JP3355770B2 - 結露を予知するための方法及び装置 - Google Patents

結露を予知するための方法及び装置

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    • G01N25/56Investigating or analyzing materials by the use of thermal means by investigating moisture content
    • G01N25/66Investigating or analyzing materials by the use of thermal means by investigating moisture content by investigating dew-point
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湿気空間との接触表面
における結露を予知するための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ある表面上での水蒸気の結露即ち凝縮
は、表面の温度低下或いは、空気中にある水蒸気の量の
増大に特に起因していることは知られている。多くの状
況、例えば温室、一般家屋、車両及びその他の領域にお
けるガラス表面において、結露リスクを予め検出できる
ようにすることは、省エネルギー化及び安全性・快適性
の面で有益である。
【0003】従来、水蒸気が露となり始める時の温度、
即ち露点を検出するための方法及び装置は、種々提案さ
れている。これらの方法及び装置は、湿気測定用或いは
温度測定用センサーに基づき通常検出を行う。例えば、
英国特許公開公報第2036339Aには、周期的に冷
却される反射板上に光源及びそこから反射板に照射され
る光を受光する光検出器を配設し、冷却により反射板上
に露が発生したことを受光量或いは受光の強さにより検
出し、その時の温度を温度測定用センサーにて検出す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の装置及び方法では、露の発生を予知する、即ち
結露の発生を予知することができないと共に、常は精度
及び信頼性が必ずしも充分満足できる湿度測定用或いは
温度測定用センサーの検出信号に依存して検出を行うも
のであるため、結露予知に対する信頼性が十分でないと
いう問題があった。それゆえ、本発明は、高い信頼性を
もって簡単に、結露の発生を予知することができるよう
にすることを、その技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するために講じた本発明の技術的手段は、感応部材を
表面の温度と同等な温度を最初に測るために表面上に配
設し、加熱装置により感応部材上における第1加熱段階
を前記表面が到達する温度よりも高い温度までとさせ、
加熱装置と同じ熱力を有する冷却装置により、感応部材
上における冷却段階を表面上の温度よりも低い温度まで
とさせ、第1加熱段階の継続時間の加熱中の温度上昇に
対する割合と、冷却時間の冷却中の温度低下に対する割
合とを比較し、これら2つの割合の間に著しい相違があ
った時に結露の発生が予知されるようにすることであ
る。
【0006】また、上記した技術的課題を解決するため
に講じた本発明の他の技術的手段は、湿気空間との接触
表面における結露を予知するための装置を、表面の温度
に相当する温度を測るために該表面上に配設された感応
部材と、該感応部材を適切に加熱及び冷却するための加
熱及び冷却手段と、感応部材の温度を測定するための測
定手段と、感応部材により測定された温度と予め設定さ
れた高い及び低い所定値の夫々とを比較するための第1
比較手段と、感応部材の温度を前記高い所定値に到達さ
せる加熱段階が実行されるように加熱手段を制御すると
共に感応部材の温度を低い所定値に到達させる冷却段階
が実行されるように冷却手段を制御する制御手段と、加
熱段階の継続時間及び冷却段階の継続時間を計測する計
時手段と、加熱段階の継続時間の加熱中の温度上昇に対
する割合と、冷却時間の冷却中の温度低下に対する割合
とを比較し、これら2つの割合の間に著しい相違があっ
た時に結露の発生を予知する第2比較手段とを備えてい
る構成とすることである。
【0007】
【作用】上記手段によれば、感応部材の温度の絶対値の
変化に依存せず、感応部材のある温度変化の所要時間の
相対変化に依存して、凝縮リスクを同一条件で検出する
ため、温度測定子等の精度によらず、常に信頼性高く、
凝縮即ち結露を予知することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に従った湿気空間との接触表面
における結露を予知するための方法及び装置の実施例を
添付図面に基づき、説明する。図1に本発明に従った検
出装置及び検出方法に用いる装置の第1実施例の概略構
成図を示す。図1において、湿気空間中に位置される表
面1の上には、非常に高い熱伝導率を有する材料、たと
えば、銅等からなる感応部材2が、例えば熱伝導性のあ
る接着剤2aによって強固に接着固定されている。
【0009】感応部材2の内部には、感応部材2の温度
に対応する電気信号を発する温度センサー3が埋設され
ている。この温度センサー3の電気信号は、電気回路5
0に送られる。感応部材2の両側には、夫々熱伝導体
6、7を介して感応部材2に熱エネルギーを取りかわす
ことができる低温源4と高温源5(夫々1w以下の出力
を有する)がある。熱伝導体6、7は、本実施例におい
ては、低温源4及び高温源5に夫々回転可能に取り付け
られており、回転に応じて夫々低温源4及び高温源5に
接触可能となっている。図3においては、熱伝導体6は
感応部材2に接触し、熱エネルギーを感応部材2と低温
源4間で運ぶ働きをしている。尚、低温源4及び高温源
5の駆動、熱伝導体6、7の回転駆動は、電気回路50
により制御される。尚、本発明においては、表面1は感
応部材2よりも大きな熱時間定数をもつ方が望ましい。
感応部材2に付与される異なる温度サイクルは、表面1
の温度をわずかに変えるので、もしも上記関係がない
と、感応部材2の近辺の表面1の部分は、感応部材2の
熱振幅と同じ大きさの熱振幅を繰り返す。
【0010】低温源4及び高温源5は、夫々隔離ボック
ス8、9内に収容されている。該隔離ボックス8、9
は、一方で低温源4と高温源5間の熱伝達を防止し、他
方で表面1とこれら低温源4及び高温源5との間の熱伝
達を防止している。
【0011】図2及び図3に感応部材2の温度と時間と
の関係を示す。図2乃至図3において、表面1の温度
(Tinit )値は、温度センサー3からの電気信号に応じ
て電気回路50に読み取られた感応部材2の初期温度を
示し、これは結露即ち凝縮リスクの検出を望まれる表面
1上の温度に相当する。この初期温度(Tinit )にΔT
を加減することにより、温度変化の最高値及び最低値が
予め設定されている。ここで、最高値及び最低値の間で
大きな温度差を選択すると、表面上の凝縮リスクを早く
検出することができ、これに反して小さな温度差が選択
されると、表面上の凝縮リスクは結露が表面上に実際に
起こる寸前に検出される。第1加熱段階は、t0の期間
延びており、温度サイクルはt1の期間延びる冷却段階
と、t2の期間延びている休息段階により遮断される第
2加熱段階とを含んでいる。第1加熱段階での温度上昇
は、ΔTで、冷却段階での温度低下は2ΔTである。し
たがって、冷却中に結露が発生していない状況を示す図
2において、冷却時間t1は、第1加熱段階の継続時間
t0のほぼ2倍である。
【0012】他方、図3には、結露即ち凝縮段階に対応
している温度段階が示されている。本発明においては直
接測定できないこの温度段階は、冷却時間t’1が加熱
時間t0の2倍に比べてδtの差を示すことにより、示
される。ここで、図3において、(O ,Tinit(表面の温
度) )、(t'O ,Tinit(表面の温度) +ΔT)及び(t'
O +t'1 ,Tinit(表面の温度) −ΔT)の点を夫々A、
B、Cとすると、本実施例によれば、直線ABの勾配の
絶対値と直線BCの勾配の絶対値が比較される。第1加
熱段階に係わる割合と冷却段階に係わる割合の相違は、
冷却中に感応部材2上に結露があることを示し、実際
に、与えられる温度差の間での冷却及びある量の蒸気の
結露に必要とされるエネルギーは、相変化なしでの同じ
温度差における加熱に要求されるエネルギーよりも大き
い。しかしながら、加熱及び冷却手段(低温源4及び高
温源5)は、同じ熱力を有するので、このエネルギー差
は、加熱段階と冷却段階の時間差により表される。たと
え、休息段階t2が図2及び図3の第2加熱段階中にあ
っても、休息段階は定期的にのみ現れる。この休息段階
を除けば、第2加熱段階の継続時間は冷却段階の継続時
間と同じである。したがって、休息段階を除く各サイク
ルは夫々2t1、2t’1に同等の継続時間を有し、本
発明によれば、サイクルの総継続時間(休息段階を除
く)の1/4とt0を比較することも可能である。
【0013】次に図4のフローチャートに従って、上記
した実施例の作用を説明する。ステップ10にて、低温
源4及び高温源5が駆動された後、凝縮現象の出現の前
にその前兆を検出するための、ΔTの値がステップ11
にて初期化される。次にステップ12にてセンサー3か
らの電気信号に応じて感応部材2の温度Tが読み取ら
れ、ステップ13にてこの温度Tが Tinit(表面の温
度)として記憶される。ステップ14では、計時手段で
あるタイマーが初期化された後、スタートされ、次のス
テップ15にて熱伝導体7が図1において反時計方向に
回転駆動され、感応部材2に接触し、それにより熱伝導
体7を介して感応部材2が高温源5により加熱される。
次にステップ16及び17に進み、温度センサー3から
の電気信号に応じて感応部材2の温度Tが読み取られ、
この温度Tと Tinit(表面の温度)+ΔTとが比較さ
れ、T> Tinit(表面の温度)+ΔTの時には次のステ
ップ18に進むが、そうでない時にはT> Tinit(表面
の温度)+ΔTとなるまで、ステップ16及び17が繰
り返される。ステップ17の比較結果が、T> Tinit
(表面の温度)+ΔTであると、ステップ18にて熱伝
導体7が図1に示される位置まで時計方向に回転駆動さ
れ、感応部材2が加熱が停止される。次るステップ19
にて、この時のタイマーの時間tが計時され、ステップ
20にて時間tが第1加熱段階の継続時間t0として記
憶される。そして、ステップ21にてタイマーがリセッ
トされ、ステップ22に進む。ステップ22では、熱伝
導体6が図1において時計方向に回転駆動され、感応部
材2に接触し(図1の状態)、それにより熱伝導体6を
介して感応部材2が低温源4により冷却される。次にス
テップ23及び24に進み、温度センサー3からの電気
信号に応じて感応部材2の温度Tが読み取られ、この温
度Tと Tinit(表面の温度)−ΔTとが比較され、T<
Tinit(表面の温度)−ΔTの時には次のスッテプ25
に進むが、そうでない時にはT< Tinit(表面の温度)
+ΔTとなるまで、ステップ23及び24が繰り返され
る。ステップ24の比較結果が、T< Tinit(表面の温
度)+ΔTであると、ステップ25にて熱伝導体6が感
応部材2から離間するように図1において反時計方向に
回転駆動され、感応部材2の冷却が停止される。次にス
テップ26にて、この時のタイマーの時間tが計時さ
れ、ステップ27にて時間tが冷却段階の継続時間t1
として記憶される。そして、ステップ28にて冷却継続
時間t1と第1加熱継続時間t0の2倍の時間との差の
絶対値|t1−2t0|が定数εと比較される。ここ
で、εは冷却継続時間t1と第1加熱継続時間t0の2
倍の時間が均等と見られる許容誤差である。冷却継続時
間t1と第1加熱継続時間t0の2倍の時間との差の絶
対値が定数εよりも大きい場合には、ステップ29に進
み、図示しない警告手段に凝縮リスクがあることを伝え
るべく電気信号を発する。冷却継続時間t1と第1加熱
継続時間t0の2倍の時間との差の絶対値が定数εより
も小さい場合には、ステップ30に進み、熱伝導体7が
図1において反時計方向に回転駆動され、感応部材2に
接触し、それにより熱伝導体7を介して感応部材2が高
温源5により加熱される(第2加熱段階)。次にステッ
プ31及び32に進み、温度センサー3からの電気信号
に応じて感応部材2の温度Tが読み取られ、この温度T
と Tinit(表面の温度)とが比較され、T> Tinit(表
面の温度)の時に次のステップ33に進むが、そうでな
い時にはT> Tinit(表面の温度)となるまで、ステッ
プ31及び32が繰り返される。ステップ32の比較結
果が、T> Tinit(表面の温度)であると、ステップ3
3にて熱伝導体7が図1に示される位置まで時計方向に
回転駆動され、感応部材2の加熱が停止されると同時
に、タイマーがリセット及びスタートされる。そして、
ステップ34にて休息段階が実行されて、休息継続時間
t2の間待機され、感応部材2及び表面1の温度が周囲
の状況に従う安定した温度に復帰される。t2の時間経
過後、ステップ12へ戻り、ステップ12以降のステッ
プが繰り返される。尚、有利には、休息継続時間t2
は、感応部材2の時定数の5倍にほぼ等しい。以上のよ
うに、本実施例においては、温度センサーの精度に依存
せずに凝縮リスクを検出することができる。
【0014】図5及び図10に本発明に従った検出装置
及び検出方法に用いる装置の第2実施例の概略構成図を
示す。この実施例においては、上記した第1実施例にお
ける感応部材2、温度センサー3、低温源4及び高温源
5がペルチェ効果群35により置き換えられている。ペ
ルチェ効果群35には、その作動に必要な電流Iが電気
回路36により、供給されるようになっている。ペルチ
ェ効果群35は、2つの半導体部材37、38を有し、
該部材37、38は夫々N、Pに形成されており、電極
39cにより直列に接続されている。即ち、図5、図1
0において、半導体部材37、38の夫々下端には、独
立した一対の電極39a、39bが固定され、夫々上端
には共通の電極39cが固定されている。上端の電極3
9cは、支持板40に、又下端の各電極39は支持板4
1に固定されており、これにより、半導体部材37、3
8は安定して支持されている。尚、下端の独立した電極
39a、39bには夫々電気回路36からの電気導線が
接続されている。即ち、電極39a、39bが、ペルチ
ェ効果群35の端子である。上記構成から成るペルチェ
効果群35は、湿気空間中にある表面1上に支持板41
を熱伝導性を有する接着剤2aにより強固に固定されて
いる。図5において、電流Iを電極39a→半導体部材
38→共通の電極39c→半導体部材37→電極39b
の方向に供給すると、本発明における感応部材として用
いられる上方支持板40が矢印42で示す熱移動(上方
支持板40から下方支持板41へ移動する)により冷却
される。逆に、図10に示すように、電流Iを電極39
b→半導体部材37→共通の電極39c→半導体部材3
8→電極39aの方向に供給すると、矢印43で示すよ
うに、下方支持板41から上方支持板40への熱移動が
生じる。このように、電気回路36は、上方支持板40
の温度と表面1の温度との差と所定の温度差の比較に応
じ、ペルチェ効果群35への供給電流の方向を転換す
る。
【0015】図6に温度サイクルにおける上方支持板4
0の温度変化(実線)と表面1の温度変化(─点鎖線)
を示す。尚、ペルチェ効果群35の上方支持板40の温
度変化は、同効果群35の端子電圧であって、図7及び
図8に従い後述するように、電圧中の抵抗成分を減じた
電圧を測定することによって、温度を直接測定すること
なく、求められる。
【0016】本実施例によれば、第1加熱段階の継続時
間が測定され、この継続時間が冷却段階及び第2加熱段
階を含むサイクルの総継続時間の1/4と比較される。
そして、1/4総継続時間が第1加熱段階の継続時間よ
りも長くなるまで、サイクルを繰り返される。この場
合、冷却中における凝縮並びに、加熱中における蒸発が
考慮に入れられるので、感応度がより良いと言える。ま
た、第1加熱段階の継続時間の測定は、一度のみ行わ
れ、その後に続くサイクルに用いられる。熱振幅の大き
さは、ほぼ2ΔTである。本実施例においては、絶対温
度は測定されることはなく、感応部材として利用される
上方支持板40と表面1との間の温度差のみが測定され
る。ペルチェ効果群35は、上記測定をその端子におけ
る電圧信号から連続して実行するのに役立つ。第1加熱
段階において、電流Iは図10に示すようにペルチェ効
果群35を循環し、表面1に冷却される間、上方支持板
40は加熱される。表面1と上方支持板40間の熱時間
定数の重要な相違を考慮すると、上方支持板40は、表
面1がTinit(表面の温度)−τ1の温度に到達する
間、 Tinit(表面の温度)+ΔT−τ1に到達する。
尚、τ1はΔTに比較し、非常に小さな値である。ペル
チェ効果群35の端子39a、39bにおける電圧は、
上方支持板40の絶対温度を測定することを許容せず、
上方支持板40と表面1の温度差がΔTと均等であるこ
とを検出することを許容する。第1加熱段階の継続時間
t0は、記憶される。そして、上方支持板40を冷却す
るために電流Iの方向が逆転され、これにより、表面1
はわずかにτ2だけ加熱される。尚、τ2はΔTに比較
し、非常に小さな値である。ペルチェ効果群35の端子
における電圧は、上方支持板40と表面1の温度差が再
びΔTに到達する。言い換えれば、表面1の温度が−τ
1+τ2と均等である時に上方支持板40の温度が Tin
it(表面の温度)−ΔT−τ1+τ2に均等である時の
時間を検出することを許容している。冷却段階の後、上
方支持板40の温度を Tinit(表面の温度)−ΔT−τ
1+τ2−τ3に戻されるように、第2加熱段階が上方
支持板40に実行される。これにより、表面1は Tinit
(表面の温度)−τ1+τ2−τ3の温度に戻される。
尚、τ3はΔTに比較し、非常に小さな値である。した
がって、本発明においては、装置の温度の乱調を示す−
τ1+τ2−τ3は望ましくは可能な限り小さく設定さ
れている。冷却段階と第2加熱段階とから成るサイクル
の総継続時間tは、上記した第1実施例と同様に、凝縮
リスクの有無を判定するために、第1加熱段階の継続時
間t0の4倍の時間と比較される。
【0017】図6においては、相変化もなく且つ、総継
続時間tがほぼ4t0と同等である2つのサイクルが示
され、また相変化があり且つ、相継続時間t’が4t0
よりも長い1つのサイクルが示されている。もしも凝縮
リスクがないならば、新しいサイクルが連続して実行さ
れ、その総継続時間が同じ第1加熱段階の継続時間t0
の4倍と比較される。ある一定の周期毎、例えば30周
期毎に、サイクルは、温度の乱調を除去するために、周
囲の状況に従う安定した温度に表面及び上方支持板の温
度を復帰させるように、遮断される。そして、サイクル
が開始される前に上方支持板40の第1加熱段階が実行
される。
【0018】図7に、ペルチェ効果群35の端子におけ
る電圧Uの時間変化を示す。電圧Uは、ペルチェ効果群
の内部抵抗起因している抵抗成分UR =RIと、ペルチ
ェ効果群の2つの面(支持板40、41)間の温度差に
よるシーベック(Seebeck )効果により誘導されるシー
ベック(Seebeck )成分UP とから成る。電気回路36
は、図8に示されるように、ペルチェ効果群35に流れ
る電流Iの方向に従い、電圧UP がUC 或いはUf に到
達する時間を決定する。電気回路36は、ペルチェ効果
群35に接続されるパワージェネレーター42と、減算
器43と、増幅器44と、ポテンショメーター45と、
比較器46とから成る。減算器43と、増幅器44と、
比較器46は、作動増幅器に置き換えることができる。
尚、図8には各構成43、44、46の端子への入力及
び出力信号の波形も示してある。
【0019】上記した電気回路36は、次のように作動
する。パワージェネレーター42がペルチェ効果群35
に電流Iを供給すると、ペルチェ効果群の端子における
電圧Uが、減算器43の端子43aに印加される。減算
器43は、端子43bに付与される方形信号UO を電圧
Uから減じることにより電圧U中の抵抗成分を明らかに
する。方形信号UO の大きさのようである増幅器44の
増幅率は、電圧信号Uから減じられるよりも前にαUO
=RIをもたらされる。減算器43の出力として取り出
される電圧はUP で、これはペルチェ効果群の電圧のシ
ーベック(Seebeck )成分である。電圧信号UP は、増
幅器44に入力されて、βUP 信号を提供するべく、増
幅される。ポテンショメーター45は、γUO を提供す
べく、方形信号UO をリセットする。−UC から+Uf
までの大きさは、上方支持板40と表面1の温度差がΔ
Tと均等である時に得られるペルチェ効果群の端子にお
けるシーベック(Seebeck)電圧に対応している。尚、
UC 及びUf は、電流Iの方向が逆転されなければなら
ない敷居電圧である。比較器46の出力端子の電圧は、
βUP 電圧がγUO により設定される敷居値を越える時
にいつでも転回する。上記したように、電気回路36の
自己振幅及びペルチェ効果群35の加熱段階及び冷却段
階の変更が、熱振幅のピークを決定するために温度測定
を必要とすることなく、可能である。
【0020】次に図9のフローチャートに従って、上記
した第2実施例の作用を説明する。図9において、図4
に示す第1実施例のフローチャートと同じ処理の部分に
は同じ番号を付し、また対応した処理の部分には図4で
用いた番号に’を付している。先ず、ステップ11’に
おいて、ペルチェ効果群35の2つの末端面間における
温度差ΔTに対応する限界電圧UC 及びUf が初期化さ
れる。次にステップ14にて、計時手段であるタイマー
が初期化され、ステップ15’にてペルチェ効果群35
に電流+Iを供給することにより、上方支持板40の加
熱が開始される(第1加熱段階)。次のステップ16’
及び17’は、上方支持板40と表面1の温度差がΔT
に均等となるまで繰り返される。即ち、ステップ16’
にてペルチェ効果群36のシーベック(Seebeck )電圧
UP がペルチェ効果群36の端子電圧UからαUOを減
じることにより求められ、ステップ17’にて電圧UP
と敷居電圧UC とを比較し、電圧UP が敷居電圧UC よ
りも高くなるまで、これらステップが繰り返される。ス
テップ17’にてUP >UC であると、ステップ19に
てタイマーの計時時間t0(第1加熱段階の継続時間)
が読み取られ、ステップ20にて記憶される。そして次
に、ステップ18’にて温度サイクルが開始され、上方
支持板40を冷却を開始すべく、電流Iの方向が逆転さ
れる。そして、ステップ21にて、タイマーがリセット
されて、再スタートされ、ステップ23’及びステップ
24’へ進む。ステップ23’及び24’は、上方支持
板40と表面1の温度差がΔTに均等となるまで繰り返
される。即ち、ステップ23’にてペルチェ効果群35
のシーベック(Seebeck )電圧UP がペルチェ効果群3
6の端子電圧UからαUO を減じることにより求めら
れ、ステップ24’にて電圧UP と敷居電圧Uf とを比
較し、電圧UP が敷居電圧Uf よりも低くなるまで、こ
れらステップが繰り返される。ステップ24’にて、U
P <Uf であると、ステップ25’へ進み、第2加熱段
階が実行される。ステップ25’においては、再度電流
Iの方向が逆転され、ステップ31’及びステップ3
2’にて、上記した第1加熱段階(ステップ16’及び
ステップ17’)と同様に、ペルチェ効果群36のシー
ベック(Seebsck )電圧UP が敷居電圧UC よりも高く
なるまで繰り返される。ステップ32’にて、UP >U
C であると、ステップ26’にてタイマーの計時時間t
(サイクル(冷却段階+第2加熱段階)の継続時間)が
読み取られ、ステップ27’にて記憶される。そして、
ステップ28’にて、サイクル継続時間tと第1加熱継
続時間t0の4倍の時間との差の絶対値|t−4t0|
が定数εと比較される。ここで、εはサイクル継続時間
tと第1加熱継続時間t0の4倍の時間が均等と見られ
る許容誤差である。サイクル継続時間tと第1加熱継続
時間t0の4倍の時間との差の絶対値が定数εよりも大
きい場合には、ステップ29に進み、図示しない警告手
段に凝縮リスクがあることを伝えるべく電気信号を発す
る。サイクル継続時間tと第1加熱継続時間t0の4倍
の時間との差の絶対値が定数εよりも小さい場合には、
ステップ60に進み、サイクルが30回繰り返されたか
を判定する。サイクルが30回繰り返されていない時に
は、ステップ14に戻り、ステップ14以降が繰り返さ
れる。サイクルが30回繰り返されると、ステップ3
3’へ進み、ペルチェ効果群への電流の供給が遮断され
る。そして、所定時間後にステップ34’aにてペルチ
ェ効果群の端子電圧Uが測定され、ステップ34’bに
て端子電圧Uが安定しているか判定される。即ち、装置
の温度が周囲の状況に従う安定した値に再び戻っている
か否かが判定される。端子電圧Uが安定すると、再びス
テップ14以降が繰り返される。
【0021】上記した第2実施例において、供給電流を
+I及び−Iとしたが、加熱段階の供給電流IC は、ペ
ルチェ効果群におけるジュール効果により作られる熱エ
ネルギーの解除を補償するために、冷却段階の供給電流
If よりも小さくされている。上記した第2実施例の変
形例においては、第1加熱段階の継続時間を冷却段階の
継続時間と比較するのでなく、第2加熱段階の継続時間
と比較しても良い。これによれば、同じ電流Iがペルチ
ェ効果群35へ供給され得て、その加熱熱力は冷却熱出
力と異ならしめることができる(冷却熱出力は比較には
全く影響を与えない)。また、最初のサイクルにて相変
化が確認されなかった場合には、このサイクルの継続時
間をその後のサイクルの継続時間と比較して、それによ
り凝縮リスクを検出することも可能である。以上のよう
に、第2実施例によれば、ペルチェ効果群の端子におけ
る電圧測定により感応部材(上方支持板)の温度変化を
測定でき、測定値を変え得る温度センサー等を必要とし
ないので、非常に信頼性が高く、凝縮リスクを検出する
ことができる。また、機械的な構成がないため、耐久性
が良く、更に熱を吸収する部材がないため、応答性が良
い。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、感応部材の温度の絶対
値の変化に依存せず、感応部材のある温度変化の所要時
間の変化に依存して、凝縮リスクを検出するため、温度
測定子等の精度によらず、常に信頼性高く、凝縮リスク
を検出することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った検出装置の第1実施例を示す構
成図。
【図2】本発明に従った検出方法及び検出装置の第1実
施例における感応部材の温度と時間との関係を表す特性
図。
【図3】本発明に従った検出方法及び検出装置の第1実
施例における感応部材の温度と時間との関係を表す特性
図。
【図4】本発明に従った検出装置及び検出方法の第1実
施例における温度サイクルを示すフローチャート。
【図5】本発明に従った検出装置の第2実施例を示す構
成図。
【図6】本発明に従った検出方法及び検出装置の第2実
施例における感応部材の温度及び表面の温度と、時間と
の関係を表す特性図。
【図7】図5及び図10に示す装置の端子電圧と時間と
の関係を表す特性図。
【図8】図5及び図10に示す装置への電流供給のため
の電気回路の概略構成図。
【図9】本発明に従った検出装置及び検出方法の第2実
施例における温度サイクルを示すフローチャート。
【図10】本発明に従った検出装置の第2実施例を示す
構成図である。
【符号の説明】
1 表面 2 感応部材 4 低温源(冷却手段) 5 高温源(加熱手段) 35 ペルチェ効果群(感応部材、冷却手段、加熱手
段) 36 電気回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 25/66 G01W 1/10

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湿気空間との接触表面における結露を予
    知するための方法であって、表面の温度と同等な温度を
    得るために感応部材(2、40)を、表面(1)上に配
    設し、 加熱手段により、前記感応部材上における第1加熱段階
    として前記表面(1)が到達する温度よりも高い温度ま
    で上昇させ、 前記加熱手段と同じ出力を有する冷却手段により、前記
    感応部材上における冷却段階として前記表面上の温度よ
    りも低い温度まで下降させ、 前記第1加熱段階の継続時間の加熱中の温度上昇(Δ
    T)に対する割合と、前記冷却時間(t1、t’1)の
    冷却中の温度低下(2ΔT)に対する割合とを比較し、
    これら2つの割合の間に著しい相違があった時に結露の
    発生が予知される方法。
  2. 【請求項2】 前記第1加熱段階の終了時における感応
    部材の温度に相当する高温が予め、前記表面の温度(Ti
    nit )に所定の温度差(ΔT)が加えられて設定され、
    前記冷却段階の終了時における感応部材の温度に相当す
    る低温が、前記表面の温度(Tinit )に所定の温度差
    (ΔT)が減じられて設定され、前記第1加熱段階の継
    続時間(t0)が前記冷却段階の継続時間(t1)の半
    分に匹敵されていることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 前記冷却段階の後、前記感応部材の温度
    を前記冷却段階の前の温度(表面の温度+ΔT)に戻す
    ために、第2加熱段階が前記加熱手段により前記感応部
    材に実行されることを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第1加熱段階の継続時間(t0)
    は、前記冷却段階及び前記第2加熱段階と共に構成され
    るサイクルの総継続時間(t)の1/4に匹敵すること
    を特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2加熱段階の間で比較が
    行われることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 結露即ち凝縮を起こさせなかったサイク
    ルの総継続時間が記憶され、次に起きるサイクルの継続
    時間が記憶された継続時間と比較されることを特徴とす
    る請求項3乃至5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 ペルチェ効果群が感応部材、加熱及び冷
    却手段として用いられ、感応部材の温度変化が前記ペル
    チェ効果群の端子における電圧のシーベック(Seebeck
    )成分の測定により求められることを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ペルチェ効果群の端子における電圧
    (U)のシーベック(Seebeck)成分(UP )は、前記ペ
    ルチェ効果群の端子における電圧(U)中の一定温度時
    の前記ペルチェ効果群の内部抵抗による電圧を示す一
    定成分(αUO )の除去により得られることを特徴とす
    る請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ペルチェ効果群の端子における電圧
    (U)のシーベック成分(UP )は、前記ペルチェ効果
    群の端子における電圧(U)中の平均温度時の前記ペル
    チェ効果群の内部抵抗による電圧を示す可変成分の除去
    により得られることを特徴とする請求項7に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 湿気空間との接触表面における水凝縮
    を予知するための装置であって、表面の温度に相当する
    温度を測るために該表面上に配設された感応部材と、該
    感応部材を適切に加熱及び冷却するための加熱及び冷却
    手段と、前記感応部材の温度を測定するための測定手段
    と、前記感応部材により測定された温度と予め設定され
    た高い及び低い所定値の夫々とを比較するための第1比
    較手段と、前記感応部材の温度を前記高い所定値に到達
    させる加熱段階が実行されるように前記加熱手段を制御
    すると共に前記感応部材の温度を前記低い所定値に到達
    させる冷却段階が実行されるように前記冷却手段を制御
    する制御手段と、前記加熱段階の継続時間(t0)及び
    前記冷却段階の継続時間(t1)を計測する計時手段
    と、前記加熱段階の継続時間(t0)の加熱中の温度上
    昇(ΔT)に対する割合と、前記冷却時間(t1、t’
    1)の冷却中の温度低下(2ΔT)に対する割合とを比
    較し、これら2つの割合の間に著しい相違があった時に
    結露の発生を予知する第2比較手段とを備えている装
    置。
  11. 【請求項11】 前記装置は、前記感応部材、前記加熱
    手段及び前記冷却手段として機能するペルチェ効果群を
    有し、該ペルチェ効果群はペルチェ効果群の端子におけ
    る電圧のシーベック成分(UP )が所定値(UC 、Uf
    )を越える時はいつでも、電流(I)の方向を逆にす
    る電気回路により動力を供給されることを特徴とする請
    求項10に記載の装置。
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