JP3349960B2 - ラミネート装置 - Google Patents

ラミネート装置

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1繰り出しロー
ルから繰り出された印刷基材側フィルムと、第2繰り出
しロールから繰り出されたシーラント側フィルムとをラ
ミネートするラミネート装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図4に示すように、駆動モ
ータ46の駆動力により、第1繰り出しロール42から
繰り出され、接着剤の塗工部および乾燥部を経て供給さ
れたナイロンフィルム等からなる印刷基材側フィルム4
1と、第2繰り出しロール44から繰り出されてプレヒ
ータロール47により予備加熱されたポリエチレンフィ
ルー等からなるシーラント側フィルム43とをラミネー
トロール45の設置部で挟持することにより、上記印刷
基材側フィルム41とシーラント側フィルム43とを接
着剤によって接着してラミネートすることが行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ナイロンフィルム
等からなる印刷基材側フィルム41は、ポリエチレンフ
ィルム等からなるシーラント側フィルム43に比べて弾
性係数が大きく、伸縮しにくいという性質を有するた
め、上記両フィルム41,43に同程度の張力を作用さ
せた状態でラミネートした場合には、ラミネート後に両
フィルム41,43の収縮率に差が生じることに起因し
てフィルムがカールする等の問題がある。上記弊害を防
止するためには、印刷基材側フィルム41に付与される
張力T1を、シーラント側フィルム43に付与される張
力T2に比べて大きく設定する必要があるが、このシー
ラント側フィルム43の繰り出し張力が所定値以下、例
えば2kg以下になると、シーラント側フィルム43の
搬送力が不足して蛇行を生じる等の問題がある。
【0004】したがって、上記シーラント側フィルム4
3の繰り出し張力T2を2kg程度に設定するととも
に、これに対応させて上記印刷基材側フィルム41の繰
り出し張力T1を15kg程度に設定することにより、
上記両フィルム材41,43をラミネートする際に両フ
ィルムの収縮率に差が生じるのを防止して、ラミネート
後にフィルムがカールするのを防ぐことができるが、上
記印刷基材側フィルム41の繰り出し張力T1が過大に
なることに起因してラミネート時にピッチエラーが生じ
るという問題があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑み、印刷基
材側フィルムに過大な張力が作用するのを抑制してピッ
チエラーが生じるのを防止しつつ、ラミネート後にフィ
ルムがカールするのを防止できるラミネート装置を提供
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
第1繰り出しロールから繰り出された印刷基材側フィル
ムと、第2繰り出しロールから繰り出されたシーラント
側フィルムとをラミネートするラミネートロールを備え
たラミネート装置において、上記ラミネートロールの上
流側部にシーラント側フィルムを挟持する一対の挟持ロ
ールを配設するとともに、上記ラミネートロールによる
フィルムの送り速度よりも高速で上記挟持ロールを回転
駆動する挟持ロール駆動手段を設けたものである。
【0007】上記構成によれば、ラミネートロールによ
るフィルムの送り速度よりも高速で上記挟持ロールが回
転駆動されることにより、上記第2繰り出しロールから
繰り出されるシーラント側フィルムの繰り出し張力が一
定値以上に保持されつつ、上記挟持ロールとラミネート
ロールとの間においてシーラント側フィルムに付与され
る張力が一定値以下に抑えられ、これに対応して上記印
刷基材側フィルムの繰り出し張力も所定値以下に抑えら
れることになる。
【0008】請求項2に係る発明は、ラミネートロール
の上流側部に上記シーラント側フィルムを予備加熱する
プレヒータロールが配設された請求項1記載のラミネー
ト装置において、上記プレヒータロールと、これに相対
向して配設されたニップロールとによって上記挟持ロー
ルを構成したものである。
【0009】上記構成によれば、プレヒータロールとニ
ップロールとからなる挟持ロールによってシーラント側
フィルムが挟持された状態で、上記挟持ロールが、ラミ
ネートロールによるフィルムの送り速度よりも高速で回
転駆動されることにより、上記第2繰り出しロールから
繰り出されるシーラント側フィルムの繰り出し張力が一
定値以上に保持されつつ、上記挟持ロールとラミネート
ロールとの間においてシーラント側フィルムに付与され
る張力が一定値以下に抑えられることになる。
【0010】請求項3に係る発明は、ラミネートロール
を回転駆動する駆動モータを備えた請求項1または請求
2項記載のラミネート装置において、上記駆動モータの
駆動力を挟持ロールに伝達する差動機構と、この差動機
構から上記挟持ロールに伝達される駆動力の伝達比を変
化させる変速モータとによって上記挟持ロール駆動手段
を構成したものである。
【0011】上記構成によれば、差動機構から上記挟持
ロールに伝達される駆動力の伝達比を変速モータによっ
て変化させることにより、上記シーラント側フィルムに
付与される張力が調節されることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るラミネート装
置の実施形態を示している。このラミネート装置は、ナ
イロンフィルム等からなる印刷基材側フィルム1が巻き
付けられた第1繰り出しロール2と、ポリエチレンフィ
ルム等からなるシーラント側フィルム3が巻き付けられ
た第2繰り出しロール4と、上記第1,2繰り出しロー
ル2,4から繰り出された印刷基材側フィルム1とシー
ラント側フィルム3とをラミネートするラミネートロー
ル5と、このラミネートロール5を回転駆動する駆動モ
ータ6とを備え、この駆動モータ6によって上記ラミネ
ートロール5を所定速度回転駆動するように構成されて
いる。
【0013】上記ラミネートロール5の上流側部には、
第2繰り出しロール4から繰り出されたシーラント側フ
ィルム3を予備加熱するプレヒータロール7と、これに
相対向して設置されたニップロール8とからなる一対の
挟持ロール31が配設されるとともに、その上流側部に
は、上記シーラント側フィルム3の張力を制御するため
のダンサロール9が配設されている。また、上記ラミネ
ートロール5と、プレヒータロール7との間には、上記
シーラント側フィルム3に付与される張力を測定するた
めのピックアップロール10が配設されている。
【0014】上記プレヒータロール7およびニップロー
ル8からなる挟持ロール31は、株式会社ハーモニック
・ドライブ・システムズ社の商品名「ハーモニックツド
ライブデフギヤ」等からなる差動機構11を介して入力
される上記駆動モータ6の駆動力により、上記ラミネー
トロール5によるフィルムの送り速度よりも高速で回転
駆動されるとともに、上記挟持ロールの回転速度がAC
サーボモータ12からなる変速モータによって調節され
るようになっている。すなわち、上記差動機構11とA
Cサーボモータ12とにより、ラミネートロール5によ
るフィルムの送り速度よりも高速で上記挟持ロール31
を回転駆動する挟持ロール駆動手段32が構成されてい
る。
【0015】上記差動機構11は、図2および図3に示
すように、上記ラミネートロール5に設けられた第1プ
ーリ13からタイミングベルトを介して入力される駆動
力により回転駆動される入力プーリ14と、この入力プ
ーリ14に一体に連結された入力側サーキュラスプライ
ン15と、ケーシング16に支持された入力軸17に回
転自在に支持された楕円形状の断面を有する入力側ウェ
ーブジェネレータ18と、この入力側ウェーブジェネレ
ータ18と上記入力側サーキュラスプライン15との間
に配設された第1フレックススプライン19と、この第
1フレックススプライン19と噛み合う中間サーキュラ
スプライン20と、ケーシング16に固定された支持軸
21に回転自在に支持された出力側ウェーブジェネレー
タ22と、出力プーリ23と一体に連結された出力側サ
ーキュラスプライン24と、この出力側サーキュラスプ
ライン24と上記出力側ウェーブジェネレータ22との
間に配設された第2フレックススプライン25とを有
し、上記ACサーボモータ12の駆動力がタイミングベ
ルト機構26を介して入力軸17に伝達されることによ
り、上記入力側ウェーブジェネレータ18が回転駆動さ
れるように構成されている。
【0016】上記ACサーボモータ12の回転停止状態
では、駆動モータ6の駆動力によって回転駆動されるラ
ミネートロール5の第1プーリ13から上記入力プーリ
14に伝達された駆動力が、入力側サーキュラスプライ
ン15、第1フレックススプライン19、中間サーキュ
ラスプライン20、第2フレックススプライン25およ
び出力側サーキュラスプライン24を介して上記出力プ
ーリ23に等速で伝達されるようになっている。
【0017】そして、上記入力軸17が、入力プーリ1
4の回転方向と同方向に上記ACサーボモータ12によ
り回転駆動されると、上記入力側ウェーブジェネレータ
18と、第1フレックススプライン19との歯数の差に
対応した増速が行われ、上記出力プーリ23から、プレ
ヒータロール7に連結された第2プーリ27に伝達され
る駆動力によってプレヒータロール7が回転駆動される
ことにより、プレヒータロール7の周速がラミネートロ
ール5によるフィルムの送り速度よりも高速となるよう
に構成されている。
【0018】また、上記第1繰り出しロール2から繰り
出される印刷基材側フィルム1の繰り出し張力T1は
7.5kgに設定されるとともに、上記第2繰り出しロ
ール4から繰り出されるシーラント側フィルム3の繰り
出し張力T2は3kgに設定されている。さらに、上記
プレヒータロール7およびニップロール8からなる挟持
ロール31が、ラミネートロール5によるフィルムの送
り速度よりも高速で回転駆動されることにより、上記挟
持ロール31とラミネートロール5との間においてシー
ラント側フィルム3に付与される張力Tが、上記シーラ
ント側フィルム3の繰り出し張力T2よりも小さな値、
例えば1kg程度に設定されている。
【0019】すなわち、上記シーラント側フィルム3の
断面積をA、同弾性係数をE、上記ラミネートロール5
によるフィルムの送り速度をV、上記プレヒータロール
7およびニップロール8からなる挟持ロールによるフィ
ルムの送り速度をU、シーラント側フィルム3の繰り出
し張力をT2と設定した場合、上記挟持ロール31とラ
ミネートロール5との間においてシーラント側フィルム
3に付与される張力Tは、式(A・E(V/U−1)+
T2)によって表わされる。この式から、上記挟持ロー
ルによるフィルムの送り速度Uを、上記ラミネートロー
ル5によるフィルムの送り速度Vよりも大きくするのに
従い、上記張力Tが繰り出し力T2よりも小さくなるこ
とがわかる。
【0020】また、図1に示すように、上記ピックアッ
プロール10の設置部に設けられた張力センサ28によ
り検出された上記張力Tの値が速度制御手段30に入力
されて図示を省略した表示部に表示されるとともに、速
度検出手段29によって検出されたラミネートロール5
の回転速度Vが速度制御手段30に入力されるようにな
っている。そして、上記張力Tが目標値からずれている
ことが確認された場合には、この差をなくす方向に上記
ACサーボモータ12の回転を補正する指令信号を入力
することにより、上記ラミネートロール5の回転速度V
に対応した速度補正信号が上記ACサーボモータ12さ
れるように構成されている。なお、上記張力センサ28
の検出信号および速度検出手段29の検出信号に基づい
て上記張力の値を一定に維持するように、上記速度制御
手段30においてACサーボモータ12の回転速度をフ
ィードバック制御するように構成してもよい。
【0021】上記構成において、第1繰り出しロール2
から繰り出された印刷基材側フィルム1に、図示を省略
した塗工部において接着剤を塗布するとともに、この接
着剤を乾燥部33において乾燥させた後、上記印刷基材
側フィルム1を所定の張力でラミネートロール5の設置
部に搬送する。また、上記第2繰り出しロール4から繰
り出されたシーラント側フィルム3をプレヒータロール
7によって予備加熱した後、上記ラミネートロール5の
設置部に所定の張力Tで搬送し、上記印刷基材側フィル
ム1に塗布された接着剤により両フィルム1,3を接着
することにより、いわゆるドライラミネートを行った
後、このラミネート後のフィルムを図外の巻き取りロー
ルの設置部に搬送して巻き取りを行う。
【0022】上記のようにラミネートロール5の上流側
部にシーラント側フィルム3を挟持するプレヒータロー
ル7およびニップロール8からなる一対の挟持ロール3
1を配設するとともに、上記ラミネートロール5による
フィルムの送り速度よりも高速で上記挟持ロール31を
回転駆動する上記差動機構11およびACサーボモータ
12からなる挟持ロール駆動手段32を設けたため、上
記第2繰り出しロール4から繰り出されるシーラント側
フィルム3の繰り出し張力T2を一定値以上に保持しつ
つ、上記挟持ロール31とラミネートロール7との間に
おいてシーラント側フィルム3に付与される張力Tを一
定値以下に抑えることができるとともに、これに対応し
て上記印刷基材側フィルム1の繰り出し張力T1も所定
値以下に抑えることができる。
【0023】したがって、上記ドライラミネート装置に
おいて、シーラント側フィルム3の繰り出し張力T2が
小さくなることに起因した搬送力不足による蛇行等を生
じることなく、上記印刷基材側フィルム1の繰り出し張
力T1を所定値以下に抑えることにより、上記印刷基材
側フィルム1の繰り出し張力T1が過大になることに起
因したピッチエラーの発生等を効果的に防止できるとと
もに、上記印刷基材側フィルム1の繰り出し張力T1
と、ラミネートロール5の設置部においてシーラント側
フィルム3に付与される張力Tとを適正値に設定するこ
とにより、ラミネート後に両フィルム1,3の収縮率に
差が生じることに起因したフィルムのカールを防止する
ことができる。
【0024】特に、上記実施形態では、ラミネートロー
ル5の上流側部に配設されたプレヒータロール7と、こ
れに相対向して配設されたニップロール8とによって上
記挟持ロール31を構成したため、この挟持ロールを別
体に設けた場合に比べて装置を簡易かつコンパクトに構
成できるという利点がある。
【0025】また、上記実施形態に示すように、ラミネ
ートロール5を回転駆動する駆動モータ6の駆動力を上
記挟持ロール31に伝達する差動機構11と、この差動
機構11から上記挟持ロールに伝達される駆動力の伝達
比を変化させるACサーボモータ12からなる変速モー
タとによって上記挟持ロール駆動手段32を構成した場
合には、上記ACサーボモータ12の回転速度を変化さ
せることによって挟持ロールの回転速度を制御すること
ができるため、上記挟持ロール31とラミネートロール
5との間においてシーラント側フィルム3に付与される
張力Tを、容易かつ適正に調節することができる。
【0026】なお、上記変速モータは、ACサーボモー
タに限られず、DCモータまたはステップモータ等から
なる変速可能な種々のモータを使用可能である。また、
上記入力プーリ14および出力プーリ23を有するタイ
ミングベルト機構により駆動力を伝達するように構成さ
れた上記実施形態に代え、歯車伝動機構等により上記駆
動力を伝達するように構成してもよい。
【0027】また、上記駆動モータ6の駆動力を挟持ロ
ールに伝達する差動機構11と、この差動機構11から
上記挟持ロール31に伝達される駆動力の伝達比を変化
させるACサーボモータ等からなる変速モータ12とを
備えた上記実施形態に代え、挟持ロール31を回転駆動
するACベクトルモータ等からなる別体の第2駆動モー
タを設け、この第2駆動モータによって回転駆動される
上記挟持ロール31の周速を、上記駆動モータ6によっ
て回転駆動されるラミネートロール5によるフィルムの
送り速度よりも速く設定するように構成してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、第1繰
り出しロールから繰り出された印刷基材側フィルムと、
第2繰り出しロールから繰り出されたシーラント側フィ
ルムとをラミネートするラミネートロールを備えたラミ
ネート装置において、上記ラミネートロールの上流側部
にシーラント側フィルムを挟持する一対の挟持ロールを
配設するとともに、上記ラミネートロールによるフィル
ムの送り速度よりも高速で上記挟持ロールを回転駆動す
る挟持ロール駆動手段を設けたため、上記第2繰り出し
ロールから繰り出されるシーラント側フィルムの繰り出
し張力を一定値以上に保持しつつ、上記挟持ロールとラ
ミネートロールとの間においてシーラント側フィルムに
付与される張力を一定値以下に抑えることができるとと
もに、これに対応して上記印刷基材側フィルムの繰り出
し張力も所定値以下に抑えることができる。したがっ
て、上記シーラント側フィルムの繰り出し張力が小さく
なることに起因した搬送力不足による蛇行等を生じるこ
となく、上記印刷基材側フィルムの繰り出し張力を所定
値以下に抑えることにより、上記印刷基材側フィルムの
繰り出し張力が過大になることに起因したピッチエラー
の発生等を防止することができるとともに、ラミネート
後に両フィルムの収縮率に差が生じることに起因してフ
ィルムがカールするのを効果的に防止できるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラミネート装置の実施形態を示す
説明図である。
【図2】挟持ロール駆動手段の具体的構成を示す断面図
である。
【図3】差動機構の具体的構成を示す断面図である。
【図4】ラミネート装置の従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 印刷機材側フィルム 2 第1繰り出しロール 3 シーラント側フィルム 4 第2繰り出しロール 5 ラミネートロール 6 駆動モータ 7 プレヒータロール(挟持ロール) 8 ニップロール(挟持ロール) 11 差動機構 12 ACサーボモータ(変速モータ) 31 挟持ロール 32 挟持ロール駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−90273(JP,A) 実開 平5−76731(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 65/00 - 65/82

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1繰り出しロールから繰り出された印
    刷基材側フィルムと、第2繰り出しロールから繰り出さ
    れたシーラント側フィルムとをラミネートするラミネー
    トロールを備えたラミネート装置において、上記ラミネ
    ートロールの上流側部にシーラント側フィルムを挟持す
    る一対の挟持ロールを配設するとともに、上記ラミネー
    トロールによるフィルムの送り速度よりも高速で上記挟
    持ロールを回転駆動する挟持ロール駆動手段を設けたこ
    とを特徴とするラミネート装置。
  2. 【請求項2】 ラミネートロールの上流側部に上記シー
    ラント側フィルムを予備加熱するプレヒータロールが配
    設された請求項1記載のラミネート装置において、上記
    プレヒータロールと、これに相対向して配設されたニッ
    プロールとによって上記挟持ロールを構成したことを特
    徴とするラミネート装置。
  3. 【請求項3】 ラミネートロールを回転駆動する駆動モ
    ータを備えた請求項1または請求項2記載のラミネート
    装置において、上記駆動モータの駆動力を挟持ロールに
    伝達する差動機構と、この差動機構から上記挟持ロール
    に伝達される駆動力の伝達比を変化させる変速モータと
    によって上記挟持ロール駆動手段を構成したことを特徴
    とするラミネート装置。
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