JP2977769B2 - 粘着テープ付マスキングシートロール製造装置 - Google Patents

粘着テープ付マスキングシートロール製造装置

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JP2977769B2
JP2977769B2 JP8213279A JP21327996A JP2977769B2 JP 2977769 B2 JP2977769 B2 JP 2977769B2 JP 8213279 A JP8213279 A JP 8213279A JP 21327996 A JP21327996 A JP 21327996A JP 2977769 B2 JP2977769 B2 JP 2977769B2
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達巳 芹澤
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Fuji Kuriin Kk
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粘着テープ付マスキ
ングシートロール製造装置に関し、更に詳細には塗料の
付着や飛散を防止する粘着テープ付シートを折り畳んだ
状態で且つ所定長さ分を巻き取ったロールに製造する粘
着テープ付マスキングシートロール製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】粘着テープ付マスキングシートロール
は、一側部に粘着テープを付けたポリエチレンフィルム
を長尺に折り畳んでロール状にしたものである。この粘
着テープ付マスキングシートロールは次のようにして使
用される。
【0003】すなわち、例えば建造物等の塗装を行う
時、粘着テープ付マスキングシートロールを適宜の長さ
で切り、塗装面と非塗装面との境界部非塗装面に粘着テ
ープを張り付けて固定し、折り畳まれていたシートを展
張して非塗装面を覆うようにして使用する。これによ
り、飛散塗料による非塗装面の汚れの発生を防止するこ
とができる。
【0004】このような目的で使用する粘着テープ付マ
スキングシートロールを製造する装置は、特開昭63―
319127号公報に「粘着テープ付フィルムの製造装
置」の名称で開示されており、既によく知られている。
この公開公報に開示された発明の粘着テープ付フィルム
の製造装置は、以下のように構成されている。
【0005】すなわち、この粘着テープ付フィルムの製
造装置は、連続して送給される筒状の長尺フィルムを幅
方向約半分に折り込む一次折込部と、これを更に三折り
にする二次折込部と、この二次折込部を通過した長尺の
フィルムの縁部をカッターで長手方向に切り裂いて1枚
のシートに展開可能にするカッター部とを備えて構成さ
れている。
【0006】更に、この粘着テープ付フィルムの製造装
置は、長尺のフィルムの縁部をカッター部により切り裂
いて得た端縁部に粘着テープの幅方向約半分を平行に重
ねて連続的に接合する粘着テープ接合部をその製造工程
の最終段階に備えている。このような粘着テープ付フィ
ルムの製造装置により製造された粘着テープ付フィルム
は芯材に巻き取られ、前述したような用途に使用され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
粘着テープ付フィルムを製造する際に、供給される筒状
の長尺フィルムは、通常、ポリエチレンフィルムが用い
られ、予めロール状に巻かれている。当業者はこれを一
般に原反ロールと呼んでいる。
【0008】従来の粘着テープ付フィルムの製造装置に
よりこのような粘着テープ付フィルムを製造する時、ポ
リエチレンフィルムそれ自体の厚みに本来的にむらがあ
るために、出来上がった粘着テープ付の長尺フィルムを
最終的にロール状に巻き取った際に綺麗な円形のリング
状にならずに周面がでこぼことなることが多く、非常に
見栄えが悪く商品的な価値が落ちると言う問題があっ
た。これは、従来の粘着テープ付フィルムの製造装置に
は、長尺シートを折込み作業中に十分に引張して長尺シ
ートの厚みむらを取って巻易くするという技術思想がな
いことに起因するものである。
【0009】また、従来の粘着テープ付フィルムの製造
装置では、長尺シートを折込んだ後に更に折目を安定さ
せ、長尺シートの左右の両端をきれいに揃えることが困
難であり、このため、長尺シートを折込んだ後にカッタ
ーで端部を切断して粘着テープを接合する長尺シートの
のりしろの幅が一定とならない問題が存した。こののり
しろ部分が多いと、粘着テープの粘着部分の面積が狭小
となる部分が生じ、使用中にシートが落下することが多
く、これを防止するために幅の広い粘着テープを使用し
て粘着部分の面積を確保しなければならない問題が存し
た。
【0010】この幅の広い粘着テープを使用するとコス
トアップとなるばかりでなく、この粘着テープの粘着部
分の面積が少ない部分があると使用時すなわち養生時に
粘着テープ付フィルムの自重により、付着した塗料の重
さにより、または風等の外的要因によってマスキングシ
ートが落下してしまい使用目的が損われることが多かっ
た。
【0011】また、従来の粘着テープ付フィルムの製造
装置では、一次折込部に入る長尺シートは、円盤状の一
次折込体によってその中央部が屈曲されるように案内さ
れ、それが更に直後の上下一対のピンチローラにはさま
れることによって二つ折りがなされる構成である。
【0012】このため、長尺シートとこの円盤状の一次
折込体との摩擦が大きく、時によっては発生する熱で長
尺シートが融けたり溶断したりする。これは長尺シート
の送給速度が上がれば上がるほど長尺シートに対する負
荷が大きくなって前記の現象が顕著となる。そのため、
従来の粘着テープ付フィルム製造装置では、そのスピー
ドを上げることができず、生産能力を向上させることが
できないという問題があった。
【0013】また、従来の粘着テープ付フィルムの製造
装置では、二次折込部に入る長尺シートは、該シートの
受取側端部を上方に湾曲させて受取案内面を形成した板
状部材でガイドされていたため、長尺シートとこの板状
ガイド部材の受取案内面との摩擦が大きく、時によって
は発生する熱で長尺シートが融けたり溶断したり、しわ
ができたりする。これは長尺シートの送給速度が上がれ
ば上がるほど長尺シートに対する負荷が大きくなって前
記の現象が顕著となる。そのため、従来の粘着テープ付
フィルム製造装置では、そのスピードを上げることがで
きず、生産能力を向上させることができないという問題
があった。
【0014】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、筒状の長尺シートを原反
ロールから連続的に繰り出して送給しながら幅方向に折
込むなどの工程を経て最終的に巻き取ってロール状にす
る時、周面がでこぼことなることがなく綺麗な円形のリ
ング状となって非常に見栄えが良く、商品的な価値の高
い粘着テープ付マスキングシートロールを得ることがで
きると共に長尺シートを折込んだ後に更に折目を安定さ
せ、長尺シートの左右の両端をきれいに揃えて粘着テー
プの接合を精確に行うことができ、更に生産スピードを
高めてその生産性を向上させることのできる製造装置を
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、塗料の付着や
飛散を防止する粘着テープ付マスキングシートを折り畳
んだ状態で且つ所定長さ分を巻き取ったロールに製造す
る粘着テープ付マスキングシートロール製造装置におい
て、筒状で且つ長尺なシートを偏平状態のまま繰り出し
て供給するシート供給部と、このシート供給部から繰り
出される前記長尺シートを通過させてこれを支持する少
なくとも2つの支持ローラからなる第1の懸架体と、こ
の第1の懸架体を通過した前記長尺シートをほぼ長手方
向中心線に沿って連続的に2つ折りまたは3つ折りにす
る第1の折込部と、この第1の折込部から繰り出される
前記長尺シートを通過させてこれを支持する少なくとも
2つの支持ローラからなる第2の懸架体と、この第2の
懸架体を通過し、前記第1の折込部で2つ折りまたは3
つ折りにされた前記長尺シートをそのほぼ長手方向中心
線に沿って更に連続的に2つ折りまたは3つ折りにする
第2の折込部と、この第2の折込部から繰り出される前
記長尺シートを通過させてこれを支持する少なくとも3
つの支持ローラからなる第3の懸架体と、この第3の懸
架体を通過した前記長尺シートの縁部を長手方向に切り
裂いて1枚のシートに展開可能にするカッター部と、こ
のカッター部の下流側に配置され、前記シート供給部か
ら前記長尺シートを引張すべく前記長尺シートを挟んで
送り出す一対のピンチローラと、この一対のピンチロー
ラを通過し且つ前記カッター部により切り裂かれて得た
前記長尺シートの端縁部に粘着テープを平行に重ねて連
続的に接合する接合ローラと、この接合ローラから出た
粘着テープ付マスキングシートを筒状のコアーに所定長
さ分だけ巻き取ってロールにする巻取り部とを含み、前
記第1の懸架体の2つの支持ローラ、前記第2の懸架体
の2つの支持ローラ及び前記第3の懸架体の3つの支持
ローラが相当の間隔をあけて配置され、更に一対の前記
ピンチローラの少なくとも一方がモータにより駆動され
る駆動ローラであることを特徴とする
【0016】本発明は、前記第1の折込部が前記長尺シ
ートの幅方向半分を抑える抑えプレートと、他の半分を
このプレートの側縁部に沿って折り込み、当該プレート
上に重ね合せる折返しプレートとから構成され、前記長
尺シートが前記抑えプレートの下に入る直前に配置され
た回転ローラでガイドされるようにしたことを特徴とす
る。
【0017】本発明は、前記第1の折込部が前記長尺シ
ートのそのほぼ長手方向中央部分を抑える抑えプレート
と、この抑えプレートの両側からはみ出た部分を前記抑
えプレートの両側縁部に沿って折り込み、当該抑えプレ
ート上に重ね合せる左右一対の折返しプレートとから構
成され、前記長尺シートが前記抑えプレートの下に入る
直前に配置された回転ローラでガイドされるようにした
ことを特徴とする。
【0018】本発明は、前記第2の折込部が前記長尺シ
ートの幅方向半分を抑える抑えプレートと、他の半分を
このプレートの側縁部に沿って折り込み、当該プレート
上に重ね合せる折返しプレートとから構成され、前記長
尺シートが前記抑えプレートの下に入る直前に配置され
た回転ローラでガイドされるようにしたことを特徴とす
る。
【0019】本発明は、前記第2の折込部が前記長尺シ
ートのそのほぼ長手方向中央部分を抑える抑えプレート
と、この抑えプレートの両側からはみ出た部分を前記抑
えプレートの両側縁部に沿って折り込み、当該抑えプレ
ート上に重ね合せる左右一対の折返しプレートとから構
成され、前記長尺シートが前記抑えプレートの下に入る
直前に配置された回転ローラでガイドされるようにした
ことを特徴とする。
【0020】本発明は、前記第1の折込部の出口部に折
目安定ローラを配置し、該折目安定ローラを介して長尺
シートを前記第1の折込部の下方に設けた第2の懸架体
の支持ローラに連絡したことを特徴とする。
【0021】本発明は、前記第2の折込部の出口部に折
目安定ローラを配置し、該折目安定ローラを介して長尺
シートを前記第2の折込部の下方に設けた第3の懸架体
の支持ローラに連絡したことを特徴とする。
【0022】本発明は、前記カッター部の下流側に配置
され、前記シート供給部から前記長尺シートを引張すべ
く前記長尺シートを挟んで送り出す一対のピンチローラ
の一方のピンチローラの長手方向片側部分に小径軸部を
形成し、粘着テープを前記小径軸部で引張しないで通過
させ、接合ローラに送給することを特徴とする。
【0023】このような構成の本発明に係る粘着テープ
付マスキングシートロール製造装置によると、筒状で且
つ長尺なシートはシート供給部から連続的に送給され、
少なくとも2つの支持ローラからなる第1の懸架体を通
過した後に導入のためのガイドをする回転ロールを通っ
て第1の折込部に入る。
【0024】そして、長尺シートは、この第1の折込部
でほぼ長手方向中心線に沿って連続的に2つ折りまたは
3つ折りされる。その時、この第1の折込部に入る前に
通過する第1の懸架体の2つの支持ローラが相当の間隔
をあけて配置されていることで、シート供給部での長尺
シートの厚みむら、巻きくせがとられると同時に長尺な
シートを延して均一な厚さにされる。
【0025】すなわち、原反である長尺なシートは、ポ
リエチレンフィルム等よりなるため、厚みにむらがあっ
てロール状に巻いたときに凸凹ができており、これを間
隔を開けた2つの支持ローラ間を引張させながら通過さ
せてシートを延すことによってロールとして巻易く、美
しい製品を得ることができる。
【0026】また、第1の折込部を通過した長尺シート
は、次の工程である第2の折込部でほぼ長手方向中心線
に沿って連続的に更に2つ折りまたは3つ折りされる。
その時、この第2の折込部に入る前に通過する第2の懸
架体の2つの支持ローラが相当の間隔をあけて配置され
ていることで、シートの厚みむら、巻きくせが更にとら
れると同時に長尺なシートを延して均一な厚さにされ、
安定した折目が形成される。
【0027】これによりシート供給部から繰り出された
長尺なシートは、第1の折込部及び第2の折込部でそれ
ぞれ精度の高い折り込みが得られるため折目位置が正確
で且つ乱れもなく、粘着テープの接合が正確かつ容易に
なされ、またシートの厚さも均一であることから、最終
的に綺麗に巻き取られた粘着テープ付マスキングシート
ロールを得ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の粘着テープ付マス
キングシートロール製造装置を図に示される実施形態に
ついて更に詳細に説明する。図1には本発明の一実施形
態に係る粘着テープ付マスキングシートロール製造装置
10が示されている。
【0029】この実施形態に係る粘着テープ付マスキン
グシートロール製造装置10は、筒状で且つ長尺なシー
ト11を供給するシート供給部12を備える。このシー
ト供給部12には筒状で且つ長尺なシート11がロール
状に巻き取られた原反ロール13が設置されている。
【0030】このシート供給部12より長尺シート送給
方向には、第1の懸架体39を構成する少なくとも2つ
の支持ローラ14、15が、比較的に長い間隔をあけて
配置されている。すなわち、前記支持ローラ14は第1
の折込部17よりも下方に位置し、前記支持ローラ15
は第1の折込部17よりも上方に位置しており、両者の
設置間隔は長くとられている。
【0031】前記原反ロール13すなわち長尺なシート
11は、ポリエチレンフィルム等よりなるため、厚みに
むらがあってロール状に巻いたときに凸凹ができてお
り、これを間隔を開けた2つの支持ローラ14、15か
らなる第1の懸架体39を通過させてシートを引張して
延すことによって、シートの厚みむら、巻きくせがとら
れると同時に長尺なシートを均一な厚さにしロールとし
て巻易く、美しい製品を得ることができる。
【0032】そして、前記支持ローラ15より更に長尺
シート送給方向にはガイド用の回転ローラ16が配置さ
れている。この回転ローラ16は、長尺シート11をそ
の長手方向中心線に沿って最初に折込む第1の折込部1
7へ導入するためのガイドとして機能している。
【0033】この回転ローラ16を第1の折込部17の
入口部に配置したことにより、長尺シート11に対する
負荷が軽減され、抑えプレート32との摩擦が減少し、
長尺シートが融けたり溶断したり、しわができたりする
ことがない。このため、長尺シートの送給速度を上げる
ことができ、生産能力を向上させることができる。
【0034】この第1の折込部17は、長尺シート11
の幅方向半分を上から抑える抑えプレート32及び他の
半分をこのプレート32の側縁部に沿って折り込み、当
該プレート上32に重ね合せる折返しプレート33から
構成されている。
【0035】前記第1の折込部17は、前述のように2
つ折りにできる他、3つ折りとすることもできる。3つ
折りとした場合にはよりコンパクトな製品を得ることが
できる。前記第1の折込部17は長尺シート11のほぼ
長手方向中央部分を抑える抑えプレート32と、この抑
えプレート32の両側からはみ出た部分を前記抑えプレ
ート32の両側縁部に沿って折り込み、当該抑えプレー
ト32上に重ね合せる左右一対の折返しプレート33、
33とから構成されている。このような第1の折込部1
7の構成は、前述した特開昭63―319127号公報
に開示されている二次折込部と実質的に同じで、公知の
ものであることから図示を省略する。
【0036】前記左右一対の折返しプレート33、33
は、長尺シート11の送出方向に対して斜交するように
設けられており、一方の折返しプレート33の上面側に
他の折返しプレート33が重ねられるように配置されて
いる。従って、一方の折返しプレート33は長尺シート
11を内側に折込む作用をし、他の折返しプレート33
は長尺シート11を外側に折込む作用を有している。
【0037】回転ローラ16は、このような第1の折込
部17の抑えプレート32の直前に配置され、長尺シー
ト11がこの抑えプレート32の下にスムースに入り込
むようにガイドしているのである。この第1の折込部1
7の直後にはここで幅方向半分すなわち2つ折りまたは
3つ折りに折込まれた長尺シート11のその折り目を安
定させるためのローラ18が配置されている。
【0038】この折目安定用のローラ18より長尺シー
ト送給方向には、前述した第1の懸架体39を構成する
支持ローラ14、15と同様に比較的に長い間隔をあけ
た2つの支持ローラ19、20からなる第2の懸架体4
0が配置されている。前記の支持ローラ19は第1の折
込部17の出口部よりも下方に配置され、前記支持ロー
ラ20は第2の折込部22の入口部よりも上方に配置さ
れて、両者の設置間隔は長くとられている。
【0039】長尺シート11がこの第2の懸架体40を
通過することにより、更にシートの厚みむら、巻きくせ
がとられると同時に長尺なシートを引張して延して均一
な厚さにされる。そして、第1の折込部17で折込まれ
た長尺シート11の折目の安定化が更に促進される。
【0040】そして、この支持ローラ20より更に長尺
シート送給方向にはガイド用の回転ローラ21が配置さ
れている。この回転ローラ21は、第1の折込部17で
幅方向2つ折りまたは3つ折りにされた長尺シート11
を更にそのほぼ長手方向中心線に沿って2つ折りまたは
3つ折りにする第2の折込部22へ導入するためのガイ
ドとして機能している。
【0041】この回転ローラ21を第2の折込部22の
入口部に配置したことにより、長尺シート11に対する
負荷が軽減され、抑えプレート34との摩擦が減少し、
長尺シートが融けたり溶断したり、しわができたりする
ことがない。このため、長尺シートの送給速度を上げる
ことができ、生産能力を向上させることができる。
【0042】この第2の折込部22の構成は、実質的に
前記の第1の折込部17と同じである。すなわち、この
第2の折込部22は、長尺シート11の幅方向半分を上
から抑える抑えプレート34及び他の半分をこのプレー
ト34の側縁部に沿って折り込み、当該プレート上34
に重ね合せる折返しプレート35から構成されている。
従って、回転ローラ21の機能も前述した回転ローラ1
6と同じように第2の折込部22の抑えプレート34の
直前に配置され、長尺シート11がこの抑えプレート3
4の下にスムースに入り込むようにガイドしているので
ある。
【0043】前記第2の折込部22は、前述のように2
つ折りにできる他、3つ折りとすることもできる。3つ
折りとした場合にはよりコンパクトな製品を得ることが
できる。前記第2の折込部22は長尺シート11のほぼ
長手方向中央部分を抑える抑えプレート34と、この抑
えプレート34の両側からはみ出た部分を前記抑えプレ
ート34の両側縁部に沿って折り込み、当該抑えプレー
ト34上に重ね合せる左右一対の折返しプレート35、
35とから構成されている。このような第2の折込部2
2の構成は、前述した特開昭63―319127号公報
に開示されている二次折込部と実質的に同じで、公知の
ものであることから図示を省略する。
【0044】前記左右一対の折返しプレート35、35
は、長尺シート11の送出方向に対して斜交するように
設けられており、一方の折返しプレート35の上面側に
他の折返しプレート35が重ねられるように配置されて
いる。従って、一方の折返しプレート35は長尺シート
11を内側に折込む作用をし、他の折返しプレート35
は長尺シート11を外側に折込む作用を有している。
【0045】この第2の折込部22の直後にもここで更
に幅方向約半分すなわち2つ折りまたは3つ折りに折込
まれた長尺シート11のその折り目を安定させるための
ローラ23が配置されている。この折目安定用のローラ
23より長尺シート送給方向には、前述した第1及び第
2の懸架体39、40を構成する支持ローラ14、15
及び19、20と同様に比較的に長い間隔をあけた3つ
の支持ローラ36、37、38からなる第3の懸架体4
1が配置されている。
【0046】前記の支持ローラ36は第2の折込部22
の出口部よりも下方に配置され、前記支持ローラ37は
第2の折込部22の出口部よりも離間した位置に配置さ
れ、前記支持ローラ38は前記第2の折込部22の出口
部近傍上方に配置され、3者の設置間隔は相互に長くと
られている。
【0047】第1の折込部17及び第2の折込部22で
折込まれた長尺シート11がこの第3の懸架体41を通
過することにより、更にシートの厚みむら、巻きくせが
とられると同時に長尺なシートを引張して延して均一な
厚さにされ、長尺シート11の折目の安定化が更に促進
される。このように第1の懸架体39、折目安定ローラ
18、第2の懸架体40、折目安定ローラ23及び第3
の懸架体41を順次通過した長尺シート11は、複数回
折込まれた折目が安定し、しかも長尺シートの左右の両
端はきれいに揃っており、次工程である粘着テープの接
合を精確に行うことができる。
【0048】前記第3の懸架体41より長尺シート送給
方向側には、この第2の折込部22で2つ折りまたは3
つ折りにされた長尺シート11の端縁部を長手方向に切
り裂いて1枚のシートに展開可能にするカッター部24
が配置されている。
【0049】このカッター部24より長尺シート送給方
向側には、シート供給部12の原反ロール13から長尺
シート11を引き出すように長尺シート11を挟んで引
張力を付与する一対のピンチローラ25、26が上下に
配置されている。この一対のピンチローラ25、26に
おける下部側のローラ26は電動モータ27により駆動
される駆動ローラとされている。
【0050】この一対のピンチローラ25、26におけ
る上部側のローラ25は、図2に示されるようにその長
手方向片側部分が小径軸部25aとされている。粘着テ
ープ28はロール状に巻かれて適宜の位置に回転可能に
支持されると共にこのロールから引き出されて上部側の
ローラ25の小径軸部25aに部分的に巻き付くように
一対のピンチローラ25、26間を通過する。
【0051】このようにして、ロールから引き出された
粘着テープ28は、ピンチローラ25の小径軸部25a
を通過させられることにより、カッター部24により切
り裂かれて得た長尺シート11の端縁部11a(図2参
照)に対し幅方向約三分の一前後の粘着面に正確に重な
るように位置決めされる。
【0052】更に、一対のピンチローラ25、26より
長尺シート送給方向側には、粘着テープ28と長尺シー
ト11の端縁部11aとを接合する一組の接合ローラ2
9、30が配置されている。この一組の接合ローラ2
9、30は図1から明らかなように水平に並んで配置さ
れ、前述のピンチローラ25、26から出た長尺シート
11と粘着テープ28は、この接合ローラ29、30間
を下から入って上へ出るように通過し、その時に両者は
堅固に連続的に接着されることになる。
【0053】ところで、一対のピンチローラ25、26
は長尺シート11を挟持して原反ロール13から引き出
すように引張力を付与しているため、原反ロール13か
らピンチローラ25、26までの間の長尺シート11に
は強いテンションが掛っていて常に引張されて延びた状
態にある。これは、巻取作業が終了して製品が1個でき
上がると次の折込み作業が開始されるまで駆動ローラ2
6が停止するため、常に長尺シート11に張力を与えて
おく必要がある。
【0054】そしてこのようなテンションが掛った状態
の長尺シート11に粘着テープ28を接合すると、その
後にテンションが開放されると接合部、すなわち、粘着
テープ28にたるみ、反り、伸び等が生じ、この状態で
巻き取ると綺麗な円周面にはならない。従って、このピ
ンチローラ25、26で粘着テープ28の接合作業をし
た場合には、綺麗な円周面を有する製品が得られない。
【0055】そこで、一対のピンチローラ25、26か
ら出た長尺シート11には強いテンションが掛っていな
いため、この時に粘着テープ28との接合をするのであ
る。すなわち、長尺テープ11と粘着テープ28の双方
にテンションが掛かっていない状態で両者を接合する必
要がある。
【0056】一対のピンチローラ25、26から送出さ
れた長尺シート11はそれまでの伸びた状態が緩和さ
れ、一方、粘着テープ28は、上部側のローラ25の小
径軸部25aに部分的に巻き付くように一対のピンチロ
ーラ25、26間を通過するため、この粘着テープ28
には、駆動ローラ26からのテンションが与えられてい
ない。
【0057】また、長尺テープ11を送るローラ25、
26の径と粘着テープ28を送るロール25の小径部2
5aの径が異なるため、長尺テープ11は粘着テープ2
8よりも速く送られる。このため、次工程の一組の接合
ローラ29、30での両者の接合状態は、駆動ローラ2
6からのテンションが与えられていない原型を保った状
態の粘着テープ28に、駆動ローラ26からのテンショ
ンが緩和された伸びていない状態の長尺テープ11が自
然な状態で接合されるため、長尺テープ11はテープ幅
方向に皺を形成して接合され、粘着テープ28は、たる
んだり、反ったり、伸びたりしないで原型を保って巻取
られる。
【0058】これにより長尺シート11と粘着テープ2
8との接合部、すなわち、粘着テープ28にたるみ、反
り、伸び等が一切生じることがなく、そのためこれを巻
き取った場合でも非常に綺麗な円周面のロールとなるの
である。
【0059】一組の接合ローラ29、30を通過するこ
とにより端縁部11aに粘着テープ28が接合された粘
着テープ付マスキングシート11は、その送給方向側に
配置された巻取り部31で所定長さ分ごとに巻り取られ
てロールにされる。この巻取り部31は、厚紙などから
なる筒状の芯材が回転可能に支持され、一組の接合ロー
ル29、30を通過してきた粘着テープ付マスキングシ
ート11の先端を巻き付けては回転して巻き取る。
【0060】次に、この実施形態に係る粘着テープ付マ
スキングシートロール製造装置10の動作について簡単
に説明する。筒状で且つ長尺なシート11はシート供給
部12の原反ロール13から連続的に送給され、少なく
とも2つの支持ローラ14、15からなる第1の懸架体
39を通過した後に導入のためのガイドをする回転ロー
ル16を通って第1の折込部17に入る。
【0061】そして、長尺シート11は、この第1の折
込部17でほぼ長手方向中心線に沿って連続的に2つ折
りされる。その時、この第1の折込部17に入る前に通
過する第1の懸架体39の2つの支持ローラ14、15
が相当の間隔をあけて配置されていることで、シート供
給部12でのシートの厚みむら、巻きくせがとられると
同時に長尺なシート11を延して均一な厚さにされる。
【0062】この第1の折込部17で2つ折りされた長
尺シート11は、第1の折込部への導入とまったく同様
に2つの間隔をあけて設置された支持ローラ19、20
からなる第2の懸架体40を通過した後に第2の折込部
22に入る。これにより、シート供給部12から繰り出
された長尺なシート11は、第1の折込部17及び第2
の折込部22でそれぞれ精度の高い折り込みが得られ、
しかも夫々の折目安定ローラ18、23で折目が確実に
且つ乱れもなく付けられる。
【0063】この第2の折込部22で4つ折りされた長
尺シート11は、折目安定ローラ23を介して間隔をあ
けて設置された支持ローラ36、37、38からなる第
3の懸架体41を通過した後にカッター部24に入る。
これにより、シート供給部12から繰り出された長尺な
シート11は、第1、第2及び第3の懸架体39、4
0、41でシートの厚みむらが除去され、しかも夫々の
折目安定ローラ18、23で折目が確実に且つ乱れもな
く付けられる。
【0064】その後、折畳まれた長尺シート11は、カ
ッター部24でその端縁部が長手方向に切り裂かれて1
枚のシートに展開可能にされ、次いでカッター部24に
より切り裂かれて得た長尺シート11が一対のピンチロ
ーラ25、26を通過する時に、その端縁部11aに粘
着テープ28が幅方向約半分の粘着面に正確に重なるよ
うに位置決めされる。
【0065】そして、一対のピンチローラ25、26か
ら出た長尺シート11と粘着テープ28とは一組の接合
ローラ29、30を通過する時に端縁部11aと粘着テ
ープ28との接合がなされ、粘着テープ28が接合され
た長尺シート11は前述したように巻取り部31で所定
長さ分ごとに巻り取られてロールにされる。
【0066】なお、巻取り部31で芯材に粘着テープ付
マスキングシート11が所定長さ分巻き取られると、芯
材の回転と共に一対のピンチローラ25、26の回転も
停止され、その間に巻取り部31の直前で粘着テープ付
マスキングシート11が切断され、そのロールが自動的
に巻取り部31から取り外されて、新たな芯材に入れ替
えられ、再び粘着テープ付マスキングシート11の先端
がその芯材に巻き付けられる。この一連の動作はすべて
自動制御によって行われる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の粘着テー
プ付マスキングシートロール製造装置によれば、筒状の
長尺シートを原反ロールから連続的に繰り出して送給し
ながら幅方向に折込むなどの工程を経て最終的に巻き取
ってロール状にする時、周面がでこぼことなることがな
く綺麗な円形のリング状となって非常に見栄えが良く、
商品的な価値の高い粘着テープ付マスキングシートロー
ルを得ることができる。
【0068】また、本発明の粘着テープ付マスキングシ
ートロール製造装置によれば、長尺シートを折込む折込
部の直前に導入用のガイドとして回転ロールを配置した
ことにより、ガイドと長尺シートとの摩擦を低減させる
ことができるため、長尺シートの送給速度を上げること
ができ、これにより生産性を向上させることができる。
【0069】更に、本発明の粘着テープ付マスキングシ
ートロール製造装置によれば、長尺シートに粘着テープ
が自然な状態で接合できるため、粘着テープ部分にたる
み、反り、伸び等が一切生じることがなく、非常に綺麗
な円周面を有する価値の高い粘着テープ付マスキングシ
ートロールを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る粘着テープ付マスキ
ングシートロール製造装置を概略的に示す構成説明図で
ある。
【図2】図1に示される実施形態の粘着テープ付マスキ
ングシートロール製造装置で使用された一対のピンチロ
ーラのみを示す正面図である。
【図3】図1に示される実施形態の粘着テープ付マスキ
ングシートロール製造装置で使用された第1の折込部を
示す平面図である。
【図4】図3に示される第1の折込部を示す正面図であ
る。
【図5】図1に示される実施形態の粘着テープ付マスキ
ングシートロール製造装置で使用された第2の折込部を
示す平面図である。
【図6】図5に示される第2の折込部を示す側面図であ
る。
【図7】図5に示される第2の折込部を示す正面図であ
る。
【図8】図1に示される実施形態の粘着テープ付マスキ
ングシートロール製造装置で使用されたカッター部とピ
ンチローラを示す側面図である。
【図9】図8に示されるカッター部とピンチローラを示
す平面図である。
【符号の説明】
10 粘着テープ付マスキングシートロール製造装置 11 長尺シート 12 シート供給部 13 原反ロール 14 支持ロール 15 支持ロール 16 回転ロール 17 第1の折込部 18 折目安定ローラ 19 支持ローラ 20 支持ローラ 21 回転ローラ 22 第2の折込部 23 折目安定用ローラ 24 カッター部 25 ピンチローラ 26 ピンチローラ 27 電動モータ 28 粘着テープ 29 接合ローラ 30 接合ローラ 31 巻取り部 32 抑えプレート 33 折返しプレート 34 抑えプレート 35 折返しプレート 36 支持ローラ 37 支持ローラ 38 支持ローラ 39 第1の懸架体 40 第2の懸架体 41 第3の懸架体

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料の付着や飛散を防止する粘着テープ
    付マスキングシートを折り畳んだ状態で且つ所定長さ分
    を巻き取ったロールに製造する粘着テープ付マスキング
    シートロール製造装置において、 筒状で且つ長尺なシートを偏平状態のまま繰り出して供
    給するシート供給部と、 このシート供給部から繰り出される前記長尺シートを通
    過させてこれを支持する少なくとも2つの支持ローラか
    らなる第1の懸架体と、 この第1の懸架体を通過した前記長尺シートをほぼ長手
    方向中心線に沿って連続的に2つ折りまたは3つ折りに
    する第1の折込部と、 この第1の折込部から繰り出される前記長尺シートを通
    過させてこれを支持する少なくとも2つの支持ローラか
    らなる第2の懸架体と、 この第2の懸架体を通過し、前記第1の折込部で2つ折
    りまたは3つ折りにされた前記長尺シートをそのほぼ長
    手方向中心線に沿って更に連続的に2つ折りまたは3つ
    折りにする第2の折込部と、 この第2の折込部から繰り出される前記長尺シートを通
    過させてこれを支持する少なくとも3つの支持ローラか
    らなる第3の懸架体と、 この第3の懸架体を通過した前記長尺シートの縁部を長
    手方向に切り裂いて1枚のシートに展開可能にするカッ
    ター部と、 このカッター部の下流側に配置され、前記シート供給部
    から前記長尺シートを引張すべく前記長尺シートを挟ん
    で送り出す一対のピンチローラと、 この一対のピンチローラを通過し且つ前記カッター部に
    より切り裂かれて得た前記長尺シートの端縁部に粘着テ
    ープを平行に重ねて連続的に接合する接合ローラと、 この接合ローラから出た粘着テープ付マスキングシート
    を筒状のコアーに所定長さ分だけ巻き取ってロールにす
    る巻取り部とを含み、 前記第1の懸架体の2つの支持ローラ、前記第2の懸架
    体の2つの支持ローラ及び前記第3の懸架体の3つの支
    持ローラが相当の間隔をあけて配置され、更に一対の前
    記ピンチローラの少なくとも一方がモータにより駆動さ
    れる駆動ローラであることを特徴とする粘着テープ付マ
    スキングシートロール製造装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の折込部が前記長尺シートの幅
    方向半分を抑える抑えプレートと、他の半分をこのプレ
    ートの側縁部に沿って折り込み、当該プレート上に重ね
    合せる折返しプレートとから構成され、前記長尺シート
    が前記抑えプレートの下に入る直前に配置された回転ロ
    ーラでガイドされるようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の粘着テープ付マスキングシートロール製造装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の折込部が前記長尺シートのそ
    のほぼ長手方向中央部分を抑える抑えプレートと、この
    抑えプレートの両側からはみ出た部分を前記抑えプレー
    トの両側縁部に沿って折り込み、当該抑えプレート上に
    重ね合せる左右一対の折返しプレートとから構成され、
    前記長尺シートが前記抑えプレートの下に入る直前に配
    置された回転ローラでガイドされるようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の粘着テープ付マスキングシー
    トロール製造装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の折込部が前記長尺シートの幅
    方向半分を抑える抑えプレートと、他の半分をこのプレ
    ートの側縁部に沿って折り込み、当該プレート上に重ね
    合せる折返しプレートとから構成され、前記長尺シート
    が前記抑えプレートの下に入る直前に配置された回転ロ
    ーラでガイドされるようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の粘着テープ付マスキングシートロール製造装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2の折込部が前記長尺シートのそ
    のほぼ長手方向中央部分を抑える抑えプレートと、この
    抑えプレートの両側からはみ出た部分を前記抑えプレー
    トの両側縁部に沿って折り込み、当該抑えプレート上に
    重ね合せる左右一対の折返しプレートとから構成され、
    前記長尺シートが前記抑えプレートの下に入る直前に配
    置された回転ローラでガイドされるようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の粘着テープ付マスキングシー
    トロール製造装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の折込部の出口部に折目安定ロ
    ーラを配置し、該折目安定ローラを介して長尺シートを
    前記第1の折込部の下方に設けた第2の懸架体の支持ロ
    ーラに連絡したことを特徴とする請求項1に記載の粘着
    テープ付マスキングシートロール製造装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の折込部の出口部に折目安定ロ
    ーラを配置し、該折目安定ローラを介して長尺シートを
    前記第2の折込部の下方に設けた第3の懸架体の支持ロ
    ーラに連絡したことを特徴とする請求項1に記載の粘着
    テープ付マスキングシートロール製造装置。
  8. 【請求項8】 前記カッター部の下流側に配置され、前
    記シート供給部から前記長尺シートを引張すべく前記長
    尺シートを挟んで送り出す一対のピンチローラの一方の
    ピンチローラの長手方向片側部分に小径軸部を形成し、
    粘着テープを前記小径軸部で引張しないで通過させ、接
    合ローラに送給することを特徴とする請求項1に記載の
    粘着テープ付マスキングシートロール製造装置。
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