JP3357230B2 - データ通信方法 - Google Patents

データ通信方法

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JP3357230B2
JP3357230B2 JP23128595A JP23128595A JP3357230B2 JP 3357230 B2 JP3357230 B2 JP 3357230B2 JP 23128595 A JP23128595 A JP 23128595A JP 23128595 A JP23128595 A JP 23128595A JP 3357230 B2 JP3357230 B2 JP 3357230B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信方式に関
し、特に回線により接続されたデータサーバと複数の端
末装置の間の通信を制御する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】データサーバと複数の端末装置を回線に
より接続し、端末装置がデータサーバからデータの提供
を受けるデータ通信方式においては、データサーバに同
時に接続できる端末装置の数はデータサーバのスイッチ
切換え等のハード・ソフト面からの能力や通信回線の容
量によって制限を受ける。このため、この制限を超える
端末装置がデータサーバに接続を求めた場合、制限数を
超える分の端末装置については接続を保留され、接続済
みの端末装置がその回線の接続を解放するまで、接続す
ることができない。
【0003】しかし、端末装置に回線が接続されていて
も実際には有用なデータ供給がなされていない場合があ
り、このような場合までも当該端末装置の利用者が回線
の接続を解放しない限り、回線接続要求している他の端
末装置に接続しえないとすれば、回線を有効利用するこ
とができず、利用者の待ち時間がいたずらに長くなり、
十分なデータサービスの実現が難しくなる。
【0004】また、たとえ、回線の容量は充分であって
も、データサーバの能力以上の要求がなされた場合でも
同様のことが生ずる。そこで、このような問題点を解決
するため、従来のデータ通信方法においては、データサ
ーバ側の通信制御装置が各端末装置との通信状況を監視
し、一定時間以上端末装置との通信が行われなかった場
合には、当該端末装置が使用している回線を自動的に解
放し、接続待ちの他の端末装置に当該回線を割り当てる
ように制御して回線やデータサーバの能力を有効に使用
できるよう工夫されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のデータ通信方法では、たとえ端末装置が実際に
使用されていなくても絶えずデータサーバから端末装置
に対してデータ送信を行う必要があるような場合、例え
ば絶えず画面表示が更新されるようなサービスや、デジ
タル式の動画や音声を繰り返し用いるメニュー(一覧)
画面を表示したまま放置している場合や、静止画面を表
示しつつBGMを流し続けたまま放置している場合等に
おいても通信が継続されていると判断される。このた
め、自動的に回線が解放されることはほとんどなく、事
実上当該端末装置利用者の終了指示による回線の解放が
なされるまで、当該回線を他の端末装置に割り当てるこ
とができなかった。
【0006】また、たとえ、一定時間全く通信がないた
めに回線が自動的に解放されたとしても、データサーバ
の提供するサービス内容が複雑に階層化されている場合
には、利用者がこれに再接続してデータサービスを利用
しようとすると、回線解放前と同じサービスを利用する
にもかかわらず、当該サービスを選択するために多くの
サービス選択操作が必要となり煩雑であった。
【0007】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたものであり、回線やデータサーバの使用効率がよ
く、また、回線解放後再接続した際に、複雑なサービス
選択操作を繰り返し行う不都合を解消して、利用者が快
適に当該データサービスを利用することができるデータ
通信方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1の発明にかかるデータ通信方法は、データ
サーバと複数の端末装置とが回線により接続され、端末
装置からの要求により、必要なデータをデータサーバか
ら端末装置に供給するデータ通信方法において、端末装
置に対するマウスやキーボードからの入力等のイベント
入力を各端末装置ごとに検出するイベント入力検出ステ
ップと、端末装置とデータサーバとの接続回線の解放の
可否を判定する回線解放可否判定ステップと、前記イベ
ント検出ステップによるイベント入力の検出が所定時間
なされないか否かを判定する無イベント判定ステップ
と、前記回線解放可否判定ステップにおいて当該接続回
線の解放が可能であると判定され、かつ、前記無イベン
ト判定ステップにおいて所定時間イベント入力が検出さ
れない場合に当該端末装置とデータサーバとの接続回線
を解放する回線解放ステップとを有し、前記回線解放可
否判定ステップは、前記データサーバから接続中の端末
装置へデータ送信中か否かを判定するデータ送信有無判
定サブステップと、前記データ送信有無判定サブステッ
プにおいてデータが送信中であると判定された場合に、
当該データが中断可能なデータであるか否かを判定する
送信データ中断可否判定サブステップと、前記データ送
信有無判定サブステップにおいて、データ送信中でない
と判定されるか、または前記送信データ中断可否判定サ
ブステップにおいて、送信データが中断可能であると判
定された場合に、前記端末装置とデータサーバとの接続
回線の解放を可能と判定する回線解放可否判定サブステ
ップとを有することを特徴としている。
【0009】請求項2の発明は、請求項1のデータ通信
方法において、前記回線解放ステップが、前記無イベン
ト判定ステップにおいて所定時間イベント入力が検出さ
れない場合に回線解放要求を発生するイベント入力監視
サブステップと、前記イベント入力監視サブステップに
おいて発生した回線解放要求を受けるたびに、前記回線
解放可否判定ステップにおける回線解放可否の判定を参
照する回線解放可否参照サブステップと、前記回線解放
可否参照サブステップにおいて回線解放が可能であると
確認したときのみ当該接続回線を解放する回線解放サブ
ステップとを有することを特徴としている
【0010】請求項3の発明は、請求項1におけるデー
タ通信方法において、前記回線解放ステップが、前記回
線解放可否判定ステップにおける回線解放可否の判定を
参照し、当該判定が回線解放不可の状態から回線解放可
能な状態に変化したときに、イベント入力監視開始の指
示を発生し、回線解放可能な状態から回線解放不可の状
態に変化したときに、イベント入力監視中止の指示を発
生するイベント入力監視指示サブステップと、前記イベ
ント入力監視指示サブステップにおけるイベント入力監
視開始指示を受け、前記イベント入力検出が一定時間な
されない場合に回線解放要求を発生するイベント入力監
視動作を行うと共に、前記イベント入力監視中止指示を
受けて、前記イベント入力監視動作を停止するイベント
入力監視サブステップと、前記イベント入力監視サブス
テップにおいて、回線解放要求が発生した場合に、当該
端末装置との回線を解放する回線解放サブステップとを
有することを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項2または3のデ
ータ通信方法において回線解放ステップは、回線に空き
がないために前記データサーバとの回線接続要求を保留
されて回線空き待ちをしている端末装置の有無を監視す
る回線接続要求監視サブステップを有し、前記イベント
入力監視サブステップにおいて、回線解放要求が発生
し、かつ、前記回線接続要求監視サブステップにおい
て、回線空き待ちの端末装置があると判定された場合の
み、当該端末装置との接続回線を解放することを特徴と
している。
【0012】請求項5の発明は、請求項1ないし4のデ
ータ通信方法において、前記回線解放ステップにおける
回線解放によって送信が中断されたデータにつき、端末
装置ごとにその中断位置を記憶するデータ中断位置記憶
ステップと、当該端末装置に再度回線が接続されたとき
に前記データ中断位置記憶ステップにおいて記憶された
中断位置から継続してデータを供給するデータ継続送信
ステップとを有することを特徴としている。
【0013】請求項6の発明は、データサーバと複数の
端末装置とが回線により接続され、端末装置からの要求
により、必要なデータをデータサーバから端末装置に供
給するデータ通信方法において、端末装置に対するイベ
ント入力を各端末装置ごとに検出するイベント入力検出
ステップと、前記イベント入力検出ステップにおいて、
所定時間イベント入力が検出されない場合に、データ送
信中か否かに拘らず当該端末装置との接続回線を解放す
る回線解放ステップと、前記回線解放ステップにおける
回線解放によって送信が中断されたデータにつき、端末
装置ごとにその中断位置を記憶するデータ中断位置記憶
ステップと、当該端末装置に再度回線が接続されたとき
に前記データ中断位置記憶ステップにおいて記憶された
中断位置から継続してデータを供給するデータ継続送信
ステップとを有することを特徴とする。
【0014】請求項7の発明は、請求項6のデータ通信
方法において、前記回線解放ステップは、端末装置とデ
ータサーバとの接続回線の解放の可否を所定の手順で判
定する回線解放可否判定サブステップと、前記イベント
検出ステップによるイベント入力の検出が所定時間なさ
れないか否かを判定する無イベント判定サブステップ
と、前記回線解放可否判定サブステップにおいて当該接
続回線の解放が可能であると判定され、かつ、前記無イ
ベント判定サブステップにおいて所定時間イベント入力
が検出されない場合に当該端末装置とデータサーバとの
接続回線を解放する回線解放サブステップとを有するこ
とを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1の発明によれば、回線解放可否判定ス
テップは、データ送信中でないか、もしくはデータ送信
中であっても当該送信データが中断可能である場合に、
当該端末装置とデータサーバとの接続回線の回線解放が
可能と判定し、回線解放ステップは、上記当該回線解放
可否判定ステップにおいて、当該接続回線の解放が可能
であると判定されており、かつ、イベント入力の検出が
所定時間なされない場合にのみ自動的に回線を解放す
【0016】請求項2の発明によれば、イベント入力検
出が一定時間なされない場合に回線解放要求を発生さ
せ、その回線解放要求を受けるたびに、回線解放可否判
定ステップにおける回線解放可否の判定を参照し、回線
解放が可能であるとの判定ががなされている場合のみ、
確実に当該回線を解放する。 請求項3の発明によれば、
回線解放可否判定ステップにおける回線解放可否の判定
を参照して、回線解放不可から回線解放可能な状態に変
化した場合にイベント入力監視開始の指示を発生して、
これによりイベント入力監視動作を行い、反対に回線解
放可能な状態から回線解放不可の状態に変化した場合に
はイベント入力監視動作中止の指示を出すようにしてい
る。 なお、本明細書において、イベント入力監視とは、
端末装置に対するイベント入力を検出し、一定時間イベ
ント入力が検出されない場合に当該端末装置とデータサ
ーバとの回線を解放するように回線解放要求を発生する
動作のことをいうものとする。
【0017】請求項4の発明によれば、また、回線に空
きがないために前記データサーバとの回線接続要求を保
留されて回線空き待ちをしている端末装置の有無を監視
し、回線接続待ちの状態にある端末装置が存在するとき
のみ、イベント入力監視サブステップにおける回線解放
要求に応じて当該端末装置の回線を解放する。請求項5
の発明によれば、回線解放可否判定ステップにおいて当
該接続回線の解放が可能であると判定され、かつ、所定
時間イベント入力が検出されないことに基づいて端末装
置とデータサーバとの回線解放を行った場合に、当該回
線解放時における送信データのデータ中断位置を端末装
置ごとに記憶しておき、当該端末装置に再度回線が接続
されたときに、当該中断されたデータ位置から継続して
データを供給する。
【0018】請求項6の発明によれば、回線解放ステッ
プにおいて端末装置とデータサーバとの回線解放を行っ
た場合に、当該回線解放時における送信データのデータ
中断位置を端末装置ごとに記憶しておき、当該端末装置
に再度回線が接続されたときに、当該中断されたデータ
位置から継続してデータを供給する
【0019】請求項7の発明によれば、回線解放ステッ
プが、端末装置とデータサーバとの接続回線の解放の可
否を判定すると共に、イベント入力の検出が所定時間な
されないか否かを判定し、当該接続回線の解放が可能で
あると判定され、かつ、前記無イベント判定サブステッ
プにおいて所定時間イベント入力が検出されない場合に
当該端末装置とデータサーバとの接続回線を解放する。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 (第1実施例) 図1は、本発明に係るデータ通信方法の第1実施例を実
施するデータ通信システムの構成図である。
【0021】本図において、必要なデータが保存された
データサーバ1は、回線の接続・解放を制御する通信制
御装置2によって、例えば電話回線などの通信回線3を
介して複数の端末装置4に接続される。各端末装置4に
は、イベント入力監視装置5が接続される。このイベン
ト入力監視装置5は、端末装置4のイベント入力を検出
するようになっており、一定時間Tの間イベント入力を
検出しなかったときは、上記通信制御装置2に対して、
データサーバ1と端末装置4間の回線解放を要求する信
号を送出する。
【0022】ここでイベント入力とは、端末利用者の端
末装置4に対するキーボードやマウスなどによる入力を
指し、また、時間Tとは、提供されるデータの内容や回
線の混み具合などの要素を勘案して適当な値、例えば5
分〜10分ぐらいに予め設定される。なお、イベント入
力の有無の判断や後述の一定時間経過後のタイムアップ
信号の発信は、不使用状態が一定時間継続すると基本状
態にリセットされる複写機等に使用されているいわば周
知技術であり、また、回線解放や回線接続の信号の発信
やそれに基づく処理や通信規約もファクシミリ装置等に
使用されており、これもまた周知技術である。このた
め、これらについての説明は省略する。
【0023】図2は、上記イベント入力監視装置5の構
成図であり、図3は、通信制御装置2の構成図である。
図2に示すように、イベント入力監視装置5は、端末装
置4のキーボードやマウスなどからの入力があった場合
に、その信号を検出するイベント入力検出部51と、所
定時間Tを経過するとタイムアップ信号を発するタイマ
ー52と、当該タイマー52からのタイムアップ信号を
受けて、通信制御装置2に回線解放要求信号を発する回
線解放要求発生部53とからなる。
【0024】一方、通信制御装置2は、図3に示すよう
に、端末装置4からの回線解放要求などを受けて、デー
タサーバ1と当該端末装置4との回線の接続・解放動作
を行う回線接続制御部21と、上記イベント入力監視装
置5から送出された回線解放要求信号を受信して、回線
接続制御部21にその旨を知らせる回線解放要求受信部
22と、現在各端末装置4に送信されているデータが中
断可能データか中断不可データかを監視し、必要に応じ
てその情報を回線接続制御部21に与える送信データ監
視部23と、からなる。
【0025】ここで、中断可能データとは、現在送信中
のデータが、送信を中断しても当該データサービス利用
者に支障のないデータ(例えば、後述するメニュー画面
データや、BGMデータ)を意味し、反対に中断不可デ
ータとは利用者が必要とし、送信が中断されると支障の
あるデータ(同じく後述する音楽データなど)を意味す
る。
【0026】以上のように構成されたイベント入力監視
装置5および通信制御装置2の各部の動作について、図
4および図5のフローチャートに基づいて説明する。図
4は、イベント入力監視装置5の動作を示すフローチャ
ートである。まず最初に、端末装置4がデータサーバ1
の回線に接続されると(ステップS1)、イベント入力
監視装置5のタイマー52がリセットされ、計時を開始
する(ステップS2)。この間、イベント入力検出部5
1は、当該端末装置4へのイベント入力の有無を監視
し、イベント入力を検出すると、タイマー52に知らせ
て当該計時をリセットする。
【0027】しかし、イベント入力検出のないまま所定
時間Tが経過すると(ステップS3,S4)、タイマー
52はタイムアップ信号を回線解放要求発生部53に送
り、回線解放要求発生部53は、当該信号を受けて通信
制御装置2に対し回線解放要求の信号を送る(ステップ
S5)。その後、再びステップS1に戻って、回線がデ
ータサーバ1に接続されたままか、解放されたかを確認
し、まだ解放されていなければ、タイマー52はリセッ
トされ再度計時を開始し(ステップS1,S2)、以下
上述の動作を繰り返す。
【0028】また、ステップS3において、端末装置4
にイベント入力ありと判断されると、イベント入力検出
部51は、当該イベント入力がサービス終了入力かその
他のイベント入力かを判断し、サービス終了入力でなけ
れば、ステップS1に戻り、以下ステップS2からステ
ップS5までのイベント入力入力監視動作を繰り返す。
しかし、ステップS6において、サービス終了入力であ
ると判断されれば、すでに端末装置4から通信制御装置
2に対して接続終了の指示が発信されているので、イベ
ント入力監視装置5としての動作は終了する。
【0029】図5は、通信制御装置2の動作を示すフロ
ーチャートである。まず、端末装置4から通信制御装置
2に対して接続要求があると(ステップS10)、回線
接続制御部21は、回線の接続状態を確認し、回線に空
きがあれば、当該端末装置4とデータサーバ1との回線
を接続して(ステップS11、S12)、データサービ
スを開始する。
【0030】そして、端末装置4からサービス終了指示
の入力があれば、当該端末装置4の利用者の意思を尊重
して、データ送信中であるか否かを判断せず、直ちに当
該回線を解放する(ステップS13,S16)。ステッ
プS13において、サービス終了の指示がない場合は、
データの送信は継続され、回線解放要求受信部22が上
記イベント入力監視装置5からの回線解放要求の信号を
受信すれば回線接続制御部21にその旨を知らせる(ス
テップS4)。
【0031】この知らせを受けて回線接続制御部21
は、送信データ監視部23に回線解放要求を発した回線
の端末装置4に送信中のデータが中断可能データか中断
不可データであるかを照合する。送信データ監視部23
は、例えば、内部に各有効回線に応じた個数のメモリ部
を有し、これによりデータサーバ1から送信されるデー
タに付加される固有情報を記憶することによりデータの
監視を行う。例えば、中断不可データの最初に「1」の
信号を付し、中断可能データの最初には「0」の信号を
付しておくと、送信データ監視部23は、当該データの
送信開始時にその固有情報を読み取って該当するメモリ
部に記憶し、回線接続制御部21からの問い合わせに対
し、該当する回線回線のメモリ部に記憶されている信号
が「1」であれば、中断不可データであると報告し、
「0」であれば、中断可能データであると報告するよう
になっている。
【0032】さて、このようにして、ステップS15に
おいて、送信中のデータが中断不可データであると判断
されれば、当該回線解放要求を無効とみなしてステップ
S13に戻り、データ送信を継続したまま次の入力を待
つ。反対に、データが送信中でないか、もしくは送信中
のデータが中断可能データであれば、ステップS15に
おいて送信中断可能と判断し、当該回線解放要求を有効
と判断して当該回線を解放し、データ送信を終了する
(ステップS16)。
【0033】このような構成によれば、データ送信中で
あっても、一定時間イベント入力がなければ、データの
送信状況を照会して、中断しても支障のない場合のみ回
線を自動的に解放して他の接続要求中の端末装置に接続
することができるので、接続中の端末利用者に支障のな
い状態で、有効な回線利用を可能とする。次に、本実施
例の動作を、具体的に、例えば、端末装置4が、図6に
示すような階層メニューを用いてデータサーバ1から音
楽データの提供を受けるようなサービスについて説明す
る。なお、この音楽データサービスは、端末装置4に図
6に示すメニュー10、11、12の各画面が表示され
ているときには、データサーバ1から端末装置4に対し
て、BGMを再生するための音楽データ(以下、「BG
Mデータ」と称する。)が絶えず送信され、メニュー画
面により最終的に所望の音楽データが選択されると、デ
ータサーバ1は、BGMデータの送信をやめ、この選択
された音楽のデータを端末装置4に送信し、端末装置4
上で再生されるようになっているものである。
【0034】まず、端末装置4から通信制御装置2に対
して接続要求があると(図5、ステップS10)、通信
制御装置2は空き回線を確認して端末装置4とデータサ
ーバ1の間の回線を接続し(同ステップS11、S1
2)、データサーバ1は端末装置4に対して、メニュー
画面10のデータとBGMデータを送信し、メニュー画
面が端末装置4のCRT等の表示部に表示されると共
に、BGMが再生される。
【0035】このとき、イベント入力監視装置5のタイ
マー52の計時も開始され(図4、ステップS2)、こ
こで端末装置4に対し、メニュー項目選択のために、例
えばマウスによってメニュー画面10の「歌謡曲」の部
分がクリックされるなどのイベント入力があると、イベ
ント入力監視装置5のイベント入力検出部51で、この
イベント入力を検出するが(同ステップS3)、サービ
ス終了指示の入力ではないので、タイマー52をリセッ
トして再び計時を開始する(同ステップS6、S,S
2)。
【0036】また、端末装置4によって「歌謡曲」の項
目が選択されたので、データサーバ1に対して「歌謡
曲」のメニューデータを要求し、データサーバ1からは
メニュー画面11のデータが送信され、端末装置4に表
示される。このとき、BGMデータも引き続き送信され
る。同様に、メニュー画面11において、「歌手A」が
選択されると、次にメニュー画面12のデータが送信さ
れ、端末装置4に表示される。この間、イベント入力監
視装置5においてはステップS1,S2,S3,S6が
繰り返されることになる。
【0037】ここで、「曲1」が選択されると、データ
サーバ1から端末装置4に「曲1」のデータが送信さ
れ、端末装置4において「曲1」の音楽データが再生さ
れる。もし、メニュー画面10において、「サービス終
了」の項目が選択された場合は、ステップS6により、
イベント入力監視装置5の動作は終了する。端末装置4
から通信制御装置2に対してサービス終了の指示がなさ
れ、回線が解放される(図5、ステップS13,S1
6)。
【0038】また、端末装置4に対して、時間T以上イ
ベント入力がないときは(図4、ステップS4)、イベ
ント入力監視装置5は通信制御装置2に対して回線解放
要求を送る(同ステップS5)。通信制御装置2がこの
回線解放要求を受け取ったときに、端末装置4がメニュ
ー選択を待っている状態、すなわちデータサーバ1から
端末装置4に対してBGMデータが送信されておれば、
これは中断可能データであるので(図5、ステップS1
5)、通信制御装置2は回線解放要求に応じてデータサ
ーバー1と端末装置4の間の回線を解放し(同ステップ
S16)、端末装置4についての動作を終了する。
【0039】また、端末装置4が最終的に選択された音
楽データを再生中の場合は、データサーバ1から端末装
置4に対して音楽データが送信されており、これは中断
不可データであるので(同ステップS15)、通信制御
装置2は回線解放要求を無効とし、ステップS13に戻
る。このようにして、利用者が選択した曲の音楽データ
送信中は、回線が自動解放されることなく、同じ音楽デ
ータあってもメニュー画面でのBGMが流されていると
きは、回線を自動解放して他の接続待ちの端末装置4に
割り当てることができるので、必要なデータを供給して
望ましくない状態で回線解放されるのを防止しつつ、回
線の使用効率を向上させることができ、よりきめ細かな
通信制御が可能となる。 (第2実施例)本実施例は、基本的には先の第1実施例
と同じである。このため先の第1実施例と同じものにつ
いては、原則として新たな図示や説明を省略し、固有の
構成およびこれに関係する部分についてのみ説明する。
【0040】図7および図8は、それぞれ本実施例を実
施するデータ通信システムにおけるイベント入力監視装
置6と通信制御装置7の構成図である。図7に示すよう
にイベント入力監視装置6は、通信制御装置7から送信
される後述のイベント入力監視開始・中止信号を受け
て、タイマー63の計時の動作を制御するイベント入力
監視指示受信部61と、イベント入力を検出したときに
当該タイマー63の計時を中止させるイベント入力検出
部62と、上記イベント入力監視指示受信部61からの
信号により計時の動作を制御され、所定時間Tが経過す
ればタイムアップ信号を発するタイマー63と、このタ
イムアップ信号を受信して、通信制御装置7に対して回
線解放要求の信号を発する回線解放要求発生部64によ
って構成される。
【0041】また、通信制御装置7は、図8に示すよう
に、データサーバ1と当該端末装置4との間の回線の接
続・解放動作を行う回線接続制御部71と、上記イベン
ト入力監視装置6から送出された回線解放要求信号を受
信して、回線接続制御部71にその旨を知らせる回線解
放要求受信部72と、各端末装置4に送信されているデ
ータの状況を監視し、当該送信データの種類の変化およ
び現在送信中のデータが中断可能データか中断不可デー
タかについての情報を必要に応じて回線接続制御部71
に与える送信データ監視部73と、現在接続待ちの端末
装置を記憶する回線接続要求監視部74と、送信データ
監視部73からの情報に基づき、イベント入力監視装置
6へ当該イベント入力監視動作を開始または中止するよ
うに指示するイベント入力監視指示部75とが設けられ
ている。
【0042】以上のように構成されたイベント入力監視
装置6および通信制御装置7の各動作について図9、図
10を参照しつつ説明する。図9は、イベント入力監視
装置6の動作を示すフローチャートである。まず、端末
装置4がデータサーバ1の回線に接続されると(ステッ
プS20)、データサーバ1から所定のデータが送られ
てくる。当該データが中断可能データであれば、後述す
るように通信制御装置7からイベント入力監視開始の指
示の信号があるので、イベント入力監視指示受信部61
は、その信号を受けてタイマー63をリセットし計時を
開始させる(ステップS21、S22)。一方、送信さ
れるデータが更新され、そのデータが中断不可なデータ
であれば、イベント入力中止の信号が通信制御装置7か
ら発せられてイベント入力監視指示受信部61がこれを
受信し、タイマー63の計時を停止させ、再びイベント
入力監視開始の指示を待つ(ステップS23,S24,
S21)。
【0043】ステップS23において、通信制御装置7
からイベント入力監視中止の指示がなければ、タイマー
63の計時を続け、端末装置4にイベント入力があった
ことをイベント入力検出部62が検出すると(ステップ
S25)、それがサービス終了の入力か否かを判断し
(ステップS26)、サービス終了の入力であれば、端
末装置4から直接通信制御装置7に対してすでにサービ
ス終了の指示が発信されているので、イベント入力監視
装置6の動作としては終了する。
【0044】また、ステップS26において、当該イベ
ント入力がサービス終了指示以外のものと判断された場
合には、ステップS22に戻り、タイマー63をリセッ
トして計時を再開する。ステップS25において、イベ
ント入力が検出されずに所定時間Tが経過した場合に
は、タイマー63はタイムアップ信号を次段の回線解放
要求発生部64に送り、同回線解放要求発生部64は、
通信制御装置7に対して回線解放要求の信号を発して、
動作を終了する。
【0045】図10は、通信制御装置7の動作を示すフ
ローチャートである。端末装置4から通信制御装置7に
対して回線接続要求があると(ステップS30)、通信
制御装置7の回線接続制御部71(図8)は、回線に空
きがあるか否かを調べ(ステップS31)、空きがあれ
ば端末装置4とデータサーバ1の間の回線を接続する
(ステップS32)。回線に空きがなければこの要求を
保留してステップS33に移り、回線接続要求監視部7
4はこの端末装置4を記憶する。
【0046】この回線空き待ちの端末装置4の記憶は、
例えば、各端末装置4にID番号を付与して通信制御装
置7への接続要求時に当該ID番号を自動的に送信する
ようにしておき、そのID番号を回線接続要求監視部7
4内のメモリに順番に記憶することによってなされる。
さて、ステップS32で端末装置4に回線が接続される
と、端末装置4の要求に応じてデータサーバ1から所定
のデータが送信される。
【0047】ステップS34においては、送信開始時お
よび、その後のデータ更新時において送信されるデータ
の種類(中断可能データか中断不可データか)の変化が
あった場合に、送信データの変化ありと判断する。送信
データの変化を判断するための具体例として、例えば、
第1実施例と同様に、中断可能データであれば「0」、
中断不可データであれば「1」の信号を、それぞれ送信
されるデータの最初に固有情報として付加し、送信デー
タ監視部73が当該情報を読み取って、「0」から
「1」、もしくは「1」から「0」に変化したときに、
送信データに変化ありと判断するようにすればよい。
【0048】ステップS34において、送信データに変
化ありと判断されれば、送信データ監視部73は、さら
に変化後の送信データが中断可能データか中断不可デー
タかを判断する(ステップS35)。判断する具体的方
法として、すでに送信データ監視部73で上記固有情報
を読み取っているので、それが「0」であれば、中断可
能データと判断し、「1」であれば中断不可データと判
断するようにすればよい。なお、この際、データが全く
送信されていない場合も中断可能として判断する。
【0049】ステップS35において、中断可能データ
であると判断されると、回線接続制御部71を介してイ
ベント入力監視指示部75にその旨の信号が送られ、イ
ベント入力監視指示部75は、通信回線3を介してイベ
ント入力監視装置6に対してイベント入力監視開始の信
号を送出し(ステップS36)、ステップS34に戻っ
て次の送信データの変化を待つ。
【0050】反対に、当該送信データが中断不可データ
であると判断されると、イベント入力監視指示部75
は、イベント入力監視装置6に対してイベント入力監視
中止の信号を送出し(ステップS37)、同じくステッ
プS34に戻る。イベント入力監視指示部75からのこ
れらの指示により、イベント入力監視動作を開始・停止
させることは上述の通りである(図9、ステップS2
1,S23)。
【0051】また、端末装置4からサービス終了の指示
がないまま、イベント入力監視装置6からの回線解放要
求(図9、ステップS28)を回線解放要求受信部72
が受け取ったときは(ステップS39)、回線接続要求
監視部74により、接続待ち状態にある別の端末装置4
が回線上に存在するか否かを調べ(ステップS40)、
もし存在すれば、回線解放要求のあった端末装置4が接
続されている回線を解放し(ステップS41)、当該端
末装置4についての動作を終了する。そして、接続待ち
状態にある端末装置4に当該回線が割り当てられる。
【0052】反対に、ステップS40において、回線解
放要求受信部74の記憶内容に基づき、接続待ち状態に
ある別の端末装置4が回線上に存在しないと判断されれ
ば、現在接続中の端末装置4の回線を強制的に解放する
必要が特にないので、当該回線解放要求を無効として回
線の接続を継続し、ステップS34に戻って送信データ
の変化を待つ。
【0053】また、ステップS39において、回線解放
要求をイベント入力監視装置6から受信しない場合に
も、同様にステップS34に戻る。次に、本実施例の動
作を、第1実施例と同様、端末装置4が図6に示すよう
な階層メニューを用いてデータサーバ1から音楽データ
の提供を受けるようなサービスについて具体的に説明す
る。
【0054】まず、端末装置4から通信制御装置7に対
して接続要求があると、回線接続制御部71は、回線に
空きがあるか否かを調べ、空きがあれば端末装置4とデ
ータサーバ1の間の回線を接続する(図10、ステップ
S30,S31,S32)。そして、データサーバ1
は、端末装置4に対して、メニュー画面10のデータと
BGMデータを送信し、メニュー画面10が端末装置4
に表示され、BGMが再生される。回線の空きが無けれ
ば、端末装置4は接続待ちとなり、回線接続要求監視部
74は、この端末装置4を記憶し、回線が空くのを待つ
(同ステップS33、S31)。
【0055】送信データ監視部73においてメニュー画
面データおよびBGMデータの送信の開始は送信データ
の変化として扱われ(ステップS34)、BGMデータ
は中断可能データなので、イベント入力監視指示部75
は、イベント入力監視装置6のイベント入力監視指示受
信部61にイベント入力監視開始の信号を送信し、イベ
ント入力監視指示受信部61は、それを受けてタイマー
63に計時開始の指示を送る(図9、ステップS21,
S22)。
【0056】また、端末装置4から「歌謡曲」の項目を
選択すると、データサーバ1からはメニュー画面11の
データが送信され、端末装置4に表示される。また、B
GMデータも引き続き送信される。同様に、メニュー画
面11において、「歌手A」が選択されると、次にメニ
ュー画面12のデータが送信され、端末装置4に表示さ
れる。これらの選択メニュー項目は、サービス終了の指
示ではないので、この間、イベント入力監視装置6では
ステップS22〜S26までの動作が繰り返される。
【0057】メニュー画面12で「曲1」が選択される
と、データサーバ1は、BGMデータに代わって「曲
1」の音楽データの送信を始める。これは、中断不可デ
ータであり、データの種類が変わるので、通信制御装置
7は、イベント入力監視装置6に対してイベント入力監
視中止指示を送る(図10、ステップS34,S35,
S37)。イベント入力監視装置6は、このイベント入
力監視中止指示を受け取ると、タイマー63の動作を停
止せしめ、次のイベント入力監視開始指示があるまで待
機する(図9、ステップS23,S24,S21)。
【0058】これにより、端末装置4で「曲1」の再生
が始まると、端末装置4に対するイベント入力がなくて
も、端末装置4の接続されている回線が自動的に解放さ
れることはなくなる。また、メニュー画面10におい
て、「サービス終了」の項目が選択された場合は、端末
装置4から通信制御装置7に対してサービス終了の指示
が送られるので、回線は直ちに解放される(図9、ステ
ップS25,図10、S38,S41)。
【0059】また、タイマー63が作動して時間Tの間
に、イベント入力監視中止指示も、イベント入力もなけ
れば、イベント入力監視装置6から回線解放要求が通信
制御装置7に対して発せられ(図9、ステップS23,
S25,S27,S28)、通信制御装置7は、これを
受けて接続待ち状態にある端末装置4の有無を回線接続
要求監視部74に照会し、接続待ち端末装置4があれ
ば、回線解放要求のあった端末装置4の回線を解放し
(図10、ステップS39〜S41)、当該接続待ち端
末装置4に回線を割り当てる。
【0060】もし、接続待ちの端末装置4が存在しない
場合には、回線を自動的に解放する必要がないので、当
該回線解放要求を無効とし、ステップS34に戻って送
信データの変化を監視する。このように本実施例によれ
ば、イベント入力監視装置6によるイベント入力監視動
作の開始および停止を、送信中のデータの種類の変化に
応じて行い、中断可能なデータ送信時のみイベント入力
監視を行うようにしているので、イベント入力監視装置
が無駄なイベント入力監視を行う必要がない。
【0061】また、回線空き待ちの端末装置を記憶して
おき、そのような端末装置がある場合のみ、イベント入
力監視装置からの回線解放要求に応じて回線を解放する
ようにしているので、回線の有効使用の必要のない場合
まで自動回線解放を行わず、接続中の端末装置の回線が
いたずらに解放されることがなくなる。 (第3実施例) 本実施例は、第1実施例のデータ通信方法の改良に係る
ものであり、一定時間Tの間イベント入力が検出されず
に回線解放要求が発生して、当該回線が自動的に解放さ
れた後、再度接続する場合の端末利用者の操作上の便宜
を考慮した点に特徴がある。
【0062】図11は、本実施例に係るデータ通信方式
を実施する通信制御装置8の構成図である。本図におい
て、図3と同じ番号を付したものは同じ構成要素を示す
ので詳細な説明は省略する。また、本実施例におけるデ
ータ通信システム全体の構成およびイベント入力監視装
置5の構成も、それぞれ図1、図2と同様なので説明を
省略する。
【0063】図11において、通信制御装置8は、回線
接続制御部81には、第1実施例で説明した回線解放要
求受信部22、送信データ監視部23のほか、データ位
置記憶部82が新たに装備されている。データ位置記憶
部82は、現在データサーバ1から端末装置4に対し送
信しているデータが、データ全体の中のどの部分かを端
末装置ごとに逐一モニターし、イベント入力監視装置5
からの回線解放要求に基づいて実行された自動回線解放
によって送信を中断された場合に、当該中断時のデータ
の位置を記憶するようになっている。
【0064】その後、自動解放された端末装置から再度
接続要求があって、回線が接続された場合には、回線接
続制御部81は当該位置情報をデータ位置記憶部82か
ら得て、この情報をデータサーバ1に知らせ、当該デー
タの中断位置から続けて情報を提供するようになってお
り、これにより煩雑な初期操作から利用者を解放する。
【0065】図12は、当該通信制御装置8の動作を示
すフローチャートである。まず、端末装置4から通信制
御装置8に対して接続要求があると(ステップS4
0)、回線接続制御部81は、回線の接続状態を確認し
て空き回線があれば、当該端末装置4とデータサーバ1
との回線を接続する(ステップS41,S42)。
【0066】次に、データ位置記憶部82は、当該接続
した端末装置が、以前に回線を自動解放した端末装置で
あるかを判別する(ステップS43)。すなわち、デー
タ位置記憶部82は、上述のように各端末装置へのデー
タ送信状況をモニターし、イベント入力監視装置5から
の回線解放要求に基づいて回線が自動解放された時点で
のデータ位置を、例えばその端末装置4のID番号と共
に記憶しており、ステップS42において接続した端末
装置4のID番号が、上記記憶したID番号に該当すれ
ば、自動回線解放された端末装置であると判断し、その
自動回線解放時の中断データ位置に関する情報を回線接
続制御部81に送出する。回線接続制御部81は、当該
中断データ位置情報をさらにデータサーバ1に送り、デ
ータサーバ1から当該中断位置からのデータが継続して
送信される(ステップS43,S44)。
【0067】また、データ位置記憶部82に記憶された
ID番号内に当該端末装置4のID番号が見当たらない
場合には、新規の回線接続要求の端末装置であるから、
そのまま初期メニュー画面等の初期データを送信する
(ステップS43,S45)。その後、端末装置4から
サービス終了指示の入力があれば、利用者の意思を尊重
して、データ送信中か否かに拘らず、直ちに当該回線を
解放する(ステップS46,S50)。サービス終了の
指示がなければ、データの送信は継続されるが、一定時
間Tだけイベント入力がない場合には、イベント入力監
視装置5から回線解放要求が発せられ、この知らせを回
線解放要求受信部22で受けた回線接続制御部81は、
現在送信中のデータの中断の可否を送信データ監視部2
3に照合し、中断不可データであれば、当該回線解放要
求を無効とみなしてステップS46に戻り、データ送信
を継続したまま次のイベント入力を待つ。
【0068】反対に、送信中のデータが中断可能データ
であるか、もしくはデータが送信中ではない場合には、
ステップS48において送信中断可能と判断し、当該回
線解放要求を有効として送信データを中断し、当該端末
装置のID番号と当該送信データの中断位置をデータ位
置記憶部82に記憶すると共に、当該端末装置4に接続
された回線を解放する(ステップS49,S50)。
【0069】このような構成によれば、一定時間イベン
ト入力がないため回線が自動的に解放されても、再度接
続する場合には自動解放時に中断された位置からデータ
が継続して送信されるので、自動解放された利用者は煩
雑な初期操作やメニュー画面の選択などを再度繰り返す
負担なしに、目的のデータサービスを迅速に得ることが
できる。
【0070】次に、本実施例の動作を、第1、第2の実
施例と同様、端末装置4が図6に示すような階層メニュ
を用いてデータサーバから音楽データの提供を受けるサ
ービスを例にとって具体的に説明する。第1実施例と同
様、まず、メニュー画面10において「歌謡曲」の項目
が選択されて端末装置4にメニュー画面11が表示さ
れ、次に「歌手A」が選択されてメニュー画面12が表
示され、BGMデータが送信されているものとする。
【0071】ここで、時間Tの間イベント入力がない
と、イベント入力監視装置5から通信制御装置8に対し
て回線解放要求が送られるが、BGMデータは送信中断
可能データであるので、通信制御部8は、この回線解放
要求に基づいてデータサーバ1と端末装置4の間の回線
を解放する。この間の動作は、第1実施例と同じである
が、データ位置記憶部82は、データサーバ1から端末
装置4に対して、どのメニュー画面を送ったのか、ある
いはBGMデータをどこまで送ったかを逐一記憶してい
る(図12、ステップS49)。
【0072】仮に、メニュー画面12の表示中に回線が
解放されると、データ位置記憶部82は、解放時に表示
されていたのがメニュー画面12であり、BGMデータ
のどの部分を送信中であったかを、そのまま記憶する。
そして、次に再び端末装置4から回線接続要求があり、
通信通信制御装置8が端末装置4とデータサーバ1の間
の回線を接続したときは、データ位置記憶部82の記憶
に基づいて、メニュー画面10ではなく、メニュー画面
12の画面データから送信を再開し、BGMデータも記
憶されている位置から続けて送信する(同ステップS4
3,S44)。
【0073】以上のように、本実施例では、イベント入
力監視装置5から通信制御装置8に対して回線解放要求
があり、この要求に基づいて回線の解放を行ったとき
に、データ位置記憶部82は、解放時に送出していたデ
ータのデータ位置を記憶し、端末装置4から通信制御装
置8に対して再度回線接続の要求があったときには、デ
ータサーバ1は、端末装置4に対し、この中断された位
置からデータの送信を再開するので、複雑なサービス選
択操作を繰り返し行う必要がなくなって、操作性が向上
する。
【0074】特に、メニュー画面データの送信や、端末
上への表示に時間がかかる場合には利用者の待ち時間を
大きく減少させることができる。なお、一定時間経過し
ても再接続がなかった場合には、データ位置記憶部82
に記憶されている中断位置に関する情報が消去されるよ
うにしてもよい。このようにすることにより、データ位
置記憶部82に必要な記憶容量を少なくすることができ
るし、また、利用者が自動回線解放されたまま終了指示
もせずに放置し、別の利用者が当該端末装置により接続
要求する場合には、当該利用者に対し通常通り初期デー
タから送信することができる。
【0075】以上、本発明のデータ通信方法の実施例を
詳細に説明したが、本発明の内容は、これらの実施例に
限定されるものではない。例えば、第2実施例におけ
る、端末装置からの回線接続要求を監視し、回線接続待
ちの端末装置がある場合のみ自動解放を行う通信制御方
法を第1実施例に設けてもよい。
【0076】また、第3実施例では、第1実施例のデー
タ通信方式において自動回線解放時にデータ位置を記憶
するようにし、当該端末装置に再度回線を接続する場合
にその中断されたデータ位置から継続して送信するよう
にしているが、このような通信制御方法を第2実施例に
おいて採用してもよい。また、上述の各実施例において
は、端末装置からサービス終了の指示があれば、利用者
の意思を尊重してデータ送信中の有無に関係なく、即時
に回線を解放するように構成しているが、この場合にも
データの送信状況を考慮し、データ送信中か否か、送信
中であれば当該送信中データが中断可能か否かを判断し
た上で、データが送信されていない状態もしくは中断可
能データの送信中であれば、即時に解放し、中断不可デ
ータの送信中であれば、当該送信中のデータの終了を待
って回線を解放するようにしてもよいし、また、通信制
御装置から端末装置に対して終了を確認するためのメッ
セージを送信し、再度の終了指示を待って回線を解放す
るようにしてもよい。
【0077】さらに、上述の各実施例においては、イベ
ント入力監視装置から回線解放要求があった場合に、通
信制御装置は、まず、データの送信状況を照会して、中
断可能データであるか、もしくはデータが送信中でない
場合のみ回線を解放するように構成しているが、データ
サービスの内容によっては、例えば頻繁なイベント入力
が要求されるような対話型のデータサービスや一つのデ
ータの送信時間が短時間であるような場合においては、
一定時間Tを適当な値に設定することにより、データの
送信状況の照会なしに、すなわち当該回線の解放の可否
の判断を待たないで、回線解放要求に応じて直ちに回線
を解放するようにしてもよい。
【0078】また、図1において、イベント入力監視装
置5は各端末装置4側に設けてあるが、通信制御装置2
側に各有効回線数だけ設けてもよい。
【0079】
【発明の効果】以上述べてきたように、請求項1の発明
によれば、回線解放可否判定ステップにおいてデータサ
ーバと端末装置との回線の解放の可否を判定し、当該接
続回線の解放が可能であると判定され、かつ、イベント
入力の検出が所定時間なされない場合にのみ自動的に回
線を解放するので、必要に応じたきめ細かい回線解放動
作を行うことができ、容量、処理量が有限な回線やデー
タサーバを有効に使用できる。また、回線解放可否判定
ステップにおいて、データが送信されていないか、もし
くはデータ送信中であっても当該送信データが中断可能
である場合に、当該端末装置とデータサーバとの接続回
線の回線解放を可能として判定するため、一定時間イベ
ント入力の検出がなくても、例えば重要なデータの受信
中に突然回線が解放されることがなくなり、当該端末利
用者に支障のない状態でのみ回線が自動的に解放される
ことになる。
【0080】請求項2の発明によれば、イベント入力検
出が一定時間なされない場合に回線解放要求を発生さ
せ、その回線解放要求を受けるたびに、回線解放可否判
定ステップにおける回線解放可否の判定を参照し、回線
解放が可能であるとの判定ががなされている場合のみ、
確実に当該回線を解放する。請求項3の発明によれば、
回線解放可否判定ステップにおける回線解放可否の判定
を参照して、回線解放不可から回線解放可能な状態に変
化した場合にイベント入力監視開始の指示を発生して、
これによりイベント入力監視動作を行い、反対に回線解
放可能な状態から回線解放不可の状態に変化した場合に
はイベント入力監視動作中止の指示を出すようにしてい
るので、無駄なイベント入力監視動作を行う必要がなく
合理的なイベント入力の監視を行える。
【0081】請求項4の発明によれば、イベント入力監
視サブステップにおける回線解放要求に応じ、データ送
信状況から当該端末装置の回線解放を妥当と判断した場
合でも、回線接続待ちの状態にある端末装置が存在しな
ければ回線を解放しないので、無駄な回線解放を行う必
要がなくなる。請求項5の発明によれば、回線解放可否
判定ステップにおいて当該接続回線の解放が可能である
と判定され、かつ、所定時間イベント入力が検出されな
いことに基づいて端末装置とデータサーバとの回線解放
を行った場合に、当該回線解放時における送信データの
データ中断位置を端末装置ごとに記憶しておき、当該端
末装置に再度回線が接続されたときに、当該中断された
データ位置から継続してデータを供給することができる
ので、利用者が必要なデータ位置からサービスを受ける
ことができ、面倒な初期操作などが不要となる
【0082】請求項6の発明によれば、データサーバか
らのデータ送信の有無にかかわらず、所定時間イベント
入力が検出されないことに基づいて端末装置とデータサ
ーバとの回線解放を行った場合に、当該回線解放時にお
ける送信データのデータ中断位置を端末装置ごとに記憶
しておき、当該端末装置に再度回線が接続されたとき
に、当該中断されたデータ位置から継続してデータを供
給することができる。請求項7の発明によれば、回線解
放ステップが、端末装置とデータサーバとの接続回線の
解放の可否を所定の手順で判定すると共に、イベント入
力の検出が所定時間なされないか否かを判定し、当該接
続回線の解放が可能であると判定され、かつ、前記無イ
ベント判定サブステップにおいて所定時間イベント入力
が検出されない場合に当該端末装置とデータサーバとの
接続回線を解放するようにしているので、請求項6の発
明において必要に応じたきめ細かい回線解放動作が行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ通信方法の第1実施例を実
施するためのシステムの全体の構成図である。
【図2】上記実施例におけるイベント入力監視装置の構
成図である。
【図3】上記実施例における通信制御装置の構成図であ
る。
【図4】上記実施例のイベント入力監視装置の動作を示
すフローチャートである。
【図5】上記実施例の通信制御装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】上記実施例において、音楽データのサービスに
適用した場合のメニュー画面の一例を示す図である。
【図7】本発明に係るデータ通信方法の第2実施例を実
施するためのイベント入力監視装置の構成図である。
【図8】上記実施例を実施するための通信制御装置の構
成図である。
【図9】上記実施例のイベント入力監視装置の動作を示
すフローチャートである。
【図10】上記実施例の通信制御装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図11】本発明に係るデータ通信方法の第3実施例を
実施するための通信制御装置の構成図である。
【図12】上記実施例の通信制御装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 データサーバ 2,7,8 通信制御装置 3 通信回線 4 端末装置 5,6 イベント入力監視装置 21,71,81 回線接続制御部 22,72 回線解放要求受信部 23,73 送信データ監視部 51,62 イベント入力検出部 52,63 タイマー 53,64,72 回線解放要求発生部 61 イベント入力監視指示受信部 74 回線接続要求監視部 75 イベント入力監視指示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大蘆 雅弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−116348(JP,A) 特開 平6−187271(JP,A) 特開 平8−6886(JP,A) 特開 昭62−93639(JP,A) 特開 平4−54039(JP,A) 特開 平5−327728(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/44 - 12/46 H04L 12/40 - 12/417 G06F 13/00 351 - 357

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データサーバと複数の端末装置とが回線
    により接続され、端末装置からの要求により、必要なデ
    ータをデータサーバから端末装置に供給するデータ通信
    方法において、 端末装置に対するイベント入力を各端末装置ごとに検出
    するイベント入力検出ステップと、端末装置とデータサーバとの接続回線の解放の可否を判
    定する回線解放可否判定ステップと、 前記イベント検出ステップによるイベント入力の検出が
    所定時間なされないか否かを判定する無イベント判定ス
    テップと、 前記回線解放可否判定ステップにおいて当該接続回線の
    解放が可能であると判定され、かつ、前記無イベント判
    定ステップにおいて所定時間イベント入力が検出されな
    い場合に当該端末装置とデータサーバとの接続回線を解
    放する回線解放ステップと、を有し、 前記回線解放可否判定ステップは、 前記データサーバから接続中の端末装置へデータ送信中
    か否かを判定するデータ送信有無判定サブステップと、 前記データ送信有無判定サブステップにおいてデータが
    送信中であると判定された場合に、当該データが中断可
    能なデータであるか否かを判定する送信データ中断可否
    判定サブステップと、 前記データ送信有無判定サブステップにおいて、データ
    送信中でないと判定されるか、または前記送信データ中
    断可否判定サブステップにおいて、送信データが中断可
    能であると判定された場合に、前記端末装置とデータサ
    ーバとの接続回線の解放を可能と判定する回線解放可否
    判定サブステップと、を有することを特徴とするデータ
    通信方法
  2. 【請求項2】 前記回線解放ステップは、 前記無イベント判定ステップにおいて所定時間イベント
    入力が検出されない場合に回線解放要求を発生するイベ
    ント入力監視サブステップと、 前記イベント入力監視サブステップにおいて発生した回
    線解放要求を受けるたびに、前記回線解放可否判定ステ
    ップにおける回線解放可否の判定を参照する回線解放可
    否参照サブステップと、 前記回線解放可否参照サブステップにおいて回線解放が
    可能であると確認したときのみ当該接続回線を解放する
    回線解放サブステップと、を有する請求項に記載のデ
    ータ通信方法
  3. 【請求項3】 前記回線解放ステップは、 前記回線解放可否判定ステップにおける回線解放可否の
    判定を参照し、当該判定が回線解放不可の状態から回線
    解放可能な状態に変化したときに、イベント入力監視開
    始の指示を発生し、回線解放可能な状態から回線解放不
    可の状態に変化したときに、イベント入力監視中止の指
    示を発生するイベント入力監視指示サブステップと、 前記イベント入力監視指示サブステップにおけるイベン
    ト入力監視開始指示を受け、前記イベント入力検出が一
    定時間なされない場合に回線解放要求を発生するイベン
    ト入力監視動作を行うと共に、前記イベント入力監視中
    止指示を受けて、前記イベント入力監視動作を停止する
    イベント入力監視サブステップと、 前記イベント入力監視サブステップにおいて、回線解放
    要求が発生した場合に、当該端末装置との回線を解放す
    る回線解放サブステップと、 を有する請求項1に記載のデータ通信方法
  4. 【請求項4】 前記回線解放ステップは、回線に空きが
    ないために前記データサーバとの回線接続要求を保留さ
    れて回線空き待ちをしている端末装置の有無を監視する
    回線接続要求監視サブステップを有し、 前記イベント入力監視サブステップにおいて、回線解放
    要求が発生し、かつ、前記回線接続要求監視サブステッ
    プにおいて、回線空き待ちの端末装置があると判定され
    た場合のみ、当該端末装置との接続回線を解放する請求
    またはに記載のデータ通信方法
  5. 【請求項5】 請求項1ないしのデータ通信方法にお
    いて、 前記回線解放ステップにおける回線解放によって送信が
    中断されたデータにつき、端末装置ごとにその中断位置
    を記憶するデータ中断位置記憶ステップと、 当該端末装置に再度回線が接続されたときに前記データ
    中断位置記憶ステップにおいて記憶された中断位置から
    継続してデータを供給するデータ継続送信ステップと、
    を有するデータ通信方法
  6. 【請求項6】 データサーバと複数の端末装置とが回線
    により接続され、端末装置からの要求により、必要なデ
    ータをデータサーバから端末装置に供給するデータ通信
    方法において、 端末装置に対するイベント入力を各端末装置ごとに検出
    するイベント入力検出ステップと、 前記イベント入力検出ステップにおいて、所定時間イベ
    ント入力が検出されない場合に、データ送信中か否かに
    拘らず当該端末装置との接続回線を解放する回線解放ス
    テップと、 前記回線解放ステップにおける回線解放によって送信が
    中断されたデータにつき、端末装置ごとにその中断位置
    を記憶するデータ中断位置記憶ステップと、 当該端末装置に再度回線が接続されたときに前記データ
    中断位置記憶ステップにおいて記憶された中断位置から
    継続してデータを供給するデータ継続送信ステップと、
    を有するデータ通信方法
  7. 【請求項7】 前記回線解放ステップは、 端末装置とデータサーバとの接続回線の解放の可否を判
    定する回線解放可否判定サブステップと、 前記イベント検出ステップによるイベント入力の検出が
    所定時間なされないか否かを判定する無イベント判定サ
    ブステップと、 前記回線解放可否判定サブステップにおいて当該接続回
    線の解放が可能であると判定され、かつ、前記無イベン
    ト判定サブステップにおいて所定時間イベント入力が検
    出されない場合に当該端末装置とデータサーバとの接続
    回線を解放する回線解放サブステップと、を有する請求
    項6記載のデータ通信方法
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