JP3360646B2 - 現金処置装置システム及びその現金処置方法 - Google Patents

現金処置装置システム及びその現金処置方法

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JP3360646B2 JP10954199A JP10954199A JP3360646B2 JP 3360646 B2 JP3360646 B2 JP 3360646B2 JP 10954199 A JP10954199 A JP 10954199A JP 10954199 A JP10954199 A JP 10954199A JP 3360646 B2 JP3360646 B2 JP 3360646B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣の入出力処理
と収納とを行う現金処置装置システムにおいて、特に紙
幣入力処理を小口入金カセットを使用して通常の入出金
口から実施し、又、前記小口入金カセットに防犯の機構
を備えた現金処置装置システムの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の入出金を行う現金処理装置システ
ムの概要について第5図を参照して説明する。紙幣の入
出金と蓄積をする現金処置装置A2は、紙幣の入出金を
受け付ける入出金部A20と紙幣の真贋を識別する紙幣
鑑別部A24と、取引確定まで一時的に紙幣を貯めてお
く一時保留部A25と、紙幣を蓄積する収納部A26
と、カセットからの入金を実現するカセット入出金部A
29、及び紙幣を運搬する搬送路A23とから概略構成
される。
【0003】また、入出金部A20は、裸の紙幣A50
を直接入出金する通常入出金処理A100を実現する入
出金口部A21を備える。更に、紙幣を内蔵し、現金処
置装置A2のカセット入出金部A29に接続することに
よりカセット入金処理A109を実現する入出金カセッ
トA9がある。このカセット入出金部A29と入出金カ
セットA9により、紙幣A50を外部にさらさず、安全
な入出金方法を実現できる。また、専用の機構であるの
で、ある程度大量な(数千枚程度)の紙幣の入出金も可
能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。第1の問題点は、
専用の紙幣入出金機構が必要なため、コストが高いとい
うことである。また、第2の問題点は、専用の入出金口
への入出金カセットの装着を可能とするような設置や筐
体の工夫をする必要があるという問題点があった。
【0005】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、通常の入出金口を
使用した、数百枚程度の小口入金を実現する小口入金カ
セットを用いた入金処理機能を有し、この小口入金カセ
ットに防犯の機構を備えたことで、安全で操作性の良
い、安価な現金処置装置システムに関する技術を提供す
る点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
要旨は、裸の紙幣の入出金を受け付ける入出金口部が設
けられた入出金部を有する現金処置装置を備えた現金処
置装置システムであって、前記現金処理装置から独立
し、入金のための紙幣を収納する小口入金カセットと、
前記入出金部に設けられ、前記小口入金カセットが接続
される接続機構部とを備え、前記小口入金カセットは、
数十枚から数百枚の小口紙幣を収納し、入金のための前
記紙幣が収納された状態で前記接続機構部に接続され、
前記入出金部に設けられた前記入出金口部は、前記接続
機構部を介して前記小口入金カセットから前記紙幣が入
金され、前記入出金部は、通常入出金処理により裸の紙
幣の入出金ができ、又、小口入金処理により前記小口入
金カセットから入金ができ、前記小口入金カセットが前
記入出金部の前記接続機構部に接続されることにより
小口入金カセットの接続開閉部のロックが外れ、密封
状態が解かれ、前記小口入金カセットの小口収納部の紙
幣を直接、前記入出金口部に入金し、前記現金処置装置
は、硬貨処理機能や通帳処理機能、カード・レシート処
理機能を有する現金自動預け払い機であることを特徴と
する現金処置装置システムに存する。請求項2に記載の
発明の要旨は、前記小口入金カセットは、入金のための
前記紙幣を収納する小口収納部と、前記紙幣を前記小口
収納部に収納するために開閉する収納蓋と、該収納蓋の
開閉を許可する鍵と、前記接続機構部に接続された場合
ロックが外れ、前記紙幣を前記入出金部へ入金できる接
続開閉部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の現
金処置装置システムに存する。請求項3に記載の発明の
要旨は、前記小口入金カセットは、前記鍵がロックされ
ている状態で、前記接続開閉部や前記収納蓋や前記鍵等
の前記小口入金カセットの構成部分に異常な力を受けた
とき、異常状態を検知する異常検出部と、前記異常状態
の場合、前記異常検出部からの指示を受けて、収納され
ている前記紙幣に対して、インクを噴霧する防犯インク
部とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の現
金処置装置システムに存する。請求項4に記載の発明の
要旨は、裸の紙幣の入出金を受け付ける入出金口部が設
けられた入出金部を有する現金処置装置を備えた現金処
置装置システムの現金処置方法であって、硬貨処理機能
や通帳処理機能、カード・レシート処理機能を有する前
記現金処置装置は、現金自動預け払い機として動作し、
前記現金処置装置と独立した小口入金カセットに設けら
れた収納蓋を開け、入金のための数十枚から数百枚の小
紙幣を前記小口入金カセットの小口収納部に収納し、
前記収納蓋を閉めて、前記小口入金カセットの鍵をロッ
クし、 前記小口入金カセットの接続開閉部を前記入出
金部に設けられた接続機構部に接続することで、前記接
続開閉部のロックを外し、前記小口収納部に収納されて
いる前記紙幣を、外部にさらさずに、前記入出金口部を
介して前記現金処置装置に入金処理し、前記入出金部
は、通常入出金処理により裸の紙幣の入出金ができ、
又、小口入金処理により前記小口入金カセットから入金
ができることを特徴とする現金処置装置システムの現金
処置方法に存する。請求項5に記載の発明の要旨は、前
記小口入金カセットから入金された前記紙幣を、前記現
金処置装置が備える搬送路を通じて搬送し、前記現金処
置装置が備える紙幣鑑別部で前記紙幣の真贋と種類とを
鑑別し、前記現金処置装置が備える一時保留部に前記紙
幣を一時的に蓄積し、前記現金処置装置が備える紙幣収
納部に前記紙幣を収納することを特徴とする請求項4記
載の現金処置装置システムの現金処置方法に存する。請
求項6に記載の発明の要旨は、前記小口入金カセットの
異常検出部は、前記紙幣が収納され前記鍵がロックされ
た状態で、前記鍵や前記収納蓋や前記接続開閉部等の前
記小口入金カセットの構成部分に加わる外部からの異常
な力を監視し、前記小口入金カセットの構成部分に外部
からの異常な力が検知された場合、前記小口入金カセッ
トの防犯インク部はインク噴出をして、前記小口収納部
に収納されている前記紙幣にインクを付着させることを
特徴とする請求項4又は5記載の現金処置装置システム
の現金処置方法に存する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 (実施の形態1)図1の基本ブロック図に示すように、
本実施の形態1に係る現金処置装置システムは、現金処
置装置2と、小口入金カセット1とから概略構成され、
現金処理装置2は、入出金部20を備え、この入出金部
20は、通常入出金処理100を介して裸の紙幣50の
入出金ができ、又、小口入金処理101を介して小口入
金カセット1から入金ができる。
【0008】現金処置装置2は入出金部20を通し、通
常入出金処理100を介して裸の紙幣50の入出金がで
き、又、小口入金カセット1は数十枚から数百枚程度の
小口紙幣を収納して、現金処置装置2の入出金部20に
接続される。収納された小口紙幣は、小口入金カセット
1を入出金部20に接続することで、現金処置装置2に
入力され、収納される。
【0009】図2は、本実施の形態1の一実施例を示す
ブロック図である。紙幣50の入出金と蓄積をする現金
処置装置2は、紙幣50の入出金を受け付ける入出金部
20と紙幣50の真贋を識別する紙幣鑑別部24と、取
引確定まで一時的に紙幣50を貯めておく一時保留部2
5と、紙幣50を蓄積する収納部26及び紙幣50を運
搬する搬送路23とで概略構成される。また、入出金部
20は、裸の紙幣50を直接入出金する通常入出金処理
100を実現する入出金口部21と、小口入金処理10
1を実現する接続機構部22とで概略構成される。ま
た、紙幣を内蔵し、現金処置装置2の接続機構部22に
接続することにより小口入金処理101を実現する小口
入金カセット1がある。この接続機構部22と小口入金
カセット1により、特別な入金機構を現金処置装置2に
追加することなく、安価に、紙幣を外部にさらすことな
く、安全な入金方法を実現できる。
【0010】図3は、実施の形態1における一実施例の
小口入金カセットの詳細ブロック図である。小口入金カ
セット1は、紙幣50を収納する小口収納部11と、紙
幣50を小口収納部に収納するために開閉する収納蓋1
4と、蓋の開閉を許可する鍵15と、現金処置装置2と
接続し小口入金処理101を実現する接続開閉部12と
から概略構成される。
【0011】この小口入金カセット1の使用方法は、鍵
15で収納蓋14のロックをはずし、収納蓋14を開
け、紙幣50を小口収納部11に収納する(収納処理1
02の実現)。次に、小口入金カセット1を現金処置装
置2に対し、接続開閉部12を用いて接続することによ
り、小口収納部11に収納されている紙幣50を、外部
にさらさず直接に現金処置装置2へ入金処理ができる
(小口入金処理101の実現)。鍵15は収納処理10
2を実行する場合以外はロックしておく。
【0012】以上詳細に一実施例の構成を述べたが、図
1と図2とで示した現金処理装置2は、当業者にとって
よく知られており、その詳細な構成は省略する。
【0013】尚、この現金処理装置2は、紙幣処理機能
以外の機能として硬貨処理機能や通帳処理機能、カード
・レシート処理機能を有するものもあり、その一例が現
金自動預け払い機(ATM)である。
【0014】次に、図1に示す本実施の形態1に係る現
金処置装置システムの基本ブロック図の動作を説明す
る。通常は通常入金処理100により、裸の紙幣50を
現金処置装置2の入出金部20に対し直接セットし、入
金作業を行うが、それに加えて小口入金処理101とし
て小口入金カセット1からの入金を実現している。つま
り、紙幣50をあらかじめ収納した小口入金カセット1
を、現金処置装置2の入出金部20に接続することによ
り、紙幣を外部にさらさない入力手段である小口入金処
理101を実現している。
【0015】次に図2に示す本発明の一実施例のブロッ
ク図により、より詳細な動作を説明する。通常入出金処
理100として、裸の紙幣50による入金は現金処置装
置2の入出金部20にある入出金口部21に直接セット
する。セットされた紙幣50は搬送路23により搬送さ
れ、紙幣鑑別部24を通り一時保留部25に一時的に蓄
積し、最終的に紙幣収納部26に収納される。また、入
出金口部21からは、前記手順の逆の手順で、紙幣収納
部26または一時保留部25にある紙幣を出金すること
もできる。
【0016】さらに、小口入金処理101として、小口
入金カセット1を現金処置装置2の入出金部20にある
接続機構部22に接続することにより、小口入金カセッ
ト1に収納されている紙幣50は入出金口部21を通し
て搬送路23により搬送され、紙幣鑑別部24を通り一
時保留部25に一時的に蓄積し、最終的に紙幣収納部2
6に収納される。
【0017】次に図3に示す小口入金カセットの詳細ブ
ロック図により小口入金カセットの詳細動作について説
明する。まず、収納処理102としては、小口入金カセ
ット1の鍵15のロックを外し、収納蓋14を開け、紙
幣50を小口収納部11へ収納する。
【0018】その後、収納蓋14を閉め、鍵15をロッ
クすることにより紙幣50は小口入金カセット1に収納
される。この状態では、接続開閉部12はロックされた
状態となっており、紙幣50は密封された状態となり、
外部から容易に取り出すことはできない。
【0019】次に小口入金処理101として小口入金カ
セット1を現金処理装置2における所定の位置(図2に
示す入出金部20の接続機構部22)に接続することに
より接続開閉部12のロックが外れ、密封状態が解か
れ、小口収納部11の紙幣50を直接、現金処置装置2
へ排出する(図2の入出金口部21に入金する)。小口
入金カセット1は紙幣50を安全に持ち運ぶことが必要
であり、容易に壊れない強度が要求される。また、運搬
しても紙幣50が小口収納部11に安定して収納されて
いる状態を維持する紙幣サポート構造を持つ。これによ
り、小口とは言え数十枚から数百枚レベルの紙幣入金作
業を安全に操作性良く実現する。
【0020】実施の形態1に係る現金処置装置システム
は上記の如く構成されているので、以下に掲げる効果を
奏する。紙幣を裸で扱う場合に比べて、紙幣を実際に現
金処置装置に入金する前に、小口入金カセットに現金を
収納しておくので、数十枚から数百枚程度の紙幣を裸で
運搬することが無く、安全な現金処理機への入金を実現
でき、現金取り扱い上の危険性の防止や現金管理のセキ
ュリティ向上が図れる。また、従来の通常入出金処理に
用いられる現金処置装置の入出金口を使用しているの
で、専用のカセット入金口機構を追加する場合に比べて
低いコストで、専用口を開ける等の特別な操作なしで、
安全な入金を実現できる。
【0021】(実施の形態2)実施の形態2に係る現金
処理装置システムにおいて、その基本的構成は実施の形
態1と同様であるが、セキュリティについてさらに工夫
しており、その構成を図4に示す。
【0022】図4は、図3における小口収納部11に収
納されている紙幣50に対して、異常時にインクを噴霧
する(インク噴出処理131の実行)防犯インク部17
と、異常を検知し、防犯インク部17にインク噴出処理
131の実行を指示する(インクトリガ処理132の実
行)異常検出部16を追加している。異常検出部16は
鍵15がロックされている状況で、接続開閉部12や収
納蓋14がこじ開けられる等の不正なアタックを受けた
ことを検知し、インクトリガ処理132を実行する。
【0023】次に実施の形態2に係る現金処置装置シス
テムの詳細動作について図4を用いて説明する。まず、
収納処理102としては、小口入金カセット1の鍵15
のロックを外し、収納蓋14を開け、紙幣50を小口収
納部11へ収納する。その後、収納蓋14を閉め、鍵1
5をロックすることにより紙幣50は小口入金カセット
1に収納される。この状態では、接続開閉部12はロッ
クされた状態となっており、紙幣50は密封された状態
となり、外部から容易に取り出すことはできない。
【0024】次に小口入金処理101として小口入金カ
セット1を現金処理装置2における所定の位置(図2に
示す入出金部20の接続機構部22)に接続することに
より接続開閉部12のロックが外れ、密封状態が解か
れ、小口収納部11の紙幣50を直接、現金処置装置2
へ排出する(図2の入出金口部21に入金する)。
【0025】さらに、異常検出部16は鍵15の状態を
監視し、鍵15がロック状態の時は鍵15や収納蓋14
や接続開閉部12等の小口入金カセットの構成部分が無
理矢理こじ開けられる等の異常を検知し、異常が検出さ
れた場合は防犯インク部17にインクトリガ処理132
を伝達する。
【0026】防犯インク部17は、インクトリガ処理1
32を受けると内蔵しているインクをインク噴出処理1
31によりインク噴出し、小口収納部11に収納されて
いる紙幣50にインクを付着させる。このインクは赤/
緑等のなるべく目立つ色で、付着力が強く退色しにくい
性質のものとし、小口入金カセット1から鍵15を持た
ない不正な操作者が不正な方法で紙幣50を取り出そう
とした場合に紙幣50にインクでマークを付ける。
【0027】本実施の形態2のセキュリティに関する構
成において、インクで着色しているが、後から判別可能
なマークであれば、切り込みを入れる機構や、臭いを付
ける機構で構成してもよい。
【0028】実施の形態2に係る現金処置装置システム
は上記の如く構成されているので、実施の形態1が奏す
る効果の他に以下に掲げる効果を奏する。
【0029】防犯インク部と異常検出部とを備えること
により小口入金カセット1ごと紙幣50が奪取された場
合等、犯罪時の紙幣追跡を可能とし、犯罪の防止がで
き、これにより、より高い安全性/セキュリティを実現
する。
【0030】なお、本実施の形態においては、本発明は
それに限定されず、本発明を適用する上で好適な現金処
置装置システムに適用することができる。
【0031】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。
【0032】なお、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。第1の効果は、紙幣を
裸で扱う場合に比べて、紙幣を実際に現金処置装置に入
金する前に、小口入金カセットに現金を収納しておくの
で、数十枚から数百枚程度の紙幣を裸で運搬することが
無く、安全な現金処理機への入金が実現でき、現金取り
扱い上の危険性の防止や現金管理のセキュリティ向上が
図れる。
【0034】第2の効果は、基本的に現金処置装置の入
出金口を使用しているので、専用のカセット入金口機構
を追加する場合に比べて低いコストで専用口を設ける等
の特別な処理なしで、安全な入金を実現できることであ
る。
【0035】第3の効果は、小口入金カセットに備えら
れた異常検出部と防犯インク部とによりセキュリティ機
能が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る現金処置装置シス
テムの基本ブロック図である。
【図2】図1を詳細に示すブロック図である。
【図3】図1の小口入金カセットを示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態2に係る現金処置装置シス
テムの小口入金カセットを示すブロック図である。
【図5】従来の現金処理装置システムの一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
A9 入出金カセット A29 カセット入出金部 A109 カセット入金処理 1 小口入金カセット 2、A2 現金処置装置 11 小口収納部 12 接続開閉部 14 収納蓋 15 鍵 16 異常検出部 17 防犯インク部 20、A20 入出金部 21、A21 入出金口部 22 接続機構部 23、A23 搬送路 24、A24 紙幣鑑別部 25、A25 一時保留部 26、A26 収納部 50、A50 紙幣 100、A100 通常入出金処理 101 小口入金処理 102 収納処理 131 インク噴出処理 132 インクトリガ処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 9/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裸の紙幣の入出金を受け付ける入出金口
    部が設けられた入出金部を有する現金処置装置を備えた
    現金処置装置システムであって、 前記現金処理装置から独立し、入金のための紙幣を収納
    する小口入金カセットと、前記入出金部に設けられ、前
    記小口入金カセットが接続される接続機構部とを備え、 前記小口入金カセットは、数十枚から数百枚の小口紙幣
    を収納し、入金のための前記紙幣が収納された状態で前
    記接続機構部に接続され、 前記入出金部に設けられた前記入出金口部は、前記接続
    機構部を介して前記小口入金カセットから前記紙幣が入
    金され、前記入出金部は、通常入出金処理により裸の紙幣の入出
    金ができ、又、小口入金処理により前記小口入金カセッ
    トから入金ができ、 前記小口入金カセットが前記入出金部の前記接続機構部
    に接続されることにより前記小口入金カセットの接続開
    閉部のロックが外れ、密封状態が解かれ、前記小口入金
    カセットの小口収納部の紙幣を直接、前記入出金口部に
    入金し、 前記現金処置装置は、硬貨処理機能や通帳処理機能、カ
    ード・レシート処理機能を有する現金自動預け払い機で
    ある ことを特徴とする現金処置装置システム。
  2. 【請求項2】 前記小口入金カセットは、 入金のための前記紙幣を収納する小口収納部と、 前記紙幣を前記小口収納部に収納するために開閉する収
    納蓋と、 該収納蓋の開閉を許可する鍵と、 前記接続機構部に接続された場合ロックが外れ、前記紙
    幣を前記入出金部へ入金できる接続開閉部とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の現金処置装置システム。
  3. 【請求項3】 前記小口入金カセットは、 前記鍵がロックされている状態で、前記接続開閉部や前
    記収納蓋や前記鍵等の前記小口入金カセットの構成部分
    に異常な力を受けたとき、異常状態を検知する異常検出
    部と、 前記異常状態の場合、前記異常検出部からの指示を受け
    て、収納されている前記紙幣に対して、インクを噴霧す
    る防犯インク部とを備えたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の現金処置装置システム。
  4. 【請求項4】 裸の紙幣の入出金を受け付ける入出金口
    部が設けられた入出金部を有する現金処置装置を備えた
    現金処置装置システムの現金処置方法であって、硬貨処理機能や通帳処理機能、カード・レシート処理機
    能を有する前記現金処置装置は、現金自動預け払い機と
    して動作し、 前記現金処置装置と独立した小口入金カセットに設けら
    れた収納蓋を開け、 入金のための数十枚から数百枚の小口紙幣を前記小口入
    金カセットの小口収納部に収納し、 前記収納蓋を閉めて、前記小口入金カセットの鍵をロッ
    クし、 前記小口入金カセットの接続開閉部を前記入出金部に設
    けられた接続機構部に接続することで、前記接続開閉部
    のロックを外し、 前記小口収納部に収納されている前記紙幣を、外部にさ
    らさずに、前記入出金口部を介して前記現金処置装置に
    入金処理し、前記入出金部は、通常入出金処理により裸の紙幣の入出
    金ができ、又、小口入金処理により前記小口入金カセッ
    トから入金ができる ことを特徴とする現金処置装置シス
    テムの現金処置方法。
  5. 【請求項5】 前記小口入金カセットから入金された前
    記紙幣を、前記現金処置装置が備える搬送路を通じて搬
    送し、 前記現金処置装置が備える紙幣鑑別部で前記紙幣の真贋
    と種類とを鑑別し、 前記現金処置装置が備える一時保留部に前記紙幣を一時
    的に蓄積し、 前記現金処置装置が備える紙幣収納部に前記紙幣を収納
    することを特徴とする請求項4記載の現金処置装置シス
    テムの現金処置方法。
  6. 【請求項6】 前記小口入金カセットの異常検出部は、
    前記紙幣が収納され前記鍵がロックされた状態で、前記
    鍵や前記収納蓋や前記接続開閉部等の前記小口入金カセ
    ットの構成部分に加わる外部からの異常な力を監視し、 前記小口入金カセットの構成部分に外部からの異常な力
    が検知された場合、前記小口入金カセットの防犯インク
    部はインク噴出をして、前記小口収納部に収納されてい
    る前記紙幣にインクを付着させることを特徴とする請求
    項4又は5記載の現金処置装置システムの現金処置方
    法。
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