JP3359320B2 - 羽根駆動機構 - Google Patents

羽根駆動機構

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JP3359320B2 JP2000170868A JP2000170868A JP3359320B2 JP 3359320 B2 JP3359320 B2 JP 3359320B2 JP 2000170868 A JP2000170868 A JP 2000170868A JP 2000170868 A JP2000170868 A JP 2000170868A JP 3359320 B2 JP3359320 B2 JP 3359320B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、羽根駆動機構、よ
り詳しくは、羽根を開閉駆動する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】モータの駆動力によって複数のシャッタ
羽根を鏡枠の光軸回りに開閉させることにより露出開口
を形成するレンズシャッタ機構は、従来より種々のもの
が提案されている。
【0003】このようなものの一例として例えば特開昭
63−24232号公報には、鏡枠内にズーム機構を内
蔵している交換レンズにおいて、光軸を中心とする光路
孔および該光路孔を開閉するシャッタ羽根等を内蔵する
とともに該ズーム機構に連結されて該鏡枠内を光軸方向
に沿って動かされる露光装置本体と、この露光装置本体
の一方の端面において該光軸に対し偏心した位置で突設
されているシャッタ羽根駆動用のステッピングモータ
と、該露光装置本体の一方のストローク端位置において
該ステッピングモータの存在しない空間に入り込めるよ
うに該鏡枠内に固定された機器とを備えた交換レンズが
開示されている。
【0004】より具体的には、この交換レンズにおいて
は、シャッタ羽根の片面に、回転リング,ピニオンギヤ
ー,ステッピングモータなどが全て配置されている。つ
まり、図5に示すように、本体93にはカム孔94aが
設けられたカム板94が取り付けられ、このカム孔94
aにピン96bを係合してシャッタ羽根96が取り付け
られている。このシャッタ羽根96は、上記ピン96b
を突設する側の反対の面からもピン96aを突設し、回
転リング95の孔95bに係合している。この回転リン
グ95は周面にギヤー部95aを有し、これによりピニ
オンギヤー98bに噛合している。このピニオンギヤー
98bは、ステッピングモータ98のモータ軸98aに
回動一体に取り付けられている。
【0005】また、特開平3−288832号公報に
は、複数枚の絞り兼用のシャッタ羽根をステッピングモ
ータによりレバーを回転させることで開閉するシャッタ
ユニットと、被写体の輝度を測光する測光ユニットと、
絞り優先制御モードと通常のプログラムシャッタ制御モ
ードとの選択操作を行う操作スイッチと、上記プログラ
ムシャッタ制御モードが選択されているときに上記測光
ユニットによる測光情報に応じてシャッタ羽根の開き始
めから閉じ始めまでの時間を演算して上記シャッタユニ
ットの上記ステッピングモータを駆動してプログラムシ
ャッタ制御を行い、一方、上記絞り優先制御モードが選
択されているときに上記ステッピングモータにより上記
シャッタ羽根が所定絞り位置の手前位置まで駆動される
と上記プログラムシャッタ制御モード時の駆動パルスよ
りパルス幅の大きい駆動パルスで上記ステッピングモー
タを駆動する制御手段とを備えた絞り制御可能なプログ
ラムシャッタが開示されている。
【0006】該公報には2枚羽根のレンズシャッタ機構
について記載されているが、これを複数枚のシャッタ羽
根を有するものに置き換えて示したものが図6である。
このシャッタユニットは、シャッタ羽根96を境に、回
転リング95とステッピングモータ98とが互いに反対
側に位置していて、モータ98のモータ軸98aは、シ
ャッタ羽根最大径の外側を通過している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭63−24232号公報に記載のものでは、羽根の
片面に多くの部材が配置されているために光軸に平行な
方向のステッピングモータの最大突出量が大きくなり、
図5において羽根の右側に大きなスペースを必要とす
る。
【0008】また、特開平3−288832号公報に記
載のものでは、羽根の最大外径の外側にモータが配置さ
れているために、図6に示すように外径方向に大きいシ
ャッタユニットとなり、ひいては、このシャッタユニッ
トを被う鏡枠の外径が大きくなってしまう。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、光軸方向および外径方向のサイズが小さい羽根駆
動機構を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による羽根駆動機構は、光軸に垂直に開閉
する複数の羽根と、上記羽根を駆動するためにモータ軸
を有するモータとを備え、上記モータの上記モータ軸
を、上記光軸に平行に、且つ上記羽根により形成される
開放径とこのときに形成される羽根の最大外径との間で
あって上記羽根が開閉動作する平面を貫くように配置し
たものである。
【0011】また、本発明による羽根駆動機構は、光軸
に垂直に開閉する複数の羽根と、上記羽根を駆動するた
めの回転軸と、を備え、上記回転軸を、上記光軸に平行
に、且つ上記羽根により形成される開放径とこのときに
形成される羽根の最大外径との間であって上記羽根が開
閉動作する平面を貫くように配置したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図4は、本発明の一実
施形態を示したものである。本発明の羽根駆動機構の詳
細について、図1,図2を参照して具体的に説明する。
図示しない鏡枠には、羽根駆動機構全体を支える本体3
が固定されていて、この本体3に回転リング5が回転可
能に嵌合している。この回転リング5は、外周面の一部
にギヤー部5aが刻設されているとともに、後述する羽
根6の枚数に合わせて複数の孔5bが周方向の等分位置
に光軸Oに平行に穿設されている。
【0013】また、上記本体3には固定リング手段たる
カム板4も支持されていて、このカム板4は図2に示す
ようにリング形状をなし、羽根6の枚数に合わせてカム
手段たる複数のカム孔4aが刻設されている。また、該
カム板4には、後述するモータ軸8aを挿通する孔も穿
設されている。
【0014】上記カム板4と回転リング5の間には、複
数枚の羽根6が配設されている。この羽根6は、一端面
からピン6aを、他端面からピン6bをそれぞれ突設
し、上記回転リング5の孔5bにピン6aを嵌入し、上
記カム板4のカム孔4aにピン6bを係合している。
【0015】羽根6の駆動源であるステッピングモータ
8は、カム板4の側面に固定されていて、その出力軸で
あるモータ軸8aはカム板4の上記孔を貫通して、羽根
6の最大外径より内側を通った後、その先端側に嵌入す
ることで回動一体に取り付けられた被伝達手段たるピニ
オンギヤー8bにより回転リング5のギヤー部5aと噛
合している。なお、図2においてはモータ軸8aは、実
際の長さよりも光軸方向に引き伸ばして示している。
【0016】このように、羽根6を境にステッピングモ
ータ8とは逆側に連結用のピニオンギヤー8bを配置し
ていて、カム板4の側面に直接ステッピングモータ8を
固定することができるため、羽根6からの光軸Oに平行
な方向へのステッピングモータ8の突出量を低くするこ
とが可能である。
【0017】次に図3を参照して、モータ軸8aと羽根
6の位置関係について述べる。羽根開放状態において、
複数枚の羽根6の重なりに注目すると、羽根6の隣接す
る部分では、その外縁部の形状が、羽根6の最大外径R
より内側に位置する。そこで、この最大外径Rより内側
の羽根の存在しない部分に、モータ軸8aを配設して光
軸Oにより近付けることで、この機構の外径を小さくす
ることができる。
【0018】また、図4に示すように、複数枚の羽根6
の内、開放位置においてモータ軸8aに最も近接する羽
根6に、図示のような切欠6cを形成して、この切欠6
cの部分にモータ軸8aが位置するよう配設すること
で、ステッピングモータ8やピニオンギヤー8bをより
光軸Oに近い内側に配置して、この機構の外径を小型に
することができる。なお、この切欠6cは、羽根6を閉
じた際にもそこから光が不用意に洩れたりすることのな
い大きさや形状に設けられていることはいうまでもな
い。
【0019】次に、このような実施形態の作用を説明す
る。まず羽根の閉じ方向動作は、ステッピングモータ8
が正回転することによって、モータ軸8aに取り付けら
れたピニオンギヤー8bを回転させる。この回転駆動力
は、回転リング5のギヤー部5aに伝達されて、これに
より回転リング5が回転する。
【0020】この回転リング5の回転により、孔5bに
嵌入しているピン6aを介して、羽根6が光軸O周りに
回転する。このとき、該羽根6は、ピン6bとカム板4
のカム孔4aとの係合によってピン6a周りの回転位置
を制御され、複数枚の羽根6の協働により閉じ方向動作
を行って、光軸Oを中心に所定の口径を形成する。
【0021】また羽根を開放する動作ついては、ステッ
ピングモータ8を逆回転して上記と逆の動作を行うこと
によりなされる。
【0022】以上説明したように、このような実施形態
の羽根駆動機構によれば、この機構の本体の外径サイズ
を大型化することなく、羽根からのモータ等の光軸方向
および外径方向の突出量を小さくすることができて、全
体として小型な羽根駆動機構を構成することができ、ひ
いては鏡枠やカメラを小型化することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
軸方向および外径方向のサイズが小さい羽根駆動機構と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の羽根駆動機構の側断面
図。
【図2】上記実施形態の羽根駆動機構の主要部を光軸方
向に引き伸ばして示す分解斜視図。
【図3】上記実施形態の開放状態での羽根とモータ軸の
位置関係を示す正面図。
【図4】上記実施形態の羽根の形状を変形させた場合
の、開放状態での羽根とモータ軸の位置関係を示す正面
図。
【図5】従来のレンズシャッタ機構の側断面図。
【図6】従来の他のレンズシャッタ機構の側断面図。
【符号の説明】
4…カム板(固定リング手段) 4a…カム孔(カム手段) 5…回転リング 6…羽根 8…ステッピングモータ(アクチュエータ) 8a…モータ軸 8b…ピニオンギヤー(被伝達手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽根駆動機構において、 光軸に垂直に開閉する複数の羽根と、 上記羽根を駆動するためにモータ軸を有するモータと、 を具備し、 上記モータの上記モータ軸を、上記光軸に平行に、且つ
    上記羽根により形成される開放径とこのときに形成され
    る羽根の最大外径との間であって上記羽根が開閉動作す
    る平面を貫くように配置したことを特徴とする羽根駆動
    機構。
  2. 【請求項2】 羽根駆動機構において、 光軸に垂直に開閉する複数の羽根と、 上記羽根を駆動するための回転軸と、 を具備し、 上記回転軸を、上記光軸に平行に、且つ上記羽根により
    形成される開放径とこのときに形成される羽根の最大外
    径との間であって上記羽根が開閉動作する平面を貫くよ
    うに配置したことを特徴とする羽根駆動機構。
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