JP3352788B2 - 連続ラベル用紙およびその作成方法 - Google Patents

連続ラベル用紙およびその作成方法

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JP3352788B2 JP29451893A JP29451893A JP3352788B2 JP 3352788 B2 JP3352788 B2 JP 3352788B2 JP 29451893 A JP29451893 A JP 29451893A JP 29451893 A JP29451893 A JP 29451893A JP 3352788 B2 JP3352788 B2 JP 3352788B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一対のラベルシートが
剥離可能に貼り合わされたラベル用紙が複数連接してい
る連続ラベル用紙とその作成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今においては、型抜きなどによってラ
ベル片を分離可能にして備えるラベルシート同士を、粘
着剤が塗布された裏面で剥離可能に貼り合わせるように
したラベル用紙があり、所要の印刷、印字を行ったラベ
ル片を剥離紙を用いることなく表裏に備えるものとなっ
ている。そしてこの一対のラベルシートを表裏とした単
一のラベル用紙はこれが複数連接してなる連続ラベル用
紙として提供されており、この連続ラベル用紙をプリン
タに装填したり、他の連続用紙と合わせて利用したりし
ている。
【0003】図2はこの連続ラベル用紙1を示してい
て、型抜きなどによりラベル片2を分離可能に備える一
対の帯状ラベルシート3を、その裏面同士を対向させた
状態で剥離可能に貼り合わせ、帯状ラベルシート3の幅
方向に亘る折り用ミシン目4を穿設し、単一のラベル用
紙5がこの折り用ミシン目4を介して複数連接した構成
とされている。一対の帯状ラベルシート3の貼り合わせ
は、図3の(A)に示すように粘着力の異なる粘着剤
6,6を帯状ラベルシート3の裏面に塗布し、塗布され
た粘着剤6,6の間でその粘着力の異なりにより剥離性
を生じさせた状態で貼り合わせるようにしたり、また、
図3の(B)に示すように帯状ラベルシート3それぞれ
の裏面に粘着剤6と剥離剤7とを交互に塗布し、一方の
帯状ラベルシートの粘着剤6と他方の帯状ラベルシート
の剥離剤7とを対応させるようにして貼り合わせてい
る。
【0004】また上記連続ラベル用紙1を作成する上で
折り用ミシン目4は図4(A)(B)に示すようにして
穿設される。すなわち、ミシン刃8を備える複数のミシ
ン胴9が上下位置を変えながら帯状ラベルシートの送り
方向に配列されていて、このミシン胴9と受け胴10と
の間に一対の帯状ラベルシート3を通し折り用ミシン目
穿設予定部11に対して折り用ミシン目4を穿設してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】連続ラベル用紙には上
述したように上下に位置を変えている複数のミシン胴に
よってミシン目が穿設されており、図5に示すように折
り畳みに際して折り用ミシン目4から谷折りaや山折り
bとなり易いようにしているものである。すなわち、横
方向に供給される一対の帯状ラベルシートに対して上方
からミシン刃を入れた箇所は谷折りの折り用ミシン目と
し、下方からミシン刃を入れた箇所は山折りの折り用ミ
シン目となるようにしており、ミシン目が穿設された連
続ラベル用紙を箱などに集積するときに前記谷折りの折
り用ミシン目のある部分を谷折りし、山折りの折り用メ
シン目のある部分を山折りして折り重ねている。なお、
符号Yにて示した矢印はミシン目の入れ込み方向を表し
ている。
【0006】しかしながら、図5に示すように上記折り
用ミシン目の穿設時に帯状ラベルシートの間にある粘着
剤6が、折り用ミシン目4の切目から入れ込み面12に
対して反対側となる面13上に僅かに食出て、そして図
6に示すように連続ラベル用紙1を折り畳んだときには
粘着剤6が外方に臨むような状態となっており、この折
り畳まれた連続ラベル用紙を引き出してプリンタなどの
機器に送り込むと、食出ていた粘着剤が用紙送り機構の
案内板などに触れて付着するようになり、これが積み重
なって連続ラベル用紙のスムーズな送りを損なうように
なるという問題が生じており、機器のメンテナンスとし
て前記送り板などの摺接部分から粘着剤を取り除く手間
を要している。
【0007】そこで本発明は上記した事情に鑑みて、折
り用ミシン目の穿設に際して粘着剤が入れ込み面の反対
側の面上に食出て付着しないようにすることを課題と
し、連続ラベル用紙のプリンタなどの機器においての送
り機構で常時スムーズに連続ラベル用紙が送られるよう
にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
考慮してなされたもので、粘着剤が塗布された裏面同士
を対向させて剥離可能に貼り合わせた一対の帯状ラベル
シートからなり、前記帯状ラベルシートの幅方向に亘っ
て穿設された折り用ミシン目を介して複数のラベル用紙
が帯状ラベルシートの長さ方向に連接されてなる連続ラ
ベル用紙において、折り用ミシン目を穿設するミシン刃
の入れ込み面に対して反対側となる面に、前記粘着剤に
対して剥離性を有する保護層が設けられていることを特
徴とする連続ラベル用紙を提供して、上記した課題を解
消するものである。またもう一つの発明は、粘着剤が塗
布された裏面同士を対向させて剥離可能に貼り合わせた
一対の帯状ラベルシートに、前記帯状ラベルシートの幅
方向に亘る折り用ミシン目を穿設し、該折り用ミシン目
を介して複数のラベル用紙が帯状ラベルシートの長さ方
向に連接されている連続ラベル用紙を作成するにあた
り、少なくとも前記折り用ミシン目穿設予定部のミシン
刃の入れ込み面に対して反対側となる面に、予め前記粘
着剤に対して剥離性を有する保護層を設けたのち、前記
折り用ミシン目穿設予定部に前記入れ込み面側からミシ
ン目を穿設することを特徴とする連続ラベル用紙の作成
方法であり、この作成方法を提供して上記課題を解消す
るものである。
【0009】
【作用】本発明においては、剥離性を有する保護層に対
して粘着剤が付着しない連続ラベル用紙となり、また前
記保護層を設けた後に折り用ミシン目を穿設することか
ら、ミシン刃の差し込み時に保護層側に回り込んだ粘着
剤が、ミシン刃の抜きとともに切目端面側に戻るように
なる。
【0010】
【実施例】つぎに本発明を図1に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。すなわち本発明において、図1に示
すように、連続ラベル用紙1は、折り用ミシン目4の入
れ込み面12に対して反対側となる面13に、シリコン
やニスなどの剥離性を有する保護層14を印刷などによ
って設けられたものであり、この保護層14に対して
は、折り用ミシン目4の切目から食出し易い粘着剤が付
着しないようになる。そしてこの連続ラベル用紙1を作
成するには、剥離可能に貼り合わされている一対の帯状
ラベルシートにおいて、その折り用ミシン目穿設予定部
11の入れ込み面12に対して反対側となる面13に予
め上記保護層14を印刷などにより設けたのち、入れ込
み面12側から折り用ミシン目4を穿設する。これによ
って、ミシン刃の入れ込み時に仮に粘着剤が保護層
側に回り込むようなことがあっても、ミシン刃の抜
き時にその粘着剤が折り用ミシン目の端面側に戻り、
保護層14上に残存することが無くなる。なお、前記保
護層14は作成過程の効率などを考慮して、入れ込み面
12側に設けてもよく、また貼り合わせ前の帯状ラベル
シートに対して設けるようにしてもよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の連続ラベ
ル用紙は、粘着剤が塗布された裏面同士を対向させて剥
離可能に貼り合わせた一対の帯状ラベルシートからな
り、前記帯状ラベルシートの幅方向に亘って穿設された
折り用ミシン目を介して複数のラベル用紙が帯状ラベル
シートの長さ方向に連接されてなるものであって、折り
用ミシン目を穿設するミシン刃の入れ込み面に対して反
対側となる面に、前記粘着剤に対して剥離性を有する保
護層が設けられていることを特徴とするものであること
から、保護層上に粘着剤が残存しなくなり、折り重ね状
態からの連続ラベル用紙の引き出しは折り部相互の接着
がなくなってスムーズになるとともに、プリンタなどの
送り機構においてもスムーズに流れるようになる。
【0012】また、もう一つの発明は、粘着剤が塗布さ
れた裏面同士を対向させて剥離可能に貼り合わせた一対
の帯状ラベルシートに、前記帯状ラベルシートの幅方向
に亘る折り用ミシン目を穿設し、該折り用ミシン目を介
して複数のラベル用紙が帯状ラベルシートの長さ方向に
連接されている連続ラベル用紙を作成するにあたり、少
なくとも前記折り用ミシン目穿設予定部のミシン刃の入
れ込み面に対して反対側となる面に、予め前記粘着剤に
対して剥離性を有する保護層を設けたのち、前記折り用
ミシン目穿設予定部に前記入れ込み面側からミシン目を
穿設することを特徴とするものであり、これによって、
ミシン刃の入れ込みに際して保護層側に回り込み易い粘
着剤もそのミシン刃の抜き時に引き戻されるようにな
り、保護層上に粘着剤が付着しない連続ラベル用紙が得
られるようになるなど、実用性に優れた効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連続ラベル用紙の一実施例を長手
方向の断面を示すもので、(A)はミシン目穿設前の状
態を示す説明図、(B)は穿設後の状態を示す説明図で
ある。
【図2】連続ラベル用紙を示す説明図である。
【図3】従来の連続ラベル用紙を図2におけるX−X線
部の断面で示すもので、(A)は粘着力が異なる粘着剤
により帯状ラベルシートが貼り合わされた連続ラベル用
紙を示し,(B)は粘着剤と剥離剤とを対向させて帯状
ラベルシートが貼り合わされた連続ラベル用紙を示す説
明図である。
【図4】従来の折り用ミシン目の穿設を示すもので、
(A)は上方側から見た状態を示す説明図、(B)は側
方から見た状態を示す説明図である。
【図5】同じく従来の連続ラベル用紙における折り用ミ
シン目を長手方向の断面で示すもので、(A)は折り用
ミシン目の穿設後を示す説明図、(B)は谷折り山折り
された折り用ミシン目を示す説明図である。
【図6】従来の連続ラベル用紙における折り部を示す説
明図である。
【符号の説明】
1…連続ラベル用紙 2…ラベル片 3…帯状ラベルシート 4…折り用ミシン目 6…粘着剤 8…ミシン刃 12…入れ込み面 13…入れ込み面に対して反対側となる面 14…保護層

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘着剤が塗布された裏面同士を対向させて
    剥離可能に貼り合わせた一対の帯状ラベルシートからな
    り、前記帯状ラベルシートの幅方向に亘って穿設された
    折り用ミシン目を介して複数のラベル用紙が帯状ラベル
    シートの長さ方向に連接されてなる連続ラベル用紙にお
    いて、 折り用ミシン目を穿設するミシン刃の入れ込み面に対し
    て反対側となる面に、前記粘着剤に対して剥離性を有す
    る保護層が設けられていることを特徴とする連続ラベル
    用紙。
  2. 【請求項2】粘着剤が塗布された裏面同士を対向させて
    剥離可能に貼り合わせた一対の帯状ラベルシートに、前
    記帯状ラベルシートの幅方向に亘る折り用ミシン目を穿
    設し、該折り用ミシン目を介して複数のラベル用紙が帯
    状ラベルシートの長さ方向に連接されている連続ラベル
    用紙を作成するにあたり、 少なくとも前記折り用ミシン目穿設予定部のミシン刃の
    入れ込み面に対して反対側となる面に、予め前記粘着剤
    に対して剥離性を有する保護層を設けたのち、前記折り
    用ミシン目穿設予定部に前記入れ込み面側からミシン目
    を穿設することを特徴とする連続ラベル用紙の作成方
    法。
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