JPH054354U - デイスク装置 - Google Patents

デイスク装置

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JPH054354U
JPH054354U JP055766U JP5576691U JPH054354U JP H054354 U JPH054354 U JP H054354U JP 055766 U JP055766 U JP 055766U JP 5576691 U JP5576691 U JP 5576691U JP H054354 U JPH054354 U JP H054354U
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/022Positioning or locking of single discs
    • G11B17/028Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
    • G11B17/03Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation in containers or trays

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動ピン23の位置決めを正確に行う。 【構成】 フロッピーディスクのハブの孔に挿入される
駆動ピン23を支持する支持板24に長孔27を設け、
駆動ピン23とスピンドル22とを結ぶ直線28に直交
する直線29に沿って支持板24を移動自在且つ回動自
在に支持する。駆動ピン23を外方向に移動させる力と
駆動ピン23を直線29に沿って移動させる力とをバネ
30で得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マイクロフロッピーディスク又はこれに類似のディスクカートリッ ジを使用して信号の記録又は再生を行うためのディスク装置に関し、更に詳細に は、駆動ピンの支持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
マイクロフロッピーディスクと呼ばれている直径86mm(約3.5インチ)の 磁気ディスク及びこれを使用してデータの記録又は再生を行う装置は公知である 。フロッピーディスク即ち磁気ディスクカートリッジ1は、図7及び図8に示す ように、記録媒体ディスク2を剛性を有する合成樹脂ケース3に収容することに より構成されている。ケース3はその表面4と裏面5との両方にヘッド挿入用開 口6、7を有し、非使用時にはこの開口6、7はスライド式のシャッタ8によっ て閉じられている。シャッタ8は図7で右方向にバネ(図示せず)によって偏倚 されており、使用時にはこの偏倚力に抗してシャッタ8を左に移動させる。この ディスクカートリッジ1のディスク2は磁気シート2aとこの中央に装着された 金属円板から成るハブ2bとから成る。ディスク2はクランパで押圧して回転さ せるものではないので、ケース3の裏面5にのみハブ2bを露出させるための開 口9が設けられ、ここからハブ2bが露出されている。このハブ2bはスピンド ル挿入孔10aと駆動ピン10bとが設けられている。
【0003】 駆動ピン挿入孔10aに挿入するための駆動ピンは例えば米国特許第4,75 8,915号に示されるように片持ち支持された板バネの先端に取り付けられて おり、ディスクの中心に向う方向(ディスク半径方向)に僅かに変位可能である と共に、その軸方向に変位可能である。駆動ピンの半径方向変位はディスクとこ の回転機構との位置関係を所望状態に保つために意味を有し、駆動ピンの軸方向 の変位は、ハブ2bの駆動ピン挿入孔10aに対する駆動ピンの挿入を可能にす る。なお、3.5インチ型フロッピ−ディスクは、磁気シ−ト2aにインデック スホ−ルを持たないので、ディスク上の基準角度位置を回転機構のインデックス に基づいて決定する必要があり、駆動ピンとハブ2bとの位置関係は極めて重要 である。
【0004】 図6はハブ2bのスピンドル挿入孔10aと駆動ピン挿入孔10bに対するス ピンドル22と駆動ピン23との位置関係を示す。駆動ピン23及びこの挿入孔 10bはディスク2とタ−ンテ−ブル11との間の位置決め機能を有する。この 位置決めを達成するために、駆動ピン挿入孔10bの外周縁36とスピンドル2 2との間の距離が時計回り方向(回転方向)に進むに従って短くなり、D1 点で 最小になっている。ハブ2bがタ−ンテ−ブル上に載置された時に駆動ピン23 が孔10bに一致していない場合には、タ−ンテ−ブルの回転に従って駆動ピン 23の位置が鎖線の位置から実線の位置に変化し、駆動ピン23は孔10bの縁 のD1 とD2 に位置決めされる。駆動ピン23がタ−ンテ−ブルと共に時計方向 に移動すると、D1 、D2 点でハブ2bを押圧する。この反作用としてハブ2b は駆動ピン23を回転方向と反対方向に押圧し、且つスピンドル23の方向(デ イスク半径方向)にも押圧する。この結果、バネ性を有する支持板で支持されて いる駆動ピン23は支持板の変形に伴って図9に示すように傾く。この傾きの方 向はディスク半径方向成分とこれに直交する方向の成分とを有する。もし傾きの 角度が常に一定であれば、駆動ピン23とハブ2bとの位置関係も一定になるが この傾きを一定にすることは困難である。駆動ピン23の傾きが変化すれば、駆 動ピン23とハブ2bの位置関係も変化し、デイスク回転モ−タに設けられてい るインデックス(指標)とディスクのトラック上におけるインデックス角度位置 との間に差が生じ、正確な記録再生を阻害する。 この種の問題を解決するために図10に示すように駆動ピン支持板24を軸3 4によって回動自在に支持し、且つバネ35によって半時計方向に偏倚すること が知られている。この方法によれば、駆動ピン23を孔10bの縁のD1 に押し 当てる方向の偏倚力をバネ35に基づいて得ることができるので、支持板24を スピンドル22の方向に傾動させて駆動ピン23を孔10bのD1 点に押し当て ることが不要になり、駆動ピン23の傾き角度の変動による位置決め誤差は少な くなる。
【0005】
【考案が解決しょうとする課題】
しかし、駆動ピン23とスピンドル22を結ぶ直線に対して直交する方向に駆 動ピン23が傾く角度のバラツキによる駆動ピン23の位置の誤差を更に少なく することが要求されている。また、図10の方式でスピンドル挿入孔10aと駆 動ピン挿入孔10bとの相互間隔の誤差(ピッチ誤差)がある場合、駆動ピン2 3は支持板24の回動半径に沿って移動するため、駆動ピン23の角度位置の誤 差が生じる。
【0006】 そこで、本考案の目的は、駆動ピンの位置の誤差を少なくすることができるデ ィスク駆動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案は、実施例を示す図面の符号を参照して説明 すると、ハブ2bとこのハブ2bに固着された記録媒体シート2aとから成り且 つ前記ハブ2bの略中央にスピンドル挿入孔10aが設けられ且つこのスピンド ル挿入孔10aと一定の位置関係を有して前記ハブ2bに駆動ピン挿入孔10b が設けられている記録媒体ディスク2を回転駆動するために、ターンテーブル1 1と、前記スピンドル挿入孔10aに挿入するように前記ターンテーブル11の 中央から突出しているスピンドル22と、前記駆動ピン挿入孔10bに余裕を有 して挿入される駆動ピン23と、前記駆動ピン23を支持している支持板24と を具備しているディスク装置において、前記スピンドル22の中心と前記駆動ピ ン23の中心とを結ぶ仮想直線に対して直交する方向に前記支持板24が移動す ることができるように前記支持板24が前記タ−ンテ−ブル11に支持されてい ることを特徴とするディスク装置に係わるものである。 なお、請求項2に示すように支持板24を回動自在に支持すると共に、前記直 交する方向にも移動自在に支持し、前記回動方向と前記直交する方向との両方の 偏倚力をあたえるバネ手段を設けることが望ましい。
【0008】
【作用】
本考案の構成にすると、駆動ピン23が前記直交する方向に移動可能であるの で、この方向における駆動ピン23の傾きが実質的になくなり、駆動ピン23の 位置のバラツキをなくすことが可能になる。また、請求項2によれば、スピンド ル挿入孔10aと駆動ピン挿入孔10bとの間隔の誤差に無関係に駆動ピン23 の角度位置を決定することができる。
【0009】
【実施例】
次に、図1〜図8を参照して本考案の実施例に係わるフロッピーディスク装置 を説明する。 フロッピーディスク装置の主要部は図5に示すように、ディスク吸着台即ちタ ーンテーブル(回転台又は回転板)11と、モータ12と、モータ12等を設け るための回路基板13とから成るディスク駆動部分を有する。
【0010】 ディスク2に接触する信号変換磁気ヘッド14、15はキャリッジ16とヘッ ド支持アーム17とに取り付けられている。アーム17は板バネ18によってキ ャリッジ16に回動自在に支持され、且つバネ19によって時計回り方向に偏倚 されている。カートリッジ1をディスク駆動部分に装着する時には一対の磁気ヘ ッド14、15間に空間が生じるようにアーム17は反時計回り方向に強制的に 回動される。なおヘッド14、15は移動機構20によってディスク2の半径方 向に移動される。
【0011】 ターンテーブル11には図1及び図2から明らかなように、ハブ2bを吸着す るためのプラスチックマグネットから成るハブ吸着磁石21が固着されている。 このターンテーブル11は磁気回路を形成するために磁性体金属板から成り、こ の中央にスピンドル22で固着されている。
【0012】 モータ12はアウターロータ型であり、図5に示すようにロータ12aがター テーブル11に固着され、これ等は軸受(図示せず)によって回路基板13に支 持されている。固定子巻線12bは回路基板13上に配設されている。
【0013】 ハブ2bの孔10bに挿入するための駆動ピン23は、ステンレススチール等 の板バネから成る円弧状の支持板24の先端部分24aに装着されている。即ち 、駆動ピン23は軸23aとこれに回転自在に装着されたローラ23bとから成 り、軸23aが支持板24の先端部分24aに設けられた孔25に挿入され、止 め具26によって固着されている。
【0014】 支持板24は長孔27を有し、この長孔27にタ−ンテ−ブル11の下面に突 出する軸34が挿入されている。軸34は頭部を有し、支持板24の抜け止めが 達成されている。長孔27は図3に示すようにスピンドル22の中心と駆動ン2 3の中心とを結ぶ仮想直線28に直交する直線29と同一方向に延びている。従 って、支持板24は軸34を中心にして回動自在であると共に、直線29の方向 に移動自在である。
【0015】 支持板24の駆動ピン支持端と反対の端部に引張りコイルバネ30の一端が係 止されている。他端はタ−ンテ−ブル11の係止部31に固定されているので、 バネ30は支持板24を図3で反時計方向の偏倚力を与える。バネ30は直線2 8に対して傾きを有するので、この力Fは図3でF1 で示す分力とF2 で示す分 力とを有する。分力F1 は直線29と同一方向に伸びているので、支持板24を 直線29に沿って移動する力を支持板24に与える。分力F2 は直線28と同一 方向に延びているので、支持板24を図3で反時計方向に回動させる偏倚力を支 持板24に与える。
【0016】 タ−ンテ−ブル11には図1及び2に示すように、駆動ピン23を余裕を有し て挿通するための略四角形の孔32が設けられている。この孔32の1つの辺の 縁は駆動ピン23の第1の制限部33aとなり、別の1つの辺の縁は第2の駆動 ピン23の第2の制限部33bとなっている。第1の制限部33aは長孔27と 同一方向に延び、駆動ピン23がこれよりもスピンドル22から離れて外周方向 に移動することを制限している。第2の制限部33bは図3の直線28と同一方 向に延びており、駆動ピン23がハブ2bで押圧された時に駆動ピン23がこれ よりも図1で上方に移動することを制限する。
【0017】 支持板24はバネ性を幾らか有する。従って、ディスクをチャッキングする時 にハブ2bか駆動ピン23の上部を押圧すると、支持板24の弾性変形を伴って 駆動ピン23はこの軸方向に移動する。この移動量が多くなると、フロッピ−デ ィスク装置の薄型化を妨害する。そこで、支持板24の先端が二叉状に形成され 、一方の片24bがタ−ンテ−ブル11の下側に配置され、他方の片24cが上 側に配置され、ピン23の軸方向の移動範囲を制限している。
【0018】
【動作】
記録又は再生を行う場合には、ターンテーブル11の上にディスク2のハブ2 bの部分を置き、スピンドル22をハブ2bのスピンドル挿入孔10aに挿入し 、駆動ピン23を駆動ピン挿入孔10bに挿入する。なお、駆動ピン23が孔1 0bに係合しない場合には、ハブ2bによって下方に押圧され、支持板24が下 方に弾性変形し、駆動ピン23も下方に変位する。モータ12が駆動され、ター ンテーブル11が回転し、駆動ピン23と駆動ピン挿入孔10bとの位置が一致 すると、ハブ2bによる駆動ピン23の押圧が解除され、駆動ピン23は支持板 24の上方への戻りに伴なって上方に変位して駆動ピン挿入孔10bに入り込む 。
【0019】 駆動ピン23はハブ2bの孔10bに挿入された直後には図6の鎖線の位置に ある。孔10bの外周側の縁36は円弧状に形成されておらず、スピンドル22 からは距離が時計回り方向に進むに従って短くなり、D1 点で最小になる。駆動 ピン23が孔10bの縁36に接していない時には、駆動ピン23はハブ2bか ら半径方向及び円周方向の力を受けないので、支持板24は図1〜図3の状態に ある。その後、駆動ピン23が孔10bの縁36に接すると、この縁36とハブ 2bの中心との距離が徐々に小さくなっているので、駆動ピン23が孔10bの 縁36で内側(スピンドル側)に押圧される。支持板24及び駆動ピン23は偏 倚用バネ30の分力F2 に依って外周方向に偏倚されているので、この偏倚力に 抗してハブ2bが駆動ピン23を内側に押圧する。駆動ピン23を支持している 支持板24は固定されておらず、回動自在であるので、駆動ピン23がハブ2b で内側方向に押圧された時に図3で時計回り方向に回動する。この結果、支持板 24の捩じれ及び駆動ピン23の傾きを殆ど伴なわないで駆動ピン23が内側に 移動する。
【0020】 駆動ピン23が孔10bのD1 点及びD2 点に接すると、駆動ピン23がハブ 2bを駆動する反作用としてハブ2bの孔10bの縁D2 点は駆動ピン23を回 転方向と反対方向に押圧する。このハブ2bによる駆動ピン23の回転方向と反 対方向の押圧は支持板24の偏倚用バネ30の分力F1 に抗してなされる。支持 板24は長孔27によって軸34に装着されているので、駆動ピン23がディス ク回転方向に対して反対の方向に押圧されると、軸34をガイドとして図3で直 線29が延びる方向に移動し、駆動ピン23の中心が図3の直線28よりも少し 上に移動し、図4に示す位置になる。図4に示すようにハブ11は駆動ピン挿入 孔32を有し、この1つの辺が駆動ピン23の第2の制限部33bとなっている ので、駆動ピン23はこの第2の制限部33bに突き当たるまで移動する。支持 板24が直線29に沿って移動自在であるから、支持板24の弾性変形及び駆動 ピン23の傾きを殆ど伴わないで駆動ピン23を第2の制限部33bまで移動す ることができる。
【0021】 図4に示すように駆動ピン23とハブ2b及び制限部33bとの係合が成立す ると、駆動ピン23はハブ2bの孔10bの縁D1 及びD2 に接触し、且つタ− ンテ−ブル11の制限部33bに接した状態となり、安定的に位置決めされる。 この駆動ピン23が位置決めされた状態においてバネ30の分力F2 が駆動ピン 23をハブ2bの孔10bのD1 点に押し当てる方向に作用しているので、駆動 ピン23の孔10bに対する位置を維持することができる。
【0022】 駆動ピン23は、支持板24のタ−ンテ−ブル11の半径方向と円周方向の移 動に伴って移動するので、駆動ピン23の傾きが実質的に発生しなくなり、傾き の変動による駆動ピン23の位置決め誤差の発生を防ぐことができる。また、ハ ブ2bのスピンドル挿入孔10aと駆動ピン挿入孔10bとの間隔の誤差が生じ たと仮定しても、図3の直線29に沿う方向における駆動ピン23の位置は制限 部33bによって決定されるので、これに基づく誤差が生じない。
【0023】 次に本考案の別の実施例を示す図11及び図12を説明する。但し、これ等の 図で図1〜図4と共通する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。こ の実施例では支持板24に直線29の方向に延びる2つの長孔27a、27bが 形成され、ここに軸34a、34bが夫々挿入されている。従って、支持板24 は軸34a、34bを支点として回動不可能である。支持板24は駆動ピン23 を装着する部分24aと長孔27aが設けられている部分との間に、駆動ピン2 3をその軸方向に弾性的に変位させるためにタ−ンテ−ブル11の主面に対して 平行に配置された板バネ部分24dと駆動ピン23をタ−ンテ−ブル11の半径 方向に弾性的に変位させるためにタ−ンテ−ブル11の主面に対して垂直に配置 された板バネ部分24eを有する。 この支持板24には、垂直方向弾性変位のための板バネ部分24dと駆動ピン 23の半径方向弾性変位を得るための板バネ部分24eとが独立に設けられてい るので、支持板24のねじれによって駆動ピン23の半径方向変位を得ることが 不要になる。この結果、ディスク駆動時に駆動ピン23の傾きが少なくなり、駆 動ピン23からハブ2bに無理な力が加わらなくなりディスク2が円滑に回転す る。 駆動ピン23の直線29の方向への傾きは、支持板24の直線29の方向 への移動で防止される。即ち、この支持板24のこの方向への移動で図4と同様 に制限部分33bに駆動ピン23が当接し、傾きが阻止される。バネ30は直線 29の方向の偏倚力を与えている。 この実施例では駆動ピン23の直線29の方向(X軸方向)の移動が長孔27 a、27bをガイドとした支持板24の全体の移動で達成され、直線28の方向 (Y軸方向)の移動が部分24eの弾性変形で達成され、軸方向(Z軸方向)の 移動が部分24dの弾性変形で達成される。従って、ディスク駆動時における駆 動ピン23の傾きを極めて少なくすることができる。
【0024】
【変形例】
本考案は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば次の変形が可能なもの である。 (1) 図13に示すように、駆動ピン23を傾動させるように弾性変形する 従来と同様なア−ム状支持板24に長孔27を設け、この長孔27に基づく支持 板24の移動と駆動ピン23の傾きとの組み合せで駆動ピン23の位置を変える ようにすることができる。 (2) 第1の実施例において駆動ピン23をハブ2bに係合させる時に駆動 ピン23を軸方向に移動させることが不要な場合には、支持板24を剛性を有す る板で形成することができる。
【0025】
【考案の効果】
上述から明らかなように、本考案によれば駆動ピンを支持する支持板が、駆動 ピンとスピンドルを結ぶ直線に対して直交する方向に移動するようにしたので、 駆動ピンの位置決めを正確に行うことが可能になる。
【提出日】平成4年3月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 ターンテーブル11には図1及び図2から明らかなように、ハブ2bを吸着す るためのプラスチックマグネットから成るハブ吸着磁石21が固着されている。 このターンテーブル11は磁気回路を形成するために磁性体金属板から成り、こ の中央にスピンドル22固着されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 タ−ンテ−ブル11には図1及び2に示すように、駆動ピン23を余裕を有し て挿通するための略四角形の孔32が設けられている。この孔32の1つの辺の 縁は駆動ピン23の第1の制限部33aとなり、別の1つの辺の縁は駆動ピン2 3の第2の制限部33bとなっている。第1の制限部33aは長孔27と同一方 向に延び、駆動ピン23がこれよりもスピンドル22から離れて外周方向に移動 することを制限している。第2の制限部33bは図3の直線28と同一方向に延 びており、駆動ピン23がハブ2bで押圧された時に駆動ピン23がこれよりも 図1で上方に移動することを制限する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 支持板24はバネ性を幾らか有する。従って、ディスクをチャッキングする時 にハブ2b駆動ピン23の上部を押圧すると、支持板24の弾性変形を伴って 駆動ピン23はこの軸方向に移動する。この移動量が多くなると、フロッピ−デ ィスク装置の薄型化を妨害する。そこで、支持板24の先端が二叉状に形成され 、一方の片24bがタ−ンテ−ブル11の下側に配置され、他方の片24cが上 側に配置され、ピン23の軸方向の移動範囲を制限している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 駆動ピン23が孔10bのD1 点及びD2 点に接すると、駆動ピン23がハブ 2bを駆動する反作用としてハブ2bの孔10bの縁D2 点は駆動ピン23を回 転方向と反対方向に押圧する。このハブ2bによる駆動ピン23の回転方向と反 対方向の押圧は支持板24の偏倚用バネ30の分力F1 に抗してなされる。支持 板24は長孔27によって軸34に装着されているので、駆動ピン23がディス ク回転方向に対して反対の方向に押圧されると、軸34をガイドとして図3で直 線29が延びる方向に移動し、駆動ピン23の中心が図3の直線28よりも少し 上に移動し、図4に示す位置になる。図4に示すようにハブ2bは駆動ピン挿入 孔32を有し、この1つの辺が駆動ピン23の第2の制限部33bとなっている ので、駆動ピン23はこの第2の制限部33bに突き当たるまで移動する。支持 板24が直線29に沿って移動自在であるから、支持板24の弾性変形及び駆動 ピン23の傾きを殆ど伴わないで駆動ピン23を第2の制限部33bまで移動す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係わるディスク装置の回転駆
動部分を示す平面図である。
【図2】図1の装置をA−A線で切断して示す断面図で
ある。
【図3】図1の支持板及びこれに関係する部分を示す平
面図である。
【図4】駆動ピンがハブに係合した状態を示す平面図で
ある。
【図5】フロッピーディスク装置の主要部を示す正面図
である。
【図6】ハブと駆動ピンとの関係を示す拡大平面図であ
る。
【図7】ディスクカートリッジの平面図である。
【図8】図7のディスクカートリッジの底面図である。
【図9】従来の駆動ピンの傾きを示す図である。。
【図10】従来の駆動ピンの支持機構を示す平面図であ
る。
【図11】本考案の別の実施例の駆動ピン支持機構を示
す平面図である。
【図12】図11の支持板の一部切欠斜視図である。
【図13】変形例の駆動ピン支持機構を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
23 駆動ピン 24 支持板 27 長孔 33a 第1の制限部 33b 第2の制限部 34 軸

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブ(2b)とこのハブ(2b)に固着
    された記録媒体シート(2a)とから成り且つ前記ハブ
    (2b)の略中央にスピンドル挿入孔(10a)が設け
    られ且つこのスピンドル挿入孔(10a)と一定の位置
    関係を有して前記ハブ(2b)に駆動ピン挿入孔(10
    b)が設けられている記録媒体ディスク(2)を回転駆
    動するために、ターンテーブル(11)と、前記スピン
    ドル挿入孔(10a)に挿入するように前記ターンテー
    ブル(11)の中央から突出しているスピンドル(2
    2)と、前記駆動ピン挿入孔(10b)に余裕を有して
    挿入される駆動ピン(23)と、前記駆動ピン(23)
    を支持している支持板(24)とを具備しているディス
    ク装置において、 前記スピンドル(22)の中心と前記駆動ピン(23)
    の中心とを結ぶ仮想直線に対して直交する方向に前記支
    持板(24)が移動することができるように前記支持板
    (24)が前記タ−ンテ−ブル(11)に支持されてい
    ることを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】前記支持板(24)は、前記タ−ンテ−ブ
    ル(11)に回動自在に支持されていると共に前記直交
    する方向に移動自在に支持されており、 前記駆動ピン(23)を前記スピンドル(22)から離
    れる方向に移動させるための偏倚力を前記支持板(2
    4)に与えると共に、前記直交する方向の偏倚力を前記
    支持板(24)に与えるバネ手段が設けられており、 前記駆動ピン(23)が前記スピンドル(22)に近づ
    く方向に移動すること及び前記直交する方向に移動する
    ことは許すが、前記駆動ピン(23)が前記スピンドル
    (22)から離れる方向に移動することを制限するよう
    に前記駆動ピン(23)又は前記支持板(24)を制限
    する第1の制限部が前記タ−ンテ−ブル(11)に設け
    られており、 前記タ−ンテ−ブル(11)の回転方向と反対の方向に
    前記駆動ピン(23)が移動することを制限するための
    第2の制限部が設けられていることを特徴とする請求項
    1記載のディスク装置。
JP1991055766U 1991-06-21 1991-06-21 ディスク装置 Expired - Lifetime JPH087559Y2 (ja)

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