JPH0419626Y2 - - Google Patents

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JPH0419626Y2
JPH0419626Y2 JP1987046963U JP4696387U JPH0419626Y2 JP H0419626 Y2 JPH0419626 Y2 JP H0419626Y2 JP 1987046963 U JP1987046963 U JP 1987046963U JP 4696387 U JP4696387 U JP 4696387U JP H0419626 Y2 JPH0419626 Y2 JP H0419626Y2
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drive
disk
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leaf spring
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えば、フロツピイデイスク等の
デイスクを確実に回転駆動するためのデイスク回
転駆動装置に関する。
[従来の技術] 一般に、3.5inchのフロツピイデイスクを使用
するデイスクの回転駆動装置においては、第5A
図に示すように、磁気デイスクをチヤツキングす
るに際し、先ず、磁気デイスクを支持している金
属のデイスクハブaを図示しないスピンドルハブ
の上面に設けた磁石で吸着している。そして、デ
イスクハブaに設けたセンターホールb内にスピ
ンドルシヤフトcを、また、第5B図に示すよう
に、ドライブホールd内に、その下端を、上方偏
倚習性を付与されたピン保持部材で支承されたド
ライブピンeを、夫々挿入するようにしている。
このような従来のデイスクの回転駆動装置にお
いては、磁気デイスクの回転時にドライブピンe
がドライブホールdの角部に当接した際に生じる
ドライブピンeの反力を利用してデイスクハブa
のセンターホールbの特定の角部にスピンドルシ
ヤフトcを押し当てて、スピンドルシヤフトcに
対するフロツピイデイスクの位置決めを行なうよ
うに構成されている。
ここで、このような従来のデイスクの回転駆動
装置においては、位置決め時に、ドライブピンe
が磁気デイスクの負荷トルクの変動等によつて、
第5C図に矢印Xで示すように、逃げた場合に
は、ドライブピンeとドライブホールdとの位置
関係が変化してしまうことになる。従つて、セン
ターホールbに対するスピンドルシヤフトcの位
置決め精度が低下してしまい、これによりオフト
ラツクの原因になるため、前記ドライブピンeを
保持したピン保持部材をスピンドルハブに水平方
向に所定量回動自在に軸支すると共に、このピン
保持部材を水平所定方向に偏倚させるネジリコイ
ルバネを設けていた。しかし斯様にすると部品点
数が嵩み、組み立ても面倒であるという欠点を有
している。
そこで、実開昭61−16747号公報に開示される
ように、ばね板を、ドライブピンを磁気デイスク
の芯金に押し付けるための水平ばね部分と、ドラ
イブピンをドライブホール内で一方向に偏倚する
ための垂直ばね部分とから一体に形成されるよう
にして、上述した欠点を解決するように構成した
ものもある。
[考案が解決しようとする問題点] このような従来のばね板を用いて、ドライブピ
ンeをドライブホールdに付勢しつつ位置決めす
ると共に、ドライブホール内で一定の位置を保つ
ように構成したものにおいては、第6図に示すよ
うに、このばね部材fは、1枚の平坦なばね部材
からL字状に形成され、スピンドルハブに対して
一端で固定されるように構成されている。
ところで、この板ばねは平面板ばね部材から、
打ち抜き加工により形成されるようになされてい
るので、打ち抜かれた後の板ばねの周縁には、所
謂ばりが発生する。そして、板ばね部材のばり部
分が、板ばねを取り付けたチヤツキング用回転体
の裏面に当接すると、このばりの存在が、ドライ
ブホールdの孔縁に対するドライブピンeの当接
追従性を劣化させ、デイスクの回転信頼性が悪く
なる問題点を生じた。
この考案は、上述した事情に鑑みなされたもの
で、この考案の目的は、簡単な構成で、デイスク
の位置決め・駆動精度を向上させることが出来る
と共に、作動の確実性を向上させ、また、ドライ
ブピンの支持強度を向上させ、同時に、ばりの発
生に基づき信頼性の悪化を解消することが出来る
デイスクの回転駆動装置を提供する事である。
[問題点を解決するための手段] 上述した問題点を解決し、目的を達成するた
め、この考案に係わるデイスクの回転駆動装置
は、駆動モータと、装着されたデイスクのデイス
クハブに形成されたドライブホールに係合するド
ライブピンが、一端に軸支された水平板ばね部
と、この水平板ばね部に対して直角に折曲され
て、この水平板ばね部の他端から延出した垂直板
ばね部とを一体に備えたばね部材と、前記駆動モ
ータにより回転駆動されると共に、前記垂直板ば
ね部の他端が当接されるばね当て部を備えたチヤ
ツキング用回転体と、このチヤツキング用回転体
に植設され、前記ばね部材を回転可能に支持する
支軸と、少なくとも前記水平板ばね部を含んだ状
態で、ばね部材に一体的に所定厚さを有して固着
され、前記支軸が挿通されてこれを回転可能に支
持する様に形成された透孔が形成された保持部材
とを具備し、前記ばね部材における、前記ドライ
ブピンを保持し、且つ、前記チヤツキング用回転
体との当接部分の周縁部には、前記チヤツキング
用回転体から離れる方向に延出した起立片が設け
られている事を特徴としている。
[作用] 以上の様に構成されるデイスクの回転駆動装置
においては、板ばね部材を回転可能に支持する支
軸がチヤツキング用回転体に植設されており、こ
の支軸の先端は、板ばね部材の水平ばね部に固着
された保持部材の透孔中に挿入されている。ここ
で、この保持部材は、所定厚さを有する様に形成
されている。従つて、支軸と透孔との間には、所
定の摺接面が形成されることになる。よつて、ば
ね部材はこじれることなく、良好に回転可能に支
持された状態を維持することになる。
また、板ばね部材のドライブピンが軸支された
部分の周縁部には、チヤツキング用回転体から離
れる方向に延出した起立片が設けられている。こ
の起立片の存在により、ドライブピンが軸支され
た板ばねの周囲は、断面略コ字状に形成されるこ
とになる。この様にして、この部分の断面二次モ
ーメントが大きくなり、ドライブピンの支持強度
が向上することになる。
また、この起立片は、チヤツキング用回転体か
ら離れる方向に延出しているので、ドライブピン
が軸支された板ばねの周縁部にばりが形成されて
いるとしても、このばりがチヤツキング用回転体
の表面に接触しなくなる。このようにして、耐摩
耗性が向上すると共に、ドライブホールの孔縁に
対するドライブピンの当接追従性も安定する。
[実施例] 以下にこの考案に係わるデイスクの回転駆動装
置の一実施例の構成を、添付図面第1図乃至第3
B図を参照して詳細に説明する。
この一実施例のデイスクの回転駆動装置10
は、第1図にその要部を示すように、図示しない
駆動モータにより回転駆動されるスピンドルシヤ
フト12を備えている。このスピンドルシヤフト
12の上部には、これの上端を上方に突出した状
態で、回転駆動円板14が同軸に固着されてい
る。この回転駆動円板14の一方の表面、即ち、
フロツピイデイスク16の中央部に設けられた金
属性のデイスクハブ18に対向する表面には、略
リング状のゴム磁石20がスピンドルシヤフト1
2の回転軸と同軸に配設されている。この磁石2
0は、回転駆動装置10に装着されたフロツピイ
デイスク16のデイスクハブ18を回転駆動円板
14に磁力を介して吸着し、スピンドルシヤフト
12の回転に応じてフロツピイデイスク16を後
記ドライブピン22と協働して回転駆動するため
に設けられている。
尚、フロツピイデイスク16は、図示しないハ
ードケース内に回転自在に収容されており、この
フロツピイデイスク16の中央に固着されたデイ
スクハブ18の下面は、ハードケースの下面中央
に形成された透孔を介して、外部に露出するよう
構成されている。また、フロツピイデイスク16
が回転駆動装置10に装着された状態で、スピン
ドルシヤフト12の上端が遊貫される略正方形状
の中央透孔18aが、デイスクハブ18の回転中
心部に形成されている。また、このデイスクハブ
18の回転中心から偏心した位置には、後述する
ドライブピン22が挿通される略長方形状のドラ
イブホール24が形成されている。
一方、回転駆動円板14には、フロツピイデイ
スク16が装着された状態で、デイスクハブ18
に形成されたドライブホール24が対向する位置
に、ドライブピン22よりも大径の透穴26が形
成されている。換言すれば、ドライブホール24
も透穴26も、共に、スピンドルシヤフト12の
回転中心に対して、略同一半径の円弧上に位置す
るように形成されており、両者が同一回転角度に
在る場合には、互いに連通するよう構成されてい
る。
28はばねアームで、第2図及び第3A図乃至
第3B図に示すように、略L字状に形成されてお
り、回転駆動円板14の他方の面、即ち、フロツ
ピイデイスク16のデイスクハブ18に対向する
面とは反対側の面に、所定角度回動自在に取り付
けられている。このばねアーム28の一片は、ド
ライブピン22が透穴26内に入り込むような付
勢力を有するように、水平面内で延出した水平ば
ね部分28aから構成されている。また、他片
は、ドライブピン22が透穴26の端面に弾性的
に当接するような付勢力を有するように、垂直面
内で延出した垂直ばね部分28bから構成されて
いる。また、この略L字状のばねアーム28の中
央部には穴28cが形成されている。
なお、前述したドライブピン22は、ばねアー
ム28の水平ばね部分28aの先端部に軸支され
ている。即ち、第3B図に示すように、この水平
ばね部分28aの先端には、取付け用穴28dが
形成されており、この穴28dを挿通した状態
で、軸支部材32が固着されている。この軸支部
材32の支持軸32aの外周に、前述したドライ
ブピン22が回転自在に取付けられている。
ここで、このばねアーム28の中央部には、自
己潤滑性を有する樹脂、例えば、ポリアセタール
から形成された保持部材34が、一体にモールド
成形された状態で、固着されている。この保持部
材34は、所定の厚さを有するように成形されて
おり、前述した穴28cに対応する部分に、回転
駆動円板14に植設した回転支軸30を回転自在
に摺接・支持する透孔34aが形成されている。
換言すれば、この回転支軸30は、保持部材34
の透孔34a中を挿通された状態でばねアーム2
8を所定のストロークで回転自在に支持してい
る。
このばねアーム28は、図示しない平坦な板ば
ね部材から、打ち抜き加工により、所定の形状に
穴28c、28dを備えた状態で打ち抜き成形さ
れ、その後、垂直ばね部材28bを形成すべく、
折り曲げ加工されている。ここで、この折り曲げ
加工に先立ち、水平ばね部分28aの回転駆動円
板14との当接箇所、即ち、ドライブピン22が
取付けられている部分の周縁部には、第3A図及
び第3B図に夫々示すように、折曲片36が立ち
下がつた状態で、プレス加工により形成されてい
る。即ち、このドライブピン22が取付けられて
いる水平ばね部分28aの一端周縁部は、折曲片
36を一体に備えることにより、断面略コ字状に
設定されている。
尚、この回転支軸30の下端には、例えば外方
フランジ30a等の抜け止め手段が設けられてお
り、この外方フランジ30aの存在により、ばね
アーム28の回転支軸30からの脱落が防止され
ている。
尚、回転駆動円板14の他方の面上の、回転中
心から偏心した位置であつて、回転駆動円板14
に取付けられたばねアーム28の垂直ばね部分2
8bの先端が、付勢力を蓄えた状態で係合する位
置に、ストツパ38が一体形成されている。この
ストツパ38に垂直ばね部分28bの先端が係合
することにより、垂直ばね部分28bは弾性変形
されて、ドライブピン22を水平方向の所定方向
に付勢する付勢力がチヤージされることになる。
以上のように構成されるフロツピイデイスク1
6の回転駆動装置10につき、以下にその動作を
説明する。
回転駆動装置10の図示しない挿入口を介して
フロツピイデイスク16が内蔵されたハードケー
スが挿入されてくると、回転駆動円板14の上面
のゴム磁石20が金属製のデイスクハブ18を磁
力により吸着し、スピンドルシヤフト12の上端
は、デイスクハブ18の中央透孔18a内に挿入
されて、回転中心位置が定められる。
そして、駆動源である駆動モータが起動するこ
とにより、スピンドルシヤフト12が回転駆動さ
れ、このスピンドルシヤフト12に固着された回
転駆動円板14及びこの回転駆動円板14に取着
されたばねアーム28も一体に回転する。これら
回転により、第5A図乃至第5C図を用いて従来
技術において説明したと同様にして、ばねアーム
28に取り付けられたドライブピン22がデイス
クハブ18のドライブホール24内に挿入・係合
する。
ここで、第5A図に示す状態にある場合、ドラ
イブピン22はデイスクハブ18の下面に当接す
ることになるので、ばねアーム28の水平ばね部
分28aの付勢力に抗して、押し下げられること
になる。この押し下げ状態において、この一実施
例のばねアーム28は、回転支軸30からドライ
ブピン22が取着された端部まで、水平に延出し
た一方の水平ばね部分28aのみから構成されて
いるので、ドライブピン22はねじれる事なく、
良好に下方に押し下げられることなる。
そして、スピンドルシヤフト12の回転によ
り、第5B図に示すように、ドライブピン22が
ドライブホール24に対向した際に、ドライブピ
ン22はねじれを受けていないので、ドライブホ
ール24内に良好に挿入され、挿入動作が確実に
実行されることになる。
ところで、ドライブホール24の孔縁に当接し
たドライブピン22を支持する水平ばね部分28
aの先端部には、フロツピイデイスク16からの
反力が作用することになるが、上述したように、
ドライブピン22が取付けられた水平ばね部分2
8aの部分の周縁部には、折曲片36が一体に成
形されているので、この部分の断面二次モーメン
トが増大して、ここの支持強度が大きくなつてい
る。従つて、ドライブピン22が不要に傾動して
デイスク駆動信頼性を劣化させる虞がない。ま
た、この第5C図の駆動状態、或いは第5A図の
前記したドライブピン押下げ状態において、上述
したように折曲片36によつて機械的強度が向上
されているので、水平ばね部分28aを変形させ
る虞もなくなることになる。
更に、この折曲片36は、回転駆動円板14か
ら離れる方向に延出しているので、ドライブピン
22が軸支されたばねアーム28の水平ばね部分
28aの先端部、即ち前記回転駆動円板14との
当接箇所の打抜き端面にばりが形成されていると
しても、このばりが回転駆動円板14の表面に接
触しなくなる。この結果、耐摩耗性が向上すると
共に、このばりが回転駆動円板14に当接するこ
とによるドライブピン22のドライブホール24
に対する当接追従性の劣化もない。
この第5B図に至つた状態から、更にスピンド
ルシヤフト12が回転して、第5C図に示す状態
に至つた状態において、回転駆動円板用14と一
体に回転するばねアーム28に支承されたドライ
ブピン22は、デイスクハブ18のドライブホー
ル24内の、回転進行方向の先端部の外側隅部に
位置する。一方、スピンドルシヤフト12は、略
四角形状の中央透孔18aのうちの特定の角部に
押圧当接されるので、フロツピイデイスク16が
適正な位置に保持されることになる。
更に、回転駆動時において、負荷トルク変動等
によつてドライブピン22が前述した第5C図の
X方向に逃げようとしても、ばねアーム28は前
記した回転支軸30に軸支され、且つ自身の前記
垂直ばね部分28bの弾性力によつて第5C図の
反X方向に弾圧付勢されているので、ばねアーム
28は回転支軸30を中心に無理なく微少回動
し、ドライブピン22をドライブホール24の所
定部位に追従・当接させる。また、この回転支軸
30は、ばねアーム28を所定の厚みのある保持
部材34に形成された透孔34aを介して支持し
ている。よつて、ばねアーム28はかじることな
く、良好に、微回転可能となる。
また、水平ばね部分28aから、垂直ばね部分
28bへの一体連結部は、この保持部材34によ
り、一体にモールドされた状態になされているの
で、これら水平ばね部分28a、及び、垂直ばね
部分28bは、夫々保持部材34から突出するよ
うに構成されることになる。よつて、水平ばね部
分28a、及び、垂直ばね部分28bに付勢力が
チヤージされるべく各々別方向に弾性変形されて
も、水平ばね部分28aと垂直ばね部分28bと
の接合部に無理な力が作用せず、ばねアーム28
は全体としてねじれることなく、また、この接合
部における疲労応力が作用せず、長い寿命が保証
されることになる。
このようにして、適正な位置にチヤツキングさ
れて回転駆動されるフロツピイデイスク16は、
図示しない磁気ヘツドが各トラツクに接触するこ
とにより、書き込み/読み取り動作が実行され
る。この際、ドライブピン22が初期位置からず
れ上り・ずれ下つたりして回転駆動信頼性を劣化
させる虞が全くないので、高い書き込み/読み取
り信頼性が保証される。
なおまた、デイスクの初期装着時、組み立て検
査工程時等においてドライブピン22がその水平
付勢方向と抗する無理な力を受けても、ばねアー
ム28は回転支軸30回りに回動可能に取り付け
られており、このばねアーム28は回転して上記
無理な力を逃がすので、従つて、ばねアーム28
には不必要な力が作用しても、変形されることな
く、問題を生じないことになる。
この考案は、上述した一実施例の構成に限定さ
れることなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した一実施例においては、保持部
材34を、自己潤滑性を有する合成樹脂から所定
の厚さを持つて形成されるように説明した。しか
しながら、この考案は、このような構成に限定さ
れることなく、第4A図及び第4B図に他の実施
例として示すように、この保持部材40を、金
属、例えば、軸受銅合金から、所定厚さを持つて
形成するようにしても良い。この場合に、この保
持部材40は、かしめによりばねアーム28の中
央部に形成された穴28cを介して固着される。
[考案の効果] 以上詳述した様に、この考案に係わるデイスク
の回転駆動装置は、駆動モータと、装着されたデ
イスクのデイスクハブに形成されたドライブホー
ルに係合するドライブピンが、一端に軸支された
水平板ばね部と、この水平板ばね部に対して直角
に折曲されて、この水平板ばね部の他端から延出
した垂直板ばね部とを一体に備えたばね部材と、
前記駆動モータにより回転駆動されると共に、前
記垂直板ばね部の他端が当接されるばね当て部を
備えたチヤツキング用回転体と、このチヤツキン
グ用回転体に植設され、前記ばね部材を回転可能
に支持する支軸と、少なくとも前記水平ばね部を
含んだ状態で、ばね部材に一体的に所定厚さを有
して固着され、前記支軸が挿通されてこれを回転
可能に支持する様に形成された透孔が形成された
保持部材とを具備し、前記ばね部材における、前
記ドライブピンを保持し、且つ、前記チヤツキン
グ用回転体との当接部分の周縁部には、前記チヤ
ツキング用回転体から離れる方向に延出した起立
片が設けられている事を特徴としている。
従つて、簡単な構成で、デイスクの位置決め・
駆動精度を向上させることが出来ると共に、作動
の確実性を向上させ、また、ドライブピンの支持
強度を向上させ、同時に、ばりの発生に基づき信
頼性の悪化を解消することができるデイスクの回
転駆動装置が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係わるデイスクの回転駆動
装置の一実施例の要部の構成を示す断面図;第2
図は回転駆動円板へのばねアームの取り付け状態
を示す上面図;第3A図及び第3B図は、夫々ば
ねアームの構成を示す上面図及び正面図;第4A
図及び第4B図は、この考案の他の実施例に係わ
るばねアームの構成を示す上面図及び正面図;第
5A図乃至第5C図はチヤツキング動作を順次示
す平面図;そして、第6図は従来のばねアームの
構成を示す斜視図である。 図中、10……駆動装置、12……スピンドル
シヤフト、14……回転駆動円板、16……フロ
ツピイデイスク、18……デイスクハブ、18a
……中央透孔、20……ゴム磁石、22……トラ
イブピン、24……ドライブホール、26……透
穴、28……ばねアーム、28a……水平ばね部
分、28b……垂直ばね部分、28c,28d…
…穴、30……回転支軸、32……軸支部材、3
2a……支持軸、34……保持部材、36……折
曲片、38……ストツパ、40……他の実施例の
保持部材である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 駆動モータと、 装着されたデイスクのデイスクハブに形成され
    たドライブホールに係合するドライブピンが、一
    端に軸支された水平板ばね部と、この水平板ばね
    部に対して直角に折曲されて、この水平板ばね部
    の他端から延出した垂直板ばね部とを一体に備え
    たばね部材と、 前記駆動モータにより回転駆動されると共に、
    前記垂直板ばね部の他端が当接されるばね当て部
    を備えたチヤツキング用回転体と、 このチヤツキング用回転体に植設され、前記ば
    ね部材を回転可能に支持する支軸と、 少なくとも前記水平板ばね部を含んだ状態で、
    ばね部材に一体的に所定厚さを有して固着され、
    前記支軸が挿通されてこれを回転可能に支持する
    様に形成された透孔が形成された保持部材とを具
    備し、 前記ばね部材における、前記ドライブピンを保
    持し、且つ、前記チヤツキング用回転体との当接
    部分の周縁部には、前記チヤツキング用回転体か
    ら離れる方向に延出した起立片が設けられている
    事を特徴とするデイスクの回転駆動装置。
JP1987046963U 1986-12-27 1987-03-31 Expired JPH0419626Y2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP1987046963U JPH0419626Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31
US07/137,186 US4855850A (en) 1986-12-27 1987-12-23 Disk drive apparatus with disk rotating means

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JP1987046963U JPH0419626Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JPS63157848U JPS63157848U (ja) 1988-10-17
JPH0419626Y2 true JPH0419626Y2 (ja) 1992-05-06

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JP1987046963U Expired JPH0419626Y2 (ja) 1986-12-27 1987-03-31

Country Status (1)

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JPS6347444B2 (ja) * 1980-05-16 1988-09-22 Tokyo Sheet Kk

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JPS63157848U (ja) 1988-10-17

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