JP2001037405A - 焼 型 - Google Patents
焼 型Info
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A21—BAKING; EDIBLE DOUGHS
- A21B—BAKERS' OVENS; MACHINES OR EQUIPMENT FOR BAKING
- A21B3/00—Parts or accessories of ovens
- A21B3/13—Baking-tins; Baking forms
- A21B3/131—Baking-tins; Baking forms removable, foldable or disposable
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23G—COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
- A23G1/00—Cocoa; Cocoa products, e.g. chocolate; Substitutes therefor
- A23G1/04—Apparatus specially adapted for manufacture or treatment of cocoa or cocoa products
- A23G1/20—Apparatus for moulding, cutting, or dispensing chocolate
- A23G1/22—Chocolate moulds
- A23G1/223—Mould materials
- A23G1/226—Moulds of plastic or elastomeric material, or plastic or elastomer coated moulds
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Laminated Bodies (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Confectionery (AREA)
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 成形後の製品を容易に離型することができる
とともに、積み重ねた焼型同士も容易に離型することが
できる焼型を提供する。 【解決手段】 焼型本体11は、パルプを主原料とする
スラリー状の抄紙材料を所定の立体形状に成形してな
る。この焼型本体11は、浅めの有底筒状に形成され、
その上面には生地12を収容するための収容部13を少
なくとも一つ備えている。この収容部13を構成する内
周面にはシリコーン皮膜14が形成され、焼型本体11
の表面とシリコーン皮膜14との間にはベース皮膜15
が形成されている。前記シリコーン皮膜14は、液状の
シリコーンにその硬化を促進する触媒を添加し、硬化し
てなるものであり、成形後の製品16の離型を容易にす
るために設けられている。また、ベース皮膜15は、シ
リコーン皮膜14を焼型本体11の表面に対して強固に
接着させるために設けられている。
とともに、積み重ねた焼型同士も容易に離型することが
できる焼型を提供する。 【解決手段】 焼型本体11は、パルプを主原料とする
スラリー状の抄紙材料を所定の立体形状に成形してな
る。この焼型本体11は、浅めの有底筒状に形成され、
その上面には生地12を収容するための収容部13を少
なくとも一つ備えている。この収容部13を構成する内
周面にはシリコーン皮膜14が形成され、焼型本体11
の表面とシリコーン皮膜14との間にはベース皮膜15
が形成されている。前記シリコーン皮膜14は、液状の
シリコーンにその硬化を促進する触媒を添加し、硬化し
てなるものであり、成形後の製品16の離型を容易にす
るために設けられている。また、ベース皮膜15は、シ
リコーン皮膜14を焼型本体11の表面に対して強固に
接着させるために設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パン、ケーキ、
クッキー、プリン、チョコレート等の生地を所定形状に
成形保持するための焼型に関するものである。
クッキー、プリン、チョコレート等の生地を所定形状に
成形保持するための焼型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の焼型は、収容部に生
地を収容して加熱等することによって、その収容部に対
応する形状に成形された製品を得られるようになってい
る。例えばパン生地を焼型の収容部に収容して加熱する
と、パンはその収容部の形状に沿って膨張し、焼き上が
るようになっている。
地を収容して加熱等することによって、その収容部に対
応する形状に成形された製品を得られるようになってい
る。例えばパン生地を焼型の収容部に収容して加熱する
と、パンはその収容部の形状に沿って膨張し、焼き上が
るようになっている。
【0003】ところが、生地の種類によっては成形後の
製品が焼型に付着することがあり、製品を焼型からきれ
いに取り出すのが困難な場合がある。特に、意匠性の高
い製品、例えば動物の顔を模した形の製品を得るため
に、収容部の内周面に凹凸を設けると、この付着は著し
くなり、離型性が一層低下するという問題があった。
製品が焼型に付着することがあり、製品を焼型からきれ
いに取り出すのが困難な場合がある。特に、意匠性の高
い製品、例えば動物の顔を模した形の製品を得るため
に、収容部の内周面に凹凸を設けると、この付着は著し
くなり、離型性が一層低下するという問題があった。
【0004】そこで、このような問題点を解決する方法
として、収容部に生地を収容する前に収容部の内周面に
予め食用油を塗布しておくことにより、成形後の製品を
取り出しやすくする方法が考えられている。
として、収容部に生地を収容する前に収容部の内周面に
予め食用油を塗布しておくことにより、成形後の製品を
取り出しやすくする方法が考えられている。
【0005】また、別の解決方法としては、成形後の製
品を焼型に入ったままの形で焼型ごと販売する、即ち製
品の成形に使用した焼型をそのまま包装用容器として使
用することにより、成形後の製品の取り出しを省略する
方法が考えられている。
品を焼型に入ったままの形で焼型ごと販売する、即ち製
品の成形に使用した焼型をそのまま包装用容器として使
用することにより、成形後の製品の取り出しを省略する
方法が考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の方法の
場合、食用油が劣化すると悪臭を発するおそれがあるた
め使用後に焼型を細めに手入れする必要がある。また、
使用のたびに食用油を塗布する手間も必要なため、扱い
が面倒であるという新たな問題が生じた。
場合、食用油が劣化すると悪臭を発するおそれがあるた
め使用後に焼型を細めに手入れする必要がある。また、
使用のたびに食用油を塗布する手間も必要なため、扱い
が面倒であるという新たな問題が生じた。
【0007】一方、後者の方法の場合には、焼型は使い
捨てとなり、繰り返し再利用することができないため、
それだけコストが嵩むという新たな問題が生じた。ま
た、一般に焼型は積み重ねた状態で保管され、使用時に
一個ずつ取り外して使用されるが、このとき、焼型同士
の離型性が悪いとその作業性が低下するおそれがある。
しかし、上記二つの方法では、成形後の製品を取り出す
際の離型性の問題は解決できても、焼型同士の離型性を
改善することはできないという問題があった。
捨てとなり、繰り返し再利用することができないため、
それだけコストが嵩むという新たな問題が生じた。ま
た、一般に焼型は積み重ねた状態で保管され、使用時に
一個ずつ取り外して使用されるが、このとき、焼型同士
の離型性が悪いとその作業性が低下するおそれがある。
しかし、上記二つの方法では、成形後の製品を取り出す
際の離型性の問題は解決できても、焼型同士の離型性を
改善することはできないという問題があった。
【0008】この発明は、上記のような従来技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、成形後の製品を容易に離型することがで
きるとともに、積み重ねた焼型同士も容易に離型するこ
とができる焼型を提供することにある。
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、成形後の製品を容易に離型することがで
きるとともに、積み重ねた焼型同士も容易に離型するこ
とができる焼型を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の焼型は、スラリー状の抄
紙材料を所定の立体形状に成形してなる焼型本体の表面
にシリコーン皮膜を形成したことを特徴とするものであ
る。
めに、請求項1に記載の発明の焼型は、スラリー状の抄
紙材料を所定の立体形状に成形してなる焼型本体の表面
にシリコーン皮膜を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項2に記載の発明の焼型は、請求項1
に記載の発明において、前記焼型本体の表面とシリコー
ン皮膜との間に、焼型本体とシリコーン皮膜との間の接
着を強固にするためのベース皮膜を形成したことを特徴
とするものである。
に記載の発明において、前記焼型本体の表面とシリコー
ン皮膜との間に、焼型本体とシリコーン皮膜との間の接
着を強固にするためのベース皮膜を形成したことを特徴
とするものである。
【0011】請求項3に記載の発明の焼型は、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、前記シリコーン皮
膜は、液状のシリコーンにその硬化を促進する触媒を添
加して硬化させたものである。
又は請求項2に記載の発明において、前記シリコーン皮
膜は、液状のシリコーンにその硬化を促進する触媒を添
加して硬化させたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の焼型の実施形態
を図1に従って説明する。焼型本体11は、一般にパル
プモールドと呼ばれる、パルプを主原料とするスラリー
状の抄紙材料を所定の立体形状に成形してなるものであ
る。この焼型本体11は、浅めの有底筒状に形成され、
その上面には生地12を収容するための収容部13を少
なくとも一つ備えている。この焼型本体11の平面形状
は円形状、多角形状、星形状、環状、あるいは動物やキ
ャラクタを模した形やリンゴの側面形状を模した形等、
所定形状に形成されている。なお、焼型本体11の形状
は上記の形状に限定されるものでなく、少なくとも一つ
の収容部13を備えているものであればよい。
を図1に従って説明する。焼型本体11は、一般にパル
プモールドと呼ばれる、パルプを主原料とするスラリー
状の抄紙材料を所定の立体形状に成形してなるものであ
る。この焼型本体11は、浅めの有底筒状に形成され、
その上面には生地12を収容するための収容部13を少
なくとも一つ備えている。この焼型本体11の平面形状
は円形状、多角形状、星形状、環状、あるいは動物やキ
ャラクタを模した形やリンゴの側面形状を模した形等、
所定形状に形成されている。なお、焼型本体11の形状
は上記の形状に限定されるものでなく、少なくとも一つ
の収容部13を備えているものであればよい。
【0013】前記収容部13を構成する内周面にはシリ
コーン皮膜14が形成されている。また、焼型本体11
の表面とシリコーン皮膜14との間にはベース皮膜15
が形成されている。
コーン皮膜14が形成されている。また、焼型本体11
の表面とシリコーン皮膜14との間にはベース皮膜15
が形成されている。
【0014】前記シリコーン皮膜14は液状のシリコー
ンを硬化してなるものであり、成形後の製品16の離型
を容易にするために設けられている。このシリコーンと
しては、シリコーンオイル又はシリコーン樹脂を有機溶
剤で希釈したもの、エマルジョンとしたもの又は無溶剤
タイプのもの等、任意のものが使用される。また、この
シリコーンの硬化反応は金属塩(例えば白金化合物)等
の触媒によって促進させることができる。
ンを硬化してなるものであり、成形後の製品16の離型
を容易にするために設けられている。このシリコーンと
しては、シリコーンオイル又はシリコーン樹脂を有機溶
剤で希釈したもの、エマルジョンとしたもの又は無溶剤
タイプのもの等、任意のものが使用される。また、この
シリコーンの硬化反応は金属塩(例えば白金化合物)等
の触媒によって促進させることができる。
【0015】ベース皮膜15は、前記シリコーン皮膜1
4を焼型本体11の表面に対して強固に接着させるため
に、またシリコーンが焼型本体11に浸透するのを防止
するために設けられている。このベース皮膜15は、ゴ
ム系ラテックス、ポリビニルアルコール溶液、デンプン
溶液等のベース剤が硬化してなるものである。
4を焼型本体11の表面に対して強固に接着させるため
に、またシリコーンが焼型本体11に浸透するのを防止
するために設けられている。このベース皮膜15は、ゴ
ム系ラテックス、ポリビニルアルコール溶液、デンプン
溶液等のベース剤が硬化してなるものである。
【0016】次に、前記のように構成された焼型の製造
方法を説明する。まず、パルプに水を加えて繊維懸濁液
を調製する。このパルプとしては、針葉樹、広葉樹、古
紙、藁、麻、綿、竹、ケナフ、バガス、デンプン等を原
料とするものが使用される。これらのパルプは単独で使
用してもよいし、混合して使用してもよく、またレーヨ
ンやポリアミド系の繊維、ポリエステル系の繊維等の化
学繊維をパルプに添加してもよい。
方法を説明する。まず、パルプに水を加えて繊維懸濁液
を調製する。このパルプとしては、針葉樹、広葉樹、古
紙、藁、麻、綿、竹、ケナフ、バガス、デンプン等を原
料とするものが使用される。これらのパルプは単独で使
用してもよいし、混合して使用してもよく、またレーヨ
ンやポリアミド系の繊維、ポリエステル系の繊維等の化
学繊維をパルプに添加してもよい。
【0017】次に、繊維懸濁液をビーター、リファイナ
ー等の叩解機により所定の叩解度に調製し、さらにロジ
ン、ゼラチン等のサイズ剤や、その他薬品を添加してス
ラリー状の抄紙材料としての紙料を調製する。なお、こ
れらの薬品の添加の時期は叩解後に限定されるものでな
く、繊維懸濁液の調製の段階あるいは叩解の途中でもよ
い。
ー等の叩解機により所定の叩解度に調製し、さらにロジ
ン、ゼラチン等のサイズ剤や、その他薬品を添加してス
ラリー状の抄紙材料としての紙料を調製する。なお、こ
れらの薬品の添加の時期は叩解後に限定されるものでな
く、繊維懸濁液の調製の段階あるいは叩解の途中でもよ
い。
【0018】次いで、金網等により所定の立体形状に形
成した型に前記紙料を流し込むことにより、紙料を立体
成形する。そして、それをプレスして紙料中の水を絞り
出し、さらに自然乾燥、強制乾燥等の方法で乾燥するこ
とにより、所定の立体形状をなす焼型本体11が得られ
る。
成した型に前記紙料を流し込むことにより、紙料を立体
成形する。そして、それをプレスして紙料中の水を絞り
出し、さらに自然乾燥、強制乾燥等の方法で乾燥するこ
とにより、所定の立体形状をなす焼型本体11が得られ
る。
【0019】続いて、得られた焼型本体11の表面にベ
ース皮膜15とシリコーン皮膜14を形成する。まず、
ベース剤(本実施形態の場合は市販のベースコーティン
グ剤(ゴム系ラテックス))を刷毛塗り、浸漬、噴霧等
の方法で焼型本体11の表面のうち収容部13を構成す
る内周面に塗工し、自然乾燥、強制乾燥等の方法で乾燥
することによりベース皮膜15が形成される。なお、強
制乾燥は遠赤外線照射によるものでもよい。ベース剤は
水で希釈して用いてもよく、その場合の水の添加量は、
ベース剤100cm3あたり100cm3以下、望ましく
は15〜45cm3である。また、ベース剤の塗工量
は、固形分換算で5〜25g/m2、望ましくは6〜1
2g/m2である。この量が5g/m2未満では、ベース
皮膜15がその機能を充分に発揮することができず、逆
に25g/m2を超えるとコストが上昇する。
ース皮膜15とシリコーン皮膜14を形成する。まず、
ベース剤(本実施形態の場合は市販のベースコーティン
グ剤(ゴム系ラテックス))を刷毛塗り、浸漬、噴霧等
の方法で焼型本体11の表面のうち収容部13を構成す
る内周面に塗工し、自然乾燥、強制乾燥等の方法で乾燥
することによりベース皮膜15が形成される。なお、強
制乾燥は遠赤外線照射によるものでもよい。ベース剤は
水で希釈して用いてもよく、その場合の水の添加量は、
ベース剤100cm3あたり100cm3以下、望ましく
は15〜45cm3である。また、ベース剤の塗工量
は、固形分換算で5〜25g/m2、望ましくは6〜1
2g/m2である。この量が5g/m2未満では、ベース
皮膜15がその機能を充分に発揮することができず、逆
に25g/m2を超えるとコストが上昇する。
【0020】次に、液状のシリコーン(本実施形態の場
合は市販の離型コーティング剤)に触媒(本実施形態の
場合は市販の白金化合物)を添加し、これを刷毛塗り、
浸漬、噴霧等の方法で前記ベース皮膜15の上に塗工
し、自然乾燥、強制乾燥等の方法で乾燥することにより
シリコーン皮膜14が形成される。このときの触媒の添
加量はシリコーン100cm3あたり0.1〜10c
m3、望ましくは1〜5cm 3である。この添加量がシリ
コーン100cm3あたり0.1cm3未満であると充分
な触媒効果を発揮することができず、逆に10cm3を
超えると硬化が急速に進みすぎるので好ましくない。ま
た、シリコーンは水で希釈して用いてもよく、その場合
の水の添加量は、シリコーン100cm3あたり50c
m3以下、望ましくは5〜20cm3である。シリコーン
の塗工量は、固形分換算で0.5〜15g/m2、望ま
しくは1〜10g/m2である。この量が0.5g/m2
未満ではシリコーン皮膜14がその機能を充分に発揮す
ることができず、逆に15g/m2を超えるとコストが
上昇する。
合は市販の離型コーティング剤)に触媒(本実施形態の
場合は市販の白金化合物)を添加し、これを刷毛塗り、
浸漬、噴霧等の方法で前記ベース皮膜15の上に塗工
し、自然乾燥、強制乾燥等の方法で乾燥することにより
シリコーン皮膜14が形成される。このときの触媒の添
加量はシリコーン100cm3あたり0.1〜10c
m3、望ましくは1〜5cm 3である。この添加量がシリ
コーン100cm3あたり0.1cm3未満であると充分
な触媒効果を発揮することができず、逆に10cm3を
超えると硬化が急速に進みすぎるので好ましくない。ま
た、シリコーンは水で希釈して用いてもよく、その場合
の水の添加量は、シリコーン100cm3あたり50c
m3以下、望ましくは5〜20cm3である。シリコーン
の塗工量は、固形分換算で0.5〜15g/m2、望ま
しくは1〜10g/m2である。この量が0.5g/m2
未満ではシリコーン皮膜14がその機能を充分に発揮す
ることができず、逆に15g/m2を超えるとコストが
上昇する。
【0021】なお、本実施形態においてベース剤として
使用した市販のベースコーティング剤(ゴム系ラテック
ス)は固形分を約46%含み、その粘度はザーンカップ
#3を用いた公知の粘度測定法(ザーンカップ#3の中
に満たした試料がカップ下端の穴から全て流出するのに
かかる時間を測定するもので、その時間によって試料の
粘度が表される。)による測定で約12.2秒である。
また、シリコーン組成物として使用した市販の離型コー
ティング剤は固形分を16.5〜19.5%、揮発成分
として水を含有し、その粘度はザーンカップ#3を用い
た測定で30〜40秒である。
使用した市販のベースコーティング剤(ゴム系ラテック
ス)は固形分を約46%含み、その粘度はザーンカップ
#3を用いた公知の粘度測定法(ザーンカップ#3の中
に満たした試料がカップ下端の穴から全て流出するのに
かかる時間を測定するもので、その時間によって試料の
粘度が表される。)による測定で約12.2秒である。
また、シリコーン組成物として使用した市販の離型コー
ティング剤は固形分を16.5〜19.5%、揮発成分
として水を含有し、その粘度はザーンカップ#3を用い
た測定で30〜40秒である。
【0022】次に、上記の焼型の使用方法について説明
する。なお、本明細書ではパン生地等を焼成する場合の
焼型として記載したが、この焼型の概念には蒸しパン、
蒸し菓子等に使用する蒸し型、チョコレート、プリン等
を冷やし固めるための型を含むものとする。
する。なお、本明細書ではパン生地等を焼成する場合の
焼型として記載したが、この焼型の概念には蒸しパン、
蒸し菓子等に使用する蒸し型、チョコレート、プリン等
を冷やし固めるための型を含むものとする。
【0023】例えば、製品16としてパンを焼成する場
合には、図1に示すように、生地12としてのパン生地
を収容部13に収容した状態で焼型を加熱板17の上に
載置し、加熱板17を加熱する。すると、パン生地は焼
型を介して加熱され、収容部13の内周面によって膨張
が規制されることにより、収容部13に対応した形状を
なすパンが焼き上がる。収容部13に収容する生地12
としては、パン生地の他、ケーキ、クッキー、饅頭、カ
ステラ、パイ、マドレーヌ、マフィン等の生地を使用し
てもよい。
合には、図1に示すように、生地12としてのパン生地
を収容部13に収容した状態で焼型を加熱板17の上に
載置し、加熱板17を加熱する。すると、パン生地は焼
型を介して加熱され、収容部13の内周面によって膨張
が規制されることにより、収容部13に対応した形状を
なすパンが焼き上がる。収容部13に収容する生地12
としては、パン生地の他、ケーキ、クッキー、饅頭、カ
ステラ、パイ、マドレーヌ、マフィン等の生地を使用し
てもよい。
【0024】以上のように、この実施形態によれば次の
ような効果が発揮される。 ・ 焼型本体11の収容部13を構成する内周面にはシ
リコーン皮膜14が形成されている。このため、収容部
13に対応する形状に成形された製品16は直接焼型本
体11の表面に接することはなく、シリコーン皮膜14
に接する。従って、成形後の製品16を容易に離型する
ことができる。よって、成形後の製品16を焼型から取
り出して販売することができ、焼型を繰り返し再利用す
ることができる。また、意匠性の高い製品16を得るた
めに収容部13の内周面に凹凸を設けたりした場合にも
十分な離型性を発揮することができるため、この焼型で
できる製品16の可能性を大きく広げることができる。
ような効果が発揮される。 ・ 焼型本体11の収容部13を構成する内周面にはシ
リコーン皮膜14が形成されている。このため、収容部
13に対応する形状に成形された製品16は直接焼型本
体11の表面に接することはなく、シリコーン皮膜14
に接する。従って、成形後の製品16を容易に離型する
ことができる。よって、成形後の製品16を焼型から取
り出して販売することができ、焼型を繰り返し再利用す
ることができる。また、意匠性の高い製品16を得るた
めに収容部13の内周面に凹凸を設けたりした場合にも
十分な離型性を発揮することができるため、この焼型で
できる製品16の可能性を大きく広げることができる。
【0025】また、焼型を積み重ねたとき、一方の焼型
の収容部13の内周面が他方の焼型の外周面に当接する
ため、焼型本体11同士は直接接することはなく、シリ
コーン皮膜14を介して積み重ねられる。従って、積み
重ねた焼型同士も容易に離型することができる。よっ
て、積み重ねられた状態で保管されている焼型をライン
上に載せる場合に、焼型を吸い上げる等することによっ
て容易に一個ずつ取り外してライン上に移動させること
ができるため、その作業性を向上させることができる。
の収容部13の内周面が他方の焼型の外周面に当接する
ため、焼型本体11同士は直接接することはなく、シリ
コーン皮膜14を介して積み重ねられる。従って、積み
重ねた焼型同士も容易に離型することができる。よっ
て、積み重ねられた状態で保管されている焼型をライン
上に載せる場合に、焼型を吸い上げる等することによっ
て容易に一個ずつ取り外してライン上に移動させること
ができるため、その作業性を向上させることができる。
【0026】・ 焼型本体11の表面とシリコーン皮膜
14との間にはベース皮膜15が形成され、このベース
皮膜15により前記シリコーン皮膜14は焼型本体11
の表面に対して強固に接着するようになっている。この
ため、シリコーン皮膜14の離型効果をかなり長期間に
わたって発揮させることができ、例えばパンの焼型とし
て使用した場合には約50回の使用にも耐えるケースも
あった。従って、食用油を塗布して使用する従来の焼型
においては使用のたびに食用油を塗布する必要があった
が、そうした使用前の手間が不要であり便利である。も
ちろん、焼型を再使用する前に改めてシリコーン皮膜処
理することを排除するものではない。
14との間にはベース皮膜15が形成され、このベース
皮膜15により前記シリコーン皮膜14は焼型本体11
の表面に対して強固に接着するようになっている。この
ため、シリコーン皮膜14の離型効果をかなり長期間に
わたって発揮させることができ、例えばパンの焼型とし
て使用した場合には約50回の使用にも耐えるケースも
あった。従って、食用油を塗布して使用する従来の焼型
においては使用のたびに食用油を塗布する必要があった
が、そうした使用前の手間が不要であり便利である。も
ちろん、焼型を再使用する前に改めてシリコーン皮膜処
理することを排除するものではない。
【0027】・ シリコーンはその硬化を促進する触媒
を添加して使用されるため、比較的低温かつ短時間の加
熱でシリコーン皮膜14を形成することができる。従っ
て、焼型本体11に損傷を与えるおそれがなく、また熱
処理にかかるコストを低減することができる。また触媒
を添加することによって、より硬質なシリコーン皮膜1
4とすることもできる。
を添加して使用されるため、比較的低温かつ短時間の加
熱でシリコーン皮膜14を形成することができる。従っ
て、焼型本体11に損傷を与えるおそれがなく、また熱
処理にかかるコストを低減することができる。また触媒
を添加することによって、より硬質なシリコーン皮膜1
4とすることもできる。
【0028】・ シリコーン皮膜14は熱に安定で酸化
されにくいため、食用油のように劣化して悪臭を発する
ことがない。このため、食用油を塗布して使用する従来
の焼型においては使用後に細めな手入れが必要であった
が、そうした使用後の手間を軽減させることができる。
されにくいため、食用油のように劣化して悪臭を発する
ことがない。このため、食用油を塗布して使用する従来
の焼型においては使用後に細めな手入れが必要であった
が、そうした使用後の手間を軽減させることができる。
【0029】・ 焼型本体11はパルプを主原料として
いるため、材料が安価であり製造コストの低減を図るこ
とができる。また、焼却して処分することができ、廃棄
が容易である。さらに、焼型本体11は放熱しやすい材
質よりなるため、例えばパン生地の焼成に使用した場
合、焼型は焼成後短時間で冷め、作業者が直接焼型に触
れて作業することができる。
いるため、材料が安価であり製造コストの低減を図るこ
とができる。また、焼却して処分することができ、廃棄
が容易である。さらに、焼型本体11は放熱しやすい材
質よりなるため、例えばパン生地の焼成に使用した場
合、焼型は焼成後短時間で冷め、作業者が直接焼型に触
れて作業することができる。
【0030】・ 焼型本体11は、金網等により所定の
立体形状に形成した型に紙料を流し込むことによって立
体成形されている。従って、所望とする形状の焼型を容
易に得ることができる。また、従来パルプモールドは発
泡スチロールに代わる緩衝材として主に使用されてきた
が、焼型としての新たな用途を確保することができる。
立体形状に形成した型に紙料を流し込むことによって立
体成形されている。従って、所望とする形状の焼型を容
易に得ることができる。また、従来パルプモールドは発
泡スチロールに代わる緩衝材として主に使用されてきた
が、焼型としての新たな用途を確保することができる。
【0031】・ シリコーン皮膜14は、焼型本体11
の表面のうち収容部13を構成する内周面にのみ形成さ
れている。このため、製品16の離型性及び積み重ねた
焼型同士の離型性を向上させるために必要な最小限の量
しかシリコーンは使用されないため、製造コストを低減
することができる。
の表面のうち収容部13を構成する内周面にのみ形成さ
れている。このため、製品16の離型性及び積み重ねた
焼型同士の離型性を向上させるために必要な最小限の量
しかシリコーンは使用されないため、製造コストを低減
することができる。
【0032】なお、前記実施形態を次のように変更して
構成することもできる。 ・ ベース皮膜15を省略し、焼型本体11の表面に直
接シリコーン皮膜14を形成するように変更すること。
このように構成した場合、実施形態に比べて焼型本体1
1とシリコーン皮膜14との間の接着が弱いため、シリ
コーン皮膜14の耐久性が劣り、長期間にわたる使用に
は耐えることができないが、短期においては焼型の離型
性を向上させることができる。
構成することもできる。 ・ ベース皮膜15を省略し、焼型本体11の表面に直
接シリコーン皮膜14を形成するように変更すること。
このように構成した場合、実施形態に比べて焼型本体1
1とシリコーン皮膜14との間の接着が弱いため、シリ
コーン皮膜14の耐久性が劣り、長期間にわたる使用に
は耐えることができないが、短期においては焼型の離型
性を向上させることができる。
【0033】・ 図2に示すように、ベース皮膜15を
焼型本体11の表面全体、即ち収容部13を構成する内
周面だけでなく焼型本体11の外周面にも形成し、その
ベース皮膜15の上に全体にわたってシリコーン皮膜1
4を形成すること。このように構成した場合、収容部1
3以外の部分に生地12等が付着したりした場合でも、
シリコーン皮膜14の離型効果により容易に除去するこ
とができ、焼型を清潔に保つことができる。
焼型本体11の表面全体、即ち収容部13を構成する内
周面だけでなく焼型本体11の外周面にも形成し、その
ベース皮膜15の上に全体にわたってシリコーン皮膜1
4を形成すること。このように構成した場合、収容部1
3以外の部分に生地12等が付着したりした場合でも、
シリコーン皮膜14の離型効果により容易に除去するこ
とができ、焼型を清潔に保つことができる。
【0034】・ 実施形態の焼型を、そのまま生地12
又は製品16の運搬用または販売用に使用する通箱また
は包装用容器として使用してもよい。 ・ 実施形態の焼型を、収容部13に生地12を収容し
た状態で冷凍して保存するための容器として使用しても
よい。なお、上記のように冷凍した状態で焼型ごと生地
12を販売店等へ搬送し、そこで焼く等してサービスす
ることもある。
又は製品16の運搬用または販売用に使用する通箱また
は包装用容器として使用してもよい。 ・ 実施形態の焼型を、収容部13に生地12を収容し
た状態で冷凍して保存するための容器として使用しても
よい。なお、上記のように冷凍した状態で焼型ごと生地
12を販売店等へ搬送し、そこで焼く等してサービスす
ることもある。
【0035】次に、前記実施形態から把握できる技術的
思想について以下に記載する。 ・ 前記シリコーン皮膜は、焼型本体の表面のうち少な
くとも生地を収容するための収容部を構成する内周面に
形成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいず
れか一項に記載の焼型。このように構成した場合、成形
後の製品を容易に離型することができるとともに、積み
重ねた焼型同士も容易に離型することができる。
思想について以下に記載する。 ・ 前記シリコーン皮膜は、焼型本体の表面のうち少な
くとも生地を収容するための収容部を構成する内周面に
形成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいず
れか一項に記載の焼型。このように構成した場合、成形
後の製品を容易に離型することができるとともに、積み
重ねた焼型同士も容易に離型することができる。
【0036】・ スラリー状の抄紙材料を所定の立体形
状に成形してなる焼型本体の表面にベース剤を塗工して
ベース皮膜を形成し、さらにそのベース皮膜の上に液状
のシリコーンを塗工してシリコーン皮膜を形成すること
により、シリコーン皮膜を焼型本体の表面に強固に接着
させることを特徴とする焼型の製造方法。このように構
成した場合、成形後の製品を容易に離型することができ
るとともに、積み重ねた焼型同士も容易に離型すること
ができ、さらにシリコーン皮膜の効果を長期間にわたっ
て発揮させることができる焼型を容易に製造することが
できる。
状に成形してなる焼型本体の表面にベース剤を塗工して
ベース皮膜を形成し、さらにそのベース皮膜の上に液状
のシリコーンを塗工してシリコーン皮膜を形成すること
により、シリコーン皮膜を焼型本体の表面に強固に接着
させることを特徴とする焼型の製造方法。このように構
成した場合、成形後の製品を容易に離型することができ
るとともに、積み重ねた焼型同士も容易に離型すること
ができ、さらにシリコーン皮膜の効果を長期間にわたっ
て発揮させることができる焼型を容易に製造することが
できる。
【0037】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明の焼型によれば、成形後の製品を容易に離型すること
ができるとともに、積み重ねた焼型同士も容易に離型す
ることができる。
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明の焼型によれば、成形後の製品を容易に離型すること
ができるとともに、積み重ねた焼型同士も容易に離型す
ることができる。
【0038】請求項2に記載の発明の焼型によれば、請
求項1に記載の発明の効果に加え、シリコーン皮膜の効
果を長期間にわたって発揮させることができる。請求項
3に記載の発明の焼型によれば、請求項1又は請求項2
に記載の発明の効果に加え、低温かつ短時間の加熱でシ
リコーン皮膜を形成することができるため、焼型本体に
損傷を与えるおそれがなく、また熱処理にかかるコスト
を低減することができる。
求項1に記載の発明の効果に加え、シリコーン皮膜の効
果を長期間にわたって発揮させることができる。請求項
3に記載の発明の焼型によれば、請求項1又は請求項2
に記載の発明の効果に加え、低温かつ短時間の加熱でシ
リコーン皮膜を形成することができるため、焼型本体に
損傷を与えるおそれがなく、また熱処理にかかるコスト
を低減することができる。
【図1】この発明の焼型の一実施形態を示す断面図。
【図2】シリコーン皮膜を焼型本体の表面全体に設けた
別例を示す断面図。
別例を示す断面図。
11…焼型本体、12…生地、14…シリコーン皮膜、
15…ベース皮膜。
15…ベース皮膜。
Claims (3)
- 【請求項1】 生地を所定形状に成形保持するための焼
型であって、スラリー状の抄紙材料を所定の立体形状に
成形してなる焼型本体の表面にシリコーン皮膜を形成し
たことを特徴とする焼型。 - 【請求項2】 前記焼型本体の表面とシリコーン皮膜と
の間に、焼型本体とシリコーン皮膜との間の接着を強固
にするためのベース皮膜を形成したことを特徴とする請
求項1に記載の焼型。 - 【請求項3】 前記シリコーン皮膜は、液状のシリコー
ンにその硬化を促進する触媒を添加して硬化させたもの
である請求項1又は請求項2に記載の焼型。
Priority Applications (5)
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TW089109610A TW467725B (en) | 1999-05-21 | 2000-05-18 | Baking container |
US09/575,067 US20020110627A1 (en) | 1999-05-21 | 2000-05-19 | Baking container |
HK00108214A HK1028712A1 (en) | 1999-05-21 | 2000-12-20 | Baking container |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP14204499 | 1999-05-21 | ||
JP11-142044 | 1999-05-21 | ||
JP2000138626A JP2001037405A (ja) | 1999-05-21 | 2000-05-11 | 焼 型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001037405A true JP2001037405A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=26474177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000138626A Pending JP2001037405A (ja) | 1999-05-21 | 2000-05-11 | 焼 型 |
Country Status (5)
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US (1) | US20020110627A1 (ja) |
JP (1) | JP2001037405A (ja) |
GB (1) | GB2350052B (ja) |
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US7997439B2 (en) * | 2003-06-06 | 2011-08-16 | Jamak Fabrication-Tex, Llc | Flexible bakeware having a multi-piece carrier system |
US20050247212A1 (en) * | 2003-06-06 | 2005-11-10 | Steve Meeks | Flexible bakeware having an improved carrier system with tabs and attachment apertures |
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US7282532B2 (en) * | 2003-06-06 | 2007-10-16 | M Management-Tex, Ltd. | Flexible bakeware |
US20050084570A1 (en) * | 2003-10-21 | 2005-04-21 | Michael Greene | Ready-to-bake dough and integrated baking sheet |
US20050211101A1 (en) * | 2004-03-23 | 2005-09-29 | Finnie Richard B Ii | Single serving silicone receptacle |
US7966970B2 (en) | 2005-07-19 | 2011-06-28 | M Management-Tex, Llc | Dairy inflation |
ES2273596B1 (es) * | 2005-10-07 | 2008-03-01 | Nuevas Investigaciones Maquinaria, S.L. | Moldes y bandejas de carton para la coccion de productos de panaderia y pasteleria. |
ES2283223B1 (es) * | 2006-12-05 | 2008-07-01 | Nuevas Investigaciones Maquinaria S.L. | Material resultante de la implantacion de silicona sobre una base de origen celulosica y su procedimiento de elaboracion. |
US20130134066A1 (en) * | 2011-11-30 | 2013-05-30 | The Gillette Company | Consumer product package comprising a laminate structure |
US9210204B2 (en) | 2013-10-31 | 2015-12-08 | At&T Intellectual Property I, Lp | Synchronizing media presentation at multiple devices |
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JPS5747429A (en) * | 1980-09-02 | 1982-03-18 | Sanyo Kokusaku Pulp Co | Sheet for baking and cooking tray |
-
2000
- 2000-05-11 JP JP2000138626A patent/JP2001037405A/ja active Pending
- 2000-05-17 GB GB0011745A patent/GB2350052B/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-05-18 TW TW089109610A patent/TW467725B/zh not_active IP Right Cessation
- 2000-05-19 US US09/575,067 patent/US20020110627A1/en not_active Abandoned
- 2000-12-20 HK HK00108214A patent/HK1028712A1/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW467725B (en) | 2001-12-11 |
GB2350052B (en) | 2001-06-13 |
US20020110627A1 (en) | 2002-08-15 |
GB2350052A (en) | 2000-11-22 |
GB0011745D0 (en) | 2000-07-05 |
HK1028712A1 (en) | 2001-03-02 |
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