JP3254691B2 - バイポーラトランジスタの製造方法 - Google Patents

バイポーラトランジスタの製造方法

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JP3254691B2
JP3254691B2 JP21958391A JP21958391A JP3254691B2 JP 3254691 B2 JP3254691 B2 JP 3254691B2 JP 21958391 A JP21958391 A JP 21958391A JP 21958391 A JP21958391 A JP 21958391A JP 3254691 B2 JP3254691 B2 JP 3254691B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バイポーラトランジス
製造方法に関し、特にエミッタ領域の下方にこのエ
ミッタ領域と同一導電型の不純物領域が設けられたバイ
ポーラトランジスタ製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のバイポーラトランジスタを
示す断面図である。
【0003】P型シリコン基板1の表面には素子分離用
のシリコン酸化膜4が選択的に形成されており、基板1
はこのシリコン酸化膜4により複数個の素子領域に分割
されている。各素子領域においては、N型不純物が添加
された埋込コレクタ領域2が設けられており、この埋込
コレクタ領域2上にはエピタキシャル成長層3が約1μ
mの厚さで形成されている。このエピタキシャル成長層
3には、その表面から埋込コレクタ領域2に到達するコ
レクタ接続領域2aが選択的に形成されている。
【0004】このエピタキシャル成長層3上にはベース
領域11が選択的に形成されており、このベース領域1
1の表面にはエミッタ領域15が選択的に形成されてい
る。また、ベース領域11形成領域を除くエピタキシャ
ル成長層3上及びシリコン酸化膜4上には絶縁膜5が形
成されている。この絶縁膜5上にはベース引出し用のP
型多結晶シリコン膜6が選択的に形成されている。この
多結晶シリコン膜6は、ベース領域11上に選択的に形
成されたP型多結晶シリコン膜10を介して、ベース領
域11に電気的に接続されている。
【0005】多結晶シリコン膜6上を含む絶縁膜5上に
は、シリコン酸化膜7が形成されている。多結晶シリコ
ン膜6は、このシリコン酸化膜7に設けられたコンタク
ト孔7aを埋め込むと共にシリコン酸化膜7上に形成さ
れたアルミニウム電極14に電気的に接続されている。
また、ベース領域11上にはシリコン酸化膜7の表面か
らベース領域11に到達する開口部16が設けられてお
り、この開口部16の側壁にはシリコン酸化膜12が形
成されている。そして、この開口部16に埋め込まれた
N型多結晶シリコン膜13は、エミッタ領域15に選択
的に接続されている。このN型多結晶シリコン膜13
は、開口部16内からシリコン酸化膜7上に若干延出し
て形成されている。そして、このN型多結晶シリコン膜
13上にはアルミニウム電極14が形成されている。更
に、コレクタ接続領域2a上には、シリコン酸化膜7の
表面からコレクタ接続領域2aに到達するコンタクト孔
7bが設けられており、このコンタクト孔7bはシリコ
ン膜7上に所定のパターンで形成されたアルミニウム電
極14により埋め込まれている。
【0006】従来、上述の如く構成されたバイポーラト
ランジスタにおいて、素子を高速で動作させるために
は、高電流域でのベース拡がり効果(Kirk効果)に
よる遮断周波数の低減を抑制する必要がある。このため
には、エピタキシャル成長層3のN型不純物濃度を高く
するか、又は、エミッタ領域15の下方のエピタキシャ
ル成長層3にN型不純物原子を添加することが考えられ
る。しかし、エピタキシャル成長層3全体のN型不純物
濃度を高くすると、この高濃度のエピタキシャル成長層
3がベース領域11の下面に広範囲に接触するため、遮
断周波数は高くなるものの、コレクタ−ベース間の容量
値が増大し、素子の高速化が阻害される。さらに、コレ
クタ−ベース間の耐圧も劣化してしまう。従って、この
方法は現実的ではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】エピタキシャル成長層
3は埋込コレクタ領域2上にシリコンを900℃以上の
温度でエピタキシャル成長させることにより形成する。
このエピタキシャル成長層形成時には、オートドーピン
グにより埋込コレクタ領域2からエピタキシャル成長層
3に不純物が拡散するため、上記N型不純物原子添加領
域以外の領域においても、エピタキシャル成長層3の不
純物濃度が高くなる。その結果、上記N型不純物原子添
加領域を除く領域のエピタキシャル成長層3とベース領
域11との間のコレクタ−ベース間容量値が大きくな
り、素子の高速化が十分に達成できない。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、ベース拡がり効果による遮断周波数の低減
を抑制できると共にコレクタとベースとの間の容量値が
小さく、高速で動作するバイポーラトランジスタ製造
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
【0010】本発明に係るバイポーラトランジスタの製
造方法は、半導体基板の表面にコレクタ領域を形成する
工程と、分子線エピタキシャル成長法を使用して前記コ
レクタ領域上にシリコン膜を選択的に形成する工程と、
このシリコン膜に選択的に第2導電型不純物を導入して
不純物領域を形成する工程と、この不純物領域上を含む
前記シリコン膜上に第1導電型のベース領域を形成する
工程と、前記不純物領域の略直上の領域を少なくとも含
む部分の前記ベース領域の表面に前記第2導電型のエミ
ッタ領域を形成する工程とを有することを特徴とする。
【0011】本発明の他のバイポーラトランジスタの製
造方法は、半導体基板の表面に一導電型のコレクタ領域
を形成する工程と、前記コレクタ領域の一主表面上にシ
リコン膜を選択的に形成する工程と、前記シリコン膜上
に反対導電型のベース領域を形成する工程と、前記シリ
コン膜中に前記一導電型の不純物を選択的に導入して前
記一導電型の高濃度領域を形成する工程と、前記高濃度
領域の略直上で前記ベース領域の一主表面上に前記一導
電型のエミッタ領域を形成する工程とを有することを特
徴とする。
【0012】
【作用】本発明においては、第1導電型のベース領域の
下方にシリコン膜が配置されており、このシリコン膜に
は、エミッタ領域に整合して、他の部分よりも不純物濃
度が高い第2導電型の不純物領域が設けられている。こ
のシリコン膜は、従来のエピタキシャル成長層とは異な
るものであり、エピタキシャル成長層とベース領域との
間に配置される。これにより、埋込コレクタ領域を含む
コレクタ領域から不純物がこのシリコン膜に拡散するこ
とを抑制でき、このシリコン膜の不純物濃度を所定の濃
度に維持することができる。このため、シリコン膜とベ
ース領域との間の容量値を小さくすることができる。従
って、本発明に係るバイポーラトランジスタは、ベース
拡がり効果による遮断周波数の低減を抑制することがで
きると共に、高速で動作することができる。
【0013】なお前記シリコン膜を超高真空CVD法ま
たは分子線エピタキシャル成長法により形成すると、形
成時の温度を比較的低くすることができ、コレクタ領域
からこのシリコン膜中に不純物が拡散することを抑制で
きる。従って、前記シリコン膜は超高真空CVD法また
は分子線エピタキシャル成長法により形成されたもので
あることが好ましい。
【0014】また、本発明による製造方法においては、
先ず、半導体基板の表面にコレクタ領域を形成した後、
超高真空CVD法又は分子線エピタキシャル成長法によ
り前記コレクタ領域上にシリコン膜を選択的に形成す
る。この超高真空CVD法及び分子線エピタキシャル成
長法においては、比較的低温でシリコン膜を形成するこ
とができる。従って、シリコン膜形成時にコレクタ領域
からこのシリコン膜に不純物が拡散することを抑制で
き、シリコン膜の不純物濃度を所定の濃度に維持するこ
とができる。次いで、このシリコン膜に選択的に不純物
を導入して第2導電型の不純物領域を形成した後、この
不純物領域上を含む前記シリコン膜上に第1導電型のベ
ース領域を形成する。その後、このベース領域の表面の
第2導電型の前記不純物領域の直上域内の領域を少なく
とも含む部分にエミッタ領域を形成する。このようにし
て、本発明方法により、上述した構造を有し、コレクタ
とベースとの間の容量値が小さく、高速で動作するバイ
ポーラトランジスタを容易に製造することができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施例に係るバイポ
ーラトランジスタの断面図、図2はその製造方法を説明
するための製造工程順の断面図である。
【0017】先ず、図2の分図(a)に示すように、ヒ
素の不純物濃度が10の19乗原子/立方センチメート
ルの埋込コレクタ領域2、リンの不純物濃度が10の1
6乗原子/立方センチメートルのエピタキシャル成長層
3、リンの不純物濃度が10の18乗乃至19乗原子/
立方センチメートルのコレクタ接続領域2a、選択酸化
法によるシリコン酸化膜4を形成する。そして全面に絶
縁膜5(例えば約1000オングストロームの厚さのシ
リコン酸化膜)を形成し、この絶縁膜5を写真蝕刻法に
より所定の形状にパターニングする。
【0018】次に分図(b)に示すように絶縁膜5の開
口に露出したエピタキシャル成長層3上に分子線エピタ
キシャル成長法または超高真空CVD(Ultra H
igh Vacuum CVD)法によって100〜1
000オングストロームの厚さでシリコン膜9を形成す
る。分子線エピタキシャル成長法で形成する場合には、
例えばジシランとN型不純物を供給するホスフィンとを
送り、温度を300℃〜500℃、成長圧力を10の−
6乗Torrとする。超高真空CVD法で形成する場合
には、例えばジシランとホスフィンとを供給し、温度を
570℃〜700℃、成長圧力を10の−4乗Torr
とする。次に全面にボロン原子を濃度2〜4×10の1
8乗原子/立方センチメートルで添加したシリコン膜を
約1000オングストロームの厚さで、光CVD法ある
いは低温CVD成長法により形成する。この工程により
ボロン原子を添加したシリコン膜は、絶縁膜5上では多
結晶シリコン膜6aとなり、シリコン膜9上では単結晶
シリコン膜となりベース領域11を形成する。
【0019】次に写真蝕刻法により多結晶シリコン膜6
aをパターニングした後、シリコン酸化膜7を約200
0オングストロームの厚さでCVD法などで形成する。
その後エミッタ形成予定領域のシリコン酸化膜7を選択
的に除去し分図(b)のように開口を設ける。
【0020】次に図1に示すように例えばリン原子をド
ーズ量2×10の12乗原子/平方センチメートル、エ
ネルギー200keVのイオン注入法でシリコン酸化膜
7の開口からシリコン膜9およびエピタキシャル成長層
3中に添加しN型不純物濃度の高い領域9a,3aを形
成する。この場合に、リンの不純物濃度のピークがベー
ス領域11よりも例えば1000オングストローム〜1
500オングストロームだけ深い場所に形成されるよう
にイオン注入する。このようにすると、ベース領域11
中に添加されるN型不純物の不純物濃度は10の16乗
原子/立方センチメートル程度となり、一方、ベース領
域11中のP型不純物の不純物濃度は10の18乗原子
/立方センチメートル程度なので領域11をP型ベース
として働かせることができる。したがってN型領域はベ
ース領域直下に形成される。次にヒ素原子が10の20
乗乃至21乗原子/立方センチメートルで添加されたN
型多結晶シリコン膜13を全面に形成した後、この多結
晶シリコン膜13をパターニングする。その後熱処理を
施すことにより、多結晶シリコン膜13からベース領域
11にヒ素原子を拡散させて、不純物濃度のピークが1
0の20乗原子/立方センチメートルのエミッタ領域1
5を得る。次いでベースおよびコレクタ引出し用のコン
タクト孔を選択的に形成し、このコンタクト孔及び多結
晶シリコン膜13上にアルミニウム電極14を選択的に
形成する。こうして、本実施例のバイポーラトランジス
タが完成する。
【0021】本実施例によれば、P型ベース領域11の
下でN型エミッタ領域15の直下にN型の高濃度領域9
aが形成されているのでKirk効果による遮断周波数
の低下を抑制することができ高速動作ができる。さら
に、ベース領域11とエピタキシャル成長層3との間に
はエピタキシャル成長層3よりも不純物濃度が小さいシ
リコン膜9が設けられ、このシリコン膜9の中に高濃度
領域9aが設けられているので、コレクタ−ベース間の
実質的な容量はベース領域11と高濃度領域9aとで決
まるので、従来のバイポーラトランジスタよりもコレク
タ−ベース間容量を小さくすることができ、高速動作を
することができる。さらに、エピタキシャル成長層3形
成時に埋込コレクタ領域2から不純物が拡散してエピタ
キシャル成長層3の不純物濃度が高くなっても、低濃度
のシリコン膜9が設けられているのでコレクタ−ベース
間容量の上昇を小さくおさえることができる。
【0022】さらに本実施例の製造方法によれば、ベー
ス領域9とエピタキシャル成長層3との接触形状を写真
蝕刻法で決定するので、従来例で説明したセルフアライ
ン型のバイポーラトランジスタよりもベースとコレクタ
の接触面積は大きくなる。したがって、低濃度のシリコ
ン層9を入れることによりコレクタ−ベース容量はセル
フアライン型に適用した場合の容量の低減率よりも、大
きい低減率を得ることが可能である。加えて、N型の高
濃度領域9a及び3aはシリコン酸化膜7に設けられた
開口を介して形成され、多結晶シリコン膜13のエミッ
タはこの開口を埋めるように形成され、単結晶シリコン
のエミッタ領域15はこの開口から熱拡散して形成され
る。したがって、エミッタ領域15の直下に高濃度領域
9a及び3aを自己整合的に容易に形成することができ
る。よって、Kirk効果を抑制するために適した構造
を容易に製造することができる。
【0023】なお本実施例は、ベース領域及びベース引
出し領域を1回のシリコン膜成長により形成する簡易構
造においても適用が可能である。
【0024】本実施例では、コレクタ領域が埋込領域2
とエピタキシャル成長層3とで構成された構造について
説明したが、シリコン基板1にN型不純物濃度が例えば
10の19乗原子/立方センチメートルの高濃度コレク
タ領域を拡散により形成した構造にも適用できる。この
場合には、N型の高濃度領域9aを形成するためのリン
のイオン注入は、N型不純物濃度のピークがシリコン膜
9の中心付近にくるように設定して行えばよい。このよ
うにすれば、ベース領域11中にもリン原子は添加され
るがP型不純物によるベース濃度よりも充分低く形成す
るのでN型領域はベース領域直下に形成される。
【0025】図3は本発明の第2の実施例に係るバイポ
ーラトランジスタを示す断面図である。
【0026】本実施例が従来と異なる点はベース11と
埋込コレクタ領域2との間の構成が異なることにあり、
その他の構成は基本的には従来と同様であるので、図3
において図8と同一物には同一符号を付してその詳しい
説明は省略する。
【0027】P型シリコン基板1にはN型埋込コレクタ
領域2が設けられており、このN型埋込コレクタ領域2
上にはエピタキシャル成長層3が形成されている。この
エピタキシャル成長層3には、リンが注入されたリン注
入領域3aが選択的に設けられている。このエピタキシ
ャル成長層3上には、約300オングストロームの厚さ
でシリコン膜9が設けられている。このシリコン膜9に
は、N型不純物原子例えばリンが約10の16乗乃至3
×10の17乗原子/立方センチメートルの濃度で導入
されたN+ 型不純物領域9aが選択的に設けられてい
る。なお、シリコン膜9の不純物濃度は、不純物領域9
aの不純物濃度よりも低く、且つ約10の16乗原子/
立方センチメートル以下である。
【0028】このシリコン膜9上には、ベース領域11
が約500乃至1000オングストロームの厚さで形成
されている。そして、このベース領域11の表面には、
従来と同様に、エミッタ領域15が選択的に設けられて
いる。なお、前述したリン注入領域3a及び不純物領域
9aは、このエミッタ領域15の略直下に配置されてい
る。
【0029】本実施例においては、ベース領域11とエ
ピタキシャル成長層3との間に不純物濃度が低いシリコ
ン膜9が設けられており、エミッタ領域15の略直下に
N型不純物濃度が高い不純物領域9aが配置されてい
る。これにより、高電流域でのベース拡がり効果を抑制
することができる。
【0030】この場合に、N+ 型不純物領域9aのN型
不純物濃度は他の部分のシリコン膜9に比して高いた
め、コレクタ−ベース間の容量値はベース領域11及び
+ 型不純物領域9aにより決定される。また、シリコ
ン膜9は埋込コレクタ領域2から離隔して配設されてい
るため、埋込コレクタ領域2からシリコン膜9中に不純
物が拡散することが抑制され、シリコン膜9の不純物濃
度を制御することが容易である。これにより、シリコン
膜9とベース領域11との間の寄生容量を、従来に比し
て著しく低減することができ、バイポーラトランジスタ
を高速で動作させることができる。
【0031】図4は本実施例に係るバイポーラトランジ
スタの製造方法を工程順に示す断面図である。
【0032】先ず、分図(a)に示すように、拡散法に
より、P型シリコン基板1の表面にヒ素原子を選択的に
導入して、不純物濃度10の19乗原子/立方センチメ
ートルの埋込コレクタ領域2を形成する。その後、エピ
タキシャル成長法により、シリコン基板1上に約0.5
μmの厚さでリンの不純物濃度が10の16乗原子/立
方センチメートルのオーダーのエピタキシャル成長層3
を形成する。このとき、埋込コレクタ領域2からエピタ
キシャル成長層3に不純物原子が拡散して、埋込コレク
タ領域2が拡大する。次に、このエピタキシャル成長層
3の表面から、900℃で不純物濃度が10の18乗乃
至19乗原子/平方センチメートルのリンを拡散させ、
埋込コレクタ領域2に到達するコレクタ接続領域2aを
選択的に形成すると共に、エピタキシャル成長層3の表
面から埋込コレクタ領域2に到達するシリコン酸化膜4
を約1μmの厚さで選択的に形成し、このシリコン酸化
膜4によりエピタキシャル成長層3を複数の素子領域に
素子分離する。その後、全面に約1000オングストロ
ームの厚さで例えばシリコン酸化膜からなる絶縁膜5を
形成する。そして、CVD(気相成長)法を使用して、
この絶縁膜5上にボロンの不純物濃度が10の19乗乃
至20乗原子/立方センチメートルのP型多結晶シリコ
ン膜6を約2000オングストロームの厚さで形成し、
この多結晶シリコン膜6を写真蝕刻法により所定の形状
にパターニングする。
【0033】次に、全面に、シリコン酸化膜7を例えば
約2000オングストロームの厚さで形成する。その
後、エミッタ形成予定領域のシリコン酸化膜7及びP型
多結晶シリコン膜6を選択的に除去して開口部16を設
ける。そして、この開口部16において露出した部分の
多結晶シリコン膜6の表面を酸化させることにより、多
結晶シリコン膜6の側部をシリコン酸化膜で被覆する。
【0034】次に、分図(b)に示すように、シリコン
酸化膜7をマスクとして、絶縁膜5を選択的に蝕刻す
る。このとき、横方向(基板表面に沿う方向)にも蝕刻
を進行させて、開口部16の側方の多結晶シリコン膜6
の下方に空間を形成し、エピタキシャル成長層3及び多
結晶シリコン膜6を部分的に露出させる。その後、分子
線エピタキシャル成長法を使用して、開口部16におい
て露出した部分のエピタキシャル成長層3上に約100
オングストロームの厚さでシリコン膜9を形成すると共
に、開口部16において露出した部分の多結晶シリコン
膜6の下方に多結晶シリコン膜8を形成する。ジシラン
とN型不純物を供給するためのホスフィンとを成長圧力
約10の−6乗Torr、温度は300乃至500℃で
供給する。シリコン膜9を超高真空CVD法を用いて形
成する時は、例えばジシランを成長圧力10の−4乗T
orr、温度570℃〜700℃で供給する。また、こ
のシリコン膜9はN型不純物原子が導入されていないノ
ンドープシリコンか、又は不純物濃度が10の16乗原
子/立方センチメートル以下であるN型シリコンにより
形成する。N型に添加するときは例えばホスフィンを供
給しながら成長させる。
【0035】次に、分図(c)に示すように、シリコン
酸化膜7をマスクとしシリコン膜9及びエピタキシャル
成長層3にリンを開口部16を介して選択的にイオン注
入して、N+ 型不純物領域9a及びリン注入領域3aを
形成する。その後、シリコン膜9上に、P型不純物原子
ボロンが濃度2〜4×10の18乗原子/立方センチメ
ートルで添加されたベース領域11を約500オングス
トロームの厚さで形成すると共に、このベース領域11
とシリコン膜8との間に不純物濃度2〜4×10の18
乗原子/立方センチメートルでP型多結晶シリコン膜1
0を形成する。
【0036】次に、図3に示すように、減圧CVD法に
より、全面に2000オングストロームの厚さでシリコ
ン酸化膜12を形成した後、このシリコン酸化膜12に
対しエッチングバックを施して、開口部16の側壁にの
みこのシリコン酸化膜12を残存させる。そして、ヒ素
原子が添加された不純物濃度10の20乗乃至21乗原
子/立方センチメートルのN型多結晶シリコン膜13を
全面に形成した後、この多結晶シリコン膜13をパター
ニングする。その後、熱処理を施すことにより、多結晶
シリコン膜13からベース領域11にヒ素原子を拡散さ
せて、不純物濃度のピークが10の20乗原子/立方セ
ンチメートルのエミッタ領域15を得る。また、この熱
処理により、P型多結晶シリコン膜6,10からN型多
結晶シリコン膜8にP型不純物原子が拡散して、多結晶
シリコン膜8はP型多結晶シリコン膜10の一部にな
る。
【0037】次いで、ベース及びコレクタ引出し用のコ
ンタクト孔7a,7bを選択的に形成し、このコンタク
ト孔7a,7bを埋め込むと共に、シリコン膜7及び多
結晶シリコン膜13上にアルミニウム電極14を選択的
に形成する。こうして、本実施例のバイポーラトランジ
スタが完成する。
【0038】例えば、縦が1μm、横が2μmのエミッ
タ領域を有し、ベース領域が10の16乗原子/立方セ
ンチメートル以上の濃度のコレクタ領域と接触している
バイポーラトランジスタの場合に、従来はベース領域の
面積が6μ平方メートル(2×3)であるのに対し、本
実施例のバイポーラトランジスタにおいては、ベース領
域の実質的な面積が2μ平方メートル(1×2)であ
り、従来の1/3と極めて小さく、コレクタ−ベース間
の容量値は従来の約1/2に低減される。
【0039】さらに、N+ 型不純物領域9aは開口部1
6を介して形成され、エミッタ領域15はこの開口部1
6の内壁に設けられた酸化膜12で囲まれた領域内に形
成されるので領域9aと領域15とは自己整合的に形成
することができる。
【0040】さらに、本実施例によればN+ 型不純物領
域9aはベース領域11及びエミッタ領域15を形成す
る前に形成するので、不純物原子をエミッタ領域15及
びベース領域11を通過してエピタキシャル成長層3に
到達させるような、高エネルギーのイオン注入を行う必
要がない。したがって、イオン注入により生じる結晶欠
陥によりひきおこされるエミッタ−ベース間及びベース
−コレクタ間のリーク電流が発生しない。
【0041】さらに、本実施例によれば絶縁膜5及びシ
リコン膜9の厚みを制御することによりベース幅が決定
されるので、ベース幅を小さくすることにより高速動作
が可能なバイポーラトランジスタを製造することができ
る。
【0042】なお、シリコン膜9内にのみリンを注入し
てN+ 型不純物領域9aを形成したものでも高電流域で
のベース拡がり効果を抑制することができ、さらにリン
注入領域3aがあるとより好ましい。
【0043】図5は本発明の第3の実施例に係るバイポ
ーラトランジスタの断面図である。本実施例は、第2の
実施例の絶縁膜5がシリコン酸化膜5a,シリコン窒化
膜5b、及びシリコン酸化膜5cからなる三層構造を有
していることに特徴がある。この他の構成は、第2の実
施例と同じであるので同じ構成には同じ符号を付してそ
の詳しい説明を省略する。
【0044】図6は本実施例に係るバイポーラトランジ
スタの製造方法を工程順に示す断面図である。図6にお
いて図4と同一物には同一符号を付してその詳しい説明
は省略する。
【0045】先ず、分図(a)に示すように、シリコン
基板1上にヒ素の不純物濃度が10の19乗原子/立方
センチメートルの埋込コレクタ領域2、リンの不純物濃
度が10の16乗原子/立方センチメートルのオーダー
のエピタキシャル成長層3、リンの不純物濃度が10の
18乗乃至19乗原子/立方センチメートルのコレクタ
接続領域2a及びシリコン酸化膜4を形成する。そし
て、全面に厚さが200オングストロームのシリコン酸
化膜5cを形成し、このシリコン酸化膜5c上に厚さが
400オングストロームのシリコン窒化膜5b及び厚さ
が400オングストロームのシリコン酸化膜5aを形成
する。次に、このシリコン酸化膜5a上にボロンの不純
物濃度が10の19乗乃至20乗原子/立方センチメー
トルのP型多結晶シリコン膜6を選択的に形成し、全面
にシリコン酸化膜7を形成する。その後、エミッタ形成
予定領域に、シリコン酸化膜7の表面からシリコン酸化
膜5aに到達する開口部16を設ける。
【0046】次に、分図(b)に示すように、異方性蝕
刻法を使用して、開口部16におけるシリコン酸化膜5
aを除去してシリコン窒化膜5bを露出させる。その
後、このシリコン窒化膜5bをリン酸により横方向に5
000オングストローム程度蝕刻することにより、この
領域のシリコン窒化膜5bを除去してシリコン酸化膜5
cを選択的に露出させる。そして、この露出させた部分
のシリコン酸化膜5cをフッ化水素酸により除去して、
エピタキシャル成長層3を選択的に露出させる。このと
き、第2の実施例とは異なり、多結晶シリコン膜6の開
口部16側の下面は、シリコン酸化膜5aにより覆われ
ている。次に、分子線エピタキシャル成長法により、例
えば第2の実施例で説明した形成条件で露出した部分の
エピタキシャル成長層3上にノンドープ又はN型不純物
として例えばリンが約10の16乗原子/立方センチメ
ートル以下の濃度で添加されたシリコンを約100乃至
200オングストロームの厚さで成長させて、シリコン
膜9を形成する。
【0047】次いで、分図(c)に示すように、このシ
リコン膜9にリン等のN型不純物原子を10の16乗乃
至10の18乗原子/立方センチメートルの濃度で選択
的にイオン注入して、N+ 型不純物領域9aを形成す
る。その後、シリコン酸化膜5aの多結晶シリコン膜6
の開口部16の下面を被覆している部分をフッ化水素酸
により除去する。そして、分子線エピタキシャル成長法
を使用して、シリコン膜9上に約500オングストロー
ムの厚さでP型不純物として例えばボロンの濃度2〜4
×10の18乗原子/立方センチメートルのベース領域
11を形成すると共に、このベース領域11と多結晶シ
リコン膜6との間にボロンの不純物濃度が2〜4×10
の18乗原子/立方センチメートルの多結晶シリコン膜
10を形成する。その後、第2の実施例と同様にして、
ヒ素の不純物濃度が10の20乗乃至21乗/立方セン
チメートルのN型多結晶シリコン膜13、ヒ素の不純物
濃度のピークが10の20乗原子/立方センチメートル
のエミッタ領域15及びアルミニウム電極14等を形成
する。こうして、図5に示すバイポーラトランジスタが
完成する。
【0048】第2の実施例の製造方法においては、ベー
ス領域11とP型多結晶シリコン膜6との接続に際し、
P型多結晶シリコン膜6,10からN型多結晶シリコン
膜8にP型不純物原子を拡散させ、これによりN型多結
晶シリコン膜8をP型多結晶シリコン膜10に変換して
いた。{図4の分図(c)に示す工程}。従って、第2
の実施例におけるP型多結晶シリコン膜10にはN型不
純物原子が含有されている。これに対し、本実施例の製
造方法によるバイポーラトランジスタにおいては、多結
晶シリコン膜10内にはN型不純物原子が含有されない
ので、ベース抵抗の増大及びベース引出し部の接続不良
等の不都合が発生する虞れがないという利点がある。
【0049】なお、本実施例においてもシリコン膜9を
超高真空CVD法を用いて形成してもよい。例えばジシ
ランを570℃〜700℃、真空度10の−4乗Tor
rで供給して形成する。N型に添加するためには例えば
ホスフィンも供給しながら成長させればよい。
【0050】図7は本発明の第4の実施例に係るバイポ
ーラトランジスタの断面図である。本実施例が第2の実
施例と異なる点はエピタキシャル成長層3が設けられて
いないことにあり、その他の構造は基本的には第2の実
施例と同様であるので、図7において図3と同一物には
同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0051】シリコン基板1の表面には素子分離用のシ
リコン酸化膜4が選択的に形成されており、このシリコ
ン酸化膜4に囲まれた領域にはN型不純物濃度が10の
19乗原子/立方センチメートルのコレクタ領域2bが
形成されている。このコレクタ領域2b上にはシリコン
膜9が選択的に形成されており、このシリコン膜6上に
はボロンの不純物濃度が2〜4×10の18乗原子/立
方センチメートルのベース領域11が形成されている。
このベース領域11の表面にはヒ素の不純物濃度のピー
クが10の20乗原子/立方センチメートルのエミッタ
領域15が設けられており、このエミッタ領域15の下
方のシリコン膜9にはリンの不純物濃度が10の16乗
乃至17乗原子/立方センチメートルのN+ 型不純物領
域9aが設けられている。
【0052】このシリコン膜9及びベース領域11が形
成された領域を除く埋込コレクタ領域2b及びシリコン
酸化膜4上には、絶縁膜5が形成されている。この絶縁
膜5上には、第2の実施例と同様に、P型多結晶シリコ
ン膜6及びシリコン酸化膜7が形成されている。また、
ベース領域11上には、第2の実施例と同様に、シリコ
ン酸化膜12、ヒ素の不純物濃度が10の20乗乃至2
1乗原子/立方センチメートルのエミッタ引出し用N型
多結晶シリコン膜13及びアルミニウム電極14が形成
されている。
【0053】ボロンの不純物濃度が2〜4×10の18
乗原子/立方センチメートルのベース領域11とボロン
の不純物濃度が10の19乗乃至20乗原子/立方セン
チメートルのP型多結晶シリコン膜6との間には、P型
多結晶シリコン膜10が形成されている。この膜10は
ベース領域11を形成するときに同時に形成される。そ
して、ベース領域11は、この多結晶シリコン膜10,
6を介してコンタクト孔7aを埋め込むアルミニウム電
極14に電気的に接続されている。また、コレクタ領域
2bは、シリコン酸化膜7の表面からコレクタ領域2b
に到達するコンタクト孔7bを埋め込むアルミニウム電
極14に電気的に接続されている。
【0054】本実施例のバイポーラトランジスタは、エ
ピタキシャル成長層を形成しないこと以外は、第2の実
施例方法と同様にして形成することができる。すなわ
ち、シリコン基板1にヒ素のシリカ膜を形成し、熱拡散
させて不純物濃度が10の19乗原子/立方センチメー
トルのコレクタ領域2を形成し、さらに、その後選択酸
化法により素子分離のためのシリコン酸化膜4を形成す
る。さらに、分子線エピタキシャル成長技術を使用し
て、温度300〜500℃、成長圧力10の−6乗To
rrでジシランとホスフィンとを供給して低濃度N型シ
リコン膜9をコレクタ領域2b上に形成する。従って、
比較的低温でN型シリコン膜9を形成することができ、
コレクタ領域2bからシリコン膜9にN型不純物原子が
拡散することを回避することができる。これにより、コ
レクタ領域2bから拡散する不純物原子に起因するベー
ス−コレクタ間の容量値の増大及びベース−コレクタ間
の耐圧の劣化等の不都合を回避することができる。ま
た、本実施例においては、エピタキシャル成長層3及び
コレクタ接続領域2a(図3参照)を製造する必要がな
く、第2の実施例に比して、製造工程数を著しく削減す
ることができるという利点がある。本実施例において
も、シリコン膜9を超高真空CVD法により形成しても
よい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
2導電型のコレクタ領域の上のシリコン膜上に第1導電
型のベース領域を形成し、このベース領域の表面に形成
されたエミッタ領域の略直下の上記シリコン膜中に他の
部分よりも不純物濃度が高い第2導電型の不純物領域を
設けたので、ベース拡がり効果による遮断周波数の低減
を抑制することができると共に、ベース−コレクタ間の
容量値を小さくすることができ、高速動作が可能なバイ
ポーラトランジスタを得ることができる。
【0056】また、本発明の製造方法においては、超高
真空CVD法または分子線エピタキシャル成長法を使用
してコレクタ領域上にシリコン膜を形成するから、この
シリコン膜を比較的低温で形成することができる。これ
により、コレクタ領域から上記シリコン膜中に不純物が
拡散することを抑制でき、前記シリコン膜の不純物濃度
を所定の値に維持することができる。従って、上述のベ
ース−コレクタ間の容量値が小さく、高速動作が可能な
バイポーラトランジスタを容易に製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るバイポーラトラン
ジスタの断面図である。
【図2】第1の実施例のバイポーラトランジスタの製造
方法を工程順に示す断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係るバイポーラトラン
ジスタの断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例のバイポーラトランジス
タの製造方法を工程順に示す断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係るバイポーラトラン
ジスタの断面図である。
【図6】本発明の第3の実施例に係るバイポーラトラン
ジスタの断面図である。
【図7】本発明の第4の実施例に係るバイポーラトラン
ジスタの断面図である。
【図8】従来のバイポーラトランジスタの断面図であ
る。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面に第2導電型のコレク
    タ領域を形成する工程と、超高真空CVD法または分子
    線エピタキシャル成長法を使用して前記コレクタ領域上
    にシリコン膜を選択的に形成する工程と、このシリコン
    膜に選択的に第2導電型不純物を導入して不純物領域を
    形成する工程と、この不純物領域上を含む前記シリコン
    膜上に第1導電型のベース領域を形成する工程と、前記
    不純物領域の略真上の領域を少なくとも含む部分の前記
    ベース領域の表面に前記第2導電型のエミッタ領域を形
    成する工程とを有することを特徴とするバイポーラトラ
    ンジスタの製造方法。
  2. 【請求項2】 一導電型のコレクタ領域を形成する工程
    と、前記コレクタ領域の一主表面上にシリコン膜を選択
    的に形成する工程と、前記シリコン膜上に反対導電型の
    ベース領域を形成する工程と、前記シリコン膜中に前記
    一導電型の不純物を選択的に導入して前記一導電型の高
    濃度領域を形成する工程と、前記高濃度領域の略直上で
    前記ベース領域の一主表面上に前記一導電型のエミッタ
    領域を形成する工程とを有することを特徴とするバイポ
    ーラトランジスタの製造方法。
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