JP3353929B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に関するもの
であり、より詳しくは空気調和機の室外ファンの制御技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の空気調和機の概略構成図で
ある。この図において、交流電源1からの交流電力は、
インバータ装置2のコンバータ部3に送られて直流電力
に変換される。そして、この直流電力は、コンデンサ4
により平滑化された後、インバータ部5で再度交流電力
に変換され、コンプレッサモータ6に供給される。この
とき、インバータ制御回路7は、室内検出温度Taと室
内設定温度Tsとの偏差(Ta−Ts)に基いてインバ
ータ部5の出力周波数を制御し、コンプレッサモータ6
を可変速駆動させる。
【0003】コンプレッサモータ6にはコンプレッサ8
が直結されている。このコンプレッサ8から吐出される
冷媒は、例えば暖房モードの場合、四方弁9を通って室
内熱交換器10に送られ、さらに、膨張弁11を通って
室外熱交換器に送られた後、再び四方弁9を通ってコン
プレッサ8の吸入側へ循環される。
【0004】室外ファン制御手段13は、インバータ制
御回路7からの出力に基いてコンプレッサ8が運転状態
にあるか否かを判別し、運転状態であれば室外ファン1
4を回転させ、また、停止状態であれば、室外ファン1
4も停止させる。すなわち、従来装置にあっては、室外
ファン14のオンオフ状態と、コンプレッサ8のオンオ
フ状態とは一致するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の住宅
事情の悪化に伴なって、室外ユニットの設置スペースを
充分広く確保することが益々困難になっている。そし
て、壁やその他の障害物の存在により、室外ユニットの
吸込口が塞がれたり狭くなったりした場合、冷房時にお
いては高圧側圧力が上昇し、暖房時においては低圧側圧
力が低下することになる。
【0006】そのため、所謂サーモオフによってコンプ
レッサが停止した場合、これと共に室外ファンを停止さ
せると、室外ユニットの設置が正常である場合に比べて
圧力バランス時間が長くなる。したがって、通常時の圧
力バランス設定時間(例えば2分20秒)の経過時点で
は、未だ再起動可能な程度に圧力がバランスしておら
ず、サーモオンになって再起動された場合にはコンプレ
ッサ故障の原因となるおそれがあった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、室外ユニットの設置環境が良好でない場合であっ
ても、サーモオフによってコンプレッサが停止した後の
圧力バランス時間を極力短くすることが可能な空気調和
機を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、室内検出温度と室内設定温度と
の偏差に基きインバータ装置を介してコンプレッサ駆動
用モータを可変速駆動する空気調和機において、運転実
行中に、室外熱交換器設定温度と室外熱交換器検出温度
との大小関係、室外検出温度と室外設定温度との大小関
係、及び前記インバータ装置の入力電流の検出値と設定
値との大小関係に基き室外ユニットの設置環境の良否を
判別する室外環境判別手段と、前記室内検出温度が室内
設定温度に達したことによりコンプレッサが停止し、且
つ、前記室外環境判別手段が、室外熱交換器設定温度と
室外熱交換器検出温度との大小関係の条件、室外検出温
度と室外設定温度との大小関係の条件、及び前記インバ
ータ装置の入力電流の検出値と設定値との大小関係の条
件のいずれもが室外環境が良好でないことを判別した場
合は、コンプレッサ停止後所定時間だけ室外ファンの回
転を継続させる室外ファン制御手段と、を備えたことを
特徴とするものである。
【0009】
【作用】上記構成において、室外環境判別手段は、所定
条件の検出に基いて、室外ユニットの設置環境の良否を
判別する。そして、設置環境が良好でない旨が判別され
た場合、室外ファン制御手段は、コンプレッサが停止さ
れても、所定時間だけ室外ファンの回転を継続させる。
【0010】これにより、コンプレッサ停止後の室外熱
交換器における熱交換効率が向上するので、圧力バラン
ス時間を短くすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3に基き
説明する。但し、図4と同様の構成要素には同一符号を
付し、重複した説明を省略する。
【0012】図1は本実施例の概略構成図である。図1
が図4と異なる点は、室外環境判別手段15及び電流検
出器16が付加されている点である。なお、本実施例で
は、インバータ制御回路7、室外環境判別手段15、室
外ファン制御手段13は、いずれもマイクロコンピュー
タ化された室外ユニット制御回路内に設けられているも
のとする。
【0013】次に、図1の動作につき図2のフローチャ
ートを参照しつつ説明する。まず、インバータ制御回路
7はリモコン(図示せず)からの指令が冷房モードであ
るか暖房モードであるかを判別し(ステップ1)、冷房
モードであれば室温Taと設定温度Tsとの間に、Ta
≧Tsの関係が成立するか否かを判別する(ステップ
2)。
【0014】Ta≧Tsが成立する場合、室外環境判別
手段15は、室外熱交換器12の検出温度(以下、室外
熱交温度と略す)Tcと設定温度Tcs1 との間に、Tc
≧Tcs1 が成立するか否かを判別する(ステップ3)。
Tc≧Tcs1 が成立する場合、室外環境判別手段15
は、室外ユニットの設置環境が良好でないことを示すフ
ラグを立てる(ステップ4)。
【0015】そして、インバータ制御回路7及び室外フ
ァン制御手段13は、ステップ2における判断がYES
となっている(所謂サーモオンの状態)ので、コンプレ
ッサ6及び室外ファン14の運転状態をオンにする(ス
テップ5)。
【0016】一方、ステップ2における判断がNOの場
合(所謂サーモオフの状態)には、インバータ制御回路
7はインバータ装置2の出力を停止し、コンプレッサ8
の運転を停止させる(ステップ6)。
【0017】室外ファン制御手段13は、インバータ制
御回路7からの信号によりコンプレッサ8の停止を検出
すると、室外環境判別手段15がフラグを立てているか
否かを判別し(ステップ7)、立てていればそのまま室
外ファン14の回転を継続する(ステップ8)。
【0018】インバータ制御回路7は、コンプレッサ8
を停止させた後、自己に内蔵しているタイマをスタート
させ(ステップ9)、2分20秒経過するまではコンプ
レッサ8を再起動させないようにする(ステップ1
0)。そして、室外環境判別手段15は、それまで立て
ていたフラグをもとに戻すようにする(ステップ1
1)。なお、ステップ7で室外環境判別手段15のフラ
グが立っていない場合、室外ファン制御手段13は、従
来と同様に、コンプレッサ8の停止と共に室外ファン1
4を停止させる(ステップ12)。
【0019】また、ステップ1の判断がNOの場合すな
わち暖房モードの場合、インバータ制御回路7は、Ta
≦Tsの関係が成立するか否かを判別する(ステップ1
3)。Ta>Tsであれば、所謂サーモオフの状態であ
るため、上述したステップ6〜11の動作が行なわれ
る。
【0020】Ta≦Tsが成立する場合、室外環境判別
手段15は、室外熱交温度Tcと設定温度Tcs2 との間
にTc≦Tcs2 が成立するか否かを判別し(ステップ1
4)、外気温度T0 と設定温度T0s1 ,T0s2 との間に
T0s1 <T0 <T0s2 が成立するか否かを判別し(ステ
ップ15)、インバータ部5の入力電流Iと設定値Is
との間にI≧Isが成立するか否かを判別する(ステッ
プ16)。そして、室外環境判別手段15は、ステップ
14〜16の判断が全てYESの場合のみフラグを立て
るようにする(ステップ17)。
【0021】インバータ制御回路7及び室外ファン制御
手段13は、ステップ13における判断がYESとなっ
ている(所謂サーモオンの状態)ので、コンプレッサ6
及び室外ファン14の運転状態をオンにしておく(ステ
ップ18)。また、暖房モードであるため四方弁の通電
状態もオンのままになる。
【0022】図3は、室外ユニットの設置環境が良くな
い場合において、サーモオフによってコンプレッサが停
止した後の高圧側圧力と低圧側圧力とが、次第にバラン
スしていく過程を示した特性図である。この図に示すよ
うに、従来は、長い時間(T1 )かかって、高い圧力
(PB1 )でバランスしていたのに対し、本発明ではコ
ンプレッサ停止後も室外ファンを回転させているので、
短い時間(T2 )で且つ低い圧力(PB2 )でバランス
させることができる。したがって、コンプレッサの再起
動を容易に行うことができる。
【0023】なお、上記実施例では室外環境判別手段1
5が室外ユニット制御回路内に構成されているものと仮
定して説明したが、室内ユニット制御回路側に設けるこ
とも可能である。
【0024】また、図2のフローチャートにおいて、ス
テップ15及びステップ16について、これらのいずれ
か一方、あるいは双方のステップを省略しても、充分に
本発明の目的を達成することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、室外ユ
ニットの設置環境の良否を判別し、設置環境が良くない
場合には、サーモオフによるコンプレッサの停止後も室
外ファンの回転を継続させる構成としたので、コンプレ
ッサ停止後の圧力バランス時間を短くすることができ、
コンプレッサの再起動を容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図。
【図2】図1の動作を説明するためのフローチャート。
【図3】コンプレッサ停止後の圧力バランス過程につい
て、本発明に係る装置と従来装置とを対比して示した特
性図。
【図4】従来例の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
2 インバータ装置 6 コンプレッサモータ 7 インバータ制御回路 8 コンプレッサ 13 室外ファン制御手段 14 室外ファン 15 室外環境判別手段 Ta 室内検出温度 Ts 室内設定温度 Tc 室外熱交換器温度 To 外気温度 I 検出電流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 1/00 F24F 11/02 102

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内検出温度と室内設定温度との偏差に基
    きインバータ装置を介してコンプレッサ駆動用モータを
    可変速駆動する空気調和機において、 運転実行中に、室外熱交換器設定温度と室外熱交換器検
    出温度との大小関係、室外検出温度と室外設定温度との
    大小関係、及び前記インバータ装置の入力電流の検出値
    と設定値との大小関係に基き室外ユニットの設置環境の
    良否を判別する室外環境判別手段と、 前記室内検出温度が室内設定温度に達したことによりコ
    ンプレッサが停止し、且つ、前記室外環境判別手段が、
    室外熱交換器設定温度と室外熱交換器検出温度との大小
    関係の条件、室外検出温度と室外設定温度との大小関係
    の条件、及び前記インバータ装置の入力電流の検出値と
    設定値との大小関係の条件のいずれもが室外環境が良好
    でないことを判別した場合は、コンプレッサ停止後所定
    時間だけ室外ファンの回転を継続させる室外ファン制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする空気調和機。
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