手段が空くのを待つ必要が
なく効率的な診察を行なうことができるとともに回路構
成が比較的な簡単な超音波診断装置が実現される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。尚、超音波を送受信して被検体内の断層像
を担持する受信信号(ここではこれを「診察データ」と
称する)を得るまでの構成は本発明の主題ではなく、広
く知られた技術であるため、ここではこの部分について
の図示及び説明は省略する。
【0014】図1は、本発明の第1の超音波診断装置の
一実施例の構成ブロック図である。被検体内の断層像を
担持する診察データが入力され、先ずシネメモリ10に
格納される。このシネメモリ10に一枚の断層像に相当
する診察データが格納されるとこの格納された診察デー
タがこのシネメモリ10から読出され座標変換回路12
に入力される。この座標変換回路12は、入力された診
察用データを座標変換して表示ないし記録に適する出力
用データを生成するものである。この座標変換回路12
で生成された出力用データは、表示用のテレビメモリ1
4に一旦格納された後、出力回路16を経由してCRT
ディスプレイ等の表示手段18に入力され、この表示手
段18の図示しない表示画面上に断層像が表示される。
【0015】この断層像を観察しハードコピーを所望す
る場合は、スイッチやキーボードの特定のキー等からな
る指示入力手段20から、現在表示されている断層像の
ハードコーピーを出力するように指示が入力される。こ
の指示により記録指示信号が発生し、この記録指示信号
は、記録用にN個備えたテレビメモリ24 1,24
2,…,24 Nの書込み、読出しを制御する書込み読
出し制御回路22に入力される。この書込み読出し制御
回路22では、記録指示信号を受けて、N個のテレビメ
モリ24 1,24 2,…,24 Nのうち空いてい
る1個のテレビメモリ(これをテレビメモリ24 nと
する。)に現在表示されている断層像を担持する出力用
データを格納する。この書込みが終了すると、記録手段
28における記録出力を制御する記録手段制御回路30
に向けて、記録手段28が現在空いているか否か問い合
わせる。記録手段28が空いているときは、出力用デー
タを格納したテレビメモリ24 nからその出力用デー
タを読出し、出力回路26を経由して記録手段28に送
る。記録手段28ではその出力用データに基づく画像を
記録出力する。一方、記録手段28で既に記録出力中の
ときは、テレビメモリ24 nに格納された出力用デー
タは、記録手段28が空くまでそのまま待機することに
なる。その段階で指示入力手段20から新たな画像の記
録出力を要求する指示が入力されると、その指示に対応
した画像を担持する出力用信号がN個のテレビメモリ2
1,24 2,…,24 Nのうち、さらに空いて
いるテレビメモリ24 mに格納される。一方記録手段
28では、1つの画像の記録出力が完了すると、記録手
段制御回路30を経由して書込み読出し制御回路22に
記録手段28が空いた旨通知され、書込み読出し制御回
路22ではこの通知を受けて待機中の出力データを記録
手段に送る。このようにして、記録手段28における記
録出力の完了を待つことなく診察が行なわれ、記録出力
を所望する指定された画像は記録手段28が空き次第順
次記録出力されることになる。
【0016】図2は、本発明の第2の超音波診断装置の
一実施例の構成ブロック図である。図1に示す実施例と
の相違点についてのみ説明する。この図2に示す実施例
においては、記録用のテレビメモリ24は1個しか備え
られていないが、その代わりに表示用のシネメモリ10
とは別に記録用のN個のシネメモリ32 1,32
2,…、32 Nが備えられており、さらに座標変換回
路34も表示用の座標変換回路12とは別に備えられい
る。またこれに伴って、この実施例における書込み読出
し制御回路22は、N個の記録用のシネメモリ32
1,32 2,…,32 Nを制御するものとなってい
る。
【0017】この実施例は、指示入力手段20からの指
示に応じて座標変換前の診察データを記録用に格納して
おくものである点を除き、図1に示す実施例と同様であ
り、記録手段28における記録出力の完了を待つことな
く診察が行なわれ、記録出力されるべき画像は、記録手
段28が空くのを待って順次記録出力される。図3は、
本発明の第3の超音波診断装置の一実施例の構成ブロッ
ク図である。図2に示す実施例との相違点についてのみ
説明する。
【0018】この図3に示す実施例においては、表示用
及び記録用に兼用されるN個のシネメモリ10 1,1
2,…,10 Nが備えられている。指示入力手段
20からの記録指示がないときはシネメモリ10 1,
10 2,…,10 Nから順次診察データが読出され
座標変換回路12により座標変換され表示用のテレビメ
モリ14に一旦格納された後読出されて表示手段18に
順次表示される。
【0019】このとき指示入力手段20から現在表示さ
れている画像のハードコピーを所望する旨指示が入力さ
れると、その画像を担持する診察データが格納されたシ
ネメモリ(例えばシネメモリ10 n)に格納された内
容が固定され、座標変換回路12の表示用の診察データ
の座標変換の空き時間を利用してシネメモリ10 nに
格納された診察データの座標変換が行なわれ記録用デー
タとして記録用のテレビメモリ24に格納される。それ
までの間、順次入力される診察データはシネメモリ10
n以外のシネメモリに循環的に入力される。シネメモ
リ10 nに格納された診察データが全て読出され座標
変換されてテレビメモリ24に格納されると、シネメモ
リ10 nは次の診察データの格納のために開放され
る。記録用のテレビメモリ24に格納された記録用デー
タは、このテレビメモリ24から読出され出力回路26
を経由して記録手段28に入力され、記録手段28にお
いてこの記録用データに基づく画像が記録出力される。
その記録出力の完了を待つことなく、指示入力手段20
から次の画像を指示することもでき、この指示がなされ
ると、上述したように、その画像を担持する診察データ
が格納されたシネメモリが一旦閉鎖される。
【0020】このように、この実施例においても、前述
した図1、図2に示す各実施例の場合と同様に、記録手
段28における記録出力の完了を待つことなく診察を続
行することができ、記録の指示された画像は記録手段2
8が空くのを待って順次記録出力される。図4は本発明
の第の超音波診断装置の実施例の構成ブロック図で
ある。図3に示す実施例との相違点について説明する。
【0021】この実施例ではテレビメモリ14は表示用
と記録用に兼用に1個のみ備えられており、またタイマ
ー回路36が付加されている。記録手段28が空き、シ
ネメモリ10 nに固定された診察データに基づく次の
画像が記録出力される際、このシネメモリ10 nから
診察データが読み出され座標変換されてテレビメモリ1
4に一旦格納されその後記録手段28に転送されるが、
このテレビメモリ14に格納されたデータは表示手段1
8にも転送され、タイマー回路36で設定される例えば
1秒間だけその画像が表示される。即ち、記録手段28
における記録出力の際、この画像が表示手段18に瞬間
的に表示され、これにより診察を行なっている医師等
は、次に記録出力される画像を知ることができる。
【0022】図5は、本発明の超音波診断装置のさらに
異なる実施例の構成ブロック図である。図4に示す実施
例との相違点について説明する。この図5に示す実施例
には、図4に示す実施例と比べ、文字発生回路38とス
ーパーインポーズ回路40とが追加されており、ここで
は、図4に示す実施例と同様に記録出力される瞬間にそ
の記録出力される画像が表示手段18にも表示される
が、その際、文字発生回路38により、あと何枚記録出
力されるべき画像が残っているかを表わす記録待機枚数
が文字として発生され、スーパーインポーズ回路により
表示手段18に表示される画像に重畳される。これによ
り表示手段18には、これから記録出力される画像とそ
の画像に重畳されてあと何枚記録出力される画像が残っ
ているかを表わす記録待機枚数が瞬間的に表示される。
これにより診察を行なっている医師は記録出力の状況を
容易に知ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波診
断装置は、複数のテレビメモリもしくは複数のシネメモ
リを備え、複数の画像を順次記録出力するようにしたた
め、記録出力が完了するのを待つことなく診察を続行す
ることができ、効率的な診断を行なうことのできる使い
勝手の良い超音波診断装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の超音波診断装置の一実施例の構
成ブロック図である。
【図2】本発明の第2の超音波診断装置の一実施例の構
成ブロック図である。
【図3】本発明の第3の超音波診断装置の一実施例の構
成ブロック図である。
【図4】本発明の第の超音波診断装置の実施例の構
成ブロック図である。
【図5】本発明の超音波診断装置のさらに異なる実施例
の構成ブロック図である。
【符号の説明】
10,10 1,10 2,…,10 N シネメモリ 12 座標変換回路 14 テレビメモリ 16 出力回路 18 表示手段 20 指示入力手段 22 書込み読出し制御回路 24,24 1,24 2,…,24 N テレビメモ
リ 26 出力回路 28 記録手段 30 記録手段制御回路 32 1,32 2,32 N シネメモリ 34 座標変換回路 36 タイマー回路 38 文字発生回路 40 スーパーインポーズ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体内に送信され該被検体内で反射さ
    れた超音波を受信し必要に応じ所定の処理を施すことに
    より得られた受信信号を格納するシネメモリと、該シネ
    メモリから読出された前記受信信号を入力して座標変換
    することにより出力用信号を生成する座標変換回路と、
    該座標変換回路から出力された前記出力用信号を表示用
    に格納する表示用テレビメモリと、該表示用テレビメモ
    リから読出された前記出力用信号に基づいて前記被検体
    内の超音波画像を表示出力する表示手段と、前記座標変
    換回路から出力された前記出力用信号を記録用に格納す
    る複数の記録用テレビメモリと、該記録用テレビメモリ
    から読出された前記出力用信号に基づいて前記被検体内
    の超音波静止画像を記録,出力する記録手段と、該記録
    手段における、前記出力用信号に基づく画像記録を制御
    する記録手段制御回路と、記録出力を所望する画像を指
    示入力する指示入力手段と、該指示入力手段から入力さ
    れた指示に基づいて前記所望する画像を担持する前記出
    力用信号を前記記録用テレビメモリに格納するとともに
    前記記録手段制御回路からの指示に基づいて前記記録用
    テレビメモリから前記出力用信号を読出す書込み読出し
    制御回路とを備え 前記記録手段制御回路は、前記記録手段における1つの
    画像出力が完了すると、該記録手段が空いた旨、前記書
    込み読出し制御回路に通知するものであり、 前記書込み
    読出し制御回路は、前記指示入力手段から所望の画像の
    記録出力が指示されるたびに、該所望の画像を担持する
    前記出力用信号を、前記複数の記録用テレビメモリのう
    ちの1つの空いている記録用テレビメモリに格納し、前
    記記録手段制御回路から前記記録手段が空いた旨通知を
    受けると、次に記録出力すべき画像を担持する前記出力
    用信号を、前記複数の記録用テレビメモリのうちの該次
    に記録出力すべき画像を担持する前記出力用信号が格納
    された記録用テレビメモリから読み出して前記記録手段
    に送るものである ことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 被検体内に送信され該被検体内で反射さ
    れた超音波を受信し必要に応じ所定の処理を施すことに
    より得られた受信信号を表示用に格納する表示用シネメ
    モリと、該表示用シネメモリから読出された前記受信信
    号を入力して座標変換することにより表示用信号を生成
    する表示用座標変換回路と、該表示用座標変換回路から
    出力された前記表示用信号を格納する表示用テレビメモ
    リと、該表示用テレビメモリから読出された前記表示用
    信号に基づいて前記被検体内の超音波画像を表示出力す
    る表示手段と、前記受信信号を記録用に格納する複数の
    記録用シネメモリと、該記録用シネメモリから読出され
    た前記受信信号を入力して座標変換することにより記録
    用信号を生成する記録用座標変換回路と、該記録用座標
    変換回路から出力された前記記録用信号を格納する記録
    用テレビメモリと、該記録用テレビメモリから読出され
    た前記記録用信号に基づいて前記被検体内の超音波静止
    画像を記録,出力する記録手段と、該記録手段におけ
    る、前記記録用信号に基づく画像記録を制御する記録手
    段制御回路と、記録出力を所望する画像を指示入力する
    指示入力手段と、該指示入力手段から入力された指示に
    基づいて前記所望する画像を担持する前記受信信号を前
    記記録用シネメモリに格納するとともに前記記録手段制
    御回路からの指示に基づいて前記記録用シネメモリから
    前記受信信号を読出して前記記録用座標変換回路に送る
    書込み読出し制御回路とを備え 前記記録手段制御回路は、前記記録手段における1つの
    画像出力が完了すると、該記録手段が空いた旨、前記書
    込み読出し制御回路に通知するものであり、 前記書込み読出し制御回路は、前記指示入力手段から所
    望の画像の記録出力が指示されるたびに、該所望の画像
    を担持する前記受信信号を、前記複数の記録用シネメモ
    リのうちの1つの空いている記録用シネメモリに格納
    し、前記記録手段制御回路から前記記録手段が空いた旨
    通知を受けると、次に記録出力すべき画像を担持する前
    記受信信号を、前記複数の記録用シネメモリのうちの該
    次に記録出力すべき画像を担持する前記受信信号が格納
    された記録用シネメモリから読み出して前記記録用座標
    変換回路に送るものである ことを特徴とする超音波診断
    装置。
  3. 【請求項3】 被検体に送信され該被検体内で反射され
    た超音波を受信し必要に応じ所定の処理を施すことによ
    り得られた受信信号を格納する複数のシネメモリと、該
    シネメモリから読出された前記受信信号を入力して座標
    変換することにより出力用信号を生成する座標変換回路
    と、該座標変換回路から出力された前記出力用信号を表
    示用に格納する表示用テレビメモリと、該表示用テレビ
    メモリから読出された前記出力用信号に基づいて前記被
    検体内の超音波画像を表示出力する表示手段と、前記座
    標変換回路から出力された前記出力用信号を記録用に格
    納する記録用テレビメモリと、該記録用テレビメモリか
    ら読出された前記出力用信号に基づいて前記被検体内の
    超音波静止画像を記録,出力する記録手段と、該記録手
    段における、前記出力用信号に基づく画像記録を制御す
    る記録手段制御回路と、記録出力を所望する画像を指示
    入力する指示入力手段と、該指示入力手段から入力され
    た指示に基づいて前記シネメモリに格納された前記所望
    する画像を担持する前記受信信号を前記座標変換回路を
    経由して前記記録用テレビメモリへ送るまでの間保存す
    るとともに、前記記録手段制御回路からの指示に基づい
    て前記シネメモリから前記所望する画像を担持する前記
    受信信号を前記座標変換回路に送り前記出力用信号に変
    換して前記記録用テレビメモリへ格納する書込み読出し
    制御回路とを備え 前記記録手段制御回路は、前記記録手段における1つの
    画像出力が完了すると、該記録手段が空いた旨、前記書
    込み読出し制御回路に通知するものであり、 前記書込み読出し制御回路は、前記指示入力手段から所
    望の画像の記録出力が指示されるたびに、該所望の画像
    を担持する前記受信信号を、前記座標変換回路を経由し
    て前記記録用テレビメモリへ送るまでの間保存するとと
    もに、前記記録手段制御回路から前記記録手段が空いた
    旨通知を受けると、次に記録出力すべき画像を担持する
    前記受信信号を、前記複数のシネメモリのうちの該次に
    記録出力すべき画像を担持する前記受信信号が格納され
    たシネメモリから読み出して前記記録用座標変換回路に
    送り前記出力用信号に変換して前記記録用テレビメモリ
    へ格納するものである ことを特徴とする超音波診断装
    置。
  4. 【請求項4】 被検体に送信され該被検体内で反射され
    た超音波を受信し必要に応じ所定の処理を施すことによ
    り得られた受信信号を格納する複数のシネメモリと、該
    シネメモリから読出された前記受信信号を入力して座標
    変換することにより出力用信号を生成する座標変換回路
    と、該座標変換回路から出力された前記出力用信号を格
    納するテレビメモリと、該テレビメモリから読出された
    前記出力用信号に基づいて前記被検体内の超音波画像を
    表示出力する表示手段と、該テレビメモリから読出され
    た前記出力用信号に基づいて前記被検体内の超音波静止
    画像を記録,出力する記録手段と、該記録手段におけ
    る、前記出力用信号に基づく画像記録を制御する記録手
    段制御回路と、記録出力を所望する画像を指示入力する
    指示入力手段と、該指示入力手段から入力された指示に
    基づいて前記シネメモリに格納された前記所望する画像
    を担持する前記受信信号を前記座標変換回路を経由して
    前記テレビメモリへ送るまでの間保存するとともに、前
    記記録手段制御回路からの指示に基づいて前記シネメモ
    リから前記所望する画像を担持する前記受信信号を前記
    座標変換回路に送り前記出力用信号に変換して前記テレ
    ビメモリへ格納する書込み読出し制御回路とを備え、 前記書込み読出し制御回路が、前記所望する画像を担持
    する前記受信信号が前記シネメモリから前記座標変換回
    路により前記出力用信号に変換されて前記テレビメモリ
    に格納された際に、該出力用信号に基づく前記所望する
    画像が前記表示手段に所定時間表示されるように前記テ
    レビメモリの書込み及び読出しを制御するものである
    ともに、さらに、 前記記録手段制御回路は、前記記録手段における1つの
    画像出力が完了すると、該記録手段が空いた旨、前記書
    込み読出し制御回路に通知するものであり、 前記書込み読出し制御回路は、前記指示入力手段から所
    望の画像の記録出力が指示されるたびに、該所望の画像
    を担持する前記受信信号を、前記座標変換回路を経由し
    て前記記録用テレビメモリへ送るまでの間保存するとと
    もに、前記記録手段制御回路から前記記録手段が空いた
    旨通知を受けると、次に記録出力すべき画像を担持する
    前記受信信号を、前記複数のシネメモリのうちの該次に
    記録出力すべき画像を担持する前記受信信号が格納され
    たシネメモリから読み出して前記記録用座標変換回路に
    送り前記出力用信号に変換して前記記録用テレビメモリ
    へ格納するものである ことを特徴とする超音波診断装
    置。
  5. 【請求項5】 前記指示入力手段から指示入力された記
    録出力を所望する画像のうち、前記記録手段により未だ
    記録出力されていない画像の枚数を前記表示手段に表示
    する待機枚数表示回路を備えたことを特徴とする請求項
    1から4のうちいずれか1項記載の超音波診断装置。
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