JP3351178B2 - 操作表示器 - Google Patents

操作表示器

Info

Publication number
JP3351178B2
JP3351178B2 JP16496395A JP16496395A JP3351178B2 JP 3351178 B2 JP3351178 B2 JP 3351178B2 JP 16496395 A JP16496395 A JP 16496395A JP 16496395 A JP16496395 A JP 16496395A JP 3351178 B2 JP3351178 B2 JP 3351178B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
display
current value
program
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16496395A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0916252A (ja
Inventor
倫之 中間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP16496395A priority Critical patent/JP3351178B2/ja
Publication of JPH0916252A publication Critical patent/JPH0916252A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3351178B2 publication Critical patent/JP3351178B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラマブルコント
ローラなどの制御装置を介して制御対象の状態を表示し
たり、制御装置に操作信号を入力するための操作表示器
に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に従来の操作表示器(以下の説明で
は、PODと略記する(POD:Programmable Operati
on Display)の一例の説明図を示す。図において、A1
は、制御装置の一つの種類であるシーケンス制御を主と
して行うプログラマブルコントローラ(Programmable C
ontroller 以下の説明ではPCと略記する)であり、PL
はPCA1の制御対象であるプラントである。プラントPL
は、液LQを所定の温度範囲内に加熱して次工程に送出す
るプラントであり、液LQは、バルブV2を経由してタンク
TKに注入され、タンクTK内に設置された蒸気を循環させ
るヒータHTによって加熱され、加熱された液LQはポンプ
P によってバルブV3を経て次工程に送出される。ヒータ
への蒸気の流量はバルブV1によって加減され、液LQの温
度は温度計Tによって測定され、タンクTK内の液LQの液
面は液面計H によって測定され、送出流量は流量計FL
によって計測される。PCA1は、温度計Tからの温度の
データと、流量計FLからの送出流量のデータとから、蒸
気の流量が適切な値になるようにバルブV1を制御し、液
面計Hのデータから、タンクTK内の液面が所定範囲内に
なるようにバルブV2を介して流入する液LQの量を制御す
る。PCA1は上述の制御を行うために、PCA1の操作の
対象であるバルブV1,V2,V3, モータM などの間でそれぞ
れ交信をする信号S1〜S3を伝送するための信号線が操作
対象ごとに必要であり、またプラントPLの状態を表す温
度計T、液面計H、流量計FLなどからの信号S10 〜S12
などを伝送するための信号源それぞれからの信号線が必
要である。従って、PCA1とプラントPLの間には多数の
信号線を配線する必要がある。また、プラントPLと動作
状態を表す液LQの流量や温度などによって、プラントPL
が正常に作動しいてるか否かを監視する必要があり、流
量や、温度の目標値の変更を要する場合もある。そこで
PC1Aには、流量や温度の目標値を設定したり、作動の
状態を示す表示灯などが装備されている。
【0003】上述の例に示したとおり、一般的に、PC
と制御対象の間には多数の信号線の配線を要し、しかも
信号線へのノイズの進入は許容される水準以下に制限す
る必要がある。従って、PCは制御対象の近傍に設置す
ることが要求される。ところが、PCが制御対象の近傍
に設置されると、制御対象を操作したり、制御対象の状
態を監視する場合には、操作や監視は全てPCを介して
行われているので、その都度PCの設置場所に行かなく
てはならない。そこで、PCの設置場所から離れた場所
からでも、PCに操作信号を送信したり、PCに保有さ
れいる制御対象の情報を送信させ表示するための装置と
してPODが使用されている。
【0004】図7において、PDはPODであり、POD
PDは信号線SLでPCA1に接続され、る。信号線SLは、P
ODPDとPCA1との間で交信される信号を伝送する信号
線であり、PODPDとPCA1との間の交信は標準的な直
列伝送方式を使用するので、PCA1とプラントPLとの間
の信号線の数に比較すると信号線SLの本数は極く少な
い。図示のとおりPODPDは、操作スイッチOSi (i は
複数個ある操作スイッチOSの番号であり、その一つを代
表する番号)、表示画面DSを備える。操作スイッチOSi
は、PCA1を介してプラントPLを構成する各部分への操
作信号、例えばモータMを始動したり停止させる信号、
温度の設定値を更新するデータなどを生成するスイッチ
と、PCA1が保有するデータ、例えば、液LQの温度を送
信する指令をPCA1に与えるスイッチとを含むスイッチ
群である。表示画面DSは、制御対象であるプラントPLの
状態を表す量のうちアナロク表示が適切な量を表示する
ための指示計器様式の画面PT1 を含む表示画面である。
【0005】PODPDを使用して、例えばポンプP を始
動させる場合には、操作スイッチOSi の内の、ポンプP
を駆動するモータMを始動させる操作スイッチを押す。
このスイッチが押されるとPODは、モータMを始動さ
せるコードを生成し、このコードを信号線SLを経由して
PCA1に送信する。このコードを受信したPCA1は、コ
ードをデコードし、デコードした結果に従ってモータM
を始動する。また、液LQの温度を表示させたい場合は、
表示を指令するための操作スイッチOSi の内の一つのス
イッチを押すと、液LQの温度の表示指令信号がPCA1に
送信され、この信号を受信したPCA1は、PODPDに液
LQの温度のデータを送信し、このデータを受信したPO
DPDは、予め保有する温度表示プログラムの内の未定に
してある指示すべきデータの値を確定し、このプログラ
ムによって指示計器様式画面PT1として表示する。
【0006】図8に、図7に示したPODPDの内部を示
したブロック図を示す。図示のとおりPODPDは、制御
演算手段1、プログラム記憶手段としてのプログラム記
憶部2、データ記憶手段としてのデータ記憶部3、入力
手段である入力部4、図7に示した表示画面DSを有する
表示手段である表示部5、信号線SL(図7を参照)を経
由してPCA1(図7を参照)と交信する信号を入出力す
る回路である第1入出力部6、PODPDのプログラムを
作成する図外の画面作成装置と交信する信号を入出力す
る回路である第2入出力部7からなる。制御演算手段1
はプログラム記憶部2に格納されているプログラムを実
行してPODPDの機能を実現する。なお、以下の説明で
は、制御演算手段1がプログラムを実行することによっ
て実現する機能はプログラムが行うものとして説明す
る。
【0007】プログラム記憶部2には、入力部の操作ス
イッチOSi からの信号を入力し、このスイッチに対応し
たコードを生成したり、第1入出力部6や第2入出力部
7から入出力する信号を制御したり、データ記憶部3の
画面領域D0にあるデータを表示部5に表示するなどのP
ODPDの基本的な動作を行うプログラムP0と、表示内容
を制御対象に応じた特別な内容にするプログラムである
表示プログラムP1とが格納されている。データ記憶部3
には、表示部5の表示画面を構成する画素の一つ一つに
対応するデータからなる画面領域D0と、画面領域D0の内
容を決めるデータを格納する記憶領域である画面情報領
域D1と、制御演算手段1がプログラムを実行するに当た
って動的に使用するデータ領域であるワーク領域D2など
の領域が設けられている。
【0008】図9は、図7に示したPODPDの表示画面
DS上の画面の一例を示した図である。この画面は、図7
に示したプラントPLの液LQの温度を表示した場合を示し
ている。PODPDからPCA1に液LQのデータを送信させ
る信号を送ると、PCA1は、PCA1が保有する液LQの温
度に関係するデータとして、温度の現在値、過去に発生
した液LQの温度の内の最小温度と最大温度、液LQの温度
に許容されている下限値と上限値を表すデータを返送し
てくる。これらのデータを受信するとPODPDは、予め
PODPDの画面情報領域D1に格納されている液LQの温度
表示に関する表示様式に従い、この様式中で未定となっ
いるデータをPCA1から受信したデータで埋め、完成し
た表示データを画面領域D0に格納する。画面領域D0に格
納された表示データは、表示プログラムP1(図8を参
照)によってPODPDの表示装置5(図8を参照)に表
示される。液LQの温度表示様式は、図9に示すとおり
に、温度の現在値は数値として例えば50.0(単位の度は
省略されている)と表示し、さらに液LQの温度の現在値
に関連するデータとして、過去に発生した温度の最小値
を例えば49.5、最大値を50.6と表示し、さらに液LQの温
度に許容される温度の下限値を例えば49、上限値を51と
表示する。また、温度はアナログ量であり、指示計器に
よる場合と同様な表示をすると直観的に温度の把握がで
きるので、現在値を指示計器様式を表すデータの未定部
分を液LQの温度の現在値で埋め、指示計器様式画面PT1
として表示する。
【0009】図10は、PCA1から受信した温度の現在値
を、指示計器様式画面PT1 に変換する方法の説明図であ
る。図において、PT1 は図9に示した指示計器様式表示
画面PT1 (以下の説明では画面PT1 と略記する)と同一
の画面である。画面PT1 は、表示画面DSを構成する画素
の集合からなる画面の一部を使用している。図におい
て、X0〜Xm-1は画素の画面DS上における横軸方向の座標
を表す座標軸であり、Y0〜Ylは縦軸方向の座標を表す座
標軸である。画素は座標軸X0〜Xm-1と座標軸Y0〜Ylのそ
れぞれの交点に存在する。画素の一つ一つは、画面領域
D0(図8を参照)の一つの番地の複数のビットからなる
データ領域に対応し、画素の濃度を表すデータがそれぞ
れの画素に対応するデータ領域に格納されている。指針
PTの先端を表す画素の座標は、(Xi,Yj) であり、指針PT
の基部を表す画素の座標は(Yk,Yl)である。
【0010】画素の座標と、画面領域の画素に対応する
データを格納する領域の番地とは、次に述べるとおりに
対応する。座標X0,Y0 の画素に対応するデータ領域の番
地がA0番地とすると、Y0軸の最右端の画素の番地は(A0+
(m-1))であり、座標X0,Y1 の画素に対応するデータ領域
の番地は、(A0+m)であり、一つの画素の同じ列にある画
素の番地は、前の行の同一列にある画素に対応するデー
タの番地に"m" を加算した番地になる。従って指針PTの
先端である、座標(Xi,Xj) にある画素の番地は、(A0+m*
j+i)(但し、* は乗算符号)であり、指針PTの基部の座
標(Xk,Yl) にある画素の番地は、(A0+m*l+k)である。指
針PTを形成する画素の座標は、指針PTの先端と基部の座
標を結ぶ直線の式から求まる。指針PTを表示する場合に
指針PTの基部の座標(Xk,Xl) は固定した点として与えら
れている座標であるので、PODPDは、PCA1から受信
した現在値から、この値に相当する座標(Xi,Yj) を定
め、後は指針PTを表す式に則った処理をするプログラム
によって指針PTを表示する画素に対応するデータの領域
を確定し、確定した領域に指針PTの濃度を表すデータを
格納する。指針PTにおける場合と同様にして、現在値、
最小値などの文字や数字は、これらの文字や数字のデー
タと、文字や数字の図形とを関係ずけたデータが予め画
面情報領域D1(図8を参照)に格納されているので、表
示すべき表示内容である現在値等の値が確定すれば、表
示プログラムP1は、画面情報領域D1の内容を参照して、
与えられた現在値と現在値に関係連するデータとを表示
できる形式に変換して画面領域D0に格納し、この格納さ
れた内容が基本プログラムP0によって表示画面DSに表示
される。
【0011】図7に示したPCA1は、上限値と下限値で
限定された温度の範囲を現在値が逸脱すると、警報信号
をPODPDに送信し、この警報信号を受信したPODPD
は、PODPDに備えられた警報表示灯WL(図7を参照)
を点灯する。またPCA1は、温度の最小値と最大値とを
それぞれ格納する記憶領域を備えており、現在値を読み
取る都度、過去の最小値または最大値と比較し、現在値
が過去の最小値と最大値で示される範囲の値を逸脱して
いる場合には、過去の最小値または最大値を現在値の値
に更新し、PODPDからの要求に対して最新の最小値ま
たは最大値を送信する。液LQの温度以外にも、流量や、
モータMに流れる電流などのアナログ量の表示も、温度
と同様な形式の表示画面によって表示される。なお、P
ODは一般に、単独でも使用されるが、操作盤や制御盤
の一部として組み込まれ、総合的な制御装置の部分とし
ても使用される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述したとおり、操作
表示器を使用するとプログラマブルコントローラなどの
制御装置に遠隔の場所から操作信号を送ったり、プログ
ラマブルコントローラなどの制御装置が保有する制御対
象に関するデータを手近な場所で図形や文字信号として
表示することができる。また操作表示器においては、制
御対象の状態を表すアナログ量を指示計器の表示様式で
表示し、直観的な状態の把握を可能すにすることも行わ
れている。しかし、最小値や最大値などの現在値に関連
するデータの表示は文字によるものであり、現在値が異
常値になった場合の警報もデータの表示とは別の表示灯
によっているので、操作表示器の表示機能としてはなお
不満足な点があった。また、最小値や最大値を保存し更
新する機能や、異常値を検出する機能はプログラマブル
コントローラなどの制御装置によって実現しているの
で、制御装置がデータを処理する負荷が過剰になる傾向
があり、また、制御装置と操作表示器との間で交信され
るデータ量が大きくなるので、データの伝送が遅滞する
場合も生じていた。
【0013】以上に述べた事情があることに鑑み、本発
明の目的は、操作表示器において表示されるアナログ量
の表示を、このデータに関係するデータも合わせて表示
することによって、アナログ量が表す意味を明確なもの
にし、かつ、操作表示器に接続するプログラマブルコン
トローラなどの制御装置の負担を軽減することを可能と
する操作表示器を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明によれば、制御演算手段と、この制御演算手
段が実行するプログラムを格納するプログラム記憶手段
と、データ記憶手段と、入力装置と、表示装置とを備
え、プログラム記憶手段には、信号を入出力する機能の
プログラムを含む基本プログラムと、外部の制御装置か
ら送信される現在値に基づいて、この現在値を前記デー
タ記憶手段に格納された図形データが示す様式である、
指示計器様式の画面に変換し、この指示計計器様式画面
に変換した現在値を表示装置の画面に表示する機能のプ
ログラムとが格納された操作表示器において、プログラ
ム記憶手段には判断プログラムを備え、データ記憶手段
には下限値を格納する下限値領域、上限値を格納する上
限値領域、最小値を格納する最小値領域、最大値を格納
する最大値領域、現在値を格納する現在値領域を備え、
制御装置から送信された現在値が現在値領域に格納され
ると、判断プログラムは現在値領域の内容が最小値領域
の内容より小さい場合には最小値領域の内容を現在値領
域の内容に更新し、現在値領域の内容が最大値領域の内
容より大きい場合には最大値領域の内容を現在値領域の
内容に更新し、かつ更新された最小値領域または最大値
領域の内容を制御装置に送信し、さらに下限値領域の内
容および上限値領域の内容で限定される範囲を現在値領
域の内容が逸脱している場合には、警報信号を制御装置
に送信することを特徴とする。
【0015】また、本発明の操作表示器において、現在
値領域の内容が下限値領域の内容および上限値領域の内
容で限定される範囲を逸脱した場合には、表示プログラ
ムは、現在値の内容を表示している表示装置の指示計器
様式の画面の背景を、他の画面の部分と異なる警報を意
味する背景として定めた背景に変えるものとすると好適
である。
【0016】また、本発明の操作表示器において、警報
を意味する背景は、警報を意味しない背景と色調が異な
るか、濃度が異なるか、または模様が付加された背景に
すると好適である。また、本発明の操作表示器におい
て、表示プログラムは、表示する現在値領域の内容と同
一種類の最小値領域の内容、および最大値領域の内容と
を現在値領域の内容を表示する画面と同一の画面に指示
計器様式画面での指針で表示するものとすると好適であ
る。
【0017】また、本発明の操作表示器において、表示
プログラムは、現在値領域の内容を表示するために適し
た目盛り範囲のスケール表示をするものとすると好適で
ある。さらに、本発明の操作表示器において、表示プロ
グラムは、入力装置からの信号に基づいて、現在値を表
示するスケール表示として適切な目盛り範囲のスケール
表示に変更するものとすると好適である。
【0018】
【作用】本発明の操作表示器においては、プログラム記
憶手段には判断プログラムを備え、データ記憶手段には
下限値を格納する下限値領域、上限値を格納する上限領
域、最小値を格納する最小値領域、最大値を格納する最
大値領域、現在値を格納する現在値領域を備える。そし
て、制御装置から送信された現在値が現在値領域に格納
されると、判断プログラムは現在値領域の内容が最小値
領域の内容より小さい場合には最小値領域の内容を現在
値領域の内容に更新し、最大値領域の内容より大きい場
合には最大値領域の内容を現在値領域の内容に更新し、
かつ更新された最小値領域または最大値領域の内容を制
御装置に送信する。さらに現在値領域の内容を下限値領
域の内容および上限値領域の内容と比較し、下限値領域
の内容および上限値領域の内容で限定される範囲を現在
値領域の内容が逸脱している場合には、警報信号を制御
装置に送信する。
【0019】また、請求項2に記載の操作表示器は、現
在値領域の内容が下限値領域の内容および上限値領域の
内容で限定される範囲を逸脱した場合には、表示プログ
ラムは、現在値の内容を表示している表示装置の指示計
器様式の画面の背景を、他の画面の部分と異なる警報を
意味する背景として定めた背景に変える。また、請求項
3に記載の操作表示器は、現在値領域の内容が下限値領
域の内容と上限値領域の内容で限定される範囲を逸脱し
た場合には、背景の色調を、警報を意味しない背景の色
調と異なる色調にするか、濃度鋸となる背景にするか、
模様の付いた背景にする。
【0020】また、請求項4に記載の操作表示器は、表
示プログラムが、最小値および最大値を現在値を表示す
る画面と同一の画面に指針の指示計器様式で表示するも
のであり、最小値および最大値が現在値を表示する画面
と同一の画面に指示計器様式画面で表示される。また、
請求項5に記載の操作表示器は、表示プログラムは、現
在値領域の内容に応じた目盛り範囲のスケール表示にす
るので、このプログラムを制御演算手段が実行する結
果、現在値を示す指針の図形がスケール表示の上限や下
限を逸脱することがない。
【0021】さらに、請求項6に記載の操作表示器は、
表示プログラムは、入力装置からの信号に基づいて、現
在値を表示するために適切なスケール表示に変更する。
【0022】
【実施例】
(実施例1)図1に、本発明の一実施例であるPODPD
A の表示に関する部分の信号の流れを主として表したブ
ロック図を示す。PODPDA は図8に示したPODPDと
プログラム記憶部2の内容の表示プログラムとデータ記
憶部3の内容のデータ領域が異なる以外は、PODPDと
同一の構成のものである。
【0023】図において、PT1 は、表示部5(図8を参
照)の表示画面DSに表示される画面であり、アナログ量
の現在値を表示する、指示計器様式の表示画面(以下の
説明では画面PT1 と略記する)である。D30 は、信号線
SLを経由してPCA1から送信されるアナログ量を量子化
したデジタルのデータを格納するデータ領域であり、D3
1,D32 はそれぞれ現在値領域D30 に格納されるデータと
同種のデータの所定期間中の過去に発生した最小値また
は最大値を格納する最小値領域と最大値領域であり、D4
1,D42 はそれぞれ現在値領域D30 に格納されるデータの
下限値を格納する下限値領域と上限値を格納する上限値
領域であり、D20 は単位の図形を表すコードの集合によ
って、表示画面への表示様式を指示するデータを格納す
る領域である図形データ領域であり、これらの領域はデ
ータ記憶部3(図8を参照)に設けられる。図では、上
述したデータ領域がそれぞれ一つの領域で代表して示さ
れているが、データの種類に応じて、例えば、温度、流
量などを表すそれぞれのデータの種類に応じたた種類数
の領域が用意される。
【0024】表示プログラムP11 は、図8に示した表示
プログラムP1の機能を含むプログラムであり、表示プロ
グラムP11 は、現在値領域D30 の内容を参照し、現在値
領域D30 の内容に適合した図形を表示するプログラムで
ある。判断プログラムP21 は、現在値領域D30 の内容が
最小値領域D30 の内容より小さい場合には、最小値領域
D31 の内容を現在値領域D30 の内容に更新し、現在値領
域D30 の内容が最大値領域D32 の内容より大きい場合に
は、最大値領域D32 の内容を現在値領域D30 の内容に更
新し、最小値領域D31 または最大値領域D32 が更新され
た場合には、更新された内容を基本プログラムの送信機
能によって信号線SLに接続する制御装置に送信し、さら
に下限値領域41と上限値領域D42 で限定される範囲を現
在値領域D30 の内容が逸脱しているか否かを判定し、結
果が逸脱を示す場合には、警報信号ESを基本プログラム
P1の送信機能によって、信号線SLに接続する制御装置に
送信するプログラムである。また、判断プログラムP11
は、現在値領域D30 の上述した処理結果を表示プログラ
ムP11 に渡す。
【0025】図2に、図1に示したPODPDA の現在値
を表示する過程を表したフローチャートを示す。POD
PDA は、信号線SL(図1を参照)に接続する制御装置か
らアナログ量を量子化した現在値が入力されると、例え
ば、PODPDA に接続する制御装置が図7に示したプラ
ントPLを制御するPCA1であって、PCA1がからPOD
PDA に液LQの温度を表す現在値が送信されると、POD
PDA は、処理F1において、基本プログラムP1によって受
信されたデータが、アナログ値を表すデータ例えば温度
を表すデータであることを判定し、現在値領域D30 にこ
のデータを格納する。次いで処理F2において、同種のデ
ータの最小値領域D31 (図1を参照)の内容、例えば温
度の最小値を現在値とを比較し、現在値が最小値領域D3
1 (図1を参照)の内容より小さい場合には、処理F3に
おいて最小値領域D31 の内容を現在値に更新する。現在
値が最小値領域D31 の内容に等しいか大きい場合には、
処理F4に進み現在値を最大値領域D32 の内容と比較し、
現在値が最大値領域D32 の内容より大きい場合には、処
理F5において最大値領域D32 の内容を現地値に更新す
る。処理F3または処理F5において、最小値領域D31 の内
容、または最大値領域D32 の内容が更新された場合に
は、処理F6において、更新した内容を、基本プログラム
P1(図1を参照)に渡し、基本プログラムP1によって信
号線SLに接続する制御装置に、例えば、PCA1に送信す
る。処理F4または処理F6に続いて、処理F7に進み、現在
値が下限値領域D41 (図1を参照)の内容より小さいか
否かを判定し、小さい場合には処理F9に進み、等しいか
大きい場合には処理F7に進んで現在値を上限値格納領域
D42 (図1を参照)の内容と比較し、大きい場合には、
処理F9に進み、等しいか小さい場合には、現在値の表示
に関する処理を終わって他の処理に移る。一方、処理F9
に進んだ場合、即ち下限値領域41の内容と、上限値領域
D42 の内容によって限定される範囲を現在値が逸脱して
いる場合には、処理F9において警報を表示し、異常値情
報を基本基本プログラムに渡し、信号線SLに接続する制
御装置、例えばPCA1に送信する。 (実施例2)図3に、本発明の他の実施例であるPOD
PDB の表示に関する部分の信号の流れを主として表した
ブロック図を示す。PODPDB は図1に示したPODPD
A と、PODPDA の表示プログラムP11 とは異なる表示
プログラムP12 を使用する点を除けば、同一の構成と機
能を有するPODである。
【0026】図において、PT2 は、表示部5(図8を参
照)の表示画面DS(図9を参照)に表示される画面であ
り、アナログ量の現在値例えば、PODPDB が図7に示
したプログラマブルコントローラA1に、図7に示した関
係と同一の関係で接続されている場合のプラントPLの液
LQの温度の現在値を表示する、指示計器様式の表示画面
(以下の説明では画面PT2 と略記する)である。再び図
3において、現在値領域D30 、最小値領域D31 、最大値
領域D32 、下限値領域D41 、上限値領域D42 、図形デー
タ領域D20 は、図1に示した同符号の領域と同一の機能
を有する領域である。但し、図形データ領域D20 の内容
は、図1に示した同符号の図形データ領域に格納される
内容を含み、さらに当実施例に示す図形表示に関する図
形データの内容が付加されている。
【0027】表示プログラムP12 は、図1に示した表示
プログラムP11 の機能を含むプログラムであり、信号線
SLに接続する制御装置からのアナログ量を量子化した現
在値が入力され、入力された現在値が現在値領域D30 に
格納されると、現在値が下限値領域D41 と上限値領域D4
2 で限定される範囲を逸脱していない限り、図1に示し
た表示プログラムP11 の処理と同一の処理により、現在
値を、画面PT2 として、図1に示した指示計器様式画面
PT1 と同一様式で表示する。
【0028】表示プログラムP12 に、判断プログラムP1
から現在値領域D30 の内容が、下限値領域D41 と上限値
領域D42 で限定される範囲を逸脱していることを示すデ
ータが渡されると、表示プログラムP12 は、図形データ
領域D20 と表示色データ領域D21 の内容を参照し、参照
された内容に従って画面PT2 の指針表示PTD とスケール
表示SCL を除く部分の背景を構成する画素を制御して、
背景の濃度を、正常時の濃度と異なる警報を示す濃度に
変更する。また、画面PT2 を表示している表示装置が色
表示の機能を有するものである場合いには、表示装置画
面を構成する三原色にのそれぞれに対応する画素を制御
し、背景の色を警報を表す色に変更する。 (実施例3)図4に、本発明の他の実施例であるPOD
PDC の表示に関する部分の信号の流れを主として表した
ブロック図を示す。PODPDC は、図1に示したPOD
PDAと、PODPDA の表示プログラムP11 とは異なる表
示プログラムP13 を使用する点を除けば、同一の構成と
機能を有するPODである。
【0029】図において、PT3 は、表示部5(図8を参
照)の表示画面DS(図9を参照)に表示される画面であ
り、アナログ量の現在値例えば、PODPDC が図7に示
したプログラマブルコントローラA1に、図7に示した関
係と同一の関係で接続されている場合のプラントPLの液
LQの温度の現在値を表示する、指示計器様式の表示画面
(以下の説明では画面PT3 と略記する)である。再び図
4において、現在値領域D30 、最小値領域D31 、最大値
領域D32 、下限値領域D41 、上限値領域D42 は図1に示
した同符号の領域と同一の機能を有する領域である。但
し、図形データ領域D20 の内容は、図1に示した同符号
の図形データ領域に格納される内容を含み、さらに当実
施例に示す図形を表示するための図形データの内容が付
加されている。
【0030】表示プログラムP13 は、図1に示した表示
プログラムP11 の機能を含むプログラムであり、信号線
SLに接続する制御装置からのアナログ量を量子化した現
在値が入力され、入力された現在値が現在値領域D30 に
格納されると、現在値が下限値領域D41 と上限値領域D4
2 で限定される範囲を逸脱していない限り、図1に示し
た表示プログラムP11 の処理と同一の処理により、現在
値を、画面PT3 として、図1に示した指示計器様式表示
PT1 と同一様式で表示する。
【0031】さらに表示プログラムP13 は、PODPDC
が始動する場合には、最初に確定する最小値領域D31 の
内容を指針形状の最小値表示MIV 、最大値領域D32 の内
容を指針形状の最大値表示MXV として現在値領域D30 の
内容の指針形状の表示PTD とともに、指示計器様式画面
PT3 として表示する。そして、最小値領域D31 または最
大値領域D32 の内容が更新された場合には、更新された
最小値領域D31 または最大値領域D32 に格納されている
最大値または最小値によって、指針形状表示MIV または
指針形状表示MXV を更新する。従って、指示計器様式画
面PT3 には常時、現在値と共に最新の最小値と最大値が
指針の形で表示される。 (実施例4)図5の(a) に、本発明の他の実施例である
PODPDD の表示に関する部分の信号の流れを主として
表したブロック図を示す。PODPDD は図1に示したP
ODPDA と、PODPDA の表示プログラムP11 とは異な
る表示プログラムP14 を使用する点を除けば、同一の構
成と機能を有するPODである。
【0032】図において、PT4 は、表示部5(図8を参
照)の表示画面DS(図9を参照)に表示される画面であ
り、アナログ量の現在値例えば、PODPDD が図7に示
したプログラマブルコントローラA1に、図7に示した関
係と同一の関係で接続されている場合のプラントPLの液
LQの温度の現在値を表示する、指示計器様式の表示画面
(以下の説明では画面PT4 と略記する)である。再び図
5の(a) において、現在値領域D30 、最小値領域D31 、
最大値領域D32 、下限値領域D41 、上限値領域D42 は、
図1に示した同符号の領域と同一の機能を有する領域で
ある。但し、図形データ領域D20 の内容は、図1に示し
た同符号の図形データに格納される内容を含み、さらに
当実施例に示す図形を表示するための図形データの内容
が付加されている。
【0033】表示プログラムP14 は、図1に示した表示
プログラムP11 の機能を含むプログラムであり、信号線
SLに接続する制御装置からのアナログ量を量子化した現
在値が入力され、入力された現在値が現在値領域D30 に
格納されると、現在値が下限値領域D41 と上限値領域D4
2 で限定される範囲を逸脱していない限り、図1に示し
た表示プログラムP11 の処理と同一の処理により、現在
値を、指示計器様式表示PT3 として、図1に示した指示
計器様式表示PT1 と同一様式で表示する。
【0034】さらに表示プログラムP14 は、指針表示PT
D に変換されている現在値と、スケール表示SCL の最大
値とを表示が変更される都度比較し、現在値が、スケー
ル表示SCL の最大値に対する所定比率を越えると、スケ
ール表示SCL の最大値を更に大きい段階に変更して表示
する。図5の(b) は、現在値の指針表示SCL が、画面PT
4 のスケール表示SCL の最大値である"100" に対する所
定比率として定められた値の90%を越えたために、スケ
ール表示SCL の最大値が"150" に変更され、この変更に
伴って指針表示PDT が変更された場合を示した図であ
る。 (実施例5)図6の(a) に、本発明の他の実施例である
PODPDE の表示に関する部分の信号の流れを主として
表したブロック図を示す。PODPDE は図1に示したP
ODPDA と、PODPDA の表示プログラムP11 とは異な
る表示プログラムP15 を使用する点を除けば、同一の構
成と機能を有するPODである。
【0035】図において、PT5 は、表示部5(図8を参
照)の表示画面DS(図9を参照)に表示される画面であ
り、アナログ量の現在値例えば、PODPDE が図7に示
したプログラマブルコントローラA1に、図7に示した関
係と同一の関係で接続されている場合のプラントPLの液
LQの温度の現在値を表示する、指示計器様式の表示画面
(以下の説明では画面PT4 と略記する)である。再び図
6の(a) において、現在値領域D30 、最小値領域D31 、
最大値領域D32 、下限値領域D41 、上限値領域D42 は図
1に示した同符号の領域と同一の機能を有する領域であ
る。但し、図形データ領域D20 の内容は、図1に示した
同符号の図形データに格納される内容を含み、さらに当
実施例に示す図形を表示するための図形データの内容が
付加されている。
【0036】表示プログラムP15 は、図1に示した表示
プログラムP11 の機能を含むプログラムであり、信号線
SLに接続する制御装置からのアナログ量を量子化した現
在値が入力され、入力された現在値が現在値領域D30 に
格納されると、現在値が下限値領域D41 と上限値領域D4
2 で限定される範囲を逸脱していない限り、図1に示し
た表示プログラムP11 の処理と同一の処理により、現在
値を、指示計器様式表示PT3 として、図1に示した指示
計器様式表示PT1 と同一様式で表示する。
【0037】さらに表示プログラムP15 は、入力装置4
(図8を参照)から、スケールSCLのスケール範囲を指
定するデータと、変更を指示する信号が入力されると、
スケールSCL を入力された新しいスケール範囲にして表
示する。図6の(b) は、図6の(a) に示した状態の様
に、現在値の指針表示PTD が、スケール表示SCL と低位
にあるので、読み取り精度をあげるために、スケール表
示SCL のスケール範囲を30〜50に変更した例を示した図
である。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明の操作表
示器は、制御演算手段と、この制御演算手段が実行する
プログラムを格納するプログラム記憶手段と、データ記
憶手段と、入力装置と、表示装置とを備え、プログラム
記憶手段には、信号を入出力する機能のプログラムを含
む基本プログラムと、外部の制御装置から送信される現
在値に基づいて、この現在値を前記データ記憶手段に格
納された図形データが示す様式である、指示計器様式の
画面に変換し、この指示計計器様式画面に変換した現在
値を表示装置の画面に表示する機能のプログラムとが格
納された操作表示器において、プログラム記憶手段には
判断プログラムを備え、データ記憶手段には下限値を格
納する下限値領域、上限値を格納する上限値領域、最小
値を格納する最小値領域、最大値を格納する最大値領
域、現在値を格納する現在値領域を備え、制御装置から
送信された現在値が現在値領域に格納されると、判断プ
ログラムは現在値領域の内容が最小値領域の内容より小
さい場合には最小値領域の内容を現在値領域の内容に更
新し、現在値領域の内容が最大値領域の内容より大きい
場合には最大値領域の内容を現在値領域の内容に更新
し、かつ更新された最小値領域または最大値領域の内容
を制御装置に送信し、さらに下限値領域の内容および上
限値領域の内容で限定される範囲を現在値領域の内容が
逸脱している場合には、警報信号を制御装置に送信す
る。
【0039】従って、現在値が適正範囲にあるか否かを
判定するためのデータと、現在までに発生した最小値と
最大値とが操作表示器の記憶手段に格納されるので、従
来のようにプログラマブルコントローラなどの制御装置
にこれらの記憶領域を用意する必要がない。また、現在
値が適正範囲にあるか否かの判定も操作表示器によって
行われ、プログラマブルコントローラなどの制御装置は
操作表示器から送信される判定結果による処理のみを行
えばよいので、プログラマブルコントローラなどの制御
装置における処理の負担が軽減される。
【0040】また、請求項2に記載の操作表示器は、現
在値領域の内容が下限値領域の内容および上限値領域の
内容で限定される範囲を逸脱した場合には、表示プログ
ラムは、現在値の内容を表示している表示装置の指示計
器様式の画面の背景を、他の画面の部分と異なる警報を
意味する背景として定めた背景に変える。従って、現在
値が正常でない範囲の値になった場合には、鮮明な表示
によって注意が喚起され、異常が見過ごされることが防
止される。
【0041】また、請求項3に記載の操作表示器におい
ては、警報を意味する背景は、警報を意味しない背景と
色調が異なるか、濃度が異なるか、または模様が付加さ
れた背景とする。従って、注意を意味する画面の背景が
正常な場合と明瞭に区別され、異常が見過ごされること
が防止される。また、請求項4に記載の操作表示器にお
いては、表示プログラムは、表示する現在値領域の内容
と同一種類の最小値領域の内容、および最大値領域の内
容とを現在値領域の内容を表示する画面と同一の画面に
指示計器様式画面での指針で表示する。従って、現在値
が正常な範囲にあっても正常な範囲を逸脱する臨界の状
態にあるか否かまでが判別できるので、制御量をより目
標値に近い値に制御することができる。
【0042】また、請求項5に記載の操作表示器におい
ては、表示プログラムは、現在値領域の内容を表示する
ために適した目盛り範囲のスケール表示をする。従っ
て、指針表示がスケール表示の範囲を越えたり、小さす
ぎる範囲の表示になることが防止され、適切な精度の読
み取りができる。さらに、請求項6に記載の操作表示器
においては、表示プログラムは、入力装置からの信号に
基づいて、現在値を表示するスケール表示として適切な
範囲のスケール表示に変更する。従って、必要に応じて
現在値をより精度を高くして読み取りなどの要求を満た
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による操作表示器の一実施例の、現在値
の表示に関する部分を示したブロック図
【図2】図1に示した操作表示器の現在値の表示と、現
在値の表示に関係する処理とを表したフローチャート
【図3】本発明による操作表示器の他の実施例の、現在
値の表示と警報表示に関する部分を示したブロック図
【図4】本発明による操作表示器のさらに他の実施例
の、現在値の表示と、最小値、最大値の表示に関する部
分を示したブロック図
【図5】本発明による操作表示器のさらに他の実施例
の、現在値の表示とスケール表示との説明図であり、
(a) は現在値の表示とスケール表示とに関する部分を示
したブロック図、(b) は現在値の指針表示とスケール表
示との一例を示した図
【図6】本発明による操作表示器のさらに他の実施例
の、現在値の表示とスケール表示との説明図であり、
(a) は現在値の表示とスケール表示とに関する部分を示
したブロック図、(b) は現在値の指針表示とスケール表
示との一例を示した図
【図7】従来の操作表示器と、操作表示器に接続する制
御装置としてのプログラマブルコントローラと、プログ
ラマブルコントローラに制御される対象の一例を示した
【図8】図7に示した操作表示器の内部を示したブロッ
ク図
【図9】図8に示した操作表示器の表示画面の一例を示
した図
【図10】図9に示した表示画面内の指示計器様式画面の
指針の表示方法の説明図
【符号の説明】
PDA 操作表示器 PT1 指示計器様式画面 P11 表示プログラム P21 判断プログラム D20 図形データ領域 D30 現在値領域 D31 最小値領域 D32 最大値領域 D41 下限値領域 D42 上限値領域 ES 警報信号 SL 信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−260272(JP,A) 特開 昭54−124751(JP,A) 特開 平3−135721(JP,A) 特開 平1−302407(JP,A) 特開 平5−100707(JP,A) 実開 平2−43694(JP,U) 実開 昭62−167227(JP,U) 実開 昭58−66317(JP,U) 実開 昭56−122905(JP,U) 実開 平1−155506(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 23/00 - 23/02 G06F 3/14 G09G 5/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御演算手段と、この制御演算手段が実行
    するプログラムを格納するプログラム記憶手段と、デー
    タ記憶手段と、入力装置と、表示装置とを備え、前記プ
    ログラム記憶手段には、信号を入出力する機能のプログ
    ラムを含む基本プログラムと、外部の制御装置から送信
    される現在値に基づいて、この現在値を前記データ記憶
    手段に格納された図形データが示す様式である、指示計
    器様式の画面に変換し、この指示計計器様式画面に変換
    した現在値を前記表示装置の画面に表示する機能のプロ
    グラムとが格納された操作表示器において、 前記プログラム記憶手段には判断プログラムを備え、前
    記データ記憶手段には下限値を格納する下限値領域、上
    限値を格納する上限値領域、最小値を格納する最小値領
    域、最大値を格納する最大値領域、現在値を格納する現
    在値領域を備え、前記制御装置から送信された現在値が
    前記現在値領域に格納されると、前記判断プログラムは
    前記現在値領域の内容が前記最小値領域の内容より小さ
    い場合には前記最小値領域の内容を前記現在値領域の内
    容に更新し、前記現在値領域の内容が前記最大値領域の
    内容より大きい場合には前記最大値領域の内容を前記現
    在値領域の内容に更新し、かつ更新された前記最小値領
    域または前記最大値領域の内容を前記制御装置に送信
    し、さらに前記下限値領域の内容および前記上限値領域
    の内容で限定される範囲を前記現在値領域の内容が逸脱
    している場合には、警報信号を前記制御装置に送信する
    ことを特徴とする操作表示器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の操作表示器において、現
    在値領域の内容が下限値領域の内容および上限値領域の
    内容で限定される範囲を逸脱した場合には、表示プログ
    ラムは、前記現在値の内容を表示している表示装置の指
    示計器様式の画面の背景を、他の画面の部分と異なる警
    報を意味する背景として定めた背景に変えることを特徴
    とする操作表示器。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の操作表示器において、警
    報を意味する背景は、警報を意味しない背景と色調が異
    なるか、濃度が異なるか、または模様が付加された背景
    であることを特徴とする操作表示器。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の操作表示器において、表示プログラムは、表示する現
    在値領域の内容と同一種類の最小値領域の内容、および
    最大値領域の内容とを現在値領域の内容を表示する画面
    と同一の画面に指示計器様式画面での指針で表示するこ
    とを特徴とする操作表示器。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の操作表示器において、表示プログラムは、現在値領域
    の内容を表示するために適した目盛り範囲のスケール表
    示をすることを特徴とする操作表示器。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    の操作表示器において、表示プログラムは、入力装置か
    らの信号に基づいて、現在値を表示するスケール表示と
    して適切な目盛り範囲のスケール表示に変更することを
    特徴とする操作表示器。
JP16496395A 1995-06-30 1995-06-30 操作表示器 Expired - Lifetime JP3351178B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16496395A JP3351178B2 (ja) 1995-06-30 1995-06-30 操作表示器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16496395A JP3351178B2 (ja) 1995-06-30 1995-06-30 操作表示器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0916252A JPH0916252A (ja) 1997-01-17
JP3351178B2 true JP3351178B2 (ja) 2002-11-25

Family

ID=15803206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16496395A Expired - Lifetime JP3351178B2 (ja) 1995-06-30 1995-06-30 操作表示器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3351178B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7080324B1 (en) * 2000-10-11 2006-07-18 Agilent Technologies, Inc. Control for a graphical user interface supporting coupled variables and method of operation thereof
KR100782300B1 (ko) * 2007-07-23 2007-12-06 이한식 누전 차단시 역류하는 누설전류를 감지하는 누전 차단 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0916252A (ja) 1997-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5006976A (en) Process control terminal
US5796602A (en) Method and apparatus using a device description for a conventional device
WO1998049567A2 (en) Analog spectrum display for environmental control
JPH07168547A (ja) ディスプレイモニタ
FI127227B (en) Control area as large as display area
JP3351178B2 (ja) 操作表示器
US5615104A (en) Monitoring method and apparatus using a programmable logic controller
EP0879444B1 (en) Method and apparatus using a device description for a conventional device
KR20000038706A (ko) 리모콘코드의 업데이트 기능을 갖는 통합리모콘
CN107177717A (zh) 一种aod炉
US5339237A (en) Method for interlock tracing for discrete devices in a process control system
KR910009263B1 (ko) 프로그래머블 콘트롤러
JPH0969001A (ja) 操作表示器
JP2000242315A (ja) 設定表示器、プログラマブルコントローラ、プログラマブルコントローラシステムおよび表示部付き機器
KR19990013904A (ko) 빌딩자동화시스템의 실시간정보 관측 및 제어방법과 그 장치
JPH06231380A (ja) プロセス表示装置
JP6604455B1 (ja) 表示制御方法、表示制御装置およびプログラム
JP3486456B2 (ja) 射出成形機のリモート制御方法及びローカルコントローラ並びにリモート制御装置
US4251816A (en) Method and apparatus for plotting graphics
JP2019008434A (ja) トレンドグラフ表示装置
JPS63167086A (ja) 配水ポンプ設備の高効率運転監視制御装置
JP2003140739A (ja) 測定装置
JP2786785B2 (ja) プラントデータ処理装置
JPH03210591A (ja) プラント状態表示方法および装置
JP2535382B2 (ja) 計器の状態値,設定値の表示・入力方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070920

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080920

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080920

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100920

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110920

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110920

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120920

Year of fee payment: 10