JP3360730B2 - 焼 型 - Google Patents

焼 型

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JP3360730B2
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    • A21B3/00Parts or accessories of ovens
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパンやケーキ等を焼
成する際に使用される焼型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パンやケーキ等を製造する場合には、生
地を焼型に入れて焼成する方法が一般に行われている。
ところが、焼成後の製品が焼型に付着して、製品を焼型
からきれいに取り出すのが困難な場合がある。そこで、
このような問題点を解決する方法として、予め焼型の内
側に沿うように離型性を有するシート材を配しておき、
それから生地を入れて焼成するようにすることで、製品
が焼型に直接付着しないようにする方法が従来採られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、焼成のたび
に焼型にシート材を配する必要があるため手間がかかり
面倒であるという問題があった。
【0004】本発明は、上記のような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、焼成の前に予め離型性を有するシート材を
配する等の面倒な前処理をすることなく焼成後の製品を
容易に取り出すことができる焼型を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、紙管をその軸線に交差
する方向に切断して形成された筒状の焼型本体の表面の
うち少なくとも内周面と切断面である端面とに耐熱性を
有する離型層を設けたことを要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の焼型において、前記離型層を焼型本体の外周面にも設
けたことを要旨とする。請求項3に記載の発明は、請求
項1又は請求項2に記載の焼型において、前記離型層が
シリコーンより形成された皮膜であることを要旨とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明をパンを焼成するた
めの焼型に具体化した一実施形態を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1は本実施形態の焼型11を示す全体斜
視図、図2は同じく焼型11を示す正断面図である。図
1に示すように、焼型11は円筒状をなしている。この
焼型11は、図2に示すように、円筒状の焼型本体12
と、その焼型本体12の表面全体、すなわち内周面、外
周面及び端面を被覆するように設けられた耐熱性を有す
る離型層13とから構成されている。なお、図2におい
ては、構成を明確に表すために離型層13の厚みを誇張
して描いている。
【0009】前記焼型本体12は、円筒状の紙管をその
軸線と直交する方向に切断することで、所定の長さの筒
状に形成されている。この焼型本体12の厚みは1〜4
mmの範囲内において設定可能であるが、より好ましい
範囲は1.5〜3mm、最も好適な範囲は1.5〜2.
5mmである。この厚みが1mm未満であると、焼型1
1の強度が不十分となり容易に変形してしまう。逆に4
mmを超えると、熱の通りが悪くなるためにパンに充分
な焼色(焦げ目)を付けることができず見栄えの悪いパ
ン24となるため好ましくない。
【0010】次に、前記離型層13は、シリコーンより
形成された皮膜であり、焼型本体12の表面に塗工した
液状のシリコーン組成物を硬化させることにより形成さ
れている。このシリコーン組成物としては、溶剤型、熱
硬化型、UV硬化型、エマルジョン型等、任意のものを
使用することができる。また、このシリコーン組成物の
硬化反応は金属塩(例えば白金化合物)等の触媒によっ
て促進させることができる。
【0011】なお、図示はしないが、焼型本体12の表
面と離型層13との間にはベース皮膜が形成されてい
る。このベース皮膜は、ゴム系ラテックス、ポリビニル
アルコール溶液、デンプン溶液等のベース剤を焼型本体
12の表面に塗工して硬化させることにより形成される
ものであり、離型層13を焼型本体12の表面に対して
強固に接着させるとともに、シリコーン組成物が焼型本
体12に浸透するのを防ぐ働きを有している。
【0012】次に、前記のように構成された焼型11の
製造方法を説明する。焼型11は、紙管をその軸線と直
交する方向に切断し、所定の長さを有する筒状の焼型本
体12を形成した後、その焼型本体12の表面にベース
皮膜及び離型層13を順に形成することで得られる。
【0013】ベース皮膜の形成は、ベース剤(本実施形
態の場合は市販のベースコーティング剤(ゴム系ラテッ
クス))を、刷毛塗り、浸漬、噴霧等の方法で焼型本体
12の表面に塗工し、自然乾燥、強制乾燥等の方法で乾
燥することにより行われる。なお、強制乾燥は遠赤外線
照射によるものでもよい。前記ベース剤は水で希釈して
用いてもよく、その場合の水の添加量は、ベース剤10
0cm3あたり500cm3以下、好ましくは50〜40
0cm3である。また、ベース剤の塗工量は、固形分換
算で5〜75g/m2、望ましくは7〜35g/m2であ
る。この量が5g/m2未満では、ベース皮膜がその機
能を充分に発揮することができず、逆に75g/m2
超えるとコストが上昇する。
【0014】続く離型層13の形成は、液状のシリコー
ン組成物(本実施形態の場合は市販の離型コーティング
剤)に触媒(本実施形態の場合は市販の白金化合物)を
添加し、これを刷毛塗り、浸漬、噴霧等の方法で前記ベ
ース皮膜の上に塗工し、自然乾燥、強制乾燥等の方法で
乾燥することにより行われる。このときの触媒の添加量
は、シリコーン組成物100cm3あたり0.1〜10
cm3、好ましくは1〜5cm3である。この添加量がシ
リコーン組成物100cm3あたり0.1cm3未満であ
ると充分な触媒効果を発揮することができず、逆に10
cm3を超えると硬化が急速に進みすぎるので好ましく
ない。また、シリコーン組成物は水で希釈して用いても
よく、その場合の水の添加量は、シリコーン組成物10
0cm3あたり50cm3以下、好ましくは5〜20cm
3である。シリコーン組成物の塗工量は、固形分換算で
0.5〜15g/m2、望ましくは1〜10g/m2であ
る。この量が0.5g/m2未満では離型層13がその
機能を充分に発揮することができず、逆に15g/m2
を超えるとコストが上昇する。
【0015】なお、本実施形態においてベース剤として
使用した市販のベースコーティング剤(ゴム系ラテック
ス)は固形分を約46%含み、その粘度はザーンカップ
#3を用いた公知の粘度測定法(ザーンカップ#3の中
に満たした試料がカップ下端の穴から全て流出するのに
かかる時間を測定するもので、その時間によって試料の
粘度が表される。)による測定で約12.2秒である。
また、シリコーン組成物として使用した市販の離型コー
ティング剤は固形分を16.5〜19.5%、揮発成分
として水を含有し、その粘度はザーンカップ#3を用い
た測定で30〜40秒である。
【0016】次に、上記の焼型11の使用方法について
説明する。図3は、焼型11を使用したパンの製造方法
を説明するための図である。同図に示すように、焼型1
1を使ってパンを製造する場合には、パン生地供給機2
1から加熱板22上にパン生地23を吐出させてから、
そのパン生地23に対して焼型11の内側にパン生地2
3が位置するように(図2参照)焼型11をセットす
る。その後、加熱板22を加熱してパン生地23を焼き
上げることで、図2に二点鎖線で示すような製品として
のパン24が得られる。なお、前記パン生地供給機21
は、加熱板22の上方において水平方向に自在に移動し
て適宜パン生地23を吐出可能な構成となっている。
【0017】以上詳述した本実施形態によれば次のよう
な効果が発揮される。 ・ 焼型本体12の表面に離型層13が形成されている
ため、焼成後のパン24は直接焼型本体12の表面に付
着するのでなく、離型層13に付着する。従って、パン
24を焼型11から容易に取り出すことができ、離型作
業を効率よく行うことができる。また、パン24の一部
が焼型11に付着して残るようなことがないので、パン
24をきれいに取り出すことができ、見栄えのよいパン
24を得ることができる。さらには、例えば焼型11の
外周面に誤ってパン生地23等が付着したり、パン24
が焼型11の上端から溢れ出るように膨らんで外周面に
付着したりした場合でも容易に取り除くことができるの
で、焼型11を清潔に保つことができる。また、焼型本
体12の表面を被覆する離型層13によって、熱や脂等
による焼型本体12の劣化を防ぐこともできる。
【0018】・ 離型層13は、焼型11を製造する段
階で焼型本体12の表面に形成されるため、パン24を
焼成する前に予め離型性を有するシート材を配する等の
従来あった面倒な前処理が不要であり、焼成の際の手間
を減らすことができる。
【0019】・ 焼型本体12は紙管を切断して形成さ
れており、その切断面となる端面からは紙粉が発生す
る。このため、焼型本体12をそのまま焼型として使用
した場合には、紙粉がパン24に混入するおそれがあり
食品衛生上問題がある。しかし、本実施形態において
は、その端面が離型層13で被覆されているため、紙粉
の発生を抑えることができ、何ら支障無く使用すること
ができる。
【0020】・ 焼型本体12が紙管から製造されるた
め、従来の金属製の焼型に比べて材料コストを安価に抑
えることができるうえに、焼却して処分することができ
るため廃棄も容易である。また、金属製の焼型に比べて
軽量であるので、手作業で焼型11をセットする場合で
も作業者の負担が比較的軽く、作業を効率的に行うこと
が可能である。さらには、本実施形態の焼型11は金属
製の焼型に比べて焼成後短時間で冷めるので、焼成後す
ぐに作業者が直接焼型11に触れて作業することがで
き、作業を効率的に行うことが可能である。
【0021】・ 本実施形態の焼型11の場合、従来の
金属製の焼型に比べて、ふっくら、まろやかにパン24
を焼き上げることが可能である。その理由としては、金
属製の焼型の場合は、焼型自身が加熱されてパン生地2
3をその周囲全体から加熱するのに対し、本実施形態の
焼型11の場合は、焼型11自身の熱伝導が悪いため
に、パン生地23の上面や下面からの加熱に比べて側面
からの加熱が弱いことが理由と推測される。
【0022】・ 従来焼型を使用してパンを製造する場
合には、焼型を加熱板22上に先に並べておき、その焼
型の内側にパン生地供給機21からパン生地23を供給
して焼成する方法が一般に採られている。ところが、こ
の場合には、パン生地23が焼型の中心に正確に供給さ
れるよう、焼型の配置位置とパン生地供給機21の操作
を調節して微妙な位置合わせをする必要があった。ま
た、場合によってはパン生地23が焼型11から外れた
位置に吐出されてしまい、不良品として無駄になってし
まうおそれもあった。それに対して本実施形態の場合
は、加熱板22上に吐出させたパン生地23に対して焼
型11をセットすればよいので位置合わせが容易であ
り、また焼型11からパン生地23がはみ出して不良品
となるおそれもない。
【0023】・ 焼型11をパン生地23にセットした
ときにたとえパン生地23が焼型11の中心にない場合
でも、焼型11が円筒状で底がなくまた紙製で軽量であ
ることから、焼成時に膨張するパン生地23に押される
かたちで焼型11が移動し、その結果焼型11の中心に
パン生地23が位置するようになる。よって、パン生地
23が偏ったかたちで焼き上がるおそれがない。即ち、
パン生地23を厳密に焼型11の中心に配設せずとも見
栄え良くパンを焼き上げることができる。
【0024】・ 離型層13は耐熱性を有し、またベー
ス皮膜によって焼型本体12の表面に強固に接着してい
るため、繰り返しの使用(例えば、少なくとも5回、通
常50回以上)にも耐えることのできる優れた耐久性を
有している。
【0025】・ 離型層13がシリコーンより形成され
た皮膜であるため、優れた耐熱性、離型性を発揮するこ
とができるうえに、容易かつ比較的安価に離型層13を
形成することが可能である。
【0026】・ 焼型本体12の厚みを1〜4mmに設
定することにより、焼型11に強度を与え変形を防ぐこ
とができるうえに、焼成後のパン24の側面に適度な焼
色(焦げ目)を付けることができるのでパン24の見栄
えを向上させることができる。また、焼型本体12の厚
みを1.5〜3mmに設定することで上記の効果をさら
に向上させることができ、1.5〜2.5mmに設定す
ることで上記の効果をより一層向上させることができ
る。
【0027】・ シリコーン組成物はその硬化を促進す
る触媒を添加して使用されるため、比較的低温かつ短時
間の加熱で離型層13を形成することができる。従っ
て、焼型本体12に損傷を与えるおそれがなく、また熱
処理にかかるコストを低減することができる。また触媒
の添加によって、より硬質の離型層13とすることもで
きる。
【0028】なお、前記実施形態を次のように変更して
構成することもできる。 ・ 実施形態の焼型11の使用はパン24の焼成に限定
されるものでなく、ケーキ等の菓子類の焼成に用いても
もちろんよい。また、蒸しパン、蒸し菓子用の蒸し型、
またはチョコレート等を冷やし固めるための型として使
用してもよい。
【0029】・ 焼型本体12の表面のうち内周面と端
面とのみに離型層13を設け、外周面の離型層13を省
略してもよい。このように構成した場合でも、前記実施
形態の場合と同様に、焼成後のパン24を焼型11から
容易に取り出すことが可能である。
【0030】・ 離型層13を、四フッ化エチレン樹脂
(PTFE)、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン
共重合体(FEP)、四フッ化エチレン−パーフルオロ
ビニルエーテル共重合体(PFA)、四フッ化エチレン
−エチレン共重合体(ETFE)等のフッ素樹脂により
形成するように変更してもよい。
【0031】・ 離型性を有するシート材(例えば表面
をシリコーン加工した紙)を焼型本体12の表面に貼り
付けることで、焼型本体12の表面に離型層13を設け
るようにしてもよい。
【0032】・ ベース皮膜を省略して、焼型本体12
の表面に直接離型層13を設けるように変更してもよ
い。 ・ 焼型11の形状は筒状であれば特に限定されるもの
でなく、平面形状が三角、四角、五角、六角、八角等の
多角形、楕円形、小判形等であってもよい。
【0033】・ 焼型本体12を形成する際の紙管の切
断方向は、紙管の軸線に直交する方向に限定されるもの
でなく、軸線に交差する方向であればよい。すなわち、
紙管を斜めに切断することで、焼型本体12を形成して
もよい。
【0034】・ 実施形態では、パン生地供給機21か
ら加熱板22上にパン生地23を吐出させてから、その
パン生地23に対して焼型11をセットするようにした
が、逆に、焼型11を加熱板22上に先に並べておき、
その焼型11の内側にパン生地供給機21からパン生地
23を吐出させるようにしてもよい。
【0035】次に、前記実施形態から把握できる技術的
思想について以下に記載する
【0036】
【0037】・ 前記焼型本体の表面と離型層との間
に、焼型本体と離型層との間の接着を強固にするための
ベース皮膜を設けたことを特徴とする請求項1から請求
項3のいずれか一項に記載の焼型。このように構成した
場合、離型層の耐久性を向上させることができ、長期に
わたって繰り返しの使用が可能である。
【0038】・ 紙管を所定の長さに切断して筒状の焼
型本体を形成する工程と、その焼型本体の表面のうち少
なくとも内周面と端面とに耐熱性を有する離型層を設け
る工程とを備えた焼型の製造方法。このように構成した
場合、焼成の前に予め離型性を有するシート材を配する
等の面倒な前処理をすることなく焼成後の製品を容易に
取り出すことができる焼型を容易に得ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
焼成の前に予め離型性を有するシート材を配する等の面
倒な前処理をすることなく焼成後の製品を容易に取り出
すことができる。また、焼型本体の端面に離型層が設け
られているので、その端面からの紙粉の発生を抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の焼型を示す全体斜視図。
【図2】 同じく焼型を示す正断面図。
【図3】 実施形態の焼型を使用したパンの製造方法を
説明するための図。
【符号の説明】
11…焼型、12…焼型本体、13…離型層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−289441(JP,A) 特開 平9−163915(JP,A) 実開 昭54−55695(JP,U) 実開 昭53−3999(JP,U) 登録実用新案3032134(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A21B 3/13 - 3/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙管をその軸線に交差する方向に切断し
    て形成された筒状の焼型本体の表面のうち少なくとも内
    周面と切断面である端面とに耐熱性を有する離型層を設
    けたことを特徴とする焼型。
  2. 【請求項2】 前記離型層を焼型本体の外周面にも設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の焼型。
  3. 【請求項3】 前記離型層がシリコーンより形成された
    皮膜であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の焼型。
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