JP3354839B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3354839B2
JP3354839B2 JP20464097A JP20464097A JP3354839B2 JP 3354839 B2 JP3354839 B2 JP 3354839B2 JP 20464097 A JP20464097 A JP 20464097A JP 20464097 A JP20464097 A JP 20464097A JP 3354839 B2 JP3354839 B2 JP 3354839B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置な
ど画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置においては、電話回線
から到来する画像信号を受けて記録紙に記録し、および
送信原稿の画像を読取って電話回線へ送信するという動
作を行う電子回路を構成する配線基板および電子部品が
搭載されている。そして、ファクシミリ装置では、この
配線基板および電子部品を搭載するために、装置本体に
設けられた基板配置部(開放されたスペース)に配線基
板および電子部品を配置し、この基板配置部にカバーを
取付けて基板配置空間部を覆う構成が採用されている。
【0003】図13は従来のファクシミリ装置における
配線基板および電子部品を配置する構成を示している。
図中1は装置本体、2は装置本体1の一側部に設けられ
た基板配置部である。この基板配置部2は内面板3によ
って装置本体1の内部における他の部分と仕切られてお
り、その外面部、上面部および左右面部が開放されてい
る。4は基板配置部2を覆うカバーで、これは外面部4
a,上面部4bおよび左右面部4cを有しており、これ
各部は基板配置部2の開放された上面部、外面板部およ
び左右面板部を夫々全面的に閉塞するものである。
【0004】装置本体1の基板配置部2には次に述べる
構造により配線基板および電子部品が配置されている。
5は基板配置部2の床面上に水平に配置されたマザーボ
ード、6はこのマザーボード5上に直立して設けられた
主配線基板で、これにはCPUを初めとするファクシミ
リ装置を制御する主要な電子回路が搭載されている。こ
の主配線基板6は一面がカバー4の外面部4aを向き、
他面が内面板3を向くように向きを設定して配置されて
いる。7はファクシミリ装置を制御するソフトウェアを
収めたROMで、これは主配線基板6の一面に取り付け
られている。8はメモリー基板で、これは主配線基板6
の一面に取り付けられている。9はメモリーカードで、
これはオプションの増設メモリーとしてメモリー基板8
に接続できる。このメモリー基板8とカード9は直立し
て配置される。
【0005】10はSPC基板で、これは原稿読取りと
記録を制御する回路が搭載されている。11はNCU基
板で、これは公衆回線接続用の回線制御回路が搭載され
ている。12はオプションのG4ユニット基板で、これ
はG4ファクシミリ機能がオプションする。これら各基
板10〜12は直立して配置されて主配線基板6の他面
に取り付けられている。なお、マザーボード5は各基板
を接続するとともに、基板配置部2に設けた電源ユニッ
ト13と各基板とを接続する。
【0006】これらの各基板6、8および10〜12、
電源13は上側から上下方向に移動して基板配置部2に
取り付けられる。カバー4はこのように各基板6、8お
よび10〜12を取り付けた後に、これら各基板6、8
および10〜12、電源ユニット13を覆って基板配置
部2に配置され、装置本体1および内面板3にねじ止め
により取り付けられている。メモリカード9はカバー4
の上面部4bに形成された孔4dを介して挿脱される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の配線基板および
電子部品の配置構造では、メモリーカード9はカバー4
を装置本体1に取り付けたまま孔4dにより挿脱するこ
とができる。しかし、その他の各基板6、8、10〜1
2は、カバー4を装置本体1から取り外して基板配置部
2を開放した状態にして基板配置部2に対して取り付
け、取り外しする構造である。このため、各基板6、
8、10〜12は、カバー4を基板配置部2から取り外
して基板配置部2に対して取り付け、取り外しを行い、
その後再びカバー4を装置本体1に取り付ける必要があ
るために取り付け、取り外し作業が大変面倒である。
【0008】特に主配線基板6に取り付けたROM7を
取り付け、取り外しするためには、主配線基板6を基板
配置部2から取り外して、主配線基板6に対してROM
7を取り付け、取り外しし、その後主配線基板6を基板
配置部2に取り付けるために一層取り付け、取り外し作
業が面倒である。
【0009】さらに、基板6、8、10〜12を取り付
け、取り外しするためにカバ−4を装置本体1から取り
外すと、基板配置部2が開放されてそれ以外の関係がな
いROM7や電源ユニット13が露出する。このため、
基板の取り付け、取り外し作業を行う作業者が誤って必
要がない基板6、8、10〜12、メモリーカード9、
ROM7を操作してファクシミリ装置が故障する恐れが
ある。
【0010】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、装置本体に対する配線基板や電子部品の取り付け、
取り外しおよび操作を容易且つ安全に行うことができる
画像形成装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の画像形
成装置は、基板配置部を有する装置本体およびこの装置
本体に開閉可能に設けられた開閉体と、前記装置本体の
前記基板配置部に設けられて内部に基板配置空間部を形
成し且つ前記装置本体の外部に面する外面部に外部点検
窓を有するとともに前記装置本体の内部に面する内面部
に閉じた位置にある前記開閉体に隠される内部点検窓を
有するカバーと、両方の面に夫々コネクタが設けられ且
つ前記カバーの内部において一方の面が前記カバーの外
部点検窓に面し他方の面が前記内部点検窓に面する向き
に配置されて前記装置本体の基板配置部に設けられた主
配線基板と、この主配線基板の一方の面のコネクタに着
脱可能に装着され前記外部点検窓を通して出入れ可能な
第1の電子部品と、前記主配線基板の他方の面のコネク
タに着脱可能に装着された前記内部点検窓を通して出入
れ可能な第2の電子部品とを具備してなることを特徴と
する。
【0012】この発明の構成によれば、カバーを装置本
体の基板配置部から取り外すことなく、カバーの点検窓
を介して基板配置部に対する配線基板および電子部品の
取り付け、取り外しを行うことができる。一般の使用者
が取り扱える配線基板および電子部品を主配線基板の一
方の面に取り付けると、その取り付け、取り外しをカバ
ーの外部点検窓を介して容易に行える。一般の使用者が
取り扱う必要がない配線基板および電子部品を主配線基
板の他方の面に取り付けると、カバーの外部点検窓を開
閉体により常時隠すことにより、一般の使用者が不用意
に配線基板および電子部品を操作することを阻止でき
る。
【0013】請求項2の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置において、前記外部点検窓は前記内部点検窓に
比較して大きいことを特徴とする。
【0014】この発明の構成によれば、カバーの外部点
検窓を介して行う一般の使用者が取り扱える配線基板お
よび電子部品を取扱う作業を一層容易に行える。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
1ないし図12を参照して説明する。この実施の形態は
本発明をファクシミリ装置に適用したものである。図1
ないし図4はファクシミリ装置を概略的に示すもので、
図1は上部パネルを閉じた状態を示すファクシミリ装置
の外観図、図2は上部パネルを開いた状態を示すファク
シミリ装置の外観図、図3はカバーを切欠して基板配置
部を示す図、図4は図2のZ−Z線に沿う断面図であ
る。図5ないし図12はファクシミリ装置を具体的に示
すもので、図5は上部パネルを開いた状態を示すファク
シミリ装置の外観図、図6は基板配置部における主配線
基板を示す図、図7および図8はオプション基板の取り
付け、取り外しを説明する図、図9および図10はRO
Mの取り付け、取り外しを示す図、図11および図12
はオプション基板の取り付け、取り外しを説明する図で
ある。
【0016】図中21は上面部が開放されたファクシミ
リ装置の装置本体で、この装置本体21の上側には開閉
体の一例である上部パネル22が開閉可能に設けられて
いる。すなわち、上部パネル22は一端部が装置本体2
1に枢支されて振り上げ回動可能に設けられており、下
向きに回動して水平な状態で装置本体21の上面開放部
を閉じ、振り上げ回動した状態で装置本体21の上面開
放部を開放するようになっている。上部パネル22は通
常閉じた位置にある。また、図2および図5に示すよう
に装置本体21の内部には電話回線から到来した画像信
号を記録紙に記録する記録装置23が搭載されている。
上部パネル22には送信原稿の画像を読取る画像読取り
装置24が搭載されている。
【0017】装置本体21および上部パネル22の側
方、すなわち上部パネル22の振り上げ回動する垂直面
と平行な装置本体21および上部パネル22の側方には
基板配置部31が設けられている。この基板配置部31
は装置本体21の底部を構成する底板24を上部パネル
22の振り上げ回動する垂直面と平行な長方形をなすよ
うに延長して形成されており、装置本体21とは反対側
の外面、装置本体21に面する内面、左右両面および上
面が開放されている。
【0018】この基板配置部31にはカバー32が設け
られている。このカバー32は平面が基板配置部31の
(床面)と同じ大きさの長方形をなすとともに、上部パ
ネル22が閉じて水平な状態にある上部パネル22の上
面と同じ高さを有する直方体をなすものである。すなわ
ち、カバー32は、基板配置部31において装置本体2
1に対して反対側の外側辺に位置する外面部32a、装
置本体21に面する内側辺に位置する内面部32b、左
側辺に位置する左面部32c、右側辺に位置する右面部
32dおよび頂きに位置する上面部32eを有してお
り、基板配置部31の開放された外面、内面、左右両面
および上面を覆って内部で基板配置空間Aを形成してい
る。そして、内面部32bは装置本体21の周側面およ
び閉じて水平な状態にある上部パネル22の周側面に面
して、これに覆われて隠されるようになっている。すな
わち、上部パネル22を振り上げ回動して上方に位置す
ることによりカバー32の内面部32bが隠されること
なく露出する。カバー32は合成樹脂や金属からなるも
ので、特に成形性などの点で合成樹脂が好ましい。な
お、カバー32を装置本体21や基板配置部31に取付
けるためには、弾性を利用して基板配置部31に係合す
る爪をカバー32に形成する、あるいはねじを用いるな
どの手段などがある。
【0019】また、カバー32の外面部32aには外部
点検窓33が形成されている。この外部点検窓33は例
えば四角形をなすもので、後述するようにNCU基板4
5、48に取り付けるオプションのスーパG3基板5
1、53を出し入れできる大きさをなしている。なお、
外部点検窓33はカバー32の外方からスーパG3基板
51、53の取り付け、取り外しを容易に行えるように
後述する内部点検窓35に比較して大きなものとする。
外部点検窓33には合成樹脂からなる窓カバー34が着
脱可能に取り付けられている。この窓カバー34は外部
点検窓33とほぼ同じ大きさと形状をなすもので、例え
ば合成樹脂により形成されている。窓カバー34を外部
点検窓33に取付けるためには、例えば図4に示すよう
に一部に外部点検窓33の縁に係合する弾性を有する係
合爪34a形成する。または図7に示すようにねじ64
を用いる。すなわち、この窓カバー34は外部点検窓3
3の縁に嵌めて取り付けることによりこの窓を閉塞し、
外部点検窓33から取り外すことによりの窓を開放する
ようになっている。
【0020】カバー32における内面部32bには内部
点検窓35が形成されている。この内部点検窓35は後
述するように主配線基板43に取り付けたオプションの
メモリー基板56、57とROM59とディプスイッチ
60を出し入れする大きさを有する四角形をなすもので
ある。内部点検窓34には合成樹脂からなる窓カバー3
6と合成樹脂からなる窓カバ−37が着脱可能に取り付
けられている。窓カバー36は窓カバ−37より大きい
四角形をなすもので、一部に孔36aを有している。す
なわち、この窓カバー36は内部点検窓35の縁に嵌め
て孔36aに通したねじ38を窓縁に螺合することによ
り内部点検窓35に取り付けて窓上部を閉塞し、内部点
検窓35から取り外して窓上部を開放する。開放された
内部点検窓35の上部はROM59とディプスイッチ6
0を出し入れする大きさである。なお、窓カバー36に
窓カバー34と同様な弾性を有する爪を形成して内部点
検窓35の縁に係合して窓カバー36を取付けるように
しても良い。
【0021】窓カバー37は窓カバ−36より小さい四
角形をなすもので、一部に窓カバー36の下縁に係合す
る弾性を有する係合爪37aを有している。すなわち、
この窓カバー37は内部点検窓35の縁に嵌めて係合爪
37aを弾性により窓カバー36の下縁に係合すること
により内部点検窓35に取り付けて窓上部を閉塞し、係
合爪37aを弾性により窓縁から外すことにより内部点
検窓35から取り外して窓上部を開放する。開放された
内部点検窓35の下部はメモリー基板56、57を出し
入れする大きさである。
【0022】そして、カバー32の内面部32bは装置
本体21の周側面および閉じて水平な状態にある上部パ
ネル22の周側面に覆われて隠されるため、内部点検窓
35もまた装置本体21の周側面および閉じて水平な状
態にある上部パネル22の周側面に覆われて隠される。
すなわち、上部パネル22を降り上げ回動して上方に位
置することにより内部点検窓35が隠されることなく露
出する。
【0023】装置本体21の基板配置部22には次に述
べる構造により配線基板および電子部品が配置されてい
る。41はマザーボードで、これは基板配置部22の床
面上に水平に配置されている。マザーボード41は各基
板を接続するとともに基板配置部22に設けた電源ユニ
ット61および図示しない各センサとを接続するための
回路が搭載され、上面部には主配線基板用コネクタ42
が設けられている。
【0024】43は主配線基板で、これにはCPUを初
めとするファクシミリ装置を制御する主要な電子回路が
搭載されている。この主配線基板43は、マザーボード
基板41上において一面43aがカバー32の外面部3
2aを向き(すなわち外部点検窓33に面し)、他面が
内面部32bを向く(すなわち内部点検窓35に面す
る)ように向きを設定して直立して配置されており、マ
ザーボード41に設けたコネクタ42に着脱可能に装着
されている。主配線基板43の一面43aには2個のN
CU基板接続用コネクタ44A、44Bが上下方向に並
べて設けてある。なお、図6に示すように基板配置部3
1に直立した一対の支持部材62を設け、主配線基板4
3を支持部材62に上側から挿入することにより容易且
つ安定して支持することができる。また、主配線基板4
3をねじ63により一対の支持部材62に取付けるよう
にしても良い。
【0025】45はNCU基板で、これには公衆回線接
続用の回線制御回路が搭載されている。NCU基板45
は主配線基板43に対して装置本体21とは反対側にお
いてカバー32の外面部32aの外部点検窓33に面し
て垂直(平行)に配置され、主配線基板43に面した面
に設けたコネクタ47が主配線基板43の一面43aに
設けた上方のコネクタ44Aに着脱可能に装着されてい
る。なお、NCU基板45の外部点検窓33に面した面
にはG3基板用コネクタ46が設けてある。48はオプ
ションのNCU基板で、これはNCU基板45と組合せ
て使用することにより2回線の通信を同時に行うことを
可能とする。NCU基板48は主配線基板43に対して
装置本体21とは反対側において外部点検窓33に面し
て垂直(平行)に配置され、主配線基板43に面した面
に設けられたコネクタ50が主配線基板43の一面43
aに設けた下方のコネクタ44Bに装着されている。な
お、NCU基板45の外部点検窓33に面した面にはG
3基板用コネクタ49が設けてある。このようにしてN
CU基板45、48は主配線基板43に取り付けられ
る。
【0026】51、53はオプションのスーパーG3基
板で、これらは使用することによりV.34プロトコル
に準拠した高速通信を行うことができる。これらスーパ
ーG3基板51、53は、NCU基板45、48に対し
て装置本体21とは反対側において外部点検窓33に面
して垂直(平行)にして上下方向に並べて配置され、N
CU基板45、48に面した面に設けられたコネクタ5
2、53がNCU基板46、48に設けた46、49に
着脱可能に装着されている。このようにしてスーパーG
3基板51、53はNCU基板45、48に取付けられ
る。なお、少なくともスーパーG3基板51は図8に示
すようにねじ65によりNCU基板45に取付けてよう
にしても良い。
【0027】主配線基板43における他面43bには内
部点検窓35に取付けた窓カバー37に面して2組の水
平なメモリ基板用コネクタ55A,55Bが窓幅方向に
並べて設けてある(図10、図12参照)。56、57
はオプションの2個のメモリー基板で、これは主配線基
板43に対して装置本体21側においてカバー32の内
面部32bの内部部点検窓33に設けた下部窓カバー3
7に面して水平に配置されて主配線基板43に設けたコ
ネクタ55A,55Bに装着されている。これによりメ
モリー基板56、57は主配線基板43に取付けられて
いる。
【0028】主配線基板43の他面43bには、カバー
32の内面部32bの内部部点検窓33における上部窓
カバー36に面してROM用コネクタ58が設けられて
いる。59はROMで、これはファクシミリ装置を制御
するためのソフトウェアを収めたものである。このRO
M59は主配線基板43に対して装置本体21側におい
て内部部点検窓33における上部窓カバー36に面して
配置されて主配線基板43の他面43bに設けたコネク
タ58に装着されている。これによりROM59は主配
線基板43に取付けられている。
【0029】60はディップスイッチで、これはファク
シミリ装置の各種の設定やテストモードを実行するため
のものである。ディップスイッチ60は主配線基板43
に対して装置本体21側において内部部点検窓33にお
ける上部窓カバー36に面して配置されて主配線基板4
3の他面43bに取付けられている。
【0030】このような基板配置構成をなす基板配置部
31で基板を組み立てる場合には、主配線基板43をマ
ザーボード41に取付け、主配線基板43の一面43a
にNCU基板45、48を取付け、さらにNCU基板4
5、48にスーパーG3基板51、53を取付ける。ま
た、主配線基板43の他面43bにメモリー基板56、
57とROM59とディップスイッチ60を取付ける。
その後、カバー32を基板配置部31に取付ける。
【0031】スーパーG3基板51、53はオプション
で、一般の使用者がファクシミリ装置を使用する上で必
要に応じて取付け、取り外しすることができる。この取
付け、取り外し作業について説明する。まず、図7に示
すようにカバー32の外部点検窓33から窓カバー34
を取り外して窓33を開放する。図8に示すようにカバ
ー32の外方から開放された外部点検窓33を通してカ
バー32の内方に手を挿入してスーパーG3基板51、
53をNCU基板46、48から取り外し、取り外した
NCU基板46、48を外部点検窓33を通してカバー
32の外方へ取り出す。また、NCU基板46、48を
カバー32の外方から外部点検窓33を通してカバー3
2の内方に入れNCU基板46、48に取付ける。最後
に窓カバー34を外部点検窓33に取付ける。
【0032】このように本発明ではカバー32において
使用者が作業を行い易い外面部32aに点検窓33を設
け、且つスーパーG3基板51、53を点検窓33に面
して設けることにより、一般の使用者が取り扱えるオプ
ションであるスーパーG3基板51、53を基板配置部
31からカバー32を外すことなく容易に取付け、取り
外し作業を行うことができる。
【0033】特にカバー32の外部点検窓35は内部点
検窓38に比較して大きいために、外部点検窓35を介
して行う一般の使用者が取り扱えるスーパーG3基板5
1、53の取付け、取り外しを一層容易に行うことがで
きる。。
【0034】次にROM59とディップスイッチ60を
操作する作業について説明する。ROM59はコネクタ
58に対して正しく接続しないとファクシミリ装置が動
作せず、また接続の向きを誤るとROM59自体や基板
を破壊する恐れがある。ディップスイッチ60は誤った
設定をするとファクシミリ装置が動作しない。従って、
これらROM59とディップスイッチ60の取り扱い
は、専門の知識を持ったサービスマンが行わなくてわな
らない。そこで、本発明ではROM59とディップスイ
ッチ60を対象とする点検窓38を通常カバー32の外
方から見えない内面部32bに設け、通常ファクシミリ
装置を使用する上で閉じた状態にある上部パネル22で
点検窓38を隠すことにより、一般の使用者が誤ってみ
だりにROM59とディップスイッチ60を操作できな
いようにしている。従って、一般の使用者の不用意な配
線基板および電子部品の操作に伴い故障が発生すること
を防止できる。
【0035】ROM59とディップスイッチ60を操作
する場合には図2と図5に示すように上部パネル22を
振り上げ回動して装置本体21の上面部を開放してカバ
ー32の内面部32bおよび内部点検窓35を露出させ
る。次いで、図9に示すように上部の窓カバー36を内
部点検窓35を取り外す。そうすると内部点検窓35を
介してカバー外方からROM59とディップスイッチ6
0を見ることができる。そして、図10に示すようにカ
バー32の外方から内部点検窓35の上部を通してRO
M59とディップスイッチ60を操作する。このため、
サービスマンは板配置部31からカバー32を外すこと
なく操作できて大変便利である。また、必要に応じてR
OM59を取り付け、取り外す。
【0036】また、メモリ基板56、57を取付け、取
り外す場合には、上部パネル22を振り上げ回動して装
置本体21の上面部を開放してカバー32の内面部32
bおよび内部点検窓35を露出させる。そして、図11
に示すように下部の窓カバー37を内部点検窓35から
取り外す。そうするとカバー32の外方から内部点検窓
38を介してメモリ基板56、57を見ることができ
る。これにより図12に示すように前述したスーパーG
3基板51、53の作業と同様にカバー32の外方から
内部点検窓38を通して主配線基板43に対してメモリ
基板56、57を取付け、取り外しする作業を行う。こ
の場合、カバー32を基板配置部31から外すことなく
容易に取付け、取り外し作業を行うことができる。
【0037】なお、本発明は前述した実施の形態に限定
されることなく、種々変形して実施することができる。
例えば、カバー32の内面部32bはカバー32と一体
でなく分離して基板配置部31に取付けて設けても良
い。また、本発明の画像形成装置はファクシミリ装置に
限定されず、プリンタなどにも広く適用できる。
【0038】
【発明の効果】本発明の画像形成装置によれば、カバー
を装置本体の基板配置部から取り外すことなく、カバー
の点検窓を介して基板配置部に対する配線基板および電
子部品の取り付け、取り外しを行うことができる。そし
て、一般の使用者が取り扱える配線基板および電子部品
の取り付け、取り外しはカバーの外部点検窓を介して容
易に行え、一般の使用者が取り扱う必要がない配線基板
および電子部品は、カバーの外部点検窓を開閉体により
常時隠すことにより、一般の使用者が不用意に配線基板
および電子部品を操作することを阻止して、一般の使用
者の不用意な配線基板および電子部品の操作に伴う故障
の発生を防止できる。
【0039】特にカバーの外面部に設けた外部点検窓は
内部点検窓に比較して大形であるために、一般の使用者
が取り扱える配線基板および電子部品をカバーの外部点
検窓を介して取り扱う作業を一層容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における上部パネルを閉
じた状態を示すファクシミリ装置の外観図。
【図2】同実施の形態における上部パネルを開いた状態
を示すファクシミリ装置の外観図。
【図3】同実施の形態のファクシミリ装置におけるカバ
ーを切欠して基板配置部を示す図。
【図4】同実施の形態のファクシミリ装置における基板
配置部を示す断面図。
【図5】同実施の形態における上部パネルを開いた状態
を示すファクシミリ装置の外観図。
【図6】同実施の形態のファクシミリ装置における基板
配置部の主配線基板を示す図。
【図7】同実施の形態のファクシミリ装置におけるオプ
ション基板の取り付け、取り外しを説明する図。
【図8】同実施の形態のファクシミリ装置におけるオプ
ション基板の取り付け、取り外しを説明する図。
【図9】同実施の形態のファクシミリ装置におけるRO
Mの取り付け、取り外しを示す図。
【図10】同実施の形態のファクシミリ装置におけるR
OMの取り付け、取り外しを示す図。
【図11】同実施の形態のファクシミリ装置におけるオ
プション基板の取り付け、取り外しを説明する図。
【図12】同実施の形態のファクシミリ装置におけるオ
プション基板の取り付け、取り外しを説明する図。
【図13】従来の実施の形態におけるファクシミリ装置
の基板配置部を示す図。
【符号の説明】
21…装置本体、 22…上部パネル、 31…基板配置部、 32…カバー、 33…外部点検窓、 34…窓カバー、 35…内部点検窓、 36…窓カバー、 37…窓カバー、 41…マザーボード、 43…主配線基板、 45…NCU基板、 48…NCU基板、 51…G3基板、 53…G3基板、 56…メモリ基板、 57…メモリ基板、 58…ROM、 59…スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 B41J 29/13

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板配置部を有する装置本体およびこの
    装置本体に開閉可能に設けられた開閉体と、前記装置本
    体の前記基板配置部に設けられて内部に基板配置空間部
    を形成し且つ前記装置本体の外部に面する外面部に外部
    点検窓を有するとともに前記装置本体の内部に面する内
    面部に閉じた位置にある前記開閉体に隠される内部点検
    窓を有するカバーと、両方の面に夫々コネクタが設けら
    れ且つ前記カバーの内部において一方の面が前記カバー
    の外部点検窓に面し他方の面が前記内部点検窓に面する
    向きに配置されて前記装置本体の基板配置部に設けられ
    た主配線基板と、この主配線基板の一方の面のコネクタ
    に着脱可能に装着され前記外部点検窓を通して出入れ可
    能な第1の電子部品と、前記主配線基板の他方の面のコ
    ネクタに着脱可能に装着された前記内部点検窓を通して
    出入れ可能な第2の電子部品とを具備してなることを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記外部点検窓は前記内部点検窓に比較
    して大きいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
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