JP3359627B2 - 伸縮自在なストラップ装置及びそれを備えたバッグ - Google Patents

伸縮自在なストラップ装置及びそれを備えたバッグ

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JP3359627B2
JP3359627B2 JP2001359219A JP2001359219A JP3359627B2 JP 3359627 B2 JP3359627 B2 JP 3359627B2 JP 2001359219 A JP2001359219 A JP 2001359219A JP 2001359219 A JP2001359219 A JP 2001359219A JP 3359627 B2 JP3359627 B2 JP 3359627B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伸縮自在のストラ
ップ及びそれを備えるバッグに関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】ショルダ
ストラップ(ショルダベルト)が取り付けられたバッグ
は、ショルダストラップを肩に掛けてバッグを保持する
ことができるので、バッグの荷重が重い場合や使用者の
手を自在にしたい場合などに便利である。ショルダスト
ラップは、通常、バッグ本体の左右上端部のフックに着
脱可能に取り付けられている。しかしながら、ショルダ
ストラップを使用しない場合には、ショルダストラップ
がバッグ本体から垂れ下がり体裁が良くない。また、バ
ッグ本体から垂れ下がったショルダストラップがものに
引掛って事故を招く場合もあり得る。さらに、バッグ
を、空港や電車のホームで床に一時的に置いたときに
は、ショルダストラップが床に触れて衛生上よくない。
【0003】特開平10−117827号は、鞄のまち
部にベルト保持具を備え、ベルト端部がベルクロにより
鞄に貼り付け可能なショルダベルト付き鞄を開示してい
る。この鞄はショルダベルトが鞄の外周に巻き付けられ
ており、ショルダベルトとして使用したいときに、ベル
ト端部を鞄から外し、所望の長さにベルトを調節した後
に、保持具でベルトを固定し、最後にベルト端部をベル
クロなどにより鞄に貼り付けている。しかしながら、こ
の鞄では、ベルト保持具やベルクロなどの特有の部品を
鞄に付ける必要がある。また、この鞄ではショルダベル
トを使用するための動作及び収納するときの動作が煩雑
であり、それらの動作を迅速に行えないという不都合が
ある。
【0004】本発明の第1目的は、ストラップを使用し
ていない場合は、ストラップがバッグ本体から垂れ下が
ることがない長さに縮み、ストラップが必要なときには
瞬時に十分な長さに引き伸ばすことができるストラップ
及びそれを備えるバッグを提供することにある。本発明
の第2の目的は、携帯電話のストラップなどの種々の用
途に適用可能な延在可能なストラップを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様に従
えば、伸縮自在なストラップ装置(15)であって、第
1スリット(7b)及び第3スリット(7a)が形成さ
れている第1ガイド(3)と;一端(11a)が第1ガ
イドに連結された第1ストラップ(11)と;第1ガイ
ド(3)と対向して配置され、第2スリット(9a)及
び第4スリット(9b)が形成されている第2ガイド
(5)と;一端(13a)が第2ガイドに連結された第
2ストラップと;を備え、第1ストラップの他端(11
b)が第2スリット及び第4スリットの少なくとも一方
を通って第1ガイドの方に戻り、次いで第1ガイドの第
1スリット及び第3スリットの一方を通過しており、第
2ストラップの他端(13b)が第1スリット及び第3
スリットの少なくとも一方を通って第2ガイドの方に戻
り、次いで第2ガイドの第2スリット及び第4スリット
の一方を通過しているストラップ装置が提供される。第
1ストラップの一端(11a)が第1スリットと第3ス
リットとの間に画成された中間部材(3b)に連結され
ており、第2ストラップの一端(13a)が第2スリッ
トと第4スリットとの間に画成された中間部材(5b)
に連結され得る。
【0006】本発明の第2の態様に従えば、伸縮自在な
ストラップ(35)であって、第1スリット(27a)
が画定されている第1ガイド(23)と;一端(31
a)が第1ガイド(23)に連結された第1ストラップ
(31)及び第2ストラップ(33)と;第1ガイドと
対向して配置され、第2スリットが画定されている第2
ガイド(25)と;を備え、第1ストラップの他端(3
1b)が第2スリットを通って第1ガイドの方に戻り、
次いで第1スリット(27a)を通過しており、第2ス
トラップの他端(33b)が第2スリット(29a)を
通過しているストラップが提供される。
【0007】本発明の第3の態様に従えば、本発明第1
または第2の態様のストラップ装置を備えるバッグ(1
50、180)が提供される。本明細書において、用語
「スリット」とは、細長い矩形のみならず、円形、楕円
形、正方形などの任意の断面形状の開口を意味する。ま
た、用語「ストラップ」は、断面が細長い矩形のみなら
ず、円形、楕円形などの任意の形状のひもを意味する。
【0008】
【発明の実施の形態】第1具体例 本発明のストラップの第1具体例を、図1(A)〜
(C)及び図2(A),(B)を用いて説明する。スト
ラップ装置15は、第1ガイド3、第2ガイド5、第1
ストラップ11及び第2ストラップ13を備える。第1
ガイド3は、図2(A)に示すように、ほぼ矩形の枠で
あり、枠の中央部に長手方向に延在する中央部材(ブリ
ッジ)3bを隔ててその上方及び下方にそれぞれ互いに
平行なスリット7b及び7aが形成されている。中央部
材3bには第1ストラップ11の一端11aが固着され
ている。第1ストラップ11は、スリット7a及び7b
よりもわずかに狭い幅で且つスリットの1/2以下の厚
みを有し、ポリプロピレンやポリエチレンのような表面
が滑らかで柔軟な部材から構成されている。第2ガイド
5も、また、図2(B)に示すように、第1ガイド3と
同じ材料及び構造を有するほぼ矩形の枠であり、中央部
材5bを隔てて上下に平行なスリット9a及び9bが形
成されている。中央部材5bには第2ストラップ13の
一端が固着されている。第2ストラップ13は第1スト
ラップ11と同じ寸法で同じ材料から形成されている。
ストラップ11、13は、図7に示すように、それぞれ
中央部材3b、5bに巻き付けてストラップの一端11
a、13aをストラップ自体に縫い合わせても良い。
【0009】第1ガイド3及び第2ガイド5は、図1
(A)に示すように、互いにストラップ11,13が延
在している側が向い合うように配置されている。第1ガ
イド3の中央部材3bに一端11aが固着された第1ス
トラップ11の他端11bは、第2ガイド5に向かって
延在し、第2ガイド5のスリット9aを通過する。そし
て、他端11bは、第2ガイド5のスリット9a通過直
後、折り返してスリット9bを通過して第1ガイドに向
う。次いで、第1ガイド3のスリット7aを通過して、
第1ガイド3の近傍に位置している。第2ガイド5の中
央部材5bに一端13aが固着された第2ストラップ1
3の他端13bは、第1ガイド3に向かって延在し、第
1ガイド3のスリット7aを通過する。他端13bは、
スリット7a通過直後、折り返してスリット7bを通過
して第2ガイド5向かい、第2ガイド5のスリット9a
を通過して、第1ガイド3及び第2ガイド5で挟まれた
領域の外側に位置している。
【0010】図1(A)から分かるように、ストラップ
11及びストラップ13がそれぞれ第1ガイド3と第2
ガイド5の間に折りたたまれて存在しており、その結
果、第1ガイド3と第2ガイド5の間にストラップ1
1,13の半部が4重に重なって位置している。
【0011】次いで、ストラップ装置15の動作を説明
する。図1(A)に示した状態のストラップ装置15に
おいて、ストラップ11及び13の他端11b及び13
bを互いに離れる方向に引く。すると、図1(B)に示
したように、第1及び第2ガイド3及び5が互いに近づ
く方向に移動しつつ、第1及び第2ガイド3及び5から
ストラップ11及び13が引出される。さらに、他端1
1b及び13bを互いに離れるように引き離すと、図1
(C)に示したように、第1ガイド3と第2ガイド5が
互いに突き合いそれ以上ストラップ11,13は引出さ
れなくなる。このとき、ストラップ11及び13の殆ど
の長さがそれぞれのガイドを通って引出されており、図
1(A)に示した状態のストラップ装置15における第
1ガイド3と第2ガイド5との間隔の2倍の長さがそれ
ぞれのガイドから引出され、ストラップ装置全体として
その間隔の4倍の長さが得られている。ストラップ装置
15を図1(A)に示したような元の状態に戻すには、
突き合っている第1ガイド3と第2ガイドを互いに反対
方向に引き離せばよい。これにより4倍長に伸長可能な
ストラップが実現される。
【0012】第2具体例 第1具体例のストラップ装置を用いたバッグの一具体例
を図3に示す。バッグ150は、本体80と、その上に
図1(A)に示した状態で載置されたストラップ装置9
8を有する。ストラップ装置98は、第1ストラップ1
1が第2ストラップ13に比べて長いことを除いては図
1に示したストラップ装置15と同様の構造を有する。
第1及び第2ストラップの他端11b及び13bはバッ
グ本体80の上面の端部にそれぞれ固着されている。あ
るいは、ナス環(リング)を通じて着脱可能にバッグ本
体80の左右側壁部に取り付けてもよい。第2ガイド5
からストラップ装置の外側に延在しているストラップ1
1の部分には柔軟な肩パッド70が通されている。肩パ
ッド70は第2ガイド5に固着されていてもよい。
【0013】図3(A)に示したバッグ150のストラ
ップ装置98をショルダストラップとして使用するに
は、肩パッド70を単に上方に引き上げれば良い。この
とき、ストラップ11及び13は、それぞれ第1ガイド
3及び第2ガイド5の間の領域から引出されて、図3
(A)に示した状態のストラップ装置98における第1
及び第2ガイド間距離の約4倍の長さが引出される。そ
して、第1ガイド3及び第2ガイド5は、ユーザの肩位
置を避けるように、引出されたストラップの中央のやや
左側に位置する。パッド70は、ストラップ11上をス
ライド移動して、引出されたストラップのほぼ中央に位
置し、ユーザの肩を保護する。ショルダストラップを使
用しないときには、第1及び第2ガイド3および5を互
いに反対方向に引き離せばよい。この単純な動作でスト
ラップは図3(A)に示した状態に戻る。本発明のバッ
グによれば、ショルダストラップが必要なときだけ、バ
ッグ本体からショルダストラップを瞬時に且つ十分な長
さで引出すことができる。ショルダストラップが不要な
ときには、ストラップをきわめて容易にバッグ上に折り
たたんだ状態に戻すことができ、ストラップはバッグか
ら垂れ下がることがない。それゆえ、体裁がよく、安全
で且つ機能性に優れたバッグが提供される。本発明のス
トラップ装置は、ブリーフケース、スポーツバッグ、ス
ーツケース、ガーメントバッグ、ハンドバッグ、ナップ
サック、トートバッグ、楽器ケース、釣具ケースなどの
ストラップまたはベルトを有する任意のバッグに使用可
能である。
【0014】第3具体例 ストラップ装置を用いたバッグの別の具体例を図4に示
す。バッグ180は、本体80と、その上に図1(A)
に示した状態で載置されたストラップ装置95を有す
る。ストラップ装置95は、第1ストラップ11及び第
2ストラップ13がそれぞれ図1(A)に示したものよ
り長く、それらの他端11b,13bは互いに連結され
ていることを除いては図1に示したものと同様である。
第1及び第2ストラップの他端11b及び13bは、第
1ガイド3及び第2ガイド5を出た後、それぞれバッグ
本体80の上面に固着されたリング82及び84を通過
している。他端11b及び13bが第1ガイド3及び第
2ガイド5を出て、互いに接続されることにより、スト
ラップ装置の最上部にストラップ部分75が創生され
る。ストラップ部分75には柔軟な肩パッド70が通さ
れている。
【0015】図4(A)に示したバッグ180のストラ
ップ装置95をショルダストラップとして使用するに
は、肩パッド70を単に上方に引き上げれば良い。この
結果、図4(B)に示すように、ストラップ11及び1
3は、それぞれリング82及び84を通って第1ガイド
3及び第2ガイド5から引出される。図4(B)に示し
た状態では、図4(A)に示した状態のストラップ装置
95の第1及び第2ガイド間距離の約4倍の長さが引出
されている。そして、パッド70は、ストラップ11上
をスライド移動して、引出されたストラップのほぼ中央
に位置し、それによりユーザの肩を保護することができ
る。図4(A)に示した状態に戻すには、第1及び第3
ガイド3,5を引き離せばよい。
【0016】第4具体例 図1に示したストラップ装置15の寸法を全体的に小さ
くして、図5に示したように、第1ストラップ11の他
端11bを細糸21を介して携帯電話123に接続して
もよい。この場合、ストラップ幅は5〜8mmが好適で
ある。第2ストラップ13の他端13bにはポケット等
に挟んで落下を防止するためのクリップ125を接続す
ることができる。胸ポケットやズボンのポケットに入れ
た携帯電話123が着信した場合に、クリップ125を
ポケットから外すことなく、携帯電話123をポケット
から取出して耳元に近づけることができる。この動作の
間に、ストラップがガイドから引出される。携帯電話1
23の代わりにキーやキーホルダをストラップ装置に付
けてもよい。
【0017】第5具体例 本発明のストラップ装置の別の具体例を図6(A)に示
す。ストラップ装置35は第1ガイド23及び第2ガイ
ド25を互いに対向して備える。第1ガイド23は中央
部材23bの下側及び上側にそれぞれ形成された第1ス
リット27a及び第3スリット27bを有し、図2
(A)に示した第1ガイド3と同じ枠部材として形成さ
れている。但し、図6(B)に示したように、第1スト
ラップ31の一端31a及び第2ストラップ33の一端
33aは、それぞれ、第1ガイド23の中央部材23b
の下面及び上面にそれぞれ固着されている点で図2
(A)に示した第1ガイド3と異なる。第2ガイド25
は中央部材25bの上側及び下側にそれぞれ形成された
第2スリット29a及び29bを有し、図2(B)に示
した第2ガイド5と同じ枠部材から形成されている。但
し、図6(C)に示したように、第2ガイド25には、
第2ストラップ33の他端33aが固着されていない点
で、図2(B)に示した第2ガイド5と異なる。
【0018】第1ストラップ31の他端31bは、第1
ガイド23から第2ガイド25に向かって延在し、第2
スリット29aを通り、折り返して第4スリット29b
を通過して第1ガイドに戻る。そして、第1ストラップ
31の他端31bは第1ガイドの第3スリット27aを
通過している。第2ストラップ33の他端33bは、第
1ガイド23から第2ガイド25に向かって延在し、第
2スリット29aを通過している。第2ストラップ33
の長さは第1ストラップ31の半分よりもわずかに長
く、このため、第2ガイド25の外側(図面右側)に出
ているストラップ部分の長さは、第1ガイド23の外側
(図面左側)に出ているストラップ部分の長さよりも長
い。
【0019】このストラップ装置35において、第1ス
トラップ31の他端31b及び第2ストラップ33の他
端33bを、互いに離れる方向に引出すと、第1ガイド
23及び第2ガイド25が互いに接近するように移動し
て、最後に突き合う。このとき、第1ガイド23及び第
2ガイド25からそれぞれ第1ストラップ31及び第2
ストラップ35のほぼ全長が引出される。すなわち、第
1ガイド23からは図6(A)に示した状態の第1ガイ
ドと第2ガイドの間隔の約2倍の長さのストラップが図
面左側に引出され、第2ガイド25からはその間隔とほ
ぼ同じ長さのストラップが図面右側に引出され、全体で
その間隔の3倍の長さが得られる。図6(A)に示した
状態に戻すには、第1ガイド23及び第2ガイド25を
互いに離れるように引き離せばよい。
【0020】図6(A)に示したストラップ装置35
は、図3に示したバッグと同様にバッグ本体に取り付
け、第2ストラップ33の他端33bと第2ガイド25
との間の第2ストラップ部分にはパッド(70)を通す
ことができる。そして、ショルダストラップが必要なと
きには、バッグからパッドを引き上げて、瞬時にストラ
ップを引き伸ばすことができる。また、図6(A)に示
したストラップ装置35を、図4に示したようにストラ
ップの他端同士を連結して、バッグ上に設けることもで
きる。さらに、図6(A)に示したストラップ装置35
をサイズを縮小して、図5に示したような携帯電話用ス
トラップとして用いることもできる。
【0021】第6具体例 本発明のストラップ装置の別の具体例を図7(A)及び
(B)に示す。このストラップ装置300は、ロック機
構を備え且つガイド5が肩パッド70の端部に固着され
ている以外は、図3に示したストラップ装置とほぼ同様
の構造を有する。図3に示したガイド3に対応するガイ
ド40の中央部材40bにはストラップ13の一端13
aが周回して接続されており、ストラップ13の他端1
3bとガイド40との間のストラップ部分にはロックア
ジャスタ60が取り付けられている。ロックアジャスタ
60の本体60aにスリット62及び64が形成されて
おり、それらのスリット62及び64にストラップ13
の他端13bを通すことによりロックアジャスタ60は
ストラップ13上の位置を変更可能に取付けられてい
る。ロックアジャスタ60は、本体60aの先端に本体
60aに対して撓み変形可能なロック爪60bを備え
る。ガイド40の上枠40cはロック爪60bと係合す
る係合部を構成している。ガイド5の下枠5cはパッド
70の先端に固着されており、ガイド5の中央部材5b
には、ストラップ11の一端11aが周回して接続され
ている。ストラップ11の他端11bはガイド40の中
央部材40bと下枠40aとの間のスリットを通ってガ
イド5の方に戻り、ガイド5の中央部材5bと下枠5c
の間のスリットを通ってさらにパッド70とパッド70
に取り付けられたパッドカバー70aの間を通る。
【0022】図7(A)に示したように、ストラップ装
置300が縮んだ状態では、ロックアジャスタ60のロ
ック爪60bがガイド40の上枠40cに係合してガイ
ド40がロックアジャスタ60に対して固定されてい
る。このため、ストラップ装置300のいずれかの部
分、特にガイド40に意図しない力が加わってもストラ
ップが緩む、即ち伸び出ることが防止される。そして、
ストラップ装置300からストラップを引出すには、ロ
ック爪60bをロックアジャスタ本体60に対して撓み
変形させて、例えば、下方に付勢してガイド40の上枠
40cからロック爪60bを外し、次いで、パッド70
を上方に引き上げることによってストラップ端11b及
び13bを互いに引き離す。この動作により図7(B)
に示したようにガイド40とガイド5とが接近し合って
ストラップ装置が伸長する。ここで、ロック機構は、図
示の形態に限らず、種々の知られたロック機構を採用し
得る。ロック爪60bをガイド側に設けても良いし、ロ
ック爪係合部をガイド40の下枠40aに設けても良
い。ロック機構のロックアジャスタ60はバッグ本体8
0上に固定してもよい。また、ロック爪とロックアジャ
スタ60の係合は、機械式係合のみならず、磁力による
結合を採用しても良い。あるいは、ガイド40とストラ
ップ13またはバッグ本体に着脱可能なベルクロを付し
てそれらを結合させてもよい。
【0023】第7具体例 本発明のストラップ装置の別の具体例を図8(A)及び
(B)に示す。ストラップ装置400は、ロック機構を
備え且つ肩パッドがガイド間に設けられている以外は、
図3に示したストラップ装置と同様である。図8(A)
に示すように、バッグ本体80に短いウェブ170を介
して一対のロック部材47が設けられている。ロック部
材47は、それぞれ、先端にロック爪47aを有する。
ガイド43、45は、図7(A)に示したガイド40と
ほぼ同じ構造を有しており、ガイド43、45の下枠4
3c及び45cに、ロック部材47のロック爪47aが
着脱可能に係合する係合部が設けらている。
【0024】図8(A)に示すように、ガイド43の下
枠43cとガイド45の下枠45cが、ロック爪47a
とそれぞれ係合している場合には、ガイド43,45の
ストラップ11,13に対する移動が拘束されるために
ストラップ11,13はガイド43,45から伸び出る
ことができない。この状態で、ガイド43とガイド45
との間に位置するストラップ(4重のストラップ束)は
把手として機能する。図8(A)に示すように、ストラ
ップ11,13を開閉可能なパッドカバー195で覆う
ことで、一層握り易くなる。
【0025】ストラップ装置400を、ショルダストラ
ップとして使用するには、パッドカバー195をストラ
ップ束から外して、ガイド43の下枠43cとガイド4
5の下枠45cからロック爪47aをそれぞれ離脱し
て、次いで、ストラップの束を上方に引き上げる、ある
いはストラップ11,13のガイド43,45の外側に
位置する部分を互いに引き離すことによって、図8
(B)に示すようにストラップ11,13がガイド4
3,45から引出される。そして、ガイド43,45が
接合している部分をパッドカバー195で覆えばよい。
すなわち、この具体例では、ストラップ装置400は、
縮んだ状態では把手として機能し、伸びた状態ではショ
ルダストラップとして機能する。
【0026】第8具体例 この具体例のストラップ装置500では、図9(A),
(B)に示したように一組のストラップ装置115,2
15を備える。ストラップ装置115,215は、それ
ぞれ、図1に示したストラップ装置15と同様の構造を
有する。把手として機能するパッドカバー195の両端
には係合部材49がそれぞれ設けられている。係合部材
49は、それぞれ、バッグ本体80にウエブ170を介
して設けられた一対のロック部材160のロック爪と着
脱可能に係合する。ストラップ装置115,215は、
一端が、それぞれ、バッグの側壁に接続されており、他
端はガイド5の中央部材5bに接続されているストラッ
プ13を有する。ストラップ装置115のガイド55の
中央部材55bにストラップ110の一端が接続されて
いる。ストラップ110の他端は、ガイド5に向かって
延在し、ガイド5の中央部材5bを巻き戻ってガイド5
5の中央部材55bと上枠55aとの間のスリットを通
過してバッグ中央に位置するパッド195の内部でスト
ラップ装置215のストラップ110と連結されてい
る。
【0027】図9(A)に示したように、係合部材49
に、ロック部材160のロック爪が係合している状態で
は、ストラップ装置115,215のストラップ13,
110は引出されることができず、パッドカバー195
は把手として機能する。一方、係合部材49からロック
部材160を離脱して、次いで、パッドカバー195を
上方に引き上げることによって、図9(B)に示すよう
にストラップ11,13がガイド5,55を通じて引出
される。こうして、ストラップ装置115,215はシ
ョルダストラップとして機能する。図9(A)に示した
状態に戻すには、各ストラップ装置のガイド5,55を
互いに離れる方向に引き離せば良い。
【0028】第9具体例 図4の変形例として、ストラップを把手として機能させ
ることができる例を図10(A)に示す。図示のよう
に、パッドカバー195は、5重に重なったストラップ
束(11,13,75)を着脱可能に覆うことができ
る、例えば皮製のカバーである。パッドカバー195が
ストラップ束(11,13,75)を覆っている時に
は、各ストラップ11,13,75がパッドカバー19
5により拘束されて移動不可能であるためにパッドカバ
ー195は把手として機能する。ストラップをショルダ
ストラップとして使用したい場合には、ストラップ束か
らパッドカバー195を外して、ストラップ75を上方
に引き上げればよい。そして、図10(B)に示すよう
に、パッドカバー195を引き出されたストラップ75
の中央部に装着することによって肩パッドとして機能さ
せることができる。なお、各ストラップ装置のストラッ
プ110の他端は、パッドカバー195に直接連結され
ても良い。
【0029】第10具体例 図3に示したバッグの変形例として、パッド70を設け
る代わりに、ガイド3,5をパッドと一体的に形成する
ことができる。図11(A)に示したように、ガイド
3,5全体は、ストラップ通過窓30a,30c,50
a,50cを除いて、ゴムのような柔軟な材料から形成
されたガイドカバー30,50で覆われている。ストラ
ップ11,13が引き出されたときに、図11(B)に
示したように、ガイド3,5が接近して、ガイドカバー
30,50同士が密着する。ここで、ガイドカバー3
0,50の底部30b,50bが肩パッドとして機能す
る。
【0030】第11具体例 図12に示したように、ガイド3にのみロック機構を設
けても良い。ロック機構は、ガイド3の中央部材3bを
貫通する回転軸90cを中心に回転可能なロックアーム
90と、ガイド3の上枠の両側面に設けられた突起92
と、ガイド3の下枠の両側面に設けられた突起94とを
有する。ロックアーム90は矩形の枠であり、回転軸9
0cに連結されたアーム90bはそれぞれL字を示すよ
うに途中で折れ曲がっており、ストラップを横断するロ
ックバー90aに接続されている。図12(A)に示し
たようにストラップをガイド3に対してフリーにすると
きには、アーム90bは突起92により反時計周りの回
動が防止されている。このため、ストラップ11,13
はガイド3に対してすべり移動可能である。一方、スト
ラップ11,13のガイド3に対する移動を防止すると
きには、図12(B)に示したように、アーム90bを
撓ませて突起92を超えて反時計方向に回転させ、さら
にアーム90bを撓ませて突起94を超えさせる。この
状態でロックバー90aはストラップ11,13からな
るストラップ束を押さえ付けているためにストラップ1
1,13はガイドのスリット内をすべり移動することが
できない。
【0031】前記具体例に示したガイドは、図13
(A)及び(B)に示すような構造にすることができ
る。図13(A)に示したガイド133は、ストラップ
が巻回している中央部材133bは円柱状であり、ガイ
ド内でガイドの出口方向(図面左側)にオフセットされ
て設けられている。こうすることで、一方のガイド13
3が対向する他方のガイド133に接合した時に、中央
部材133bに接続されたストラップの端部11a同士
が干渉することが防止される。また、図13(B)に示
したガイド34のように、中央部材を、ストラップの一
端11aが接続される部分34dとストラップが巻回す
る部分34bとをそれぞれ独立した円柱状部材で構成し
てもよい。こうすることで、ガイドの厚みW(ストラッ
プが伸びる方向と垂直方向のガイド幅)を薄くすること
ができる。さらに、図13(B)に示したように、一対
のガイドを互いに引き離す動作を容易にするために、ガ
イドの上枠34aと下枠34cに突起130を設け、そ
れをグリップとして機能させることができる。
【0032】図7、図8(A)及び(B)に示したロッ
ク機構に代えて、図14に示すように、ストラップの他
端11bを折り返してストラップの厚みが増す部分11
cを形成し、この部分が図示のようにガイドのスリット
に挿入されて係合するような構造を採用し得る。この構
造は、極めて簡単にストラップのガイドに対するロック
を可能にし、図5に示した携帯電話用ストラップに特に
有用となる。ストラップを重ねる代わりに、ストラップ
の他端近傍にガイドのスリット部分に挿入可能な部材を
着脱可能にまたは位置変更可能に設けてもよい。この部
材はストラップの長さを調節するアジャスタ(不図示)に
固着してもよい。
【0033】バッグの上面にストラップを配置する例を
前記具体例で示したが、バッグの上面の面積が小さいバ
ッグ、例えば、ブリーフケースやハンドバッグでは、ス
トラップをバッグの側面に配置させることができる。こ
の場合、ガイドをベルクロなどの着脱可能なロック部材
でバッグ側面、特にバッグの背面または正面に着脱可能
に設けることができる。こうすることで、バッグのデザ
インにインパクトを与えたり、バッグのデザインを損な
うことがない。
【0034】図15に、本発明のストラップ装置におい
て、ストラップ11,13がガイド3,5のスリットを
通るときの種々のパターンを示す。いずれのパターンも
特許請求の範囲に記載した本発明のストラップ装置の形
態に包含される。このうち、特に、ストラップ11、1
3をガイド3,5から引出す際の絡みを防止する観点か
らすれば、図7(A)と等価な図15(B)に示すパタ
ーンが有利である。
【0035】以上、本発明を具体例により説明してきた
が、本発明はそれらの具体例の種々の変形例を含む。例
えば図6に示した3倍延長モードのストラップ装置を別
の具体例で示したバッグや携帯電話用のストラップとし
て使用することができる。また、図4、6、10に示し
たストラップ装置に例示したロック機構を設けても良
い。ストラップ材料として、皮、人工皮革、布を用い得
る。布などの柔軟な素材を用いるときは、ストラップの
からみを防止するためにテグスのような心材を素材内部
に挿入してもよい。本発明のストラップ装置は、電気コ
ード、帽子やヘルメットの顎紐、コートのような衣類の
ベルトなど伸縮自在の機能が有用となる種々の用途に使
用可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明のストラップは、縮んだときの長
さの4倍の長さに極めて容易に延長することができるた
めに、バッグや携帯のストラップなど種々の用途に好適
である。また、本発明のストラップは構造が簡単である
ために低コスト製造可能である。本発明のバッグは、ス
トラップを使用していない場合は、ストラップがバッグ
本体から垂れ下がることがない長さに縮み、ストラップ
が必要なときには瞬時に十分な長さに引き伸ばすことが
でき、一方、ストラップを容易且つ瞬時に縮めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明のストラップ装置の構造を
示す概略図であり、図1(B)はストラップ装置の伸長
途中の様子を示す概略図であり、図1(C)はストラッ
プ装置が伸長された状態の概略図である。
【図2】図2(A)及び(B)は、ぞれぞれ、第1及び
第2ガイドの斜視図である。
【図3】図3(A)は、ストラップ装置が縮んだ状態の
バッグの概略図であり、図3(B)はストラップ装置が
伸長した状態のバッグの概略図である。
【図4】図4(A)は、ストラップ装置が縮んだ状態の
バッグの概略図であり、図4(B)はストラップ装置が
伸長した状態のバッグの概略図である。
【図5】図5は、図1に示したストラップ装置を装着し
た携帯電話の概略図である。
【図6】図6の(A)は本発明の別のストラップ装置の
概念図であり、(B)及び(C)は第1及び第2ガイド
の構造をそれぞれ示す。
【図7】図7(A)は本発明の第6具体例に従うストラ
ップ装置の構造の概略図であり、図7(B)は図7
(A)に示したストラップ装置が伸長する過程を示す概
略図である。
【図8】図8(A)は本発明の第7具体例のストラップ
装置付きバッグの構造を示す概略図であり、図8(B)
は図8(A)に示したストラップ装置が伸長する過程を
示す概略図である。
【図9】図9(A)は本発明の第8具体例のストラップ
装置付きバッグの構造を示す概略図であり、図9(B)
は図9(A)に示したストラップ装置が伸長する過程を
示す概略図である。
【図10】図10(A)は本発明の第9具体例のストラ
ップ装置付きバッグの構造を示す概略図であり、図10
(B)は図10(A)に示したストラップ装置が伸長す
る過程を示す概略図である。
【図11】図11(A)は本発明の第10具体例のスト
ラップ装置の伸長した状態を示す概略図であり、図11
(B)はストラップ装置の縮んだ状態を示す概略図であ
る。
【図12】図12(A)は第11具体例のストラップ装
置用いるガイドがロックされていない状態を示す概略図
であり、図12(B)はガイドがロックされている状態
を示す概略図である。
【図13】図13(A)はストラップ装置に用いるガイ
ドの構造の一例を示す図であり、図13(B)はガイド
の構造の別の例を示す図である。
【図14】図14は、本発明のストラップ装置に用いら
れるロック機構の構造及び動作を説明する図である。
【図15】図15(A)〜(E)は、本発明のストラッ
プ装置におけるストラップのガイドに対する種々の通り
方を示す概念図である。
【符号の説明】
3,5,34,40,43ガイド、7a,7b,9a,
9b,62,64スリット、11,13ストラップ、1
5ストラップ装置、60ロックアジャスタ、70パッ
ド、82,84リング、90ロックアーム、160ロッ
ク部材、170ウェブ、195パッドカバー、300,
400,500ストラップ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45C 13/30 A45C 3/00

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮自在なストラップ装置であって、 第1及び第3スリットが形成されている第1ガイドと;
    一端が第1ガイドに連結された第1ストラップと;第1
    ガイドと対向して配置され、第2及び第4スリットが形
    成されている第2ガイドと;一端が第2ガイドに連結さ
    れた第2ストラップと;を備え、 第1ストラップの他端が第2及び第4スリットの少なく
    とも一方を通って第1ガイドの方に戻り、次いで第1ガ
    イドの第1及び第3スリットの一方を通過しており、第
    2ストラップの他端が第1及び第3スリットの少なくと
    も一方を通って第2ガイドの方に戻り、次いで第2ガイ
    ドの第2及び第4スリットの一方を通過しているストラ
    ップ装置。
  2. 【請求項2】 第1ストラップの前記一端が第1スリッ
    トと第3スリットとの間に画成された中間部材に連結さ
    れており、第2ストラップの前記一端が第2スリットと
    第4スリットとの間に画成された中間部材に連結されて
    いる請求項1に記載のストラップ装置。
  3. 【請求項3】 第1ストラップの前記他端が第2スリッ
    ト及び第4スリットを通って第1ガイドの方に戻り、次
    いで第3スリットを通っており、第2ストラップの前記
    他端が第3スリット及び第1スリットを通って第2ガイ
    ドの方に戻り、次いで第2スリットを通過している請求
    項1または2に記載のストラップ装置。
  4. 【請求項4】 第1ガイドと第2ガイドの間に第1及び
    第2ストラップがそれぞれ2重に重なって存在してお
    り、第1及び第2ストラップの前記他端を互いに離れる
    方向に引離すことによって第1ガイドと第2ガイドが接
    近し、最後に互いに突き合う請求項1から3のいずれか
    一項に記載のストラップ装置。
  5. 【請求項5】 第1及び第2ストラップの前記他端を互
    いに離れる方向に引離すことによって第1ガイドと第2
    ガイドとの間隔の4倍の長さに伸びる請求項1から4の
    いずれか一項に記載のストラップ装置。
  6. 【請求項6】 第1または第2ストラップの前記他端の
    近傍に第1、第2、第3及び第4スリットの少なくとも
    一つのスリットに嵌め込まれて第1及び第2ストラップ
    の少なくとも一方のストラップの移動を防止するロック
    片を備える請求項1から5のいずれか一項に記載のスト
    ラップ装置。
  7. 【請求項7】 ストラップ装置がショルダストラップと
    して用いられ、第1及び第2ストラップの前記他端に、
    それぞれ、バッグに着脱可能なリングが取り付けられて
    いる請求項1から6のいずれか一項に記載のストラップ
    装置。
  8. 【請求項8】 携帯電話用のストラップであって、第1
    ストラップの前記他端が携帯電話に接続され、第2スト
    ラップの前記他端にクリップを有する請求項1から6の
    いずれか一項に記載のストラップ装置。
  9. 【請求項9】 バッグ本体と、請求項1に記載のストラ
    ップ装置とを備え、バッグ本体の上面または側面に第1
    リング及び第2リングがそれぞれ設けられ、第1ストラ
    ップの前記他端と第2ストラップの前記他端が第1リン
    グと第2リングを通り、且つ互いに連結されているバッ
    グ。
  10. 【請求項10】 第1ストラップの前記他端と第2スト
    ラップの前記他端が連結されることによって形成された
    ストラップ部分にパッドが通されている請求項9に記載
    のバッグ。
  11. 【請求項11】 バッグ本体と、請求項1に記載のスト
    ラップ装置とを備え、バング本体の上面または側面に前
    記第1ストラップ及び第2ストラップの前記他端がそれ
    ぞれ取り付けられているバッグ。
  12. 【請求項12】 第2ストラップが第1ストラップより
    も長く、第2ストラップの前記他端と第2ガイドとの間
    に存在する第2ストラップの部分にパッドが設けられて
    おり、該パッド内を第2ストラップ部分がスライド可能
    に通る請求項11に記載のバッグ。
  13. 【請求項13】 さらに、前記パッドが第2ガイドに連
    結されており、請求項12に記載のバッグ。
  14. 【請求項14】 第1ガイド及び第2ガイドの少なくと
    も一方を第1もしくは第2ストラップまたはバッグ本体
    に対してロックするためのロック機構を備える請求項9
    から13のいずれか一項に記載のバッグ。
  15. 【請求項15】 上記ロック機構は、第1ストラップに
    取付けられたロック部材と、第1ガイドに取付けられ且
    つ前記ロック部材と着脱可能に係合する係合部材とを含
    む請求項14に記載のバッグ。
  16. 【請求項16】 上記ロック機構は、バッグ本体に取付
    けられた第1及び第2ロック部材と、第1及び第2ガイ
    ドにそれぞれ取付けられて第1及び第2ロック部材と着
    脱可能に係合する第1及び第2係合部材とを含む請求項
    14に記載のバッグ。
  17. 【請求項17】 上記ロック機構は、第1ガイドまたは
    第2ガイドに回転可能に取付けられ且つ回転位置に応じ
    て第1及び第2ストラップの少なくとも一方を係止可能
    なロック部材を有する請求項14に記載のバッグ。
  18. 【請求項18】 バッグ本体と、バッグ本体の上面にそ
    れぞれ設けられた第1の請求項1に記載のストラップ装
    置と第2の請求項1に記載のストラップ装置と、バッグ
    本体の上面に設けられた第1及び第2ロック部材と備
    え、第1のストラップ装置の第2ストラップと第2スト
    ラップ装置の第1ストラップとがパッドを介してまたは
    パッドを通って接続されており、該パッドに第1及び第
    2ロック部材とそれぞれ着脱可能に係合する第1及び第
    2係合部材が設けられているバッグ。
  19. 【請求項19】 第1ガイド及び第2ガイドが、それぞ
    れ、柔軟な部材で覆われており、該部材にストラップが
    通る開口がそれぞれ設けられている請求項11、14、
    15、16及び17のいずれか一項に記載のバッグ。
  20. 【請求項20】 伸縮自在なストラップであって、 第1スリットが画定されている第1ガイドと;一端が第
    1ガイドに連結された第1ストラップ及び第2ストラッ
    プと;第1ガイドと対向して配置され、第2スリットが
    画定されている第2ガイドと;を備え、第1ストラップ
    の他端が第2スリットを通って第1ガイドの方に戻り、
    次いで第1スリットを通過しており、第2ストラップの
    他端が第2スリットを通過しているストラップ。
  21. 【請求項21】 バッグ本体と、請求項20に記載のス
    トラップとを備え、バッグ本体の上面または側面に第1
    ストラップ及び第2ストラップの前記他端がそれぞれ取
    り付けられているバッグ。
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