JP3360591B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンプレッサの駆
動により冷媒を車室外熱交換器および車室内熱交換器に
循環させるヒートポンプ冷凍サイクルを備えた車両用空
調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒートポンプ冷凍サイクルによる暖房運
転を行なうようにした車両用空調装置が知られている
(例えば、実開昭61−101020号のマイクロフィ
ルム参照)。この種の車両用空調装置は、電気自動車の
ように暖房用熱源がない車両やエンジン冷却水の熱量が
不足して暖房性能が足りない車両に用いられる。
【0003】図9に従来のヒートポンプ冷凍サイクル式
空調装置の一例を示す。この空調装置は、コンプレッサ
1、切替弁2、メインコンデンサ3、膨張弁4,5、エ
バポレータ6、暖房用サブコンデンサ7で構成され、暖
房時は、コンプレッサ1→切替弁2→暖房用用サブコン
デンサ7→膨張弁5→エバポレータ6→コンプレッサ1
の順に冷媒が流れる。暖房運転時は、サブコンデンサ7
の上流側のエバポレータ6で除湿冷却され、その下流の
サブコンデンサ7でダクト内に導入された空気が加熱さ
れる。
【0004】図9に示した空調装置では、エバポレータ
6は外気温にかかわらず常に導入された空気を冷却して
しまい、低温時の暖房能力が不足する場合があり、電気
ヒータを別途搭載する電気自動車も提案されている。ま
た、電気ヒータを設ける代りに、暖房時のコンプレッサ
の吸入側にサブエバポレータと呼ばれる冷媒加熱装置を
設け、外気温度が低いときはダクト内に配置したメイン
エバポレータが導入空気を加熱するようにした空調装置
も提案されている。
【0005】サブエバポレータを有する空調装置では、
外気温が所定値以下のときにメインエバポレータにより
次のようにして導入空気が加熱される。外気温度が所定
値(たとえば0℃)以下のときにシーズヒータと呼ばれ
る加熱装置を作動させ、ここで生成された温水をサブエ
バポレータに循環させる。そして、サブエバポレータで
冷媒を加熱するとともに、サブエバポレータ下流の冷媒
温度を検出する。検出された冷媒温度が所定値以上のと
きにメインエバポレータ上流の膨張弁の絞り開度を増大
させる。その結果、断熱膨張による圧力低下が少なくエ
バポレータ内の圧力が高いことと冷媒自体が加熱されて
いることにより、メインエバポレータで導入空気を加熱
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したサブエバポレ
ータを備えたヒートポンプ冷凍サイクルによる暖房装置
では、サブエバポレータによる冷媒の加熱を行なわない
場合には、メインエバポレータにより導入空気が冷却さ
れて除湿され、シールドウインドウガラスの内側が曇る
ことがない。しかしながら、サブエバポレータにより冷
媒を加熱してメインエバポレータで導入空気を加熱する
場合には、導入空気が除湿されないのでシールドウイン
ドウガラスの内側が曇ることがある。
【0007】本発明の目的は、メインエバポレータによ
り導入空気が除湿されない条件下でシールドウインドウ
ガラスの内側が曇らないようにした車両用空調装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】実施の形態の図に対応づ
けて説明する。 (1)請求項1の発明は、冷房モードではコンプレッサ
11から圧送される冷媒を車室外の第1のコンデンサ4
1で放熱するとともに、空調ダクト51内に設置したエ
バポレータ16の上流で膨張弁15により冷媒を膨張さ
せてエバポレータ16で吸熱し、暖房モードでは、コン
プレッサ11から圧送される冷媒を空調ダクト51内の
第2のコンデンサ14で放熱するヒートポンプ式冷暖房
装置と、冷媒を加熱する冷媒加熱装置18,19と、外
気から空調ダクト51に導入される空気量と車室内から
循環される空気量との導入比率を可変とするインテーク
ドア52と、エバポレータ16による加熱が必要と判定
すると、冷媒を加熱するとともに膨張弁15の絞り開度
を大きくする制御手段30とを備えた車両用空調装置に
適用される。そして上述した目的は、制御手段30によ
り、エバポレータ16による加熱が必要と判定されたと
き、暖房能力を低下させずに内窓の窓晴れ性を保証する
ように、外気導入量と冷媒加熱量を外気温に応じて算出
し、その算出結果に基づいてインテークドア52と冷媒
加熱装置19を制御することにより達成される。 (2)請求項2の発明は、請求項1の車両用空調装置に
おいて、外気導入量は窓晴れ性を外気温に応じた最小限
の量で保証する値としたことを特徴とする。 (3)請求項3の発明は、請求項1または2の車両用空
調装置において、冷媒加熱手段19の加熱量を外気導入
による吹出し温度の低下を補償するように外気導入量の
増加に応じてを増大することを特徴とする。
【0009】以上の課題を解決するための手段の項で
は、実施の形態の図に対応づけて本発明を説明したが、
これにより本発明が実施の形態に限定されるものではな
い。
【0010】
【発明の効果】(1)請求項1の発明によれば、エバポ
レータで導入空気を加熱することにより悪化する窓晴れ
性を暖房能力を低下させずに保証するように、外気導入
量と冷媒加熱量を外気温度に基づいて算出するようにし
たので、冷媒加熱装置に投入する電力量を抑えることが
できる。 (2)請求項2の発明によれば、窓の曇りを外気温に応
じた最小限の量で抑制するように外気導入量を設定した
ので、冷媒加熱装置の消費電力を最小限にすることがで
きる。 (3)請求項3の発明によれば、外気導入量の増加に応
じて冷媒加熱量を増大するようにしたので、外気導入に
よる吹出し温度の低下を確実に補償することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明による空調装置の一
実施の形態の構成を示す図である。空調ダクト51には
外気から導入する空気量と車室内から循環して導入され
る空気量の導入比率を切換えるインテークドア52が設
けられ、その下流にブロアファン53が設けられる。ブ
ロアファン53でダクト51内に導入された空気は、ダ
クト51内に設置されているメインエバポレータ16と
サブコンプレッサ14で熱交換されて車室内に吹出され
る。インテークドア52は図示の100%外気導入状態
から100%内気導入状態との間で切換可能である。
【0012】図1において、太い実線で示す冷媒の流れ
はヒートポンプ冷凍サイクルの暖房時の流れを示す。図
示しないエンジンなどの駆動源で駆動されるコンプレッ
サ11から圧送される冷媒は四方弁12、逆止弁13を
通ってサブコンデンサ14に流入して導入空気と熱交換
して導入空気を加熱する。冷媒はさらに膨張弁15で断
熱膨張してメインエバポレータ16に流入する。断熱膨
張した冷媒はメインエバポレータ16で導入空気との間
で熱交換する。熱交換された冷媒はメインエバポレータ
16から逆止弁17、サブエバポレータ18を通ってコ
ンプレッサ11の吸入側に流入する。
【0013】この実施の形態では、膨張弁15の絞り開
度が可変であり、外気温が所定値を越えている場合(た
とえば0℃を越えている場合)には絞り開口は最低値に
設定され、これにより、メインエバポレータ16は導入
空気を冷却する。また、たとえば0℃以下では絞り開度
を増大して断熱膨張の程度を低減し、これによりメイン
エバポレータ16で導入空気を加熱する。
【0014】サブエバポレータ18内の冷媒はシーズヒ
ータ19で加熱された温水がポンプ20で循環すること
により加熱することが可能であり、シーズヒータ19は
スイッチ21によりその駆動が制御される。スイッチ2
1は外気温度が0℃以下になるとオンして冷媒を加熱す
る。スイッチ21は図2に示す制御回路30によりその
開閉が制御される。
【0015】なお図1において、冷房時は破線で示す経
路を冷媒が流れる。すなわち、コンプレッサ11、メイ
ンコンデンサ41、逆止弁42、サブコンデンサ14、
膨張弁15、メインエバポレータ16、逆止弁17、サ
ブエバポレータ18、コンプレッサ11の順に冷媒が流
れ、メインエバポレータ16により導入空気が冷却され
る。
【0016】図2において、制御回路30はCPU、メ
モリ、インターフェースなど各種周辺回路やドライバ回
路などを備えている。制御回路30には、外気温を検出
する外気温センサ31、サブエバポレータ18の下流の
冷媒温度を検出する冷媒温度センサ32、周囲熱負荷を
計測するための日射センサなどの各種センサ群33、イ
ンテークドア52の開度を検出する開度セン34からの
信号が入力される。そして制御回路30は、コンプレッ
サ11の駆動停止、四方弁12の切換え、膨張弁15の
開度、シーズヒータスイッチ21のオン・オフ、温水ポ
ンプ20の駆動停止、インテークドア52の開度を調節
するドアアクチュエータ54の駆動をそれぞれ制御す
る。
【0017】制御回路30は、外気温センサ31から外
気温信号を受けて、外気温度がたとえば0℃以下になる
とスイッチ21のオン・オフをデューティ制御してシー
ズヒータ19を駆動する。制御回路30はまた、サブエ
バポレータ18の下流側冷媒温度を検出する冷媒温セン
サ32からの冷媒温度信号を受けて、膨張弁15の開度
を調節する。外気温度が所定値以下(たとえば0℃)の
領域において、サブエバポレータ18の下流で測定した
冷媒温度が高くなるほど絞り開度を大きくして、冷媒の
断熱膨張の程度、すなわち圧力低下の程度を抑制する。
【0018】図3は図1に示したヒートポンプ冷凍サイ
クルにおける冷媒側から見たモリエル線図であり、サブ
エバポレータ18で冷媒を加熱して膨張弁15の絞り開
口を大きくしている場合である。図3において、サブエ
バポレータ18で冷媒が加熱されるとエンタルピが図示
のように増大し、その後、コンプレッサ11で冷媒は圧
縮され、サブコンデンサ14で放熱される。膨張弁15
はその絞り開口が大きくされているから図示のように圧
力が大きく低下されず、メインエバポレータ16で放熱
される。すなわち、この領域で導入空気が加熱される。
【0019】図4は図3に対応する空気側から見た暖房
メカニズムを説明する図である。点P1はメインエバポ
レータ16の吸込み側の空気温度と絶対湿度、P2はメ
インエバポレータ16の下流側空気温度と絶対湿度、P
3はサブコンデンサ14の下流側の温度と絶対湿度、P
4は車室内の空気温度と絶対湿度を示す。メインエバポ
レータ16の吸込み側の空気温度T1はメインエバポレ
ータ16の放熱作用で温度T2まで上昇し、さらに、サ
ブコンデンサ14でT3まで上昇する。 温度T3まで
上昇した空気は車室内に吹出されて温度T4まで低下す
るとともに、車室内の人息で絶対湿度が上昇する。そし
て、メインエバポレータ16の上流側で温度T1とな
る。
【0020】図5はこの実施の形態によるシーズヒータ
19の消費電力とインテークドア52による外気導入比
率を制御する手順を示すフローチャートである。ステッ
プS1で各種センサからの検出信号を読み込み、ステッ
プS2で暖房モードか否かを判定する。これは外気温度
が所定値以下の場合には暖房モード、外気温が所定値を
越える場合には冷房モードと判定する。暖房モードであ
ればステップS3に進み、暖房モードでない場合、すな
わち冷房モードの場合にはステップS8に進む。このス
テップでは、乗員により操作される冷暖房切換えスイッ
チにより判定を行うこともできる。
【0021】ステップS3においは次のような処理が実
行される。四方弁12により冷媒流路を暖房側にし、コ
ンプレッサ11の運転、停止を制御するとともに、乗員
が設定した設定温度と周囲熱負荷に応じて目標吹出し温
度を算出する。そして、目標吹出温度や乗員による外気
導入/内気循環インテークドアの設定状態に応じてイン
テークドア52の位置制御を行なう。また、目標吹出温
度や乗員による吹出モードの設定状態に応じた吹出口の
開閉制御を行なうとともに、目標吹出温度や乗員による
風量の設定状態に応じてブロアファン53による風量制
御を行なう。これらの制御は周知の手法が採用できるの
でここでは詳細説明は省略する。なお、ステップS8に
おける冷房制御においても、四方弁12により冷媒流路
を冷房側にし、暖房モードと同様に各種処理を実行す
る。
【0022】ステップS4で外気温センサ31の検出信
号で読み込まれた外気温が0℃以下と判定されるとステ
ップS5に進み、図6に示す特性C1にしたがってシー
ズヒータ19の消費電力を決定し、その消費電力に応じ
てスイッチ21をデューティ制御する。図6に示すよう
に、外気温0℃になるまではシーズヒータ19は停止
し、0℃以下になると所定量だけ電力を投入し、その後
は、外気温度が低くなるほど投入電力を増大させ、−2
0℃で3kWとなるようにする。
【0023】ステップS6では、インテークドア開度セ
ンサ34からの検出信号で読み込まれたインテークドア
開度により外気導入比率が50%未満か判定する。ステ
ップS3の空調制御により外気導入比率が50%以上で
あれば窓晴れ性が保証されることになるから、外気導入
比率が50%以上ならば図5の処理を終了する。外気導
入比率が50%未満の場合にはステップS7に進み、図
6に示す特性C2にしたがってインテークドア52によ
る外気導入比率を決定し、その外気導入比率にしたがっ
てインテークドアアクチュエータ54を制御する。
【0024】図6の特性C2に示すように、外気温0℃
になるまでは外気導入比率が0%であり、0℃未満にな
ると外気温度が低くなるほど外気導入比率を増大させ、
−20℃で50%となるようにする。
【0025】図7は外気導入量と内気導入量との比率を
横軸に、シーズヒータ19の消費電力を縦軸に取り、外
気温をパラメータとして窓晴れ限界を示す図である。外
気温0℃の場合には、点70で示す条件、すなわち外気
導入比率をX(%)に設定すれば窓晴れ性が保証され
る。この場合、外気の導入により吹出し温度が低下しな
いようにシーズヒータ19の消費電力をY(kW)に設
定する。外気温−20℃の場合には、点71で示す条
件、すなわち外気導入比率を50%に設定すれば窓晴れ
性が保証され、シーズヒータ19の消費電力を3kWと
すれば温度低下が補償される。したがって、この図7の
グラフの黒丸(70,71など)の点で示す条件にした
がって、外気温に対する外気導入比率と、外気温に対す
るシーズヒータ19の消費電力とを決定すれば電力消費
量を最小限にして窓晴れ性を保証することができる。そ
の結果が図6に示すグラフである。
【0026】図8は本実施の形態のようなヒータ駆動制
御とインテークドア切換制御による消費電力と比較する
同様の図である。すなわち、外気導入量と内気導入量と
の比率と、シーズヒータ19の消費電力を縦軸に取り、
外気温を横軸に取ったグラフである。この例では、外気
温0℃以下では外気導入比率を一律に50(%)とし、
シーズヒータ19の消費電力を外気温が下がる程大きく
して、外気温−20℃でシーズヒータ19の消費電力を
3kWに設定するものである。この方式では、外気温が
0℃になると外気導入比率を50%にするので、窓晴れ
性は十分に確保できる。しかしながら、図7のグラフで
説明したように、外気温0℃では外気導入比率を50%
以下のX%でも窓晴れ性は確保され、外気導入比率が大
き過ぎる。そのため、吹出し温度を一定に維持するため
にシーズヒータ19による冷媒加熱量を増大する必要が
あり、この分、電力消費量が大きくなる。図7において
は、点80で示され、消費電力はZ(kW)となる。こ
の点、上述したように本実施の形態では、図7の点70
の窓晴れ限界点での外気導入比率に設定し、これによ
り、シーズヒータ19の投入電力量をY(<Z)まで低
減することができる。
【0027】本発明は、ヒートポンプ冷凍サイクル式空
調装置において、真冬のように高い暖房能力が要求され
る条件下で、空調ダクト内に設置したメインエバポレー
タで導入空気を加熱する場合、暖房能力を低下させずに
窓の曇りを未然に防止するものである。したがって、こ
のような機能を有する空調装置であればその構成は実施
の形態で説明したものに限定されない。たとえば、冷媒
加熱装置をサブエバポレータ18とシーズヒータ19で
構成したが、その他の熱源で加熱してもよい。また、外
気温0℃を基準温度としてメインエバポレータ16によ
る加熱の有無を決定しているが、0℃に限定されない
し、外気温以外の温度を基準温度として用いることもで
きる。さらに以上では、−20℃において外気導入比率
を50%、シーズヒータ19の投入電力を3kWとした
が、この値はこの空調装置が搭載される車種によって異
なるものであり、本発明がこの値に限定されるものでは
ない。
【0028】以上の実施の形態において、メインコンデ
ンサ41が第1のコンデンサを、サブコンデンサ14が
第2のコンデンサを、サブエバポレータ18とシーズヒ
ータ19が冷媒加熱装置をそれぞれ構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用空調装置の一実施の形態の
構成を示す図
【図2】本発明による車両空調装置の制御回路の一例を
示す図
【図3】一実施の形態のモリエル線図
【図4】図3に対応する空気温度と絶対湿度の関係を示
すグラフ
【図5】空調制御の一例を示すフローチャート
【図6】外気温度とシーズヒータ消費電力の関係と、外
気温度と外気導入比率の関係を示すグラフ
【図7】外気導入比率とシーズヒータ消費電力の関係を
外気温度をパラメータとして示すグラフ
【図8】本例の電力消費量の優位性を説明するグラフ
【図9】従来の車両用空調装置の構成を示す図
【符号の説明】
11 コンプレッサ 12 四方弁 14 サブコンデンサ 15 膨張弁 16 メインエバポレータ 18 サブエバポレータ 19 シーズヒータ 30 制御回路 31 外気温センサ 32 冷媒温度センサ 34 インテークドア開度センサ 51 ダクト 52 インテークドア 53 ブロアワファン 54 インテークドアアクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/22 651 B60H 1/00 103 B60H 1/32 624 B60H 3/00 F24F 11/02 102 B60H 1/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷房モードではコンプレッサから圧送され
    る冷媒を車室外の第1のコンデンサで放熱するととも
    に、空調ダクト内に設置したエバポレータの上流で膨張
    弁により冷媒を膨張させてエバポレータで吸熱し、暖房
    モードでは、コンプレッサから圧送される冷媒を前記空
    調ダクト内の第2のコンデンサで放熱するヒートポンプ
    式冷暖房装置と、 前記冷媒を加熱する冷媒加熱装置と、 外気から前記空調ダクト内に導入される空気量と車室内
    から循環される空気量との導入比率を可変とするインテ
    ークドアと、 前記エバポレータによる加熱が必要と判定すると、前記
    冷媒加熱装置で冷媒を加熱するとともに前記膨張弁の絞
    り開度を大きくする制御手段とを備えた車両用空調装置
    において、 前記制御手段は、前記エバポレータによる加熱が必要と
    判定されたとき、暖房能力を低下させずに内窓の曇を防
    止する窓晴れ性を保証するように、前記外気導入量と前
    記冷媒加熱量を外気温に応じて算出し、その算出結果に
    基づいて前記インテークドアと前記冷媒加熱装置を制御
    することを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】請求項1の車両用空調装置において、前記
    外気導入量は前記窓晴れ性を外気温に応じた最小限の量
    で保証する値としたことを特徴とする車両用空調装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2の車両用空調装置におい
    て、前記冷媒加熱装置の加熱量は前記外気導入による吹
    出し温度の低下を補償するように外気導入量の増加に応
    じて増大することを特徴とする車両用空調装置。
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