JP3354810B2 - 熱間圧延材の接合部の表面切削装置 - Google Patents

熱間圧延材の接合部の表面切削装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間圧延材の接合
部の表面切削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鋼帯の熱間圧延設備において、粗
圧延機群と仕上圧延機群との間で先行粗圧延材の後端部
と後行粗圧延材の先端部とを接合し、その後次工程の仕
上圧延機群で仕上圧延を行う連続熱間圧延設備が開発さ
れている。この連続熱間圧延設備の概要について説明す
ると、図6に示すように、粗圧延機群1と仕上圧延機群
2との間にクロップシャー3と接合装置4と盛上り除去
装置5とが順次配設されて構成される。接合装置4は、
レール6上をライン方向に走行自在とされる台車7に設
けられるハウジング8内に、出側クランプ9とインナフ
レーム10とこのインナフレーム10内に取り付けられる入
側クランプ11と加熱器12とが組み込まれている。また、
盛上り除去装置5は、図7に詳しく示すように、ハウジ
ング13の中に一対の上回転刃物14と下回転刃物15とが配
設され、上回転刃物14は圧下シリンダ16を介してロール
チョック17によって回転自在に支持され、下回転刃物15
は圧上シリンダ18を介してロールチョック19によって回
転自在に支持されている。これらロールチョック17, 19
はそれぞれバランスシリンダ20に支持され、上回転刃物
14、下回転刃物15の高さが調整される。なお、この盛上
り除去装置5の入側および出側にはエプロン21とテーブ
ルローラ22が設けられ、また上回転刃物14、下回転刃物
15の対向部を挟んでテーブルローラ22に隣接して入側エ
プロン23と出側エプロン24が配設されている。
【0003】そして、クロップシャー3によって、粗圧
延機群1で圧延された先行粗圧延材S1 の後端部と粗圧
延機群1で圧延されつつある後行粗圧延材S2 の先端部
のクロップをそれぞれ切断除去した後、接合装置4を台
車7によって先行粗圧延材S 1 、後行粗圧延材S2 の進
行と同一速度で走行させながら、出側クランプ9で先行
粗圧延材S1 の後端部をクランプするとともに、入側ク
ランプ11で後行粗圧延材S2 の先端部でクランプし、加
熱器12によって接合部分を加熱昇温し、インナフレーム
10を出側に移動させることによって先行粗圧延材S1
後端部と後行粗圧延材S2 の先端部とを進行方向に加圧
して接合する。
【0004】引き続き、盛上り除去装置5によって先行
粗圧延材S1 の後端部と後行粗圧延材S2 の先端部との
盛上り部を除去する。具体的には、接合の過程で図8に
示すように、先行粗圧延材S1 と後行粗圧延材S2 との
接合部Jの上下面には、加圧接合の圧縮によって盛上り
部25が発生するのであるが、この盛上り部25にはスケー
ル等の異物26が集まる。この盛上り部25が存在したまま
仕上圧延機群2で仕上圧延材に圧延された場合、図9に
示されるように、異物26が延ばされて長い範囲にわたっ
て仕上圧延材に残存してしまい、接合部Jの強度を著し
く低下させることになる。そのため、盛上り除去装置5
によって盛上り部25を除去する必要があるのである。
【0005】盛上り除去装置5に搬入される先行粗圧延
材S1 と後行粗圧延材S2 は、入側のエプロン21および
テーブルローラ22に案内されて入側エプロン23を介して
高速で回転する一対の上下回転刃物14, 15の間に搬入さ
れ、出側エプロン24を通って出側のテーブルローラ22、
エプロン21に案内されて搬出されるのであるが、その際
上下回転刃物14, 15はロールチョック17, 19を介して圧
下されて、その切削刃14a, 15aが接合部Jに当接す
る。そして、接合部Jの盛上り部25は切削刃14a, 15a
によって切削されて除去される。このように、次々に接
合されて異物26を含む盛上り部25が切削除去された圧延
材は、連続して仕上圧延機群2によって仕上圧延材に圧
延される。
【0006】なお、盛上り除去装置5で接合部Jの盛上
り部25を切削除去する際に、高温の切り粉が切削刃14
a, 15aの回転方向(上流側)に高速で飛散して圧延材
の表面に付着して仕上圧延過程で圧延材表面に疵をつけ
たり、装置に付属するシリンダやスライド面などの摺動
部に噛み込まれて作動不良を引き起こすなどのおそれが
ある。
【0007】そこで、切り粉の付着や噛み込みを防止す
るため、図10に示すような切粉除去装置27が盛上り除去
装置5の上流側に設けられている。切粉除去装置27は図
示のように、圧延材の幅方向に移動自在に回転砥石28が
備えられ、この回転砥石28によって圧延材の表面を研削
して切り粉29を圧延材の側面方向に飛散させる。一方、
圧延材の側部には集塵フード30が設けられ、この集塵フ
ード30には給水管31および水タンク32を介して水が層流
状に供給されて壁面全体に水膜33が形成される。回転砥
石28によって研削された際に圧延材の側面方向の集塵フ
ード30に向かって飛散する高温の切り粉29は水膜33に捕
捉され、冷却されて落下し排出溝34を通って水とともに
図示しないピットに回収される。
【0008】なお、上記の盛上り除去装置5は、先行粗
圧延材の後端部と後行粗圧延材の先端部とを接合しない
で仕上圧延する通常のバッチ圧延(以下、通常圧延とい
う)においては使用しないのであるが、その際オンライ
ンの状態にしておくと、高温な圧延材の通過によって回
転刃物14, 15が熱的影響を受けて刃先がなまったり、刃
物軸が曲がってしまうなどのおそれがある。そこで、図
11に示すように、その上下回転刃物14, 15をロールチョ
ック17, 19と一体でハウジング13から抜き出して、通常
圧延中は待機させておく。すなわち、ハウジング13内に
敷設されたレール35とオペレータサイドの床面36上に敷
設されたレール37上を走行自在とする台車38を用いてハ
ウジング13から出し入れ可能に構成するのである。な
お、図中の符号39は上下回転刃物14, 15のロールチョッ
ク17, 19の軸受を潤滑するオートカップラである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の連続熱間圧延設備には、以下のような問題があ
る。 (1) 高速回転する一対の上下回転刃物14, 15の対向部を
通過する先行粗圧延材S 1 は、800 ℃から900 ℃の高温
に加熱されて強度が低下しているため、その先端が入側
エプロン23を通過する際に下方に垂れ下がるおそれがあ
って、垂れ下がると出側エプロン24や下回転刃物15の切
削刃15aに接触して通板不能になるおそれがあること。 (2) また、通常圧延において、一対の上下回転刃物14,
15をハウジング13から抜き出した後のテーブルローラ22
のパスラインの上面部および側面部が圧延材の熱によっ
て加熱され、装置内部のシリンダや軸受などの機械部品
が焼損するトラブルが発生するおそれがあること。な
お、機械部品を個別に防熱、耐熱処置を施そうとして
も、装入される回転刃物との干渉や部品点数の関係で対
策が困難であったこと。 (3) 上記した切粉除去装置27は圧延材の幅方向に切り粉
29を処理することになっているので、集塵フード30の壁
面を広くする必要があり、スペース面で不利であったこ
と。また、下回転刃物15については流下させる水膜33や
水滴を形成することができないので、切粉除去装置27は
上回転刃物14の近傍にしか設けられていないのが現状で
あること。 (4) 切粉回収装置27と圧延材の隙間から切り粉29が飛散
すること。
【0010】これらの問題のうち、本出願人らは、すで
に出願した特願平7−203063号および特願平7−205484
号によって(1) および(3) の問題を解決したが、しかし
(2)と(4) の問題は依然として残っていたのである。本
発明は、上記のような従来技術の有する課題を解決すべ
くなされたものであって、周辺関連装置への熱の影響を
なくしかつ切り粉を完全に回収し得る熱間圧延材の接合
部の表面切削装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の熱間圧延材の接
合部の表面切削装置は、粗圧延機群と仕上圧延機群との
間に配設されて、先行圧延材の後端部と後行圧延材の先
端部とを接合した後、互いに逆向きに回転する上下一対
の回転刃物の間に前記圧延材を通して、その表裏両面の
盛り上がり部を切削する熱間圧延材の接合部の表面切削
装置であって、前記テーブルローラの通板面と前記下回
転刃物との間にスイング自在とされる通板ガイド装置を
挿脱自在に設けるとともに、前記圧延材の幅方向の両側
部とその上方を覆う保護カバーを挿脱自在に設けたこと
を特徴とする。
【0012】なお、前記保護カバーはその側面形状が下
向きのコの字状とされ、その上部に堰板を配したことを
特徴とする。また、本発明の熱間圧延材の接合部の表面
切削装置は、前記回転刃物の上流側に該回転刃物で切削
した切り粉を回収する切粉回収装置と、該切粉回収装置
と前記圧延材の隙間から飛散する切り粉を捕捉する飛散
防止手段とを設けたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施の形
態について、図面を参照して詳しく説明する。なお、図
面が交錯して見づらくなるのを防ぐために、請求項1,
2に記載の通板ガイド装置と保護カバーの発明と請求項
3,4に記載の切粉回収装置と飛散防止手段の発明とは
別々の図面で説明することとする。
【0014】図1は本発明に係る通板ガイド装置と保護
カバーの実施例を示す側断面図で、図2はそのI−I視
正面図である。図3は本発明に係る切粉回収装置と飛散
防止手段の実施例を示す正面図で、図4はそのII−II視
側断面図である。これらの図において従来例と同一の部
材には同一の符号を付して説明を省略する。まず、本発
明に係る通板ガイド装置の実施例について説明すると、
図1,2に示すように、ハウジング13の下部に下回転刃
物15の回転軸と平行に延びる中心軸41が設けられ、この
中心軸41にはアーム42の基端部が回転自在に支持されて
いる。アーム42は出側方向に下回転刃物15の軸方向に複
数列設され、アーム42の先端部には連結ガイド板43が装
着されている。連結ガイド板43には円弧状の通板ガイド
44が設けられ、通板ガイド44は下回転刃物15の軸方向に
複数列設されている。アーム42の途中部には連結板45が
取り付けられており、連結板45には回動シリンダ46の作
動ロッド47が枢支されている。そして、回動シリンダ46
が駆動して作動ロッド47が伸縮することにより、アーム
42が中心軸41を中心に回動して通板ガイド44が下回転刃
物15と圧延材のパスラインとの間に出入りする。
【0015】このように通板ガイド装置40を構成するこ
とにより、先行粗圧延材S1 の通板時に回動シリンダ46
を作動してアーム42をスイングさせて下回転刃物15と圧
延材のパスラインとの間に挿入するようにすれば、通板
ガイド44を入側エプロン23と出側エプロン24との間に介
在させることができるから、先行粗圧延材S1 の先端部
をスムーズに通板させることができる。
【0016】また、本発明に係る保護カバーについて
は、同じく図1,2に示されるように、上回転刃物14の
上部にその側面形状が下向きのコの字状とされる保護カ
バー48を配設して、ハウジング13の頂部に取り付けたシ
リンダ49のロッド50と連結させて昇降自在に構成し、ま
たハウジング13の両側上部には冷却用スプレーノズル5
1, 51を配設しておく。そして、図5に示すように、上
下回転刃物14, 15をハウジング13から抜き出した後のテ
ーブルローラ22のパスラインに保護カバー48をセットす
る。
【0017】これによって、ハウジング13内に取り付け
られている圧下シリンダ16やバランスシリンダ20、オー
トカップラ39を圧延材S1 の放熱から保護することがで
きる。なお、冷却用スプレーノズル51, 51を用いて保護
カバー48の上面に冷却水を噴射して冷却するようにすれ
ば、保護カバー48自体の熱的な変形損傷を防止すること
ができる。この場合、圧延材の上に冷却水が落下しない
ようにするために、保護カバー48の上部の板幅方向の両
側に堰板52, 53を設けて、冷却水を圧延材の両サイドか
ら落とすようにすればよい。
【0018】つぎに、本発明に係る切粉回収装置の実施
例について説明すると、図3,4に示すように、上回転
刃物14の回転方向の後側に近接して上切粉回収手段とし
ての上切粉回収ダクト61が設けられ、一方、下回転刃物
15の回転方向後側に近接して下切粉回収手段としての下
切粉回収ダクト62が設けられる。上切粉回収ダクト61に
は、上回転刃物14の下側に開口し上回転刃物14よりも広
幅の開口部63が形成されている。上切粉回収ダクト61内
には流水噴射手段としての流水噴射ヘッダ64が設けら
れ、流水噴射ヘッダ64の噴出ノズル65は上方から下方に
向けて設けられている。上切粉回収ダクト61には排出部
66が設けられ、排出部66は上回転刃物14のオペレータサ
イド(図3中の左側)から排水溝67に延びて形成されて
いる。そして、上回転刃物14で切削された際に生じる切
り粉29は開口部63から上切粉回収ダクト61内に回収さ
れ、流水噴射ヘッダ64からの流水の噴射によって排水溝
67に排出される。
【0019】一方、下切粉回収ダクト62には、下回転刃
物15の上側に開口し下回転刃物15よりも広幅の開口部68
が形成されている。下切粉回収ダクト62内には流水噴射
手段としての流水噴射ヘッダ69が設けられ、流水噴射ヘ
ッダ69の噴出ノズル70は下方から上方に向けて設けられ
ている。下切粉回収ダクト62には排出部71が設けられ、
排出部71は排水溝67の上方に開口して設けられている。
そして、下回転刃物15で切削された際に生じる切り粉29
は開口部68から下切粉回収ダクト62内に回収され、流水
噴射ヘッダ69からの流水の噴射によって排水溝67に排出
される。
【0020】このように切粉回収装置60を構成すること
によって、上回転刃物14および下回転刃物15を用いて、
先行粗圧延材S1 と後行粗圧延材S2 との接合部Jを切
削する際に発生する切り粉29の大半は、上部の開口部63
と下部の開口部68から回収することができる。また、本
発明に係る飛散防止手段について説明すると、図4に示
されるように、上切粉回収ダクト61のパスライン側の底
壁61aとパスラインPLとの間および下切粉回収ダクト62
のパスライン側の天井壁62aとパスラインPLとの間に
は、それぞれ上飛散防止手段72、下飛散防止手段73が設
けられて構成される。これは、上回転刃物14および下回
転刃物15で切削されて圧延材の表面あるいは裏面に沿っ
て飛散する切り粉29をすべて回収できるようにしたもの
である。
【0021】これら上飛散防止手段72、下飛散防止手段
73としては、たとえば切削部の材質より軟質でかつ耐熱
性を有する材質とされる布地のカバーまたは繊維を束ね
たブラシなどが好ましい。また、盛上り除去装置5の下
流側にサイドスプレー装置74を設けるようにすれば、圧
延材上に滞留した切り粉29をも確実に除去することがで
きる。
【0022】このように切粉回収装置と飛散防止手段を
組み合わせて、すなわち、上切粉回収ダクト61および下
切粉回収ダクト62を設け、さらに上飛散防止手段72およ
び下飛散防止手段73を併設することにより、盛上り除去
装置5で発生する切り粉29を完全に回収することができ
る。これによって、仕上圧延材の表面の疵発生を防止す
ることができ、また周辺機器の切り粉29によるトラブル
をも防止することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下の効果を奏するものである。 (1) 通板ガイド装置と保護カバーを設けることにより、
圧延材の先端部の通過時のトラブルを皆無にするととも
に、通常圧延時において盛上り除去装置の回転刃物を引
き出した状態でも周辺機器・部品への熱的影響を無くす
ことができ、その信頼性・保全性を高めることができる
こと。 (2) 切粉回収装置と飛散防止手段を設けることにより、
切り粉を完全に回収することができるから、仕上圧延材
の品質向上はもとより周辺機器・部品への悪影響を皆無
にすることができること。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通板ガイド装置と保護カバーの実
施例を示す側断面図である。
【図2】図1のI−I視正面図である。
【図3】本発明に係る切粉回収装置と飛散防止手段の実
施例を示す正面図である。
【図4】図1のII−II視側断面図である。
【図5】本発明に係る保護カバーの動作の説明図であ
る。
【図6】従来の連続熱間圧延設備の構成を示す概要図で
ある。
【図7】従来の連続熱間圧延設備に用いられる盛上り除
去装置の側断面図である。
【図8】接合部の状況を示す説明図である。
【図9】仕上圧延後の接合部の状況を示す説明図であ
る。
【図10】従来の連続熱間圧延設備に用いられる切粉除去
装置の概略説明図である。
【図11】従来の連続熱間圧延設備での通常圧延時の盛上
り除去装置の概略説明図である。
【符号の説明】
1 粗圧延機群 2 仕上圧延機群 3 クロップシャー 4 接合装置 5 盛上り除去装置 6 レール 7 台車 8 ハウジング 9 出側クランプ 10 インナフレーム 11 入側クランプ 12 加熱器 13 ハウジング 14 上回転刃物 15 下回転刃物 16 圧下シリンダ 17 ロールチョック 18 圧上シリンダ 19 ロールチョック 20 バランスシリンダ 21 エプロン 22 テーブルローラ 23 入側エプロン 24 出側エプロン 25 盛上り部 26 異物 27 切粉除去装置 29 切り粉 40 通板ガイド装置 41 中心軸 42 アーム 43 連結ガイド板 44 通板ガイド 45 連結板 46 回動シリンダ 47 作動ロッド 48 保護カバー 49 シリンダ 50 ロッド 51 冷却用スプレーノズル 52, 53 堰板 60 切粉回収装置 61 上切粉回収ダクト 61a 底壁 62 下切粉回収ダクト 62a 天井壁 63 開口部 64,69 流水噴射ヘッダ 65,70 噴出ノズル 66,71 排出部 67 排水溝 68 開口部 72 上飛散防止手段 73 下飛散防止手段 74 サイドスプレー装置 J 接合部 PL パスライン S1 先行粗圧延材 S2 後行粗圧延材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B23C 3/13 B23C 3/13 (72)発明者 小沢 昇 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎 製鉄株式会社 千葉製鉄所内 (72)発明者 結城 淳 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎 製鉄株式会社 千葉製鉄所内 (72)発明者 磯山 茂 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎 製鉄株式会社 千葉製鉄所内 (72)発明者 林 寛治 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22 号 三菱重工業株式会社 広島製作所内 (72)発明者 田代 勝三 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22 号 三菱重工業株式会社 広島製作所内 (72)発明者 市来崎 哲雄 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22 号 三菱重工業株式会社 広島研究所内 (56)参考文献 特開 平8−118129(JP,A) 特開 平9−52102(JP,A) 特開 平7−241713(JP,A) 特開 平9−52103(JP,A) 特開 昭54−23293(JP,A) 特開 平7−328710(JP,A) 実開 平4−113102(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 37/08 B21B 1/26 B21B 15/00 B21B 33/00 B21B 39/14 B23C 3/13

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗圧延機群と仕上圧延機群との間に配設
    されて、先行圧延材の後端部と後行圧延材の先端部とを
    接合した後、互いに逆向きに回転する上下一対の回転刃
    物の間に前記圧延材を通して、その表裏両面の盛り上が
    り部を切削する熱間圧延材の接合部の表面切削装置であ
    って、 テーブルローラの通板面と前記下回転刃物との間にスイ
    ング自在とされる通板ガイド装置を挿脱自在に設けると
    ともに、前記圧延材の幅方向の両側部とその上方を覆う
    保護カバーを挿脱自在に設けたことを特徴とする熱間圧
    延材の接合部の表面切削装置。
  2. 【請求項2】 前記保護カバーはその側面形状が下向き
    のコの字状とされ、その上部に堰板を配したことを特徴
    とする請求項1記載の熱間圧延材の接合部の表面切削装
    置。
  3. 【請求項3】 前記回転刃物の上流側に該回転刃物で切
    削した切り粉を回収する切粉回収装置と、該切粉回収装
    置と前記圧延材の隙間から飛散する切り粉を捕捉する飛
    散防止手段とを設けたことを特徴とする請求項1または
    2記載の熱間圧延材の接合部の表面切削装置。
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