JPH0821038B2 - 電子辞書検索利用装置 - Google Patents
電子辞書検索利用装置Info
- Publication number
- JPH0821038B2 JPH0821038B2 JP61247515A JP24751586A JPH0821038B2 JP H0821038 B2 JPH0821038 B2 JP H0821038B2 JP 61247515 A JP61247515 A JP 61247515A JP 24751586 A JP24751586 A JP 24751586A JP H0821038 B2 JPH0821038 B2 JP H0821038B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dictionary
- keyword
- expression
- keywords
- search
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、電子化された辞書に係わり、具体的には辞
書の中から必要な情報を容易に取り出すことのできる電
子辞書検索利用装置に関する。
書の中から必要な情報を容易に取り出すことのできる電
子辞書検索利用装置に関する。
「従来の技術」 文章を作成するとき等には、辞書を用いることが多
い。「辞書」とは、言葉を集めて所定の順序に並べ、そ
の語源変化、意義、用法、用例等を解説したものであ
る。
い。「辞書」とは、言葉を集めて所定の順序に並べ、そ
の語源変化、意義、用法、用例等を解説したものであ
る。
日本語の文章を作成する際には、通常、国語辞典が多
く使用される。これに対して、製品の説明書や、技術的
な解説書等を作成する場合のように専門的な文章の作成
が要求される場合には、各種の辞書や辞典が使用され
る。すなわち、国語辞典の他に、和英辞典、英英辞典、
歴史用語辞典等の辞典(辞書)も使用される。場合によ
っては、1つの会社で独自に作成され使用される特別な
用語(社内用語)を解説した「社内用語辞典」ともいう
べきものも使用されることがある。このような各種辞典
の内容を電気的な信号に置き換えて処理するための辞書
の電子化版とその検索システムについても、従来から提
案が行われている(例えばT.Ishiwata等,Basic Specifi
cation of Machine Reading Dictionary,Icot Technic
al Report TR−100,1985,M.Nagao等,An Attempo to Com
puterize Dictionary Dictionary Data Base,COLING80
1980)。
く使用される。これに対して、製品の説明書や、技術的
な解説書等を作成する場合のように専門的な文章の作成
が要求される場合には、各種の辞書や辞典が使用され
る。すなわち、国語辞典の他に、和英辞典、英英辞典、
歴史用語辞典等の辞典(辞書)も使用される。場合によ
っては、1つの会社で独自に作成され使用される特別な
用語(社内用語)を解説した「社内用語辞典」ともいう
べきものも使用されることがある。このような各種辞典
の内容を電気的な信号に置き換えて処理するための辞書
の電子化版とその検索システムについても、従来から提
案が行われている(例えばT.Ishiwata等,Basic Specifi
cation of Machine Reading Dictionary,Icot Technic
al Report TR−100,1985,M.Nagao等,An Attempo to Com
puterize Dictionary Dictionary Data Base,COLING80
1980)。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで日本人用の多くの辞書は見出し語の表現形式
として平仮名を使用している。しかしながら、このよう
な辞書であっても外来語については片仮名で表記されて
いる場合が多い。また和英辞典や機械用語辞典等のある
種の辞書では表現形式としてローマ字が用いられること
が多い。更に特殊な専門分野では原語またはその略語を
用いて表記される場合がある。
として平仮名を使用している。しかしながら、このよう
な辞書であっても外来語については片仮名で表記されて
いる場合が多い。また和英辞典や機械用語辞典等のある
種の辞書では表現形式としてローマ字が用いられること
が多い。更に特殊な専門分野では原語またはその略語を
用いて表記される場合がある。
紙に印刷されている通常の辞書では、使用者が目によ
ってこれらの活字を追いかけているので、例えば片仮名
で記された部分も平仮名で記された部分も共に認識が可
能である。ところが電子化された辞書では、片仮名と平
仮名ではそれらを表現するコード情報が相違することに
なる。すなわち、電子辞書の基となるある辞書が見出し
語を平仮名で表現していた場合には、検索用の言葉(以
下キーワードという。)を片仮名で入力しても検索がで
きないことになる。特に前記したように辞書によっては
見出し語として片仮名と平仮名を混用する場合があり、
またローマ字を見出しに使用する場合があって、キーワ
ードの表現形式の予測を誤ると再度キーワードの入力操
作を行わなければならないという問題があった。ローマ
字を見出しに使用している辞書では、ローマ字に熟達し
ていない子供たち等にとって入力操作が不可能あるいは
困難であるという問題もあった。
ってこれらの活字を追いかけているので、例えば片仮名
で記された部分も平仮名で記された部分も共に認識が可
能である。ところが電子化された辞書では、片仮名と平
仮名ではそれらを表現するコード情報が相違することに
なる。すなわち、電子辞書の基となるある辞書が見出し
語を平仮名で表現していた場合には、検索用の言葉(以
下キーワードという。)を片仮名で入力しても検索がで
きないことになる。特に前記したように辞書によっては
見出し語として片仮名と平仮名を混用する場合があり、
またローマ字を見出しに使用する場合があって、キーワ
ードの表現形式の予測を誤ると再度キーワードの入力操
作を行わなければならないという問題があった。ローマ
字を見出しに使用している辞書では、ローマ字に熟達し
ていない子供たち等にとって入力操作が不可能あるいは
困難であるという問題もあった。
そこで本発明の目的は、表現形式にこだわらずキーワ
ードの入力を可能とする電子辞書検索利用装置を提供す
ることにある。
ードの入力を可能とする電子辞書検索利用装置を提供す
ることにある。
「問題点を解決するための手段」 本発明では、国語辞典等の辞書の内容を電気信号で表
わした辞書情報源と、検索対象としてのキーワードを入
力するキーワード入力手段と、表現形式の2以上存在す
るキーワードをその表現形式別に分類し、分類された表
現形式ごとに辞書の表現形式のキーワードと対応づけて
格納したキーワード記憶部と、入力されたキーワードの
表現形式を判別する表現形式判別手段と、この表現形式
判別手段によって判別された表現形式が検索しようとす
る辞書のキーワードの表現形式と異なるとき入力された
キーワードの表現形式に対応するキーワード記憶部を参
照して入力されたキーワードを辞書の表現形式によるキ
ーワードに変換するキーワード変換手段と、キーワード
入力手段によって入力されたキーワードあるいはキーワ
ード変換手段によって変換されたキーワードで辞書情報
源を検索し目的とする項目をひく検索手段とを電子辞書
検索利用装置に具備させる。
わした辞書情報源と、検索対象としてのキーワードを入
力するキーワード入力手段と、表現形式の2以上存在す
るキーワードをその表現形式別に分類し、分類された表
現形式ごとに辞書の表現形式のキーワードと対応づけて
格納したキーワード記憶部と、入力されたキーワードの
表現形式を判別する表現形式判別手段と、この表現形式
判別手段によって判別された表現形式が検索しようとす
る辞書のキーワードの表現形式と異なるとき入力された
キーワードの表現形式に対応するキーワード記憶部を参
照して入力されたキーワードを辞書の表現形式によるキ
ーワードに変換するキーワード変換手段と、キーワード
入力手段によって入力されたキーワードあるいはキーワ
ード変換手段によって変換されたキーワードで辞書情報
源を検索し目的とする項目をひく検索手段とを電子辞書
検索利用装置に具備させる。
すなわち、本発明では辞書側に用意された表現形式以
外の表現形式のキーワードが入力されてもこれを辞書側
の表現形式のキーワードに変換するので、使用者はキー
ワードの表現形式について気を使う必要がなくなる。
外の表現形式のキーワードが入力されてもこれを辞書側
の表現形式のキーワードに変換するので、使用者はキー
ワードの表現形式について気を使う必要がなくなる。
キーワード記憶部は、例えばキーワードを平仮名、片
仮名、漢字、ローマ字の各表現形式で記憶していれば、
大部分の入力操作に対して表現形式の変換を行うことが
可能となる。また、キーワード記憶部を平仮名、片仮名
等の表現形式別に分類し、入力されたキーワードの表現
形式に対応する部分を参照して変換を行うので、変換の
ための処理時間を短くすることができる。なお、入力し
たキーワードによっては同音異義語との関係でキーワー
ド変換手段が同一表現形式の2以上のキーワードを出力
する場合がある。このような場合には、それぞれについ
て検索結果を出力するようにしてもよく、また変換語の
キーワードそれぞれについて頻度情報を調べ、頻度の高
いものから順に出力するようにしてもよい。これらのう
ちから最近使用されたものを先に出力することも可能で
ある。
仮名、漢字、ローマ字の各表現形式で記憶していれば、
大部分の入力操作に対して表現形式の変換を行うことが
可能となる。また、キーワード記憶部を平仮名、片仮名
等の表現形式別に分類し、入力されたキーワードの表現
形式に対応する部分を参照して変換を行うので、変換の
ための処理時間を短くすることができる。なお、入力し
たキーワードによっては同音異義語との関係でキーワー
ド変換手段が同一表現形式の2以上のキーワードを出力
する場合がある。このような場合には、それぞれについ
て検索結果を出力するようにしてもよく、また変換語の
キーワードそれぞれについて頻度情報を調べ、頻度の高
いものから順に出力するようにしてもよい。これらのう
ちから最近使用されたものを先に出力することも可能で
ある。
「実施例」 以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の電子辞書検索利用装置を使用した電
子辞書システムの概要を表わしたものである。この電子
辞書システムは、使用者の机ごとに備えられた個人用装
置と、各人がシステムとして共用する共用装置とから構
成されている。個人用装置は、ディスプレイ11と、ディ
スク装置12、およびこれらを操作するためのキーボード
13またはディスプレイ上の仮想キーボードとマウス14か
ら構成されている。これらは、使用者の机単位で用意さ
れている。この第1図では図示していないが、必要によ
りプリンタやイメージ入力装置を個人用装置に付け加え
てもよい。
子辞書システムの概要を表わしたものである。この電子
辞書システムは、使用者の机ごとに備えられた個人用装
置と、各人がシステムとして共用する共用装置とから構
成されている。個人用装置は、ディスプレイ11と、ディ
スク装置12、およびこれらを操作するためのキーボード
13またはディスプレイ上の仮想キーボードとマウス14か
ら構成されている。これらは、使用者の机単位で用意さ
れている。この第1図では図示していないが、必要によ
りプリンタやイメージ入力装置を個人用装置に付け加え
てもよい。
共用装置として、本実施例では辞書情報サーバ15を用
意している。辞書情報サーバ15はシステムで共通して利
用する辞書を格納したものである。辞書サーバ15に格納
されている辞書としては、例えば岩波書店の“広辞苑”
や共立出版株式会社の“数学小辞典”等である。これら
の辞書は、文字や記号がコード情報に置き換えられた電
子辞書として電子的にファイルされている。これらは、
各出版会社から電子的なファイルとして購入したもので
あり、利用者側で特にその内容を加工したり特別の識別
情報を付加したものではない。
意している。辞書情報サーバ15はシステムで共通して利
用する辞書を格納したものである。辞書サーバ15に格納
されている辞書としては、例えば岩波書店の“広辞苑”
や共立出版株式会社の“数学小辞典”等である。これら
の辞書は、文字や記号がコード情報に置き換えられた電
子辞書として電子的にファイルされている。これらは、
各出版会社から電子的なファイルとして購入したもので
あり、利用者側で特にその内容を加工したり特別の識別
情報を付加したものではない。
前記したディスク装置12には、各個人が個人的に使用
する辞書や、辞書情報サーバ15に格納された辞書を個人
用に改造したものが格納されている。これらの電子辞書
についても、利用者側で特別の識別情報を付加すること
は行われていない。
する辞書や、辞書情報サーバ15に格納された辞書を個人
用に改造したものが格納されている。これらの電子辞書
についても、利用者側で特別の識別情報を付加すること
は行われていない。
個人用装置と共用装置の間は、光ケーブル等のケーブ
ル16で結ばれており、これにより各個人装置が共用装置
を自由にアクセスできるようになっている。
ル16で結ばれており、これにより各個人装置が共用装置
を自由にアクセスできるようになっている。
第2図はこの電子辞書システムにおける電子辞書検索
利用装置の回路構成を表わしたものである。電子辞書の
ディスプレイ11(第1図)内にはCPU(中央処理装置)2
1が組み込まれており、バスライン22を通じて各部と接
続されている。このうち辞書検索用ROM23は、キーボー
ド(第1図)13から入力された情報中の必要なもの、あ
るいはこの情報を基にして得られた他の情報中の必要な
ものについて辞書の検索を行う手順が書き込まれたリー
ド・オンリ・メモリである。RAM24は、各種処理データ
を一時的に記憶するためのランダム・アクセス・メモリ
であるが、ディスク装置12内に格納されている検索用テ
ーブルもこのメモリに格納されるようになっている。表
示装置25はディスプレイ11の前面を占める部分で、ここ
には入力された情報の他、検索された必要な属性等が例
えばマルチウィンドウとして表示される。スクリーンG.
C.26は表示器11の表示制御を行うためのコントローラで
ある。
利用装置の回路構成を表わしたものである。電子辞書の
ディスプレイ11(第1図)内にはCPU(中央処理装置)2
1が組み込まれており、バスライン22を通じて各部と接
続されている。このうち辞書検索用ROM23は、キーボー
ド(第1図)13から入力された情報中の必要なもの、あ
るいはこの情報を基にして得られた他の情報中の必要な
ものについて辞書の検索を行う手順が書き込まれたリー
ド・オンリ・メモリである。RAM24は、各種処理データ
を一時的に記憶するためのランダム・アクセス・メモリ
であるが、ディスク装置12内に格納されている検索用テ
ーブルもこのメモリに格納されるようになっている。表
示装置25はディスプレイ11の前面を占める部分で、ここ
には入力された情報の他、検索された必要な属性等が例
えばマルチウィンドウとして表示される。スクリーンG.
C.26は表示器11の表示制御を行うためのコントローラで
ある。
キーテーブル用RAM27は、ディスク装置12に記憶され
ているキーテーブルを書き込むためのランダム・アクセ
ス・メモリである。ここでキーテーブルとは、表現形式
が2以上存在するキーワードについてそれらをキーワー
ドごとに対応づけて格納したキーワードのテーブルであ
る。
ているキーテーブルを書き込むためのランダム・アクセ
ス・メモリである。ここでキーテーブルとは、表現形式
が2以上存在するキーワードについてそれらをキーワー
ドごとに対応づけて格納したキーワードのテーブルであ
る。
第3図はこの電子辞書のキーボードの配置をその要部
について示したものである。キーボード13には、その向
かって左側の盤面に、辞書としての用途に使用する幾つ
かのファンクションキーが配置されている。このうち
“語義”キー31は、指定された項目の語義を検索させる
ためのキーである。“同意語”キー32は、指定された項
目と同じ意味の用語を検索させるためのキーである。
“反意語”キー33は、指定された項目と反対の意味の用
語を検索するためのキーである。“名詞形”キー34は、
指定された英語等の項目の名詞形を検索するためのキー
である。“品詞”キー35は、指定された項目中における
名詞・代名詞・形容詞・動詞・副詞・接続詞・感動詞・
助詞・助動詞を検索するためのキーである。“発音(読
み)”キー36は、指定された英語等の項目の発音(読
み)を検索するためのキーである。“語法”キー37は、
指定された項目を使用した例文を検索するためのキーで
ある。“複数形”キー38は、指定された英語等の項目の
複数形を検索するためのキーである。これらいずれのキ
ー31〜38も、属性を指定するためのキーである。
について示したものである。キーボード13には、その向
かって左側の盤面に、辞書としての用途に使用する幾つ
かのファンクションキーが配置されている。このうち
“語義”キー31は、指定された項目の語義を検索させる
ためのキーである。“同意語”キー32は、指定された項
目と同じ意味の用語を検索させるためのキーである。
“反意語”キー33は、指定された項目と反対の意味の用
語を検索するためのキーである。“名詞形”キー34は、
指定された英語等の項目の名詞形を検索するためのキー
である。“品詞”キー35は、指定された項目中における
名詞・代名詞・形容詞・動詞・副詞・接続詞・感動詞・
助詞・助動詞を検索するためのキーである。“発音(読
み)”キー36は、指定された英語等の項目の発音(読
み)を検索するためのキーである。“語法”キー37は、
指定された項目を使用した例文を検索するためのキーで
ある。“複数形”キー38は、指定された英語等の項目の
複数形を検索するためのキーである。これらいずれのキ
ー31〜38も、属性を指定するためのキーである。
電子辞書の内容の理解を容易にするために、その“引
き方”を、次に幾つかの例を挙げて説明する。
き方”を、次に幾つかの例を挙げて説明する。
第4図は、英文の作成を行う際の最も普通の使用態様
を表わしたものである。電子辞書の電源を投入すると、
表示装置の表示画面25Aに記述情報入力用の第1のウィ
ンドウ41が設定される。この第1のウィンドウ41の更に
上の方の表示部分42には、第1図に示したディスク装置
12および辞書サーバ15に格納されている辞書の種類が表
示される。オペレータは、マウス14を操作して使用した
い辞書の種類の表示されている場所にカーソルを移動
し、例えばその左側のボタンを押して、辞書の選択を行
う。この電子辞書では、複数の選択が可能である。第4
図では、英和辞典と和英辞典が選択された状態を表わし
ている。この状態で、オペレータは第1のウィンドウ41
内に例えば英文を入力していく。この入力には、キーボ
ード13が用いられる。
を表わしたものである。電子辞書の電源を投入すると、
表示装置の表示画面25Aに記述情報入力用の第1のウィ
ンドウ41が設定される。この第1のウィンドウ41の更に
上の方の表示部分42には、第1図に示したディスク装置
12および辞書サーバ15に格納されている辞書の種類が表
示される。オペレータは、マウス14を操作して使用した
い辞書の種類の表示されている場所にカーソルを移動
し、例えばその左側のボタンを押して、辞書の選択を行
う。この電子辞書では、複数の選択が可能である。第4
図では、英和辞典と和英辞典が選択された状態を表わし
ている。この状態で、オペレータは第1のウィンドウ41
内に例えば英文を入力していく。この入力には、キーボ
ード13が用いられる。
ところで「最近」という意味の英単語を確認する必要
がある場合、オペレータは「最近」という用語を漢字で
入力した後、マウス14でその部分を選択し、キーボード
13の語義キー31を押す(第5図)。すると「最近」とい
う用語の語義(対応内容)が検索され、その内容が第2
のウィンドウ43に表示される。第2のウィンドウ43は第
1のウィンドウ41の右側の上部に割り当てられている。
オペレータは第2のウィンドウ43の内容を見て、語義お
よび対応する英単語を確認し、また文例を参考にして文
章の作成に役立てることができる。
がある場合、オペレータは「最近」という用語を漢字で
入力した後、マウス14でその部分を選択し、キーボード
13の語義キー31を押す(第5図)。すると「最近」とい
う用語の語義(対応内容)が検索され、その内容が第2
のウィンドウ43に表示される。第2のウィンドウ43は第
1のウィンドウ41の右側の上部に割り当てられている。
オペレータは第2のウィンドウ43の内容を見て、語義お
よび対応する英単語を確認し、また文例を参考にして文
章の作成に役立てることができる。
この第4図に示した例では、オペレータが検索の対象
となる項目を漢字で表示したが、この他にも平仮名、片
仮名、ローマ字等で表示することも可能である。
となる項目を漢字で表示したが、この他にも平仮名、片
仮名、ローマ字等で表示することも可能である。
第6図はローマ字で「saikin」と入力した場合を表わ
したものである。この場合、「saikin」というキーワー
ドが辞書側の表現形式と一致していないものとすれば、
電子辞書検索利用装置はキーテーブル用RAM27を参照し
てキーワードの変換を行うことになる。そして、その結
果として2つの検索結果が得られた場合には、第6図に
示すようにそれぞれの結果を第2のウィンドウ43と第3
のウィンドウ44に別個に表示することになる。同図に示
した例では、和英辞典について「最近」という用語と、
これと同音意義語の「細菌」という用語の2種類の検索
結果が表示されている。1つのキーワードが辞書側で複
数のキーワードに対応している場合には、このようにそ
れらをすべて一度に表示することもできるが、使用頻度
等によって順序づけ、一部ずつを表示するようにしても
よい。
したものである。この場合、「saikin」というキーワー
ドが辞書側の表現形式と一致していないものとすれば、
電子辞書検索利用装置はキーテーブル用RAM27を参照し
てキーワードの変換を行うことになる。そして、その結
果として2つの検索結果が得られた場合には、第6図に
示すようにそれぞれの結果を第2のウィンドウ43と第3
のウィンドウ44に別個に表示することになる。同図に示
した例では、和英辞典について「最近」という用語と、
これと同音意義語の「細菌」という用語の2種類の検索
結果が表示されている。1つのキーワードが辞書側で複
数のキーワードに対応している場合には、このようにそ
れらをすべて一度に表示することもできるが、使用頻度
等によって順序づけ、一部ずつを表示するようにしても
よい。
第7図はこのような動作を可能とするためにキーテー
ブル用RAM27にディスク装置12から書き込まれたキーテ
ーブルの構成を表わしたものである。キーテーブルに
は、辞書のリストとしての辞書ディレクトリ51と、変換
テーブルのリストとしてのテーブルディレクトリ52が用
意されている。テーブルディレクトリ52は複数通り存在
し、辞書ディレクトリ51と対応づけられている。例えば
国語辞典が利用される場合には、平仮名テーブル53、片
仮名テーブル(図示せず)、漢字テーブル54等がテーブ
ルとしてのリストに挙げられるようになっている。もち
ろん、装置によってはテーブルディレクトリ52を1通り
とすることもできる。
ブル用RAM27にディスク装置12から書き込まれたキーテ
ーブルの構成を表わしたものである。キーテーブルに
は、辞書のリストとしての辞書ディレクトリ51と、変換
テーブルのリストとしてのテーブルディレクトリ52が用
意されている。テーブルディレクトリ52は複数通り存在
し、辞書ディレクトリ51と対応づけられている。例えば
国語辞典が利用される場合には、平仮名テーブル53、片
仮名テーブル(図示せず)、漢字テーブル54等がテーブ
ルとしてのリストに挙げられるようになっている。もち
ろん、装置によってはテーブルディレクトリ52を1通り
とすることもできる。
この第7図に示した例では、国語辞典が検索対象とな
っている場合、平仮名、片仮名、漢字等がキーワードの
表現形式として許される。そして平仮名で検索項目の入
力が行われた場合には、平仮名テーブル53で示されてい
るように「ああ」、「あい」等の平仮名のキーワードに
対応した「0001」、「0002」等の一意的なキーワード
(コード情報)に変換される。また漢字で検索項目の入
力が行われた場合には、漢字テーブル54で示されている
ように「鳴呼」、「愛」等の漢字のキーワードに対応し
た「0001」、「0002」等の前記した一意的なキーワード
に変換されることになる。片仮名等の他のキーワードに
ついても同様である。このようにして変換された一意的
なキーワードを基にして辞書の検索が行われることにな
る。
っている場合、平仮名、片仮名、漢字等がキーワードの
表現形式として許される。そして平仮名で検索項目の入
力が行われた場合には、平仮名テーブル53で示されてい
るように「ああ」、「あい」等の平仮名のキーワードに
対応した「0001」、「0002」等の一意的なキーワード
(コード情報)に変換される。また漢字で検索項目の入
力が行われた場合には、漢字テーブル54で示されている
ように「鳴呼」、「愛」等の漢字のキーワードに対応し
た「0001」、「0002」等の前記した一意的なキーワード
に変換されることになる。片仮名等の他のキーワードに
ついても同様である。このようにして変換された一意的
なキーワードを基にして辞書の検索が行われることにな
る。
第8図はキーテーブルを用いた辞書検索の動作を説明
するためのものである。
するためのものである。
まず、オペレータが調べようとする辞書の指定を行う
と、その内容がRAM24の使用辞書登録領域“dic"に登録
される(ステップ)。次にオペレータが検索を行う項
目を指定すると、その内容がRAM24の検索項目登録領域
“word"に登録される(ステップ)。CPU21は検索項目
登録領域“word"に登録された項目の表現形式を判別
し、その結果を表現形式登録領域“type"に登録する
(ステップ)。第4図に示した例では、表現形式登録
領域“type"に漢字であることが登録され、第6図に示
した例ではローマ字であることが登録される。
と、その内容がRAM24の使用辞書登録領域“dic"に登録
される(ステップ)。次にオペレータが検索を行う項
目を指定すると、その内容がRAM24の検索項目登録領域
“word"に登録される(ステップ)。CPU21は検索項目
登録領域“word"に登録された項目の表現形式を判別
し、その結果を表現形式登録領域“type"に登録する
(ステップ)。第4図に示した例では、表現形式登録
領域“type"に漢字であることが登録され、第6図に示
した例ではローマ字であることが登録される。
以上の作業が終了したら、CPU21は辞書登録領域“di
c"に登録された辞書のテーブルディレクトリ52(第7図
参照)に表現形式登録領域“type"で登録された表現形
式が存在するかどうかの判別を行う(ステップ)。例
えばオペレータがこのテーブルディレクトリ52に書き込
まれていなかったロシア語で表現形式の指定を行ってい
たとすれば(N)、エラーとしてその旨の表示制御等が
行われる。
c"に登録された辞書のテーブルディレクトリ52(第7図
参照)に表現形式登録領域“type"で登録された表現形
式が存在するかどうかの判別を行う(ステップ)。例
えばオペレータがこのテーブルディレクトリ52に書き込
まれていなかったロシア語で表現形式の指定を行ってい
たとすれば(N)、エラーとしてその旨の表示制御等が
行われる。
テーブルティレクトリ52内の表現形式で項目の入力が
行われていた場合には(Y)、検索項目登録領域“wor
d"に登録された項目がその表現形式のテーブルに存在す
るかどうかの判別が行われる(ステップ)。存在しな
い場合には(N)、辞書の検索が行えないので、エラー
としてその旨の表示制御等が行われる。その辞書に該当
する項目が存在した場合には(Y)、前記した一意的な
キーワードへの変換が行われ、変換語のキーワードを用
いて辞書の検索が行われることになる(ステップ)。
行われていた場合には(Y)、検索項目登録領域“wor
d"に登録された項目がその表現形式のテーブルに存在す
るかどうかの判別が行われる(ステップ)。存在しな
い場合には(N)、辞書の検索が行えないので、エラー
としてその旨の表示制御等が行われる。その辞書に該当
する項目が存在した場合には(Y)、前記した一意的な
キーワードへの変換が行われ、変換語のキーワードを用
いて辞書の検索が行われることになる(ステップ)。
検索結果は、第4図または第6図に示したように表示
画面25Aに表示されることになる。表示された検索結果
に対しても、マウス14を操作することによって辞書をひ
くことができることはもちろんである。
画面25Aに表示されることになる。表示された検索結果
に対しても、マウス14を操作することによって辞書をひ
くことができることはもちろんである。
なお以上説明した実施例では、キーボード13を用いて
属性の指定を行ったが、このようなファンクションキー
を用いる代わりに表示画面上にこれらをメニューとして
表示し、これをカーソルまたはマウス等の選択手段で選
択するようにしてもよい。
属性の指定を行ったが、このようなファンクションキー
を用いる代わりに表示画面上にこれらをメニューとして
表示し、これをカーソルまたはマウス等の選択手段で選
択するようにしてもよい。
「発明の効果」 以上説明した本発明の電子辞書検索利用装置は、次の
ような効果を有する。
ような効果を有する。
(1)本発明では、種々の辞書とそれらを共通して利用
できる検索手段とを有し、利用者は辞書の所在を特に認
識せずにこれらを自由に利用することができる。特に、
本発明では検索項目の表現形式も自由なので利用者が利
用者側の立場に立って辞書を自由に駆使することが可能
となる。
できる検索手段とを有し、利用者は辞書の所在を特に認
識せずにこれらを自由に利用することができる。特に、
本発明では検索項目の表現形式も自由なので利用者が利
用者側の立場に立って辞書を自由に駆使することが可能
となる。
(2)また本発明では、辞書の表現形式に変換するため
の情報を変換対象となるキーワードの表現形式別に分類
して記憶し、入力されたキーワードの表現形式に対応す
る部分だけを参照して変換したので、変換に要する処理
時間を短くすることができる。さらに辞書として既存の
情報源を使用することができ、また辞書内容の改定も簡
単である。しかもローマ字の入力が得意な人はローマ字
入力を行うことができるというように入力方法を選択す
ることができるので、事務処理が効率化する。
の情報を変換対象となるキーワードの表現形式別に分類
して記憶し、入力されたキーワードの表現形式に対応す
る部分だけを参照して変換したので、変換に要する処理
時間を短くすることができる。さらに辞書として既存の
情報源を使用することができ、また辞書内容の改定も簡
単である。しかもローマ字の入力が得意な人はローマ字
入力を行うことができるというように入力方法を選択す
ることができるので、事務処理が効率化する。
図面は本発明の一実施例を説明するためのもので、この
うち第1図は電子辞書検索利用装置を使用した電子辞書
システムの一部を示すシステム構成図、第2図は電子辞
書検索利用装置の回路構成を示すブロック図、第3図は
キーボードの要部を示す平面図、第4図は表示画面の表
示例を示す平面図、第5図は語義を指定した場合のキー
ボードの操作状態を示す説明図、第6図は表示画面の他
の表示例を示す平面図、第7図はキーテーブル用RAMの
内容を説明するための原理図、第8図はキーテーブルを
用いた辞書検索の動作を説明するための流れ図である。 11……ディスプレイ、 12……ディスク装置、 13……キーボード、 14……マウス、 15……辞書サーバ、 21……CPU、 24……RAM、 25……表示装置、 25A……表示画面、 27……キーテーブル用RAM、 41、43、44……ウィンドウ、 51……辞書ディレクトリ、 52……テーブルディレクトリ、 53……平仮名テーブル、 54……漢字テーブル。
うち第1図は電子辞書検索利用装置を使用した電子辞書
システムの一部を示すシステム構成図、第2図は電子辞
書検索利用装置の回路構成を示すブロック図、第3図は
キーボードの要部を示す平面図、第4図は表示画面の表
示例を示す平面図、第5図は語義を指定した場合のキー
ボードの操作状態を示す説明図、第6図は表示画面の他
の表示例を示す平面図、第7図はキーテーブル用RAMの
内容を説明するための原理図、第8図はキーテーブルを
用いた辞書検索の動作を説明するための流れ図である。 11……ディスプレイ、 12……ディスク装置、 13……キーボード、 14……マウス、 15……辞書サーバ、 21……CPU、 24……RAM、 25……表示装置、 25A……表示画面、 27……キーテーブル用RAM、 41、43、44……ウィンドウ、 51……辞書ディレクトリ、 52……テーブルディレクトリ、 53……平仮名テーブル、 54……漢字テーブル。
Claims (4)
- 【請求項1】国語辞典等の辞書の内容を電気信号で表わ
した辞書情報源と、 検索対象としてのキーワードを入力するキーワード入力
手段と、 表現形式の2以上存在するキーワードをその表現形式別
に分類し、分類された表現形式ごとに辞書の表現形式の
キーワードと対応づけて格納したキーワード記憶部と、 入力されたキーワードの表現形式を判別する表現形式判
別手段と、 この表現形式判別手段によって判別された表現形式が検
索しようとする辞書のキーワードの表現形式と異なると
き入力されたキーワードの表現形式に対応する前記キー
ワード記憶部を参照して入力されたキーワードを辞書の
表現形式によるキーワードに変換するキーワード変換手
段と、 前記キーワード入力手段によって入力されたキーワード
あるいは前記キーワード変換手段によって変換されたキ
ーワードで辞書情報源を検索し目的とする項目をひく検
索手段 とを具備することを特徴とする電子辞書検索利用装置。 - 【請求項2】キーワード記憶部は、キーワードを平仮
名、片仮名、漢字、ローマ字の各表現形式で記憶するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子辞書検
索利用装置。 - 【請求項3】検索手段はキーワード変換手段が同一表現
形式で2以上のキーワードを出力したときそれぞれにつ
いて辞書情報源から項目の検索を行うことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の電子辞書検索利用装置。 - 【請求項4】キーワード変換手段が同一表現形式で2以
上のキーワードを出力したとき検索手段はこれらのキー
ワードの頻度情報を基にして検索順序を設定することを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子辞書検索利
用装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61247515A JPH0821038B2 (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | 電子辞書検索利用装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61247515A JPH0821038B2 (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | 電子辞書検索利用装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63101967A JPS63101967A (ja) | 1988-05-06 |
JPH0821038B2 true JPH0821038B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=17164629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61247515A Expired - Lifetime JPH0821038B2 (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | 電子辞書検索利用装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0821038B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0652216A (ja) * | 1993-07-13 | 1994-02-25 | Casio Comput Co Ltd | 電子辞書装置 |
JPH11203375A (ja) * | 1998-01-16 | 1999-07-30 | Masato Terashita | 医薬品情報検索システム |
JP2001134568A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-05-18 | Seiko Instruments Inc | 電子辞書 |
JP2002351868A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-06 | Seiko Instruments Inc | 電子辞書 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60570A (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-05 | Hitachi Ltd | 情報検索方法および装置 |
-
1986
- 1986-10-20 JP JP61247515A patent/JPH0821038B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63101967A (ja) | 1988-05-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |