JP3353406B2 - 燃料電池発電装置 - Google Patents

燃料電池発電装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外部からの負荷指令
に追従して交流出力が制御される燃料電池発電装置とそ
の運転制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、大容量の交流電源を有する交流
系統に接続されて、交流系統に影響を及ぼすことなく系
統に送り出せる電力の設定変更が可能な燃料電池発電装
置では、その電力設定値の変更を外部からの負荷指令に
よって行う,いわゆる電力制御が一般的であり、電力設
定値を電力変換器、および燃料改質系,燃料電池系など
の流体制御系に一括して送り、発電装置全体の制御応答
性の向上を図ったものが知られている。
【0003】図3は従来の燃料電池発電装置を簡略化し
て示すブロック図である。図において、単位セルの積層
体からなる燃料電池1を含む燃料電池発電装置は、化石
燃料,炭化水素系燃料などの原燃料を燃料電池用アノ−
ドガスとしての水素リッチな燃料ガス2Fに改質する燃
料改質装置2と、酸化剤としての反応空気3Aを燃料電
池に供給する反応空気供給装置3と、燃料電池の出力直
流電力を交流電力に変換して交流系統に送出する電力変
換器4とを備える。また、電力変換器4が交流系統に送
出する電力は、電力設定値制御部5が外部からの負荷指
令9Sを受けて発する電力設定値5Sにより、外部負荷
指令9Sに一致するよう定電圧制御される。さらに、電
力設定値5Sは流量演算制御部6にも同時に入力され、
燃料電池1が電力設定値5Sが要求する電力を発電する
に必要な原燃料流量,改質用スチ−ム流量,改質器バ−
ナの支燃空気流量,および反応空気流量など(以下ガス
流量と総称する)を流量演算制御部6が演算し、その演
算結果に基づいて例えば流量調節弁7F,7S,7B,
7A等の開度を制御することにより、燃料電池1に発電
に必要な量の燃料ガス2Fおよび反応空気3Aが供給さ
れて発電が行われ、燃料電池1の出力電力を外部負荷指
令9Sによる指令値に近づける制御が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
燃料電池発電装置の運転中における交流系統への供給電
力の上昇,降下は、負荷指令9Sを変更することによっ
て行われる。即ち、電力設定値制御部5への負荷指令9
Sを大きくすると、これに比例して電力設定値5Sが増
大し、電力変換器4が指令された電力を出力するために
燃料電池1に出力電流If の増大を要求すると同時に、
電力設定値制御部5が流量演算制御部6にガス流量の増
量を指令する。ところで、電力設定値5Sの増加速度が
急峻であった場合、電力変換器4はミリセカンド以下の
応答速度で電力設定値5Sに対応した電力を出力しよう
とするするが、燃料電池1は燃料改質装置2および空気
供給装置3の応答速度に律せられ、上昇指令に対する燃
料ガス2Fおよび反応空気3Aの供給増加に遅れが発生
し、燃料電池1の燃料極および空気極に一時的にガス不
足状態が発生する。
【0005】燃料電池1にガス不足状態が一旦発生する
と、燃料電池の発電電圧が低下するため、電力変換装置
4は燃料電池の出力電流If をさらに増加させて出力電
力を指令値に合わせようとし、これが原因で燃料電池1
の電圧が一層低下する悪循環が発生し、ついには燃料電
池がガス欠状態となり、燃料電池に過電流が流れて燃料
電池の構成部材が劣化し、発電性能や寿命の低下を招く
という問題が発生する。
【0006】また、負荷急増時におけるガス欠状態の発
生と、これに起因する発電性能の低下を回避するため
に、燃料電池1の出力電流If を電流検出器8で検出し
てその検出電流値を流量演算制御部6に入力し、流量演
算制御部6が電力設定値5Sに対応して求めたガス流量
を電流検出器8の検出電流によって補正してガス流量の
演算値に常時余裕分を付加し、負荷急増時における燃料
電池1の出力電力の立ち上がりを早めるよう構成したも
のが知られている。しかしながら、この方式では燃料ガ
ス流量の余裕分を必要としない定常運転中にも余分な燃
料ガスを供給することになり、使い残しの水素を多く含
んだ燃料極オフガス2ofは燃料改質装置2の改質器バ−
ナに送られて燃焼し、その生成熱が水蒸気改質の反応熱
として利用されるものの、その供給量が過剰となるため
に燃料電池発電装置としての熱効率の低下を招くという
問題が発生する。
【0007】この発明の目的は、出力電力の増加指令に
ガス不足を生ずることなく追従でき、したがって燃料電
池の性能低下を回避できる燃料電池発電装置とその運転
制御方法を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明によれば、燃料改質装置および空気供給装
置からそれぞれ燃料ガスおよび空気の供給を受けて発電
する燃料電池と、その出力直流電力を定電圧制御された
交流電力に変換する電力変換器と、前記燃料改質装置,
空気供給装置への各種供給ガス量を制御する流量演算制
御部とを含み、外部負荷指令を受けて電力設定値制御部
が発する電力設定値により前記電力変換器および流量演
算制御部を一括制御するものにおいて、前記外部負荷指
令値の急増を燃料電池の出力電流の変化によって検知
し、燃料電池の電流増加速度をあらかじめ定まる上限値
以下に保持するよう前記電力設定値の上昇速度を抑制す
る制御信号を前記電力設定値制御部に向けて出力する過
電流防止手段を備えてなるものとする。
【0009】過電流防止手段が燃料電池の出力電流の増
加速度を監視する電流検出器と、この電流検出器の検出
電流から燃料電池の出力電流の増加速度を求め,その電
流増加速度があらかじめ定まる上限値を越えたとき電流
増加速度をその上限値に保持するよう電力設定値の上昇
速度を抑制する制御指令を電力設定値制御部に向けて出
力する電力変化速度演算部とからなることものとする。
【0010】
【0011】
【作用】この発明において、燃料電池の直流出力および
電力変換器の交流出力を外部負荷指令を受けて電力設定
値制御部が発する電力設定値に基づいて一括制御するよ
う構成された燃料電池発電装置が、外部負荷指令値の急
増を燃料電池の出力電流の変化によって検知し、燃料電
池の電流増加速度をあらかじめ定まる上限値以下に保持
するよう電力設定値制御部が出力する電力設定値の上昇
速度を抑制する過電流防止手段を、燃料電池の出力側と
電力設定値制御部との間に備えるよう構成したことによ
り、定常運転中燃料電池の直流出力および電力変換器の
交流出力が外部負荷指令値に一致するよう電力制御を行
っている燃料電池発電装置に出力の急増が指令される
と、応答速度の速い電力変換器は燃料電池に直流出力の
急増を要求し、燃料電池はその燃料極,空気極のガス通
路に既に供給されている燃料ガスおよび反応空気(併せ
て反応ガスと呼ぶ)中の水素および酸素の利用率を一時
的に高め、定挌電流を越える過電流を短時間出力する。
【0012】このとき過電流防止手段は、この過電流を
瞬間的に検知し、燃料電池の電流増加速度をあらかじめ
定まる上限値以下に保持するよう電力設定値の増加速度
を抑制する制御信号を電力設定値制御部に向けて出力す
る。従って、電流増加速度を燃料電池の定挌電流で決ま
る許容電流の上限値(燃料改質装置の応答速度の上限
値)近傍にあらかじめ設定しておけば、電流増加速度に
よって増加速度が抑制された電力設定値によって電力変
換器の交流出力の増加が抑制されるとともに、電力設定
値によって一括制御される流量演算制御部も同様に制御
され、電流増加速度に比例した量の燃料ガスおよび反応
空気が燃料改質装置および反応空気供給装置から燃料電
池にそれぞれ供給されるので、燃料電池の直流出力およ
び電力変換器の交流出力は過電流防止手段に予め設定さ
れた電流増加速度によって規制されたのと同じ上昇速度
を保持して外部負荷指令の指示値に向けて増加すること
になり、過電流が持続して流れることによって燃料電池
に生ずるガス不足と、ガス不足によって燃料電池の電圧
が低下することとの悪循環を過電流防止手段が断ち切
り、燃料電池の特性を低下させることなく負荷の上昇制
御を安定して行う機能が得られる。
【0013】また、燃料電池はその出力電流が反応ガス
の供給量に比例するので、電流増加速度が上限値を保持
する電力設定値によって電力変換器4および流量演算制
御部6を一括制御することにより、燃料ガスおよび反応
空気の供給量を最適制御することが可能となり、従来技
術で必要とした燃料ガスおよび反応空気の供給量に常時
余裕分もその必要が無くなるので、燃料電池発電装置の
熱効率の向上する機能も得られる。
【0014】さらに、過電流防止手段を、燃料電池の出
力電流の増加速度を監視する電流検出器と、この電流検
出器の検出電流から燃料電池の出力電流の増加速度を求
め,その電流増加速度があらかじめ定まる上限値を越え
たとき電流増加速度をその上限値に保持するよう電力設
定値の上昇速度を抑制する制御指令を電力設定値制御部
に向けて出力する電流変化速度演算部とで構成すれば、
簡素な構成の過電流防止手段によりその目的を達成する
ことができる。
【0015】
【0016】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図1はこの発明の実施例になる燃料電池発電装置と
その運転制御方法を簡略化して示すブロック図であり、
従来技術と同じ構成部分には同一参照符号を付すことに
より、重複した説明を省略する。図において、過電流防
止手段11は、燃料電池1の出力電流If の変化を監視
する電流検出器12と、この電流検出器12の検出電流
の変化から燃料電池1の出力電流If の増加速度dIf
/dtを求め,その電流増加速度があらかじめ定まる一
定値を越えたとき電流増加速度を一定値に保持するよう
電力設定値15Sの変化速度を抑制する制御指令13S
を電力設定値制御部15に向けて出力する電力変化速度
演算部13とで構成され、制御指令13Sを受けた電力
設定値制御部15が立ち上がりを緩和した電力設定値1
5Sを出力し、これにより電力変換器4および流量演算
制御部6を一括制御するよう構成される。
【0017】図2は実施例における過電流防止手段の基
本的動作を示す特性線図であり、図の横軸には電流検出
器12の検出電流の変化速度if =dif/dt が,縦軸
には電力変化速度演算部13に予め設定された電流上昇
速度の上限値がとってある。図において、曲線23は電
力変化速度演算部13に予め設定された電流上昇速度の
上限値曲線であり、電流検出器12の検出電流の変化速
度if が燃料電池1の定挌容量によって予め決まるしき
い値ifoを越えない許容領域では、電流変化速度の設定
値はIf に比例して変化し、しきい値ifoを越える抑制
領域では設定値は燃料電池の定挌電流で決まる許容電流
の上限値(燃料改質装置の応答速度の上限値)近傍のあ
らかじめ定まる一定値Ifsに設定される。
【0018】したがって、定常運転中、電力変化速度演
算部13は検出電流の変化速度を演算して演算結果を設
定値と照合し、If の変化に比例して変化する制御信号
13Sを電力設定値制御部15に向けて出力し、電力設
定値制御部15が制御信号13Sに比例して出力する電
力設定値15Sによって電力変換器4および流量演算制
御部6を一括制御することにより、電力変換器4の交流
出力が外部負荷指令9Sに一致するよう制御され、かつ
流量演算制御部6により主制御弁7A,7B,7F,7
S等の開度も外部負荷指令9S比例して制御されること
により、燃料電池1が電力変換器4が要求する直流電流
を出力し、安定した定常運転が行われる。
【0019】一方、上述のように定常運転されている燃
料電池発電装置に出力の急増を求める外部負荷指令9S
が与えられると、応答速度の速い電力変換器4は燃料電
池1に直流出力の急増を要求し、燃料電池はその燃料
極,空気極のガス通路に既に供給されている燃料ガスお
よび反応空気(併せて反応ガスと呼ぶ)中の水素および
酸素の利用率を一時的に高め、定挌電流を越える過電流
を短時間出力する。
【0020】このとき過電流防止手段11は、この過電
流を電流検出器12によって瞬間的に検知し、その検出
電流を受けた電力変化速度演算部13が電流変化速度を
演算してその設定値と照合し、電流変化速度がしきい値
ifoを越えたとき、燃料電池1の電流増加速度をあらか
じめ定まる一定値Ifsに保持するよう電力設定値の増加
速度を抑制する制御指令13Sを電力設定値制御部15
に向けて出力する。従って、電流増加速度の上限値ifs
を燃料電池の定挌電流で決まる許容電流の上限値(燃料
改質装置の応答速度の上限値)近傍にあらかじめ設定し
ておけば、電流増加速度Ifsによって増加速度が抑制さ
れた電力設定値15Sによって電力変換器4の交流出力
の増加速度が抑制されるとともに、電力設定値15Sに
よって一括制御される流量演算制御部6も同様に制御さ
れ、電流増加速度に比例した量の燃料ガス2Fおよび反
応空気3Aが燃料改質装置2および反応空気供給装置3
からそれぞれ燃料電池1に供給されるので、燃料電池の
直流出力および電力変換器の交流出力は過電流防止手段
11に予め設定された電流増加速度の上限値Ifsによっ
て規制されたと同じ上昇速度を保持して外部負荷指令9
Sの指示値に向けて増加することになり、過電流が持続
して流れることによって燃料電池に生ずるガス不足と、
ガス不足による燃料電池の電圧低下との悪循環を過電流
防止手段11が断ち切り、燃料電池の特性を低下させる
ことなく負荷の上昇制御を安定して行うことがでいる。
【0021】また、燃料ガスおよび反応空気の供給量に
常時余裕分を持たせる必要も無くなるので、燃料電池発
電装置の熱効率の低下を回避できる利点も得られる。
【0022】
【発明の効果】この発明は前述のように、外部負荷指令
を受けて電力設定値制御部が発する電力設定値に基づい
て電力変換器および流量演算制御部を一括制御する燃料
電池発電装置に、外部負荷指令値の急増を燃料電池の出
力電流の変化によって検知する例えば電流検出器と、燃
料電池の電流増加速度をあらかじめ定まる上限値以下に
保持するよう電力設定値制御部が出力する電力設定値の
上昇速度を抑制する例えば電力変化速度演算部とからな
る過電流防止手段を付加するよう構成した。その結果、
外部負荷指令値の急増を電流検出器が燃料電池の出力電
流の変化によって検知し、電力変化速度演算部が燃料電
池の電流増加速度をあらかじめ定まる上限値以下に保持
するよう電力設定値制御部が出力する電力設定値の上昇
速度を抑制するので制御信号を出力するので、燃料電池
の直流出力および電力変換器の交流出力は過電流防止手
段に予め設定された電流増加速度によって規制されたと
同じ上昇速度を保持して外部負荷指令の指示値に向けて
増加することになり、従来過電流が持続して流れること
によって燃料電池に生じたガス不足と、ガス不足によっ
て燃料電池の電圧が低下することとの悪循環を断ち切
り、燃料電池の特性を低下させることなく負荷の上昇制
御を安定して行える燃料電池発電装置を提供することが
できる。
【0023】また、燃料ガスおよび反応空気の供給量に
常時余裕分を持たせる必要も無くなるので、燃料電池発
電装置の熱効率の低下を回避できる利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例になる燃料電池発電装置とそ
の運転制御方法を簡略化して示すブロック図
【図2】実施例における過電流防止手段の基本的動作を
示す特性線図
【図3】従来の燃料電池発電装置を簡略化して示すブロ
ック図
【符号の説明】
1 燃料電池(スタック) 2 燃料改質装置 3 空気供給装置 4 電力変換器 5 電力変化率制限部 6 流量演算制御部 7 主流量調節弁 9S 外部付加指令 11 過電流防止手段 12 電流検出器 13 電力変化率演算部 15 電力設定値制御部 15S 電力設定値 ifo 電流変化速度のしきい値 Ifs 電流変化速度の上限値

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料改質装置および空気供給装置からそれ
    ぞれ燃料ガスおよび空気の供給を受けて発電する燃料電
    池と、その出力直流電力を定電圧制御された交流電力に
    変換する電力変換器と、前記燃料改質装置,空気供給装
    置への各種供給ガス量を制御する流量演算制御部とを含
    み、外部負荷指令を受けて電力設定値制御部が発する電
    力設定値により前記電力変換器および流量演算制御部を
    一括制御するものにおいて、前記外部負荷指令値の急増
    を燃料電池の出力電流の変化によって検知し、燃料電池
    の電流増加速度をあらかじめ定まる上限値以下に保持す
    るよう前記電力設定値の上昇速度を抑制する制御信号を
    前記電力設定値制御部に向けて出力する過電流防止手段
    を備えてなることを特徴とする燃料電池発電装置。
  2. 【請求項2】過電流防止手段が燃料電池の出力電流の増
    加速度を監視する電流検出器と、この電流検出器の検出
    電流から燃料電池の出力電流の増加速度を求め,その電
    流増加速度があらかじめ定まる上限値を越えたとき電流
    増加速度をその上限値に保持するよう電力設定値の上昇
    速度を抑制する制御信号を電力設定値制御部に向けて出
    力する電力変化速度演算部とからなることを特徴とする
    請求項1記載の燃料電池発電装置。
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