JP3355260B2 - 卓上表示装置 - Google Patents

卓上表示装置

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JP3355260B2
JP3355260B2 JP17630795A JP17630795A JP3355260B2 JP 3355260 B2 JP3355260 B2 JP 3355260B2 JP 17630795 A JP17630795 A JP 17630795A JP 17630795 A JP17630795 A JP 17630795A JP 3355260 B2 JP3355260 B2 JP 3355260B2
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淳士 太田
伸治 嶋田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂製の卓上表示装
置に係り、特に背板部に一体成形された衝立を背板部か
ら切り離すことなく組み立てることができる卓上表示装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】卓上カレンダー、写真立て等の卓上表示
装置には、表示対象物を収納する収納部とこの収納部を
自立せしめるための衝立とが樹脂で一体成形されてい
て、組み立てる時に、衝立を収納部から切り離し、収納
部の背部に設けておいた嵌合孔に衝立の先端を嵌合固定
するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の卓上表示装
置では、収納部から衝立を切り離す作業が面倒であり、
又、切り離した部分に生じるバリによって手などを傷つ
ける虞れもあった。
【0004】更に、収納部から切り離した衝立を組み立
てる前に紛失する場合もあり、そうなると卓上表示装置
を組み立てられなくなる。又、従来の卓上表示装置で
は、収納部を設置面に対してある一つの起立角度の傾斜
姿勢にしか設定することができなかったので、卓上表示
装置を置く位置によっては表示対象物が見にくい場合が
あるという不具合があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、衝立を収納部から切り離すことなく、しかも簡単に
組み立てることができる卓上表示装置を提供することを
目的とする。
【0006】又、本発明は、収納部の起立角度を選択す
ることができ、表示対象物を見易くできる卓上表示装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の手段を採用した。本発明は、表示対
象物を収納する収納部を有し、この収納部の背板部に衝
立が一体に形成された樹脂製の卓上表示装置において、
前記衝立は第1衝立部と第2衝立部からなり、第1衝立
部は、左右一対のアームとこれらアームの基部を連結す
る連結部により略逆U字状をなし、連結部は前記背板部
の上方に配された第1ヒンジ部により後方に傾動可能に
されていて、前記両アームの下端部には互いに接近する
方向に突出する突出部が形成され、これら突出部の互い
に対向する部位にそれぞれ第1係合凹部が形成されてお
り、第2衝立部は舌片状をなし、前記第1衝立部の両ア
ーム間に配されていて、前記背板部の下方に配された第
2ヒンジ部により後方に傾動可能にされており、両側部
には前記第1衝立部の第1係合凹部に係合可能な第2係
合凹部が形成されていることを特徴とする卓上表示装置
である(請求項1に対応)。
【0008】表示対象物としては、カレンダー、写真、
絵画等、種々のものが適用可能である。前記第1衝立部
と前記第2衝立部を、前記背板部に形成した一本の溝孔
によって離隔することも可能である(請求項2に対
応)。
【0009】前記第1衝立部におけるアームの突出部の
上縁を、前記第1係合凹部に接近するにしたがって前記
第2衝立部に接近するように傾斜して形成するのが好ま
しい(請求項3に対応)。ここでいう傾斜は、直線的な
傾斜あるいは曲線的な傾斜を含むものである。このよう
にすると、この傾斜部に第2衝立部の第2係合凹部を当
てて相対摺動させた時に、この傾斜部が第1衝立部の両
アームの拡開をガイドし、組み立て易くなる。
【0010】前記第2衝立部に前記第2係合凹部を複数
組形成することも可能である(請求項4に対応)。第2
衝立部に第2係合凹部を複数組形成した場合において
は、隣り合う第2係合凹部を結ぶ第2衝立部の側縁を、
前記第2ヒンジ部に接近するにしたがって対向する前記
第1衝立部のアームに漸次接近するように傾斜して形成
するのが好ましい(請求項5に対応)。ここでいう傾斜
は、直線的な傾斜あるいは曲線的な傾斜を含むものであ
る。このようにすると、この傾斜部に第1衝立部の第1
係合凹部を当てて相対摺動させた時に、この傾斜部が第
1衝立部の両アームの拡開をガイドし、組み立て易くな
る。
【0011】本発明の卓上表示装置は、第1衝立部およ
び第2衝立部を収納部の背板部から分離させることな
く、組み立てることができる。その結果、衝立を紛失し
て組み立て不能になることはない。
【0012】卓上表示装置を自立可能に組み立てるに
は、収納部の背板部から第1衝立部及び第2衝立部を後
方へ傾転し、第1衝立部の第1係合凹部と第2衝立部の
第2係合凹部とを係合する。
【0013】第2衝立部に複数組の第2係合凹部を設け
た場合には、第1係合凹部と係合させるべき第2係合凹
部を選択することによって、設置面に対する収納部の起
立角度を変えることができ、使用者は自分の見易い角度
を選択して使用することができ、使い勝手がよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図14の図面に基づいて説明する。尚、以下の実施
の形態における卓上表示装置は、表示対象物としてのカ
レンダーを収納して表示するカレンダースタンドとして
の態様である。
【0015】〔第1の実施の形態〕初めに、本発明の卓
上表示装置としてのカレンダースタンドの第1の実施の
形態を図1から図9の図面を参照して説明する。
【0016】図1はカレンダースタンド1の全体正面
図、図2は同平面図、図3は同右側面図、図4は要部拡
大平面図、図5は図1のA−A断面図、図6は図1のB
−B断面図である。
【0017】カレンダースタンド1は、ポリプロピレン
等の樹脂で形成されており、複数枚のカレンダーを収納
する収納部10と、この収納部10を所定の角度姿勢に
自立せしめるための第1衝立部20及び第2衝立部40
とが一体成形されて構成されている。
【0018】収納部10は、背板部11、側板部12、
側部飾り縁13、上部飾り縁14、下部飾り縁15、挿
入口16、窓孔17、とを備えている。背板部11は収
納部10の背面部を構成しており、この背板部11の両
側縁から側板部12が前方に突出し、両側板部12の先
端からそれぞれ側部飾り縁13が左右外方へ張り出し且
つ背板部11よりも上下に突出して設けられ、両側部飾
り縁13の上端が上部飾り縁14によって連結され、両
側部飾り縁13の下端が下部飾り縁15によって連結さ
れている。側部飾り縁13及び下部飾り縁15は水平内
方に突出する係止縁部18,19を備えている。
【0019】図2に示すように、上から見て背板部11
と左右の側板部12と上部飾り縁14によって囲まれた
部分が挿入口16になっており、図1に示すように、正
面から見て左右の係止縁部18と下部の係止縁部19と
上部飾り縁14によって囲まれた部分が窓孔17になっ
ている。そして、挿入口16から複数枚の紙製の月別カ
レンダー(図示せず)が挿脱可能であり、挿入された月
別カレンダーは背板部11に寄り掛かるように立てかけ
られ、係止縁部18,19及び上部飾り縁14に係止し
て脱落が阻止されて、窓孔17から月別カレンダーの表
示部分を見ることができるようになっている。
【0020】この収納部10における背板部11の中央
に、一本の溝孔30によって区画された第1衝立部20
と第2衝立部40が背板部11と一体に形成されてい
る。図4は第1衝立部20及び第2衝立部40の拡大平
面図である。第1衝立部20は略逆U字状をなし、左右
一対のアーム21,22と、これらアーム21,22の
上端を連結する連結部23を有している。連結部23は
背板部11の上部に形成された水平方向に延びる第1薄
肉ヒンジ部(第1ヒンジ部)24によって後方へ傾動可
能にされており、連結部23を傾動することにより両ア
ーム21,22を同時に傾動せしめることができるよう
になっている。
【0021】各アーム21,22の下端部には、互いに
接近する方向に突出する突出部25,26が形成されて
おり、各突出部25,26において互いに対向する部位
の中央には第1係合凹部27a,27bが形成されてい
る。
【0022】各突出部25,26において第1係合凹部
27a,27bの上側に位置する部分の上縁25a,2
6a、及び、第1係合凹部27a,27bの下側に位置
する部分の下縁25b,26bは、第1係合凹部27
a,27bに接近するにしたがって、第2衝立部40に
接近するようにほぼ直線的に傾斜している。
【0023】一方、第2衝立部40は左右先端部分を丸
められた舌片状をなし、第1衝立部20の両アーム2
1,22の間に設けられている。第2衝立部40は、背
板部11の下部に形成された水平方向に延びる第2薄肉
ヒンジ部(第2ヒンジ部)41によって後方へ傾動可能
にされている。
【0024】第2衝立部40の両側部には、第1衝立部
20の第1係合凹部27a,27bに係合可能な2組の
第2係合凹部42a,42b、43a,43bが設けら
れている。図7は第2衝立部40の縦断面図であり、こ
の図に示すように第2係合凹部42a,42b、43
a,43bの裏面側はテーパ面になっている。
【0025】第2係合凹部42a,42bの離間寸法、
及び、第2係合凹部43a,43bの離間寸法は、第1
衝立部20における第1係合凹部27a,27bの離間
寸法とほぼ同寸法に設定されている。
【0026】又、第2衝立部40の両側部において、第
2係合凹部42aと第2係合凹部43aとを結ぶ側縁4
4a、及び、第2係合凹部42bと第2係合凹部43b
とを結ぶ側縁44bは、第2係合凹部43aあるいは4
3bに接近するにしたがって(換言すれば、第2薄肉ヒ
ンジ部41に接近するにしたがって)、対向する第1衝
立部20のアーム21,22に接近するように凸曲線状
に傾斜している。
【0027】次に、前記構成からなるカレンダースタン
ド1の組立て方法を説明する。このカレンダースタンド
1には二つの組み立て方法が考えられる。
【0028】第1の組み立て方法は、第1衝立部20を
第2衝立部40の先端(後端)から差し込んでいく方法
である。この方法の場合には、まず、第1衝立部20を
第1薄肉ヒンジ部24を支点にして後方に大きく傾転す
るとともに、第2衝立部40を第2薄肉ヒンジ部41を
支点にして後方に傾転し、第1衝立部20の両突出部2
5,26を第2衝立部40の先端よりも後方に位置せし
める。
【0029】そして、第1係合凹部27a,27bに第
2衝立部40の先端を挿入する。すると、第1衝立部2
0の両アーム21,22は第2衝立部40における先端
両側の円弧部にガイドされて弾性的に若干拡開し、第1
係合凹部27a,27bが衝立部40の側縁に圧接す
る。
【0030】この後、第1係合凹部27a,27bを第
2衝立部40の側縁に沿って前方へ摺動させるようにし
て、第1衝立部20を第2衝立部40の基部側へ傾動す
る。第1係合凹部27a,27bが第2衝立部40の先
端側の第2係合凹部42a,42bに到達すると、拡開
していた第1衝立部20の両アーム21,22が閉じ、
第1係合凹部27a,27bは第2係合凹部42a,4
2bと係合することとなる。
【0031】図8は、第1係合凹部27a,27bを先
端側の第2係合凹部42a,42bに係合させて、カレ
ンダースタンド1を自立させた状態を示している。この
時、この実施の形態では、水平面に対する収納部10の
起立角度が 58.57度となる。
【0032】カレンダースタンド1の設置場所や、使用
者の視点の位置や、周囲の照明との関係等によっては、
前記起立角度では見にくいため、収納部10をもう少し
起こして用いたい場合がある。
【0033】その場合には、第1衝立部20を第2衝立
部40の基部側へ更に傾動し、第1係合凹部27a,2
7bを第2衝立部40の両側縁44a,44bに沿って
前方へ摺動させる。すると、この両側縁44a,44b
は第1係合凹部27a,27bをガイドして両アーム2
1,22を弾性的に拡開せしめ、第1係合凹部27a,
27bが第2衝立部40の基部側の第2係合凹部43
a,43bに到達すると、拡開した両アーム21,22
が閉じ、第1係合凹部27a,27bは第2係合凹部4
3a,43bと係合することとなる。
【0034】図9は、第1係合凹部27a,27bを基
部側の第2係合凹部43a,43bに係合させて、カレ
ンダースタンド1を自立させた状態を示している。この
時、この実施の形態では、水平面に対する収納部10の
起立角度が68.25度となる。以上が第1の組み立て
方法である。
【0035】第2の組み立て方法は、第2衝立部40を
第1衝立部20の上から押入する方法である。この方法
の場合には、まず、第1衝立部20を第1薄肉ヒンジ部
24を支点にして後方に傾転し、第2衝立部40を第2
薄肉ヒンジ部41を支点にして後方に傾転して、第2衝
立部40の第2係合凹部42a,42b、あるいは、第
2係合凹部43a,43bを、第1衝立部20の両突出
部25,26の上方へ位置せしめる。第2衝立部40の
基部側と先端側のいずれの第2係合凹部を突出部25,
26の上方に位置せしめるかは、使用者が適宜選択す
る。
【0036】例えば、収納部10を起こして(水平面に
対する起立角度を68.25度にして)自立させるため
に、第1係合凹部27a,27bを第2係合凹部43
a,43bに係合させたい場合には、第2係合凹部43
a,43bを両突出部25,26の上縁25a,26a
の上に当接させ、第2衝立部40を下方に傾動する。
【0037】すると、第1衝立部20の両アーム21,
22は、両上縁25a,26aが第2係合凹部43a,
43bを摺動することにより、拡開しながら下降する。
そして、第2係合凹部43a,43bが各上縁25a,
26aを乗り越えて第1係合凹部27a,27bに到達
すると、拡開した両アーム21,22が閉じ、第1係合
凹部27a,27bは第2係合凹部43a,43bと係
合して、カレンダースタンド1は図9に示す形態にな
る。
【0038】第1係合凹部27a,27bを第2係合凹
部42a,42bに係合する場合も同様な手順で組み立
てることができる。このように、第2の組み立て方法の
場合には、起立角度が小なる形態を経由せずして起立角
度が大なる形態に組み立てることができる。
【0039】尚、初めに第2の組み立て方法により第1
係合凹部27a,27bを第2係合凹部42a,42b
に係合し、この後、第1の組み立て方法の手順により、
第1係合凹部27a,27bを第2係合凹部43a,4
3bに係合せしめることも可能である。
【0040】図1において二点鎖線で示すように背板部
11の上部に掛止孔11aを形成しておくと、壁等から
突出するフック(図示せず)を掛止孔11aに通すこと
によってカレンダースタンド1を壁に掛けて用いること
もできる。尚、この場合には、第1衝立部20と第2衝
立部40を背板部11から傾転させずに用いる。このよ
うに掛止孔11aを形成しておくと、設置方法選択の自
由度を更に増やすことができる。掛止孔11aは複数個
設けるのが好ましいが、特に個数に限定はない。
【0041】〔第2の実施の形態〕次に、本発明の卓上
表示装置としてのカレンダースタンド1の第2の実施の
形態を図10から図14の図面を参照して説明する。
尚、以下の説明では、この第2の実施の形態が第1の実
施の形態と相違する点についてだけ説明し、第1の実施
の形態と同一態様部分には同一符号を付して説明を省略
するものとする。
【0042】図10はカレンダースタンド1の全体正面
図、図11は要部拡大平面図であり、図12から図14
はそれぞれ組立後の自立形態を示す図である。この第2
の実施の形態のカレンダースタンド1が前記第1の実施
の形態のものと大きく相違する点は、第2衝立部40に
設けた第2係合凹部の数と形状にある。即ち、第2の実
施の形態の第2衝立部40の両側部には、第1衝立部2
0の第1係合凹部27a,27bに係合可能な3組の第
2係合凹部45a,45b、46a,46b、47a,
47bが設けられている。各第2係合凹部45,46,
47はシャープな矩形に形成されている。したがって、
第1の実施の形態のようには隣り合う第2係合凹部を結
ぶ側縁が傾斜しておらず、側縁はガイド機能を有してい
ない。
【0043】第2の実施の形態のカレンダースタンド1
の組み立てには、前記第1の実施の形態における第2の
組み立て方法だけが適用される。第2の実施の形態のカ
レンダースタンド1においては、収納部10の水平面に
対する起立角度を3つのうちから一つを選択することが
できる。即ち、第1衝立部20の第1係合凹部27a,
27bを第2衝立部40の第2係合凹部45a,45b
に係合させると、図12に示すように起立角度を約5
6.5度にすることができ、第1係合凹部27a,27
bを第2係合凹部46a,46bに係合させると、図1
3に示すように起立角度を約62.5度にすることがで
き、第1係合凹部27a,27bを第2係合凹部47
a,47bに係合させると、図14に示すように起立角
度を約70度にすることができる。
【0044】したがって、この第2の実施の形態の場合
には起立角度の選択の自由度が大きい。尚、前記各実施
の形態においては卓上表示装置をカレンダースタンドの
態様で説明したが、表示対象物としての写真や絵画等を
収納する卓上表示装置であってもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、収
納部と第1衝立部と第2衝立部とが一体に形成されてい
て、第1衝立部と第2衝立部はそれぞれ第1ヒンジ部あ
るいは第2ヒンジ部によって背板部に対して後方へ傾動
可能になっており、第1衝立部と第2衝立部には互いに
係合可能な第1係合凹部と第2係合凹部が設けられてい
るので、第1衝立部と第2衝立部を収納部から切り離さ
ずに組み立てることができ、且つ、卓上表示装置を簡単
に組み立てることができるという優れた効果が奏され
る。
【0046】又、第2衝立部に複数組の第2係合凹部を
設けた場合には、第1係合凹部と係合させるべき第2係
合凹部を適宜に選択することにより、設置面に対する収
納部の起立角度を変えることができ、表示対象物を使用
者の見易い角度に設定することができ、使い勝手が極め
てよいという優れた効果が奏される。
【0047】又、第1衝立部におけるアームの突出部の
上縁を、第1係合凹部に接近するにしたがって第2衝立
部に接近するように傾斜して形成した場合には、この上
縁が組み立て時に第1衝立部の両アームを拡開せしめる
ガイドとなるので、組み立て易くなるという効果があ
る。
【0048】又、第2係合凹部を複数組設けた場合であ
って、隣り合う第2係合凹部を結ぶ第2衝立部の側縁
を、第2ヒンジ部に接近するにしたがって対向する第1
衝立部のアームに漸次接近するように傾斜して形成した
場合には、この側縁が組み立て時に第1衝立部の両アー
ムを拡開せしめるガイドとなるので、組み立て易くなる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における卓上表示
装置としてのカレンダースタンドの全体正面図である。
【図2】 前記第1の実施の形態のカレンダースタンド
の平面図である。
【図3】 前記第1の実施の形態のカレンダースタンド
の右側面図である。
【図4】 前記第1の実施の形態のカレンダースタンド
の要部拡大平面図である。
【図5】 図1のA−A断面図
【図6】 図1のB−B断面図である。
【図7】 前記第1の実施の形態のカレンダースタンド
の第2衝立部の拡大縦断面図である。
【図8】 前記第1の実施の形態のカレンダースタンド
の自立形態を示す右側面図である。
【図9】 前記第1の実施の形態のカレンダースタンド
の自立形態を示す右側面図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態における卓上表
示装置としてのカレンダースタンドの全体正面図であ
る。
【図11】 前記第2の実施の形態のカレンダースタン
ドの要部拡大平面図である。
【図12】 前記第2の実施の形態のカレンダースタン
ドの自立形態を示す右側面図である。
【図13】 前記第2の実施の形態のカレンダースタン
ドの自立形態を示す右側面図である。
【図14】 前記第2の実施の形態のカレンダースタン
ドの自立形態を示す右側面図である。
【符号の説明】
1 カレンダースタンド(卓上表示装置) 10 収納部 11 背板部 20 第1衝立部 21,22 アーム 23 連結部 24 第1薄肉ヒンジ部(第1ヒンジ部) 25,26 突出部 25a,26a 上縁 27a,27b 第1係合凹部 30 溝孔 40 第2衝立部 41 第2薄肉ヒンジ部(第2ヒンジ部) 42a,42b 第2係合凹部 43a,43b 第2係合凹部 44a,44b 側縁 45a,45b 第2係合凹部 46a,46b 第2係合凹部 47a,47b 第2係合凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 1/14 B42D 5/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示対象物を収納する収納部を有し、こ
    の収納部の背板部に衝立が一体に形成された樹脂製の卓
    上表示装置において、 前記衝立は第1衝立部と第2衝立部からなり、 第1衝立部は、左右一対のアームとこれらアームの基部
    を連結する連結部により略逆U字状をなし、連結部は前
    記背板部の上方に配された第1ヒンジ部により後方に傾
    動可能にされていて、前記両アームの下端部には互いに
    接近する方向に突出する突出部が形成され、これら突出
    部の互いに対向する部位にそれぞれ第1係合凹部が形成
    されており、 第2衝立部は舌片状をなし、前記第1衝立部の両アーム
    間に配されていて、前記背板部の下方に配された第2ヒ
    ンジ部により後方に傾動可能にされており、両側部には
    前記第1衝立部の第1係合凹部に係合可能な第2係合凹
    部が形成されていることを特徴とする卓上表示装置。
  2. 【請求項2】 前記第1衝立部と前記第2衝立部が、前
    記背板部に形成した一本の溝孔によって離隔されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の卓上表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1衝立部におけるアームの突出部
    の上縁が、前記第1係合凹部に接近するにしたがって前
    記第2衝立部に接近するように傾斜して形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の卓上表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第2衝立部に前記第2係合凹部が複
    数組形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    卓上表示装置。
  5. 【請求項5】 隣り合う前記第2係合凹部を結ぶ前記第
    2衝立部の側縁が、前記第2ヒンジ部に接近するにした
    がって対向する前記第1衝立部のアームに漸次接近する
    ように傾斜して形成されていることを特徴とする請求項
    4に記載の卓上表示装置。
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