JP3352358B2 - 商品販売データ登録処理装置 - Google Patents

商品販売データ登録処理装置

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JP3352358B2
JP3352358B2 JP12946197A JP12946197A JP3352358B2 JP 3352358 B2 JP3352358 B2 JP 3352358B2 JP 12946197 A JP12946197 A JP 12946197A JP 12946197 A JP12946197 A JP 12946197A JP 3352358 B2 JP3352358 B2 JP 3352358B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チェーン展開する
小売店で利用されるPOS(Point Of Sales)ターミナ
ル,電子式キャッシュレジスタ等の商品販売データ登録
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の商品販売データ処理装
置は、営業日の開店前に実施する開店業務モードと、開
店中に実施する商品登録モードと、閉店後に実施する精
算業務モードとを択一的に実行できるようになってい
る。開店業務モードにおいては、開店前にドロワ内に収
容された釣銭準備金データの入力が有効となり、釣銭準
備金データが入力されると釣銭準備金メモリにて記憶す
る。
【0003】商品登録モードにおいては、商品販売デー
タの入力が有効となり、各商品の販売に関するデータが
入力されると取引別メモリによって取引項目別に累計記
憶する。因みに、現金決済による取引の商品販売データ
は取引別メモリのうちの現金在高メモリによって累計記
憶する。精算業務モードにおいては、ドロワ内に実存す
る現金の手持在高データの入力が有効となり、手持在高
データが入力されると前記釣銭準備金メモリ及び現金在
高メモリの各金額データと前記手持在高データとからド
ロワ内現金の過不足額を計算する。そして、この過不足
額を前記釣銭準備金データ,現金在高データおよび手持
在高データとともにレシート用紙に印字して精算レポー
トを発行する。
【0004】ところで、チェーン展開した小売店におい
ては、毎閉店後に、その日の手持在高から翌営業日の釣
銭準備金を除いた金額を本部に納金する必要がある。そ
こで、店長などの店舗責任者は、毎閉店後にその日の手
持在高から翌営業日の釣銭準備金を引いて納金額を計算
して例えば精算レポートの余白に書留め、本部にファク
シミリなどを利用して納金額を精算レポートともに報告
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、店
舗責任者が毎閉店後に本部への納金額を計算して精算レ
ポートの余白などに書留めなければならず、閉店後業務
の負担増になっていた。そこで本発明は、毎閉店後に実
施していた納金額の計算と精算レポートへの書留め作業
を不要にでき、閉店後業務の負担軽減を図り得る商品販
売データ登録処理装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、営業日の開店
前に実施する開店業務モードと開店中に実施する商品登
録モードと閉店後に実施する精算業務モードとを切換可
能で、開店業務モードにおいては予めドロワ内に収容さ
れる釣銭準備金の金額データを釣銭準備金メモリにて記
憶し、商品登録モードにおいては現金決済による取引の
商品販売データを現金在高メモリにて累計記憶し、精算
業務モードにおいてはドロワ内に実存する現金の手持在
高データが入力されると釣銭準備金メモリ及び現金在高
メモリの各金額データと手持在高データとからドロワ内
現金の過不足額を計算しこの過不足額を釣銭準備金メモ
リ及び現金在高メモリの各金額データとともに記録紙に
印字して精算レポートを発行する商品販売データ登録処
理装置において、精算業務モードにおいて釣銭準備金デ
ータの入力を強制し、ドロワ内に実存する現金の手持在
高データとともに釣銭準備金データが入力されると、そ
の入力された手持在高データと釣銭準備金データとの差
額を納金額として算出し、この納金額を精算レポートに
印字するようにしたものである。チェーン展開された小
売店等において、開店前にドロワに収容しておく釣銭準
備金の金額はその日の売上予測に基づいて予め設定され
る。したがって、閉店後には翌日の釣銭準備金がいくら
なのか分かっているので、精算業務モードにおいて手持
在高データとともに翌日の釣銭準備金データを入力す
る。そうすると、その入力された手持在高データと釣銭
準備金データとの差額が納金額として算出され、この納
金額が精算レポートに印字される。このものにおいて、
精算業務モードにおいて入力された釣銭準備金データを
記憶する不揮発性記憶部を設け、開店業務モードにおい
て不揮発性記憶部に記憶した釣銭準備金データを釣銭準
備金メモリに転送するように構成することが望ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、チェ
ーン展開された小売店向けのPOSターミナルに本発明
を適用した場合について説明する。
【0008】図1はかかる実施の形態におけるPOSタ
ーミナルの要部構成を示すブロック図であって、このP
OSターミナルは、制御部本体としてCPU(Central
Processing Unit )1を搭載している。また、上記CP
U1が制御する記憶部として、ROM(Read Only Memo
ly)2、D−RAM(Dynamic Random Access Memoly)
3及びS−RAM(Static Random Access Memoly )4
を搭載している。
【0009】さらに、このPOSターミナルは、現日付
および時刻を計時する時計部5の他、伝送路を通じて接
続されたホスト装置とのデータ通信を制御する通信イン
タフェース6、モードスイッチ7からの信号入力および
ドロワ8への駆動信号出力を行うI/Oポート9、テン
キー,小計キー,預/現計キー,値引キー,割引キー,
クレジットキー,領収書発行キーなどを配設したキーボ
ード10を制御するキーボードコントローラ11、商品
の価格や1取引の合計金額などを表示する表示器12を
制御する表示器コントローラ13、レシート印字やジャ
ーナル印字などを行うプリンタ14を制御するプリンタ
コントローラ15、バーコードを光学的に読取るバーコ
ードスキャナ16を制御するスキャナコントローラ17
などを搭載している。
【0010】そして、前記CPU1と、ROM2,D−
RAM3,S−RAM4,時計部5,通信インタフェー
ス6,I/Oポート9,キーボードコントローラ11,
表示器コントローラ13,プリンタコントローラ15及
びスキャナコントローラ17とを、アドレスバス,デー
タバスなどのバスライン18で相互に接続している。
【0011】前記ROM2は、プログラムなどの固定的
データを予め格納するものである。前記D−RAM3
は、各種の入力データや演算処理データなどを書換え自
在に記憶するものである。そして特に、図2に示すよう
に、総売上(G.T),売計,小計割引(小計%−),
小計値引,領収書発行等の各種取引項目別に点数または
回数データと金額データとをそれぞれ累計処理するエリ
アを有するとともに、項目[釣銭準備金]の金額データ
を記憶するエリア21、項目[回収]の金額データを記
憶するエリア22、項目[現金在高]の金額データを記
憶するエリア23、項目[手持在高]の金額データを記
憶するエリア24、項目[過不足]の金額データを記憶
するエリア25、項目[精算回数]の回数データを記憶
するエリア26、項目[翌日釣銭準備金]の金額データ
を記憶するエリア27及び項目[納金額]の金額データ
を記憶するエリア28を備えてなる取引別メモリ20を
形成している。
【0012】前記S−RAM4は、前記時計部5ととも
にバッテリ19によって電源をバックアップしており、
閉店後の電源オフ時にも保有する必要のあるデータを記
憶する不揮発性記憶部として機能する。そして特に、図
3に示すように、精算回数カウンタ31と翌日釣銭準備
金メモリ32とを形成している。
【0013】前記モードスイッチ7は、このPOSター
ミナルが実行する各種業務モードの1つを選択する切換
スイッチである。ここで、モードスイッチ7によって選
択可能な業務モードとしては、営業日の開店前に実施す
る開店業務モードと、開店中に実施する商品登録モード
と、閉店後に実施する精算業務モードとがある。
【0014】前記商品登録モードの選択時には、CPU
1は、キーボード10やスキャナ16の入力手段を介し
て各商品の販売に関するデータが入力されるとそのデー
タを取引別メモリ20に登録処理するものとなってい
る。例えば、1客が買上げる商品の販売登録が行われそ
の登録終了が宣言された場合には、項目[売計]の回数
エリアに1を、金額エリアに当該客の買上商品合計額を
それぞれ加算登録する。また、1客が買上げる商品の販
売登録後に小計値引が行われた場合には、項目[小計値
引]の回数エリアに1を、金額エリアに値引額をそれぞ
れ加算登録する。また、1客が買上げる商品の販売登録
終了の宣言の際に現金決済による支払いが宣言された場
合には、項目[現金在高]の金額エリア23に当該客の
買上商品合計額を加算登録する。
【0015】一方、精算業務モードの選択時には、CP
U1は、図4の流れ図に示す処理を実行するものとなっ
ている。すなわち、ST(ステップ)1としてキーボー
ド10より手持在高の金額データが入力されるのを待機
する。ここで、例えばキーボード10のテンキーにより
数値データが置数され続いて小計キーが入力されたなら
ば、CPU1は、ST2として数値データを手持在高の
金額データと認識して、取引別メモリ20における項目
[手持在高]の金額エリア24に書込む。しかる後、S
T3として取引別メモリ20における項目[釣銭準備
金]の金額データと項目[現金在高]の金額データとを
加算し、その加算値から項目[回収]の金額データを減
算してドロワ8内に収容されている現金在高の理論値を
算出する。そして、この理論値と入力された手持在高と
の差額、すなわち過不足額を算出して、取引別メモリ2
0における項目[過不足]の金額エリア25に格納す
る。
【0016】次に、ST4として翌日釣銭準備金の金額
データが入力されるのを待機する。ここで、例えばキー
ボード10のテンキーにより数値データが置数され続い
て小計キーが入力されたならば、CPU1は、ST5と
して数値データを翌日釣銭準備金の金額データと認識し
て、取引別メモリ20における項目[翌日釣銭準備金]
の金額エリアとS−RAM3における翌日釣銭準備金メ
モリ32とにそれぞれ書込む。しかる後、ST6として
取引別メモリ20における項目[手持在高]の金額デー
タから項目[翌日釣銭準備金]の金額データを減算して
納金額を算出し、この納金額データを取引別メモリ20
における項目[納金額]の金額エリア28に格納する。
【0017】次に、ST7としてS−RAM3における
精算回数カウンタ31を1だけカウントアップしたなら
ば、カウントアップ後のカウント値を読込み、取引別メ
モリ20における項目[精算回数]の点数エリア26に
格納する。次に、取引別メモリ20に記憶されている各
種項目別の点数データ及び金額データを順次読出す。そ
して、日計精算レポートの印字データに編集して、プリ
ンタ15によりレシート用紙に印字出力する。しかる
後、取引別メモリ20の点数エリア及び金額エリアをク
リアしたならば、この処理を終了する。
【0018】また、開店業務モードの選択時には、CP
U1は、特に図5に示すように、S−RAM4における
翌日釣銭準備金メモリ32に記憶保持する金額データを
取引別メモリ20における項目[釣銭準備金]の金額エ
リア21に転送する。そして、翌日釣銭準備金メモリ3
2をクリアする処理を実行するものとなっている。
【0019】このように構成した本実施の形態のPOS
ターミナルを使用するチェーン展開された小売店におい
ては、毎営業日の開店前にモードスイッチ7により開店
業務モードを選択しその実行を指令すると、前営業日の
閉店後に実施した精算業務モードの処理によりS−RA
M4の翌日釣銭準備金メモリ32に記憶保持されていた
釣銭準備金データが、D−RAM3における取引別メモ
リ20の項目[釣銭準備金]の金額エリア21にセット
される。かかる取引別メモリ20のその他の取引項目の
各エリアは0にクリアされている。
【0020】その後、開店すると、モードスイッチ7に
より商品登録モードを選択する。そして、オペレータは
各買物客が買上げる商品の販売に関するデータをキーボ
ード10及びスキャナ16の入力装置を用いて入力す
る。これにより、POSターミナルにおいては取引別メ
モリ20により取引項目別にそれぞれの点数データ及び
金額データが累計記憶される。また、現金決済による取
引が宣言された場合には、その取引にて支払われる金額
データが取引別メモリ20における項目[現金在高]の
金額エリア23に加算される。また、ドロワ内に収納さ
れている現金の回収が宣言された場合には、その回収金
額が取引別メモリ20における項目[回収]の金額エリ
ア22に加算される。
【0021】その後、閉店すると、オペレータはモード
スイッチ7により精算業務モードを選択するとともに、
ドロワ8に収容された現金を数えてその合計金額,つま
りは手持在高を求める。そして、キーボード10を操作
してその手持在高データを入力する。そうすると、取引
別メモリ20における項目[釣銭準備金],[現金在
高],[回収]の各金額データと入力された手持在高デ
ータとからドロワ8内の現金の過不足額が算出される。
そして、過不足額データは取引別メモリ20における項
目[過不足]の金額エリア25に格納される。
【0022】また、オペレータは予め決められている翌
日の釣銭準備金データをキーボード10より入力する。
そうすると、入力された手持在高データと翌日釣銭準備
金データとから本部に納める納金額が算出される。そし
て、納金額データは取引別メモリ20における項目[納
金額]の金額エリア28に格納される。また、入力され
た翌日の釣銭準備金データは、S−RAM4の翌日釣銭
準備金メモリ32に記憶され、翌日の開店業務まで保持
される。
【0023】その後、取引別メモリ20における各項目
毎の点数データ及び金額データがプリンタ14によりレ
シート用紙に印字され、図6に示すような日計精算レポ
ート60として発行される。図6は日計精算レポート6
0の一発行例を示す。図示するように、本実施の形態の
POSターミナルより発行される日計精算レポート60
には、項目[G.T]の金額,[売計]の点数及び金
額,[小計割引]の点数及び金額,[小計値引]の点数
及び金額,[領収書発行]の点数及び金額の各累計デー
タや、[釣銭準備金]の金額データ,[回収]の金額デ
ータ,[現金在高]の金額データ,[手持在高]の金額
データ,[過不足]の金額データ,[精算回数]の回数
データに加えて、キー入力された翌日釣銭準備金の金額
データ61と、自動算出された納金額の金額データ62
とが印字される。
【0024】したがって、例えば店舗管理者は、日計精
算レポート60に印字された納金額の金額データ62か
ら、本部に納める納金額がいくらなのかを容易に知るこ
とができる。また、従来は納金額を日計精算レポートに
記述して本部にファクシミリ送信していたが、本実施の
形態によれば納金額が自動的に日計精算レポート60に
印字されるので、納金額を記述する面倒もなくなる。
【0025】このように、本実施の形態のPOSターミ
ナルによれば、精算業務モードにおいて翌日の釣銭準備
金データの入力を強制し、ドロワ8内に実存する現金の
手持在高データとともに翌日の釣銭準備金データが入力
されると、その入力された手持在高データと釣銭準備金
データとの差額を納金額として算出し、この納金額を日
計精算レポート60に印字するようにしたので、従来は
毎閉店後に実施していた納金額の計算と精算レポートへ
の書留め作業を不要にすることができ、閉店後業務の負
担を大幅に軽減できる効果を奏する。
【0026】また、精算業務モードにおいて入力された
翌日の釣銭準備金データを不揮発性メモリであるS−R
AM4に形成した翌日釣銭準備金メモリ32にて記憶保
持し、翌日の開店業務モードにおいて上記翌日釣銭準備
金メモリ32に記憶した釣銭準備金データを取引別メモ
リ20における項目[釣銭準備金]の金額エリア21に
転送するようにしたので、開店業務において当日の釣銭
準備金を入力する必要がない。したがって、開店業務に
おいて釣銭準備金の入力業務が不要になるので、開店業
務に要する時間を短縮できる。一般に、閉店後の業務時
間に制限はないが、開店時刻は決められているので、釣
銭準備金の入力を前日の閉店後に行うことで開店業務に
要する時間が短縮されることは好ましい。
【0027】なお、本発明は前記一実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、前記実施の形態では翌日の
釣銭準備金を毎回置数キーで入力する場合を示したが、
釣銭準備金は営業日が変わっても変動しないことが多い
ので、翌日釣銭準備金として基準金額をS−RAM4に
プリセットしておき、精算業務モードにおいて翌日釣銭
準備金の入力強制タイミングになると表示器12に上記
基準金額を表示させてオペレータに選択を促す。ここ
で、オペレータが了承を指示するキー操作をした場合に
は、基準金額を翌日釣銭準備金メモリ32に記憶すると
共にこの基準金額を用いて納金額を算出する。これに対
し、修正を指示するキー操作をした場合には、入力され
た金額データを翌日釣銭準備金メモリ32に記憶すると
共にこの基準金額を用いて納金額を算出する。こうする
ことにより、翌日の釣銭準備金を毎回置数キーで入力し
なくてもよくなり、オペレータの負担をより軽減でき
る。
【0028】また、前記実施の形態では手持在高及び翌
日釣銭準備金としてそれぞれ総額を入力したが、それぞ
れ金種別に金額または数量を入力し、金種毎に過不足数
量を算出して、精算レポートに印字するようにしてもよ
い。こうすることにより、納金額相当の金額をどのよう
な金種の組合わせで納めればよいのかを容易に判断でき
るようになる。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
毎閉店後に実施していた納金額の計算と精算レポートへ
の書留め作業を不要にでき、閉店後業務の負担軽減を図
り得る商品販売データ登録処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるPOSターミナ
ルの要部構成を示すブロック図。
【図2】 同POSターミナルのD−RAMに形成する
取引別メモリの構成図。
【図3】 同POSターミナルのS−RAMに形成する
主要なメモリエリアを示す図。
【図4】 同POSターミナルのCPUが実行する精算
業務モードでの処理手順の要部を示す流れ図。
【図5】 同POSターミナルのCPUが実行する開店
業務モードでの処理手順の要部を示す流れ図。
【図6】 同POSターミナルより印字発行される精算
レポートの一例を示す図。
【符号の説明】
1…CPU 3…D−RAM 4…S−RAM 7…モードスイッチ 8…ドロワ 10…キーボード 12…表示器 14…プリンタ 16…スキャナ 20…取引別メモリ 31…精算回数カウンタ 32…翌日準備金メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07G 1/12 G07G 1/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 営業日の開店前に実施する開店業務モー
    ドと開店中に実施する商品登録モードと閉店後に実施す
    る精算業務モードとを切換可能で、前記開店業務モード
    においては予めドロワ内に収容される釣銭準備金の金額
    データを釣銭準備金メモリにて記憶し、前記商品登録モ
    ードにおいては現金決済による取引の商品販売データを
    現金在高メモリにて累計記憶し、前記精算業務モードに
    おいてはドロワ内に実存する現金の手持在高データが入
    力されると前記釣銭準備金メモリ及び現金在高メモリの
    各金額データと前記手持在高データとからドロワ内現金
    の過不足額を計算しこの過不足額を前記釣銭準備金メモ
    リ及び現金在高メモリの各金額データとともに記録紙に
    印字して精算レポートを発行する商品販売データ登録処
    理装置において、 前記精算業務モードにおいて釣銭準備金データの入力を
    強制し、前記ドロワ内に実存する現金の手持在高データ
    とともに釣銭準備金データが入力されると、その入力さ
    れた手持在高データと釣銭準備金データとの差額を納金
    額として算出し、この納金額を前記精算レポートに印字
    することを特徴とする商品販売データ登録処理装置。
  2. 【請求項2】 精算業務モードにおいて入力された釣銭
    準備金データを記憶する不揮発性記憶部を設け、開店業
    務モードにおいて前記不揮発性記憶部に記憶した釣銭準
    備金データを前記釣銭準備金メモリに転送することを特
    徴とする請求項1記載の商品販売データ登録処理装置。
JP12946197A 1997-05-20 1997-05-20 商品販売データ登録処理装置 Expired - Lifetime JP3352358B2 (ja)

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