JP3360294B2 - ゼラチン状被膜を作る方法及び装置 - Google Patents

ゼラチン状被膜を作る方法及び装置

Info

Publication number
JP3360294B2
JP3360294B2 JP01223494A JP1223494A JP3360294B2 JP 3360294 B2 JP3360294 B2 JP 3360294B2 JP 01223494 A JP01223494 A JP 01223494A JP 1223494 A JP1223494 A JP 1223494A JP 3360294 B2 JP3360294 B2 JP 3360294B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
coating
carrier plate
station
dryer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01223494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06292706A (ja
Inventor
ノーバート・アイ・バータ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MCNELL−PPC, INCORPORATED
Original Assignee
MCNELL−PPC, INCORPORATED
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MCNELL−PPC, INCORPORATED filed Critical MCNELL−PPC, INCORPORATED
Publication of JPH06292706A publication Critical patent/JPH06292706A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3360294B2 publication Critical patent/JP3360294B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G3/00Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
    • A23G3/02Apparatus specially adapted for manufacture or treatment of sweetmeats or confectionery; Accessories therefor
    • A23G3/20Apparatus for coating or filling sweetmeats or confectionery
    • A23G3/2092Apparatus for coating with atomised liquid, droplet bed, liquid spray
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G3/00Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
    • A23G3/02Apparatus specially adapted for manufacture or treatment of sweetmeats or confectionery; Accessories therefor
    • A23G3/20Apparatus for coating or filling sweetmeats or confectionery
    • A23G3/24Apparatus for coating by dipping in a liquid, at the surface of which another liquid or powder may be floating
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G7/00Other apparatus or process specially adapted for the chocolate or confectionery industry
    • A23G7/0037Apparatus for orientating and reorienting objects, e.g. chocolate, confectionery, trays, moulds, except sticks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J3/00Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms
    • A61J3/005Coating of tablets or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/20Pills, tablets, discs, rods
    • A61K9/28Dragees; Coated pills or tablets, e.g. with film or compression coating
    • A61K9/2806Coating materials
    • A61K9/2833Organic macromolecular compounds
    • A61K9/2873Proteins, e.g. gelatin
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
    • B01J2/006Coating of the granules without description of the process or the device by which the granules are obtained
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J2205/00General identification or selection means
    • A61J2205/20Colour codes

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は製品の被膜を形成する方法及び装
置に関し、特に錠剤にゼラチン状状物質よりなる被膜を
形成する方法及び装置に関する。本発明は、更に被覆物
質内に錠剤を浸漬する方法及び装置に関する。
【0002】本願は、出願人に共通して譲渡されかつ完
全に説明されたものとして引用することにより本明細書
に組み入れられる1990年11月5日付け、同時係属
中の米国特許出願第609482号「ゼラチン状被覆を
作る方法及び装置」の一部継続出願である。
【0003】本発明は、本願出願人の1990年5月1
日付けで発行された米国特許第4921108号;19
89年9月19日付けで発行された同第4867983
号;1989年4月11日付けで発行された同第482
0524号及び1990年10月30日付けで発行され
た同第4966771号、並びに出願人の1990年1
2月22日付けで出願された米国特許出願第48315
4号に関連する。これらは本願の譲受人に譲渡され完全
に説明されたものとして引用により本明細書に組み入れ
られるものである。
【0004】本発明は、また、本願と同時出願の米国特
願第 号、第 号、第 号及び第
にも関連する。これらは、総て本願の譲受人に譲渡され
完全に説明されたかにように参照文献によりここに組み
入れられるものである。
【0005】
【従来技術及びその課題】処方薬から普通に入手できる
キャンディのビタミン錠剤までの多くの製品が「錠剤」
として説明できる形態で製造される。錠剤の第1の機能
は、製造、包装及び消費に便利な製品の単一の投与又は
1回分を提供することである。上述の本願出願人の先の
特許及び出願に指摘されたように、ある種の人は、錠剤
を嚥下する能力を阻害する生理的及び心理的な問題に遭
遇することが見いだされた。また、ゼラチン状又はゼラ
チン状状物質よりなる被覆のような滑らかな被覆を有す
る錠剤を提供することにより、錠剤の「嚥下能力」が大
きく強化されることも見いだされた。かかる被覆及び調
製及び乾燥時間のような錠剤の応用に含まれれる考慮は
当業者にとって周知である。
【0006】嚥下能力の強化に加えて、錠剤に被膜を施
すことの望ましい別の多くの理由がある。かかる被膜は
その内側の製品の劣化を防止し更に確認用の着色又は製
品のデザインに組み込まれて製品の差異及びブランドの
確認を促進するマーク付けを可能とするようにも働く。
先の特許及び特願に指摘されたように、ある場合には、
2又はそれ以上の被膜を重ねて合わせ目を形成し、これ
により硬質ゼラチン状カプセルの外見を呈し同時に被覆
された固体の(従って不正な変更に対抗する)錠剤を提
供することが望まれる。
【0007】錠剤の形式の製品にゼラチン状被膜又はそ
の他の被膜を与える方法及び装置は当業者に周知であ
る。かかる方法は錠剤への被覆物質の薬槽浸漬又は真空
噴霧を含む。しかし、かかる方法は、商業的用途には一
般に許容し難い不均一な被膜を作る不十分なものであ
る。この技術状態を改良する努力の結果、本願出願人の
先の特許及び特願により明らかにされた発明は、個々の
製品がスリーブ又は「コレット」内に部分的に保持され
かつ製品の露出部分が浸漬用タンク内に正確に下降され
る方法及び装置を提供した。明らかにされたように、浸
漬すべき多数の製品を収容している棒材又は板が輸送さ
れ回転され、製品自体は大量に高品質かつ一貫した一様
な被膜を与えるように取り扱われる。しかし、これらの
発明は、ある種の様式の錠剤及び薬物の製品のどの形式
に対しても、これらを被覆し、或いは少なくともある特
定の方法で被覆できる、ということはない。例えば、高
さが直径と比べて比較的小さな実質的に円筒状の錠剤の
円形面の浸漬は、特に円周方向に合わせ目が望ましい場
合、本願出願人の従来の特許及び特願に開示された装置
を使用して困難であった。また、脆い製品或いは脆い被
覆組成の塗布のいずれも被覆の困難を含む別の例であ
る。ある種の被膜はコレット又は同様な保持器内に適合
する摩擦により傷つけられ、従来発明の装置での使用に
適さないことが見いだされた。
【0008】個別の真空筒上に錠剤を保持することによ
り、個々の錠剤又はカプセルを浸漬被覆槽を通して送る
ことが知られている。例えば、バンカーの米国特許第3
896762号は固体薬剤投薬方式のための回転被覆装
置を開示する。被膜の表面は水平であるので、これは錠
剤の経路に対して接線方向となる。従って、バンカー
は、一様な被膜を得るためには錠剤を保持している真空
筒をその長手方向中心線周りに回転させることが必要で
あることを明らかにした。しかし。この開示された装置
には多くの実際的な欠点がある。第1に、乾燥機と排出
機とが明らかにされたが、全システムは大量生産、又は
乾燥時間又は検査などに変更を与えるには不適である。
第2に、バンカーにより開示されたシステムは錠剤の全
深さ寸法の半分又はそれ以上が被覆溶液を通過するよう
にされる。次いで、錠剤は不規則に排出される。錠剤の
向き、及びもし有る場合には未被覆部分を揃え又はその
他の制御をする設備が無い。更に、多色又はカプセル状
の被覆製品を得るように被覆を調整する設備が無い。従
って、当業者は、バンカーにより開示されたシステム
は、量産と柔軟性とが重要でありかつ一貫性と高品質と
を必要とする現在の製造環境内では限定された用途のも
のであることを認識するであろう。
【0009】従って、個々の製品上に正確に定められた
量の被覆用材料を一貫して置き得る方法及び装置に対す
る要求が存在する。かかる方法及び装置は大量に被覆製
品を作り得ることが要求され、また過度の再編成なしに
新しいデザイン及び形式の被覆を組入れのできる本来の
融通性を持たねばならない。更に、高品質でかつ一貫し
た被覆ができる高度に管理された方法で被覆用材料内に
製品を浸漬することが極めて重要である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの目的及
びその他の目的は、製品保持器を有する複数のキャリヤ
ー板を種々の処理ステーションに輸送するコンベヤーを
備えた装置により達成される。処理ステーションは錠剤
の装填、浸漬及び乾燥を含み、高度に管理された方法で
製品を被覆することができる。この装置は、製品に2又
はそれ以上の色彩及び形式の被膜を堆積することも可能
である。2種の被膜を与えるために、製品の第1の部分
にある被膜が塗布され、次いで製品は裏返しにされ、第
2の板に置かれ、未被覆部分が被覆される。
【0011】製品を2色に被覆する装置の1実施例は、
第1の被覆用区画、第2の被覆用区画及び製品を第1の
区画から第2の区画に移送する手段を備える。第1の区
画は、製品保持器上に製品を置く供給及び装填用手段を
備える。製品は第1の浸漬手段に進められ、複数の真空
筒を有する真空室が板と組み合い、製品を裏返しにしか
つ浸漬させて、製品の第1の部分を被覆する。次に、板
は第1の回転用手段に進められ、ここで第1の部分上で
被膜を展着するために、別の真空室及び真空筒装置が板
と組み合いこれを1回転させる。板はエレベーターに進
められ、ここでこれらの板は、被覆用装置の第1の区画
の上方で伸びている乾燥機まで段階的に持ち上げられ
る。板は乾燥機内に移送され、ここで被膜の固化のため
管理された方法で乾燥機を通って移動する。次いで、板
は下降エレベーターに移されコンベヤーに戻され、横方
向置換装置に進められる。板は錠剤の未被覆部分を露出
する方法で被覆用装置の第2の区画に進められる。次
に、板は第1の区画におけると同様な浸漬及び回転用装
置に進められ、次いでエレベーターにより第2の区画内
のコンベヤー上方に置かれた同様な乾燥機に移される。
板は第2の乾燥機を通過し下降エレベーターによりコン
ベヤー上に戻され、ここで、板は取出し及び排出装置に
進められる。次いで、空の板が横方向置換装置に進めら
れ、装置での使用継続のため再循環される。
【0012】
【好ましい態様の詳細な説明】本発明の好ましい態様に
使用される装置が図1に概略的に示される。行われる説
明が多くの形式及び形状の製品に適用し得ることが理解
されるであろう。図示された錠剤の形式及び示された手
順は説明の目的だけのものである。
【0013】被覆すべき多くの製品10が供給手段80
に置かれる。好ましくは、供給機は、ホッパー82、及
び適切な方法で製品10を整列させ、指向させかつ分配
する一連の供給管84を備えるであろう。最初に、供給
管84の直下にこれと整列して板50が配置される。板
50は多数の錠剤保持器30を有し、これらは以下説明
されるように、被覆工程のある部分中、製品を拘束す
る。錠剤保持器30は、好ましくは供給管84に対応
し、最も好ましくは各管84が1個の錠剤保持器30に
1個の製品10を供給する。
【0014】コンベヤー手段が板50を供給機80から
真空室60に輸送する。図1に示された好ましい実施例
においては、真空室60は、2個の板50を受け入れこ
れらを真空の漏洩がないように気密に連結して形成され
る。真空室60には更に操作用手段が設けられ、これに
より矢印で示されるように板を上下に動かしかつ旋回ピ
ン62周りで回転させることができる。
【0015】真空室60の下方に第1の浸漬用タンク1
20が配置され、これはある量の被覆用物質で満たされ
る。好ましくは、ゼラチン状のような被覆用材料が使用
され、更に最も好ましくは浸漬用タンク120には被覆
用材料を連続的に循環させるポンプと導管とが設けられ
る。図示のように、浸漬用タンクは、大きなタンク12
0内に溢出しうる内側タンク124内に被覆用材料を圧
送することにより、メニスカス面122を形成するよう
に構成されることが最も好ましい。かかるシステムは、
装置使用中の被覆用材料の硬化を防止し、更に、被覆用
材料が浸漬される製品に対して常に同一かつ一様で実質
的に水平な面を確実に提供することを支援する。
【0016】運転時には、板50が真空室60と組み合
うように動かされ、次いで室60と板50とが半回転さ
せられる。以下説明されるように、真空室60は錠剤保
持器30内を真空にし、保持器は錠剤10を定位置に、
かつ浸漬される正確な向きで保持する。次いで、真空室
60は浸漬タンク120内に予定深さに降ろされ、それ
から引き上げられる。次いで、真空室60は板50をそ
の原位置に戻すために1回転半だけ回転させられる。余
分の完全な1回転が停滞時間を提供し、被膜の最初の
「固化」を許し、かつ製品10の一様な再指向により重
力による被膜の流れ又は垂れを防ぐ。しかし、ある場合
は半回転だけの回転で十分である。このとき、板50は
コンベヤー手段に戻され、真空室60から取り出され
る。
【0017】別の態様においては、浸漬ステーションに
隣接して別の回転ステーションが設けられる。この態様
においては、浸漬ステーションの真空室は板をコンベヤ
ーに戻すために半回転する。次いで、板は第2の真空室
に輸送され、この室は板と組み合いこれを1回転させて
ゼラチン状の固化と展着とを与える。次いで、板は解放
され次の処理ステーションに移送される。
【0018】図示された真空室60のデザインと浸漬用
タンク120の配置とにより、有効かつ効果的に種々の
被膜が得られる。円周方向の合わせ目のある被膜を形成
するように中低の面を有する実質的に円柱状の錠剤を浸
漬が図解されたが、当業者は、開示された装置の使用に
より多くの別形状の製品及びその他の被膜の配列が可能
であることを理解するであろう。後述されるであろうよ
うに、錠剤保持器30の形状及び真空室60の副構成要
素のデザインは特定の要求のために容易に変更できる。
また、図1に示されたように、浸漬タンク120内に既
に降ろされていた板50は真空室60が回される毎にコ
ンベヤー手段に戻されるように、別の板50により真空
室60を真空が漏れないように設計することにより、時
間当たり生産量を増加させることができる。
【0019】多数の被覆された錠剤10を収容している
板50が真空室60から取り出された後で、この板は乾
燥機手段130を通過させられ被覆物質を固化させる。
当業者に理解されるであろうように、乾燥機130は、
使用される被覆物質に必要な熱量と湿度とに対応して選
定されるであろう。多くの形式中でも、放射加熱、強制
熱風、マイクロウエーブ乾燥機及びこれら形式の組合せ
が有用である。選定された乾燥機130の形式に応じ
て、板50を乾燥機130に出し入れする1個又はそれ
以上のコンベヤー及びその他の装置を使用することがで
きる。
【0020】被膜の硬化後、板50は再びコンベヤー手
段に戻され、別の位置に移送される。このとき、製品1
0の各は一部分しか被覆されないが、製品10を排出し
て処理を完了したとすることも可能である。これは、例
えば、製品が既に被覆済みであって上述の工程が製品の
一部に第2の色彩を加えるために行われるような場合は
正しいかも知れない。
【0021】しかし、好ましい態様においては、本発明
は、製品の未被覆部分を被覆できる方法及び装置を提供
する。まず、図1に示されるように、第1の板50に収
容された製品と揃えて第2の板50′が位置決めされ
る。第2の板50′は、製品10の被覆された側が第2
の板50′の錠剤保持器30′内に配置されるまで下げ
られる。次いで、第1の板50、製品10及び第2の板
50′で得られた「サンドイッチ」がコンベヤー/操作
装置手段により半回転だけ回される。示されるように、
板50、50′の位置は逆転し、第1の板50が除去さ
れると製品10の未被覆部分が露出される。次いで、第
2の板50′が浸漬処理の開始点に輸送され、同一装置
又は別の装置のいずれかを使用し、同一の被覆材料又は
異なった被覆材料のいずれかを使用し、被膜の形成に必
要な操作手順を受ける。
【0022】製品10の未被覆部分に被覆物を置くため
に同じ装置を使用する場合は、第2の板50′は、好ま
しくは真空室60の直前の位置、即ち図1に示された真
空室60と供給機80との間にコンベヤーその他で輸送
される。第2の板50′は、真空室60と組み合うよう
に挿入されるだけであり、上述の装置は、実質的に同じ
機能手順で、所要の製品10の浸漬、被膜の固化等を遂
行するであろう。製品10が完全に被覆され固化された
後で、これは第1の板50と第2の板50′との間の輸
送段階より以前に排出される。
【0023】本発明の別の実施例においては、部分的に
被覆された製品が第2の板50′に移された後で、板5
0′は、図1に関連して上述されたような装置を2連に
したものに入る。換言すれば、第2の真空室、浸漬用タ
ンク、及び操作用及び輸送用の装置が設けられる。製品
10は装置の第2の組を使用して被覆され、固化された
後に、完成された製品が排出される。
【0024】図2を参照すれば、上述の真空室60のよ
り詳細な図面が示される。上述のように、好ましい態様
においては、2個の板50(又は50′)が真空室60
上に気密封鎖状態で保持され、これにより装置の上昇と
下降及び板50の真空室60への入りと出との間のより
効果的な割当てが可能となる。
【0025】図示のように、製品10が被覆材料122
の表面と接触するように装置全体を昇降させることがで
きる。図2に想像線で示されるように、この垂直方向運
動が真空室60とコンベヤー手段との間の移送を提供す
ることも好ましい。この後者の垂直方向運動は、図1を
参照し上に説明された浸漬工程中に真空室60が回され
るときの隙間も与える。
【0026】真空室60の更に詳細が図3に示される。
この図は、板50と真空室60との一部を切り取った断
面図を示す。断面図に見られるように、板50は、一連
の開口内に挿入された多数の錠剤保持器30を持つ。板
50は真空室60上に置かれこれと気密を形成する。多
数の真空筒100が錠剤保持器30を通って伸び、使用
時には製品10と組み合い、これを図示のように錠剤保
持器30から少し持ち上げる。真空室60内に作られた
真空はマニホルド又は類似の手段により真空筒100を
経て伝えられ、これにより製品10の面が真空筒100
と接触したときこの面に真空が作用できる。真空室60
に関して真空筒100を昇降させる真空筒アクチュエー
ター手段102の設置により、真空筒を図示の上昇位置
に選択的に置くことができる。アクチュエーター102
は、歯車、カム又はプーリーのシステムにより動かされ
る共通の棒又は取付け用構造とすることができる。
【0027】図示の位置においては、摩擦なし又は機械
作動式把持具の使用で上述のような製品10の裏返し又
はその他の操作が可能である。本発明により開示された
真空式取扱い用システムは製品の確実な保持を提供する
と同時に被膜又は製品10自体の破損の可能性を最小に
する。上に説明されたように、本発明の方法及び装置
は、種々の形状及び寸法の製品10に有用であるが、最
も好ましくは、製品10は図示のように1個又はそれ以
上の曲面を有するであろう。曲面は管100をステンレ
ス鋼のような強固な材料で作ることを許す。しかし、当
業者は、ほとんど任意の形状及び任意の向きの製品を適
切に設計された真空筒を使用して保持し得ることを認識
するであろう。最後に、ある場合には、十分な把持を確
実なものとするために真空筒の末端に柔軟な先端または
弾性的な先端を設けることが望ましい。
【0028】さて、図4を参照すれば、錠剤保持器30
の一つの実施例が示される。錠剤保持器の第1の端部に
は確実な停止を与えるためにショルダー32が形成され
る。第2の端部には溝が形成され、この中にOリング又
は同等品が組み合わせられ、錠剤保持器30を板50内
に保持する。普通の技術者により理解されるであろうよ
うに、錠剤保持器30と板50とは、ある場合にはこれ
らを一体の構成要素として形成することができる。図4
は、後退位置にある真空筒100も示す。真空筒100
が後退位置にあるときは、錠剤保持器30に形成された
凹所が製品10を拘束している唯一の手段である(図4
には図示せず)。
【0029】図7a及び7bは、板50において使用す
る筒状の保持器の第2の実施例を示す。図7a及び7b
に示された錠剤保持器31には、弾性フィンガー35を
形成している複数のスロット33が設けられる。図7a
はスロット33を通って得られた断面図であり、図7b
は図7aの位置から90゜回転された保持器31により
得られた断面図である。図7a及び7bに示された実施
例においては、1対の溝33が設けられ、これにより1
対の弾性フィンガー35を形成する。スロット33は、
保持器31の壁を通って長手方向に配置される。保持器
31は、中心円孔37を有する一般に円筒状の形状であ
る。錠剤保持器31は、一方の端部のショルダー部分4
1及び第2の端部の角度を付けられたフランジ43とに
より板50の開口39内に保持される。取付けを容易に
するために、図7aに示されるように、角度付きフラン
ジ43の上面45の寸法は、スロット33に直ぐ隣接し
た側壁部分において小さくされることが大切である。フ
ランジ43は、図7bに示されるように、スロット33
から90゜の位置に置かれたその最大表面領域に徐々に
増加させることができる。保持器31にも、この中に錠
剤を受け入れるための座47が設けられる。保持してい
る製品の形状に適合するようにこの座45を適切な形状
にできることが普通の技術者により理解されるであろ
う。
【0030】保持器31は、摩耗又は裂けを受ける可能
性のあるOリング又は同等品を必要としない「押込み」
式保持器である。保持器31を板50に固定するため
に、保持器31の円筒部を形成している環状の弾性フィ
ンガー35の外径は、板50の開口39の直径より少し
大きくしなければならない。フランジ43の角度のた
め、保持器31は開口39を通って挿入でき、また保持
器が板50を通過するときにフィンガー35を互いに近
寄らせて少し内側に変形させることができる。フランジ
43が板50の開口39を通過すると、弾性フィンガー
35は弾性でその本来の位置に戻り、フランジ43を板
50と組み合わせて、この中に保持器31を固定する。
【0031】図8は多数の製品保持器30又は31を保
持するキャリヤー板50の平面図を示す。図8のキャリ
ヤー板50は複数の長手方向列となった個別製品保持器
31を備える。板50は、好ましくは、幅が101.6
mmから127mm(4インチから5インチ)で、厚さ
がほぼ12.7mmから25.4mm(ほぼ0.5インチ
から1インチ)である。1実施例では、板50は長さが
約584.2mmから609.6mm(約23インチから
24インチ)に作られ、各列に33個の保持器を有する
列が7列、総数231個の保持器を含むことができる。
【0032】本発明のキャリヤー板50の好ましい実施
例は工具用アルミニウム板から機械加工される。このア
ルミニウムは、表面に加工された陽極酸化被膜のような
保護被膜を有することも好ましい。板50は長方形かつ
対称形であり、コンベヤー及び/又は保持用手段と組み
合う4隅近くに配置されゆるい間隔を空けられた4個の
スロット51を持っている。また、両端には整列用及び
輸送用の穴52も設けられ、これらは、板50が供給手
段80及びその他の処理用ステーションを通って進めら
れるとき、この板を操作するために使用される保持用ブ
シュ53を入れる。
【0033】本発明は、本発明に従って製品10を被覆
する方法も提供する。本発明の方法の好ましい実施例が
図5の一連の図面により図解される。図解と説明のため
に、1個の製品10、真空筒100及び錠剤保持器30
が図示され、板50のようなその他の装置部分は切り取
って示される。図1の左上方部分に示されるように、錠
剤保持器30を収容している板50は上述の錠剤を供給
する供給手段80の下方に位置決めされ、製品10が錠
剤保持器30内に置かれる。次に、個々の製品10を有
する板50が真空室60の近くに動かされ、ここでダス
ト及び粒状の物質が清掃される。明瞭のため、真空室6
0の表現は図5の諸図面では省略される。次いで、個々
の真空筒100が製品10にごく近い位置又は接触する
位置に動かされて置かれる。この位置において、真空筒
100内に作られた真空が製品10を「取り上げ」、又
は製品と組み合う。個々の製品10が真空筒100と組
み合った後で、板50全体が、製品10を真空筒100
により吊るしたままで半回転する。真空筒100とこれ
に付けられた製品10とは定位置に動かされ被覆用タン
ク120内に下げられる。製品10の沈められる深さは
真空筒100及び板50の運動の関数であり、これは、
真空筒100の作動用及び/又は板50の運動用の水力
アクチュエーター、歯車列又はその他の手段により正確
に調整することができる。次いで、真空筒100及び部
分的に被覆された製品10は被覆用タンク120から取
り出されるが、製品10はその保持器30内に完全には
引き出されない。それだけでなく、板50及び部分的に
伸長された真空筒100は1回転半だけ回転され、板5
0をその最初の位置に戻す。或いは、浸漬真空室が半回
転され、次いで板は隣接の第2の真空室に輸送され、こ
れが板を1回転させる。余分な回転は停滞時間を提供
し、被膜の最初の固化を許し、同時に重力による被膜の
流れを防ぐことにより被膜に与えられる一様性を支援す
る。しかし、ある実施例においては、この停滞時間は不
必要であり、板を半回転だけ回すことしか必要でない。
板50がその最初の位置に戻された後、真空筒100は
製品10が再び板50内の保持器30内に来るまで後退
させられる。真空筒100が十分に後退すると、製品1
0に対する真空連結は破られ、重力と保持器30とで製
品10を拘束する。
【0034】個々の製品10が真空の影響から解放され
ると、図5の下方部分に示されるように、部分的に被覆
された製品10を支持している板50が乾燥機130内
に動かされる。板は、コンベヤー又はその他の手段を使
用して乾燥機130内に押し込まれ乾燥される。被膜が
固化し板50が乾燥機130から出された後、第2の板
50′の錠剤保持器30′が、部分的に被覆された製品
10の入っている第1の板50の錠剤保持器30と揃う
ような位置に動かされる。第2の板50′は、第2の板
50′の錠剤保持器30′が第1の板50に保持された
製品と組み合うまで第1の板50に向かって下げられ
る。従って、図示のように、製品10は第1の板50と
第2の板50′との間に「挟まれる」。次いで、1対の
板50、50′を半回転させ、これにより第1の板50
と第2の板50′の相対位置を逆にする。次いで、未被
覆部分を上側に露出し、被覆済み部分を下側、即ち板5
0′の錠剤保持器30内にした製品10を残して第1の
板50が持ち上げられる。
【0035】この段階において、示された方法の好まし
い実施例は製品10のほぼ半分を完全に被覆し、被膜を
固化する。しかし、上述の方法は、図面の下右部分に示
された板50′を上左部分、換言すれば個々の製品10
が板50内に乗せられた直後の処理の開始点に移すこと
により繰り替えされることが理解されるであろう。本発
明のこの実施例においては、上述の経過が繰り替えされ
製品10の残りの部分が被覆される。しかし、更に、い
ずれの場合も錠剤の半分より多いか少ないかを被覆し、
異なった全体の被覆効果を与え得ることを理解すべきで
ある。例えば、両方の「パス」被膜が錠剤の高さの半分
以下であったとすると、未被覆のバンドが露出のままに
残るであろう。一方、「パス」の一方又は双方が錠剤の
高さの半分よりかなり大きな深さで行われたとすると、
重なった[合わせ目」の外見が作られるであろう。
【0036】図6を参照すれば、本発明のある実施例の
別の特徴が図解される。この実施例においては、真空筒
100は、図6に矢印aで示されたようにその長手方向
中心線の回りで回転するように構成されるであろう。普
通の技術者に理解されるように、かかる回転は、軸に回
転運動を伝える歯車列、ベルトとプーリー及びその他の
手段により達成することができる。回転中、上述の真空
室60又は別の真空源のいずれかの真空源により真空筒
100もまた作動される。従って、製品10は図示のよ
うに回転している真空筒100上に確りと保持される。
製品10が回転している間に、これは被覆用の回転車輪
210又はその他の手段と接触させられる。好ましく
は、回転車輪210は図示の中央「エッジ」のような、
製品10の一部分にごく接近した位置に来るような形状
にされ、かつそのように操作される。車輪210及び製
品10が回転すると、車輪210はある量の被覆用材料
222を通過し、製品10の一部分を被覆する。車輪2
10は、矢印bで示された方向に軸202の回りを回転
し、かつ適切な角度で支持構造200上に取り付けられ
る。
【0037】従って、本発明は、比較的狭いストリップ
又はバンドの被覆材料を製品に塗布できる方法も明らか
にする。より特別には、製品と被覆塗布用手段とは回転
しかつごく接近して置かれる。被覆塗布用手段は、好ま
しくは、ある量の被覆用材料に少なくも部分的に浸漬さ
れ、回転しながらこれを通過する。図6に示された実施
例を使用すれば異なった色彩の「バンド」を与えること
だけでなく特定部分の被膜の厚さを厚くし、これにより
合わせ目又は重ねられたゼラチン状カプセルの外観を作
ること可能である。
【0038】上述のように、本発明の1実施例では、製
品に2種又はそれ以上の被膜を塗布するために2連式の
被覆装置が使用される。図9は、2連式被覆装置300
の種々の処理ステーションの全体配置を平面視で示して
いるブロック図である。装置300は第1の被覆用区画
302と第2の被覆用区画304とを備える。板は、各
区画302及び304において、コンベヤーに沿って種
々の処理ステーションに進められる。第1の被覆用区画
302は供給及び装填ステーション306を含み、製品
は、ここで、貯蔵容器から製品をキャリヤー板上に乗せ
る装填装置に供給される。本発明に関連して使用される
供給及び装填装置の詳細な説明は、本願出願人に共に譲
渡されかつに完全に説明されたとして参照文献によりこ
こに組み込まれた関連特願第 号に開示され説明
される。
【0039】錠剤が供給及び装填ステーション306を
離れた後、板は監視ステーション307を通過する。監
視ステーション307は充填不足の錠剤保持器の存在を
検知する。更に、監視ステーション307は保持器内の
破損錠剤の存在を検知する。本技術において普通である
ように、被覆装置はコンピューター管理システムにより
制御される。これらシステムにおいては、板が装置を通
過して移動するとき、その各の位置を追跡する能力を有
することが普通である。板の錠剤が不足であるか又は錠
剤が破損しているかのいずれかを検知された場合は、管
理システムは信号を受け、その情報がシステム内に貯蔵
される。管理システムは、確認された板がどちらかの浸
漬ステーションに達したとき、その板が浸漬されないよ
うに構成される。空の保持器を有する板が浸漬される
と、ゼラチン状が真空筒を経て真空システム内に吸い込
まれるであろうが、これは本発明により避けられるであ
ろう。更に、錠剤は真空筒により保持できない大きさに
破損することがあり、破損した錠剤がゼラチン状内に落
下し、或いは破損した錠剤はゼラチン状がシステムに吸
い込まれる隙間を残す。先のように確認された板は、こ
れ以外は同様に処理されるが、取出しステーションに関
連して後述されるように収集箱内に移されることはない
であろう。監視ステーションは光反射システムを利用す
るが、これは本願出願人に共に譲渡されかつ引用により
本明細書に組み込まれた同時係属出願第 号に詳細に説明
される。
【0040】第1の区画302は、浸漬ステーション3
08及び回転ステーション310も含む。先に説明され
たように、浸漬ステーション308において、製品の第
1の部分が被覆される。部分的に被覆された製品を入れ
た板は回転ステーションに進められ、ここで、板は、製
品の第1の部分全体に一様に被覆を広げるために少なく
も1回転される。浸漬及び回転ステーションにおいて、
上述のような真空室システムが使用される。これらシス
テムの更なる詳細は、本願出願人に共に譲渡されかつ完
全に説明されたとして参照文献によりここに組み込まれ
た関連の米国特願第 号に開示され説明される。
【0041】キャリヤー板は、浸漬及び回転ステーショ
ンの次に、製品の第1の部分を固化させる乾燥機に輸送
される。2連式被覆装置300の好ましい実施例は、製
造用設備及び空間の最も経済的な使用を行うため、それ
ぞれ第1及び第2の被覆区画302、304の上方に置
かれた乾燥機手段314、315を備える。図10に示
されるように、区画302は上昇エレベーター312と
下降エレベーター316との間に置かれた乾燥機314
を備える。キャリヤー板を乾燥機に移すために、上昇エ
レベーター312は回転区画310から板を受け取り、
これを乾燥機314まで上げる。多数の被覆された製品
を入れたキャリヤー板が上昇エレベーター312から乾
燥機314内に移送され、ここでキャリヤー板は乾燥機
を通って下降エレベーター316内に輸送される。下降
エレベーター316はキャリヤー板を第1区画302内
のコンベヤーに戻す。板は、まず剥離ステーション31
7に進められ、次いで横方向置換装置318に進められ
る。横方向置換装置318は、部分的に被覆された製品
を、製品が未被覆の第2の部分を露出してキャリヤー板
上に置かれるようにして、第2の被覆用区画304に移
す。
【0042】第1の被覆用区画302内での被覆処理中
に、ゼラチン状は製品全体の上に滴下し保持器と接触す
る。ゼラチン状は乾燥され錠剤と保持器との間のシール
を形成し、錠剤が第2の被覆用区画内の板に移されるこ
とを防ぎ、即ち錠剤は板に接着する。剥離ステーション
において、保持器の座から錠剤を離して持ち上げるよう
に管理された方法で保持器を通してピンが挿入され、こ
れにより形成されたかかるシールの総てを破壊する。錠
剤は注意深く保持器に戻され、板は横方向置換装置31
8に進められる。剥離ステーションのより詳細な説明
は、引用により本明細書に組み入れられた同時係属出願
号に見いだすことができる。
【0043】第2の区画304のキャリヤー板は、まず
監視ステーション319の下方を通過し、次いで浸漬ス
テーション320に進められ、ここで製品の露出部分が
被覆される。しかし、第1の区画におけるように、監視
ステーションにおいて錠剤不足又は破損錠剤が検知され
ると、これらの板は浸漬されないであろう。その後、板
は、製品の第2の部分上で被覆を広げる回転ステーショ
ン322に進められる。次いで、板は乾燥機315に移
送する上昇エレベーター324に進められる。板は、こ
れをコンベヤーに戻す下降エレベーター326に第2の
乾燥機315を経て輸送される。次に、板は取出しステ
ーション328に進められ、ここで完全に被覆された製
品が排出され集められる。空の板は、これを再使用のた
めに装置内に戻す横方向置換装置318に進められる。
この横方向置換装置の詳細は、本願出願人に共に譲渡さ
れかつ完全に説明されたものとして引用により本明細書
に組み込まれた別の関連の米国特願第 号に見い
だすことができる。
【0044】図11は、供給及び装填ステーション30
6を取り出して示す。供給ユニット330は製品を管理
された方法で貯蔵容器から装填ユニット332に供給す
る。装填ユニット332は、製品をキャリヤー板上に正
確に乗せるように方向付けを行う。第1の板指示ユニッ
ト334は、板を正確に装填するためにこれを小刻みに
前進させる。好ましい実施例においては、板が供給ユニ
ットの下方に動いたとき、製品の列が板の中で保持器内
に正確に位置決めされかつ挿入される。指示用手段は先
行の板の後端に接する1個又はそれ以上の板の先端を押
すことにより板を前進させる。第1の指示用手段は、製
品の1列と等しい小さなピッチ長で板を進める。
【0045】板が一杯にされた後、第1の板指示ユニッ
ト336が、典型的には板の幅に等しいより大きなピッ
チ長で板を前進させる。板の前進の1段階の長さを大き
くすることにより、占有サイクルの全効率を増加させる
タイミングの利点が得られる。第2の板指示用手段33
6は、完全に装填されたキャリヤー板を、浸漬ステーシ
ョン308及び回転ステーション310内に1度に1個
ずつ前進させる。浸漬ステーション308の好ましい実
施例においては、製品の第1の部分、例えば一方の半分
を浸漬させるために,少なくも板の1個及び上述のよう
に製品と組み合ってこれを保持する多数の真空筒と組み
合うようにされた真空室が設けられる。この実施例にお
いては、真空室は、このステーションにおいて板と組み
合い、製品を半回転させ、浸漬させ、更に半回転して板
をコンベヤーに戻す。次いで、板は回転ステーション3
10に進められ、ここで、第2の真空室手段が少なくも
1個の板と組み合う。第2の真空室手段も製品と組み合
いこれを保持する多数の真空筒を備える。好ましい実施
例においては、真空室は板を半回転させこれをエレベー
ターに進めるためのコンベヤーに戻す。
【0046】浸漬及び回転ステーションにおいて被膜が
塗布され広げられた後に、板は被膜を固化する乾燥機を
通過して移動する。図12は、好ましい実施例におい
て、乾燥機を通る板の運動連鎖を示すブロック図であ
る。乾燥機に隣接してその各側に板移動ユニット338
及び340があり、これらはエレベーターの一体部分、
又は分離しているがユニットに取り付けられた部分とす
ることができる。乾燥機は二つの部分、上昇区画342
と下降区画344とに分割される。乾燥機の部分は中央
エレベーター346で分割される。乾燥機の区画34
2、344は、多数の垂直方向で間隔を空けられた板案
内を備える。区画342内において、板はまず最も下の
案内を横切り、次いで次々と各案内を横切って上方に動
かされる。板移動ユニット338及び中央エレベーター
346の上昇区画348は、板を次の最高の案内の高さ
に移動させるように調和して作動する。板が最も高い案
内に達すると、この板は上昇区画342から下降区画3
44に直接移動する。下降区画344においては、板移
動ユニット340及び中央エレベーター346の下降区
画350は、板が次々と各案内を下方に動くように調和
して作動する。板が区画344の最も下の案内に移動し
た後、板は板移動ユニット340の最も下の高さに入
り、次いで関係の各区画のコンベヤーに戻す下降エレベ
ーター内に移動される。
【0047】再び図9を参照すれば、第1の被覆用区画
302内のコンベヤーに戻された板は、製品の第2の部
分、例えば残りの半分を被覆できるように、第2の被覆
用区画304に製品を移す横方向置換装置318に進
む。横方向置換装置318は、製品キャリヤー板を連続
的に循環させこれにより効果的な高生産システムを提供
するように作動する。製品の未被覆部分を露出させるた
めに、横方向置換装置318の区画352において部分
的に被覆された製品を有する板の上に同様な空の製品キ
ャリヤー板が置かれる。この時点において区画354
は、互いに向かい合って置かれた2個の空の製品キャリ
ヤー板を持つ。各区画352、354は整列した2組の
キャリヤー板を持ち、一方の対はその間に錠剤10を入
れ、他方の対は錠剤が無い。次いで、区画352を被覆
用区画304に移動させかつ区画354を被覆用区画3
02を移動させるために、横方向置換装置318を18
0゜回転させる。このとき、錠剤を有し整列したキャリ
ヤー板は被覆用区画304内にあり、また空のキャリヤ
ー板は被覆用区画302内にある。次いで、製品は重力
により区画352内の空の板上に移され、浸漬ステーシ
ョン320、回転ステーション322を経て乾燥機31
5内への上昇エレベーター324内に進められる。この
とき、新たに乗せられた製品の再装填と浸漬のために、
区画354から新しい空の板が供給及び装填用区画30
6に進められる。横方向置換装置318は180゜回転
し続け、板の連続再循環を与える方法で板を移動させ
る。
【0048】製品の第2の部分の被膜を固化するために
板が乾燥機315を横切った後、板は下降エレベーター
326によりコンベヤーに移され、取出しステーション
328に前進する。図13は、取出しステーション32
8の種々の構成要素を示すブロック図である。板は排出
ユニット358に進められ、ここで、板は180゜回転
され、製品は重力により板から収集箱360内に排出さ
れる。板がこの回転された位置にある間に、往復ピン機
構のような掃除手段が作動させられ、保持器を通してピ
ンを伸ばし第2の被覆用区画において塗布された被膜に
より形成された錠剤と保持器との間のシールを総て剥離
させ総ての錠剤の排出を確実化する。錠剤は、始めに、
錠剤を異なった収集箱の中に向ける分割用手段を有する
可動コンベヤー上に受け入れらる。分割用手段は、錠剤
不足であるか破損錠剤であるかの監視ステーションにお
ける確認に従って、錠剤を自動的に仕上がり製品収集
箱、再製用箱又はスクラップ箱内に輸送する。錠剤が不
足なだけの板の錠剤は装置で再使用するために再製用箱
に送られるであろう。破損錠剤を有する板はスクラップ
箱に送られるであろう。その他の総ての錠剤は仕上がり
製品箱に送られるであろう。次いで、清掃された板は横
方向置換装置318に進められ、被覆用装置の連続運転
において再使用される。
【0049】本発明の装置は特定の実施例を参照し説明
されたが、当業者は、開示された方法及び装置に本発明
の精神及び範囲から離れることなく変更及び付加を行い
得ることを直ちに認識するであろう。例えば、浸漬工程
中に浸漬深さの制御及び色彩の変更により多色製品を作
るように管理することができる。更に、同色の複合被覆
を行うことができる。被覆は製品の同じ部分又は異なっ
た部分に行うことができる。更に、被膜が製品の総ての
領域を被覆せず、これにより非被覆部分を残すことがで
き、或いは合わせ目を作るように被膜を重ねることがで
きる。別の実施例においては、未被覆製品の全面に予備
被覆を施すこともできる。以上の変更は、例えば同色又
は異なった色の予備被覆又は付加被覆を与えるために付
加的な浸漬タンクの付加により容易に実行できる。付加
の浸漬タンクは装置の1個の被覆用区画内及び/又は付
加の浸漬及び乾燥区画内に置くことができる。
【0050】更に、上述のように、上述された装置及び
方法は、これを多くの形状の製品を被覆するために使用
できる。普通の丸い錠剤の形状に加えて、その他の形状
として長円形、長方形、六角形及び菱形を含む。上に挙
げた形状は、所要の変更なし又は小変更で、本発明によ
り被覆し得る適宜形状の薬剤として例示しただけであ
る。
【0051】本発明はその好ましい実施例に関して特に
図示され説明されたが、特許請求の範囲によってのみ限
定される本発明の精神及び範囲から離れることなく、そ
の形式及び詳細の上述の変化及びその他の変更をなし得
ることを当業者は理解すべきである。
【0052】本発明の実施態様は次の通りである。
【0053】1.(a)複数の製品キャリヤー板手段、
第1の被覆用区画、第2の被覆用区画及び製品を前記第
1の区画から前記第2の区画に移送する手段; (b)(i)前記製品の第1の部分が露出されるように
前記製品キャリヤー板手段上に製品を置くための供給及
び装填手段; (ii)前記製品の少なくも前記第1の部分がこれに被
膜を塗布するために被覆用材料内に浸漬されるように前
記供給及び装填用手段から受け入れた前記製品キャリヤ
ー板手段の位置決めと下降とをさせる第1の浸漬手段; (iii)前記第1の浸漬手段から受け入れた前記製品
キャリヤー板手段を少なくも1回転させる第1の回転手
段; (iv)前記製品に塗布された被膜の固化用の第1の乾
燥機手段であって、前記第1の回転手段から受け入れた
前記製品キャリヤー板手段を前記乾燥機手段を通して輸
送する手段を有する前記第1の乾燥機手段;を有する前
記第1の被覆用区画; (c)前記製品の第2の部分が前記製品キャリヤー板手
段において露出されるように前記製品を前記第2の被覆
用区画に移送する手段を有する前記移送手段; (d)(i)前記製品の少なくも前記第2の部分がこれ
に被膜を塗布するために被覆用材料中に浸漬されように
前記移送手段から受け入れた前記製品キャリヤー板手段
の位置決めと下降とをさせる第2の浸漬手段; (ii)前記第2の浸漬手段から受け入れた前記製品キ
ャリヤー板手段を少なくも1回転させる第2の回転手
段; (iii)前記製品に塗布された被膜の固化用の第2の
乾燥機手段であって、前記第2の回転手段から受け入れ
た前記製品キャリヤー板手段を前記乾燥機手段を通して
移送する手段を有する前記第2の乾燥機手段;を有する
前記第1の被覆用区画;及び (iv)前記被覆された製品を前記製品キャリヤー板手
段から降ろす手段を有する前記第2の被覆用区画を備え
製品を被覆する装置。
【0054】2.前記製品キャリヤー板手段が、内部に
製品を受け入れる複数列の製品保持器及び前記保持器を
保持するようにされた板を備える実施態様1の装置。
【0055】3.前記供給及び装填手段が、前記板を1
度に保持器1列だけ前記供給及び装填手段を通して前進
させる増分指示手段を備える実施態様2の装置。
【0056】4.前記第1の浸漬手段は少なくも1個の
板手段と組み合うようにされた第1の真空室手段を有
し、前記第1の真空室手段は前記製品と組み合いこれを
保持する多数の真空筒を有する実施態様1の装置。
【0057】5.前記第1の回転手段は少なくも1個の
板と組み合うようにされた第2の真空室手段を有し、前
記第2の真空室手段は前記製品と組み合いかつこれを保
持する多数の真空筒を有する実施態様4の装置。
【0058】6.前記第1の被覆用区画が、前記第1の
被覆用区域を通って前記複数の製品キャリヤー板手段を
輸送する第1のコンベヤー手段を備える実施態様1の装
置。 7.前記第1の乾燥機手段が、前記製品キャリヤー板手
段を前記第1のコンベヤー手段から前記乾燥機手段に移
送する第1の上昇エレベーター手段及び前記製品キャリ
ヤー板手段を前記第1の乾燥機手段から前記第1のコン
ベヤー手段に移送する第1の下降エレベーター手段を備
える実施態様6の装置。
【0059】8.前記第2の浸漬手段は少なくも1個の
板手段と組み合うようにされた第1の真空室手段を有
し、前記第1の真空室手段は前記製品と組み合いこれを
保持する多数の真空筒を有する実施態様1の装置。
【0060】9.前記第2の回転手段は少なくも1個の
板材と組み合うようにされた第2の真空室手段を有し、
前記第2の真空室手段は前記製品と組み合いかつこれを
保持する多数の真空筒を有する実施態様8の装置。
【0061】10.前記第2の被覆用区画が、前記第2
の被覆用区画を経て前記複数の製品キャリヤー板手段を
輸送する第2のコンベヤー手段を備える実施態様7の装
置。 11.前記第2の乾燥機手段が、前記製品キャリヤー板
手段を前記第2のコンベヤー手段から前記第2の乾燥機
手段に移送する第2の上昇エレベーター手段及び前記製
品キャリヤー板手段を前記第2の乾燥機手段から前記第
2のコンベヤー手段に移送する第2の下降エレベーター
手段を備える実施態様10の装置。
【0062】12.前記第1及び第2の乾燥機手段が、
乾燥機の一方の区画においては連続した案内を通り上昇
方向に、また乾燥機の第2の区画においては連続した案
内を通り下降方向に前記製品キャリヤー板手段を輸送す
るため、垂直方向で間隔を空けられた多数の板案内及び
中央エレベーター手段を備える実施態様11の装置。 13.前記第1の被覆用区画が、前記製品に塗布された
前記被覆用材料により前記製品と前記製品保持器との間
に形成されたシールを破壊する手段を備える実施態様2
の装置。
【0063】14.前記取出し手段が、前記製品に塗布
された前記被覆用材料により前記製品と前記製品保持器
との間に形成されたシールを破壊する手段を備える実施
態様2の装置。
【0064】15.前記第1及び第2の被覆用手段が、
前記保持器内における製品の不足又は破損の存在を検知
する第1及び第2の監視用手段をそれぞれ有する実施態
様2の装置。
【0065】16.第1のコンベヤー上の複数の製品キ
ャリヤー板手段を供給及び装填ステーションに進め;前
記製品の第1の部分が露出されるように前記供給及び装
填ステーションにおいて前記製品キャリヤー板手段の保
持器の上に製品を置き;前記第1のコンベヤー上の前記
製品キャリヤー板手段を第1の浸漬ステーションに進
め;前記第1の浸漬ステーションにおいて前記製品の前
記第1の部分に被覆を塗布するためにこれを被覆用材料
の中に浸漬させ;前記第1のコンベヤー上の前記製品キ
ャリヤー板手段を第1の回転ステーションに進め;前記
第1の回転ステーションにおいて前記製品キャリヤー板
手段を少なくも1回転させ;前記製品キャリヤー板手段
を前記回転ステーションから第1の乾燥機手段に移送
し;前記第1の乾燥機手段を通して前記製品キャリヤー
板手段を輸送することにより前記被膜を乾燥し;前記製
品キャリヤー板手段を前記第1の乾燥機手段から第1の
置換ステーションに移送し;製品キャリヤー板手段上に
おいて前記製品の第2の部分が露出されるように前記製
品を第2のコンベヤー上で第2の置換ステーション移送
し;前記第2のコンベヤー上の前記製品キャリヤー板手
段を第2の浸漬ステーションに進め;前記第2の浸漬ス
テーションにおいて前記製品の前記第2の部分に被膜を
塗布するためにこれを被覆用材料の中に浸漬させ;前記
第2のコンベヤー上の前記製品キャリヤー板手段を第2
の回転ステーションに進め;前記第2の回転ステーショ
ンにおいて前記製品キャリヤー板手段を少なくも1回転
させ;前記製品キャリヤー板手段を前記第2の回転ステ
ーションから第2の乾燥機手段に移送し、前記第2の乾
燥機手段を通して前記製品キャリヤー板手段を輸送する
ことにより前記被膜を乾燥し;前記製品キャリヤー板手
段を前記第2の乾燥機手段から取出しステーションに移
送し、前記取出しステーションにおいて前記被覆された
製品を排出し収集しこれにより前記製品の板材を空に
し;前記空の製品キャリヤー板手段を前記方法で再使用
するため前記第2の置換ステーションに進める諸段階を
包含し製品を被覆する方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被覆装置の部分的に線図化され、かつ
部分的に図式化された図面である。
【図2】図1の装置の一部分の切り取られ、部分的に断
面にされた側面図である。
【図3】本発明の1実施例に使用される錠剤保持器とキ
ャリヤー板の断面図を示す。
【図4】図3の板の切り取られた断面図であり、本発明
の1実施例に使用される錠剤保持器及び真空筒を示す。
【図5】本発明により錠剤を被覆する好ましい方法の諸
段階を部分的に線図化され、部分的に図式化された表現
である。
【図6】被覆用材料のバンドが製品に与えられる本発明
の別の実施例の一部分の切り取られた断面図である。
【図7】本発明の錠剤保持器の別の実施例の断面図であ
る。
【図8】本発明の1実施例の製品キャリヤー板の平面図
である。
【図9】本発明の2連式被覆用装置の処理ステーション
の配列のブロック図である。
【図10】図9の2連式被覆用装置の一方の区画のブロ
ック図である。
【図11】図9の装置の供給及び装填ステーションのブ
ロック図である。
【図12】本発明の乾燥機を通る板の運動連鎖のブロッ
ク図である。
【図13】図9の装置の取出しステーションのブロック
図である。
【符号の説明】
10・・・・・被覆すべき製品 30・・・・・錠剤保持器 50・・・・・板 60・・・・・真空室 62・・・・・旋回ピン 80・・・・・供給手段 84・・・・・管 120・・・・・浸漬用タンク 122・・・・・メニスカス面 124・・・・・内側タンク 130・・・・・乾燥機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B05D 3/00 B05D 3/00 C (56)参考文献 特開 昭63−255067(JP,A) 欧州特許出願公開485138(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61J 3/06 B05C 3/09 B05C 9/14 B05C 13/02 B05D 1/18 B05D 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)少くとも1個の製品を保持する為
    複数の製品キャリヤー板手段、第1の被覆用区画、第
    2の被覆用区画及び製品を前記第1の区画から前記第2
    の区画に移送する手段を具備し、 (b)前記第1の被覆用区画が、 (i)前記製品の第1の部分が露出されるように前記
    数の製品キャリヤー板手段の一番目の上に製品を置くた
    めの供給及び装填手段; (ii)前記製品の少なくも前記第1の部分がこれに被
    膜を塗布するために被覆用材料内に浸漬されるように前
    記供給及び装填用手段から受け入れた前記第1の製品キ
    ャリヤー板手段の位置決めと下降とをさせる第1の浸漬
    手段であって、前記第1の製品キャリヤー板手段と組み
    合う第1の真空室を有する前記第1の浸漬手段、及び該
    製品と組み合い、これを保持する複数の真空筒を有する
    前記第1の真空室手段; (iii)前記第1の浸漬手段から受け入れた前記第1
    製品キャリヤー板手段を少なくも1回転させる第1の
    回転手段;及び (iv)前記製品に塗布された被膜の固化用の第1の乾
    燥機手段であって、前記第1の回転手段から受け入れた
    前記第1の製品キャリヤー板手段を前記乾燥機手段を通
    して輸送する手段を有する前記第1の乾燥機手段を有
    し、 (c)前記移送手段が、前記製品を前記複数の製品キャ
    リヤー板手段の2番目に移送し、そして前記製品の第2
    の部分が前記製品キャリヤー板手段において露出される
    ように前記第2の製品キャリヤー板手段を前記第2の被
    覆用区画に移送する手段を有し、 (d)前記第2の被覆用区画が、 (i)前記製品の少なくも前記第2の部分がこれに被膜
    を塗布するために被覆用材料中に浸漬されように前記
    移送手段から受け入れた前記第2の製品キャリヤー板手
    段の位置決めと下降とをさせる第2の浸漬手段; (ii)前記第2の浸漬手段から受け入れた前記第2の
    製品キャリヤー板手段を少なくも1回転させる第2の回
    転手段; (iii)前記第2の浸漬手段により前記製品に塗布さ
    れた被膜の固化用の第2の乾燥機手段であって、前記第
    2の回転手段から受け入れた前記第2の製品キャリヤー
    板手段を前記乾燥機手段を通して移送する手段を有する
    前記第2の乾燥機手段;及び (iv)前記被覆された製品を前記第2の製品キャリヤ
    ー板手段から降ろす手段を有することを特徴とする製品
    を被覆するための装置。
  2. 【請求項2】 第1のコンベヤー上の複数の製品キャリ
    ヤー板手段を供給及び装填ステーションに進め; 前記製品の第1の部分が露出されるように前記供給及び
    装填ステーションにおいて前記複数の製品キャリヤー板
    手段の1番目の保持器の上に製品を置き; 前記第1のコンベヤー上の前記第1の製品キャリヤー板
    手段を真空手段を有する第1の浸漬ステーションに進
    め; 前記第1の浸漬ステーションにおいて前記製品の前記第
    1の部分に被膜を塗布するためにこれを被覆用材料の中
    に浸漬させながら該製品を該真空手段と組み合わせてこ
    れを保持させ; 前記第1のコンベヤー上の前記第1の製品キャリヤー板
    手段を第1の回転ステーションに進め; 前記第1の回転ステーションにおいて前記第1の製品キ
    ャリヤー板手段を少なくも1回転させ; 前記 第1の乾燥機手段を通して前記第1の製品キャリヤ
    ー板手段を輸送することにより前記第1の被膜を乾燥
    し; 前記製品を複数の製品キャリヤー板手段に移送し、次い
    前記製品の第2の部分が露出されるように前記第2の
    キャリヤー板手段を第2のコンベヤー移送し; 前記第2のコンベヤー上の前記第2の製品キャリヤー板
    手段を第2の浸漬ステーションに進め; 前記第2の浸漬ステーションにおいて前記製品の前記第
    2の部分に被膜を塗布するためにこれを被覆用材料の中
    に浸漬させ; 前記第2のコンベヤー上の前記第2の製品キャリヤー板
    手段を第2の回転ステーションに進め; 前記第2の回転ステーションにおいて前記第2の製品キ
    ャリヤー板手段を少なくも1回転させ; 前記第2の製品キャリヤー板手段を前記第2の回転ステ
    ーションから第2の乾燥機手段に移送し、 前記第2の乾燥機手段を通して前記第2の製品キャリヤ
    ー板手段を輸送することにより前記第2の浸漬ステーシ
    ョンにおいて塗布された前記被膜を乾燥し; 前記第2の製品キャリヤー板手段を前記第2の乾燥機か
    ら取出しステーションに移送し、 前記取出しステーションにおいて前記被覆された製品を
    排出し収集しこれにより前記製品の前記第2の製品キャ
    リヤー板手段を空にし; 前記空の製品キャリヤー板手段を前記方法で再使用する
    ため前記移送ステーションに進める工程を含むこと
    を特徴とする製品を被覆するための方法。
JP01223494A 1993-01-12 1994-01-11 ゼラチン状被膜を作る方法及び装置 Expired - Fee Related JP3360294B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/003,349 US5498441A (en) 1990-11-05 1993-01-12 Method and apparatus for creating a gelatin coating on a tablet
US003349 1993-01-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06292706A JPH06292706A (ja) 1994-10-21
JP3360294B2 true JP3360294B2 (ja) 2002-12-24

Family

ID=21705426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01223494A Expired - Fee Related JP3360294B2 (ja) 1993-01-12 1994-01-11 ゼラチン状被膜を作る方法及び装置

Country Status (25)

Country Link
US (1) US5498441A (ja)
EP (1) EP0607008B1 (ja)
JP (1) JP3360294B2 (ja)
KR (1) KR940018075A (ja)
CN (1) CN1065424C (ja)
AT (1) ATE161416T1 (ja)
AU (2) AU5307894A (ja)
BR (1) BR9400071A (ja)
CA (1) CA2113249C (ja)
CZ (1) CZ6594A3 (ja)
DE (1) DE69407438T2 (ja)
EC (1) ECSP941024A (ja)
ES (1) ES2111846T3 (ja)
FI (1) FI109873B (ja)
GR (1) GR1002602B (ja)
HK (1) HK1002530A1 (ja)
HU (1) HUT71032A (ja)
MY (1) MY115777A (ja)
NO (1) NO306758B1 (ja)
NZ (1) NZ250649A (ja)
PA (1) PA7116401A1 (ja)
PH (1) PH30506A (ja)
PL (1) PL174270B1 (ja)
TW (1) TW384239B (ja)
UY (1) UY23713A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ233403A (en) * 1989-04-28 1992-09-25 Mcneil Ppc Inc Simulated capsule-like medicament
US5503673A (en) * 1990-11-05 1996-04-02 Mcneil-Ppc, Inc Apparatus for dip coating product
US5639304A (en) * 1995-02-09 1997-06-17 Hoffman; Paul D. Device for applying a coating to a solid medicament
US5942034A (en) * 1997-07-24 1999-08-24 Bayer Corporation Apparatus for the gelatin coating of medicaments
US5868846A (en) * 1997-08-20 1999-02-09 Mcneil-Ppc, Inc. Vacuum nozzle assembly
US6018935A (en) * 1998-04-13 2000-02-01 Perrone; Aldo Machine for enrobing tablets with gelatin
GB2420298B (en) * 2003-06-18 2006-08-23 Phoqus Pharmaceuticals Ltd Method and apparatus for the application of powder material to substrates
CN102008393B (zh) * 2010-11-12 2012-11-28 罗彦凤 干法包衣设备
CN104546487B (zh) * 2014-12-05 2017-10-17 丹东金丸集团有限公司 全自动肠溶胶囊生产线
CN104606053B (zh) * 2014-12-05 2018-06-05 丹东金丸集团有限公司 用于全自动肠溶胶囊生产线的包衣机
CN105983144B (zh) * 2015-02-13 2019-07-19 乐普(北京)医疗器械股份有限公司 一种药物涂层支架的涂覆装置及应用该装置的涂覆方法
CN105534716B (zh) * 2015-12-16 2019-03-05 浙江春宝胶囊有限公司 一种熔胶蘸胶烘干一体化装置
CN107744167B (zh) * 2017-11-17 2023-02-03 哈尔滨纳诺机械设备有限公司 连续式包衣机及采用该连续式包衣机的连续式包衣方法
CN108311338A (zh) * 2018-01-30 2018-07-24 浙江倬瑜服饰有限公司 一种全自动劳保手套加工用浸胶机
CN108246567B (zh) * 2018-04-02 2023-04-25 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 一种侧提拉式单面涂膜机
CN109382273A (zh) * 2018-12-10 2019-02-26 南京火燥机械科技有限公司 一种连续式包衣机
CN111112003B (zh) * 2019-12-31 2021-06-25 玉环市几偶孵化器有限公司 一种板材加工装置及加工方法
CN113369099A (zh) * 2020-03-09 2021-09-10 株洲弗拉德科技有限公司 一种隧道式真空连续浸渍生产系统
KR102296616B1 (ko) * 2020-05-27 2021-09-01 (주) 씨엠에스 자동차용 스피커 그릴의 회전식 탑코팅 시스템 및 방법

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1123934A (en) * 1913-03-24 1915-01-05 W F Schrafft & Sons Corp Candy-making apparatus.
US1377644A (en) * 1919-11-03 1921-05-10 Earl Tonglet L Drier
US2795056A (en) * 1955-01-04 1957-06-11 Proctor And Schwartz Inc Conveying and treating system for loose, solid materials
US2889801A (en) * 1955-11-16 1959-06-09 Pikal Harry Apple coating machine
US2995482A (en) * 1958-05-27 1961-08-08 Westinghouse Electric Corp Method for applying sealing material to sealing surfaces
US3453989A (en) * 1967-11-13 1969-07-08 Western Electric Co Apparatus for holding articles
US3844428A (en) * 1972-04-07 1974-10-29 Packard Instrument Co Inc Tray storage and handling system for scintillation spectrometers and the like
FR2239077A5 (ja) * 1973-07-26 1975-02-21 Colibri Biscuiterie
US3896762A (en) * 1973-12-07 1975-07-29 Purdue Research Foundation Coating apparatus
US4395184A (en) * 1980-02-21 1983-07-26 Palomar Systems & Machines, Inc. Means and method for processing miniature electronic components such as capacitors or resistors
JPS59174158A (ja) * 1983-03-24 1984-10-02 エーザイ株式会社 ゼラチン硬カプセルのボデ−とキヤツプとのシ−ル方法及びその装置
US4669416A (en) * 1986-06-25 1987-06-02 Metoramic Sciences, Inc. Composite carrier plate
EP0271627B1 (en) * 1986-10-20 1992-04-15 Paolo Maso Bander machine for drugs containing capsules
US4966771A (en) * 1987-02-20 1990-10-30 Mcneilab, Inc. Gelatin coated caplets and process for making same
US4921108A (en) * 1987-02-20 1990-05-01 Mcneilab, Inc. Apparatus for gelatin coating caplets
US5234099A (en) * 1987-02-20 1993-08-10 Mcneil-Ppc, Inc. Coated medicaments and apparatus and methods for making same
US4867983A (en) * 1987-02-20 1989-09-19 Mcneilab, Inc. Method for double dipping gelating coated caplets
US4820524A (en) * 1987-02-20 1989-04-11 Mcneilab, Inc. Gelatin coated caplets and process for making same
US4990358A (en) * 1987-02-20 1991-02-05 Mcneilab, Inc. Method for double dipping gelatin coated caplets
US4965089A (en) * 1989-04-10 1990-10-23 Sauter Manufacturing Corp. Method and apparatus for the gelatin coating of caplets
US4940499A (en) * 1989-05-23 1990-07-10 Warner-Lambert Company Method and apparatus for sealing capsules containing medicaments
US5228916A (en) * 1990-11-05 1993-07-20 Mcneil-Ppc, Inc. Apparatus for creating a gelatin coating

Also Published As

Publication number Publication date
HK1002530A1 (en) 1998-08-28
EP0607008A1 (en) 1994-07-20
CN1065424C (zh) 2001-05-09
EP0607008B1 (en) 1997-12-29
NO306758B1 (no) 1999-12-20
HUT71032A (en) 1995-11-28
DE69407438D1 (de) 1998-02-05
CA2113249A1 (en) 1994-07-13
FI109873B (fi) 2002-10-31
NZ250649A (en) 1996-05-28
TW384239B (en) 2000-03-11
FI940129A (fi) 1994-07-13
ES2111846T3 (es) 1998-03-16
HU9400091D0 (en) 1994-05-30
PH30506A (en) 1997-06-13
PL174270B1 (pl) 1998-07-31
UY23713A1 (es) 1994-06-16
CN1104935A (zh) 1995-07-12
BR9400071A (pt) 1994-08-02
FI940129A0 (fi) 1994-01-11
ATE161416T1 (de) 1998-01-15
MY115777A (en) 2003-09-30
PA7116401A1 (es) 1998-09-18
ECSP941024A (es) 1994-08-15
US5498441A (en) 1996-03-12
DE69407438T2 (de) 1998-05-14
CZ6594A3 (en) 1995-06-14
PL301856A1 (en) 1994-07-25
KR940018075A (ko) 1994-08-16
AU2873897A (en) 1997-12-18
CA2113249C (en) 2005-10-18
NO940097D0 (no) 1994-01-11
AU5307894A (en) 1994-07-21
JPH06292706A (ja) 1994-10-21
GR1002602B (el) 1997-02-14
NO940097L (no) 1994-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3360294B2 (ja) ゼラチン状被膜を作る方法及び装置
EP0607009B1 (en) Apparatus and Method for coating a product
CA2054922C (en) Methods and apparatus for creating a gelatin coating
US5607044A (en) Indexing and feeding systems for apparatus for gelatin coating tablets
CA2113251C (en) Drying systems for apparatus for gelatin coating tablets
CA2113247C (en) Indexing and feeding systems for apparatus for gelatin coating tablets
NZ248780A (en) Coating a product - vacuum tubes hold inverted product

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees