JP3349216B2 - 電気集塵装置の洗浄方法及び洗浄装置 - Google Patents

電気集塵装置の洗浄方法及び洗浄装置

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JP3349216B2 JP24730193A JP24730193A JP3349216B2 JP 3349216 B2 JP3349216 B2 JP 3349216B2 JP 24730193 A JP24730193 A JP 24730193A JP 24730193 A JP24730193 A JP 24730193A JP 3349216 B2 JP3349216 B2 JP 3349216B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集塵通路に堆積した煤
塵を除去するための電気集塵装置の洗浄方法及び洗浄装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気集塵装置は例えばトンネ
ル内等の煤塵を含んだ空気を清浄化するものとして知ら
れている。この電気集塵装置はコロナ放電を利用して空
気中の煤塵粒子に電荷を与え、この帯電した煤塵粒子に
クーロン力を作用させて集塵極板に捕集するものであ
る。上記集塵極板は数mm間隔で対向、配列されて集塵
通路を形成しているのであるが、各集塵極板に煤塵が堆
積すると集塵通路が矮小に狭められたり閉塞されたりし
て集塵効率を低下させてしまう。
【0003】そこで、この集塵極板にスクレーパやブラ
シが上下動する機構を臨ませ、このような機械的手段で
煤塵を掻き落とす方法、或いは集塵極板に加圧空気を吹
き付けて煤塵を吹き飛ばす方法(特公昭57−1686
4号公報)、或いは集塵極板に加圧した水を吹き付けて
煤塵を水洗浄する方法(特開昭63−248460号公
報)などを定期的に行って集塵効率の低下を防ぐように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法のうち、機械的手段で煤塵を掻き落とす方法で
は、狭い空間に機械構成を付帯させるために構造が極め
て複雑となって種々の問題を生ずる。また、特公昭57
−16864号公報などに記載される加圧空気を用いる
方法では、粘着質成分を含んだ煤塵に対しては除去効果
が低いものであった。さらに、特開昭63−24846
0号公報などに記載される加圧水を用いる方法では、水
の噴射圧力により煤塵を洗い落とすものであるために集
塵極板のほぼ全面に加圧水が噴射されるように噴射ノズ
ル等を配管する必要がある。したがって、構造が極めて
複雑となるものであった。また、噴射された加圧水によ
り集塵極板から剥離、飛散した煤塵は、他の集塵極板や
他の構成部材などに付着したりするので、その洗浄効率
は極めて悪く、水源のない現場等では多量の水を頻繁に
持ち込む必要があった。加えて洗浄廃水中の煤塵は安定
に分散されている筈もないので、その排水経路で沈殿
し、経路を閉塞することもあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、縦方向の集塵極板を並列させて構成され
る電気集塵装置の集塵通路の集塵気流流入側と流出側
に、横方向に配設した流体パイプ材に適宜間隔で噴射ノ
ズルを設けてなる噴射機構を臨ませ、噴射機構から集塵
通路内に、洗剤と空気とによる泡沫状の洗浄液による第
1工程と、水と空気とによる第2工程と、空気のみによ
る第3工程とをその順に作用させることにより、集塵極
板の全面を、第1工程では泡沫状の洗浄液により洗浄
し、第2工程では洗浄液を水洗し、第3工程では第2工
程での水洗の水を飛散させるようにしたことを特徴とす
る電気集塵装置の洗浄方法に関するものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、第1乃至第3噴射機構に洗
剤、水、空気を適宜に供給し、集塵極板に順次泡沫状の
洗浄液(第1工程)、霧状の微細水滴(第2工程)、空
気(第3工程)を噴出するものである。そして、第1工
程では泡沫状の洗浄液により集塵極板に付着、堆積した
煤塵を流動化させ、第2工程では残存する泡沫状の洗浄
液を流し落とし、第3工程では付着した水滴を飛散させ
るのである。したがって、従来のように水の噴射(圧)
で煤塵を洗い落とす(飛散させる)ものではないので、
煤塵が他の構成部材へ付着することなく確実に下方に洗
い落とされる。しかも、水の使用量が少なく、洗浄廃水
も煤塵の沈殿等を生ずることなく確実に排出され、短時
間で洗浄作業を完了することができるものである。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図面の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1,2に示す電気集塵装置1は、縦に4
段、横に2段の集塵ユニットを搭載し、それぞれ開放可
能な前方ダンパ扉2と後方ダンパ扉3との間には複数の
集塵極板4…が適宜間隔(集塵通路5)を隔てて縦方向
に並列して立設されている。この集塵極板4の前方が煤
塵粒子に電荷を与える帯電部6であり、その後方が煤塵
を捕集する集塵部7である。
【0009】上記の概略構成を有する電気集塵装置1に
以下の簡易な構成の洗浄装置を付加させるものである。
まず、集塵通路5の集塵気流流入側に、横方向に配設し
た第1流体パイプ材8に適宜間隔で複数の第1噴射ノズ
ル9…を設けてなる第1噴射機構10を臨ませる。ま
た、上記集塵通路5の集塵気流流出側に、横方向に配設
した第2流体パイプ材11に適宜間隔で複数の第2噴射
ノズル12…を設けてなる第2噴射機構13を臨ませ
る。さらに、第2噴射機構13と同様に集塵通路5の集
塵気流流出側に、横方向に配設した第3流体パイプ材1
4に適宜間隔で複数の第3噴射ノズル15…を設けてな
る第3噴射機構16を臨ませる。また、上記第2噴射ノ
ズル12(第2流体パイプ材11)と第3噴射ノズル1
5(第3流体パイプ材14)とは、上下位置において近
接するように配設され、第2噴射機構13の第2噴射ノ
ズル12からの噴射流の噴射圧は、第3噴射機構16の
第3噴射ノズル15からの噴射流の噴射圧より高められ
ている。尚、説明するまでもなく各ノズル9…,12
…,15…は集塵極板4に向くように配設され、第1噴
射ノズル9…は後方へ、第2噴射ノズル12…及び第3
噴射ノズル15…は前方へ向いて配設されている。ま
た、各パイプ材8,11,14は、何れも集塵極板4の
上部に位置するように配設され、各ノズル9…,12
…,15…からの噴射流は集塵極板4の上部に噴出され
る。さらに、集塵極板4の側近傍には、支持碍子や給電
碍子等の洗浄用に用いられる碍子洗浄用ノズル17…
(碍子洗浄用パイプ材18)が設けられている。
【0010】尚、上記各噴射機構10,13,16の噴
射ノズル9…,12…,15…には、安定した流量とス
プレーパターンを有するフラットスプレーノズルが用い
られ、噴射ノズル9…,12…,15…の噴射角度が異
なるようにすることにより、洗浄液の到達距離が設定さ
れ、第1噴射ノズル9…の噴射流は帯電部6及び集塵通
路5(集塵極板4)の前方部分(集塵気流流入側部分)
へ、第2噴射ノズル12…の噴射流は集塵通路5の中央
部分へ、また第3噴射ノズル15…は集塵通路5の中央
部分から後方部分(集塵気流流出側部分)へそれぞれ噴
出されるように設定されている。また、第2噴射ノズル
12…の噴射角度は15°、第3噴射ノズルの噴射角度
は65°とし、第1工程における泡沫状の洗浄液の噴射
は、先に第2噴射ノズル12…から噴射し、第2噴射ノ
ズル12…の停止後、第3噴射ノズル15…から噴射す
るようにした。
【0011】上記各噴射機構10,13,16には、洗
剤、水、空気が適宜供給されるのであるが、この様子を
図3に示した。図中、19はプレミックス機構であり、
適宜に通入を制御された洗剤A、空気B、水Cを混合
し、噴射機構D(図1,2における各噴射機構10,1
3,16)に供給する。上記制御機構については公知の
機構を適宜に選定して適用すれば良い。また、上記洗剤
Aとしては、例えば、弱アルカリ性の洗剤が用いられ、
この場合、空気Bとの混合において高い泡沫維持特性を
有するものとなる。本実施例においては、アニオン界面
活性剤のアルカリ水溶液(pH10程度)を使用した。
さらに、上記空気Bとしては吸引ターボファンで外気を
吸引して使用するようにしても良い。さらに、上記プレ
ミックス機構19には加圧機構や加温機構を具備させる
ようにしても良い。
【0012】このような構成の洗浄装置を用いて洗浄を
行うには、以下の3つの工程を作用させる。第1工程
は、前記制御機構によりプレミックス機構19へ洗剤と
空気とを供給し、各噴射機構10,13,16から集塵
通路5内に泡沫状の洗浄液を噴出させるものである。第
2工程は、前記制御機構によりプレミックス機構19へ
水と空気とを供給し、各噴射機構10,13,16から
集塵通路5内に霧状の微細水滴を噴出させるものであ
る。第3工程は、前記制御機構によりプレミックス機構
19へ空気のみを供給し、各噴射機構10,13,16
から集塵通路5内に加圧空気を噴出させるものである。
【0013】第1工程では、噴出された泡沫状の洗浄液
が集塵極板4に付着、堆積した煤塵の上に付着し、破泡
及び浸透を繰り返して煤塵を洗浄、除去しながら下方へ
自重により流下する。また、泡沫状の洗浄液が噴出され
る際には空気が含有されているので、前後及び左右へ広
い範囲で噴出され、複数の集塵極板4…に泡沫状の洗浄
液が噴出されるものとなる。したがって、比較的離れた
位置に各ノズル9…,12…,15…が設置され、図示
実施例のようにして集塵極板4の上部に泡沫状の洗浄液
が噴出される構成でも、集塵極板4の全面に泡沫状の洗
浄液が付着されることになり、噴射された泡沫状の洗浄
液が集塵極板4の全面に付着、堆積した煤塵を流動化さ
せて下方へ流下させ、煤塵を効率よく、短時間で除去す
ることができる。また、この第1工程で使用される水
は、泡沫状の洗浄液の溶媒として使用されるものである
から、従来の加圧水による洗浄方法に比べて極めてその
使用量が少なく、生じる洗浄廃水も少ないものとなる。
さらに、その洗浄廃水中の煤塵は充分に湿潤されて安定
に流動化されているので、その排水経路で沈殿すること
なく確実に排出することができる。
【0014】第2工程では、噴出された霧状の微細水滴
が第1工程で集塵極板4に付着、残存した泡沫状の洗浄
液を洗い流す。また、微細水滴が噴出される際には空気
が含有されているので、前後及び左右へ広い範囲で噴出
され、複数の集塵極板4…に微細水滴が噴出されるもの
となる。尚、付着、堆積していた煤塵は第1工程におい
て殆ど除去され、また多少残存していても泡沫状の洗浄
液によって流動化されているので、この水洗は泡沫状の
洗浄液、或いは泡沫状の洗浄液により流動化されている
煤塵を洗い流すだけの量で良く、多量の水を必要とする
ことがない。
【0015】第3工程では、噴射された空気が第2工程
で付着、残存した水滴を飛散させ、集塵極板4を乾燥さ
せる。また、前記のように吸引ターボファンで外気を吸
引して使用すると、一括乾燥となるので乾燥時間も短い
ものとなる。尚、第1工程及び第2工程でも空気は噴出
されるが、従来のように多大な噴射圧を必要とせず、泡
沫状の洗浄液或いは水が集塵極板4に到達する程度の噴
射圧(空気)で良い。
【0016】このように本発明の洗浄方法は、前記第1
工程、第2工程、第3工程により、集塵極板4に付着、
堆積した煤塵を効率よく確実に、且つ短時間に洗浄、除
去することができる。また、第1工程及び第2工程で生
ずる洗浄廃水は、例えば図4に示す廃水処理システムに
より処理することができる。
【0017】前記電気集塵装置1から生ずる洗浄廃水
は、攪拌機20を備える原水槽21に移され、さらにポ
ンプ22により混合槽23へ送出される。この混合槽2
3では攪拌機24による攪拌下に粉体供給装置25から
一定量の凝集剤と吸着剤との混合物が供給され、フロッ
クが形成される。このフロックを含有する洗浄廃水をポ
ンプピット26を介して凝集反応層27へ送出し、攪拌
機28でゆっくり攪拌することによりフロックを成長さ
せる。さらに、この洗浄廃水を計量槽29を介して脱水
機30へ送出し、この脱水機30で固液分離を行う。そ
して、脱水機30で得られたケーキ状のフロックはケー
キ受槽31に移され、浄水は放流管理槽32へ送出され
て放流或いは再利用(循環)され、前記電気集塵装置1
内の洗浄装置に使用する水として利用できる。尚、図
中、33はオーバーフロー水槽、34は計装空気、35
は気液分離器、36は濾液放出槽、37は浄水循環ライ
ンである。
【0018】そして、上記の廃水処理システムを前記電
気集塵装置1に配備する場合には、電気集塵装置1(内
の洗浄装置)から生ずる洗浄廃水が極めて少ないので、
上記の廃水処理システムの各設備の容量を小さくして小
型化することができる。或いは一部簡略化することがで
きる。また、このような廃水処理システムを前記電気集
塵装置1に現場に帯同させ、上記廃水処理システムから
得られる浄水を電気集塵装置1内の洗浄装置に還流する
と、水源のないトンネル内等の現場においても頻繁に水
を持ち込む必要がなく、長期間継続して集塵を行うこと
ができるものとなる。
【0019】以上本発明を図面の実施例に基づいて説明
したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどの
ようにでも実施することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気集塵
装置の洗浄方法は、第1工程では泡沫状の洗浄液により
集塵極板に付着、堆積した煤塵を流動化させ、第2工程
では霧状の微細水滴により集塵極板に残存する泡沫状の
洗浄液を流し落とし、第3工程では空気により集塵極板
に付着した水滴を飛散させるのである。したがって、集
塵極板に付着、堆積した煤塵を確実に且つ短時間に除去
して清浄とすることができる。
【0021】また、生ずる洗浄廃水は極めて少ないの
で、例えば廃水処理システムを付帯させる際にはその各
構成設備を小型化することができる。また、水源のない
トンネル内等の現場においても頻繁に水を持ち込む必要
がなく、長期間継続して集塵を行うことができる。
【0022】さらに、本発明の電気集塵装置の洗浄装置
は、集塵通路の集塵気流流入側に第1噴射機構を、集塵
通路の集塵気流流出側に第2噴射機構及び第3噴射機構
を設けるものであるから、その設置作業が極めて簡単で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気集塵装置の洗浄装置の一実施例を
示す一部を欠截した側面図である。
【図2】図1の電気集塵装置の洗浄装置の一部を欠截し
た平面図である。
【図3】各噴射機構への洗剤、空気、水の供給状態を示
す説明図である。
【図4】廃水処理システムの一実施例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 電気集塵装置 4 集塵極板 5 集塵通路 8 第1流体パイプ材 9 第1噴射ノズル 10 第1噴射機構 11 第2流体パイプ材 12 第2噴射ノズル 13 第2噴射機構 14 第3流体パイプ材 15 第3噴射ノズル 16 第3噴射機構 21 原水槽 23 粉体供給装置 25 混合槽 27 凝集反応槽 30 脱水機 32 放流管理槽 37 浄水循環ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池口 喜昭 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番 1号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 五味 紀夫 大阪府大阪市北区天神橋2丁目5番3号 サン・エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−320047(JP,A) 特開 平2−78453(JP,A) 特開 平1−184049(JP,A) 特開 平2−245251(JP,A) 特開 昭53−145165(JP,A) 特開 昭57−159559(JP,A) 実開 平4−30053(JP,U) 特公 昭45−21877(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B03C 3/00 - 3/88

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向の集塵極板を並列させて構成され
    る電気集塵装置の集塵通路の集塵気流流入側と流出側
    に、横方向に配設した流体パイプ材に適宜間隔で噴射ノ
    ズルを設けてなる噴射機構を臨ませ、噴射機構から集塵
    通路内に、洗剤と空気とによる泡沫状の洗浄液による第
    1工程と、水と空気とによる第2工程と、空気のみによ
    る第3工程とをその順に作用させることにより、集塵極
    板の全面を、第1工程では泡沫状の洗浄液により洗浄
    し、第2工程では洗浄液を水洗し、第3工程では第2工
    程での水洗の水を飛散させるようにしたことを特徴とす
    る電気集塵装置の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 集塵気流流出側に臨ませる噴射機構は、
    2系統の噴射機構からなり、各噴射機構の噴射ノズルか
    らの洗浄液の到達距離が異なるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の電気集塵装置の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 洗浄後の廃水を凝集沈澱法により処理し
    て廃水中の煤塵を除去し、回収した水を噴射機構に還流
    させて再使用するようにしたことを特徴とする請求項1
    乃至2に記載の電気集塵装置の洗浄方法。
  4. 【請求項4】 縦方向の集塵極板を並列させて構成され
    る電気集塵装置の集塵通路の集塵気流流入側には、横方
    向に配設した第1流体パイプ材に適宜間隔で第1噴射ノ
    ズルを設けてなる第1噴射機構を臨ませ、 上記集塵通路の集塵気流流出側には、横方向に配設した
    第2流体パイプ材に適宜間隔で第2噴射ノズルを設けて
    なる第2噴射機構と、横方向に配設した第3流体パイプ
    材に適宜間隔で第3噴射ノズルを設けてなる第3噴射機
    構とを臨ませると共に、第2噴射ノズルと第3噴射ノズ
    ルとを近接状に設け、第2噴射ノズルからの洗浄液の到
    達距離を第3噴射ノズルからの洗浄液の到達距離より遠
    くするための手段を設け、 各噴射機構から集塵通路内に、洗剤と空気とによる泡沫
    状の洗浄液による第1工程と、水と空気とによる第2工
    程と、空気のみによる第3工程とをその順に実施し、第
    1工程では泡沫状の洗浄液により洗浄し、第2工程では
    洗浄液を水洗し、第3工程では第2工程での水洗の水を
    飛散させるようにしたことを特徴とする電気集塵装置の
    洗浄装置。
  5. 【請求項5】 第2噴射ノズルからの洗浄液の到達距離
    を第3噴射ノズルからの洗浄液の到達距離より遠くする
    ための手段は、第2噴射ノズルの洗浄液の噴射角度を、
    第3噴射ノズルの洗浄液の噴射角度より小としたもので
    あることを特徴とする請求項4記載の電気集塵装置の洗
    浄装置。
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