JP3354703B2 - 火災報知設備における伝送異常検出装置 - Google Patents

火災報知設備における伝送異常検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災報知設備における
伝送異常検出装置および火災報知設備における短絡回復
後の処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、火災受信機と端末機器とを信号線
で接続し、その信号線を介してデジタル信号によって、
所定情報を火災受信機と端末機器との間で送受信する火
災報知設備が知られている。
【0003】この従来例において、火災受信機の送信回
路でH信号(たとえば35V)とL信号(たとえば20
V)とを発生し、このH信号とL信号とを組み合わせる
ことによってデジタル信号を発生し、端末機器に送出す
る。これと同様に、端末機器の送信回路においても、H
信号(たとえば35V)とL信号(たとえば20V)と
を発生し、このH信号とL信号とを組み合わせることに
よってデジタル信号を発生し、火災受信機に送出する。
なお、上記信号線は2本で構成され、1本の信号線がホ
ット側、残りの1本の信号線がアース側であり、ホット
側とアース側との間にツェナーダイオードとスイッチン
グトランジスタとの直列回路が接続されている。そし
て、スイッチングトランジスタがオフすれば、ホット側
は35Vになり、H信号が信号線に出力され、スイッチ
ングトランジスタがオンすれば、ホット側はツェナーダ
イオードで規制される20Vになり、L信号が信号線に
出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
端末機器の送信回路に設けられているスイッチング回路
が故障してオン状態を継続していた場合には、火災受信
機の受信回路から見れば、その受信機の入力信号は常に
L信号である場合と同じ判別結果になり、端末機器が実
際にL信号を送出しているのか、または端末機器の送信
回路におけるスイッチング回路が故障しているのかを判
別することができず、この状態を放置すると、上記トラ
ンジスタと直列に接続されているツェナーダイオードに
過電流が流れる時間が長くなり、無駄な電力を消費し、
また、そのツェナーダイオードが破壊されることがある
という問題がある。
【0005】本発明は、端末機器の送信回路を構成する
トランジスタが異常によって短絡状態に達したことを検
出することができる火災報知設備における伝送異常検出
装置を提供することを目的とするものである。
【0006】ところで、火災受信機と中継器とを接続す
る信号線に、短絡等の伝送異常が生じた場合には、一
旦、電源を切り、その後、1分経過毎に電源を投入し、
短絡回復していれば、電源投入を継続する。これによっ
て一過性の短絡による障害を取り除くようにしている。
この場合、中継器に設けられているRAMには被制御機
器を制御する制御内容が記憶されているが、電源を切っ
ているので、この電源切断によって、RAMに保持され
ていた制御内容の情報は一瞬にして消失する。このよう
にRAMに保持されていた制御内容の情報が消失する
と、中継器が被制御機器の制御を途中で停止してしまう
という問題がある。
【0007】本発明は、電源兼信号線の短絡によって火
災受信機が中継器等の端末機器への電源供給が停止さ
れ、端末機器が短絡前に保持していた情報を、短絡回復
後に迅速に取り込むことができる火災報知設備における
短絡回復後の処理装置を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、火災受信機等
の受信部と端末機器とを信号線で接続し、上記信号線を
介してデジタル信号が伝送される火災報知設備におい
て、上記受信部が上記デジタル信号を送出する送信期間
と、上記端末機器から上記デジタル信号を上記受信部が
受信する受信期間との間の期間である休止期間を設定す
る休止期間設定手段と、上記デジタル信号のハイ信号の
許容電圧と上記デジタル信号のロー信号の許容電圧との
間の所定電圧を、上記信号線の電圧が下回っていること
を、上記休止期間に検出することによって、伝送異常を
検出する伝送異常検出手段とを有する伝送異常検出装置
である。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【0013】図1において、火災受信機REと端末機器
Tとは、一対の電源兼信号線L1、L2とで接続されて
いる。なお、端末機器Tは、中継器または火災感知器等
の端末機器であり、1つの火災受信機REに複数の端末
機器Tが接続される。
【0014】火災受信機REは、マイクロコンピュータ
MPU1と、定電圧回路AVR11、AVR12と、定
電流回路CCと、トランジスタTr11、Tr13、T
r14、Tr15、Tr17、Tr18と、コンパレー
タCM1、CM2、CM3と、ツェナーダイオードZD
11、ZD12、ZD13とを有する。
【0015】定電圧回路AVR11は、たとえば34V
の定電圧(H信号供給電圧)を供給し、定電圧回路AV
R12は、たとえば21Vの電圧を(L電圧供給電圧)
供給する。
【0016】定電流回路CCは、端末機器Tが火災受信
機REに信号を返送するタイミング時に、トランジスタ
Tr11がオンすることによって、定電圧回路AVR1
1から端末機器Tに必要な電源を供給するために一定の
値で電流を流す回路であり、つまり信号返送時に端末機
器Tへの電流を制限する回路である。この定電流回路C
Cが端末機器Tへ定電流を流すことによって、端末機器
Tからの信号返送時に、電源兼信号線L1、L2の線路
抵抗による電圧降下を規制し、したがって、端末機器T
のトランジスタTr22がオンしたときに、ツェナーダ
イオードZD22とトランジスタTr22とを保護する
ものである。
【0017】トランジスタTr13、Tr17は、H電
圧信号を送出するときにオンし、端末機器Tからの信号
返送タイミング時にオンするスイッチング回路である。
トランジスタTr14、Tr18は、火災受信機REが
端末機器にL電圧信号を送出するときにオンされるスイ
ッチング回路であり、それがオンしたときに、定電圧回
路AVR12の出力電圧(L電圧信号)を端末機器Tに
供給するものである。
【0018】コンパレータCM1は、火災受信機RE側
に接続された電源兼信号線L1の電圧V1を、ツェナー
ダイオードZD11のツェナー電圧と比較することによ
って、端末機器Tからの返送信号(電源兼信号線の信
号)がH電圧信号であるかL電圧信号であるかを判別す
るものである。
【0019】短絡検出用コンパレータCM2は、火災受
信機RE側に接続された電源兼信号線L1の電圧V1を
ツェナーダイオードZD12のツェナー電圧(たとえば
10V)と比較するものであり、電源兼信号線の電圧V
1が10Vのツェナー電圧よりも低ければ、電源兼信号
線L1、L2が短絡していることを示す短絡信号を出力
するものである。
【0020】インバータINVは、短絡検出用コンパレ
ータCM2が出力する短絡信号を反転させるものであ
る。
【0021】伝送異常検出用コンパレータCM3は、火
災受信機RE側に接続された電源兼信号線L1の電圧V
1をツェナーダイオードZD13のツェナー電圧(たと
えば34V)と比較するものであり、電源兼信号線の電
圧V1が34Vのツェナー電圧よりも低ければ、端末機
器Tの送信回路を構成するトランジスタTr22が短絡
状態にある可能性があることを判断するものである。
【0022】AND回路A1は、伝送異常検出用コンパ
レータCM3の出力信号とインバータINVの出力信号
とを入力し、伝送異常検出用コンパレータCM3がH信
号を出力ししかもインバータINVもH信号を出力して
いるときに、伝送異常信号を発生する回路である。
【0023】端末機器Tは、定電圧回路AVR21と、
マイクロコンピュータMPU2と、トランジスタTr2
1、Tr22と、ツェナーダイオードZD21、ZD2
2とを有する。定電圧回路AVR21は、電源兼信号線
L1、L2を介して、火災受信機REの定電圧回路AV
R11とAVR12とからそれぞれ、供給される36
V、21Vの電圧を、端末機器T側に必要な電圧(たと
えば)に変換して供給する定電圧回路である。
【0024】ツェナーダイオードZD21とトランジス
タTr21とを有する回路は、火災受信機REから送出
された信号がH電圧信号であるかL電圧信号であるかを
判別する比較回路を構成する。つまり、端子t21の電
圧V2がツェナーダイオードZD21のツェナー電圧以
上であれば、トランジスタTr21がオンし、このオン
状態を検出することによって、火災受信機REからの信
号がH電圧信号であると判別できる。
【0025】トランジスタTr22は、端末機器Tが受
信機REへL電圧信号を返送するためのスイッチングト
ランジスタであり、トランジスタTr22がオンする
と、ツェナーダイオードZD22のツェナー電圧がL電
圧信号として、端子t21、t22(電源兼信号線L
1、L2)に出力される。
【0026】なお、端末機器Tが中継器である場合に
は、この中継器には火災感知器または防火装置、防排煙
装置等が接続される。
【0027】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0028】まず、種々の初期設定を行ない、トランジ
スタTr11をオンし、端末機器Tに信号送出する必要
があれば、送出すべきビット情報を読込み、その送出す
べきビットのレベルがLであれば、トランジスタTr1
4をオンしトランジスタTr13をオフし、所定時間経
過した後に、トランジスタTr13をオンしトランジス
タTr14をオフする。一方、送出すべきビットのレベ
ルがHであれば、トランジスタTr14をオフし、トラ
ンジスタTr13をオンしたままにする。
【0029】図2は、上記実施例の動作を示すタイムチ
ャートである。
【0030】レベルH、Lに関する上記動作を繰り返し
ながら、火災受信機REが端末機器Tに信号送出する送
信期間I1を終了し、休止期間I2の後に、火災受信機
REが端末機器Tからの信号を受信する受信期間I3を
開始する。
【0031】また、上記実施例において、電源兼信号線
L1、L2が短絡していると、短絡検出用コンパレータ
CM2が、火災受信機RE側に接続された電源兼信号線
L1の電圧V1をツェナーダイオードZD12のツェナ
ー電圧(たとえば10V)と比較しており、電源兼信号
線の電圧V1が10Vのツェナー電圧よりも低くなり、
電源兼信号線L1、L2が短絡していることを示す短絡
信号を、短絡検出用コンパレータCM2が出力する。こ
の短絡信号がMPU1のポートP16に入力される。
【0032】次に、端末機器Tの送信回路を構成するト
ランジスタTr22が短絡することによって伝送異常を
起こしている場合について説明する。
【0033】端末機器Tの送信回路を構成するトランジ
スタTr22が短絡すると、伝送異常検出用コンパレー
タCM3は、火災受信機RE側に接続された電源兼信号
線L1の電圧V1を、ツェナーダイオードZD13のツ
ェナー電圧である34Vと比較し、電源兼信号線の電圧
V1が34Vのツェナー電圧よりも低いので、伝送異常
検出用コンパレータCM3がH信号を出力する。このと
きに、電源兼信号線L1、L2が短絡はしていないの
で、コンパレータCM2はL信号を出力し、このL信号
がインバータINVによってH信号に反転され、したが
って、AND回路A1がH信号を出力し、つまり、AN
D回路A1が伝送異常信号を出力し、この伝送異常信号
がMPU1の入力ポートP17に入力される。したがっ
て、MPU1は、端末機器Tの送信回路を構成するトラ
ンジスタTr22が短絡状態にあり、これによって伝送
異常状態が発生していると認識できる。
【0034】この場合、MPU1は、送信期間I1と受
信期間I3との間である休止期間I2において、AND
回路A1から上記伝送異常信号が入力されているか否か
を判断する。このように、休止期間I2で伝送異常信号
の有無を判断する理由は、休止期間I2以外の期間で伝
送異常信号の有無を判断するよりも、判断が容易である
からである。つまり、短絡検出回路を設けてあり、短絡
状態ではないことを検出しているときには、ツェナーダ
イオードZD13のツェナー電圧である34Vよりも電
圧V1が低いことのみを検出すること(電圧V1が伝送
異常電圧VT2であること)によって、伝送異常を検出で
きるからである。
【0035】短絡検出回路を設けていなければ、ツェナ
ーダイオードZD13のツェナー電圧である34Vより
も電圧V1が低いことの他に、デジタル信号のロー信号
の許容電圧よりも高いことを検出して初めて、伝送異常
を検出できる。
【0036】いずれにしても、上記実施例は、火災受信
機と端末機器とを信号線で接続し、信号線を介してデジ
タル信号が伝送される火災報知設備において、火災受信
機がデジタル信号を送出する送信期間I1と、端末機器
からのデジタル信号を火災受信機が受信する受信期間I
3との間の期間である休止期間I2において、信号線の
電圧が、デジタル信号のハイ信号の許容電圧VH とデジ
タル信号のロー信号の許容電圧VL との間の所定の電圧
を下回ること(伝送異常電圧VT2であること)を検出す
るものである。
【0037】また、火災受信機と端末機器とを信号線で
接続し、信号線を介してデジタル信号が伝送される火災
報知設備において、火災受信機がデジタル信号を送出す
る送信期間I1と、端末機器からのデジタル信号を火災
受信機が受信する受信期間I3との間の期間である休止
期間I2において、信号線の電圧が、デジタル信号のハ
イ信号の許容電圧VH とデジタル信号のロー信号の許容
電圧VL との間の電圧(伝送異常電圧VT1)であること
を検出するようにしてもよい。
【0038】なお、休止期間I2以外の期間(送信期間
I1、受信期間I3)において伝送異常信号の有無を判
断すようにしてもよい。つまり、信号線の電圧が、デジ
タル信号のハイ信号の許容電圧とデジタル信号のロー信
号の許容電圧との間の電圧であるときに、伝送異常が生
じていると判断するようにしてもよい。
【0039】また、MPU1が、伝送異常が生じている
と判断すると、伝送異常であることを、火災受信機RE
の図示しない表示手段に表示するとともに、トランジス
タTr13、Tr14をオフして、端末機器Tへの電源
供給を遮断する。
【0040】上記実施例における火災受信機REが中継
器であると考えてもよく、つまり、火災受信機REの代
わりに受信部を考えてもよい。
【0041】図3は、本発明の他の実施例を示すブロッ
ク図である。
【0042】この実施例は、図1に示す実施例と基本的
には同じであり、端末機器Tの代わりに中継器Cが設け
られ、中継器Cに被制御機器CMが接続されたものであ
り、中継器Cは、図1に示す端末機器Tにインタフェー
スI/Fと、メモリMとが付加されたものである。
【0043】図3に示す実施例は、火災受信機REと中
継器Cとを接続する電源兼信号線L1、L2が短絡した
ときに、中継器Cへの電源供給を遮断し、その後、継続
的に電源を供給することとなったときに、電源供給停止
前に火災受信機REが記憶していた被制御機器CMに対
する制御内容を、火災受信機REが中継器Cに送出し、
この送出された制御内容を中継器Cが取り込むものであ
る。
【0044】次に、図3に示す実施例の動作について説
明する。
【0045】図4は、図3に示す実施例の動作を示すフ
ローチャートである。
【0046】まず、電源兼信号線L1、L2を介して火
災受信機REに中継器Cが接続され、中継器Cが被制御
機器CMに対して制御すべき内容があれば(S1)、中
継器Cに関する被制御機器に対する制御内容を火災受信
機REが記憶し(S2)、中継器Cも被制御機器CMに
対する制御内容を記憶する。
【0047】その後、電源兼信号線L1、L2の電圧を
測定することによって、火災受信機REが電源兼信号線
L1、L2の短絡を検出すると(S3)、この短絡を検
出した後に、電源兼信号線L1、L2への電源供給を火
災受信機REが遮断し(S4)、1分間隔で電源を再供
給、遮断を繰り返し、火災受信機REが短絡を検出しな
くなったときに(S4、S5、S6)、電源兼信号線L
1、L2へ継続的に電源を供給し、電源供給停止前に火
災受信機REが記憶していた被制御機器CMに対する制
御内容を、火災受信機REが中継器Cに送出し(S
7)、この送出された制御内容を中継器Cが取り込む。
【0048】そして、中継器Cが被制御機器CMに対す
る制御内容を火災受信機REから取り込んだ後に、取り
込んだ被制御機器CMに対する制御内容と、火災受信機
REが記憶している被制御機器CMに対する制御内容と
を照合し(S8)、取り込んだ制御内容を中継器Cが実
行する(S9)。
【0049】したがって、図3、図4に示す実施例によ
れば、短絡検出して電源供給を遮断し、その後、継続的
に電源を供給することとなったときに、電源供給停止前
に受信部が記憶していた被制御機器に対する制御内容
を、火災受信機REが中継器C等に送出し、この送出さ
れた制御内容を中継器C等が取り込むので、電源兼信号
線L1、L2の短絡によって火災受信機が中継器C等の
端末機器への電源供給が遮断され、短絡回復後に、端末
機器が短絡前に保持していた情報を中継器C等が迅速に
取り込むことができる。
【0050】図4に示すフローチャートにおいて、火災
受信機REが記憶している被制御機器CMの制御内容と
中継器Cが取り込んだ制御内容との照合動作(S8)、
取り込んだ制御内容について中継器Cが実行する動作
(S9)のいずれか一方または両方を省略するようにし
てもよい。
【0051】なお、被制御機器CMに対する制御内容
は、主音響鳴動、地区音響鳴動、防排煙機器の起動のう
ち、少なくとも1つに関する制御内容である。
【0052】また、図3に示す実施例は中継器Cに関す
るものであるが、この中継器Cの代わりに、火災感知器
を使用してもよい。つまり、電源兼信号線を介して火災
受信機RE等の受信部に火災感知器が接続され、火災感
知器が所定情報を記憶し、火災感知器が記憶している情
報を受信部が記憶し、一方、電源兼信号線の電圧を測定
することによって受信部が短絡を検出し、この短絡を検
出した後に、電源兼信号線への電源供給を受信部が停止
し、所定時間間隔で電源を再供給し、受信部が短絡を検
出しなくなったときに、電源兼信号線へ継続的に電源を
供給する火災報知設備において、短絡検出して電源供給
を遮断し、その後、継続的に電源を供給することとなっ
たときに、電源供給停止前に火災感知器が記憶していた
情報を、受信部が火災感知器に送出し、火災感知器が送
出された情報を取り込むようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、送信期間と受信期間と
の間である休止期間において、伝送異常信号が入力され
ているか否かを判断するので、休止期間以外の期間に伝
送異常信号の有無を判断するよりも、その判断が容易で
あるという効果を奏する。
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図4】図3に示す実施例の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
RE…火災受信機、 T…端末機器、 C…中継器、 CM2…短絡検出用コンパレータ、 CM3…伝送異常検出用コンパレータ、 Tr22…端末機器の送信回路を構成するトランジス
タ、 M…メモリ、 CM…被制御機器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 G08B 23/00 - 31/00 H04L 25/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災受信機等の受信部と端末機器とを信
    号線で接続し、上記信号線を介してデジタル信号が伝送
    される火災報知設備において、上記受信部が上記デジタル信号を送出する送信期間と、
    上記端末機器から上記デジタル信号を上記受信部が受信
    する受信期間との間の期間である休止期間を設定する休
    止期間設定手段と; 上記デジタル信号のハイ信号の許容電圧と上記デジタル
    信号のロー信号の許容電圧との間の所定電圧を、上記信
    号線の電圧が下回っていることを、上記休止期間に検出
    することによって、伝送異常を検出する伝送異常検出手
    段と; を有する ことを特徴とする火災報知設備における伝送異
    常検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記伝送異常を検出すると、伝送異常であることを、上
    記受信部の表示手段に表示するとともに、上記端末機器
    への電源供給を遮断することを特徴とする火災報知設備
    における伝送異常検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 上記信号線の電圧が、上記デジタル信号のハイ信号の許
    容電圧と上記デジタル信号のロー信号の許容電圧との間
    の電圧であるときに、伝送異常が生じていると判断する
    ことを特徴とする火災報知設備における伝送異常検出装
    置。
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