JP3358408B2 - ファクシミリシステム及びファクシミリシステムにおけるポーリング送信用原稿登録方法 - Google Patents

ファクシミリシステム及びファクシミリシステムにおけるポーリング送信用原稿登録方法

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JP3358408B2
JP3358408B2 JP29123295A JP29123295A JP3358408B2 JP 3358408 B2 JP3358408 B2 JP 3358408B2 JP 29123295 A JP29123295 A JP 29123295A JP 29123295 A JP29123295 A JP 29123295A JP 3358408 B2 JP3358408 B2 JP 3358408B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、情報処理装置とフ
ァクシミリ装置が接続されたファクシミリシステムであ
って、かつポーリング送信を行うことができるファクシ
ミリシステム及びそのファクシミリシステムにおけるポ
ーリング送信用原稿登録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピューターやワー
クステーション等の情報処理装置に接続されるファクシ
ミリ装置が使用されつつある。このような情報処理装置
に接続されるファクシミリ装置においても、予め送信す
べき原稿を登録しておき通信先の相手機からの指示があ
ったらその原稿を相手機に送信する送信方法であるポー
リング送信を行うことができる。その際、ポーリング送
信用の原稿の登録は、制御上の理由から情報処理装置側
とファクシミリ装置側に重複して登録されることがない
ようにする必要があった。
【0003】従来の技術では情報処理装置の制御下にフ
ァクシミリ装置をおき、使用者は常に情報処理装置に対
して原稿登録の指示を与えた後でないと原稿登録するこ
とが出来ないようにすることでポーリング送信用の原稿
の重複登録を排除していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の技術で
はファクシミリ装置側にポーリング送信用の原稿を登録
する際であっても、情報処理装置に原稿登録の指示を与
えなければポーリング送信用の原稿を登録出来ないた
め、ファクシミリ装置側でポーリング送信用の原稿を登
録することが出来ず、使い勝手が悪かった。
【0005】そこで本発明は上記問題点を解決するた
め、情報処理装置に接続されるファクシミリ装置であっ
ても、重複登録を排除するとともにファクシミリ装置側
でも情報処理装置側でもポーリング送信用の原稿を容易
に登録することができるファクシミリシステム及びファ
クシミリシステムにおけるポーリング送信用原稿登録方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1における発明では、ファクシミリ装置と情
報処理装置とが接続され、ポーリング送信を行うことが
できるファクシミリシステムであって、前記ファクシミ
リ装置は、ポーリング送信用の原稿の登録開始の指示を
受け付けるファクシミリ装置側原稿登録開始指示受付手
段と、前記ファクシミリ装置側原稿登録開始指示受付手
段が登録開始指示を受け付けたときに、情報処理装置側
にポーリング送信用の原稿が登録されているか否かを判
定する情報処理装置側原稿判定手段と、前記情報処理装
置側原稿判定手段でポーリング送信用の原稿が登録され
ていないと判定されたときのみポーリング送信用の原稿
の登録を行うファクシミリ装置側原稿登録手段とを備
え、前記情報処理装置は、ポーリング送信用の原稿の登
録開始の指示を受け付ける情報処理装置側原稿登録開始
指示受付手段と、前記情報処理装置側原稿登録開始指示
受付手段が登録開始指示を受け付けたときに、ファクシ
ミリ装置側にポーリング送信用の原稿が登録されている
か否かを判定するファクシミリ装置側原稿判定手段と、
前記ファクシミリ装置側原稿判定手段でポーリング送信
用の原稿が登録されていない判定されたときのみポーリ
ング送信用の原稿の登録を行う情報処理装置側原稿登録
手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2における発明では、前記ファクシ
ミリ装置の情報処理装置側原稿判定手段は、情報処理装
置側にポーリング送信用の原稿が登録されているか否か
を示す第1の原稿登録フラグと、前記第1の原稿登録フ
ラグを参照することにより情報処理装置側にポーリング
送信用の原稿が登録されているか否かを判定する第1の
原稿登録フラグ参照手段とを備え、前記情報処理装置の
ファクシミリ側原稿判定手段は、ファクシミリ側にポー
リング送信用の原稿が登録されているか否かを示す第2
の原稿登録フラグと、前記第2の原稿登録フラグを参照
することによりファクシミリ装置側にポーリング送信用
の原稿が登録されているか否かを判定する第2の原稿登
録フラグ参照手段とを備え、前記ファクシミリ装置は、
さらに、ファクシミリ装置側原稿登録手段がポーリング
送信用の原稿を登録したときに、前記第2の原稿登録フ
ラグを更新する第2の原稿登録フラグ更新手段を備え、
前記情報処理装置は、さらに、情報処理装置側原稿登録
手段がポーリング送信用の原稿を登録したときに、前記
第1の原稿登録フラグを更新する第1の原稿登録フラグ
更新手段を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項3における発明では、ポーリング送
信用の原稿の登録開始の指示を受け付ける原稿登録開始
指示受付ステップと、登録開始指示を受け付けたとき
に、登録開始指示を受け付けた装置に接続されている他
の装置にポーリング送信用の原稿が登録されているか否
かを判定する原稿登録判定ステップと、接続されている
他の装置にポーリング送信用の原稿が登録されていない
と判定されたときのみ当該装置においてポーリング送信
用の原稿の登録を行う原稿登録ステップとを備えたこと
を特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、説明する。図1は、本発明のファクシミリシステム
の全体の構成図である。当該ファクシミリシステムは、
ファクシミリ装置1と、パーソナルコンピューター(P
C)、ホストコンピューター、ワークステーション等の
情報処理装置2からなる。ファクシミリ装置1は、さら
に、スキャナ部11と、操作パネル部12、画像圧縮/
伸長部13、メモリ14、回線制御部15、印字部1
6、PCインターフェイス17、FAXシステム制御部
18とからなる。一方、情報処理装置2は、メモリ21
と、画像圧縮/伸長部22と、キーボード23と、外部
インターフェイス24と、PCシステム制御部25と、
表示部26とからなる。
【0010】スキャナ部11は、原稿を読み取りイメー
ジデータに変換する。当該スキャナ部11は、原稿の読
み取りのための給紙装置であるADF(自動給紙装置)
を備える。操作パネル部12は、使用者から各種操作を
受け付ける。例えば、ポーリング送信用の原稿登録要求
等を受け付ける。この原稿登録要求は、ポーリング送信
を行うために、予め原稿を登録する際の要求である。原
稿の登録には、ファクシミリ側で行う場合は、メモリ1
4に原稿を記憶させる登録と、スキャナ部11のADF
に原稿を配置することによる登録とがある。また、当該
操作パネル部12は、メッセージを表示する表示部を備
える。
【0011】画像圧縮/伸長部13は、送信すべき原稿
の画像を圧縮し、通信先の相手機から受信した画像を伸
長する。メモリ14は、送信すべき原稿の画像や、通信
先の相手機から受信した画像を記憶する。さらにメモリ
14は、ポーリング送信すべき原稿が情報処理装置2側
のメモリ21に登録されているか否かを示すPC側原稿
登録フラグを有する。当該フラグがONであれば原稿が
情報処理装置2側に登録されていることを示す。
【0012】回線制御部15は、モデム、NCUからな
り、公衆回線に接続するとともに送受信する情報を変調
復調する。印字部16は、受信した画像を印字出力す
る。受信した画像には、通信先の相手機から受信した画
像のみならず、情報処理装置2から送られてきた画像も
含まれる。
【0013】PCインターフェイス17は、ファクシミ
リ装置1を情報処理装置2と接続する。FAXシステム
制御部18は、上記ファクシミリ装置1の各部を制御す
る。ポーリング送信用原稿の登録の制御フロー、ポーリ
ング送信の制御フローについては、具体的には、それぞ
れ図2、図4に示す。
【0014】次に、情報処理装置2において、メモリ2
1は、送信用の原稿や、受信した原稿の画像を記憶す
る。この場合送信用の原稿とは、ワードプロセッサ等で
作成された画像、情報処理装置のアプリケーションソフ
ト等で作成された図面等を含むものであり、テキストコ
ード等のコード情報で記憶されている場合と、イメージ
データとして記憶されている場合とがある。さらにメモ
リ21は、ポーリング送信すべき原稿がファクシミリ装
置1側のメモリ14又はスキャナ部11のADFに原稿
が登録されているか否かを示すファクシミリ側原稿登録
フラグを有する。当該フラグがONであれば原稿がファ
クシミリ装置1側に登録されていることを示す。
【0015】画像圧縮/伸長部22は、送信すべき原稿
の画像を圧縮し、通信先の相手機から受信した画像を伸
長する。キーボード23は、使用者からの各種操作を受
け付ける。受け付ける操作のなかには、ポーリング送信
用の原稿登録要求も含まれる。外部インターフェイス2
4は、情報処理装置とファクシミリ装置とを接続する。
【0016】PCシステム制御部25は、上記情報処理
装置2の各部を制御する。ポーリング送信用原稿の登録
の制御フロー、ポーリング送信の制御フローについて
は、具体的には、それぞれ図3、図5に示す。表示部2
6は、ブラウン菅(CRT)、液晶ディスプレイ(LC
D)等で実現される。
【0017】次に図2を用いて、ファクシミリ装置1側
にポーリング送信用原稿を登録する際の動作について説
明する。先ず、使用者からポーリング送信用原稿の登録
要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS10
1)。受け付けたと判断された場合は、メモリ14内に
あるPC側原稿登録フラグがONか否か判断することに
より、情報処理装置2に原稿が登録されているか否かを
判断する(ステップS102)。原稿が登録されている
場合は、原稿登録不可能である旨の表示を行う(ステッ
プS103)。この表示は、操作パネル部12内に設け
られた表示部に表示される。また、操作パネル部12
は、ブザーを備え、表示に加えそのブザーを鳴らしても
良い。原稿登録不可能である旨の表示を行った後、初期
状態に戻る。一方、ステップS102で原稿が情報処理
装置2に登録されていないと判断された場合は、次に、
ファクシミリ装置1側に原稿が登録されているか否かを
判断する(ステップS104)。具体的には、ファクシ
ミリ装置1のメモリ14内かあるいはスキャナ部11の
ADFのどちらかに原稿が存在するか否かを判断するこ
とにより行う。ここで、ファクシミリ装置1側に原稿が
登録されていないと判断された場合は、原稿の登録を受
け付ける(ステップS107)。具体的には、スキャナ
部11のADFに対する原稿のセットを受け付ける。あ
るいは、原稿をスキャナ部11から読み込ませ、画像圧
縮/伸長部13により画像圧縮した後、メモリ14内に
記憶させる。原稿の登録が終了したら、当該原稿をポー
リング送信した後にその原稿を無効にするか否かの指示
を使用者から受け付ける(ステップS108)。その指
示はメモリ14に原稿を登録させた場合のみに受け付け
る。ここで、原稿を無効にする指示は、ポーリング送信
を行った後にそのメモリ14に記憶されている原稿のデ
ータを破棄する指示であり、同様に、無効にしないとの
指示は、ポーリング送信を行った後であってもメモリ1
4に記憶されている原稿のデータを破棄せすに、そのま
まメモリ14内に残す指示である。次に、情報処理装置
2内のメモリ21に有されるファクシミリ側原稿登録フ
ラグをONにする。具体的には、当該ファクシミリ装置
1が、情報処理装置2内のメモリ21に有されるファク
シミリ側原稿登録フラグをONにする指示を、PCイン
ターフェイス17を通じて情報処理装置2に対して出
す。情報処理装置2は、PCインターフェイス17と接
続されている外部インターフェイス24からファクシミ
リ側原稿登録フラグをONにする指示を受け取り、当該
ファクシミリ側原稿登録フラグをONにする。その後、
初期状態に戻る。一方、ステップS104にて、ファク
シミリ装置1側に原稿が登録されていると判断された場
合は、登録されている原稿をキャンセルするか否かの指
示を使用者から受け付ける(ステップS105)。キャ
ンセルするとの指示を受け付けた場合は、登録されてい
る原稿をキャンセル、つまり破棄する(ステップS10
6)。以下、ステップS107に進む。
【0018】同様に図3を用いて、情報処理装置2側に
ポーリング送信用原稿を登録する際の動作について説明
する。先ず、使用者からポーリング送信用原稿の登録要
求を受け付けたか否かを判断する(ステップS20
1)。受け付けたと判断された場合は、情報処理装置2
のメモリ21内にポーリング送信用の原稿が登録されて
いるか否かを判断する(ステップS202)。登録され
ていると判断された場合は、原稿登録不可能である旨の
表示を表示部26に行わせる(ステップS203)。原
稿登録不可能である旨の表示を行った後、初期状態に戻
る。一方、ステップS202で、情報処理装置2側に原
稿が登録されていないと判断された場合は、次に、情報
処理装置2のメモリ21内にあるファクシミリ側原稿登
録フラグがONか否か判断することにより、ファクシミ
リ装置1側に原稿が登録されているか否かを判断する
(ステップS204)。フラグがONの場合は、ステッ
プS203に進む。フラグがOFFの場合は、原稿の登
録を受け付ける(ステップS205)。具体的には、メ
モリ21内に記憶されている文書等をポーリング送信用
の原稿として用いる旨を指定する。その指定された原稿
は、通常テキストデータなどのコードデータであるが、
イメージデータであっても良い。原稿を指定することに
より原稿の登録が終了したら、当該原稿をポーリング送
信した後にその原稿を無効にするか否かの指示を使用者
から受け付ける(ステップS206)。次に、ファクシ
ミリ装置1内のメモリ14に有されるPC側原稿登録フ
ラグをONにする(ステップS207)。具体的には、
当該情報処理装置2が、ファクシミリ装置1内のメモリ
14に有されるPC側原稿登録フラグをONにする指示
を、外部インターフェイス24を通じてファクシミリ装
置1に出す。ファクシミリ装置1は、外部インターフェ
イス24と接続されているPCインターフェイス17か
らPC側原稿登録フラグをONにする指示を受け取り、
当該PC側原稿登録フラグをONにする。その後、初期
状態に戻る。
【0019】以上のように、ファクシミリ装置1又は情
報処理装置2にポーリング送信用の原稿が登録された場
合に、通信先の相手機からポーリング送信の要求があっ
た場合のポーリング送信動作について図4、図5を用い
て説明する。図4において、通信先の相手機からポーリ
ング送信要求を受けたか否かを判断する(ステップS3
01)。通信先の相手機からポーリング送信要求を受け
た場合は、ファクシミリ側に原稿が登録されているか否
かを判断する(ステップS302)。具体的には、ファ
クシミリ装置1のメモリ14内かあるいはスキャナ部1
1のADFのどちらかに原稿が存在するか否かを判断す
ることにより行う。ここで、ADFに原稿がセットされ
ている場合は(ステップS303)、その原稿を通信先
の相手機に送信する(ステップS304)。具体的に
は、ADFにセットされている原稿をスキャナ部11で
イメージデータに変換し、さらに画像圧縮/伸長部13
により画像圧縮して、回線制御部15に送り、公衆回線
を通じて相手機に原稿に送信する。その後、情報処理装
置2側のメモリ21にあるファクシミリ側原稿登録フラ
グをOFFにする(ステップS305)。具体的には、
ファクシミリ装置1は、ファクシミリ側原稿登録フラグ
をOFFにする指示を、PCインターフェイス17を通
じて、情報処理装置2に出す。情報処理装置2は、PC
インターフェイス17に接続されている外部インターフ
ェイス24からその指示を受け、メモリ21にあるファ
クシミリ側原稿登録フラグをOFFにする。一方、ステ
ップS303において、本体側のADFに原稿が存在し
ないと判断された場合は、本体側のメモリ14内にある
原稿の画像を、回線制御部15に送り、公衆回線を通じ
て相手機に送信する(ステップS305)。その後、メ
モリ14内にある画像のデータを無効にしないと設定さ
れていた場合は(ステップS306)、画像データを無
効にせずに初期状態に戻る。一方、メモリ14内にある
画像のデータを無効にすると設定されていた場合は、メ
モリ14内にある原稿を無効、つまり破棄する(ステッ
プS308)。次に、情報処理装置2側のメモリ21に
あるファクシミリ側原稿登録フラグをOFFにするよう
指示する(ステップS309)。
【0020】ステップS302にて、ファクシミリ側に
原稿が登録されていないと判断され、ファクシミリ装置
1のメモリ14にあるPC側原稿登録フラグがOFFで
あれば(ステップS310)、ファクシミリ装置1にも
情報処理装置2にもポーリング送信用の原稿は登録され
ていないので、ポーリング送信を拒否する(ステップS
311)。具体的には回線切断の作業を行う。ステップ
S302にて、ファクシミリ側に原稿が登録されていな
いと判断され、ファクシミリ装置1のメモリ14にある
PC側原稿登録フラグがONであれば(ステップS31
0)、情報処理装置側にポーリング送信用の原稿が存在
するので、情報処理装置2にポーリング送信を指示する
(ステップS312)。
【0021】情報処理装置2は、図5に示すように、フ
ァクシミリ側からポーリング送信の指示があったら(ス
テップS401)、情報処理装置2側にある原稿をポー
リング送信する(ステップS402)。具体的には、情
報処理装置2のメモリ21に登録されている原稿のテキ
ストデータを、イメージデータに変換すると共に、画像
圧縮/伸長部22で圧縮し、その圧縮した画像をファク
シミリ装置1に送る。圧縮した画像が送られたファクシ
ミリ装置1は、その画像を通信先の相手機に送る。また
メモリ21に原稿のイメージデータが記憶されている場
合は、そのイメージデータの画像を圧縮した後、ファク
シミリ装置1に送る。
【0022】次に、送信した後、登録されている原稿を
無効にしないと指定されている場合は(ステップS40
3)、その後初期状態に戻る。登録されている原稿を無
効すると指定されている場合は(ステップS403)、
情報処理装置2の原稿を無効にする(ステップS40
4)。次に、ファクシミリ側にあるPC側原稿登録フラ
グをOFFにする(ステップS405)。具体的には、
情報処理装置2は、PC側原稿登録フラグをOFFにす
る指示を、外部インターフェイス24を通じて、ファク
シミリ装置1に出す。ファクシミリ装置1は、外部イン
ターフェイス24に接続されているPCインターフェイ
ス17からその指示を受け、メモリ14にあるPC側側
原稿登録フラグをOFFにする。
【0023】以上のように、ファクシミリ装置は原稿の
登録に先立ち情報処理装置側に原稿が登録されているか
否かをフラグを参照することにより判定し、原稿が登録
されていないときのみ原稿を登録する。同様に情報処理
装置側も原稿の登録に先立ちファクシミリ装置側に原稿
が登録されているか否かをフラグを参照することにより
判定し、原稿が登録されていないときのみ原稿を登録す
る。従って情報処理装置とファクシミリ装置が接続され
たファクシミリシステムであっても、重複登録を排除す
るとともにファクシミリ装置側でも情報処理装置側でも
ポーリング送信用の原稿を容易に登録することができ
る。
【0024】尚、情報処理装置2には、ポーリング送信
用の原稿を複数登録することができる。その場合、ファ
クシミリのG3プロトコルで定められるSEP(SElect
ivePolling)に対応する情報が、登録されている各原稿
に付加されている。
【0025】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
ファクシミリ装置はポーリング送信用の原稿の登録に先
立ち情報処理装置側にポーリング送信用の原稿が登録さ
れているか否かを判定し、ポーリング送信用の原稿が登
録されていないときのみポーリング送信用の原稿を登録
する。同様に情報処理装置側もポーリング送信用の原稿
の登録に先立ちファクシミリ装置側にポーリング送信用
の原稿が登録されているか否かを判定し、ポーリング送
信用の原稿が登録されていないときのみポーリング送信
用の原稿を登録するので、情報処理装置とファクシミリ
装置が接続されたファクシミリシステムであっても、重
複登録を排除するとともにファクシミリ装置側でも情報
処理装置側でもポーリング送信用の原稿を容易に登録す
ることができる。
【0026】請求項2の発明によれば、ファクシミリ装
置はポーリング送信用の原稿の登録に先立ち情報処理装
置側にポーリング送信用の原稿が登録されているか否か
を自己側にある第1の原稿登録フラグを参照することに
行い、同様に情報処理装置もポーリング送信用の原稿の
登録に先立ちファクシミリ側にポーリング送信用の原稿
が登録されているか否かを自己側にある第2の原稿登録
フラグを参照することにより行うので、迅速にポーリン
グ送信用の原稿が相手側に登録されているか否かを判定
することができる。
【0027】請求項3の発明は、請求項1と同様の効果
をなす。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のファクシミリシステムの構成
を示す図である。
【図2】ファクシミリ装置1側にポーリング送信用原稿
を登録する際のファクシミリ装置1の制御フローを示す
図である。
【図3】情報処理装置2側にポーリング送信用原稿を登
録する際の情報処理装置2の制御フローを示す図であ
る。
【図4】通信先の相手機からポーリング送信の要求があ
った場合にポーリング送信を行う際のファクシミリ装置
1の制御フローを示す図である。
【図5】通信先の相手機からポーリング送信の要求があ
った場合にポーリング送信を行う際の情報処理装置2の
制御フローを示す図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 11 スキャナ部 12 操作パネル部 13 画像圧縮/伸長部 14 メモリ 15 回線制御部 16 印字部 17 PCインターフェイス 18 FAXシステム制御部 2 情報処理装置 21 メモリ 22 画像圧縮/伸長部 23 キーボード 24 外部インターフェイス 25 PCシステム制御部 26 表示部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ装置と情報処理装置とが接
    続され、ポーリング送信を行うことができるファクシミ
    リシステムであって、 前記ファクシミリ装置は、 ポーリング送信用の原稿の登録開始の指示を受け付ける
    ファクシミリ装置側原稿登録開始指示受付手段と、 前記ファクシミリ装置側原稿登録開始指示受付手段が登
    録開始指示を受け付けたときに、情報処理装置側にポー
    リング送信用の原稿が登録されているか否かを判定する
    情報処理装置側原稿判定手段と、 前記情報処理装置側原稿判定手段でポーリング送信用の
    原稿が登録されていないと判定されたときのみポーリン
    グ送信用の原稿の登録を行うファクシミリ装置側原稿登
    録手段とを備え、 前記情報処理装置は、 ポーリング送信用の原稿の登録開始の指示を受け付ける
    情報処理装置側原稿登録開始指示受付手段と、 前記情報処理装置側原稿登録開始指示受付手段が登録開
    始指示を受け付けたときに、ファクシミリ装置側にポー
    リング送信用の原稿が登録されているか否かを判定する
    ファクシミリ装置側原稿判定手段と、 前記ファクシミリ装置側原稿判定手段でポーリング送信
    用の原稿が登録されていない判定されたときのみポーリ
    ング送信用の原稿の登録を行う情報処理装置側原稿登録
    手段とを備えたことを特徴とするファクシミリシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記ファクシミリ装置の情報処理装置側
    原稿判定手段は、 情報処理装置側にポーリング送信用の原稿が登録されて
    いるか否かを示す第1の原稿登録フラグと、 前記第1の原稿登録フラグを参照することにより情報処
    理装置側にポーリング送信用の原稿が登録されているか
    否かを判定する第1の原稿登録フラグ参照手段とを備
    え、 前記情報処理装置のファクシミリ側原稿判定手段は、 ファクシミリ側にポーリング送信用の原稿が登録されて
    いるか否かを示す第2の原稿登録フラグと、 前記第2の原稿登録フラグを参照することによりファク
    シミリ装置側にポーリング送信用の原稿が登録されてい
    るか否かを判定する第2の原稿登録フラグ参照手段とを
    備え、 前記ファクシミリ装置は、さらに、 ファクシミリ装置側原稿登録手段がポーリング送信用の
    原稿を登録したときに、前記第2の原稿登録フラグを更
    新する第2の原稿登録フラグ更新手段を備え、 前記情報処理装置は、さらに、 情報処理装置側原稿登録手段がポーリング送信用の原稿
    を登録したときに、前記第1の原稿登録フラグを更新す
    る第1の原稿登録フラグ更新手段を備えたことを特徴と
    する請求項1記載のファクシミリシステム。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ装置と情報処理装置との装
    置が互いに接続され、ポーリング送信を行うことができ
    るファクシミリシステムにおけるポーリング送信用原稿
    登録方法であって、 ポーリング送信用の原稿の登録開始の指示を受け付ける
    原稿登録開始指示受付ステップと、 登録開始指示を受け付けたときに、登録開始指示を受け
    付けた装置に接続されている他の装置にポーリング送信
    用の原稿が登録されているか否かを判定する原稿登録判
    定ステップと、 接続されている他の装置にポーリング送信用の原稿が登
    録されていないと判定されたときのみ当該装置において
    ポーリング送信用の原稿の登録を行う原稿登録ステップ
    とを備えたことを特徴とするポーリング送信用原稿登録
    方法。
JP29123295A 1995-11-09 1995-11-09 ファクシミリシステム及びファクシミリシステムにおけるポーリング送信用原稿登録方法 Expired - Fee Related JP3358408B2 (ja)

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