JP3360010B2 - 合成樹脂線のコイル状ケーブルハンガー及び その製造方法 - Google Patents

合成樹脂線のコイル状ケーブルハンガー及び その製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有線テレビをはじ
めとした通信ケーブルや、電力ケーブルの市中配線工事
等に用いる、合成樹脂線のコイル状ケーブルハンガーを
提供することにある。
【0002】
【従来の技術】従来、有線テレビ等の通信ケーブル等を
市中配線(延線作業)する場合、まず電柱に硬鋼線撚り
線のメッセンジャーワイヤーを張り渡し、ケーブルはそ
れに沿わせて、50〜60cm間隔で金属製U型ケーブ
ルハンガーで吊り止めしている。または別のケーブルハ
ンガーとして、長さ70cm程度のラッシングロッド
(樹脂被覆鋼線製螺旋体)で、ケーブルとメッセンジャ
ーワイヤーをラッシングロッドの螺旋で巻き廻して一束
化している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれらの作業は
高所作業車を使って人手で一つ一つ止めていかねばなら
ず、作業者の安全性や、作業性の点で大きな問題になっ
ている。本発明は、従来のU型ケーブルハンガー、ラッ
シングロッドに代わって、作業効率の良い延線作業が可
能になる、コイル状ケーブルハンガー(以下単にコイル
ハンガーという)を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるケーブル
ハンガーは、押出延伸加工された飽和ポリエステル樹脂
線を素線としてコイル状に形成されたものであり、素線
のねじりとコイルの巻き方向の関係は、素線がS撚り方
向のねじり、すなわち、素線の繰り出し方向に向って右
ねじりである場合には、コイルの巻き方向を巻きの進行
方向に向って左巻きとし、素線がZ撚り方向のねじり、
すなわち、素線の繰り出し方向に向って左ねじりである
場合には、コイルの巻き方向は巻きの進行方向に向って
右巻きとすることが望ましい。また、素線のねじりピッ
チは、素線径の3〜15倍、望ましくは5〜8倍とする
ことが望ましい。また、コイルの断面形状、すなわち、
コイルの巻き形状は、円形であってもよいが、卵形、な
いし長円形すなわち、楕円形であってもよい。
【0005】コイル状ケーブルハンガーの要求特性とし
て、延線作業時にコイルハンガーを引き伸ばすときに、
コイルがよれたり回転したりしないで素直に広がること
が必要である。コイルハンガーを引き伸ばして広げる
際、コイルの端が回転すると、そこに結び付けてあるリ
ードロープやケーブルが、メッセンジャーワイヤーに絡
まってしまい、広げられなくなるおそれがあるからであ
る。一般に、コイルを大きく引き伸ばすということは、
コイルは内側に湾曲しているため引張応力はその一部
が、素線をねじろうとするねじり応力と素線を内側に曲
げようとする曲げ応力として作用する。この曲げ応力と
ねじり応力の二者のバランスで、例えば一般のねじりを
加えられていない単線をコイル状にした物では、コイル
を大きく引き伸ばすと、素線は巻き込み方向に回転しな
がらコイル径が小さくなる傾向がある。本発明のコイル
ハンガーのように、素線を巻き方向との関係で一定方向
にねじっておくことによって、また、そのねじりピッチ
の調整によって、ねじり抵抗を強くしておくことが出
来、ねじれの力を打ち消すことによって、コイル端の回
転を無くすことが出来る。
【0006】
【実施の態様】本発明のコイルハンガーは、図1のよう
な状態で使用される。まず最初に電柱間にメッセンジャ
ーワイヤー2を架線する時点で、予めその電柱間の距離
に見合った引き伸ばし長さとなる、図2のコイルハンガ
ー1を準備し、その中を通して、メッセンジャーワイヤ
ー2を架線しておく。次に、コイルハンガーの一端を片
方の電柱近くでメッセンジャーワイヤー2に固定した
後、他端を引っ張ってコイルを広げて、他方の電柱近く
で固定する。最後に、あらかじめコイルハンガー1に通
しておいたリードロープ等でケーブル3を引き込む。ケ
ーブル3の引き込みは、10スパン位を一度に行えるの
で、いっぺんに数百mのケーブル延線作業が完了する。
【0007】リードロープは、メッセンジャーワイヤー
を架線する時点で、メッセンジャーワイヤーと一緒にコ
イルハンガーの中を通して置いても良いし、コイルハン
ガーを広げるときに、引き伸ばす方のコイルの端にリー
ドロープの先端を結び付けて置いて、コイルを広げると
きに一緒にコイルハンガーの中に引き込んでも良い。ま
た、ケーブルの引き込みについては、コイルハンガーを
広げるときにコイル端とケーブルの先端を一緒にして、
予めコイルハンガーに通してあるリードロープに結び付
けて引っ張ればケーブルの架線が一気に完了する。また
は、コイルハンガーを広げる前に、ケーブルをメッセン
ジャーワイヤーに沿わせて仮に架線しておき、後からコ
イルハンガーを広げても良い。例えばCATVケーブル
の追加宅内配線の場合、従来のケーブルハンガーでは一
旦ケーブルハンガーを外して追加配線する必要があった
が、本発明のコイルハンガーは、コイルの巻きの間に隙
間があるので、コイルハンガーの場合はこのコイルの隙
間に追加ケーブルを送り込むことによって簡単に追加通
線できるメリットがある。
【0008】また、万一何らかの理由でコイルハンガー
が切断した場合、コイルハンガーが元の密着巻きに戻っ
てしまうと電柱間でケーブルが垂れ下がってしまうこと
が懸念される。しかし、本発明のコイルハンガーは、伸
ばされたまま長時間おかれると、ひずみが緩和されて元
の密着巻き状態には戻らないので、たとえ事故でハンガ
ーが切断してしまった時でも直ちにケーブルが大きく垂
れ下がってしまうというようなことはない。長時間屋外
に設置した場合どのような変化があるかの確認のため、
促進試験として、上記コイルハンガーをピッチ150m
mに引き延ばして両端を固定し、200℃、1時間加熱
し、冷却後に固定を外してみても、無加重の状態でピッ
チ130mm以下には縮まなかった。
【0009】さらに、コイルピッチと張力についてみる
と、施工状態ではコイルの張力はほとんどなくなってい
るように見えるが、少しピッチを広げようとすると急激
に張力が上がって抵抗する。従って、施工後に、風、振
動によってケーブルが揺すられてもコイルピッチは変化
しない。このように、施工時には楽でしかもピッチムラ
を起こさないと言う性質は、ケーブルハンガーとして大
きな利点である。
【0010】次に、本発明のコイルハンガーについて、
まず素線となる合成樹脂線の製造方法、次にコイルの製
造方法について説明する。本発明の合成樹脂線の素材と
しては、押出延伸成形加工された飽和ポリエステル樹脂
線が用いられる。飽和ポリエステル樹脂としてはポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンイソフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポ
リエチレンテレナフタレート(PEN)等の延伸性と熱
固定性のある飽和ポリエステル樹脂が用いられる。これ
らの樹脂は熱可塑性樹脂の中では耐候性の良い樹脂であ
り、さらに延伸加工と、耐候性安定剤の配合により長期
間の屋外使用に耐える。これらの飽和ポリエステル樹脂
を、押出機先端のダイのノズルから溶融押出し、押し出
された線条を、一旦冷却後に一軸に加熱延伸してボビン
に巻き取る。飽和ポリエステル樹脂を、押出機先端のダ
イのノズルから溶融押出しする際、押出機先端のダイの
ノズルの形状を円形ないし異形断面形状にすることによ
り、ほぼノズル孔と相似形の断面を有する線材を作成す
る事が出来る。具体的には、円形、楕円形、3、4角形
などの多角形、撚線断面状などの形状を任意に選択でき
る。
【0011】次に、ボビンをツイスター(旋回機)に取
り付け、一定の繰り出し速度、旋回数、旋回方向で引き
出すことによりコイルの素線となるねじり線を製造する
ことができる。飽和ポリエステル樹脂は塑性変形性があ
るため、特に熱をかけなくてもねじり加工することがで
きる。ついで、例えば、旋盤の様に回転できる装置に芯
金を取り付け、回転させた芯金に、素線がS撚り方向の
ねじりの場合は巻き方向が左巻きに、素線がZ撚り方向
のねじりの場合は巻き方向が右巻きに密着巻きして、一
列に密着巻きする。その際移動可能なガイドによって素
線がパイプに対して一定の角度に供給できるようにして
おく。続いて、コイルの両端を固定した状態で芯金ごと
熱風加熱槽中で加熱した後、水冷して形状を固定化し、
芯金を外してコイルハンガーを作成する。
【0012】本発明のコイルハンガーは、例えば、素線
径φ4mm、コイル径φ80mm、素線のねじりピッチ
26mm(ねじりピッチ/素線径=6.5)のZ撚り方
向ねじり右巻きコイルハンガーを用いて、それをピッチ
150mmに引き伸ばすと、内径φ60mmの螺旋にな
る。その時のコイルを広げるのに要する力は1kgf前
後なので、人手で簡単に引き伸ばすことが出来る。ま
た、ケーブルの重さはCATV用同軸ケーブルの場合、
被覆外径φ12.7mmの12Cケーブルでも0.22
kg/mと軽いので、コイルハンガーの耐加重性は全く
問題ない。また、コイルハンガーにケーブルを引き込む
ときにかかる抵抗については、コイルハンガー内面は滑
りやすく延線作業がしやすい。
【0013】本発明の素線径φ4mmのコイルハンガー
(ねじりピッチ26mm、コイル径φ80mm)のZ撚
り方向ねじり右巻きコイルと、比較としてねじりを与え
ていない素線の右巻き密着コイルについて説明すると、
まず、前者コイルハンガーを引き伸ばすと、素線には曲
げ応力と、1ピッチ当たり1回の割合でねじりを増やす
ようなねじり応力が働く。ねじりを増やす方向でのねじ
り応力はねじり素線の表面部の引張抵抗(本発明の合成
樹脂線は延伸加工されているので引張弾性率が大きい)
に負け、コイル端は回転せずにピッチが広がる。しか
し、比較例のねじりを与えていない素線の右巻き密着コ
イルを引き伸ばした場合、ピッチが広がるに従いコイル
端は左回り(コイルを巻き込む方向)に回転するととも
にコイルの内径が小さくなる。
【0014】また本発明のコイルハンガーと、素線は同
じでコイルの巻き方向だけが反対のコイルについて説明
すると、例えば、素線径φ4mmのコイル(ねじりピッ
チ26mm、コイル径φ80mm)について、Z撚り方
向のねじりで左巻きコイルとした場合は、素線のねじり
応力がねじりを戻す方向に働くのでねじり抵抗は弱く、
また引張抵抗もねじりを戻す方向なのでかからないこと
から、ねじりを与えていない素線の場合と同じようにコ
イル端は回転する。ねじりピッチとコイル端の回転の関
係について、条件を変えて製造した試料の特性の比較を
表1に示す。
【表1】 回転角度の測定方法;コイルピッチが試料1〜8,12
は150mm、9〜11は270mmになるように試料
の端に重りを吊り下げて、1ピッチ当たりの、コイル端
面の回転角度を測定した。(+)は、巻き込み方向への
回転を示し、(−)は、巻き戻し方向への回転を示す。
(試料7、8、12は比較例)
【0015】以上のように、本発明では、素線にあらか
じめコイル端を回転させる力と打ち消し合うような一定
方向のねじりを素線に与えておくことによりコイル端の
回転を少なくすることができる。その力はねじりのピッ
チが細かいほど大きいため、ねじりピッチと方向を適宜
に選択することによりコイル端の回転をコントロールで
きる。最適のねじりピッチについては、コイルの径、施
工時のコイルの引き伸ばし量によって違ってくるので、
工事の設計に合わせて決める必要があるが、好適の素線
のねじりピッチとしては、素線径の〜15倍、望まし
くは5〜8倍である。ねじり方向については左巻きコイ
ルの場合はS撚り方向、右巻きコイルの場合はZ撚り方
向である。
【0016】次に、コイルの断面形状、すなわち、コイ
ルの巻き形状については、巻き断面の形状は円形であっ
てもよいが、卵形、ないし楕円形であってもよい。本発
明のコイルハンガーの使用態様は、コイルの中にメッセ
ンジャーワイヤーとケーブルが通っているが、図4、5
に示すようにコイルが卵形、ないし楕円形にしてメッセ
ンジャーワイヤーの通る部分の曲率を小さくしておくこ
とにより、風、振動によるケーブルの横揺れを小さくで
きる。また、素線自体の使用量も少なくて済む。本発明
のケーブルハンガーが、前述のように、引き伸ばしても
コイルが回転しない特性を有することは、巻き形状を上
記のような特殊な形状とするために有利である。引き伸
ばしによって回転してしまうコイルでは、巻き形状を特
殊なものとすることによる効果は得られないからであ
る。以上のように、本発明のコイルハンガーは、素線の
ねじり方向、ねじりピッチを勘案してねじり線をつく
り、その素線を、素線がS撚り方向ねじりの場合は巻き
方向が左巻き、または素線がZ撚り方向ねじりの場合は
巻き方向が右巻きになるようにして、コイルを形成し、
ついで熱固定することによって製造する。このようにし
て製造したコイルをケーブルハンガーとして用いること
により、有線テレビをはじめとした通信ケーブルや、電
力ケーブルの市中配線工事等の合理化、効率化を図るこ
とができる。
【0017】
【製造実施例】極限粘度(IV値)1.02のポリエチ
レンテレフタレート樹脂を直径φ11mmの円形断面形
状を有する押し出し機先端のノズルより溶融押出し、冷
却水槽で冷却固化してφ9mmの未延伸線条体とし、こ
れを熱風循環加熱延伸槽内に導き、素材表面温度で90
〜120℃に加熱して延伸倍率5.0倍に延伸し続いて
冷却水槽内で水冷した後、ボビン巻き取り機に巻き取る
ことによりφ4mmの線材を得た。次に、そのボビンを
ツイスター(旋回機)に取り付け、引き取り速度6.5
m/min.、旋回数250rpm、旋回方向左巻きに
旋回しながら引き出した線材を、続いて、旋盤に取り付
けたφ76.2mmの鋼管パイプに左方向から右巻きに
一列に密着巻きした。その際移動可能なガイドによって
撚り線はパイプに対して直角に供給できるようにした。
続いて次に、コイルの両端を固定した状態で鋼管芯パイ
プごと、温度130℃の熱風加熱槽中で30分加熱した
後、水冷して形状を固定化してから、鋼管芯パイプを外
しコイルを作成した。素線径φ4mm、コイル径φ80
mm、素線の撚りピッチ26mm、右巻きのコイルがで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコイルハンガーの使用状態図。
【図2】 本発明のコイルハンガーの使用前の状態図。
【図3】 本発明のコイルハンガーの使用状態の断面図
(巻き形状が円形である場合)。
【図4】 本発明のコイルハンガーの使用状態の断面図
(巻き形状が卵形である場合)。
【図5】 本発明のコイルハンガーの使用状態の断面図
(巻き形状が長円形である場合)。
【符号の説明】
1 コイル状ケーブルハンガー 2 メッセンジャーワイヤー 3 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−199940(JP,A) 特開 平10−94122(JP,A) 特開 平9−70117(JP,A) 特開 昭63−235515(JP,A) 登録実用新案3034771(JP,U) 特公 昭51−30272(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21F 3/00 H02G 1/02 H02G 7/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 延伸され、かつねじりを付与された飽和
    ポリエステル樹脂製の線条を素線としてコイル状に形成
    し、上記素線のねじり方向がZ方向であって、かつコイ
    ルの巻き方向が右巻きであり、素線のねじりピッチが素
    線径の倍ないし15倍である、合成樹脂線のコイル状
    ケーブルハンガー。
  2. 【請求項2】 延伸され、かつねじりを付与された飽和
    ポリエステル樹脂製の線条を素線としてコイル状に形成
    し、上記素線のねじり方向がS方向であって、かつコイ
    ルの巻き方向が左巻きであり、素線のねじりピッチが素
    線径の倍ないし15倍である、合成樹脂線のコイル状
    ケーブルハンガー。
  3. 【請求項3】 コイルの巻き形状が円形である、請求項
    1又は2記載の合成樹脂線のコイル状ケーブルハンガ
    ー。
  4. 【請求項4】 コイルの巻き形状が卵形または長方形で
    ある、請求項1又は2記載の合成樹脂線のコイル状ケー
    ブルハンガー。
  5. 【請求項5】 ポリエチレンテレフタレート樹脂を押出
    機のノズルより溶融押出し、これを冷却水槽で冷却固化
    した後に加熱延伸して延伸線条を作成し、この延伸線条
    に、ねじりピッチが線条径の倍ないし15倍となるよ
    うにZ方向のねじりを付与すると共にこれを巻き方向が
    右巻きとなるように芯金に巻き、続いて加熱、冷却によ
    って形状を固定化してコイル状とする、合成樹脂線のコ
    イル状ケーブルハンガーの製造方法。
  6. 【請求項6】 ポリエチレンテレフタレート樹脂を押出
    機のノズルより溶融押出し、これを冷却水槽で冷却固化
    した後に加熱延伸して延伸線条を作成し、この延伸線条
    に、ねじりピッチが線条径の倍ないし15倍となるよ
    うにS方向のねじりを付与すると共にこれを巻き方向が
    左巻きとなるように芯金に巻き、続いて加熱、冷却によ
    って形状を固定化してコイル状とする、合成樹脂線のコ
    イル状ケーブルハンガーの製造方法。
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