JP3351661B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置および製造
方法に関するものであり、特にバイポーラトランジスタ
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、高速LSIを実現するため高速シリコンバイポーラ
技術の開発が進められ、2層多結晶シリコンを用いてト
ランジスタを形成する技術が提案されている。このトラ
ンジスタの製造方法を図6を参照して説明する。図6
(a)は上記トランジスタの外部ベース領域の一部5
a′、開口内側壁15及び、エミッタ領域18の配置関
係を示す平面図、図6(b)は図6(a)に示すトラン
ジスタを切断線A−A′で切断した場合の断面図、図6
(c)は切断線B−B′で切断した場合の断面図であ
る。
【0003】まずシリコン基板1上に高濃度のn型埋め
込み層2を形成し、この埋め込み層2上にコレクタエピ
タキシャル層3を成長させる。そしてこのエピタキシャ
ル層3に溝を形成し、この溝に絶縁膜を埋め込むことに
よって素子分離領域4を形成する。
【0004】次にベース引き出し電極となる多結晶シリ
コン膜10を形成し、この多結晶シリコン膜10にp型
の不純物を注入する。その後、酸化膜11および窒化膜
12をCVD法を用いて順次堆積する。エミッタ領域を
形成するために、リソグラフィ技術を用いて窒化膜1
2、酸化膜11、および多結晶シリコン膜10にエピタ
キシャル層3が露出するような開口を開け、次いで熱拡
散法により多結晶シリコン膜10から不純物をエピタキ
シャル層3に拡散させて外部ベース領域5aを形成す
る。この際、上記開口は素子領域の内部に形成される
が、リソグラフィ工程での合わせ余裕をとる必要がある
ことおよび外部ベース領域5aとベース引き出し電極1
0とのコンタクトをとる必要があることにより、図6に
示す距離X1が必要になる。
【0005】その後、露出したエピタキシャル層にp型
の不純物をイオン注入して内部ベース領域5bを形成す
る。次に酸化膜を全面に堆積し、異方性エッチングを行
うことにより上記開口内側壁15を形成する。これによ
りエミッタ開口が形成される。このエミッタ開口を埋め
込むように多結晶シリコン層17を堆積した後、この多
結晶シリコン層17にn型の不純物を注入し、熱処理す
ることによって上記不純物を内部ベース領域に拡散させ
てエミッタ領域18を形成する。次いでn型不純物を含
む多結晶シリコン層17を所定形状にパターニングする
ことによってエミッタ引き出し電極17を形成する。
【0006】このような方法によって製造されたトラン
ジスタはエミッタ層18およびベース層5bを薄くでき
るので高い遮断周波数を有する。したがって高速動作に
適しており、広く使われている。しかしながらさらに高
速動作を得るには高い遮断周波数を達成するとともに寄
生容量を小さくすることが必要である。
【0007】ところで、図6に示されるトランジスタに
おいて外部ベース領域5aの平面積を考えてみると、こ
れはベース引き出し電極10と内部ベース領域5bを繋
ぐために必要だけであって、実際のトランジスタ動作に
は関与しない上、ベース・コレクタ間の容量を増大させ
てしまうので、なるべく小さくする必要がある。そこで
図7に示されるような構造が提案されている。ここで図
7(a)はトランジスタの平面図、図7(b)はこのト
ランジスタを切断線A−A′で切った断面図、さらに図
7(c)は切断線B−B′で切った断面図である。この
ように、AA′方向は図6(b)に示されるトランジス
タ構造と同じであるが、BB′方向は素子領域の長さを
短くし、外部ベース領域5aの拡散源となるベース引き
出し電極10が素子分離酸化膜4の上で切られているの
で、外部ベース領域5aが形成されていない。したがっ
てベース・コレクタ間容量が減少して、高速動作に効果
がある。しかし、この構造では素子分離酸化膜4近傍の
エミッタ領域18から出るキャリアは酸化膜4との境界
面に沿って図7(c)に示す矢印のようにコレクタ領域
3に流れ込むためにリーク電流が発生し易く、信頼性に
問題があった。
【0008】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であって、高速動作が可能でかつ信頼性高いバイポーラ
トランジスタを備えた半導体装置およびその製造方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
は、半導体基板上の同一層内で、絶縁部によって囲まれ
るように形成された第1導電型の第1の半導体領域と、
前記第1の半導体領域を覆うように、この第1の半導体
領域および少なくとも前記絶縁部の前記第1の半導体領
域に隣接する領域まで延在するように形成された前記第
1導電型とは異なる第2導電型の第1の半導体層と、前
記第1の半導体領域上の、前記第1の半導体層の表面領
域に形成された第1導電型の第2の半導体領域と、を備
えていることを特徴とする。
【0010】また本発明による半導体装置の製造方法
は、第1導電型の埋め込み層が形成された半導体基板上
に、第1導電型の第1のエピタキシャル層を形成する工
程と、前記第1のエピタキシャル層に溝を形成し、この
溝に第1の絶縁膜を埋め込むことによって前記第1のエ
ピタキシャル層を絶縁分離する工程と、横方向の成長を
制御する選択エピタキシャル技術を用いて前記第1のエ
ピタキシャル層上の領域およびこの領域に隣接する前記
第1の絶縁膜上の一部の領域に、前記第1導電型とは異
なる第2導電型の第2のエピタキシャル層を形成する工
程と、この工程の後に、前記第2のエピタキシャル層上
の、前記第1のエピタキシャル層を覆う領域に第2の絶
縁膜を形成する工程と、導電体膜を堆積して所定形状に
パターニングした後、全面に第3の絶縁膜を形成する工
程と、前記第3の絶縁膜および導電体膜をパターニング
することにより、前記第2の絶縁膜上の、前記第1のエ
ピタキシャル層を覆う領域上に第1の開口を形成する工
程と、この第1の開口の側面に絶縁物からなる側壁を形
成する工程と、前記第2のエピタキシャル層が露出する
まで前記第2の絶縁膜を選択的にエッチングし、前記第
2の絶縁膜内に第2の開口を形成する工程と、前記第1
および第2の開口を埋め込むように、第1導電型の不純
物を含む半導体膜を堆積する工程と、熱処理することに
よって、前記半導体膜の不純物を前記第2のエピタキシ
ャル層に固相拡散させることにより前記第2のエピタキ
シャル層に第1導電型の半導体領域を形成する工程と、
を備えていることを特徴とする。
【0011】
【作用】上述のように構成された本発明の半導体装置に
よれば、ベース層となる第1の半導体層はコレクタ領域
となる第1の半導体領域を覆うように、この第1の半導
体領域および絶縁部上に形成されているため、従来の場
合に必要であった外部ベース領域を無くすることがで
き、これによりコレクタ領域を小さくすること、すなわ
ちベース・コレクタ容量を小さくすることが可能とな
り、高速動作を行わせることができる。また、ベース層
がコレクタ領域と絶縁部との境界を覆うため、エミッタ
領域となる第2の半導体領域から出力されるキャリアは
絶縁部の境界に沿ってコレクタ領域にほとんど流れず、
信頼性を向上することができる。
【0012】また上述のように構成された本発明の半導
体装置の製造方法によれば、ベース層となる第2のエピ
タキシャル層はコレクタ領域となる第1のエピタキシャ
ル層上の領域およびこの領域に隣接する第1の絶縁膜上
の一部の領域に、横方向の成長を制御する選択エピタキ
シャル技術を用いて形成されるため、従来の場合に必要
であった外部ベース領域を無くすることができ、これに
よりコレクタ領域を小さくすること、すなわち、コレク
タ・ベース容量を小さくすることが可能となり、高速動
作を行わせることができる。また、ベース層がコレクタ
領域と第1の絶縁膜との境界を覆うため、エミッタ領域
となる半導体領域から出力されるキャリアは第1の絶縁
膜に沿ってコレクタ領域に流れなくなり、信頼性を向上
することができる。
【0013】
【実施例】本発明による半導体装置の一実施例を図1お
よび図2を参照して説明する。この実施例の半導体装置
は、npn型バイポーラトランジスタであって、その平
面図を図2(a)に示し、図2(a)の切断線A−A′
で切断したときの断面を図1に示し、図2(a)の切断
線B−B′で切断したときの断面を図2(b)に示す。
この実施例の半導体装置においては、p型のシリコン
基板1上に高濃度のn型埋め込み層2が形成され、この
埋め込み層2上には素子分離絶縁膜4によって素子分離
されたn型のコレクタ領域3とn型のコレクタコンタク
ト領域3aが形成されている。
【0014】コレクタ領域3上にはこのコレクタ領域3
を覆うようにp型のベース領域5が形成され、コレクタ
コンタクト領域3a上にはn型のコレクタ引き出し電極
7が形成されている。
【0015】そして、ベース領域5の表面にn型のエミ
ッタ領域18が形成され、このエミッタ領域18を囲む
ようにしてベース領域5上に絶縁膜からなるエッチング
ストッパ9が設けられている。
【0016】またベース領域5に接続するように例えば
p型の不純物がドープされた多結晶シリコンからなるベ
ース引き出し電極10が設けられ、エミッタ領域18に
接続するように例えばn型不純物がドープされた多結晶
シリコンからなるエミッタ引き出し電極17が設けられ
ている。ベース引き出し電極10とエミッタ引き出し電
極17はエッチングストッパ膜9と、絶縁膜からなる側
壁15とによって電気的に絶縁されている。
【0017】そしてベース引き出し電極10およびコレ
クタ引き出し電極7を覆うように、酸化膜11、窒化膜
12が積層され、この酸化膜11および窒化膜12に
は、ベース引き出し電極10とベース電極24とのコン
タクトを取るために開口21と、コレクタ引き出し電極
7とコレクタ電極25とのコンタクトを取るための開口
22が設けられている。また、エミッタ引き出し電極1
7にはエミッタ電極23が接続される。なお、コレクタ
引き出し電極7を設けないでコレクタコンタクト領域3
aに直接にコレクタ電極25を接続しても良い。
【0018】この実施例の半導体装置は、コレクタ領域
3上に、このコレクタ領域3を覆うようにベース領域5
が形成されているため、従来の場合に比べてコレクタ領
域を小さくすることが可能となる。これによりベース・
コレクタ間容量を小さくすることができ、高速動作が可
能となる。また、ベース領域5が素子分離領域4上にも
延びているため、エミッタ領域18から出るキャリアは
従来の場合と異なり、素子分離領域4の境界面に沿って
コレクタ領域3に流れ込まず、信頼性は向上する。
【0019】また、上記実施例においては、ベース引き
出し電極10には不純物がドープされた多結晶シリコン
が用いられているが、高融点金属を用いることによりベ
ース抵抗を低くすることが可能となり、ノイズを低減す
ることができる。
【0020】本発明による半導体装置の製造方法の一実
施例を図3乃至図4を参照して説明する。この実施例の
製造方法は図1および図2に示すバイポーラトランジス
タを製造するものであって、まず図3(a)に示すよう
にp型シリコン基板1上に通常の拡散技術を用いて高濃
度のn型埋め込み層2を形成し、この埋め込み層2上に
コレクタ領域3およびコレクタコンタクト領域3a(図
1参照)となるn型のコレクタエピタキシャル層3を成
長させる。その後、エピタキシャル層3に溝を形成し、
この溝に絶縁膜を埋め込むことによって素子分離領域4
を形成する(図3(a)参照)。この素子分離領域4に
よってバイポーラトランジスタの素子領域(活性領域)
が絶縁分離されるとともにコレクタ領域3とコレクタコ
ンタクト領域が分離される。
【0021】次に図3(b)に示すように、選択エピタ
キシャル技術によってコレクタ領域3およびコレクタコ
ンタクト領域3a上にベース領域5およびコレクタ引き
出し電極7(図1参照)となるシリコン結晶膜5,7を
成長させる。このとき、このシリコン結晶膜5,7は単
結晶シリコンであり、素子分離領域4上にも所定の距離
Yだけ単結晶シリコン膜5,7を横方向に成長させる。
この単結晶シリコン膜5,7の成長の際、所定の圧力、
温度、ガス流量で例えばジボランB2 6 を混入し、単
結晶シリコン膜5,7をp型にドープする。その後、単
結晶シリコン膜7をn型にドープする。これにより単結
晶シリコン膜5はベース領域となり、単結晶シリコン膜
7はコレクタ引き出し電極となる。また、例えばモノゲ
ルマンGeH4 を所定の圧力、温度、ガス流量で加えて
やれば、単結晶シリコン膜5,7をSiGe層に形成す
ることも可能である。
【0022】次に図3(c)に示すように、ベース領域
(ベース層)5上に絶縁膜を堆積してパターニングする
ことによってエッチングストッパ膜9を形成する。この
エッチングストッパ膜9は後述する側壁15の材料に対
して大きな選択比がとれ、下地のベース層5にダメージ
を与えないようにするためにウェット系のエッチングで
除去される材料例えばSiO2 等を使用するのが望まし
い。
【0023】その後、図3(d)に示すように、所定の
膜厚の多結晶シリコン膜10をCVD法等を用いて堆積
し、p型の不純物例えば、ボロンをイオン注入する。な
お、多結晶シリコン膜10を堆積してp型の不純物をイ
オン注入する代わりに、p型不純物が既にドープされた
多結晶シリコン膜を堆積しても良い。また、多結晶シリ
コン膜の代わりに高融点金属、例えばタングステンから
なる膜を堆積しても良い。導電性の多結晶シリコン膜1
0をパターニングした後、CVD法を用いて所定の膜厚
の酸化膜11および窒化膜12を順次堆積する(図3
(d)参照)。
【0024】次に図4(a)に示すように、フォトリソ
グラフィを用いて素子領域(活性領域)上の窒化膜1
2、酸化膜11、および多結晶シリコン膜10に開口1
4を形成する。その後図4(b)に示すように、例えば
SiNからなる絶縁物を所定の厚さに堆積し、異方性エ
ッチング例えばRIEを用いてエッチングすることによ
って開口14内に側壁15を形成する。続いて図4
(c)に示すように露出しているエッチングストッパ膜
9をウエットエッチング等を用いて選択的に除去し、エ
ミッタ領域を形成するための開口16を形成する。その
後、図4(d)に示すように、全面に多結晶シリコン膜
17を堆積し、n型の不純物例えば砒素をイオン注入
し、熱処理することによりベースエピタキシャル層5内
に拡散させ、エミッタ領域18を形成する。
【0025】なお、多結晶シリコン膜17を堆積してn
型の不純物を注入する代わりに、既にn型の不純物がド
ープされた多結晶シリコン膜を堆積するかまたはn型不
純物がドープされたシリコン結晶をエピタキシャル成長
させても良い。
【0026】その後は、多結晶シリコン膜17をパター
ニングすることによってエミッタ引き出し電極17を形
成する。そして周知の技術により絶縁膜(図示せず)を
全面に堆積し、この絶縁膜、窒化膜12、および絶縁膜
11に開口を設け、この開口を埋め込むように金属膜
(図示せず)を堆積し、この金属膜をパターニングする
ことによってエミッタ電極、ベース電極、コレクタ電極
を形成する。
【0027】この実施例の製造方法においては、横方向
の成長を制御可能なエピタキシャル技術によりベース層
5を形成することにより、従来の場合に必要であった外
部ベース領域を無くすることが可能となってコレクタ領
域3を従来の場合に比べて小さくすることができる。こ
れによりベース・コレクタ容量を低減することが可能と
なり、高速動作を行わせることができる。また、ベース
層5がコレクタ領域3と素子分離領域4の境界を覆うこ
とにより、エミッタ領域18からのキャリアは素子分離
領域4の境界面に沿ってコレクタ領域3に流れ込まず、
信頼性は向上する。
【0028】なお、上記実施例においては、エッチング
ストッパ膜9は、絶縁物から形成したが、図5に示すよ
うにベース領域5を形成する不純物と同型の不純物を含
む酸化膜9aから形成し、熱工程を加えることにより、
ベース領域5内に固相拡散層6を形成しても良い。これ
によりベース抵抗を上記実施例よりもさらに低くするこ
とが可能となり、ノイズを低減することができ、回路性
能を向上させることができる。なお、上記熱工程はエミ
ッタ領域を形成する際の熱工程と兼用しても良い。
【0029】なお、上記実施例においてはnpn型バイ
ポーラトランジスタについて説明したがpnp型バイポ
ーラトランジスタについても同様にして製造することが
できる。
【0030】
【発明の効果】なお、以上述べたように本発明によれ
ば、高速動作が可能で信頼性の高いものを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置の一実施例の構成図。
【図2】本発明による半導体装置の一実施例の構成図。
【図3】本発明による半導体装置の製造方法の一実施例
の製造工程断面図。
【図4】本発明による半導体装置の製造方法の一実施例
の製造工程断面図。
【図5】本発明による半導体装置の他の実施例の構成を
示す断面図。
【図6】従来の半導体装置の構成図。
【図7】従来の半導体装置の構成図。
【符号の説明】
1 p型シリコン基板 2 n+ 埋め込み層 3 コレクタエピタキシャル層(コレクタ領域) 3a コレクタコンタクト領域 4 素子分離領域 5 ベース領域(ベース層) 5a 外部ベース領域 5b 内部ベース領域 6 固相拡散領域 9 エッチングストッパ膜 9a 不純物を含む酸化膜 10 多結晶シリコン膜(ベース引き出し電極) 11 酸化膜 12 窒化膜 14 開口 15 側壁 16 開口 17 エミッタ引き出し電極(多結晶シリコン膜) 18 エミッタ領域 21,22 開口 23 エミッタ電極 24 ベース電極 25 コレクタ電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/331 H01L 29/732

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上の同一層内で、絶縁部によっ
    て囲まれるように形成された第1導電型のコレクタ領域
    と、 前記コレクタ領域を覆うように、このコレクタ領域およ
    び少なくとも前記絶縁部の前記コレクタ領域に隣接する
    領域まで延在するように形成された前記第1導電型とは
    異なる第2導電型のベース層と、 前記コレクタ領域上の、前記ベース層の表面領域に形成
    された第1導電型のエミッタ領域と、 前記エミッタ領域を囲むように前記ベース層上に形成さ
    れた第1の絶縁膜と、 前記ベース層と電気的に接続するように形成された引き
    出し層と、 この引き出し層とは絶縁膜によって電気的に絶縁される
    ように前記エミッタ領域上に形成された第1導電型の半
    導体層と、 を備え、 前記第1の絶縁膜は第2導電型の不純物を含む酸化膜で
    あって、前記ベース層には前記酸化膜からの固相拡散に
    よって形成された拡散層を備えていることを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】第1導電型の埋め込み層が形成された半導
    体基板上に、コレクタ層となる第1導電型の第1のエピ
    タキシャル層を形成する工程と、 前記第1のエピタキシャル層に溝を形成し、この溝に第
    1の絶縁膜を埋め込むことによって前記第1のエピタキ
    シャル層を絶縁分離する工程と、 横方向の成長を制御する選択エピタキシャル技術を用い
    て前記第1のエピタキシャル層上の領域およびこの領域
    に隣接する前記第1の絶縁膜上の一部の領域に、ベース
    層となる前記第1導電型とは異なる第2導電型の第2の
    エピタキシャル層を形成する工程と、この工程の後に、 前記第2のエピタキシャル層上の、前記第1のエピタキ
    シャル層を覆う領域に第2の絶縁膜を形成する工程と、 導電体膜を堆積して所定形状にパターニングした後、全
    面に第3の絶縁膜を形成する工程と、 前記第3の絶縁膜および導電体膜をパターニングするこ
    とにより、前記第2の絶縁膜上の、前記第1のエピタキ
    シャル層を覆う領域上に第1の開口を形成する工程と、 この第1の開口の側面に絶縁物からなる側壁を形成する
    工程と、 前記第2のエピタキシャル層が露出するまで前記第2の
    絶縁膜を選択的にエッチングし、前記第2の絶縁膜内に
    第2の開口を形成する工程と、 前記第1および第2の開口を埋め込むように、第1導電
    型の不純物を含む半導体膜を堆積する工程と、 熱処理することによって、前記半導体膜の不純物を前記
    第2のエピタキシャル層に固相拡散させることにより前
    記第2のエピタキシャル層にエミッタ領域となる第1導
    電型の半導体領域を形成する工程と、 を備え、 前記第2の絶縁膜は第2導電型の不純物を含む酸化膜か
    らなっており、熱処理することによって前記第2のエピ
    タキシャル層に前記酸化膜からの固相拡散によって拡散
    層を形成する工程を更に備えたことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
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