JP3353909B2 - 可変容量形液体ピストンポンプ - Google Patents
可変容量形液体ピストンポンプInfo
- Publication number
- JP3353909B2 JP3353909B2 JP07928792A JP7928792A JP3353909B2 JP 3353909 B2 JP3353909 B2 JP 3353909B2 JP 07928792 A JP07928792 A JP 07928792A JP 7928792 A JP7928792 A JP 7928792A JP 3353909 B2 JP3353909 B2 JP 3353909B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder chamber
- port
- opening
- piston
- opening width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
たシリンダブロックの回転駆動によりピストンを往復摺
動して液体の吸入吐出を行い、ピストンの往復摺動量を
変更自在にして液体の吐出量を可変にした可変容量形液
体ピストンポンプに関する。
ポンプとして実開平1−85473号公報に開示された
構成のものがある。このものは、ポンプ本体内へ収装し
たシリンダブロックを駆動軸により回転駆動して、その
シリンダブロックに配設した複数のピストンを軸方向へ
往復摺動することで液体の吸入吐出を行い、ポンプ本体
内に支承した斜板の傾斜角度を変更することでピストン
の往復摺動量を変更して液体の吐出量を可変にしてい
る。そして、図6に示す如く、液体の吸入吐出を分配す
る弁板30には、特にポンプ騒音を低減するため、シリ
ンダブロックの矢印F方向への回転駆動によりそのシリ
ンダ室の開口31が吸入ポート32との連通を断ち吐出
ポート33と連通するよう移行するとき、ならびにシリ
ンダ室の開口31が吐出ポート33との連通を断ち吸入
ポート32と連通するよう移行するとき、シリンダ室内
に大きな圧力変化が急激に生じないように、吐出ポート
33の始端33Aより吸入ポート32側へ向けて延在し
てシリンダ室と絞り連通する切欠溝34と吸入ポート3
2の始端32Aより吐出ポート33側へ向けて延在して
シリンダ室と絞り連通する切欠溝35とを窪み形成し、
切欠溝34を介しシリンダ室内へ吐出ポート33の圧力
液体を漸次流入したり、切欠溝35を介し吸入ポート3
2へシリンダ室内の圧力液体を漸次流出したりしてい
る。
において切欠溝34、35は、先端に向けて開口幅が漸
次縮小する断面をV字形状に設けており、ポンプ騒音を
ピストンの往復摺動量が最小でシリンダ室の容積変化率
が最小の際に最適に低減するようその開口幅を小さく形
成するか、またはポンプ騒音をピストンの往復摺動量が
最大でシリンダ室の容積変化率が最大の際に最適に低減
するようその開口幅を大きく形成するか設計仕様に応じ
て選定しており、シリンダ室の容積変化率が最小の際と
最大の際の双方において満足できるポンプ騒音の低減が
図れない問題点があった。
で、シリンダ室の容積変化率が最小の際と最大の際の双
方に適応する切欠溝を設けてシリンダ室の容積変化率の
大小にかかわりなくポンプ騒音の低減を良好に図れるよ
うにした可変容量形液体ピストンポンプを提供するもの
である。
リンダ室を形成する複数のピストンを軸心の囲りに配設
したシリンダブロックをポンプ本体内へ回転駆動自在に
収装し、このシリンダブロックのシリンダ室を開口した
一端面が摺接する摺接面に開口して液体を吸入する吸入
ポートと液体を吐出する吐出ポートとをシリンダ室に連
通するよう略対向位置に円弧状に設け、シリンダ室の開
口はその開口幅をポート開口幅と略同一に設けると共に
シリンダブロックの回転方向となる周方向の両端をポー
ト開口幅の中心線上に中心を有する円弧で形成し、ピス
トンはシリンダブロックの回転駆動により軸方向へ往復
摺動してその往復摺動量を変更自在に設け、吸入ポート
および吐出ポートの始端よりそれぞれ地方のポート側へ
延在してシリンダ室と絞り連通する切欠溝を窪み形成
し、各切欠溝の窪み先端をシリンダ室の開口が回転方向
への移行において他方のポートとの連通を断れると同時
か断れるわずか前にシリンダ室と連通する位置に有し、
各切欠溝の少くとも一方はピストンの往復摺動量が最小
でシリンダ室の容積変化率が最小の際に対応するその開
口幅が小さい小絞り部を窪み先端側に有すると共に、ピ
ストンの往復摺動量が最大でシリンダ室の容積変化率が
最大の際に対応するその開口幅が小絞り部より大きくか
つシリンダ室の開口より小さい大絞り部を小絞り部に連
設してポートの始端側でポート開口幅の中心線より外周
側又は内周側に沿って有し、大絞り部は先端をポート開
口幅の中心線より外周側又は内周側に偏倚した位置に中
心を有する円弧で形成して成る。
り部を連設して有した切欠溝を吸入ポートの始端より吐
出ポート側へ延在して設けた場合、シリンダブロックの
回転駆動によりピストンが最小の往復摺動量で往復摺動
してシリンダ室の容積変化率が最小の際には、シリンダ
室の開口が吐出ポートとの連通を断れて吸入ポート側へ
移行すると、シリンダ室は内部に充満する圧力液体が切
欠溝の小絞り部を介し吸入ポートへ流出して内部圧がゆ
るやかに下降する。また、シリンダブロックの回転駆動
によりピストンが最大の往復摺動量で往復摺動してシリ
ンダ室の容積変化率が最大の際には、シリンダ室の開口
が吐出ポートとの連通を断れて吸入ポート側へ移行する
と、シリンダ室は内部に充満する圧力液体が切欠溝の小
絞り部だけでは十分に流出されず大絞り部を介し吸入ポ
ートへ流出して内部圧力がゆるやかに下降する。また、
小絞り部と大絞り部を連設して有した切欠溝を吐出ポー
トの始端より吸入ポート側へ延在して設けた場合、シリ
ンダ室の開口が吸入ポートとの連通を断れて吐出ポート
側へ移行すると、前述と逆に吐出ポートの圧力液体がシ
リンダ室に流入し、シリンダ室の内部圧力はその容積変
化率が最小の際と最大の際の双方においてゆるやかに上
昇する。このため、シリンダ室の開口が吐出ポートから
吸入ポートへの間を移行するとき、もしくは吸入ポート
から吐出ポートへの間を移行するとき、シリンダ室の内
部圧力を吐出量の変更に伴うシリンダ室の容積変化率の
大小にかかわりなくゆるやかに圧力変化することがで
き、従来のポンプに比べ、シリンダ室の容積変化率の大
小にかかわりなくポンプ騒音の低減を良好に図ることが
できる。
明する。図1および図2において、1はポンプ本体を示
し、一端面に開口して中空孔4を形成した本体部材2に
その中空孔4の開口を閉塞するよう蓋部材3を複数の締
結ボルト5により固着し構成している。6は駆動軸で、
ポンプ本体1に軸受を介し回転駆動自在に設けており、
駆動軸6の中間部にはスプラインから成る係合手段6A
を介し中空孔4内へ収装したシリンダブロック7を一体
的に回転するよう支持している。シリンダブロック7は
軸心の囲りに間隔を有して配設した複数のシリンダ孔8
にピストン9を摺動自在に嵌挿しシリンダ室10を形成
している。そして、シリンダ室10はシリンダブロック
7の一端面に開口して設けており、開口10Aは開口幅
をポート開口幅Wと略同一に設けると共にシリンダブロ
ック7の回転方向となる周方向の両端をポート開口幅W
の中心線上に中心を有する円弧で形成している。また、
ピストン9の先端部にはリティナ11により支持したシ
ュー12が取付けられ、このシュー12を介し斜板13
と当接している。斜板13は中空孔4内でシリンダブロ
ック7と同軸上に一定の角度範囲内において傾斜角度を
変更自在に支承しピストン9の往復摺動量を変更自在に
設けている。
勢するばねで、斜板13のピストン9先端部がシュー1
2を介し当接する側の背面に弾性力を付与するよう設け
ている。15は斜板13の最大傾斜角度を調整する調整
ねじで、斜板13と操作ピストン16を介し当接するよ
う設けている。操作ピストン16はばね14の弾性力に
抗し斜板13をその傾斜角度の減少方向に押圧可能に蓋
部材3より本体部材2の中空孔4内へ突設した軸部17
に嵌合しており、背面側に形成した作用室18に圧力制
御弁19を介し後述する吐出流路側の圧力液体を流入し
たりその作用室18の液体を低圧部へ流出したりするこ
とで軸方向へ摺動自在に設けている。圧力制御弁19は
吐出流路側の圧力が設定圧力を下回っているときには作
用室18を低圧部へ連通すると共に、吐出流路側の圧力
が設定圧力を上回ると作用室18を低圧部との連通を断
ち吐出流路側に切換連通するよう設けている。
体を吐出する吐出流路で、それぞれ蓋部材3に設けてい
る。22は弁板で、シリンダブロック7のシリンダ室1
0を開口した一端面と摺接自在に蓋部材3に固着してお
り、弁板22には吸入流路20と連通する吸入ポート2
3および吐出流路21と連通する吐出ポート24をシリ
ンダブロック7のシリンダ室10と連通するよう略対向
位置に円弧状に貫通して設けている。さらに、シリンダ
ブロック7の一端面が摺接する弁板22の摺接面には、
シリンダブロック7の矢印F方向への回転駆動において
シリンダ室10の開口10Aが吸入ポート23と吐出ポ
ート24間を移行したときシリンダ室10内に大きな圧
力変化が急激に生じないよう、吐出ポート24の始端2
4Aより吸入ポート23側へ延在して切欠溝25を、ま
た吸入ポート23の始端23Aより吐出ポート24側へ
延在して切欠溝26をそれぞれシリンダ室10と絞り連
通自在に窪み形成している。
5A、26Aをシリンダ室10の開口10Aがシリンダ
ブロック7の矢印F方向への回転駆動に伴う移行におい
て他方のポート23もしくは24との連通を断れると同
時にシリンダ室10と連通する位置に有している。尚、
切欠溝25、26の窪み先端25A、26Aをポンプ容
積効率の許容範囲内においてシリンダ室10の開口10
Aがシリンダブロック7の矢印F方向への回転駆動に伴
う移行において他方のポート23もしくは24との連通
を断れるわずか前にシリンダ室10と連通する位置に有
しても良い。切欠溝25は断面をV字形状に設け、シリ
ンダ室10内へ流入する圧力液体をその開口10A内壁
面に沿って流すよう、吐出ポート24の始端24Aの円
弧外周側よりポート開口幅Wの中心線と交差して吸入ポ
ート23の円弧内周側へ向け斜めに設けてその開口幅な
らびに窪み深さを窪み先端25Aに向けて漸次縮小形成
している。切欠溝26はピストン9の往復摺動量が最小
でシリンダ室10の容積変化率が最小の際に対応するそ
の開口幅が小さい小絞り部26Bを窪み先端26A側に
有すると共に、ピストン9の往復摺動量が最大でシリン
ダ室10の容積変化率が最大の際に対応するその開口幅
が小絞り部26Bより大きくかつシリンダ室10の開口
10Aより小さい大絞り部26Cを小絞り部26Bに連
設して始端23A側に有している。そして、小絞り部2
6Bは断面をV字形状に設け、その開口幅ならびに窪み
深さを窪み先端26Aに向けて漸次縮小形成してポート
開口幅Wの中心線に略沿って設けている。また、大絞り
部26Cは断面を凹形状に設け、その開口幅ならびに窪
み深さを始端23Aに向けて略同等に形成してポート開
口幅Wの中心線より外周側に沿って設け、先端をポート
開口幅Wの中心線より外周側に偏倚した位置に中心を有
する円弧で形成している。尚、大絞り部26Cはその窪
み深さを始端23Aに向けて漸次拡大形成しても良い。
(A)は、ばね14の弾性力によって斜板13が最大傾
斜角度に傾斜している状態を示し、操作ピストン16背
面の作用室18は圧力制御弁19を介し低圧部へ連通し
ている。これより駆動軸6によりシリンダブロック7を
矢印F方向へ回転駆動すると、ピストン9はシュー12
を介し斜板13と当接しているため、斜板13の最大傾
斜角度に応じて最大の往復摺動量で往復摺動してピスト
ン室10の容積変化率が最大となり、ピストン室10に
は弁板22の吸入ポート23域で吸入流路20の液体を
吸入すると共に吐出ポート24域でその吸入した液体を
吐出流路21へ吐出し最大吐出量が得られる。このシリ
ンダブロック7の回転駆動において、吸入ポート23と
の連通が断れ低圧状態のシリンダ室10は、その開口1
0Aが吐出ポート24の始端24Aに達する以前に切欠
溝25と絞り連通して、吐出ポート24の圧力液体が切
欠溝25を介し開口10A内壁面に沿って渦を巻くよう
流入して内部圧力がゆるやかに圧力上昇し、また吐出ポ
ート24との連通が断れ高圧状態のシリンダ室10は、
その開口10Aが吸入ポート23の始端23Aに達する
以前に切欠溝26と絞り連通して、内部に充満する圧力
液体が小絞り部26Bだけでは十分に流出されず大絞り
部26Cを介し吸入ポート23へ流出して内部圧力がゆ
るやかに下降する。
力制御弁19の設定圧力を上回ると、圧力制御弁19が
作用室18を低圧側との連通を断ち吐出流路21側に切
換連通し、吐出流路21側の圧力液体が作用室18に流
入し、操作ピストン16は背面に作用する圧力液体によ
る作用力により斜板13をばね14の弾性力に抗して押
圧し、斜板13はその傾斜角度を除々に減少してついに
は最小となり、ピストン9は斜板13の傾斜角度の減少
に応じて往復摺動量が小さくなりついには最小となって
ピストン室10の容積変化率も最小となり、吐出量が最
小となる。この最小吐出量の状態において、シリンダブ
ロック7の回転駆動により吐出ポート24との連通が断
れ高圧状態のシリンダ室10は、その開口10Aが吸入
ポート23の始端23Aに達する以前に切欠溝26と絞
り連通して、内部に充満する圧力液体が小絞り部26B
を介し吸入ポート23へ流出して内部圧力がゆるやかに
下降する。そして、シリンダ室10の開口10Aが切欠
溝26の大絞り部26Cに達すると、逆に吸入ポート2
3の液体が大絞り部26Cを介しシリンダ室10に吸入
される。
ート23への間をシリンダ室10の開口10Aが移行す
るとき、ピストン9の往復摺動量が最大でシリンダ室1
0の容積変化率が最大の際にはシリンダ室10の内部に
充満する圧力液体を切欠溝26の小絞り部26Bだけで
は十分に流出されないので大絞り部26Cを介し吸入ポ
ート23へ流出してシリンダ室10の内部圧力をゆるや
かに下降すると共に、ピストン9の往復摺動量が最小で
シリンダ室10の容積変化率が最小の際にはシリンダ室
10の内部に充満する圧力液体を切欠溝26の小絞り部
26Bを介し吸入ポート23へ流出してシリンダ室10
の内部圧力をゆるやかに下降するため、吐出量の変更に
伴うシリンダ室10の容積変化率の大小にかかわりなく
シリンダ室10の内部圧力をゆるやかに圧力変化するこ
とができ、従来のポンプに比べ、シリンダ室10の容積
変化率の大小にかかわりなくポンプ騒音の低減を良好に
図ることができる。また、吐出量を変更してもポンプ騒
音が増大しないから、最大吐出量状態で多く使用する用
途や最小吐出量状態で多く使用する用途のどちらにも適
用でき、広範囲の用途に良好に用いることができる。さ
らにまた、切欠溝26の大絞り部26Cをポート開口幅
Wの中心線より外周側に沿って設け、大絞り部26C先
端の円弧の中心をシリンダ室10の開口10Aの周方向
端の円弧の中心から偏倚して設けているため、大絞り部
をポート開口幅Wの中心線に沿って設けた場合と比べ、
シリンダブロック7の回転駆動で、大絞り部26C先端
の円弧とシリンダ室10の開口10Aの周方向端の円弧
との連通開度を漸増できるから、シリンダ室10の内部
圧力をより一層ゆるやかに圧力変化することができ、ポ
ンプ騒音の低減をより一層良好に図ることができる。
ート23の始端23A側に有した大絞り部26Cをポー
ト開口幅Wの中心線より内周側に沿って設けている。
と同一個所には同符号を付して説明を省略し、異なる個
所についてのみ説明する。吐出ポート24の始端24A
より吸入ポート23側へ延在して窪み形成した切欠溝2
7は、ピストンの往復摺動量が最小でシリンダ室の容積
変化率が最小の際に対応するその開口幅が小さい小絞り
部27Bを窪み先端27A側に有すると共に、ピストン
の往復摺動が最大でシリンダ室の容積変化率が最大の際
に対応するその開口幅が小絞り部27Bより大きくかつ
シリンダ室の開口10Aより小さい大絞り部27Cを小
絞り部27Bに連設して始端24A側に有している。そ
して、小絞り部27Bは断面をV字形状に設け、その開
口幅ならびに窪み深さを窪み先端27Aに向けて漸次縮
小形成してポート開口幅Wの中心線に略沿って設けてい
る。また、大絞り部27Cは断面を凹形状に設け、その
開口幅ならびに窪み深さを始端24Aに向けて略同等に
形成してポート開口幅Wの中心線より外周側に沿って設
け、先端をポート開口幅Wの中心線より外周側に偏倚し
た位置に中心を有する円弧で形成している。吸入ポート
23の始端23Aより吐出ポート24側へ延在して窪み
形成した切欠溝28は、断面をV字形状に設け、その開
口幅ならびに窪み深さを窪み先端28Aに向けて漸次縮
小形成してポート開口幅Wの中心線に略沿って設けてい
る。
吐出ポート24への間をシリンダ室の開口10Aが移行
するとき、ピストンの往復摺動量が最大でシリンダ室の
容積変化率が最大の際には、シリンダ室に吐出ポート2
4の圧力液体が切欠溝27の小絞り部27Bだけでは十
分に流入されず大絞り部27Cを介し内部へ流入して内
部圧力がゆるやかに上昇する。また、ピストンの往復摺
動量が最小でシリンダ室の容積変化率が最小の際には、
シリンダ室に吐出ポート24の圧力液体が切欠溝27の
小絞り部27Bを介し内部へ流入して内部圧力がゆるや
かに上昇する。このため、吐出量の変更に伴うシリンダ
室の容積変化率の大小にかかわりなくシリンダ室の内部
圧力をゆるやかに圧力変化することができ、従来のポン
プに比べ、シリンダ室の容積変化率の大小にかかわりな
くポンプ騒音の低減を良好に図ることができる。また、
一実施例と同様に最大吐出量状態で多く使用する用途や
最小吐出量状態で多く使用する用途のどちらにも適用で
き、広範囲の用途に良好に用いることができ、さらにま
た、切欠溝27の大絞り部27Cをポート開口幅Wの中
心線より外周側に沿って設け、大絞り部27C先端の円
弧の中心をシリンダ室の開口10Aの周方向端の円弧の
中心から偏倚して設けているため、大絞り部27C先端
の円弧とシリンダ室の開口10Aの周方向端の円弧との
連通開度を漸増できるから、シリンダ室の内部圧力をよ
り一層ゆるやかに圧力変化することができ、ポンプ騒音
の低減をより一層良好に図ることができる。
吸入ポート23の始端23Aより吐出ポート24側へ延
在して一実施例と同様に小絞り部26Bと大絞り部26
Cを有する切欠溝26を窪み形成し、また、吐出ポート
24の始端24Aより吸入ポート23側へ延在して他実
施例と同様に小絞り部27Bと大絞り部27Cを有する
切欠溝27を窪み形成している。そして、この構成で
は、吐出ポート24から吸入ポート23への間をシリン
ダ室の開口10Aが移行するとき、ならびに吸入ポート
23から吐出ポート24への間をシリンダ室の開口10
Aが移行するとき、いずれも吐出量の変更に伴うシリン
ダ室の容積変化率の大小にかかわりなくシリンダ室の内
部圧力をゆるやかに圧力変化することができ、従来のポ
ンプに比べ、シリンダ室の容積変化率の大小にかかわり
なくポンプ騒音の低減を良好に図ることができる。ま
た、最大吐出量状態で多く使用する用途や最小吐出量状
態で多く使用する用途のどちらにも適用でき、広範囲の
用途に良好に用いることができ、さらにまた、前記各実
施例と同様に、シリンダ室の内部圧力をより一層ゆるや
かに圧力変化することができ、ポンプ騒音の低減をより
一層良好に図ることができる。
する複数のピストンを軸心の囲りに配設したシリンダブ
ロックをポンプ本体内へ回転駆動自在に収装し、このシ
リンダブロックのシリンダ室を開口した一端面が摺接す
る摺接面に開口して液体を吸入する吸入ポートと液体を
吐出する吐出ポートとをシリンダ室に連通するよう略対
向位置に円弧状に設け、シリンダ室の開口はその開口幅
をポート開口幅と略同一に設けると共にシリンダブロッ
クの回転方向となる周方向の両端をポート開口幅の中心
線上に中心を有する円弧で形成し、ピストンはシリンダ
ブロックの回転駆動により軸方向へ往復摺動してその往
復摺動量を変更自在に設け、吸入ポートおよび吐出ポー
トの始端よりそれぞれ地方のポート側へ延在してシリン
ダ室と絞り連通する切欠溝を窪み形成し、各切欠溝の窪
み先端をシリンダ室の開口が回転方向への移行において
他方のポートとの連通を断れると同時か断れるわずか前
にシリンダ室と連通する位置に有し、各切欠溝の少くと
も一方はピストンの往復摺動量が最小でシリンダ室の容
積変化率が最小の際に対応するその開口幅が小さい小絞
り部を窪み先端側に有すると共に、ピストンの往復摺動
量が最大でシリンダ室の容積変化率が最大の際に対応す
るその開口幅が小絞り部より大きくかつシリンダ室の開
口より小さい大絞り部を小絞り部に連設してポートの始
端側でポート開口幅の中心線より外周側又は内周側に沿
って有し、大絞り部は先端をポート開口幅の中心線より
外周側又は内周側に偏倚した位置に中心を有する円弧で
形成したことにより、吐出量の変更に伴うシリンダ室の
容積変化率の大小にかかわりなくシリンダ室の内部圧力
をゆるやかに圧力変化することができ、従来のポンプに
比べ、シリンダ室の容積変化率の大小にかかわりなくポ
ンプ騒音の低減を良好に図ることができる。また、吐出
量を変更してもポンプ騒音が増大しないから、最大吐出
量状態で多く使用する用途や最小吐出量状態で多く使用
する用途のどちらにも適用でき、広範囲の用途に良好に
用いることができる。さらにまた、切欠溝の大絞り部を
ポート開口幅の中心線より外周側又は内周側に沿って設
け、大絞り部先端の円弧の中心をシリンダ室の開口の周
方向端の円弧の中心から偏倚して設けているため、大 絞
り部をポート開口幅の中心線に沿って設けた場合と比
べ、シリンダブロックの回転駆動で、大絞り部先端の円
弧とシリンダ室の開口の周方向端の円弧との連通開度を
漸増できるから、シリンダ室の内部圧力をより一層ゆる
やかに圧力変化することができ、ポンプ騒音の低減をよ
り一層良好に図ることができる効果を有する。
液体ピストンポンプの縦断面図、(B)は(A)の線E
−Eに沿った拡大断面図である。
る。
図である。
する図である。
(B)に相当する図である。
の弁板を示した図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダ室を形成する複数のピストンを
軸心の囲りに配設したシリンダブロックをポンプ本体内
へ回転駆動自在に収装し、このシリンダブロックのシリ
ンダ室を開口した一端面が摺接する摺接面に開口して液
体を吸入する吸入ポートと液体を吐出する吐出ポートと
をシリンダ室に連通するよう略対向位置に円弧状に設
け、シリンダ室の開口はその開口幅をポート開口幅と略
同一に設けると共にシリンダブロックの回転方向となる
周方向の両端をポート開口幅の中心線上に中心を有する
円弧で形成し、ピストンはシリンダブロックの回転駆動
により軸方向へ往復摺動してその往復摺動量を変更自在
に設け、吸入ポートおよび吐出ポートの始端よりそれぞ
れ地方のポート側へ延在してシリンダ室と絞り連通する
切欠溝を窪み形成し、各切欠溝の窪み先端をシリンダ室
の開口が回転方向への移行において他方のポートとの連
通を断れると同時か断れるわずか前にシリンダ室と連通
する位置に有し、各切欠溝の少くとも一方はピストンの
往復摺動量が最小でシリンダ室の容積変化率が最小の際
に対応するその開口幅が小さい小絞り部を窪み先端側に
有すると共に、ピストンの往復摺動量が最大でシリンダ
室の容積変化率が最大の際に対応するその開口幅が小絞
り部より大きくかつシリンダ室の開口より小さい大絞り
部を小絞り部に連設してポートの始端側でポート開口幅
の中心線より外周側又は内周側に沿って有し、大絞り部
は先端をポート開口幅の中心線より外周側又は内周側に
偏倚した位置に中心を有する円弧で形成して成ることを
特徴とする可変容量形液体ピストンポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07928792A JP3353909B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 可変容量形液体ピストンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07928792A JP3353909B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 可変容量形液体ピストンポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05240148A JPH05240148A (ja) | 1993-09-17 |
| JP3353909B2 true JP3353909B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=13685654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07928792A Expired - Fee Related JP3353909B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 可変容量形液体ピストンポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3353909B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP07928792A patent/JP3353909B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05240148A (ja) | 1993-09-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR0160947B1 (ko) | 다중 포트로 유출시키는 펌프 | |
| JP3547900B2 (ja) | アキシャルピストン型油圧ポンプ | |
| JP3353909B2 (ja) | 可変容量形液体ピストンポンプ | |
| JPH0737796B2 (ja) | ロータリ圧縮機 | |
| JPH08284805A (ja) | アキシャルピストン型液圧回転機 | |
| KR880004234A (ko) | 용량가변 기구를 구비하는 경사판식 압축기 | |
| JP3725637B2 (ja) | アキシャルピストン型油圧ポンプ | |
| KR101451472B1 (ko) | 가변 용량형 사판식 압축기 | |
| JPH07189887A (ja) | アキシャルピストン型ポンプ | |
| JPH09287553A (ja) | アキシャルピストン型油圧ポンプ | |
| US6354820B1 (en) | Pump | |
| JPH09280159A (ja) | アキシャルピストン型油圧ポンプ | |
| JP4458633B2 (ja) | 回転シリンダ型のアキシャルピストン式流体機械 | |
| JPH08159011A (ja) | ピストンポンプ・モータ | |
| JPH07208325A (ja) | 無弁往復動ピストンポンプ | |
| JPH10252642A (ja) | アキシャルピストン型油圧ポンプ | |
| JPH04276188A (ja) | アキシャルピストン型液圧ポンプ | |
| JP2571217Y2 (ja) | 油圧ポンプのシリンダブロックポート | |
| JPH0631613B2 (ja) | 可変容量形油圧ポンプ | |
| JP2578119Y2 (ja) | 油圧モータ | |
| JP2000073939A (ja) | ピストン・ポンプ | |
| JPH05240147A (ja) | 液体ピストンポンプ | |
| JP2000345955A (ja) | ピストンポンプ・モータ | |
| JPS6339431Y2 (ja) | ||
| KR20000017746U (ko) | 릴리프 독립형 파워 스티어링 펌프 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090927 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090927 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100927 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110927 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |