JP3352799B2 - 機械翻訳方法及び機械翻訳装置 - Google Patents

機械翻訳方法及び機械翻訳装置

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JP3352799B2 JP34853693A JP34853693A JP3352799B2 JP 3352799 B2 JP3352799 B2 JP 3352799B2 JP 34853693 A JP34853693 A JP 34853693A JP 34853693 A JP34853693 A JP 34853693A JP 3352799 B2 JP3352799 B2 JP 3352799B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第一言語を第二言語に
効率良く翻訳する機械翻訳装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータシステムを使用して
第一言語の文章を第二言語の文章に自動的に翻訳する機
械翻訳装置が注目されている。従来の機械翻訳装置で
は、形態素解析や構文解析などにより入力原文を構成す
る語句の文法的な役割を決定し、この結果に基づいて訳
語を翻訳辞書から見出し、これを所定の規則にしたがっ
て結合することによって訳文を作成している。
【0003】さらに、そういった翻訳システムで翻訳し
た訳文に対し、原文のレイアウトを反映し原文のイメー
ジを保持したままの翻訳結果を得る技術も開発されてい
る(特開平4−259057号など)。しかし、翻訳の
前後で文章の長さが異なる場合が多く、原文のレイアウ
トをそのまま反映することができないことがあった。こ
の様な場合、例えば原文ではA4の書式で1ページの資
料が訳文では2ページになってしまうなど不具合が発生
している。この解決のために、文字の大きさや行間・文
字間を変えて無理に元のレイアウトに復元する技術も開
発されている(特開昭60−20283号)。しかし、
この方法ではかえって文章を読みにくする場合が多い。
【0004】また、文章を要約する技術もある(特願平
05−186570など)。この技術を用いて翻訳結果
を要約し短くすることも可能であるが、従来は翻訳結果
を一旦テキストベースに変換し、その後要約システムに
入力していたため、操作が繁雑であるだけでなく、レイ
アウトの復元が困難であったり、適切な要約割合の設定
が困難であったりするなどの問題があった。従って、単
に従来の機械翻訳装置と文章要約装置を組み合わせて使
用するだけでは、満足する結果を得ることはできなかっ
た。
【0005】一方、文書データベースから希望の文書を
検索する機能はすでに開発されている。しかし、ユーザ
ーが文書データベースより必要な情報を入手する際、検
索結果が母国語(そのユーザーが母国語と同様の容易さ
で使用できる言語を含む。以下、同様。)でない場合に
はそれを読むのに時間がかかる。このため検索後、翻訳
してからユーザーに提示する方法も考案されている。し
かし、通常データベース検索では本当に必要なものの他
に必要でない情報も検索されてしまうので、それらを全
部読んで必要であるか否かの判断をするのにも労力を要
するなどの問題がある上、本来不要であるデータまです
べて翻訳しなければならず、無駄が多かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の機
械翻訳装置における機械翻訳方法では、翻訳の前後で文
章の長さが異なることが多く、原文のレイアウトをその
まま反映することができないという問題があった。本発
明は、上記課題を解決するためになされたものであり、
翻訳結果の文章がその原文の文章より長くなった場合に
同じ長さになるように要約する機能を有する機械翻訳方
法を提供することを第1の目的とする。
【0007】また、従来の検索機能を備えた機械翻訳装
置で使用する機械翻訳方法では、本来不要であるデータ
まですべて翻訳しなければならず無駄が多いという問題
があった。また、ユーザーは検索結果が必要であるか否
かの判断をおこなために文献全体を読まなければなら
ず、効率が悪いと言う問題があった。本発明は、上記課
題を解決するためになされたものであり、検索によって
得られた文献データのうち要約された部分あるいは構造
上重要な部分のみの翻訳結果をユーザーに提示すること
ができる機械翻訳方法を提供することを第2の目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、第一言語の文
章を第二言語の文章に翻訳する機械翻訳装置における機
械翻訳方法であって、入力手段から入力された第一言語
の文章を、翻訳辞書を用いて翻訳手段により、第二言語
の文章に翻訳し、翻訳前の前記第一言語の文章の長さ
と、その翻訳結果である前記第二言語の文章の長さとを
比較し、翻訳結果である前記第二言語の文章がその原文
である前記第一言語の文章より長い場合に、前記第一言
語における同一の単語に対して文字列の長さの異なる複
数の前記第二言語における単語を登録したデータベース
を参照して、該第二言語の文章の単語を文字列の長さの
異なる他の単語に置き換えることによって、該第二言語
の文章の長さと該第一言語の文章の長さとの相違の程度
が所定の許容範囲内に収まるように該第二言語の文章を
要約することを特徴とする。また、本発明は、第一言語
の文章を第二言語の文章に翻訳する機械翻訳装置であっ
て、第一言語の文章を入力するための入力手段と、前記
入力手段から入力された前記第一言語の文章を、翻訳辞
書を用いて第二言語の文章に翻訳するための翻訳手段
と、翻訳前の前記第一言語の文章の長さと、その翻訳結
果である前記第二言語の文章の長さとを比較するための
長さ比較手段と、前記長さ比較手段による前記比較の結
果、翻訳結果である前記第二言語の文章がその原文であ
る前記第一言語の文章より長い場合に、前記第一言語に
おける同一の単語に対して文字列の長さの異なる複数の
前記第二言語における単語を登録したデータベースを参
照して、該第二言語の文章の単語を文字列の長さの異な
る他の単語に置き換えることによって、該第二言語の文
章の長さと該第一言語の文章の長さとの相違の程度が所
定の許容範囲内に収まるように該第二言語の文章を要約
する要約手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】一方、上記第2の目的を達成するために、
本発明(請求項2)に係る機械翻訳方法では、第一の言
語で記述された文書データベースより文書を検索する検
索ステップと、この検索ステップで検索された文章を要
約する要約ステップと、この要約ステップで要約された
文書を第二言語に翻訳する翻訳ステップとを有すること
を特徴とする。
【0010】なお、上記構成の代わりに、第一の言語で
記述された文書データベースより文書を検索する検索ス
テップと、この検索ステップで検索された文章を第二言
語に翻訳する翻訳ステップと、この翻訳ステップで翻訳
された文書を要約する要約ステップとを有することを特
徴としても良い。
【0011】また、上記第2の目的を達成するための他
の手段としては、第一の言語で記述された文書データベ
ースより文書を検索する検索ステップと、この検索ステ
ップで検索された文章の論理構造を解析する論理構造解
析ステップと、この論理構造解析ステップによる論理構
造解析結果に従い、構造上重要である部分のみを第二言
語に翻訳するステップとを有することを特徴としても良
い。
【0012】
【作用】本発明(請求項1)の機械翻訳方法によれば、
翻訳前の第一言語の文章の長さとその翻訳結果である第
二言語の文章の長さとを比較し、該第一言語の文章より
長くなった場合に、該第二言語の文章を該第一言語の文
章とほぼ同じ長さになるように要約するので、翻訳結果
を原文とほぼ同じ長さにできる。このため、原文のレイ
アウト情報などを訳文に容易に反映することができる。
【0013】本発明(請求項2)の機械翻訳方法によれ
ば、文書データベースより検索された第一の言語で記述
された文章を、要約してから第二言語に翻訳するので、
母国語以外のデータベース検索において、検索結果の要
約を母国語で読むことができる。このため、文書検索を
効率良く、容易に行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の各実施例
を説明する。まず、本発明の第1の実施例について説明
する。図1は、本実施例に関わる機械翻訳装置の概略的
な構成を示すブロック図である。図1に示されるよう
に、この機械翻訳装置は、入力部101、表示部10
2、記録部103、編集部104、翻訳部105、長さ
比較部106、要約部107および制御部108を有す
る構成となっている。
【0015】入力部101は、文章等のデータや翻訳要
求等のコマンドなどを入力するためものであり、通常キ
ーボードなどが用いられる。表示部102は、入力部1
01から入力されたデータや翻訳結果などを表示するた
めのものであり、ビットマップディスプレイなどが用い
られる。記録部103は、入力部101から入力された
データや翻訳結果などを記録するためのものである。
【0016】編集部104は、入力部101から入力さ
れたデータや記録部103に記録されているデータに対
する編集処理を行う。翻訳部105は、形態素解析や構
文解析などにより入力原文を構成する語句の文法的な役
割を決定し、この結果に基づいて訳語を翻訳辞書から見
出し、これを所定の規則にしたがって結合することによ
って訳文を作成する。
【0017】長さ比較部106は、原文と訳文の長さを
比較する。要約部107は、長さ比較部106による原
文と訳文の長さ比較結果に従い、原文より訳文の方が長
い時には、訳文を原文の長さに要約する。制御部108
は、これらの各部の制御やデータの転送を行うためのも
のである。
【0018】図2は、本実施例に関わる機械翻訳装置の
制御部108の動作例を示すフローチャートである。ま
ず、制御部108は、翻訳要求が発生すると原文Aを翻
訳部105に転送し翻訳結果Bを得る(ステップS20
1)。次に、原文Aと翻訳結果Bとを長さ比較部106
に転送し長さの比cを得る(ステップS202)。
【0019】この長さの比cが1より大きいか否か(す
なわち訳文の方が原文より長いか否か)を判定し(ステ
ップS203)、長さの比cが1より大きい場合には、
長さの比cと翻訳結果Bを要約部107に転送し、翻訳
結果Bを1/cの長さに要約する(ステップS20
4)。以上の動作により、原文Aと同じ長さの翻訳結果
B´を得ることができる。
【0020】ここで、ステップS202における長さの
比較は、文章全体を比較対象とすることもできるし、章
や節などの論理構造単位、パラグラフやページなどの物
理構造単位で比較することもできる。また、表やコラム
など、文字の記入できる最大長が規定される場合には、
その最大長と比較することもできる。長さの単位は文章
データの文字数の他、バイト数、その言語の文字の平均
横幅と文字数の積などを用いても良い。例えば、日本語
を英語に翻訳した場合、英語の文字(アルファベット)
は日本語の文字(かな、漢字)の半分の幅で表現される
ことが多いため、文字数が2倍以上になった場合に始め
て英文の方が長いとすることもできる。
【0021】ここで、文の長さの調整処理では、フルス
ペルで記述されているものを略号に変更する方法を含ん
でも良い。この方法について、「機械翻訳」という語句
を日英翻訳する場合を例にして説明する。図3は、日英
翻訳における原文中に「機械翻訳」という語句が出現
し、「機械翻訳」の約語として、「MT」、「mach
ine translation」、「natural
language translation sys
tem」がある場合の例を示している。図4は、訳語の
長さの調整を行うためのデータベースの例を図3に示す
例で示したものである。このデータベースでは、それぞ
れの訳語に、訳語を生成する文字列の長さを同時に記録
している。図5には、図3および図4に示す例を用い
て、訳文の長さを調整する翻訳システムにおいて、訳語
の選択を行う動作の例を示す。なお、このフローチャー
ト中、パラメータiは、長さ調整する文章中に並ぶ語句
のうち、処理対象となる語句の先頭からの順序を表す。
まず、訳語の選択は原文の各単語に対して行うため、原
文の先頭の単語に着目する(ステップS301)。その
単語に対応する訳語が1つしか無い場合は訳語の選択の
余地がないため、次の原文の単語に注目語を移す(ステ
ップS303〜S304)。複数の訳語が存在する場合
には(ステップS303)、各訳語の長さを調整する。
このため、訳語長さを調整しないときに出力される翻訳
結果では希望する出力文の長さより短くなる場合には、
長さを調整しないときに出力される訳語より長い訳語を
選択し、一方長くなる場合には、短い単語を選択する
(ステップS305)。そして、処理対象の語句を、こ
の選択した語句に置き換える(ステップS306)。こ
の選択により出力される文の長さが希望する長さと比較
し許容範囲に含まれる場合には(ステップS307)、
もはや長さを調整する必要がないので、処理を終える。
長さの差が許容範囲を越える場合には(ステップS30
7)、さらに調整を行うために、次の単語に注目する語
を移動し(ステップS304)、これを文の最後の単語
まで繰り返す。
【0022】このように、翻訳を行った結果に対して長
さの調整を行うと、原文と調整前の翻訳結果のずれ(長
さの差)が容易に分かるため、どの程度の長さ調整(要
約)をおこなえば良いのかの判断がしやすく、効率的な
長さ調整を行うことができる。
【0023】さらに、長さの比較は、文章中にキーワー
ドが出現する位置を基準に行い、文頭からその位置まで
の長さ同士を比較しても良い。例えば、図面を参照する
文字列(“fig.1”、“第1図”など)の位置が翻
訳前後で同じになるように要約する長さを調整すること
により、参照箇所と被参照箇所の位置関係が原文と訳文
で同じになり、読み易い翻訳結果を得ることができる。
この例を図6、図7および図8に示す。図6に示すよう
な翻訳の原文となる文書を、従来の翻訳システムを用い
て翻訳し、レイアウト復元を行うと図7のように2ペー
ジとなってしまい、さらに図面の参照箇所が2ページ目
になってしまっている。これに対して、本実施例に関わ
る機械翻訳装置で翻訳を行うと図8のように原文とほぼ
同様のレイアウトとなり、読みやすい翻訳結果が得られ
る。
【0024】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図9は、本実施例に関わる機械翻訳装置の概略的
な構成を示すブロック図である。図9に示されるよう
に、この機械翻訳装置は、入力部601、表示部60
2、記録部603、編集部604、検索部605、文書
データベース606、要約部607、翻訳部608およ
び制御部609を有する構成となっている。
【0025】入力部601は、データや検索開始等のコ
マンドなどを入力するためものであり、通常キーボード
などが用いられる。表示部602は、入力部601から
入力されたデータや翻訳結果などを表示するためのもの
でありビットマップディスプレイなどが用いられる。記
録部603は、入力部601から入力されたデータや翻
訳結果などを記録するためのものである。
【0026】編集部604は、入力部601から入力さ
れたデータや記録部に記録されているデータに対する編
集処理を行う。検索部605は、指示された条件に合致
するデータを文書データベース606より検索する。要
約部607は、検索部605で検索されたデータを要約
する。
【0027】翻訳部608は、要約部607で要約され
たデータを翻訳したり、必要な場合には検索部605で
検索されたデータをすべて翻訳する。制御部609は、
これらの各部の制御やデータの転送を行う。図10は、
本実施例に関わる機械翻訳装置の制御部609の動作を
示すフローチャートである。
【0028】まず、制御部609は、入力部601より
検索開始コマンドが入力されると動作を開始し、検索条
件Aを検索部605へ転送し検索結果Bを得る(ステッ
プS701)。この検索結果Bが複数文書であった場合
には、その中から必要な文書を選択するために各文書の
記述内容を確認する必要があるため、オペレータにどの
文書から中身の確認を行うかの選択をさせ、その文書を
Cとする(ステップS702、703)。一方、検索結
果Bが単一文書である場合には、その記述内容から検索
結果Bが希望の文書であるか否かを確認する必要がある
ため、これをCとする(ステップS704)。
【0029】次に、文書Cを要約部607へ転送し、要
約結果Dを得る。要約結果Dがあらかじめ登録されてい
たオペレータの母国語で記述されているか否かを確認し
(ステップS706)、母国語でなければ要約結果Dを
翻訳部605へ転送し、翻訳結果Eを得る(ステップS
707)。母国語の場合は要約結果DをそのままEとす
る(ステップS708)。そして、Eをオペレータに提
示して動作を終了する(ステップS709)。
【0030】ここで、図11に、本実施例における画面
表示の一例を示す。図11において、最上部は検索条件
入力領域であり、ここでは「computer」という
キーワードでの検索要求がなされている。図11の中段
は上記検索条件で検索された文書のタイトルのリストが
表示されており、no.2の文書の内容確認が指示され
ている。また、下部には内容が提示されているが、要約
後翻訳された結果が表示されているので、ユーザは母国
語である日本語でこの文書の要旨だけを読むことができ
る。
【0031】なお、上記構成の代わりに、翻訳後に要約
を行う構成を採用することも可能である。ただし、要約
後翻訳を行う構成を採用する場合は、要旨以外の部分を
翻訳する手間が省かれているため処理時間を短くするこ
とができる、という利点がある。次に、本発明の第3の
実施例について説明する。
【0032】図12は、本実施例に関わる機械翻訳装置
の概略的な構成を示すブロック図である。図12に示さ
れるように、この機械翻訳装置は、入力部901、表示
部902、記録部903、編集部904、検索部90
5、文書データベース906、文書構造解析部907、
翻訳部908および制御部909を有する構成となって
いる。
【0033】入力部901は、データや検索開始等のコ
マンドなどを入力するためものであり、通常キーボード
などが用いられる。表示部902は、入力部901から
入力されたデータや翻訳結果などを表示するためのもの
であり、ビットマップディスプレイなどが用いられる。
記録部903は、入力部901から入力されたデータや
翻訳結果などを記録するためのものである。
【0034】編集部904は、入力部901から入力さ
れたデータや記録部903に記録されているデータに対
する編集処理を行う。検索部905は、指示された条件
に合致するデータを文書データベース906より検索す
る。
【0035】文書構造解析部907は、検索部905で
検索された文書データの構造解析をするためのものであ
り、例えば文献“A Discouse Struct
ure Analyser for japanese
Text”(K.Sumita, Int. con
f. on Fifth Generation co
mputer ´92)などに記載された手法により文
書の構造を得る。
【0036】翻訳部908は、文書構造解析部907で
解析され、重要であると判断された箇所のデータを翻訳
したり、必要な場合には検索部905で検索されたデー
タをすべて翻訳する。制御部909は、これらの各部の
制御やデータの転送を行う。図13は、本実施例に関わ
る機械翻訳装置の制御部909の動作を示すフローチャ
ートである。
【0037】まず、制御部909は、入力部901より
検索開始コマンドが入力されると動作を開始し、検索条
件Aを検索部905へ転送し検索結果Bを得る(ステッ
プS1001)。この検索結果Bが複数文書であった場
合には、その中から必要な文書を選択するために各文書
の記述内容を確認する必要があるため、オペレータにど
の文書から中身の確認を行うかの選択をさせ、その文書
をCとする(ステップS1002、1003)。一方、
検索結果Bが単一文書である場合には、その記述内容か
ら検索結果Bが希望の文書であるか否かを確認する必要
があるため、これをCとする(ステップS1004)。
【0038】次に、文書Cを文書構造解析部907へ転
送し、構造解析結果Dを得る。そして、構造解析結果D
より構造上重要であると判断された部分を抽出しこれを
Eとする(ステップS1006)。Eがあらかじめ登録
されていたオペレータの母国語で記述されているか否か
を確認し(ステップS1007)、母国語でなければE
を翻訳部へ転送し、翻訳結果Fを得る(ステップS10
08)。母国語の場合はEをそのままFとする(ステッ
プS1009)。そして、Fをオペレータに提示して動
作を終了する(ステップS1010)。
【0039】ここで、図14に、文書構造解析部907
による構造解析の結果の一例を示す。図14において
“<”および“>”で囲まれた部分が解析された結果の
役割を示す部分であり、それに続いてその役割を果たす
文章が続く。ステップS1006における構造上重要で
あるか否かの判断は、例えば、文章の結論部分である
か、タイトルであるかなどで行い、例えば、結論部分だ
けを抽出し翻訳してオペレータに提示することができ
る。この判断基準はオペレータの指示で変更してもよ
い。
【0040】なお、上記実施例は日本語を母国語として
説明しているが、それ以外の言語でも良い。ようする
に、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変
更して実施することができる、
【0041】
【発明の効果】本発明(請求項1)の機械翻訳方法によ
れば、翻訳結果と原文が同じ長さになるため、原文のレ
イアウト情報などを訳文に容易に反映することができ
る。また、本発明(請求項2)の機械翻訳方法によれ
ば、母国語以外のデータベース検索において、検索結果
の要約を母国語で読むことができるため、文書検索を効
率良く、容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に関わる要約機能付き機
械翻訳装置の概略構成を示すブロック図
【図2】図1の機械翻訳装置の動作の流れを示すフロー
チャート
【図3】日英翻訳において原文の単語に対応する訳語が
複数ある例を示す図
【図4】訳語の長さの調整を行うためのデータベースの
一例を示す図
【図5】訳語の選択を行う動作の一例を示すフローチャ
ート
【図6】同実施例を適用する原文の一例を示す図
【図7】従来の機械翻訳方法による翻訳結果の一例を示
す図
【図8】同実施例による翻訳結果の一例を示す図
【図9】本発明の第2の実施例に関わる検索・要約機能
付き機械翻訳装置の概略構成を示すブロック図
【図10】図9の機械翻訳装置の動作の流れを示すフロ
ーチャート
【図11】同実施例による画面表示例を示す図
【図12】本発明の第2の実施例に関わる検索・構造解
析機能付き機械翻訳装置の概略構成を示すブロック図
【図13】図12の機械翻訳装置の動作の流れを示すフ
ローチャート
【図14】同実施例による構造解析結果の一例を示す図
【符号の説明】
101…入力部 102…
表示部 103…記録部 104…
編集部 105…翻訳部 106…
長さ比較部 107…要約部 108…
制御部 601…入力部 602…
表示部 603…記録部 604…
編集部 605…検索部 606…
文書データベース 607…要約部 608…
翻訳部 609…制御部 901…
入力部 902…表示部 903…
記録部 904…編集部 905…
検索部 906…文書データベース 907…
文書構造解析部 908…翻訳部 909…
制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三池 誠司 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝研究開発センター内 (56)参考文献 特開 平4−107679(JP,A) 特開 平5−12329(JP,A) 特開 平5−12330(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 - 17/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一言語の文章を第二言語の文章に翻訳す
    る機械翻訳装置における機械翻訳方法であって、 入力手段から入力された第一言語の文章を、翻訳辞書を
    用いて翻訳手段により、第二言語の文章に翻訳し、 翻訳前の前記第一言語の文章の長さと、その翻訳結果で
    ある前記第二言語の文章の長さとを比較し、 翻訳結果である前記第二言語の文章がその原文である前
    記第一言語の文章より長い場合に、前記第一言語におけ
    る同一の単語に対して文字列の長さの異なる複数の前記
    第二言語における単語を登録したデータベースを参照し
    て、該第二言語の文章の単語を文字列の長さの異なる他
    の単語に置き換えることによって、該第二言語の文章の
    長さと該第一言語の文章の長さとの相違の程度が所定の
    許容範囲内に収まるように該第二言語の文章を要約する
    ことを特徴とする機械翻訳方法。
  2. 【請求項2】第一言語の文章を第二言語の文章に翻訳す
    る機械翻訳装置であって、 第一言語の文章を入力するための入力手段と、 前記入力手段から入力された前記第一言語の文章を、翻
    訳辞書を用いて第二言語の文章に翻訳するための翻訳手
    段と、 翻訳前の前記第一言語の文章の長さと、その翻訳結果で
    ある前記第二言語の文章の長さとを比較するための長さ
    比較手段と、 前記長さ比較手段による前記比較の結果、翻訳結果であ
    る前記第二言語の文章がその原文である前記第一言語の
    文章より長い場合に、前記第一言語における同一の単語
    に対して文字列の長さの異なる複数の前記第二言語にお
    ける単語を登録したデータベースを参照して、該第二言
    語の文章の単語を文字列の長さの異なる他の単語に置き
    換えることによって、該第二言語の文章の長さと該第一
    言語の文章の長さとの相違の程度が所定の許容範囲内に
    収まるように該第二言語の文章を要約する要約手段とを
    備えたことを特徴とする機械翻訳装置。
JP34853693A 1993-12-27 1993-12-27 機械翻訳方法及び機械翻訳装置 Expired - Fee Related JP3352799B2 (ja)

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