JP3354897B2 - 地覆部支持構造 - Google Patents
地覆部支持構造Info
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- JP3354897B2 JP3354897B2 JP09371399A JP9371399A JP3354897B2 JP 3354897 B2 JP3354897 B2 JP 3354897B2 JP 09371399 A JP09371399 A JP 09371399A JP 9371399 A JP9371399 A JP 9371399A JP 3354897 B2 JP3354897 B2 JP 3354897B2
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- Japan
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- support structure
- ground covering
- support
- bridge girder
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、橋桁の側縁部に配
置される地覆部の支持構造に関する。
置される地覆部の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、橋梁の形態の一つとして、図
3に示すように、橋桁90の側縁部分に地覆部91を取
り付け、この地覆部91上に高欄(図示せず)を立設し
たものがある。地覆部91は、橋桁90の両側縁部分の
下面にボルト93によって取り付けられた主ブラケット
94と、この主ブラケット94にボルト・ナット95で
接合された副ブラケット96とからなる支持体によって
支持されている。
3に示すように、橋桁90の側縁部分に地覆部91を取
り付け、この地覆部91上に高欄(図示せず)を立設し
たものがある。地覆部91は、橋桁90の両側縁部分の
下面にボルト93によって取り付けられた主ブラケット
94と、この主ブラケット94にボルト・ナット95で
接合された副ブラケット96とからなる支持体によって
支持されている。
【0003】地覆部91を垂直に立設するためには、主
ブラケット94と副ブラケット96からなる支持体を正
しい姿勢に取り付ける必要があるが、その調整は、主ブ
ラケット94を橋桁90の下面に係止しているボルト9
3の螺合状態を変えることによって行っている。
ブラケット94と副ブラケット96からなる支持体を正
しい姿勢に取り付ける必要があるが、その調整は、主ブ
ラケット94を橋桁90の下面に係止しているボルト9
3の螺合状態を変えることによって行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の地覆部支持構造
において、ボルト93は橋桁90の下面部分に螺合され
ている関係上、ボルト93を回動させるのが困難である
ため、主ブラケット94の姿勢を調整するのに、多くの
手間と時間を要している。
において、ボルト93は橋桁90の下面部分に螺合され
ている関係上、ボルト93を回動させるのが困難である
ため、主ブラケット94の姿勢を調整するのに、多くの
手間と時間を要している。
【0005】また、ボルト93を回動させたときの主ブ
ラケット94の変動量が比較的大きいので、微妙な調整
を行うのが難しく、短時間で正確な姿勢にするには熟練
を要する。
ラケット94の変動量が比較的大きいので、微妙な調整
を行うのが難しく、短時間で正確な姿勢にするには熟練
を要する。
【0006】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、地覆部支持体の姿勢調整を容易かつ正確に行うこと
のできる地覆部支持構造を提供することにある。
は、地覆部支持体の姿勢調整を容易かつ正確に行うこと
のできる地覆部支持構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、橋桁の側縁部
分に設けられる地覆部の支持構造であって、橋桁の側縁
部から垂下させて傾動可能に取り付けられた地覆部支持
部材と、橋桁の一部と地覆部支持部材とを連接する連接
部材と、連接部材の長さを変更する長さ調整手段とを備
えたことを特徴とする。
分に設けられる地覆部の支持構造であって、橋桁の側縁
部から垂下させて傾動可能に取り付けられた地覆部支持
部材と、橋桁の一部と地覆部支持部材とを連接する連接
部材と、連接部材の長さを変更する長さ調整手段とを備
えたことを特徴とする。
【0008】このような構成とすることにより、長さ調
整手段で連接部材の長さを変化させるだけで地覆部支持
部材の取り付け角度を変化させることができるようにな
るので、地覆部の姿勢調整を容易かつ正確に行うことが
可能となる。
整手段で連接部材の長さを変化させるだけで地覆部支持
部材の取り付け角度を変化させることができるようにな
るので、地覆部の姿勢調整を容易かつ正確に行うことが
可能となる。
【0009】前記連接部材の長さ調整手段としてターン
バックルを用いることにより、その回転操作だけで連接
部材の長さを細かく変化させることが可能となるので、
地覆部の姿勢調整をさらに正確に行うことができるよう
になる。
バックルを用いることにより、その回転操作だけで連接
部材の長さを細かく変化させることが可能となるので、
地覆部の姿勢調整をさらに正確に行うことができるよう
になる。
【0010】さらに、地覆部支持部材を支持軸を介して
橋桁に取り付けることにより、地覆部支持部材は支持軸
によって拘束され、これを中心にした傾動のみが可能と
なるため、余分な動きが阻止され、より正確な姿勢調整
を行うことができるようになり、支持強度も高まる。
橋桁に取り付けることにより、地覆部支持部材は支持軸
によって拘束され、これを中心にした傾動のみが可能と
なるため、余分な動きが阻止され、より正確な姿勢調整
を行うことができるようになり、支持強度も高まる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は地覆部支持構造の実施の形
態を示す正面図、図2は図1の部分拡大図である。
に基づいて説明する。図1は地覆部支持構造の実施の形
態を示す正面図、図2は図1の部分拡大図である。
【0012】本実施形態においては、橋桁10の側縁部
分の下面にブラケット11がボルト12によって固定さ
れ、ブラケット11に設けられた支持軸13に地覆部支
持部材14が軸支され、ブラケット11と地覆部支持部
材14とは連接部材15によって連接されている。
分の下面にブラケット11がボルト12によって固定さ
れ、ブラケット11に設けられた支持軸13に地覆部支
持部材14が軸支され、ブラケット11と地覆部支持部
材14とは連接部材15によって連接されている。
【0013】地覆部支持部材14はボルトナット17で
取り付けたブラケット16を備えており、このブラケッ
ト16の上面に地覆部18がボルトナット19で固定さ
れる。また、連接部材15の長さ調整手段としてターン
バックル20が設けられている。
取り付けたブラケット16を備えており、このブラケッ
ト16の上面に地覆部18がボルトナット19で固定さ
れる。また、連接部材15の長さ調整手段としてターン
バックル20が設けられている。
【0014】ターンバックル20を回転させると連接部
材15の長さが変化し、これによって地覆部支持部材1
4の角度が変化するので、ブラケット16の姿勢を変化
させることができる。
材15の長さが変化し、これによって地覆部支持部材1
4の角度が変化するので、ブラケット16の姿勢を変化
させることができる。
【0015】すなわち、ターンバックル20の回転操作
だけでブラケット16の姿勢を細かく変化させることが
可能であるため、ブラケット16上に形成される地覆部
18の姿勢調整作業を容易かつ正確に行うことができ
る。
だけでブラケット16の姿勢を細かく変化させることが
可能であるため、ブラケット16上に形成される地覆部
18の姿勢調整作業を容易かつ正確に行うことができ
る。
【0016】連接部材15の長さ調整手段としてターン
バックル20を用いているので、橋桁10の下面側にあ
ってもその操作は容易であり、ターンバックル20を何
れかに回転させるだけで連接部材15の長さを細かく変
化させ、地覆部18の姿勢調整を正確に行うことができ
る。
バックル20を用いているので、橋桁10の下面側にあ
ってもその操作は容易であり、ターンバックル20を何
れかに回転させるだけで連接部材15の長さを細かく変
化させ、地覆部18の姿勢調整を正確に行うことができ
る。
【0017】また、地覆部支持部材14は支持軸13を
介して橋桁10に取り付けられ、支持軸13を中心にし
た傾動のみが可能であるため、余分な動きが阻止され、
より正確な姿勢調整を行うことができ、支持強度も高
い。
介して橋桁10に取り付けられ、支持軸13を中心にし
た傾動のみが可能であるため、余分な動きが阻止され、
より正確な姿勢調整を行うことができ、支持強度も高
い。
【0018】
【発明の効果】本発明により、以下に示す効果を奏す
る。
る。
【0019】(1)橋桁の側縁部から垂下させて傾動可
能に取り付けられた地覆部支持部材と、橋桁の一部と地
覆部支持部材とを連接する連接部材と、連接部材の長さ
を変更する長さ調整手段とを備えたことにより、長さ調
整手段で連接部材の長さを変化させるだけで地覆部支持
部材の取り付け角度を変化させることができるようにな
るので、地覆部の姿勢調整を容易かつ正確に行うこと可
能となる。
能に取り付けられた地覆部支持部材と、橋桁の一部と地
覆部支持部材とを連接する連接部材と、連接部材の長さ
を変更する長さ調整手段とを備えたことにより、長さ調
整手段で連接部材の長さを変化させるだけで地覆部支持
部材の取り付け角度を変化させることができるようにな
るので、地覆部の姿勢調整を容易かつ正確に行うこと可
能となる。
【0020】(2)連接部材の長さ調整手段としてター
ンバックルを用いることにより、その回転操作だけで連
接部材の長さを細かく変化させることが可能となるの
で、地覆部の姿勢調整をさらに正確に行うことができる
ようになる。
ンバックルを用いることにより、その回転操作だけで連
接部材の長さを細かく変化させることが可能となるの
で、地覆部の姿勢調整をさらに正確に行うことができる
ようになる。
【0021】(3)地覆部支持部材を支持軸を介して橋
桁に取り付けることにより、地覆部支持部材は支持軸に
よって拘束されこれを中心にした傾動のみが可能となる
ため、余分な動きが阻止され、より正確な姿勢調整を行
うことができるようになり、支持強度も高まる。
桁に取り付けることにより、地覆部支持部材は支持軸に
よって拘束されこれを中心にした傾動のみが可能となる
ため、余分な動きが阻止され、より正確な姿勢調整を行
うことができるようになり、支持強度も高まる。
【図1】 地覆部支持構造の実施の形態を示す正面図で
ある。
ある。
【図2】 図1の部分拡大図である。
【図3】 従来の地覆部支持構造を示す正面図である。
10 橋桁 11,16 ブラケット 12 ボルト 13 支持軸 14 地覆部支持部材 15 連接部材 17,19 ボルトナット 18 地覆部 20 ターンバックル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01D 19/10 E21D 21/00
Claims (3)
- 【請求項1】 橋桁の側縁部分に設けられる地覆部の支
持構造であって、前記地覆部に固定されるブラケットに
取り付けられるとともに前記橋桁の側縁部から垂下させ
て傾動可能に取り付けられた地覆部支持部材と、前記橋
桁の一部と前記地覆部支持部材とを連接する連接部材
と、前記連接部材の長さを変更する長さ調整手段とを備
えたことを特徴とする地覆部支持構造。 - 【請求項2】 前記長さ調整手段としてターンバックル
を用いた請求項1記載の地覆部支持構造。 - 【請求項3】 前記地覆部支持部材を支持軸を介して前
記橋桁に取り付けた請求項1または2記載の地覆部支持
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09371399A JP3354897B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 地覆部支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09371399A JP3354897B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 地覆部支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000282412A JP2000282412A (ja) | 2000-10-10 |
JP3354897B2 true JP3354897B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=14090074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09371399A Expired - Fee Related JP3354897B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 地覆部支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3354897B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109267502A (zh) * | 2018-11-20 | 2019-01-25 | 庆元县古韵廊桥研究所 | 一种用于木廊桥修复保护的支撑装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101118209B1 (ko) | 2011-05-06 | 2012-03-13 | 주식회사 천봉아이엔에스 | 교량 설치용 보도교의 발판 지지장치 및 그 설치방법 |
CN111691286A (zh) * | 2020-06-05 | 2020-09-22 | 中交第二公路勘察设计研究院有限公司 | 悬索桥铰接式耗能型阻尼扣结构 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP09371399A patent/JP3354897B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109267502A (zh) * | 2018-11-20 | 2019-01-25 | 庆元县古韵廊桥研究所 | 一种用于木廊桥修复保护的支撑装置 |
CN109267502B (zh) * | 2018-11-20 | 2020-06-19 | 浙江鑫直建筑有限公司 | 一种用于木廊桥修复保护的支撑装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000282412A (ja) | 2000-10-10 |
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Date | Code | Title | Description |
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