JP3360876B2 - ディスク記録装置 - Google Patents

ディスク記録装置

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JP3360876B2 JP15286793A JP15286793A JP3360876B2 JP 3360876 B2 JP3360876 B2 JP 3360876B2 JP 15286793 A JP15286793 A JP 15286793A JP 15286793 A JP15286793 A JP 15286793A JP 3360876 B2 JP3360876 B2 JP 3360876B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スピンドルモータによ
り回転駆動されるディスクに、バッファメモリを介して
入力されるデータを記録するディスク記録装置であっ
て、例えば記録可能なコンパクトディスク(所謂CD−
R)などの光ディスク装置に適用される。
【0002】
【従来の技術】一般に、記録媒体としてCD−Rなどの
光ディスクを使用するデータ書き込みシステムは、図3
に示すように、ハードディスクドライブ(HDD)8
0、ホストコンピュータ90、光ディスク記録装置10
0などからなり、ホストコンピュータ90が上記ハード
ディスクドライブ80から編集済のデータを読み出して
上記光ディスク記録装置100のエンコーダ部110に
転送することにより、上記光ディスク記録装置100の
ディスクドライブ120で上記編集済のデータを光ディ
スク1に記録するようになっている。
【0003】上記光ディスク記録装置100のエンコー
ダ部110では、上記ホストコンピュータ90から転送
されてくるデータをSCICコントローラ115を介し
てデータバッファ118に格納し、このデータバッファ
118に格納したデータをエンコーダ125やモジュレ
ータ126を介して記録データとしてディスクドライブ
120に供給する。
【0004】ここで、上記光ディスク記録装置100
は、例えば図4に示すように、光ディスク1を回転駆動
するスピンドルモータ2、上記光ディスク1上の記録ト
ラックをレーザビームにより走査する光学ピックアップ
3などを備える。
【0005】上記光学ピックアップ3は、レーザダイオ
ード4から出射されたレーザビームをコリメータレンズ
5により平行光に変換してビームスプリッタ6を介して
対物レンズ7に導き、上記対物レンズ7による集束光と
してレーザビームを上記光ディスク1に照射し、該光デ
ィスク1による上記レーザビームの反射光を上記対物レ
ンズ7により平行光に変換して上記ビームスプリッタ6
を介して集光レンズ8に導き、上記集光レンズ8による
集束光として上記反射光を光検出器9に照射することに
より、上記光ディスク1によるレーザビームの反射光を
上記光検出器9で検出するようになっている。
【0006】上記光検出器9による検出出力は、ヘッド
アンプ10を介してマトリクス回路11に供給される。
上記マトリクス回路11では、上記光検出器9による検
出出力から、フォーカスエラー信号FE、トラッキング
エラー信号TE、プッシュプル信号PPを生成する。
【0007】上記マトリクス回路11で生成されたフォ
ーカスエラー信号FEは、位相補償用のループフィルタ
112、駆動回路14を介してフォーカスアクチュエー
タ16に供給される。これにより上記光学ピックアップ
3にフォーカスサーボがかけられるようになっている。
【0008】また、上記マトリクス回路11で生成され
たトラッキングエラー信号FEは、位相補償用のループ
フィルタ113、駆動回路15を介してトラッキングア
クチュエータ17に供給される。これにより上記光学ピ
ックアップ3にトラッキングサーボがかけられるように
なっている。
【0009】さらに、上記マトリクス回路11で生成さ
れたプッシュプル信号PPは、ウォブル信号抜き出し用
のバンドパスフィルタ122を介して位相比較回路12
3に供給される。上記位相比較回路123は、基準クロ
ック発生回路121から供給される基準クロックCKと
上記バンドパスフィルタ122により上記プッシュプル
信号PPから抽出されたウォブル信号とを位相比較し
て、その比較出力として得られる位相誤差信号を位相補
償用のループフィルタ124を介して上記スピンドルモ
ータ2に供給する。これにより上記スピンドルモータ2
にスピンドルサーボがかけられ、上記基準クロックCK
の周波数により定まる一定の線速度で上記光ディスク1
が回転駆動されるようになっている。
【0010】そして、上記エンコーダ部110のバッフ
ァメモリ18に格納されたデータは、上記基準クロック
発生回路121により与えられる基準クロックCKに従
って上記バッファメモリ18から読み出され、上記エン
コーダ125及びモジュレータ126を介して8−14
変調(EFM:Eight Fourteen Modulation )された記
録データとして、上記光学ピックアップ3のレーザダイ
オード4を駆動するレーザ駆動回路127に供給され
る。これにより、上記バッファメモリ18に格納された
データが上記光ディスク1に記録されるようになってい
る。なお、上記エンコーダ125及びモジュレータ12
6は、上記基準クロックCKに従って動作する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如き
従来のデータ書き込みシステムにおける光ディスク記録
装置100では、上記基準クロック発生回路121によ
り与えられる基準クロックCKに従って動作しており、
上記エンコーダ部110のバッファメモリ18が空にな
るとデータの書き込みを続けることができず、停止して
しまうことになる。従って、上記ホストコンピュータ9
0は、上記バッファメモリ18が空にならないように常
にデータの転送を続けなければならない。このため従来
のデータ書き込みシステムでは、光ディスク記録装置の
書き込み速度が1倍から2倍,4倍と上がっていくに従
って、ホストコンピュータの転送速度の上がらなくては
ならず、ホストコンピュータに高い性能が要求されるこ
とになり、高価なシステムにならざるを得ないという問
題点がある。また、UNIXなどのマルチタスクOS上
で書き込みを行うと、ホストコンピュータの不可がダイ
ナミックに変化するため、データの転送速度を維持でき
ず、データの書き込みを続けることができないという問
題点がある。さらに、データの転送速度を維持するため
にホストコンピュータの書き込みプログラムを作るのが
難しく、プログラムを作成するのに時間がかかるため、
色々なアプリケーションプログラム(書き込みプログラ
ム)が揃うのに時間がかかるという問題点がある。
【0012】そこで、本発明は、上述の如き従来の実情
に鑑み、安価な性能の低いホストコンピュータで書き込
みシステムを構築することができる光ディスク記録装置
を提供することを目的とするものである。また、本発明
の他の目的は、UNIXなどのマルチタスクOS上で書
き込みシステムを構築することができる光ディスク記録
装置を提供することにある。さらに、本発明の他の目的
は、ホストコンピュータ側でデータの転送速度を維持す
るための処理を必要とすることなく、任意の転送速度の
データを確実に記録することができる光ディスク記録装
置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、スピンドルモータにより回転駆動され
るディスクに、外部から任意の転送速度で供給される記
録データをバッファメモリを介して記録するディスク記
録装置であって、上記任意の転送速度で入力された記録
データの上記バッファメモリへの書き込みアドレスとバ
ッファメモリから読み出される記録データの読み出しア
ドレスとのアドレス差を検出するアドレス差検出手段
と、上記バッファメモリに供給される記録データの転送
速度に応じて変化する上記アドレス差検出手段で検出さ
れたアドレス差に応じて上記スピンドルモータによる上
記ディスクの回転駆動速度を制御する駆動制御手段とを
備え、上記ディスクの回転駆動速度に対応するように上
記バッファメモリから読み出される記録データの読み出
し速度を制御して上記ディスクに記録することを特徴と
する。
【0014】
【0015】また、本発明に係るディスク記録装置は、
上記スピンドルモータにより回転駆動されるディスクの
回転速度に応じて周波数が変化する信号の再生信号に基
づいて動作するサーボ系と、上記サーボ系に設けられ、
フィルタ特性が可変制御自在なループフィルタとを備
え、上記駆動制御手段は上記回転駆動速度とともに上記
ループフィルタのフィルタ特性を可変制御することを特
徴とする。
【0016】さらに、本発明に係るディスク記録装置
は、上記スピンドルモータにより回転駆動されるディス
クの回転速度に応じて周波数が変化する信号の再生信号
を上記ディスクの再生信号から抽出するフィルタ特性が
可変制御自在なバンドパスフィルタを上記スピンドルモ
ータのサーボ系に備え、上記駆動制御手段は上記回転駆
動速度とともに上記バンドパスフィルタのフィルタ特性
を可変制御することを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明に係るディスク記録装置では、任意の転
送速度で入力された記録データのバッファメモリへの書
き込みアドレスとバッファメモリから読み出される記録
データの読み出しアドレスとのアドレス差をアドレス差
検出手段により検出し、上記アドレス差検出手段で検出
されたアドレス差に応じて駆動制御手段によりスピンド
ルモータによる上記ディスクの回転駆動速度を制御し、
上記ディスクの回転駆動速度に対応するように上記バッ
ファメモリから読み出される記録データの読み出し速度
を制御して上記ディスクに記録する。
【0018】
【0019】本発明に係るディスク記録装置において、
上記駆動制御手段は、上記スピンドルモータにより回転
駆動されるディスクの回転速度に応じて周波数が変化す
る信号の再生信号に基づいて動作するサーボ系に設けら
れたループフィルタのフィルタ特性を上記回転駆動速度
とともに制御する。
【0020】さらに、本発明に係るディスク記録装置に
おいて、上記駆動制御手段は、上記スピンドルモータに
より回転駆動されるディスクの回転速度に応じて周波数
が変化する信号の再生信号を上記ディスクの再生信号か
ら抽出するフィルタ特性を上記回転駆動速度とともに上
記バンドパスフィルタのフィルタ特性を可変制御する。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係るディスク記録装置の実施
例について、図面に従い詳細に説明する。
【0022】本発明に係るディスク記録装置は、例えば
図1に示すように構成される。このディスク記録装置
は、上述の図3に示したデータ書き込みシステムを構築
する光ディスク記録装置に本発明を適用したものであっ
て、図4に示した光ディスク記録装置と共通の構成要素
については同一符号を付して、その詳細な説明を省略す
る。
【0023】このディスク記録装置は、ホストコンピュ
ータから転送されてくる入力データを格納するバッファ
メモリ18としてリングバッファメモリが使用されてお
り、このバッファメモリ18に上記入力データを格納す
るための書き込みアドレスBと、このバッファメモリ1
8に格納された入力データを読み出すための読み出しア
ドレスAが供給される減算器19と、この減算器19に
よる減算出力すなわちアドレス差A−Bを上記バッファ
メモリ18の記憶容量Rの1/2の値R/2と比較する
比較器20を駆動制御手段として備え、この比較器20
の比較出力によって基準クロック発生回路21が発生す
る基準クロックCKの周波数を上記アドレス差に応じて
可変制御するようになっている。
【0024】ここで、上記比較器20は、上記アドレス
差A−BがR/2よりも大きい場合には論理「H」で小
さい場合には論理「L」の比較出力を上記基準クロック
発生回路21に与える。
【0025】また、上記基準クロック発生回路21は、
図2に示すように、切換スイッチ51を介して正の電流
源52と負の電流源53とに選択的に接続される制御電
圧発生回路57を備え、この制御電圧発生回路57によ
り電圧制御発振器(VCO)58に制御電圧を与えるよ
うになっている。
【0026】この基準クロック発生回路21において、
上記切換スイッチ51は、制御入力端子50に与えられ
る上記比較器20の比較出力によって切り換え制御さ
れ、上記比較出力が論理「H」のときには上記正の電流
源52を選択し、上記比較出力が論理「L」のときには
上記負の電流源53を選択する。また、上記制御電圧発
生回路51は、抵抗54,56とコンデンサ55による
積分回路からなり、上記コンデンサ55が上記切換スイ
ッチ51を介して正の電流源52と負の電流源53によ
り充放電されることにより、上記アドレス差A−Bに応
じた制御電圧を発生する。そして、上記電圧制御発振器
58は、上記制御電圧発生回路57により与えられる上
記アドレス差A−Bに応じた制御電圧により、上記アド
レス差A−BがR/2よりも大きいと低い周波数に制御
され、また、大きいと高い周波数に制御され、上記アド
レス差A−Bに応じた周波数の基準クロックCKを出力
端子59から出力する。
【0027】上記基準クロック発生回路21により得ら
れる基準クロックCKは、フォーカスサーボ系における
位相補償用のループフィルタ12、トラッキングサーボ
系における位相補償用のループフィルタ13、スピンド
ルサーボ系におけるウォブル信号抜き出し用のバンドパ
スフィルタ22,位相比較回路23及び位相補償用のル
ープフィルタ24に供給されている。
【0028】この実施例において、上記バッファメモリ
18からのデータの読み出しは、上記バンドパスフィル
タ22によりプッシュプル信号PPから抽出されたウォ
ブル信号の周波数に比例したクロックにより行われる。
そして、上記バッファメモリ18から読み出されたデー
タは、エンコーダ25とモジュレータ26を介して記録
データとして光学ピックアップ3のレーザダイオード4
を駆動するレーザ駆動回路27に供給されることにより
光ディスク1に書き込まれる。
【0029】また、上記光ディスク1による反射光を上
記光学ピックアップ3の光検出器9により検出して得ら
れる検出出力からマトリクス回路11により生成される
フォーカスエラー信号FEが上記ループフィルタ12に
より位相補償されて駆動回路14を介してフォーカスア
クチュエータ16に供給されことにより、上記光学ピッ
クアップ3にフォーカスサーボがかけられる。
【0030】また、上記マトリクス回路11で生成され
たトラッキングエラー信号FEが、上記ループフィルタ
13により位相補償されて駆動回路15を介してトラッ
キングアクチュエータ17に供給されることにより、上
記光学ピックアップ3にトラッキングサーボがかけられ
る。
【0031】さらに、上記マトリクス回路11で生成さ
れたプッシュプル信号PPから上記バンドパスフィルタ
22により抽出されたウォブル信号と上記基準クロック
発生回路21から供給される基準クロックCKとを上記
位相比較回路23により位相比較することによっ位相誤
差信号を得て、この位相誤差信号が上記ループフィルタ
24で位相補償されてスピンドルモータ2に供給される
ことにより、上記スピンドルモータ2にスピンドルサー
ボがかけられる。これにより、上記スピンドルモータ2
は、上記基準クロックCKの周波数に比例した速度で上
記光ディスク1を回転させる。
【0032】このような構成のディスク記録装置では、
ホストコンピュータからのデータ転送速度が低下する
と、上記バッファメモリ18の空き領域が増加し、上記
減算器19により検出されるアドレス差A−Bが増加し
てA−B>R/2となる。これにより、上記比較器20
の比較出力が論理「H」となって、上記基準クロック発
生回路21の電圧制御発振器58の発振周波数を低下さ
せる。すると、上記光ディスク1の回転速度が下がり、
上記バンドパスフィルタ22により抽出されるウォブル
信号の周波数も低下する。上記ウォブル信号の周波数に
比例したクロックによりデータの読み出しが行われる上
記バッファメモリ18からのデータの読み出し速度も低
下する。この一連の動作がA−B=R/2になるまで続
けられ、上記バッファメモリ18内のデータ量は、常に
一定量R/2に保たれることになる。
【0033】また、このディスク記録装置では、ホスト
コンピュータからのデータ転送速度が上昇すると、上記
バッファメモリ18の空き領域が減少し、上記減算器1
9により検出されるアドレス差A−Bが減少してA−B
<R/2となる。これにより、上記比較器20の比較出
力が論理「L」となって、上記基準クロック発生回路2
1の電圧制御発振器58の発振周波数を上昇させる。す
ると、上記光ディスク1の回転速度が上がり、上記バン
ドパスフィルタ22により抽出されるウォブル信号の周
波数も上昇する。上記ウォブル信号の周波数に比例した
クロックによりデータの読み出しが行われる上記バッフ
ァメモリ18からのデータの読み出し速度も上昇する。
この一連の動作がA−B=R/2になるまで続けられ、
上記バッファメモリ18内のデータ量は、常に一定量R
/2に保たれることになる。
【0034】従って、このディスク記録装置では、ホス
トコンピュータからのデータ転送速度が変動すると、そ
のデータ転送速度に上記光ディスク1の回転速度が追従
するので、データの書き込みを継続することができ、任
意の転送速度のデータを確実に記録することがきる。
【0035】ここで、上記各ループフィルタ12,1
3,24及びバンドパスフィルタ22は、例えば、それ
ぞれクロックの周波数によりフィルタ特性が変化するス
イッチドキャパシタフィルタからなり、上記基準クロッ
ク発生回路21により得られる基準クロックCKの周波
数、すなわち、上記光ディスク1へのデータの書き込み
速度に応じて各フィルタ特性が変化するようになってい
る。このように、上記光ディスク1へのデータの書き込
み速度に応じて各フィルタ特性を変化させることによ
り、フォーカスサーボ,トラッキングサーボやスピンド
ルサーボなどのサーボ系を安定に動作させることができ
る。
【0036】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るディスク記
録装置では、任意の転送速度で入力された記録データの
バッファメモリへの書き込みアドレスとバッファメモリ
から読み出される記録データの読み出しアドレスとのア
ドレス差をアドレス差検出手段により検出し、上記アド
レス差検出手段で検出されたアドレス差に応じて駆動制
御手段によりスピンドルモータによる上記ディスクの回
転駆動速度を制御し、上記ディスクの回転駆動速度に対
応するように上記バッファメモリから読み出される記録
データの読み出し速度を制御して上記ディスクに記録す
るので、ホストコンピュータ側でデータの転送速度を維
持するための処理を必要とすることなく、任意の転送速
度のデータをディスクに確実に記録することができる。
従って、本発明に係るディスク記録装置によれば、安価
な性能の低いホストコンピュータで書き込みシステムを
構築することができる。また、UNIXなどのマルチタ
スクOS上で書き込みシステムを構築することができ
る。
【0037】
【0038】また、本発明に係るディスク記録装置で
は、上記スピンドルモータにより回転駆動されるディス
クの回転速度に応じて周波数が変化する信号の再生信号
に基づいて動作するサーボ系に設けられたループフィル
タのフィルタ特性を上記回転駆動速度とともに制御する
ことにより、光ディスク記録装置におけるフォーカスサ
ーボやトラッキングサーボなどのサーボ系を安定に動作
させることができる。
【0039】さらに、本発明に係るディスク記録装置で
は、上記スピンドルモータにより回転駆動されるディス
クの回転速度に応じて周波数が変化する信号の再生信号
を上記ディスクの再生信号から抽出するフィルタ特性を
上記回転駆動速度とともに上記バンドパスフィルタのフ
ィルタ特性を可変制御することによって、上記スピンド
ルモータのサーボ系を安定に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク記録装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】上記光ディスク記録装置における基準クロック
発生回路の具体的な構成例を示すブロック図である。
【図3】光ディスク記録装置を用いたデータ書き込みシ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図4】従来の光ディスク記録装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1・・・光ディスク 2・・・・・・・・・スピンドルモータ 3・・・・・・・・・光学ピックアップ 4・・・・・・・・・レーザダイオード 7・・・・・・・・・対物レンズ 9・・・・・・・・・光検出器 11・・・・・・・・・マトリクス回路 12,13,24・・・ループフィルタ 18・・・・・・・・・バッファメモリ 19・・・・・・・・・減算器 20・・・・・・・・・比較器 21・・・・・・・・・基準クロック発生回路 22・・・・・・・・・バンドパスフィルタ 23・・・・・・・・・位相比較回路 25・・・・・・・・・エンコーダ 26・・・・・・・・・モジュレータ 27・・・・・・・・・レーザ駆動回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルモータにより回転駆動される
    ディスクに、外部から任意の転送速度で供給される記録
    データをバッファメモリを介して記録するディスク記録
    装置であって、上記任意の転送速度で入力された記録データの 上記バッ
    ファメモリへの書き込みアドレスとバッファメモリから
    読み出される記録データの読み出しアドレスとのアドレ
    ス差を検出するアドレス差検出手段と、上記バッファメモリに供給される記録データの転送速度
    に応じて変化する 上記アドレス差検出手段で検出された
    アドレス差に応じて上記スピンドルモータによる上記デ
    ィスクの回転駆動速度を制御する駆動制御手段とを備
    え、 上記ディスクの回転駆動速度に対応するように上記バッ
    ファメモリから読み出される記録データの読み出し速度
    を制御して上記ディスクに記録する ことを特徴とするデ
    ィスク記録装置。
  2. 【請求項2】 上記スピンドルモータにより回転駆動さ
    れるディスクの回転速度に応じて周波数が変化する信号
    の再生信号に基づいて動作するサーボ系と、 上記サーボ系に設けられ、フィルタ特性が可変制御自在
    なループフィルタとを備え、 上記駆動制御手段は上記回転駆動速度とともに上記ルー
    プフィルタのフィルタ特性を可変制御することを特徴と
    する請求項1記載のディスク記録装置。
  3. 【請求項3】 上記スピンドルモータにより回転駆動さ
    れるディスクの回転速度に応じて周波数が変化する信号
    の再生信号を上記ディスクの再生信号から抽出するフィ
    ルタ特性が可変制御自在なバンドパスフィルタを上記ス
    ピンドルモータのサーボ系に備え、 上記駆動制御手段は上記回転駆動速度とともに上記バン
    ドパスフィルタのフィルタ特性を可変制御することを特
    徴とする請求項2記載のディスク記録装置。
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