JP3353983B2 - チャッキング機構及びフレキシブルディスク装置 - Google Patents

チャッキング機構及びフレキシブルディスク装置

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JP3353983B2
JP3353983B2 JP32816693A JP32816693A JP3353983B2 JP 3353983 B2 JP3353983 B2 JP 3353983B2 JP 32816693 A JP32816693 A JP 32816693A JP 32816693 A JP32816693 A JP 32816693A JP 3353983 B2 JP3353983 B2 JP 3353983B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はフレキシブルディスク
装置(以下FDDという)等のチャッキング機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図30及び図31は、例えば、実開昭6
2−57956号公報に示された従来のチャッキング機
構を示す平面図であり、図において、1は記録媒体の中
心部に一体に設けられたハブ、2はこのハブ1の中心部
に設けられた正方形状の中心孔、3は前記ハブ1の中心
からずれた位置にほぼ長方形状に設けられた駆動孔、4
は駆動モータ、5は駆動モータ4の回転軸、6はこの回
転軸5と一体に設けられたチャッキング面、7はこのチ
ャッキング面6と一体に回転して前記記録媒体を回転駆
動する駆動ピン、8はこの駆動ピン7の揺動を規制する
規制部、9は駆動ピン7を支持し、前記チャッキング面
6に一体的に設けられた板ばね、10は駆動ピン7の逃
げ溝である。
【0003】次に動作について説明する。駆動モータ4
が回転始動し記録媒体が所定の位置に装填される過程に
おいて、記録媒体のハブ1は、その中心孔2が回転軸5
にはまり込みつつ、駆動ピン7を押圧し、板ばね9が紙
面に対して垂直方向に弾性変形することにより駆動ピン
7はハブ1と共に下降し、最終的にはハブ1は駆動ピン
7を押し下げたままの状態でチャッキング面6の面上に
当接する。
【0004】チャッキング面6は図中時計方向に回転し
ているので、この回転に連れて、駆動ピン7はハブ1の
面を摺動しながら、やがて、駆動孔3にはまり込む。同
時に板ばね9の復元力により駆動ピン7は押し上げられ
る。板ばね9は、駆動ピン7を紙面に対して上下左右斜
めの方向に移動可能に保持している。この状態で、駆動
ピン7が回転移動し続け、駆動孔3のエッジ2個所に押
し当り、このとき発生する回転反力によって駆動ピン7
がチャッキング面6に対して反回転方向に移動し規制部
8に突き当たる。突き当ってからは、この規制部8の傾
斜に沿って駆動ピン7は移動を続け、駆動ピン7と接す
る3個所、すなわち、駆動孔3のエッジ2個所とこの規
制部8の1個所で決定される位置に停止し、この時発生
するセンタリング力により中心孔2は回転軸5の一方に
押し付けられ、ハブ1はセンタリングされ、記録媒体の
チャッキング動作が完了する。これ以降、駆動ピン7と
駆動孔3を介して、駆動モータ4の回転力がハブ1に伝
達され記録媒体が回転する。駆動ピン7が上述のように
ある程度、移動できなければならないのは、記録媒体の
ハブ1における中心孔2や駆動孔3の位置精度や各部寸
法の誤差を吸収するためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のチャッキング機
構は以上のように構成されているので、板ばね9や逃げ
溝10のため部品点数が多いことや必要な配置スペース
の確保からチャッキング機構の高さを低く抑えることが
困難であり、駆動モータの薄型化ひいてはFDD自体の
薄型化への障害となっていた。また、部品点数を少なく
しにくいことや組立にくいためコスト低減が困難等の問
題があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、部品点数を少なくし、組立
、低価格、かつ薄型化に適したチャッキング機構及び
そのチャッキング機構を用いたフレキシブルディスク装
置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、中心孔
動孔を備えた媒体をチャッキングするチャッキング機構
において、以下の要素を備えたものである。 (a)媒体を搭載する搭載面を有し回転する搭載部、 (b)上記搭載面内に設けられ、媒体の中心孔と係合
し、回転の中心となる軸、 (c)上記搭載面内の上記軸とは異なる位置に設けら
れ、媒体の駆動孔と係合する駆動ピン、 (d)上記駆動ピンを上記搭載面で保持するとともに、
上記駆動ピンを搭載面内の所定の範囲で搭載面の面に沿
って任意の方向に移動可能に保持する保持手段、 (e)上記駆動ピンが上記媒体の駆動孔と係合する場
合、上記駆動ピンと当接することにより上記駆動ピンを
回転の外側方向に移動させる規制部。
【0008】上記保持手段は、上記駆動ピンを固定した
アームと、搭載面の一部を開口した開口部と、上記アー
ムを上記開口部に保持するとともにアームを搭載面の面
に沿ってスライド可能に支持する支持部を備えたことを
特徴とする。
【0009】上記支持部は、上記開口部にあった搭載面
の一部を用いて作成されることを特徴とする。
【0010】上記アームは、少なくとも一部に弾性体を
用いていることを特徴とする。
【0011】上記支持部は、搭載面に対して上記駆動ピ
ンを傾斜させるため、アームに用いられた弾性体を変形
させ易い位置に設けられていることを特徴とする。
【0012】上記駆動ピンは中空部を有し、上記保持手
段は、搭載面に設けた小孔と、上記駆動ピンの中空部と
係合し上記駆動ピンを上記小孔を介して搭載面上に取り
付けるばね部材を有することを特徴とする。
【0013】上記保持手段は、搭載面に設けた小孔と、
上記搭載面裏側に設けられた取り付け片と、上記小孔を
介して上記駆動ピンと上記取り付け片を連結する連結部
を備えたことを特徴とする。
【0014】上記保持手段は、更に、上記小孔と連なっ
ているとともに取り付け片を搭載面表側より挿入する開
口部を備えたことを特徴とする。
【0015】上記駆動ピンは中空部を有し、上記保持手
段は、搭載面に設けた小孔と、上記中空部内に設けた固
定シャフトと、上記固定シャフトを上記小孔を介して搭
載面に固定する固定部材を備えたことを特徴とする。
【0016】上記駆動ピンは中空部を有し、上記保持手
段は、搭載面に固定され上記中空部を通るポストを有す
ることを特徴とする。
【0017】上記チャッキング機構は、更に、搭載面と
媒体の間に少なくとも上記開口部の一部を覆うチャッキ
ングマグネットを有することを特徴とする。
【0018】上記規制部は、搭載面の一部を折り曲げて
作成することを特徴とする。
【0019】また、この発明は、中心孔駆動孔を備え
た媒体をチャッキングするチャッキング機構において、
以下の要素を備えたものである。 (a)媒体を搭載する搭載面を有し、回転する搭載部、 (b)上記搭載面内に設けられ、媒体の中心孔と係合
し、回転の中心となる軸、 (c)上記搭載面内の上記軸とは異なる位置に設けら
れ、媒体の駆動孔と係合する駆動ピン、 (d)上記駆動ピンを上記搭載面で保持するとともに、
上記駆動ピンを搭載面内の所定の範囲で搭載面の面に沿
って任意の方向に移動可能に保持し、上記駆動ピンを上
記駆動ピンと当接することにより回転の外側方向に移動
させる保持手段。
【0020】上記保持手段は、上記搭載面に回転の外側
後方に向かって設けられた長手孔と、上記長手孔に上記
駆動ピンを長手孔に沿って移動可能に取り付ける取り付
け手段を有することを特徴とする。
【0021】上記駆動ピンは長手中空部を有し、上記保
持手段は、搭載面に回転の外側後方に向かって延在する
とともに、上記長手中空部内に設けられ駆動ピンを搭載
面に対して回転の外側後方に向かって移動可能に取り付
ける板スタンドを有することを特徴とする。
【0022】上記搭載部は、ロータヨークであることを
特徴とする。
【0023】上記保持手段は、上記駆動ピンを搭載面片
面より取り付けることを特徴とする。
【0024】また、この発明は、媒体の駆動孔と係合し
て媒体を駆動するチャッング機構において、媒体を搭
載する搭載面と、 上記搭載面内の所定の範囲で搭載面の
面に沿って任意の方向に移動可能に上記搭載面で保持し
た駆動ピンとを備え、上記駆動ピンは、自転可能に取り
付けられたことを特徴とする。
【0025】また、この発明は、媒体の駆動孔と係合し
て媒体を駆動する駆動ピンを備えたチャッキング機構に
おいて、上記駆動ピンの上面と側面との間に傾斜面を備
えたことを特徴とする。
【0026】また、この発明は、媒体の駆動孔と係合し
て媒体を回転駆動する駆動ピンと媒体を搭載する搭載部
を備えたチャッング機構において、上記搭載部は、
上記駆動ピンを媒体を搭載する搭載面上で搭載面内の所
定の範囲で搭載面の面に沿って任意の方向に移動可能
保持し、上記駆動ピンを上記駆動ピンと当接することに
より上記回転の外側方向に移動させることを特徴とす
る。
【0027】また、この発明は、上記チャッキング機構
を備えたフレキシブルディスク装置である。
【0028】
【作用】第1の発明におけるチャッキング機構は、駆動
ピンを搭載面で保持することを特徴としている。従来の
チャッキング機構においては、駆動ピンを保持するため
のばねを用いたり特別な部材を必要としていが、この発
明においては、駆動ピンを搭載面を用いて保持するよう
にしたので、部品点数を少なくするとともに組立易いチ
ャッキング機構になる。また、駆動ピンは規制部により
回転外側方向に移動させられるため、保持手段自身に駆
動ピンを回転外側方向に付勢する機能を持つ必要がなく
なり、保持手段自身が簡単に構成できる。
【0029】第2の発明においては、保持手段が駆動ピ
ンを固定したアームと、アームを取り付けるための開口
部と支持部を有するものである。支持部によりアームを
スライド可能に支持していることにより、駆動ピンは規
制部に当接するまで搭載面において、移動可能に保持さ
れる。
【0030】第3の発明においては、開口部を作成する
ために不要になった搭載面の一部を用いて支持部が作成
されているため、支持部のために特別な部材を必要とし
ない。
【0031】第4の発明においては、アームが弾性体を
用いて作成されているため、チャッキング機構が媒体を
搭載する際に、アームの弾性体が変形し駆動ピンが媒体
の搭載を邪魔しない。
【0032】第5の発明においては、支持部が弾性体が
変形し易い位置に設けられているため、媒体の搭載時に
駆動ピンを傾斜させ、媒体の挿入を更に容易にする。
【0033】第6の発明においては、ばね部材が搭載面
の小孔を介して、駆動ピンを取り付ける。このばね部材
は駆動ピンの中空部と係合し、駆動ピンを搭載面上で移
動可能に取り付ける。ここで特徴となるのは、駆動ピン
の中空部とばね部材が係合している点であり、駆動ピン
の中空部とばね部材により駆動ピンを搭載面上でスライ
ド可能に取り付けている点である。
【0034】第7の発明においては、取り付け片と連結
部を用いて駆動ピンを搭載面に取り付ける。搭載面に設
けられた連結部が貫通する小孔の径を連結部の径より大
きくすることにより駆動ピンを搭載面上でスライド可能
に取り付けるものである。
【0035】第8の発明においては、小孔とつながった
開口部から取り付け片を挿入して駆動ピンを搭載するよ
うにしたので、搭載面片側より駆動ピンを取り付けられ
る。
【0036】第9の発明においては、固定シャフトを固
定部材を用いて搭載面に固定し、この固定シャフトに対
して駆動ピンの中空部を係合させることにより、駆動ピ
ンを搭載面上でスライド可能に取り付けるものである。
【0037】第10の発明においては、搭載面に固定さ
れたポストに対して駆動ピンの中空部を係合させること
により、駆動ピンを搭載面上でスライド可能に取り付け
るものである。
【0038】第11の発明においては、チャッキングマ
グネットが開口部を覆うので、駆動ピンの取り付けの後
に必要な開口部の閉鎖をチャッキングマグネットで兼用
することができる。
【0039】第12の発明においては、規制部は搭載面
の一部を折り曲げて作成するので、規制部のために特殊
な部材を必要としない。
【0040】第13の発明においては、規制部をなくし
たことを特徴とするものである。保持手段自身が駆動ピ
ンを回転の外側方向に移動可能に保持するため、規制部
を設けなくても駆動ピンが回転外側方向にスライド可能
である。
【0041】第14の発明においては、駆動ピンを回転
の外側後方に移動できるような長手孔に取り付けている
ので、駆動ピンと媒体の駆動孔との係合により、駆動ピ
ンが搭載面上を長手孔に沿って回転外側後方にスライド
する。
【0042】第15の発明においては、搭載面に板スタ
ンドを設け、その板スタンドの面を回転外側後方と平行
に設ける。駆動ピンには、板スタンドの面と係合するよ
うな長手中空部を有している。従って、駆動ピンと媒体
駆動孔との係合により、駆動ピンが搭載面上を板スタ
ンドの面に沿って回転外側後方にスライドする。
【0043】第16の発明においては、前述した搭載部
をモータの回転によって回転するロータヨークで兼用で
きるので、部品点数を少なくできる。
【0044】第17の発明においては、駆動ピンを搭載
面の片側から取り付けられるようにしているため、駆動
ピンの取り付け作業が楽になる。
【0045】第18の発明においては、駆動ピン自身が
自転可能であるため、媒体の駆動孔と正しい位置で係合
し易くなる。また、駆動ピンに力が加えられた場合、駆
動ピン自身が自転することによりその力を吸収する。従
って、媒体を搭載する場合に媒体を痛めることがなくな
る。
【0046】第19の発明においては、駆動ピンの上面
と側面との間に傾斜面を備えているため、媒体を搭載す
る場合に媒体を痛めることがなくなる。
【0047】第20の発明においては、駆動ピンが搭載
面により支持されるため駆動ピンを支持する特別な部材
が必要なくなる。
【0048】第21の発明は、前述したチャッキング機
構をフレキシブルディスク装置に利用したものであり、
フレキシブルディスク装置の組立が容易になる。
【0049】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は本実施例におけるチャッキング機構の平面
図、図2は図1の矢印Eから見た側面図、図3は図1の
断面DDの断面側面図である。図1において、11は駆
動モータ4の回転力を発生させるロータヨーク、12は
前記駆動ピン7と一体化されたアーム、13は前記ロー
タヨーク上前記チャッキング面6の周囲に設けられたチ
ャッキングマグネット、図2において、14は前記アー
ム12の一端を支持するロータヨーク支持部A、15は
前記アーム12のもう一端を支持するロータヨーク支持
部B、図3において16は前記アーム12の中心線より
離れた位置の前記駆動ピン7の下面の一部を支持するロ
ータヨーク支持部C、17は駆動モータ4の軸受体等の
支持部材を兼ねた電子部品が配置された基板を示す。
【0050】図4は、駆動ピン7とアーム12を結合し
たアームピンを示す図である。図4(a)は、アームピ
ンの平面図、図4(b)は、矢印Fから見た側面図、図
4(c)は、矢印Gから見た側面図である。
【0051】図5は、駆動ピン7と一体となったアーム
12を取り除いたロータヨーク11を示す図である。1
00は、ロータヨーク11の一部を切取り開口した開口
部。支持部B15は、この開口部100のために不要と
なったロータヨークの一部分を舌状に残して折り曲げて
作成されており、ロータヨーク11の面と段違いかつ並
行に設けられている。また、規制部8もこの開口部10
0のために不要となったロータヨークの一部分を、図5
において紙面に対して垂直手前方向に折り曲げることに
より作成されている。101は、開口部である。支持部
A14は、開口部101を開口する場合にロータヨーク
の一部を折り曲げて、作成されており、ロータヨーク1
1の面と段違いかつ並行に設けられている。
【0052】図6は、チャッキングマグネット13の平
面図である。13aは、ロータヨーク11に設けられた
開口部100の一部分を覆う覆い部分である。
【0053】図4に示すように、アームピンはアーム1
2と駆動ピン7から構成されている。このアームと駆動
ピンは、一体成形されてもよいし、また、別々に作成さ
れたものを後に接着するようにしても構わない。また、
その材料は耐久性を持っていることが望ましく、例え
ば、金属を用いることが最も望ましい。特に、駆動ピン
7は、フレキシブルディスクと摺動するため、摩耗する
ことがない金属を用いることが望ましい。一方、アーム
ピンを作成するという面から考えるとアームと駆動ピン
は一体的に作ることが望ましい。このような場合には、
プラスチックを用いることが望ましい。或は、ナイロン
やデルリンを用いるような場合であっても構わない。
【0054】図4に示すように、アーム12は一方が厚
さの薄いアーム端12aと厚さの厚いアーム端12bを
有している。アーム端12aは、後述するように、規制
部8の下をくぐり、支持部A14に乗り上げるものであ
る。従って、チャキング機構の厚さを薄くするためにア
ーム端12aの厚さをできるだけ薄くすることが望まし
い。
【0055】次に、ロータヨークについて説明する。ロ
ータヨークには、図5に示すように、開口部100及び
101が設けられる。また、支持部A14及び支持部B
15は開口部101と100により不要となった部分の
一部を折り曲げ加工することにより作成され、また、規
制部8も開口部100により不要となった部分の一部を
折り曲げ加工することにより作成される。このため、ロ
ータヨーク材料は容易に変形せず一度加工された後はそ
の位置や形を変えることない鉄材や鋼材を用いることが
望ましい。
【0056】チャッキングマグネット13は、図6に示
すような形状をしており、フレキシブルディスク等の記
録媒体を吸着するため着磁されている。例えば、ラバー
シートを着磁させ、チャッキング面6の周囲にあるロー
タヨーク11表面に接着する。また、覆い部分13aは
開口部100の一部を覆い、アーム12が開口部100
より抜け出さないようにしている。このため、チャッキ
ングマグネット13は、ある程度の強度を持つことが望
ましい。
【0057】次に、組立について説明する。組立ての際
はまず、図7に示すようにロータヨーク11の支持部B
15付近に駆動ピン7と一体になったアーム12を載せ
る。図7に示すように、例えば、開口部100の幅は3
mmである。一方、アーム12の幅は2mmであり、ア
ーム12を開口部100の中心においた場合には、両側
に0.5mmずつの隙間を設けることができる。このよ
うに、アーム12は開口部100において、紙面に対し
て左右に0.5mmずつ移動することが可能である。或
は、別な言葉で言えば、アーム12は左右へ最大1mm
スライドすることが可能である。
【0058】次に、アーム12を、円周方向に、アーム
12のアーム端12aが規制部8をくぐり支持部A14
に乗り上げる状態を経て駆動ピン7が規制部8に当る位
置、或は、その付近まで移動する。この時点でアーム1
2は、支持部A14と支持部B15によって支えられる
ことになる。また、支持部C16は、図7に示す駆動ピ
ン7のはみ出し部分7aを支えた状態になる。このよう
に、アーム12は支持部A,B,Cの3つの支持部によ
り支えられることにより、開口部100内において左右
に最大1mmの余裕を持って移動可能に取り付けられ
る。最後にチャッキングマグネット13をチャッキング
面6の周囲に取付けて、ロータヨーク支持部B15上に
位置するアーム12の一端を覆えば、組立てが完了し、
図1に示す状態となる。
【0059】チャッキングマグネット13を取り付ける
ことにより、アーム12は、図7に示したようなロータ
ヨークに最初に乗せた状態まで戻ることができず、規制
部8とチャッキングマグネット13の間で紙面に対して
上下に移動可能に取り付けられる。
【0060】次に、動作について図5、図6を用いて説
明する。記録媒体が装填され、回転軸5に中心孔2がか
ん合すると、チャッキング面6の回転に従い、いずれ駆
動ピン7は駆動孔3にはまり込む。直に、駆動孔3の2
辺は駆動ピン7の2点X,Yに当接する。ここまでの動
作は従来と変わりなく、この状態を図8に示す。このと
き生じる回転反力によって、ハブ1は駆動ピン7と一体
構造のアーム12を円周方向にロータヨーク支持部A1
4、B15、C16上を滑らせ、規制部8の点Zに押し
当るまで移動させ、図9に示すようなハブ1がセンタリ
ングされた状態、すなわちチャッキング完了の状態にな
る。
【0061】規制部8は、図7に示すように、半径方向
に対して25度から55度の角度を持って折り曲げられ
ている。従って、駆動ピン7が規制部8に押し当てられ
た場合には、駆動ピンを円周外側方向に移動させる力が
駆動ピンに対して働き続ける。従って、中心孔2は回転
軸5の一方に押し付けられ、ハブ1はセンタリングされ
る。
【0062】規制部8が半径方向となす角度は、駆動ピ
ンの駆動力を回転方向の力と円周方向の力にどのくらい
配分したらよいかを決定するものである。角度が小さい
場合には回転する力を増加させ、角度が大きい場合は円
周外側方向への力を増加させる。回転方向への力を維持
しながら円周外側方向への力も適度にだせる角度として
この角度を45度±10度とするのが望ましいと考えら
れる。特に、35度±0.5度が、回転方向への力を維
持しながら円周外側方向への力も適度にだせる角度とし
て適当と考えられる。
【0063】以上のように、この実施例は、記録媒体を
回転させる駆動モータと、この駆動モータの回転力を発
生させるロータヨークと、前記駆動モータの回転軸と、
前記記録媒体を取り付けるための前記回転軸に一体に固
定されたチャッキング面と、このチャッキング面の周囲
に設けたチャッキングマグネットと、前記チャッキング
面と一体に回転して前記記録媒体を回転駆動する駆動ピ
ンを備えたチャッキング機構において、前記ロータヨー
クの少なくとも一部に当接し前記駆動ピンと一体に設け
られ、前記ロータヨーク上を回転方向及び外周方向に移
動可能なアームと、前記チャッキング面に前記アームの
移動を規制する規制部を設け、前記アームの両端は前記
チャッキングマグネットの下側に配置したことを特徴と
する。
【0064】この実施例によれば、駆動ピンと一体に設
けられたアームの移動によって記録媒体のチャッキング
を行うので、板ばね等の部材が不要となる。組立の際は
ロータヨークの上にアームを載せ円周方向に少しスライ
ドさせ、次にチャッキングマグネットを装着すれば良
い。また、駆動ピンはその軸方向に上下移動しない構造
のため移動に必要なスペースが不要となる。こうして、
従来に比べ部品点数を少なくでき低価格化が図れるとと
もに、かつ組立が容易になり、しかも薄型化が図れる。
【0065】実施例2.上記実施例1において、アーム
12を弾性を有する部材で構成してもよい。アーム12
を弾性を有する部材で構成することにより、記録媒体が
装着された時にハブ1を介して駆動ピン7の上面に加え
られる装着力(駆動ピン7を下方に押す力)によって、
アーム12は図10に示すように変形しようとする。こ
の変形を挙動をさらに詳しく見てみると、アーム12は
ロータヨーク支持部A14及び支持部B15を支点とし
て、曲り、駆動ピン7付近を押し下げようとする。しか
し、駆動ピン7のはみ出し部分7a下面にはロータヨー
クの支持部C16が設けられているため、駆動ピン7付
近にはこの支持部Cを支点にモーメントが働き、その結
果、図11に示すように、駆動ピン7は内周方向に下が
る向きで傾斜する。従って、図11に示すように、ハブ
1の下面と駆動ピン7の上面は面同志で当接することに
なる。
【0066】尚、アームを変形させる点から支持部A1
4と支持部B15は、アームを支持し続ける範囲ででき
るだけ離れている方が良い。
【0067】このようにアームを弾性体で構成する場合
には、アームの部材としてプラスチックや硬質ゴムを用
いることが可能である。しかし、このようなプラスチッ
クや硬質ゴムを用いる場合には、摩耗が激しいため駆動
ピンを別個の摩耗性の無い部材で作り、両者を接合する
ようにすることが望ましい。
【0068】以上のように、この実施例は、前記アーム
の両端と前記アームの中心線より離れた位置の前記駆動
ピン下面の一部がロータヨークの一部に当接支持され、
前記アームは弾性を有することを特徴とする。
【0069】この実施例によれば、アームの両端部を弾
性を有する部材にし、アームの中心線より離れた位置の
駆動ピン下面をロータヨークの一部にて支持する構成と
したので、記録媒体が装着される時の押し付け圧によっ
てこの弾性部がたわみ、駆動ピンの下面のロータヨーク
支持部分を支点にモーメントが発生し、駆動ピン上面が
チャッキング面中心に向って傾斜する。その結果、駆動
ピン上面は記録媒体のハブ面と面接触し、片当りによる
摩耗の進行を抑制することが可能となり、駆動ピンの材
料として、金属と比較して摩耗し易いが生産性の高いプ
ラスチック材等の材質を選定できる。これにより、一層
の低価格化が実現できる。
【0070】実施例3.図12は、アーム12の他の例
を示す図である。図12に示すアーム12は、駆動ピン
7の全体を全てアームに乗せている点が特徴である。従
って、前述したような支持部Cと係合する部分は存在し
ない。アーム12は、支持部A及び支持部Bにより支持
され、移動できるようになっている。また、図12に示
すアーム12は、両方のアーム端12a及び12bとも
同じ厚さである。このように厚さを変えないような場合
であっても構わない。
【0071】次に、図13は、アームの他の例を示す図
である。アームの形状は図13に示すように直方体をし
ているような場合であっても構わない。
【0072】図14は、駆動ピン7の他の例を示す図で
ある。駆動ピン7は駆動ピンの胴部7bとリング7aか
ら構成されている。駆動ピン7は前述したようにフレキ
シブルディスクと摺動する。従って、駆動ピンは摩耗し
てくる可能性がある。そこで、駆動ピンを補強するため
にリング7aを設ける。このリングの材料としては例え
ば、SUS303という鋼材を使用する。このように耐
摩耗性に優れた材料を用いてリングを構成することによ
り、フレキシブルディスクとの摺動に対しても、駆動ピ
ンが摩耗することがなくなる。かつ、駆動ピンの側面部
分も補強され、駆動孔との係合が正しく行われ正確な位
置決めを行うことができる。このようにリング7aを設
けることにより駆動ピン胴部7bは、プラスチック、ナ
イロン、デルリン等の部材を用いることが可能になる。
このような部材を用いる場合にはアーム12と駆動ピン
の胴部7bを一体成形することができる。また、図示し
ないが、リングのかわりに上面までカバーするキャップ
としても構わない。キャップにする場合は、駆動ピンの
上面の耐摩耗性が更に向上する。
【0073】実施例4.図15は他の実施例を示す斜視
図で、図16は図15におけるF方向から見た断面図で
ある。図において、18は中空円筒状の駆動ピン7の上
部2個所に設けられた切り欠き部、19はこの切り欠き
部18の2個所に先端の二股部分をはめ込み引っかけ、
途中ほぼ直角に折れ曲がってU字形状を成すばね部材、
20はロータヨーク11上の前記駆動ピン7の円筒内部
に位置する部分に設けられた小孔、21は前記ばね部材
18のU字形状部のばね掛け用としてロータヨーク11
の下面にプレス工法等で形成されたばね掛け部である。
【0074】組立ての際は、駆動ピン7の切り欠き部1
8にばね部材19の二股部をはめ込んだ状態で、ロータ
ヨーク11の小孔20からこのばね部材19のU字形状
部を挿入し、ばね掛け部21に引っかけ取り付ける。従
って、組立てはワンタッチ操作でできる。動作時におい
て駆動孔3が駆動ピン7に当接し移動する場合に、小孔
20はこの移動量に対して十分な開口面積を有し、この
範囲内で、駆動ピン7はばね部材19の弾性によって、
自在に移動でき規制部8に当接し、ハブ1がセンタリン
グされたチャッキング状態になる。
【0075】図15、図16に示すようにばね部材19
は、ばね掛け部21を支点にして矢印Iの方向に振れる
ことができる。小孔の直径を3mmとし、ばねの幅を2
mmとするとばねが左右に0.5mmずつ、最大で1m
m移動することができる。従って、駆動ピン7も矢印H
方向に左右0.5mm、最大1mmロータヨーク上でス
ライドすることが可能となる。
【0076】また、図16に示すように、ばね部材19
の先端部と駆動ピン7の側面に隙間Sを設けることによ
り、ばね部材19が変形しなくとも駆動ピン7をH方向
にスライドさせることが可能である。この隙間Sの幅を
0.5mmにしておくことにより、ばね部材が変形せず
に駆動ピン7がH方向に0.5mmずつ移動することが
できる。この隙間Sが仮に存在していない場合でも、前
述したようにばね部材19がI方向に振れることにより
駆動ピン7はH方向に移動可能である。このように、隙
間Sを存在させる場合には、ばね部材19の製作精度を
重視することなく、容易にばね部材を作成することがで
きる。
【0077】次に、図17は、駆動ピンとばね部材の平
面図である。駆動ピン7の切り欠き部18の幅は、ばね
部材19の直径よりも1mm大きく作られている。従っ
て、切り欠き部18とばね部材19が係合している部分
は、図17に示すように紙面に対して上下0.5mmず
つ移動可能である。従って、駆動ピン7は矢印J方向に
ロータヨーク上を自由にスライドすることができる。
【0078】以上のように、この実施例には、記録媒体
を回転させる駆動モータと、この駆動モータの回転力を
発生させるロータヨークと、前記駆動モータの回転軸
と、前記記録媒体を取り付けるための前記回転軸に一体
に固定されたチャッキング面と、このチャッキング面の
周囲に設けたチャッキングマグネットと、前記チャッキ
ング面と一体に回転して前記記録媒体を回転駆動する駆
動ピンを備えたチャッキング機構において、前記チャッ
キング面に前記駆動ピンの移動を規制する規制部を設
け、中空円筒状に形成された前記駆動ピンと、この中空
部に対向した位置に小孔を設けたロータヨークと、前記
駆動ピンと係合し、前記小孔を介して、ロータヨークの
下面に取り付けられたばね部材から成ることを特徴とす
る。
【0079】この実施例によれば、ばね部材によって、
駆動ピンをロータヨークに取り付けるので、組立が容易
であり、しかも駆動ピンの中空円筒と言う形状は極めて
単純なため、加工が容易であり、低価格化が実現でき
る。
【0080】実施例5.図18は他の実施例を示す斜視
図であり、22は駆動ピン7の下面の中心付近から延設
されロータヨーク11の板厚よりプラス公差の長さを有
する軸、23はこの軸22の端部に設けた円板、24は
ロータヨーク11に設けた瓢箪形状穴、25はこの瓢箪
形状穴24の一部の穴で前記円板23の径より大きく前
記駆動ピン7の径より小さな径を有する第2の穴、26
は同じく前記瓢箪形状穴24の一部で前記軸22の径よ
り大きく前記円板23の径より小さな径を有する第1の
穴、27も前記瓢箪形状穴24の一部で前記軸22の径
よりプラス公差の幅を有し第2の穴25と第1の穴26
を結ぶ矩形穴である。図19は駆動ピン7の斜視図であ
り、図20は瓢箪形状穴24の拡大図である。
【0081】図20に示すように円板23は、第2の穴
25の直径よりも小さな直径を有している。また、軸2
2は、矩形穴27の幅よりも小さな直径を有している。
従って、駆動ピンの円板23を第2の穴に挿入し、軸2
2を矩形穴27を介して第1の穴26までスライドさせ
ることが可能である。第1の穴26は直径3mmであ
り、軸22は直径2mmである。従って、駆動ピンは上
下左右斜め方向0.5mmずつロータヨーク上を移動可
能になる。
【0082】図21は、瓢箪形状穴24を有するロータ
ヨークの平面図である。図21に示すように瓢箪形状穴
24の長手方向と半径方向のなす角度は、45度であ
る。このような角度とすることにより、駆動ピンがフレ
キシブルディスクの駆動孔と係合してフレキシブルディ
スクを回転させる場合に、駆動ピンが第1の穴26から
矩形穴27の方向に移動しない。また、図21に示すよ
うに、規制部8が半径方向となす角度は35度±0.5
度であり、駆動ピンは、ロータヨーク11の回転により
回転反力と円周外側方向への力を受けることになる。瓢
箪形状穴24の矩形穴27は、回転反力と円周方向への
力が加わらない方向に設けることが望ましい。
【0083】組立ての際は、駆動ピン7の円板23を駆
動ピン7の下面がロータヨーク11の表面に接触するま
で第2の穴25に挿入する。次に、ロータヨーク11上
を滑らせるようにして矩形穴27を通過させ第1の穴2
6の中心付近に駆動ピン7を移動する。この状態で、第
2の穴25と矩形穴24の一部をチャッキングマグネッ
ト13にて塞ぐように取り付けて、図1に示す状態と同
様な状態となり、組立ては完了する。軸22の径に比べ
第1の穴26の径は動作時に必要な駆動ピン7の移動を
妨げない程度に大きくできている。このため動作時には
駆動ピン7は必要に応じ移動し駆動孔3と係合し、この
結果、ハブ1はセンタリングされチャッキング状態とな
る。
【0084】尚、図18に示すような構成にすることに
より駆動ピン7は軸22を中心にして自転することが可
能になる。これは第1の穴26が円形をしており、軸2
2自身も円形をしているためである。このような構造に
より、駆動ピン7自身が回転することができ、回転しな
い場合に比べて駆動孔3が駆動ピン7に接触した場合に
より確実に位置決めを行うことが可能になる。駆動ピン
7と駆動孔3がまず一点で接触した場合に、その一点に
摩擦が生じると、第2点目の接触がしにくくなる。も
し、駆動ピン7が回転できる場合には、駆動ピン7と駆
動孔3が接触した点を駆動ピン7が自転することにより
その位置を容易に変更することができる。また、駆動ピ
ン7が装着力を受けた場合や、その他の圧力を受けた場
合も、自転することにその力を吸収したり分散させるこ
とができる。また、摩擦がなくなるので駆動ピンの摩耗
が減少する。
【0085】以上のように、この実施例は、記録媒体を
回転させる駆動モータと、この駆動モータの回転力を発
生させるロータヨークと、前記駆動モータの回転軸と、
前記記録媒体を取り付けるための前記回転軸に一体に固
定されたチャッキング面と、このチャッキング面の周囲
に設けたチャッキングマグネットと、前記チャッキング
面と一体に回転して前記記録媒体を回転駆動する駆動ピ
ンを備えたチャッキング機構において、前記チャッキン
グ面に前記駆動ピンの移動を規制する規制部を設け、前
記駆動ピンの中心から延設された軸と、この軸の一端に
取り付けられた前記駆動ピンの外径より小さな径を有す
る円板と、前記駆動ピンが前記ロータヨークと当接する
付近に前記円板の径と前記駆動ピンの径、双方の径より
小さな径を有する第1の穴と前記円板の径より大きな径
を有する第2の穴と、これらの穴同志を結び前記軸の径
より大きく前記駆動ピンの径より小さな幅を有する矩形
状の穴から成る瓢箪形状穴から構成されることを特徴と
する。
【0086】この実施例によれば、駆動ピンの軸端に設
けられた円板をロータヨーク上の第2の穴に挿入し、矩
形状の穴を通りロータヨーク上を滑らせ、第1の穴に駆
動ピンを取付けるので、組立が非常に容易となる。
【0087】実施例6.図22は、駆動ピンの他の例を
示す図である。駆動ピン7は、プレート7cとリング7
dとピン7eから構成されている。ピン7eの先端部
は、円板23と結合される。プレート7cとピン7e
は、C3604RD等の鉄材で構成される。一方、リン
グ7dは鋼材に比べて柔軟性のあるデルリン等の部材で
構成される。また、リングはプレート7cとリング7d
側面との間に傾斜部Tを有している。この傾斜部Tは、
駆動ピン7がフレキシブルディスクと接触する場合、フ
レキシブルディスクに傷が発生するのを防止するための
ものである。傾斜部Tが存在することにより、駆動ピン
7の縁がなくなり、フレキシブルディスクに対して傷を
与えることがなくなる。また、プレート7cは鋼材で作
成されているため、駆動ピン7の上面がフレキシブルデ
ィスクとの摺動により摩耗されるということもない。
【0088】実施例7.図23は、駆動ピン7の他の例
を示す図である。図23に示す駆動ピンには、軸22と
円板23とネジ23aが存在している。ネジ23aは、
軸22と円板23を駆動ピン7に取り付ける。このよう
にネジ23aを用いることにより、駆動ピンをロータヨ
ーク上にスライド可能に取り付けることが可能である。
この場合には、前述したような第2の穴25或は矩形穴
27を設ける必要がない。しかし、この例の場合は、駆
動ピン7を取り付ける場合にはロータヨークの裏側から
ネジ23を締め付けなければならない。
【0089】実施例8.図24は他の実施例を示す駆動
ピン付近の断面図であり、図において駆動ピン7は円筒
状外形で内部は座ぐり穴を施されている。28は前記駆
動ピン7の穴に挿入され、ロータヨーク11に固定され
た固定シャフト、29はロータヨーク11に設けられた
楕円形状の位置決め穴、30は前記固定シャフトの一部
で前記駆動ピン7の座ぐり穴の径より小さく中心穴の径
より大きな径を有するシャフト頭部、31は同じく前記
固定シャフト28の一部で前記駆動ピン7の中心穴の径
より小さく前記位置決め穴29の短径より大きい径を有
するシャフトA部、32は前記位置決め穴29の短径よ
り小さい径を有し、前記ロータヨーク11の板厚と同程
度の長さを有するシャフトB部、33は前記固定シャフ
ト28の端部に一体化されて設けられ、断面形状が前記
位置決め穴29に相似で、かつ断面積が前記位置決め穴
29の開口面積より小さい断面をもつシャフト係合部で
ある。図25は前記固定シャフト28のみの拡大斜視
図、図26は図24の断面KK部の平面図である。
【0090】図24に示すように、固定シャフトA部3
1の直径は2mmである。駆動ピン7内部に設けられた
座ぐり穴の直径は3mmである。従って、固定シャフト
がシャフトB部32とシャフト係合部33により、ロー
タヨーク11に固定された場合には、駆動ピン7は中心
穴内面とシャフトA部外面にある隙間の分だけ、半径方
向に任意に移動することが可能になる。
【0091】組立ての際は、駆動ピン7の穴に固定シャ
フト28を挿入したまま、シャフト係合部33を位置決
め穴29にシャフトA部31の端面がロータヨーク11
の表面に当るまで挿入する。この状態を保ちつつシャフ
ト頭部30を約90度回転させると、ロータヨーク11
をシャフトA部31とシャフト係合部33とで挟み付け
る状態となり、これで組立てが完了となる。
【0092】図24に示すようにロータヨークの厚さを
W1とし、固定シャフトB部の高さを図25に示すよう
にW2とし、W2をW1よりもやや小さめに作成するこ
とにより、図26に示すようにシャフト係合部33が一
度ロータヨーク11を締め付けた場合には、容易に元に
戻らないようにできている。固定シャフト頭部30に
は、この固定シャフトを回転させるための切り欠き部3
0aが設けられており、切り欠き部30aをスクリュー
ドライバにより強制的に回転させることにより、ロータ
ヨークの位置決め穴の長手方向と直角になるまでシャフ
ト係合部33を回転させる。このようにして、固定シャ
フト28はロータヨーク11に対して固定される。前述
したように、シャフトA部の径に比べ駆動ピン7の中心
穴の径は動作時に必要な駆動ピン7の移動を妨げない程
度に大きくできている。このため動作時には駆動ピン7
は必要に応じ移動し駆動孔3と係合し、この結果、ハブ
1はセンタリングされチャッキング状態となる。尚、こ
の例においても図24に示すように駆動ピン7は、固定
シャフト28を中心にして自転することが可能である。
このように駆動ピン7が回転できることにより、駆動孔
との正しい位置での接触を確実なものとする。また、装
着力やその他の力を自転により吸収分散できる。また、
自転により摩耗を減少させる。
【0093】以上のように、この実施例は、記録媒体を
回転させる駆動モータと、この駆動モータの回転力を発
生させるロータヨークと、前記駆動モータの回転軸と、
前記記録媒体を取り付けるための前記回転軸に一体に固
定されたチャッキング面と、このチャッキング面の周囲
に設けたチャッキングマグネットと、前記チャッキング
面と一体に回転して前記記録媒体を回転駆動する駆動ピ
ンを備えたチャッキング機構において、前記チャッキン
グ面に前記駆動ピンの移動を規制する規制部を設け、前
記駆動ピンは前記ロータヨーク上の円筒リングとこの円
筒リングが挿入され軸方向に対しての抜け止めを持つ固
定シャフトを有し、この固定シャフトは前記ロータヨー
クに設けた長穴もしくは楕円形の位置決め孔に挿入さ
れ、前記位置決め孔の最小径より大きな径を有して前記
ロータヨーク上面に当接する部分と、前記位置決め孔へ
の挿入部分は前記ロータヨーク板厚程度の長さで、前記
位置決め孔の最小径より小さい径を有し、前記ロータヨ
ークの下面に出る部分は前記位置決め孔と相似形状断面
でかつその開口面積が小さい部分を有することを特徴と
する。
【0094】この実施例によれば、ロータヨーク上に設
けた位置決め孔に固定シャフトを挿入後、約90度回転
することによって、取付けができるようにしたので、組
立が非常に容易になる。
【0095】実施例9.図27は、他の実施例を示す図
である。図27(a)は、ロータヨーク11にポスト3
9と規制部8を設けた状態を示している。図27(b)
は、ポスト39に対して駆動ピン7を取り付けた状態を
示している。図27(c)は、図27(b)の断面NN
の平面図である。ポスト39の直径は、駆動ピン7の内
部に設けられた中心穴の直径よりも1mm小さく作られ
ている。従って、駆動ピン7はポスト39を中心にして
最大1mm半径方向にロータヨーク上を移動することが
可能になる。この例によれば、ロータヨーク上にポスト
39を設け、そのポストに駆動ピン7を挿入し、挿入し
た駆動ピン7が外れないように止め具39aによりポス
トの頂部を止めることによるという簡単な方法により、
組立が終了する。ポスト39は、ロータヨーク11の一
部分を垂直折り曲げて作成することも可能である。ま
た、ロータヨーク11に対して円筒柱を溶接することに
より作成することも可能である。図27に示す場合にお
いても駆動ピン7は、ポスト39を中心にして自転する
ことができ、駆動孔3と係合する場合により正しい位置
に当接することができる。また、駆動ピン7の摩耗を減
少させることができる。
【0096】実施例10.図28は、他の実施例を示す
図である。図28(a)は、ロータヨーク11に長手孔
41を設けた図である。また、図28(b)は、長手孔
41に図19に示した駆動ピンを取り付けた様子を示し
た図である。長手孔41は半径方向に対して45度±1
0度の角度を持って存在しており、この長手孔41に駆
動ピン7を取り付けることにより、駆動ピン7は矢印L
の方向にロータヨーク上をスライド可能になる。この矢
印Lの方向は、半径方向に対して45度±10度の方向
である。このように取り付けられた駆動ピンに駆動孔3
が係合した場合は、図28(c)に示すように駆動ピン
が駆動孔3と点X及び点Yで接するとともに、軸22と
長手孔41が点Zで接することになる。長手孔41は、
45度±10度の傾きを持っているため、軸22は矢印
Mの方向、即ち円周外側方向への力を受ける。このよう
にして、規制部8を設けなくても前述した実施例と同様
に駆動ピンに対して、回転方向と円周外側方向の力を与
えることができる。
【0097】実施例11.図29は、他の実施例を示す
図である。図29(a)は、ロータヨーク11の面上に
設けられた板スタンドを示している。また、図29
(b)は、その平面図を示している。図29(b)に示
すように板スタンドの面と半径方向のなす角は、45度
±10度である。図29(c)は、駆動ピン7の平面図
である。駆動ピン7の内部には、長手中空部7gが設け
られている。図29(d)は、この駆動ピン7を板スタ
ンド42に取り付けた状態を示している。駆動ピンが点
Xと点Yにおいて、フレキシブルディスクの駆動孔と接
触した場合には、板スタンド42と長手中空部7gは面
42で接することになる。この場合、板スタンドが半径
方向に対して45度±10度の角度を有しているため、
駆動ピン7が矢印Mの方向即ち円周方向に移動する。図
29(c)に示すように板スタンド42の幅は2mmで
あり、長て中空部7gの長さは3mmである。従って、
最大1mm移動することが可能になる。この板スタンド
42は、前述した実施例の規制部8と全く同様の方法で
作成することができる。即ち、ロータヨーク11を折り
曲げることにより作成できる。或は、特別な平板を用意
しその平板をロータヨーク11に溶接することにより、
或は接着することにより作成することができる。
【0098】実施例12.上記実施例においては、主と
してチャッキング機構について説明したが、このチャッ
キング機構をフレキシブルディスク装置に用いることが
できる。
【0099】実施例13.また、上記チャッキング機構
をフレキシブルディスク装置以外のコンパクトディスク
装置や光ディスク装置に用いるようにしてもよい。
【0100】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、駆
動ピンを搭載面にて保持するようにしたので板ばねや逃
げ溝が必要なくなる。このように、部品点数を少なく構
成したので、装置が組立易く、低価格で、かつ薄型化に
適するものが得られる効果がある。
【0101】第2の発明によれば、アーム開口部から装
着できるとともに、アームのスライドにより駆動ピンを
移動させることができ、そのアームの移動を支持部とい
う簡単な構成により行わせることによりチャッキング機
構が従来に比べ、組立易くしかも薄型化が図れる。
【0102】第3の発明によれば、支持部のために特別
な部材を用意することがなく、更に部品点数を少なくす
ることができる。
【0103】第4の発明によれば、弾性体の弾性を利用
することにより駆動ピンと媒体との接触による障害を防
止することができる。
【0104】第5の発明によれば、更に駆動ピンが傾斜
できるので更に媒体を傷つけることなく、媒体を装着す
ることができる。
【0105】第6の発明によれば、ばね部材によって駆
動ピンをロータヨークに取り付けるので組立が容易であ
り、しかも駆動ピンは中空部を有するだけで済み極めて
単純な加工を行うだけで、チャッキング機構を構成する
ことができる。
【0106】第7の発明によれば、駆動ピンを単に小孔
に取り付けるという単純な作業でチャッキング機構を実
現できる。
【0107】第8の発明によれば、開口部を設けている
ので駆動ピンを搭載面の片側から取り付けることができ
る。
【0108】第9の発明によれば、固定シャフトを挿入
後固定部を用いて固定シャフトを簡単に取り付けること
ができるので、組立が非常に容易になる。
【0109】第10の発明によれば、搭載面に設けられ
たポストに駆動ピンをはめ込むだけで簡単に駆動ピンを
取り付けることができる。
【0110】第11の発明によれば、チャッキングマグ
ネットを開口部の蓋とすることにより、部品点数を増や
すことなく開口部を覆うことができる。
【0111】第12の発明によれば、規制部を搭載面の
一部折り曲げて作成するため、規制部のために特別な部
品を必要としない。
【0112】第13の発明によれば、保持手段自身が駆
動ピンを回転外側方向に移動できるように保持している
ため、規制部がいらなくなる。
【0113】第14の発明によれば、長手孔という簡単
な構成により駆動ピンを回転の外側後方に移動させる。
従って、非常に簡単な構成でチャッキング機構を実現で
きる。
【0114】第15の発明によれば、搭載面に板スタン
ドを設けこの板スタンドにより駆動ピンを回転の外側後
方に移動できるため、極めて簡単な構成でチャッキング
機構を実現できる。
【0115】第16の発明によれば、搭載部がロータヨ
ーク自身であるため、ロータヨークに前述したような搭
載部の加工を施すだけでチャッキング機構を実現でき
る。
【0116】第17の発明によれば、駆動ピンを搭載面
の片側から取り付けることができるため、組立作業が非
常に容易になる。
【0117】第18の発明によれば、駆動ピン自身が自
転可能に取り付けられているため、媒体の駆動孔と係合
し易くなる。また、駆動ピンへの加圧や摩擦に対する障
害が減少する。
【0118】第19の発明によれば、駆動ピンに傾斜面
を持っているため、媒体を傷つけることがなくなる。
【0119】第20の発明によれば、駆動ピンを搭載面
で支持したので、駆動ピンを支持する特別な支持部材が
不要になる。
【0120】第21の発明によれば、前述したようなチ
ャッキング機構をフレキシブルディスクに備えたため、
フレキシブルディスク装置自身の製造がし易くなるとと
もに、部品点数の少ないフレキシブルディスク装置を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるチャッキング機構の
平面図。
【図2】本発明の実施例1をE方向から見た側面図。
【図3】本発明の実施例1の断面DD側面図。
【図4】本発明の実施例1の駆動ピンとアームを示す
図。
【図5】本発明の実施例1におけるロータヨークの平面
図。
【図6】本発明の実施例1におけるチャッキングマグネ
ットの平面図。
【図7】本発明の実施例1におけるロータヨークとアー
ムの平面図。
【図8】本発明の実施例1における駆動ピンが駆動孔に
入った状態を示す平面図。
【図9】本発明の実施例1における駆動ピンが駆動孔と
係合した状態を示す平面図。
【図10】本発明の実施例2における駆動ピンとアーム
の側面図。
【図11】本発明の実施例2における駆動ピンにハブが
載った側面図。
【図12】本発明の実施例3における駆動ピンとアーム
を示す図。
【図13】本発明の実施例3における駆動ピンとアーム
を示す図。
【図14】本発明の実施例3における駆動ピンとアーム
を示す図。
【図15】本発明の実施例4におけるチャッキング機構
を示す斜視図。
【図16】本発明の実施例4における駆動ピンの断面側
面図。
【図17】本発明の実施例4における駆動ピンの平面
図。
【図18】本発明の実施例5におけるチャッキング機構
を示す斜視図。
【図19】本発明の実施例5における駆動ピンの斜視
図。
【図20】本発明の実施例6におけるロータヨーク上に
設けた瓢箪形状穴の平面図。
【図21】本発明の実施例5におけるロータヨークの平
面図。
【図22】本発明の実施例6における駆動ピンの断面側
面図。
【図23】本発明の実施例7における駆動ピンの側面
図。
【図24】本発明の実施例8におけるチャッキング機構
の断面図。
【図25】本発明の実施例8における固定シャフトの拡
大斜視図。
【図26】本発明の実施例8におけるKK断面平面図。
【図27】本発明の実施例9における駆動ピンを示す
図。
【図28】本発明の実施例10における駆動ピンを示す
図。
【図29】本発明の実施例11における駆動ピンを示す
図。
【図30】従来のチャッキング機構を示す平面図。
【図31】従来のチャッキング機構にハブがセンタリン
グされた平面図。
【符号の説明】
4 駆動モータ 5 回転軸 6 チャッキング面 7 駆動ピン 8 規制部 11 ロータヨーク 12 アーム 13 チャッキングマグネット 19 ばね部材 20 小孔 22 軸 23 円板 24 瓢箪形状穴 25 第2の穴 26 第1の穴 27 矩形穴 28 固定シャフト 29 位置決め穴 39 ポスト 41 長手孔 42 板スタンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/02 - 17/035

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心孔と駆動孔を備えた媒体をチャッキ
    ングするチャッキング機構であって、 媒体を搭載する搭載面を有し回転する搭載部と、 上記搭載面内に設けられ、媒体の中心孔と係合し、回転
    の中心となる軸と、 上記搭載面内の上記軸とは異なる位置に設けられ、媒体
    の駆動孔と係合する駆動ピンと、 上記駆動ピンを上記搭載面で保持するとともに、上記駆
    動ピンを搭載面内の所定の範囲で搭載面の面に沿って移
    動可能に保持する保持手段とを備え、 上記保持手段は、搭載面に設けた小孔と、上記搭載面裏
    側に設けられた取り付け片と、上記小孔を介して上記駆
    動ピンと上記取り付け片を連結する連結部を備え、上記
    駆動ピンを上記回転の中心に対し回転の径方向と円周方
    向とにスライド可能に保持することを特徴とするチャッ
    キング機構。
  2. 【請求項2】 上記保持手段は、更に、上記小孔と連な
    っているとともに取り付け片を搭載面表側より挿入する
    開口部を備えたことを特徴とする請求項記載のチャッ
    キング機構。
  3. 【請求項3】 上記チャッキング機構は、更に、搭載面
    と媒体の間に少なくとも上記開口部の一部を覆うチャッ
    キングマグネットを有することを特徴とする請求項
    載のチャッキング機構。
  4. 【請求項4】 上記搭載部は、ロータヨークであること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のチャ
    ッキング機構。
  5. 【請求項5】 上記保持手段は、上記駆動ピンを搭載面
    片面より取り付けることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載のチャッキング機構。
  6. 【請求項6】 媒体の駆動孔と係合して媒体を駆動する
    駆動ピンを備えたチャッキング機構において、上記駆動
    ピンの上面と側面との間に傾斜面を備えたことを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか1項に記載のチャッキング
    機構。
  7. 【請求項7】 上記請求項1〜6のいずれか1項に記載
    のチャッキング機構を備えたフレキシブルディスク装
    置。
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