JP3355317B2 - フェノール樹脂発泡体パネルの製造装置 - Google Patents
フェノール樹脂発泡体パネルの製造装置Info
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- JP3355317B2 JP3355317B2 JP34559199A JP34559199A JP3355317B2 JP 3355317 B2 JP3355317 B2 JP 3355317B2 JP 34559199 A JP34559199 A JP 34559199A JP 34559199 A JP34559199 A JP 34559199A JP 3355317 B2 JP3355317 B2 JP 3355317B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面材および裏面材
にフェノール樹脂発泡体をはさみ込んだ積層構造を有す
る、フェノール樹脂発泡体パネルの製造するために用い
る製造装置に関するものである。
にフェノール樹脂発泡体をはさみ込んだ積層構造を有す
る、フェノール樹脂発泡体パネルの製造するために用い
る製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フェノール樹脂発泡体パネルはその軽
量、高断熱、不燃性の特徴から、断熱パネルや外壁材等
として多用されている。しかし、フェノール樹脂発泡体
パネルを連続的に生産するに際しては、表面材および裏
面材とフェノール樹脂発泡体との接着不良品の発生が問
題になっていた。この接着不良の原因の1つとして、連
続的に走行している表面材の温度よりも発泡性フェノー
ル樹脂混合液の温度の方が低く設定されているために、
該混合液の投下部位の温度が周囲よりも低下し、投下部
位の化学反応開始が遅延することが挙げられている。発
泡性フェノール樹脂混合液は反応性であるため、吐出、
投下前の温度は低い方が望ましく、一方、走行している
表面材上に投下された後は化学反応がすみやかに進行す
ることが求められているので、表面材温度は予熱炉等で
ある程度高めにそして均一に温度設定されていることか
ら、前記した問題が発生する。
量、高断熱、不燃性の特徴から、断熱パネルや外壁材等
として多用されている。しかし、フェノール樹脂発泡体
パネルを連続的に生産するに際しては、表面材および裏
面材とフェノール樹脂発泡体との接着不良品の発生が問
題になっていた。この接着不良の原因の1つとして、連
続的に走行している表面材の温度よりも発泡性フェノー
ル樹脂混合液の温度の方が低く設定されているために、
該混合液の投下部位の温度が周囲よりも低下し、投下部
位の化学反応開始が遅延することが挙げられている。発
泡性フェノール樹脂混合液は反応性であるため、吐出、
投下前の温度は低い方が望ましく、一方、走行している
表面材上に投下された後は化学反応がすみやかに進行す
ることが求められているので、表面材温度は予熱炉等で
ある程度高めにそして均一に温度設定されていることか
ら、前記した問題が発生する。
【0003】この解決策として、発泡性フェノール樹脂
混合液吐出ノズルを複数小型化して多点投下する方法、
およびノズルは単一であってもそのノズルの先に混合液
の投下幅を拡げる装置を付属させる方法がある。これら
の方法によって混合液投下部位の温度低下を緩和し、フ
ェノール樹脂の温度差を減少しようとするものである。
しかし発泡性フェノール樹脂混合液は緩やかではあるが
反応を開始しているため、多点投下では多点にすればす
る程ノズルの先端が細くなってノズル先端で混合液の樹
脂化が進行するという問題点があり、混合液の投下幅を
拡げる装置でも先端部で混合液の樹脂化が進行するとい
う問題点がある。
混合液吐出ノズルを複数小型化して多点投下する方法、
およびノズルは単一であってもそのノズルの先に混合液
の投下幅を拡げる装置を付属させる方法がある。これら
の方法によって混合液投下部位の温度低下を緩和し、フ
ェノール樹脂の温度差を減少しようとするものである。
しかし発泡性フェノール樹脂混合液は緩やかではあるが
反応を開始しているため、多点投下では多点にすればす
る程ノズルの先端が細くなってノズル先端で混合液の樹
脂化が進行するという問題点があり、混合液の投下幅を
拡げる装置でも先端部で混合液の樹脂化が進行するとい
う問題点がある。
【0004】一方、発泡を均一に行わせることによって
接着性を改善する方法が提案されている。特公平2−2
5786号公報では、加熱炉を発泡段階用の加熱炉(発
泡室)と硬化段階用の加熱炉(硬化室)とに分割し、発
泡炉温度を硬化炉温度よりも低く設定して発泡が均一に
行き渡るように工夫している。しかし、発泡性フェノー
ル樹脂混合液の投下後での措置なので限界もある。発泡
性フェノール樹脂混合液の投下直後に遠赤外線ヒーター
で不足熱量を補う方法もある。この方法は前記した多点
投下方法やノズルの先に混合液の投下幅を拡げる装置の
付属した方法の場合には改善が見られるが、単一ノズル
方式のように熱の伝導幅が広く、しかも極めて狭い部位
への熱補給には十分に追随できていない。
接着性を改善する方法が提案されている。特公平2−2
5786号公報では、加熱炉を発泡段階用の加熱炉(発
泡室)と硬化段階用の加熱炉(硬化室)とに分割し、発
泡炉温度を硬化炉温度よりも低く設定して発泡が均一に
行き渡るように工夫している。しかし、発泡性フェノー
ル樹脂混合液の投下後での措置なので限界もある。発泡
性フェノール樹脂混合液の投下直後に遠赤外線ヒーター
で不足熱量を補う方法もある。この方法は前記した多点
投下方法やノズルの先に混合液の投下幅を拡げる装置の
付属した方法の場合には改善が見られるが、単一ノズル
方式のように熱の伝導幅が広く、しかも極めて狭い部位
への熱補給には十分に追随できていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、発泡性フェ
ノール樹脂混合液吐出ノズルを複数小型化して多点投下
する方法や、単一ノズルの先に該混合液の投下幅を拡げ
る装置を付属させる方法を必要とせず、単一ノズルでの
該混合液投下であっても該混合液の投下部位の温度が周
囲よりも低下することが無く、表面材および裏面材とフ
ェノール樹脂発泡体との接着不良品の発生しないフェノ
ール樹脂発泡体パネルの製造装置を提供することを目的
としている。
ノール樹脂混合液吐出ノズルを複数小型化して多点投下
する方法や、単一ノズルの先に該混合液の投下幅を拡げ
る装置を付属させる方法を必要とせず、単一ノズルでの
該混合液投下であっても該混合液の投下部位の温度が周
囲よりも低下することが無く、表面材および裏面材とフ
ェノール樹脂発泡体との接着不良品の発生しないフェノ
ール樹脂発泡体パネルの製造装置を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、単一ノズ
ルでの発泡性フェノール樹脂混合液投下に着目し、該混
合液の投下部位の温度が周囲よりも低下することを防止
するための、限定された局部に的確に熱補給の可能な方
法を見い出し、本発明を完成するに至った。
ルでの発泡性フェノール樹脂混合液投下に着目し、該混
合液の投下部位の温度が周囲よりも低下することを防止
するための、限定された局部に的確に熱補給の可能な方
法を見い出し、本発明を完成するに至った。
【0007】即ち本発明は、連続的に走行している表面
材上に発泡性フェノール樹脂混合液を吐出して投下し、
該樹脂混合液の上にさらに裏面材を連続的に積層供給し
て積層連続体を形成し、該積層連続体をその上下面から
押圧しながら加熱炉内を走行させて硬化反応を完結させ
るフェノール樹脂発泡体パネルの製造装置において、発
泡性フェノール樹脂混合液の投下される手前で、走行中
の表面材の特定部位を局部的に加熱する装置が設置され
ていることを特徴とする、フェノール樹脂発泡体パネル
の製造装置である。
材上に発泡性フェノール樹脂混合液を吐出して投下し、
該樹脂混合液の上にさらに裏面材を連続的に積層供給し
て積層連続体を形成し、該積層連続体をその上下面から
押圧しながら加熱炉内を走行させて硬化反応を完結させ
るフェノール樹脂発泡体パネルの製造装置において、発
泡性フェノール樹脂混合液の投下される手前で、走行中
の表面材の特定部位を局部的に加熱する装置が設置され
ていることを特徴とする、フェノール樹脂発泡体パネル
の製造装置である。
【0008】また本発明は、前記した加熱する装置が遠
赤外線ヒーター、遠赤外線ランプまたは熱風送風機であ
るフェノール樹脂発泡体パネルの製造装置であり、さら
にその加熱する装置が60〜600℃の熱風を送る熱風
送風機であるフェノール樹脂発泡体パネルの製造装置で
ある。
赤外線ヒーター、遠赤外線ランプまたは熱風送風機であ
るフェノール樹脂発泡体パネルの製造装置であり、さら
にその加熱する装置が60〜600℃の熱風を送る熱風
送風機であるフェノール樹脂発泡体パネルの製造装置で
ある。
【0009】本発明のフェノール樹脂発泡体パネルの製
造装置が、走行中の表面材を加熱する特定部位は、発泡
性フェノール樹脂混合液の投下地点より手前の箇所であ
って、表面材走行方向に平行であり、該樹脂混合液投下
地点からの直線上の任意の点である。また、前記した該
樹脂混合液投下地点からの直線上の任意の点は、好まし
くは該樹脂混合液投下地点から直線上2m以内の任意の
点である。
造装置が、走行中の表面材を加熱する特定部位は、発泡
性フェノール樹脂混合液の投下地点より手前の箇所であ
って、表面材走行方向に平行であり、該樹脂混合液投下
地点からの直線上の任意の点である。また、前記した該
樹脂混合液投下地点からの直線上の任意の点は、好まし
くは該樹脂混合液投下地点から直線上2m以内の任意の
点である。
【0010】本発明のフェノール樹脂発泡体パネルの製
造装置は、走行中の表面材のこれから発泡性フェノール
樹脂混合液が吐出、投下される部位に対して、的確に局
部的な熱補給をすることができる。したがって単一ノズ
ルでの該混合液投下を受けても、その投下部位の温度が
周囲よりも低下することが無く、その結果、表面材およ
び裏面材とフェノール樹脂発泡体との接着不良品の発生
を防止することができるのである。
造装置は、走行中の表面材のこれから発泡性フェノール
樹脂混合液が吐出、投下される部位に対して、的確に局
部的な熱補給をすることができる。したがって単一ノズ
ルでの該混合液投下を受けても、その投下部位の温度が
周囲よりも低下することが無く、その結果、表面材およ
び裏面材とフェノール樹脂発泡体との接着不良品の発生
を防止することができるのである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に使用される加熱する装置
としては、遠赤外線ヒーター、遠赤外線ランプ、熱風送
風機等が挙げられる。熱風送風機の中でも特に熱風吐出
口径を任意に交換可能なブラスターと称されている装置
が好ましい。この熱風送風機は60〜600℃の熱風を
限定された局部に対して送ることが可能である。
としては、遠赤外線ヒーター、遠赤外線ランプ、熱風送
風機等が挙げられる。熱風送風機の中でも特に熱風吐出
口径を任意に交換可能なブラスターと称されている装置
が好ましい。この熱風送風機は60〜600℃の熱風を
限定された局部に対して送ることが可能である。
【0012】本発明のフェノール樹脂発泡体に使用でき
る表面材としては、カラー鋼板、カラーアルミニウム
板、銅板、チタン板、カラーステンレス板、セラミック
板、石膏ボード、セメント板、合成樹脂板、化粧合板等
が挙げられる。また、使用可能な裏面材としては、アル
ミ蒸着クラフト紙、アスベスト紙、シート状クラフト
紙、各種ラミネート紙、合成樹脂シート等が挙げられ
る。
る表面材としては、カラー鋼板、カラーアルミニウム
板、銅板、チタン板、カラーステンレス板、セラミック
板、石膏ボード、セメント板、合成樹脂板、化粧合板等
が挙げられる。また、使用可能な裏面材としては、アル
ミ蒸着クラフト紙、アスベスト紙、シート状クラフト
紙、各種ラミネート紙、合成樹脂シート等が挙げられ
る。
【0013】フェノール樹脂発泡体パネルの代表的なも
のは金属サイディングである。金属サイディングは、軽
量、高断熱を特徴とする建築物外壁材として多用されて
いる建築資材で、フェノールフォーム充填品に於いては
軽量、高断熱の特徴に加えて準不燃資材として活用され
ている。金属サイディングは、亜鉛又は亜鉛合金メッキ
を施した鋼板に着色塗装した、通称カラー鋼板と呼ばれ
る加工鋼板を、エンボス加工機や成型機によって建築資
材に適した形状に成型し、内部にフォーム層を形成させ
て製品化される。
のは金属サイディングである。金属サイディングは、軽
量、高断熱を特徴とする建築物外壁材として多用されて
いる建築資材で、フェノールフォーム充填品に於いては
軽量、高断熱の特徴に加えて準不燃資材として活用され
ている。金属サイディングは、亜鉛又は亜鉛合金メッキ
を施した鋼板に着色塗装した、通称カラー鋼板と呼ばれ
る加工鋼板を、エンボス加工機や成型機によって建築資
材に適した形状に成型し、内部にフォーム層を形成させ
て製品化される。
【0014】本発明で使用されるフェノール樹脂発泡体
は、通常使用されているレゾール型フェノール樹脂発泡
体でも良いし、ベンジリックエーテル型フェノール樹脂
発泡体でも良い。発泡剤としては、ハロゲン化炭化水素
類および水を単独またはそれらの併用によって使用する
ことができる。また、その他界面活性剤、難燃剤等の各
種添加剤を併用することも可能である。
は、通常使用されているレゾール型フェノール樹脂発泡
体でも良いし、ベンジリックエーテル型フェノール樹脂
発泡体でも良い。発泡剤としては、ハロゲン化炭化水素
類および水を単独またはそれらの併用によって使用する
ことができる。また、その他界面活性剤、難燃剤等の各
種添加剤を併用することも可能である。
【0015】本発明のフェノール樹脂発泡体パネルの製
造装置の一例を図1に示した。表面材連続供給装置1、
プレヒーター2、局部加熱装置3、混合液吐出機4、裏
面材積層供給装置5、加熱炉6がこの順番で配列されて
いる。プレヒーター2は表面材を予熱するためにある。
局部加熱装置3は、混合液吐出機4から投下される混合
液によって、投下部位の温度が周囲よりも低下すること
を防止するために、混合液投下前に投下部位を加熱する
ものである。
造装置の一例を図1に示した。表面材連続供給装置1、
プレヒーター2、局部加熱装置3、混合液吐出機4、裏
面材積層供給装置5、加熱炉6がこの順番で配列されて
いる。プレヒーター2は表面材を予熱するためにある。
局部加熱装置3は、混合液吐出機4から投下される混合
液によって、投下部位の温度が周囲よりも低下すること
を防止するために、混合液投下前に投下部位を加熱する
ものである。
【0016】本発明の局部加熱装置3の具体例として、
熱風送風機の一例を図2に示した。また、本発明の局部
加熱装置3の別の具体例として、ブラスターの一例を図
3に示した。
熱風送風機の一例を図2に示した。また、本発明の局部
加熱装置3の別の具体例として、ブラスターの一例を図
3に示した。
【0017】以下に本発明を実施例を挙げて具体的に説
明する。 〔実施例1〕厚さ0.27mmの塗装鋼板を基準意匠に
準じて機械的に成形し、その成形鋼板を予熱炉で70℃
でに加熱し、ブラスターにて発泡性フェノール樹脂液投
下部位の手前の局部を加熱した。以下に説明する組成の
発泡性フェノール樹脂混合液投下後ただちにクラフト紙
とアルミ箔を貼り合わせた裏面材で覆い、次いで加熱炉
で発泡、硬化を完結させて金属サイディングを製造し
た。発泡性フェノール樹脂混合液はレゾール型フェノー
ル樹脂、発泡材(ジクロロメタン)、整泡剤および芳香
族スルホン酸触媒の混合物である。
明する。 〔実施例1〕厚さ0.27mmの塗装鋼板を基準意匠に
準じて機械的に成形し、その成形鋼板を予熱炉で70℃
でに加熱し、ブラスターにて発泡性フェノール樹脂液投
下部位の手前の局部を加熱した。以下に説明する組成の
発泡性フェノール樹脂混合液投下後ただちにクラフト紙
とアルミ箔を貼り合わせた裏面材で覆い、次いで加熱炉
で発泡、硬化を完結させて金属サイディングを製造し
た。発泡性フェノール樹脂混合液はレゾール型フェノー
ル樹脂、発泡材(ジクロロメタン)、整泡剤および芳香
族スルホン酸触媒の混合物である。
【0018】〔比較例1〕ブラスターにて発泡性フェノ
ール樹脂液投下部位の後部の局部を加熱した。その他の
条件は実施例1と同一にして金属サイディングを製造し
た。であった。
ール樹脂液投下部位の後部の局部を加熱した。その他の
条件は実施例1と同一にして金属サイディングを製造し
た。であった。
【0019】〔比較例2〕実施例1と同一の条件でブラ
スターを使用しないで金属サイディングを製造した。
スターを使用しないで金属サイディングを製造した。
【0020】〔実施例2〕実施例1、比較例1〜2の製
造方法で製造された金属サイディングの表面材を剥離
し、表面材全面のフォーム層付着面積を観察した。結果
を[表1]に示した。
造方法で製造された金属サイディングの表面材を剥離
し、表面材全面のフォーム層付着面積を観察した。結果
を[表1]に示した。
【0021】 [表1]表面材の接着性 《ブラスター位置》《樹脂混合液投下部位》 《表面材全面》 実施例1 接着性向上効果顕著 均一接着 比較例1 接着性向上効果やや有り 不均一接着(混合液投下部以外) 比較例2 接着不良 不均一接着
【0022】
【発明の効果】本発明のフェノール樹脂発泡体パネルの
製造装置によれば、単一ノズルでのフェノール樹脂混合
液投下であっても、該混合液の投下部位の温度が周囲よ
りも低下することが無く、表面材および裏面材とフェノ
ール樹脂発泡体との接着不良品の発生を防止することが
できる。
製造装置によれば、単一ノズルでのフェノール樹脂混合
液投下であっても、該混合液の投下部位の温度が周囲よ
りも低下することが無く、表面材および裏面材とフェノ
ール樹脂発泡体との接着不良品の発生を防止することが
できる。
【図1】本発明に係わるフェノール樹脂発泡体パネルの
製造装置を示す平面図である。
製造装置を示す平面図である。
【図2】本発明に係わる熱風送風機を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】本発明に係わるブラスターを示す斜視図であ
る。
る。
1…表面材連続供給装置、2…プレヒーター、3…局部
加熱装置、4…混合液吐出機、5…裏面材積層供給装
置、6…加熱炉。
加熱装置、4…混合液吐出機、5…裏面材積層供給装
置、6…加熱炉。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 9:00 B29L 9:00 (72)発明者 羽根田 忠良 神奈川県川崎市幸区堀川町66番地2 保 土谷化学工業株式会社内 (72)発明者 加藤 潤 北海道江別市上江別441番地 北海鋼機 株式会社内 (72)発明者 小川 順由 北海道江別市上江別441番地 北海鋼機 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−199618(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 39/00 - 39/44
Claims (6)
- 【請求項1】 連続的に走行している表面材上に発泡性
フェノール樹脂混合液を吐出して投下し、該樹脂混合液
の上にさらに裏面材を連続的に積層供給して積層連続体
を形成し、該積層連続体をその上下面から押圧しながら
加熱炉内を走行させて硬化反応を完結させるフェノール
樹脂発泡体パネルの製造装置において、単一ノズルでの
該樹脂混合液の吐出、投下地点より手前の箇所であっ
て、表面材走行方向に平行であり、該樹脂混合液吐出、
投下地点からの直線上の任意の一点を加熱することので
きる加熱装置が設置されていて、該加熱装置の表面材走
行方向と直角な方向の加熱幅が、該樹脂混合液が吐出、
投下される地点で投下された該樹脂混合液が分布してい
る部分の幅と同一となるように調整されることを特徴と
する、フェノール樹脂発泡体パネルの製造装置。 - 【請求項2】 前記した加熱装置が遠赤外線ヒーター、
遠赤外線ランプまたは熱風送風機である請求項1記載の
フェノール樹脂発泡体パネルの製造装置。 - 【請求項3】 前記した加熱装置が60〜600℃の熱
風を送る熱風送風機である、請求項1または請求項2記
載のフェノール樹脂発泡体パネルの製造装置。 - 【請求項4】 前記した熱風送風機が熱風吐出口径を任
意に交換可能なブラスターである請求項1〜請求項3の
いずれかの項に記載のフェノール樹脂発泡体パネルの製
造装置。 - 【請求項5】 前記した加熱装置が加熱する、前記した
表面材走行方向に平行であり、前記した樹脂混合液吐
出、投下地点からの直線上の任意の一点が、該樹脂混合
液の吐出、投下地点から2m以内の任意の一点である請
求項1〜請求項4のいずれかの項に記載のフェノール樹
脂発泡体パネルの製造装置。 - 【請求項6】 前記したフェノール樹脂発泡体パネル
が、金属サイディングである請求項1〜請求項5のいず
れかの項に記載のフェノール樹脂発泡体パネルの製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34559199A JP3355317B2 (ja) | 1998-12-25 | 1999-12-06 | フェノール樹脂発泡体パネルの製造装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-369522 | 1998-12-25 | ||
JP36952298 | 1998-12-25 | ||
JP34559199A JP3355317B2 (ja) | 1998-12-25 | 1999-12-06 | フェノール樹脂発泡体パネルの製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000238061A JP2000238061A (ja) | 2000-09-05 |
JP3355317B2 true JP3355317B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=26578055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34559199A Expired - Fee Related JP3355317B2 (ja) | 1998-12-25 | 1999-12-06 | フェノール樹脂発泡体パネルの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3355317B2 (ja) |
-
1999
- 1999-12-06 JP JP34559199A patent/JP3355317B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2000238061A (ja) | 2000-09-05 |
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---|---|---|---|
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